（　荘周夢蝶　）

やぁや、改めてこんばんは、お誘い受けてくれてありがとう。少し出遅れちゃったかな、君に似合いそうなお土産を見繕っていたら時間かかっちゃった。（　羽織の袖ふわり揺らしながら、箱に入った黒色に赤の蓮模様の彫られた煙管取り出し　）俺で良いってことだったけど、どうせ束の間の暇潰しなのだから、可愛くお強請りしてくれたらいつでも妹と交換するから言ってね。勿論俺らで双子サンドしてあげるのも有り、なんてね。つまりは自由に楽しもうってこと。（　へら　）

ﾛ海ﾛ海～、ｲ尓来了。お待ちしておりました～、なんて……って、哇！キミ、センス良いんだねぇ。超イイ、俺好み！コレ見て決めてくれたの？（　小首傾げつつ左手掲げ、上機嫌に双眸細めて　）そうそう、キミにだけ物用意させるのもちょっと悪いし、オニーサンも見繕って来たんだよ。キミってぜ～んぜん飾りっけないから少しだけ困ったけど。じゃじゃーん、どう？（　机上に置いた赤いタッセル付きのカラーピンを両手で摘むように持ち上げて　）ア、女のコってキミの妹妹だったの？それはちょっと気になるな、きっと美人サンでしょ。もしその時が来るならまた何か用意しておかないと。男に贈り物して女のコに贈らない訳にはいかないもんネー。（　ふふ　）

そう、素敵な彫り物してるから折角ならお揃いにしようと思って。（　そ、と指先で相手の刺青一撫で　） お近付きの印、気に入ってくれて良かったよ。今度一緒に葉っぱも買いに行こうってデートの口実にもなるしね。（　相手の反応に満足そうにゆるり笑いながら蓋閉めて差し出し　） …いいの？お邪魔する側だから用意しようって意図だったんだけど、プレゼント交換みたいで嬉しいな。…こんな物があるんだね、素敵だ、アクセサリーを付ける習慣がないから知らなかったよ。キミだってとびきりセンスが良い、俺の様相じゃ本当に選びにくいだろうに。…折角だから今付けたいな、付けてくれる？（　顎少し上げれば促すように目を細め見遣り　）そう、双子の妹。顔は間違いなく似てるね。確かに用意しとかないと、何も貰えなくて『私には何もくれないんだねぇ、成程。』って微笑んでる彼奴が目に浮かぶよ。（　はは、 ）

アハ、口説き上手だね。やっぱりキミ、俺よりずっと軟派な男なんじゃない？もし自覚がないんだとしたら末恐ろしいよ。（　くる、と手を裏返しては触れる指先と己のそれとを絡めて握り　）…何はともあれ。謝謝、大切にさせてもらうよ。葉っぱ選びのお楽しみも含めて。（　そっと手を離し、確りと受け取っては外箱を撫ぜ　）いーのいーの、不要介意。来てくれたお礼～ってコトでさ、気に入ってくれたみたいで嬉しいし。俺はジャラジャラさせんの好きだから、こういうの探すのも好きなんだよねー…。（　ずい、と一歩近付けば両襟にピンを通して軽く形を整え　）お、合適！シンプルだからこそ映えてイイじゃん、俺のセンスに狂いはなかった。（　親指と示指で円を作ってはそこから片目覗かせ、満足気に幾度か頷き　）……うーん。それはまた、怒らせたら怖そうなコ。そういえばキミに性格も似てるって言ってたよね、ならキミも怒らせたら不味そうだな。気を付けなきゃ。（　姿勢正して、しゃき　）

素敵なものは褒めないと失礼でしょう、こっちはタダでその魅力を享受してるのだから。本心を告げて軟派と言われたら心外だよ。（　目尻下げ緩く握り返して　）それはデートのお誘いを受けてくれたって解釈して良いのかな？服を新調しなくてはね、デートコースも見繕っておかないと。君はどんな物で楽しんでくれるのかな。（　ふむ、と目を細め頬緩ませ観察し　）ジャラジャラ、してるもんねぇ…自分だけじゃなく他人にさせるのも好きなんだ？じゃあ俺もこの一週間で、君色に染めてもらおうかなぁ…なんて。（　唇から垂れるチェーンをつんとつついてみて　）ふふ、似合ってる？良かった、あまりに素敵な物をくれるから、俺には分不相応かと思ってしまったけど。君が選んでくれた物だから、きっと似合ってるよね。（　自身の胸元見下ろしては指先でタッセルの先そっと靡かせ嬉しそうに表情緩ませ　）はは、俺が君に怒ることなんてあるかなぁ。怒らせるようなこと、する？（　首ゆるり傾け見詰め　）

哇……明白了。軟派なんじゃなくて、もしかして天然タラシ？キミ、罪作りな男だね。（　覗き込むようにして見詰め　）えー、どんなモノで楽しむと思う？敢えて答えは言わないでキミの解釈にお任せしようかな。…ア、でも安心して。結構何でも楽しめちゃうタチ。（　にっこり、満面の笑みで両手広げてウェルカムのポーズ　）まーね。ホラ、自分じゃ似合わなそうだけど気になるお洒落なモノも沢山あるし、そういうのを他人で発散すんの。キミも興味ある？俺としてはキミみたいな男前を着飾らせてくれるなら大歓迎～。那個……そうだなぁ、とりあえず開けてみる？（　悪戯気に口角歪ませつつ、するりと片手を頬に添えては指先で耳殼を撫で　）分不相応？本気で言ってる？それってちょっと謙遜しすぎ。ﾛ恩ﾛ恩、でもそういうトコは日本の美徳だよネー。（　一瞬ぱちりと瞳瞬かせ、ふむ　）アハ、どうだろ。不要緊！とは言いきれないかも。ま、怒られてもへこたれないけど。（　へら　）

それで君が興味を持ってくれるなら、そう言われても受け入れるよ。罪になる程俺に虜になってくれるの？（　ふふ、と愉しげに笑いながら首傾け見詰め返し　）アクセサリーショップを見に行くことしか思い浮かばないなぁ…なんでも？じゃあ、座禅とかする？（　悩ましげに眉寄せ　／　ふ、と口角持ち上げれば冗談めかして提案　／　真似るように両腕広げて見せて　）それは少しわかるかも、俺も自分が着飾るとなると特に興味はないけれど、君を見ていると色々飾り付けたい欲がふつふつと湧いてくるもの。君と居た証が身体に残るなんて素敵だね。お揃いの耳飾りも付けられる。（　目を細め頬緩ませれば手に擦り寄るように頬寄せ　）逆にどんなことで怒らせてくるのか少し楽しみかも。君相手に怒る自分が想像出来ない。穏やかに一週間を過ごせそうで嬉しいよ、その内無防備に寛ぎ始めてしまいそう。（　へらり　）

対不起、ちょっと不測の事態に追われてて返事が出来そうになくてサー…。（　手を合わせて、しゅん　）
折角の縁も短い期間だし、まともに話せなかった分…一、二日延長させてもらえる？でもコレはキミさえよければの話。とにかく！ちょっと待ってて、また後でネ。

うあ、本当にごめん、下がっていたから気が付かなくて…今更かな、今更だよね。もう１週間、過ぎてしまったもんね。ただこのまま無言で居なくなった奴として忘れ去られるには少し寂しくて。決して無断で居なくなろうとしたわけではないと言うことだけ、此処に記しておくね。折角出逢えたのだから、もう少し喋りたかったというのが本音。また落ち着いて気分が向いたら、顔を見せてくれたら嬉しいよ。（　ふ、 ）