リッド 2023-10-11 19:27:07 |
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>>宮田先生
分かってる!
(同じ道を滑りながらも相手と目が合い、追いかけない方がと心配されてしまえば声を張り上げ返答し。危険は承知の上。それでも放っておけなかったともう一度腕を伸ばし掴もうとするも、相手の身体が宙に浮いたせいで先程と同じく手が空を切る。程なくして自分もその場所へ辿り着き同じように飛び出す、その瞬間に脚に力を込め相手に向かい飛び込んで行き。今度は手を掴めたと唇に弧を描いて、相手だけを地上に返そうと身体を捻りながら投げようとし)
>リッド
駄目ですリッドさん! あ───
( 掴まれたまでは良かったと思いたい。が思っていた以上に浮いた体と地上への距離、落差が相まり“投げられる”としても“叩き付けられる”かもと咄嗟に脳内予測し。そうなれば互いに無傷では済まされない。ならどうするか。
偶然か必然か。地面は少しずつ高度を下げ、その先は大海原。黙ってればいい景色だとか感動する場面だろうが、地面の重さによって掴まれたまま宙を浮いたまま──つまり己の命綱は相手の腕一本のみ。何故か思考はスッキリしており、地面と相手に掴まれた状態で海に落ちることになろうとは誰も予想しない図となって。海に落ちた衝撃で投げようとしていた相手の腕から離れた体は、軽く飛ばされ海へボチャン〈落ちて〉と )
>>宮田先生
(何とか間に合って手を掴めたし、相手だけでも地上へと返そうとしたのだが。思う以上に地上は遠くこのまま投げては海に落ちるよりも酷い怪我をさせてしまうかもしれない。迷う間に海面はもう直ぐそこまで迫っており、結局はそのまま海へと落ちて衝撃で相手の手を離してしまい。
海面から顔を出して思い切り頭を横に振り、ある程度水滴を飛ばしてから相手の姿を探す。それらしいのが見え少し離れた場所ではあるが泳げば直ぐの距離だと、身体を動かし近寄りながら声を張り上げ話しかけ)
宮田先生ー!無事かー?!
>リッド
──ごぼぼぼっ ぼぼ……げほ、ぉ。
( 勢い余った距離はおよそ3メートル以内。半回転のあと頭から落ちたらしい。思いきり海水を飲んだせいで浮かび上がって来たときの表情は、とてつもなく不機嫌。そして目の前に相手がいると分かるなり表情は一変し、怖いくらい満面の笑みを浮かべて )
>>宮田先生
良かった、無事……じゃ、なさそうだな…
(すぐそばまで近寄って顔が見え、酷く不機嫌そうではあるが溺れてはいないようだし良かったと短く息を吐き出して確認しようとしたのだが。次の瞬間には満面の笑み。妙な恐怖を覚え思わず引き攣った笑みを浮かべてはハハ、と乾いた笑い声を発して)
あそこからは登れそうにねぇし、とりあえず泳いで探すか…
(滑り落ちてきた場所を見上げてみるものの、高さもあるし何より登るための足場になりそうな引っ掛かりが自分の視点では見当たらない。術技の応用で風の力を使い身体を浮かそうかと考えはするが、水中での使用はしたことがなく失敗すれば怪我に繋がる。そうなるとひたすら泳ぐしか、と苦笑いを浮かべつつ提案してみて)
>リッド
ふふふふ。どうかしましたかリッドさん。
( 目の奥は明らか笑ってはいないが尚も表情は満面浮かべており。しかし立ち泳ぎなんて久し振りだなと思う半面、このまま泳いでいれば何れ力尽きるだろうと思うと一緒に落下した地面の一部に目を配り )
泳いだ先、実は陸地だと思いきや無人島──ってオチはありませんかね。元々無人の大陸を生き抜いてきたリッドさんは物足りないかと思いますが。ただ泳ぎ続けるのは正直……( “無理”だと。周囲は陸地の見えない青々とした海。サメに食べられてオジャンにはしたくないにしても、体力的に考え泳ぎ続ける事に対し否定的で )
>>宮田先生
いや、別に……
(満面の笑みなのに目の奥は笑っていない。下手に触れてはマズイと視線を逸らすものの、その先には海原か滑り落ちてきた場所しか見えず結局は相手の方に向き直り)
……まあ、そうだよな。宮田先生、少し離れててくれるか?上手くいくか分からねぇから…
(長時間泳いだ末に体力を消耗しただけで何も見つからなければ、それこそ死に直結しかねない。泳ぎ続けることに対し否定的な意見もよく分かると苦笑いしつつ軽く頷いて。同じ消耗なら、技に賭けてみた方がマシかもしれない。離れるように話しては自分から泳いで距離を作り、何度か深呼吸を繰り返す。…水面が不自然に揺れ動いた次の瞬間、身体が上へと弾き飛ばされた。とは言っても距離が足りずもう一度海へ落ちるように見えたのだが。足下には風のボードのような物が現れておりその上へ乗って、上手くいったと安心したのが長く息を吐き出し)
>リッド
離れてろと言われましても……潜っていればいいですかね。
( 水中にいるせいで離れると言われても潜るしか出来ないと思い、立ち泳ぎも疲れてきた所で潜るのは好機で。相手が何かしようとしたのと同時に大きく息を吸い込み邪魔にならないように潜り始め )
────……( 案の定潜水しているので外で何が起きているか知る由もなく、合図があるまで律儀に待ち )
>>宮田先生
何とかなったな……
(海上に現した風の足場に乗りながら、長く息を吐き出す。気を抜けばそのまま落ちて海の中に逆戻りするだろう、それは避けなければ。もう大丈夫と伝えようとしたのだが姿が見えない。溺れるにしては早過ぎる…潜っているのかと注意深く水面を観察してみれば空気の水泡が見え、良かったと安心し。合図をどうするかと暫し悩んだ後、風の範囲を広げてみようかと考えては相手の頭上辺りの海水を風で動かし、潜水している相手の顔を水面から出そうと試みて)
>リッド
、……おっ?
( 潜水長くは流石にもうもたず、何やら頭上のの水面に違和感が生じ。揺らめきに不思議そうにしながらきっとこれが合図だろうと察し、ぬぼーっと顔を出して )
合図ですか。にしても──これまた不思議な状態ですねぇ。
>>宮田先生
だよなぁ…。
(自分がしていることではあるが相手の言葉に同意し、風の足場も長時間は保てないかもしれないと思い苦笑いを浮かべるものの伝えては不安にさせるだろうかと口には出さず)
宮田先生も乗るか?ずっと浸かってるとキツイだろ。
(この足場を利用し少しは休めないかと思い提案してみて。上がるなら手を貸そうとその場に屈み腕を伸ばし)
>リッド
確かにずっとは辛いですし冷たい海水に浸かってれば体温が低下して麻痺して──その先は言わずもがな、と。ちなみにその足場は陸地までの経路は確保しているんですか?
( キツいなんてレベルではないが、このままだと体に異常が発生するのは時間の問題で。素直に認めるや伸ばされた腕を手に、不思議な足場にも手を付いてよじ登ろうと )
>>宮田先生
だよなぁ…。いや、とりあえずやってみただけだから何とも…このまま移動とか、崖とか陸の方に寄せたりとかは出来ると思う。二人して地上まで飛べるかどうかまでは分からねぇな
(想像に容易い未来の話を聞けば苦笑いを浮かべつつ軽く頷き。
手を取り力を込めて持ち上げ足場に上がる手助けをして。問いかけに対し一度言葉を濁すものの、今の状態で出来そうなことと、頑張れば可能かもしれないことの二点を挙げてみる。分からないと語る表情は少し苦い顔をしており、短く息を吐き出して)
>リッド
……飛ぶのはちょっと私は賛成したくないですけど。寄せられるならリッドさんには集中していただいて、その間私は活力のつきそうな魚でも釣りますかね。
( 平場の上から陸地に飛ぶ行動は想像するだけで身震いが。少しずつでも陸地へ寄る方がまだ不安要素は低いだろうか、このままでは先に相手が疲れきってしまうと考えればポケットから糸と針を手繰りよせて。真っ直ぐな針は力業で曲線にし糸を結べば即席の釣糸になり、何でもいいから釣れないかなと甘チャン思考でやってみて )
>>宮田先生
ん、分かった。……釣れたら捌いて食おうぜ
(飛ぶのに賛成しない。それはそうだ、もし途中で消えて仕舞えば二人して海に逆戻りするし、重なって落ちたりしたら怪我で済まない。危うい可能性に掛ける必要はなくなったと肩を撫で下ろし、大きく頷いて先ずは一歩前に足を動かしてみる。自分の動きに合わせて風の足場も寸分狂わずついてきた、が、信用に足りるか分からず細かい歩幅で繰り返し動く。その度に同じく動く足場。…大丈夫そうだと判断すればゆっくりした足取りで崖に向かい動きつつ、魚釣りをすると聞けばパッと表情を明るくさせ、楽しみだなとにんまり笑みを浮かべ)
>リッド
肉も大事ですが集中には魚が一番ですし、頑張ります。
( つい半日程前まで陸地に居て獣やらの相手だとか随分前の感覚で。海に落ちてから再び陸地へ辿り着けるか分からないのに呑気なものだと内心苦笑する。とは言え相手も期待している事だから自分は釣りに専念し。時々糸は震えるものの、これは時間が掛かりそうだと眉間皺寄せ )
>>宮田先生
おう、頼んだぜ?
(集中には魚が一番。そんなことを幼なじみの学者も言っていた気がするなんて思いつつ、頑張るといってくれた相手に期待して笑いながら声を掛け。
崖のそばまで寄せ終わり、改めて見上げればこの足場から一飛びでは淵に手が掛かりそうにないし、簡単に登るのは厳しそうだなと短く息を吐き出して。出来ることはやってみるかと、腰のポーチからナイフを取り出し岸壁を掘ろうと繰り返し刃を当てて少しずつ削り始め)
>リッド
……疲れきったら教えてくだっ、ぬぬぬ、ぬぐぅ……!
( 言ってて言うのも何だが疲れきったら足場は消えて二人とも落下するのではと最終考察に到るも敢えて言わず。相手も頑張っているのだから、せめて釣りを自身の目標とした以上は何としてでも釣らねばならない。糸の先、針まで神経を集中───“掛かった”と指先に感じた重さは細い糸では切れるかもしれない大きさらしく、自分の指を犠牲にするか口には出さず悩み所 )
>>宮田先生
(何度か刃を当てて少し削れた所に、片足を掛けてみる。力を込めても崩れないし足場にならないこともないが、この作業を繰り返しながら少しずつ登るとなると途中で風の足場が消えるかもしれない。疲れ切ったら教えるようにと話す声に振り向き、そうすると答えようとしたのだが。開いた口からは別の言葉が紡がれる)
何か掛かったのか?
(どうやら釣り糸の先に大物でもいるらしい。苦戦しつつも持ち上げようとしているなら手伝おうと、先程まで岸壁を削っていたナイフ片手に身体を屈め、もしも水面に魚影が映れば仕留めてやろうとじっと眺めて。それとも一緒に糸を持った方がいいだろうかとチラリと相手を見上げる)
>リッド
掛かっています、が──
むむむ、むーん。
( 言葉には端的に頷き返す。細い糸の先で何かは掛かってはいる。しかし思い返せば針を垂らしただけで普通は釣れないもの。根掛かりか、棄てられた魚以外の物体が引っ掛かっていると推測したいが希望は捨てられない。ここは一つ魚かどうかだけでも確認したく、)
リッドさん。その体勢から辛いのは百も承知で垂らしている糸の下に石投げて貰えます?
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