セイチャットファンさん 2023-10-15 17:41:11 |
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…あぁ、食べたよ。よく分かったじゃん。でも食べたいから、作って欲しいんだけど
( よく見てるんだな、と思いながら上記のように感想を述べる。そしてもう隠す必要は無いかと判断して素直に本当のことを打ち明ける。だが料理店で腹いっぱいに食べた訳では無いのでまだ胃に食べ物は入り、相手の料理の腕が気になって食べると言ってみるが、会社のような愛想のいい言い方と態度ではなく、殆ど素の状態で。)
やっぱりそうでしたか……そしたら、軽めの分を作りますね
(普段の彼とは違う、雰囲気と言葉使い。突発的なこととはいえ自宅に招いた結果彼の新しい一面を発見出来たと、引くどころか笑顔を見せて頷き。軽めなら食べられるかと話しつつ台所に向かい、テキパキと動いて準備していき)
ん。俺はどこで待ってればいい?
( 普段と違うのに指摘しないんだ、なんて相手の言動に揺らぎがないのを見て少し驚いたと同時に嬉しさが湧く。テキパキと動き始める相手に上記のような質問を投げかけて。)
あ、えっと……小さいんですけど、良かったら部屋のソファに座っててください
(直ぐにでも調理に取り掛かろうとしたが手を止めて振り返り、苦笑いしつつ床や椅子以外で唯一柔らかいであろう、小さめのソファを指差して案内し)
ん~
( 気だるげな返事をして相手の言われた通りに小さなソファに座る。そして相手が料理しているところに視線を戻せば、よく料理できるなと思いながらも何もすることがなくスマホを弄る。)
どんな料理が好きかな…まあ、今日はある分で軽く作ればいいか…
(折角なら好みの物を振る舞いたいけれど、仕方ないかと苦笑いしつつ手際よく動いて作り始め。具材沢山の味噌汁と、自分の晩御飯用にそぎ切りして朝から漬けて味を染み込ませておいた鶏肉と野菜を炒めて簡単に作り、二人分それぞれを皿に盛ってテーブルに置き、お茶も用意して置き)
お待たせしてごめんなさい。お味噌汁と、漬け置きしてたお肉と野菜の炒め物です。口に合うといいんですけど…白米も必要なら、今から炊くと間に合わないのでパックのを温めます。どうしますか?
(待たせた、とはいってもほんの5分程度。それでも謝りつつ料理のことを説明し、お米をどうするかと、少し怯えたような様子で問いかけ)
いや、これだけで十分だからいい。…結構料理上手いんだ。
( 五分でこんな料理が出来上がるんだと感心しながら、もう既に食べてきてしまったのでのこれ以上は要らないと言って首を振る。そして出てきた料理のクオリティを見ても自分が作るより断然上手いし美味しそうだと思う。)
それなら良かったです。……母が、あまり出来ない人で…弟にちゃんとしたのを食べさせたくて、覚えたんです
(半分は本当で、半分は嘘のことを話し。居ないもの扱いされた自分は当然のようにご飯が用意されずバレないようにこっそりと、少ない食材で夜中に作ったりしていた。そうしている内眠れなかった弟が起きてきてしまい、内緒にする代わりに時々振る舞っていた背景がある)
冷める前に、どうぞ食べてください
(ゆっくりした動作で床に座って、自分が手をつける前に先に食べるよう促し)
ふーん、そうなの。…あんたは食べないの?俺よりお腹すいてるんじゃない?
( あまり触れてはいけない部分かなと思い、上記のような適当な返事で済ませる。そして自身の家なのに床に座るのと、先に食べるように促すのを見ると他人を優先させすぎでは?と疑問を持ち質問をする。)
ていうか、あんたの家なんだからあんたがソファ座りなよ
( そういうと立ち上がって相手の脇の下に両手を入れ持ち上げるとソファに座らせる。)
空いてます、けど……後でいいんです…
うわっ?!みっ、水篠さっ…!ダメですよ、貴方が座ってください…!
(勢いで自宅に招いた客人、今は恋人の彼よりも先に自分が食事に手をつけるなど考えられない。幼い頃から刷り込まれた感覚。俯いて後でいいと呟くように話したのだが、突然持ち上げられればバッと顔を上げて名前を呼び、座らされたものの直ぐに立ち上がろうとして)
後、その水篠っての辞めて。恋人になったんだから遼でいーよ。ほら、早く食べよ
( 「水篠」そう呼ばれるのは例えまだ愛していないとしても恋人なのだから下の名前で呼んで欲しい。そう思って上記のように提案をして。言い方や態度には少し難があるものの、人の心はあるようで。)
うっ……そ、そう、ですよね…分かりました…
(恋人になったんだから、苗字ではなく名前呼びがいい。そう言われると短く声を出して固まり、恋人、恋人、と脳内で繰り返しては一気に顔を赤くし。立ちあがろうとした足から力を抜いてソファに座り俯いて)
…遼、さん……あの、先に食べて貰ってもいいですか…?
(ボソボソと小さい声で名前を呼んで、目の前の好きな人より先にご飯を食べることはやはり自分には出来ないと思い、チラリと相手を見つつお願いしてみて)
はぁ…わかった、今回だけだから
( なんだかんだ甘やかしてしまう自分に違和感を抱き、本当に好きなってしまうのでは?と考える。だがそんな考えはすぐに取り払い、手を合わせると箸を持って料理を口に運ぶ。)
ありがとうございます…どう、ですか?濃すぎたり薄すぎたりとか、しませんか…?
(食べる姿を見れば内心歓喜に震えつつも、短くお礼だけ言って表には出さず。味付けはどうだろう、苦手だったらどうしよう、と、マイナスなことばかり考えてしまい不安に思いつつ問いかけ)
…丁度いい、俺は嫌いじゃない。…あ、そーいえばさ、俺たち同棲する?
( 一口頬張るとよく噛み、そんなに不安なんだろうかと思いながら投げかけられた質問に素直に答える。そしてこれまでの恋人とはしてこなかった同棲というものをしようと提案をして。その理由は単純で、自分は料理ができないから相手に作ってもらい、相手は仕事を同僚に押し付けられているためすぐに終わらず変えられないため、その仕事を持ち帰り自分がやる。そうすれば効率がいいのではと思い)
そうですか、良かっ………どどどっ同棲ですかっ?!
(丁度いい、嫌いじゃない。その言葉を聞けば心底安心したらしく、短く息を吐き出し良かったと言おうとしたのだが。その後に続いた提案に暫くの間固まって。理解すれば驚き過ぎたのか、普段なら絶対出さないような声量を出しつつ大慌てした様子で)
あっ、あのっ、嬉しいですっけど!遼さんが困りませんか…?
俺は困らないよ、俺はアンタの片付かなかった仕事やるだけだから。でもその代わり、アンタは家事してね。家は俺の家でいい?
( 自分が同棲を提案した理由を話し、トントンとハイスピードで話を進めていく。自身の家なら部屋も足りるし、2人で住むには十分なスペースもあるため上記のように自身の家でもいいかと聞いてみる。)
……大丈夫、だと思います…ああでも、弟には話しておかないと。
(便利屋扱いかなと若干勘違いして少し眉を下げるものの、大丈夫だろうと答え。住む場所を変えるなら弟にだけは連絡しておかないと、突然の訪問があるかと思い携帯を取り出して)
はーい、電話してきていーよー
( 自分は兄弟が居ないため分からないが、弟がそんなに好きなのかと思いながら返事をして早い方がいいだろうと思い上記のように電話をして来て、と遠回しに言う。)
ありがとうございます。ご飯、冷める前に食べてくださいね
(許可が貰えたと安心したのか微笑み立ち上がり、軽く頭を下げてお礼を伝え。その場から離れる前に、自分のことは気にせず食べて欲しいと遠回しに伝えてから歩き、離れた場所で携帯を操作し耳に当て)
…遅くにごめんな。話があって。兄ちゃん、引っ越すかもしれないんだ。だからもうすぐ休みだけど遊びに来ちゃダメだぞ?……ん、分かってる。俺も、愛してるよ。……はいはい、今度作ってやるから…うん、じゃあ、またな?
(先程まで相手に見せていた、敬語を使いオドオドしていた雰囲気はなくなり。楽しげに話し込んでいたと思えば、愛してると嬉しそうな笑顔で伝え。少しの間の後、ご飯の約束なのか作ってやると笑いながら話して。最後には寂しげに眉を下げつつ別れの挨拶をして通話を切り、ぼーっと、天井を眺めていて)
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