ヌシ 2023-10-31 10:51:57 |
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いや、凪が来てくれなかったら今頃ゲームオーバー(礼を述べると何もしていないと首を振る相手。あの時、来てくれなければ間違いなくあのまま部屋に連れ込まれていただろうし、今二人揃って部屋に戻って来られているのも隙を作ってくれたおかげなのでこちらも否定して。ジト目で悪態を吐かれると後頭部を掻きながら苦笑いを浮かべ「たは、まさかあんな奴が居るとは思わねえじゃん?俺もすげーやりづらくてさ…あ、さっき濡らしちまったけど身体冷えてねえか?」と何処か引き攣ったような表情で話し、そういえば先ほど濡れた身体で相手に密着してしまったので心配そうに伸ばす手は僅かだが震えていて)
うん、それぐらいで風邪引くほど弱くないし
(面倒くさいと思いながらも行動に移したことが良かったようだが、10分でも早く迎えに行っていれば手を引かれることもなかっただろうなと考えながらも今そんなことを思っても遅いため、次からは相手の傍にいれるようにしよう、と相手のことを指摘できないくらい過保護になっていて。先程相手を寄せた時に服が濡れてしまったことについて言っているようで、心配そうに伸ばされた指は少し震えているのがわかるとその手を柔く握ってそう答える。「…怖かった?」といつもと変わらない眠そうな目で見つめながらそう聞き。)
(/1週間ほど返信が出来ず申し訳ありません、最近、少し多忙気味でして…。これからは返信速度を早めるように努めますので、よろしくお願いいたします。)、
なら良かった。………怖くねえよ!まだ朝食まで時間あるしちょっと寝ようぜ(身体は冷えていないので恐らく相手の言う通り風邪を引く心配はなさそうで、ほっと少しばかり安心したように肩を竦めて。怖かった?と尋ねられると予想外の問いだったのか目を見開き、なんで?顔に出てた?手でも震えてたか…?と緩く握られている手を凝視しながら頭の中でぐるぐる考えて。あんなことでビビってるなんて格好悪いし、何より相手に心配をかけたくないのでぱっと手を離し明るい笑顔で否定して、部屋の時計を確認するとまだ早い時間なので珍しく二度寝しようとベッドに乗り布団を被って)
(/多忙の中返信いただいてありがとうございます。凪くん背後様のペースで大丈夫なのでご無理なさらないでください;;いつもお相手いただいて本当にありがとうございます…!)
…わかった
(怖かったかという自分の質問に少しの時間を置いたあと握っていた手を離され、相手の得意な笑顔でそんなことないと誤魔化されると今追求してもどうせ言わないということは分かっていた為、それ以上聞かないようにして。珍しく朝早く起きたということもあり忘れていたが、朝食までまだ時間があるようで相手から二度寝しようと誘われれば相手がそんなこと言うなんて、と意外だと思いながらも布団を被る相手に続いて自分も布団の中に体を入れる。冷たかった布団も温まってきた頃、風呂に入ったばかりでよりサラサラになった相手の髪に触れるように頭を撫でれば「…玲王、怖かった?」と再度同じ質問を投げかけて。)
……ちょっと、だけ(自分と相手の体温で布団が温まってきた頃には手の震えも止まっており、短時間で色々あって少しばかり疲れたので、一眠りしようと目を閉じかけたところで相手の指が髪に触れたのでぱちりと目を開いて。こちらが口を開く前に再度同じ質問を投げかけられるとバレてんじゃん、と失笑すれば相手が確信を持って聞いているのなら隠し通せる自信がないので、相手の服をきゅっと緩く掴みながら一息吐くと少しだけ怖かったことを正直に伝えて。男に部屋に連れ込まれそうになって怖がってる御影玲王なんて最悪だな、と自分自身幻滅しそうなくらいでやっぱり言わなきゃ良かったと後悔しながら相手の様子を伺って)
…そう
(同じ質問を投げ掛けると、再度聞いたことで此方にはバレているということが相手には分かったのか観念したように白状したのを聞き、自分で聞いておきながら薄い反応をしてしまったことを少し後悔する。だが、相手が弱っているのにも関わらずそんなところも可愛いと思ってしまう自分はおかしいのだろうか、と心の中で思いながら、怖かったということをこれ以上考えさせないためにも寝かせることが必要なだと判断し頭を撫でる手は止めず唇に軽いキスも落とすと「おやすみ」と言って。)
…ふはっ、おやすみ(相手からの返事を構えていたが返ってきたきた言葉は“そう”のたった一言だけで、予想外だったらしくそれだけ?拍子抜けしてしまい。しかし、変に気を遣った言葉をかけられるよりずっと良く、何より相手らしくて安心したのか思わず吹き出し、唇に軽い口付けをされると嬉しそうに表情を緩めながら上記を述べると瞼を閉じて。無意識の内に気を張っているようでなかなか寝付けなかったものの、相手の体温と頭を撫でられる心地良さで暫くしてから眠りに落ち、相手の服を弱い力で掴んだまま小さく寝息を立てて。)
……
(此方の服を弱い力で掴み、小さく寝息を立てている姿はどんな動物よりもアイドルよりも可愛らしく庇護欲が湧いてくると思うのは自分だけだろうか、と思いながら風呂に入ったばかりで相手特有の匂いはしないが、石鹸のいい匂いが香り、それが心地よくて再び眠気が襲ってくる。今のうちに相手に手を出そうとしたあの男を一発やっておくべきか、と相手が寝ているのをいいことにそんなことを考えていながらも、何やら底知れない何かを持っている男に一般論を突き付けても何も聞かないだろうとひとり勝手に結論つけると、欠伸をひとつした後相手のことを抱きしめて眠りにつく。)
──…飯、行かねえと…(眠っている間に相手が色々考えていたことも知らず、アラーム無しで朝食の30分前に目覚めると顔を時計の方に向けぽつりと呟いて。朝は高級バイキングで、相手が面倒くさがるのは承知済みだが自分が何時ものようにおんぶして連れて行き、料理も取りに行ってあげれば問題ないと考えていたものの、もしかしたら先ほどの男も居るかもしれないと思うと気分が乗らず深い溜息を零して。かと言って自分の都合で相手の朝食を抜くなんてことはできず、少しだけ上体を起こし肩に手を乗せると優しく揺り「…凪、そろそろ飯行こうぜ。おぶるから」と控えめに声をかけてみて)
…ん~…
(肩を揺さぶられ起こされると、少し皺を寄せて唸ったあとゆっくりと目を開けて。カーテンからは明るい光が差し込んでおり、完全に朝になったんだと時計を見なくても分かり。相手のおんぶしてあげるから起きろ、という言葉には普段ならば喜んでそれを受け入れていたが、昨夜行為に至ってしまったことから相手は腰を痛めているだろうと思い「いや、今日はいい。腰、痛い?」と聞いてみる。痛くなくても無理をさせてしまったことは自覚しているためおぶってもらうのはやめておこうと考えて。)
!?…痛くないっつったら嘘になる、けど……(ゆっくりと瞼を開く相手を愛おしそうに見つめながら肩に置いていた手を頭に移動させるなり優しく撫でて。まさかのおんぶ拒否に驚きが隠せない様子で目を大きく見開き、俺なんかしたっけ、と一瞬不安になるが続く言葉に不安は消え去るものの、同時に羞恥心が湧いてくると真っ赤に染まった顔を隠すように俯けばボソボソと上記を述べて。先ほど温泉に向かった時も昨日の夜に比べると少し痛みが引いた気はしていて、調子に乗ってぴょんっとベッドから飛び降りた瞬間腰に激痛が走り涙目になりながら「も、問題ねえ…黙ってボスに任せてろ、凪」と腰を押さえている反対の手で親指を立てて)
(/突然背後から失礼致しますorz一年間お忙しい中お相手してくださってありがとうございます…!これからもよろしくお願い致します^^)
Yesボス、って言うと思う?
(予想通り、やはり少し痛みが引いたとはいえいきなり体を動かしたことで再び激痛が襲ってしまったのか腰を押えながら、そんな中でも此方のことを優先しようとする相手に嬉しいとも思うが、それ以上に自分の体に気を使って欲しいとも思って―昨夜こんなになるまで無理をさせてしまったのは自分だが―。上記の言葉をかけた後、あまりの痛さに涙まで浮かべている相手のところまで行くと「なんなら、俺がおぶってあげようか?滅多にないよ」とめんどくさがり屋の自分がこれからの人生で一度もしないであろうおんぶをしてあげようかと提案する。)
(/いえいえ、此方からも、いつもお忙しい中時間を割いて返信をしてくださりありがとうございます。もう一年なんて早いですね、これからも宜しくお願い致します。(蹴り可))
え、凪が、俺を、……おぶってくれんの!?(必死に痛みに耐えているとこちらに近づいてきた相手の口から思わぬ言葉が出たので、ゆっくりと顔を上げ瞬きを数回繰り返してから期待できらきら瞳を輝かせて。浴衣のままだと相手もおんぶしづらいだろうと思い、少し待ってほしいと伝えると鞄の中から服を取り出しさっと着替えて。着替えを済ませると何処か得意気な表情を浮かべながら相手の方に体を向ければ「じゃーん!今日の為にパーカー買ったのだ!どうよ、凪」と相手もパーカーだと踏んで用意したらしく、腰を気遣い控えめに目の前でくるっと回ってみせるとわくわくと返答を待って)
うん、特別にね
(おんぶの提案をすると、期待の籠ったキラキラとした視線を向けられそんなに嬉しいものなのかと思いながら、恋人である相手だから特別だと伝える。少し待ってほしいと言われ、首を傾げた後相手の言う通り待っていればパーカーに着替え戻ってきた相手を見るなり「おー」と感嘆の声を上げる。普段ユニホーム姿や私服だとしても相手らしいオシャレな服しか来ていなかったのに対し、パーカーというダボッとした服を着ているのを見るのは新鮮で。それに加え、おそらく自身とお揃いにしようと考えて買ってきたのだと考えると愛おしくて思わず抱きしめ「似合ってるよ、玲王」と声を掛ける。)
ふふん、御影玲王に惚れ直す凪誠士郎なのであった……ッ!お、おう、さんきゅな(”特別”という言葉が嬉しいらしく上機嫌な様子が誰から見ても分かるくらい丸わかりで、おー、と相手らしい感嘆な声を上げられれば自分はなんでも似合うからとまた調子に乗ったように話していると気づけば相手の腕の中。少し驚いたように瞬きを数回繰り返してからそっと背中に腕を回し、彼の場合素直に褒められると逆に恥ずかしいらしく僅かに動揺しながら礼を述べて。朝食を食べに行かないといけないことは分かっているがなんだか離れるのが惜しく、肩口に顔を埋めるとぎゅーっと抱き着いたままで離れる気配は一切なく)
俺の好き度カンストしてるから、惚れ直すことなんてないよ
(相手の言う惚れ直す、という言葉についてゲーム好きらしい単語を交えながら良い意味で惚れ直すことはないと言って。愛おしさから急に抱きしめてしまったが、朝食のこともあるため拒否されるかと思っていたが一向にその様子はなく逆に此方の肩口に顔を埋めているためどうしたものかと思いながらもわざわざそれを指摘することなく相手の頬に軽いキスを落とす。)
!…そ、そうかよ(相手らしい言い回しに嬉しさと照れくささが入り混じりぽつり、小さく呟いて。相手に抱き締められるとあまりにも心地良すぎてずっとこのままで居たくなってしまうので、早く離れようと身を捩ったところで頬に軽い口付けが落とされる。唇がいいんだけど、と内心物足りなさを感じてしまう自分にほんのり頬が赤く染まってしまい。決意したらしくばっと顔を上げるなり相手の頬を両手で包み込み、数センチ身長差があるので僅かに背伸びをすると唇を重ね合わせて。3秒ほどで離れると顔を見せまいとすぐに背後に回り込むと「よ、よし!凪リムジンよろしく頼むぜッ」と朝食会場までおぶってもらう気満々の様子で)
ん…っ、…あいあいさー
(軽く相手の頬に口付けをすると、身を捩っていたのに気がついていたのか相手のことを抱きしめていた腕をパッと離すと頬に暖かい手が当てられたかと思えば、唇に相手の柔らかい唇が押し当てられ、キスをされたんだと瞬時に理解して。唇同士をつけた後に素早く自身の後ろにマワリコンダ相手に恥ずかしかったんだなと思い、特に触れることも無く運んでもらう気満々の相手のことをおんぶすれば、そのまま部屋を出て行って。)
突き当たりを右な?…あ、入口で降ろしてくれていいから(おんぶをされるとあの面倒くさがり屋の凪誠士郎がほんとに自分をおぶってる、とようやく実感して。ふわっと自分と同じシャンプーの香りに目を細めるとぎゅっとほんの少し腕に力を込め、密着すれば大好き、なんて口には出さずに内心で呟き。相手に夢中のあまり場所を伝えていなかったことに気づき、肩に顎を乗せ目前の道を指差しながら上記を述べて。このままの状態で席に着くのは間違いなく目立って恥ずかしいのでその前に降ろすように告げ、奴は居ないかと相手に勘付かれないように後ろできょろきょろ首を動かして)
はーい
(相手の顔が自身の方に乗っかっていることで自然と耳の近くで話されることになり、それに少しくすぐったく感じながら、誰かをおんぶするということが初めてなため、面倒くさいがおんぶするという口実でこのように密着できるのは便利だと思っていて。相手の言う通りに廊下を歩いていれば、あっという間に朝食会場に到着し、少し屈んで相手のことを下ろす。)
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