掲示板ファンさん 2023-10-09 19:52:48 |
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(私もです…でも私が低身長なので、その友人と並ぶとどう見ても捕まった宇宙人なんですよね…()ですよね…色々とアレなだけで有能な人ではありますし、あの行動も一応は神なりの善意から来てるみたいですし…()あーっ!!お姉様のスマイルで死人が!!お姉様!!()沼は深い……軽率に潜ると抜け出せなくなっちゃいますからね…()ワ…ワァ…(語彙力喪失)その光景見たい…凄く…見たいです…())
(イアソンはヘルメットのシールドを上げ、"忠犬"の声に「…だろうな、この車と俺のバイク以外のエンジン音は聞こえねえ」周囲へ素早く目線を配った後、そう答える。カルミアはコルト・パイソンをショルダーバッグに戻し、意地悪く細められたイアソンの目元へ手を伸ばし─優しく触れた。「急に頼んでごめんなさいね、イアソン」と微笑んでみせれば、イアソンはふん、と鼻で馬鹿にするように笑いながらヘルメットのシールドを元に戻す。彼はレザーグローブを嵌めた手でグリップを握り込み、エンジンを吹かすと─コルベットを軽々と追い越してハイウェイを突っ走って行った。その姿を見送った彼女は相変わらずね、と何処か楽しげに笑いながらハンドルを握り直し、"忠犬"の方を向いて「ありがとう、雨梅。助かったわ」と労るように微笑みつつ─その後は特に何の障害も無く、運転するコルベットはカルミア達のアジトへと到着する。入口の辺りではイアソンが先程擦れたタイヤを交換しており、その隣にはもう一台、新品の赤いバイクが鎮座していた。彼はカルミアと"忠犬"の帰還を耳聡く捉えて顔を上げ、普段通りの狡猾な笑みを浮かべてみせる。「よお、帰ってきたか…おい、犬ッコロ。このバイク、カルミアからの贈り物だってよ。」イアソンが親指で指し示した赤いそれは─イアソンのものと同じく、マフラー部分に『G.S』と会社名が刻印されているが、彼の乗っているモノよりは何処か安定感のあるどっしりとした車体をしており、乗り心地は比較的快適そうだった。イアソンはそのバイクのシートを撫で、「コイツはな、もう…世界に数えるほどしか残ってねえ『スレイプニルシリーズ』の一台だ。…ホントならオレが欲しいくらいだってのによ。」と笑って。)
(/ グレイタイプのやつですね…あとあんまり身長差あると、立って話すにはちょっと首が疲れますよね…()ええ…その辺解ってる方も取り敢えずはいらっしゃるようですしね…まあ奇行はどう足掻いても奇行なんですけど…()ヴッザオリクかけなくちゃ…あっでもお姉様はそのまま微笑んでいて下さい!!どうかそのままで!!()ちょっと覗くか~のつもりで頭まで浸かってるなんて事ザラですからね、沼。まあ抜け出すつもりも当面無いんですけど()私も見たいに御座います……!取り敢えず、美人探偵君プロフは出来上がっておりますので、お次辺りに載せさせて頂いても…!?() )
( “牙”は無くともいざとなれば、“女帝”の盾にでも。苛立ちや不満に満ちる頭なれども、第一に考えるは彼女の無事。警戒を走らせる最中、“狂犬”から問いの答えが返ってくれば、「……そうか。」警戒の鋭さはまたいつもの丸こいそれに戻って、乗り出していた身をシートに収め直す。それから其処で眺める二人のやり取りに、更に羨望が上乗せされて、きゅっと目が眇められた。――低い駆動音と共に“狂犬”が去ったその後、ふと彼女の顔が此方を向いた。その微笑みに単純な自己は曲げた臍をあっという間に戻し、機嫌良く、とまではいかなくとも、最低限マイナスに傾いていた感情は拭われ、また外の景色へ津々と興味を流していく。――それから間も無く。アジトに到着した車から降り、女帝の隣に並んで歩いていった先。イアソンの呼び掛けにふっと視線を上げて指された方を見遣ったのは、一台のバイク。素人目に見ても重厚な安定を思わせる赤い車体。それが“狂犬”の言葉により“女帝”からのプレゼントだと解るや否や、みるみると表情を華やがせて、「俺の!?俺のバイク!?」文字通りに跳ね上がる程の勢いで驚喜を示し、その車体の傍へと駆け寄る。イアソンの話によれば相当に希少らしいそれの、周りを彷徨いて、エンジン部からメーターに至るまで隅々と輝く視線で観察し、そろり慎重にハンドルを撫でてみたその後。はっと“女帝”の方へと顔が向いて、「カルミア様~!あんがと~!」高揚しきって調節も利かない、肺活量一杯の礼と同時、抱き締める準備のように両手を広げながら、“女帝”の方へとまた走っていき )
(分かっていただけて嬉しいです…!確かにちょっと疲れますね…()ええ…奇行なのには変わりありませんから…()エディを!!誰かエディを呼んできてください!!お姉様も面白がってスマイルしないで!!()私も色々な沼に頭まで沈んでますよ…友達から引きずり込まれたやつもありましたね…()勿論です!!私も猫被りでプライドだけはエベレスト級な若手エリートくんのプロフを作成致しますね!!)
(カルミアは飛び込んでくる"忠犬"を軽々と受け止め、その頭を撫でながら微笑んだ。「喜んでもらえて嬉しいわ。前に始末した爺さんがコレクターでね、埃を被ってたの」と言いながら彼女自身もそのバイクに触れ、イアソンに説明を促すような目線を送る。イアソンは自身のバイクの手入れを済ませた後、二人の背後に立ち─「コイツは『スレイプニルシリーズ』の、スレイプニルCR8000。オレの12000に比べりゃまだ言う事聞く方だが…まあ、コイツもとんだ暴れ馬だぜ。見た感じ大分弄られてっから、飼い慣らすのは難しいだろうな」と呟きながらも、そのマフラー部分を優しい手付きで撫でた。刻印された『G.S』の文字に触れては、なんで生産停止しちまったのかなあ、と独り言を漏らし、アジトの中へと一足先に消えていく。カルミアはその背中を見送り、バイクから手を離すと"忠犬"の方に向き直って─「ふふ、大事にしてね」と微笑み、アジトの中へと足を踏み入れた。リビングのソファの側にはミラが控えていたが、二人の姿を認めると美しい姿勢で頭を下げる。「お帰りなさいませ、カルミア様と雨梅様」カルミアはその言葉に軽く手を上げて答え、"忠犬"と共にソファに腰掛けて)
(/ 背が高すぎても良いことは多くなさそうですね…まあ、それはそれとして我が子の身長とかはガンガン盛りますけど()まあ…奇行と功績でギリギリ打ち消しあって…あってますかねえ…()すいませんエディさん!これ何とかなりますかね!?ア゛ッまた死人が!!!()あるあるですね…“勧められたから”で見て思わぬ方向に沼るやつ…でも沼…心地好い…()有り難う御座います!!では載せさせて頂きますね!!性癖に走りまくってだいぶ歪んだ子ですが!!()主様のプライドエベレストな猫被りエリート刑事さんの事、大変楽しみに待たせて頂きますね!!
Name…アシュリー・ハニーウェル
Old/Height …25歳/183センチ
Looks…筋肉はそこそこ、どちらかと言えば細身で、抜けるような色白。細く柔く、ふんわり緩くウェーブの掛かったプラチナブロンドの癖毛で、胸元と目元を毛先が擽っている。大体は襟足をざっくり三つ編みかハーフアップにして、前髪を掛けた左の耳元に、細いヘアピンを装飾代わりで複数付けている事が多い。長い睫毛に隙間無く覆われた細い垂れ目に、光加減や見る角度により、紫、青、緑と表情を変えるフローライトの瞳。左目の下には泣き黒子が一つ。全体としては儚げで神秘的、それでいて甘い毒のような色香を纏う容貌の持ち主。首筋の左に赤い月下美人、右手首に蝶のタトゥー。両耳にインダストリアル、ロブ、トラガスのホールを開けて気分で付け替えている。服に拘りは無く、余程奇抜でなければ何でも着る。
Personality…気怠そうに見えて案外ノリが軽く、いつでもニコヘラ大変愛想が良い。多少芝居がかってはいるが言葉遣いも丁寧で、新規客にはきちんと“誠意ある外面”を被る。しかしその本質は、兎に角楽しい事、面白い事、気持ちいい事が最優先の享楽主義、且つ今が良ければそれで良いという刹那主義。それ故、私生活は自由奔放、気紛れの二言に尽きる。戯れに人を誑かして遊ぶし、人の誘いにも簡単に乗るが、それで他者がどうなろうと責任を取る気は更々無い、人倫をぶっ飛ばしたクズ。気を許した相手には諸々のオブラートが消え、面白半分に煽り散らかしたり、享楽明けのだらしないダメ人間ぶりを見せる事も屡々。
Others…名目上は私立探偵。蓋を開ければ何でも屋を兼ねた情報売り。容姿の良さを自覚しており、振り撒く愛想と甘さで金銭にも“情報”にも困った事は無い代わり、監禁、刃傷沙汰、ストーカー、喧嘩と修羅場にも事欠かない。ついでにそういった洒落にならないトラブルを“エンタメ”と楽しむイカれ……もとい、強メンタル具合。尚、足首やら手首やらの関節を自在に外せるし、簡単な鍵なら解錠出来る器用さもある為、閉じ込められて枷を付けられようと、余程強固な幽閉でなければ抜け出し逃げる事も可能。どうにもならない場合は、助手や“常連客”の手を借りる。あまりにも修羅場関連で警察の世話になる為、近場の警察署員らには、身元を引き取りに来る助手共々顔と名前を覚えられている。
台詞サンプル
「ようこそ、我が探偵事務所へ。ご依頼は何でしょうか、お客様。」
「一夜の花を、泡沫の蝶を、ただ一時追いかけ愛でる事の、浪漫たるや――嗚呼、此れほどの愉楽がありましょうか。」
「お~やおやまあまあ!ダーリンのようなご立派なお方が、俺みてぇな“クズ”のお手を借りたいと?それはそれはご光栄ですねえ!」
「あ゛~…うっさ………今二日酔いなんでお静かにしやがれ下さぁい……助手君、お水ぅ…」 )
( 正しく尻尾を振る犬の如し、殆ど飛びかかる形で“女帝”に抱き着いたかと思えば、撫でてくるその手に自ら頭を押し付ける。それに一旦満足した所で、彼女の指が伸びていく先を追い、自然とバイクの方へと視線が映る。同時に、イアソンから受ける説明を理解出来ているのかどうか、兎も角へえ、と一つ相槌を打ちながら、当の目線は“暴れ馬”を撫でる彼のいやに優しい手元へ物珍しげに向かっている。やがては離れていく“狂犬”を見送った次、戻った目は“女帝”と向き合う。「おう!もちろんだ!」微笑む彼女に向日葵の如く晴々とした笑顔を、胸を張って返す。それからまた上機嫌に二人アジト内に入り、「ただいま!」とミラの出迎えに明朗はきはき答えた後、“女帝”のその隣で今日一日の記憶に浸るように、賜り物の服の襟や裾を指先で弄ぶ。そのまま暫しはまったりとした時間を過ごしていたが、不意に大きな欠伸を隠しもせずに一つ。釣られて出てくる涙を瞬きで均して直ぐ、既にくらりくらりと舟を漕ぎ始めて数秒後、一際大きく“女帝”の方へと眠気を纏う頭を大きく揺らして )
(ですです!!我が子はどんどん高身長に…2m超えてる子とか余裕でいますからね…()合ってるんでしょうか…?ネタキャラっぷりで何とか…?()頑張れエディ!!何とかするんだ!!(無茶振り)死者が!!死者が出てますお姉様!!()です…浸かってしまえばもう、ね…?(圧)()ウ゛ッ゛!!!(心臓に直撃する音)好゛き゛!!!(クソデカボイス)()刑事くんのプロフィールはもう少しお待ちを…())
(カルミアはソファに腰掛け、服の裾やら襟やらを弄り回す"忠犬"を微笑ましそうに眺めていたが、ふと─彼が船を漕ぎ始めていることに気付いたらしく、「…あら、眠いの?」と声を掛ける。返答を待つ前に肩に乗って来た頭にふふ、と小さく笑みを溢した彼女は、先程から全く変わらない姿勢と表情でソファの側に控えるミラに「ごめんなさい、ミラ。毛布を持ってきて貰えるかしら。」と軽く呼び掛けた。返答の代わりに恭しくお辞儀を返したミラはその場を立ち去って暫くした後、一枚の毛布を手にソファの側へと戻ってくる。カルミアはありがとう、と微笑みつつ礼を言ってそれを受け取り、"忠犬"の上半身に掛けてやった。その後近くを通りがかったニコラは「相変わらずだねえ」と苦笑したが、打って変わってエディは─表情にこそ出さないものの、"忠犬"の頭をわしわしと乱暴に撫でて立ち去っていき)
(/ 人外とかだと尚更になりますよね…取り敢えず的な感じで180より上にしますし()言っといて何なんですがどうでしょうね…ネタの印象強烈過ぎるので…()エディさん!!頼りになるの貴方だけなんですが!!()お姉様!全方位が死者でエラい事になってますお姉様!!そろそろファン全員逝きますお姉様!!()ね!!この有り様ですよ!!沼アッタカイ…タノシイ…()ありがとうございます!!刑事さんの方ごゆっくりで大丈夫ですよ…!()あっあとプロフ出した後でなんなのですが……世界観のアイディア色々湧いてきたのでぶち撒けるだけぶち撒けときますね…!()探偵君、基本設定は現代で人間にしておりましたが、霧煙るロンドン的な中世時代でも良いかと思いますし、幽霊や化物とか怪異的な事件とか、キャラが人外の末裔とかそれにまつわる特殊能力とか、あとは逆に宇宙や未来的なSF舞台でも楽しそうだな、と…!それでは失礼致しました!!() )
( 満腹に、“女帝”との外出、その際の会話に触れ合いと、十二分に何もかもを満たされた充足感と、普段以上に朝早く起床した不足の吊り合い、そしてアジトに返って尚“女帝”と共に居られる満足に、本人の意思には関わらず身体は休息を選んだ。毛布に包まれて以降は尚更で、所々と寝言に口が動く。その最中、イアソンの名を呼ぶ際には戯れる犬のような気安さだったり、ニコラには微妙そうな渋さを滲ませたり、ミラへは何やら少し怯えた様子だったり、エディ相手ならば多少甘えた無遠慮さであったり。どうあれ何にしろ、夢でさえくるくると変わるその表情は、終始と楽しげに弛んで、「カルミア様、」“女帝”の名を溢す色にも、邪気の無い人懐っこさを浮かべ――だが、それは何度か重ねて呼ぶ内、徐々に恍惚とした心酔が滲んでいく。「……カルミア様。ずっと、お傍に……」覚醒しているのかと紛うはっきりとした言葉の合間は、確かに健やかな寝息。そこまででようやっと寝言が鎮まったかと思えば、今度は身動きが忙しくなる番らしい、凭れた彼女の華奢な肩へと頬を擦り寄せ始めて )
(/ 少々埋もれてきているので上げさせて頂きます…が、主様も他トピやリアルなど、様々ご事情がおありでお忙しいかとは思いますので、どうかご無理をなさらないよう…それから、此処でのお返事が難しかったり、長々とした本体同士での会話等がご負担になっていたりするようでしたら、此方のトピのストップ、本体会話のリセット、別キャラへの移行、その他相談等、いずれも問題ありませんので、ご遠慮無くお申し下さいませ…!それでは失礼致します…! )
(ヒェ…いえいえ、私の方が中々お返事を返せずに申し訳ありません!!お気を使わせてしまったようで心苦しいです…)
(180より上は最早デフォルトですよね…繰り返すようですが2mの子とかいますし…()ですね…()エディ!!頑張って!!ファイト!!()お姉様ー!!!ストップ!!笑顔ストップ!!()アッタカイ…アッタカイ…()刑事くんの作成で少々お時間を取ってしまったようで…誠に申し訳ありません。
Name…クリス・K・竜崎
Old/Height…23歳/187cm
Looks…仕事上鍛え上げられてはいるが、何方かと言えば細身かつ着痩せするタイプで、肌は色白。細く少し癖のある黒髪をオールバックに整えているが、何故か常に前髪が一房だけ額に垂れている。髪の手入れを始めとして見た目には気を遣っており、だらしなく乱れている瞬間が無い。意思の強さを思わせる、目尻が吊り上がった切れ長の眦は短いものの濃密な黒の睫毛で覆われており、瞳は夏の海のように美しく澄み切ったターコイズブルーの中に、夜闇で輝くラピスラズリの藍と金色が混じった色を秘めている不思議なもの。無駄な肉が削ぎ落とされ、鋭利な輪郭が縁取る猛禽類のように凛とした美貌の持ち主。左腕には幼い頃の火傷痕がケロイドになって残っており、耳にはピアスホールだけが開いている。服装は常に高級ブランドのものを着こなし、仕事の際はスーツの上に黒いロングコートを羽織り、手の甲中間辺りまでの黒い手袋を装着する。
Personality…表向きは誰に対しても物腰柔らかで穏やかな態度で接し、良い意味でエリートとは思えない性格をしているが─実際はプライドが高く、自分以外の他人を全て見下す傾向にある。余程のことが無ければ猫を被った状態で会話するが、だらしない人間を毛嫌いしているため、そういった類の人間には本性が出てしまう。少々潔癖症な傾向があり、だらしない上にガサツな人間を見ると鳥肌が立つらしい。
Others…史上最年少で入庁した若手エリート。階級は警部補。両親共に警察官僚の一家に生まれ、自身もそうあるべきと教え込まれて育った。若くして将来を期待され、多くの部下を従えているが─その内の誰も信用したことなど無い。何故か面倒な私立探偵の相手を任せられ、最近は毎日ストレスフルな生活を送っている。そろそろ胃に穴が空いてもおかしくないレベル。日本人とイギリス人のハーフ。若造扱いされるのが最も嫌らしく、壮年の部下から若造扱いされた日には馴染みのバーで愚痴大会コース。怒り方は声を荒げずに淡々とピキるタイプ。
台詞サンプル
「はじめまして、僕はクリス・K・竜崎と申します。ええと…アシュリーさん、ですね?宜しくお願い致します。」
「…あのクソ探偵…!毎度毎度尻拭いする『俺』の身にもなれってんだ!…チッ、胃が痛ぇ…こりゃ朝までヤケ酒コースだな。」
「ちったあ片付けろよ…ただでさえクズみてえな人間なのに、もっとクズになんぞ。」
(それぞれへの感情が伺える声色でペット達の名を呼び、すやすやと機嫌良く寝入る"忠犬"の姿を、カルミアは微笑ましそうに眺めていたが─ふと肩にのしかかってきた重さと共に告げられた、自身へ対する忠誠の言葉。彼女はそれに少しばかり瞳を見開いたが、直ぐに"忠犬"の髪を撫でながら優しく微笑んで「…ふふ、嬉しいわ。私も、ずっと貴方のことが大好きよ」と答え、カルミアも心地好い微睡みに身を任せ、美しい瞳を伏せた。それから少しした後、イアソンが通りがかり─その姿を見つけたらしい。「…仲良きことは美しきかな、ってやつだな」と呟き、"忠犬"の肩にのみ掛かっていたブランケットを彼女の方へも伸ばした。そうして彼自身もソファの隙間へ身を押し込み、カルミアの空いている方の肩へ頭を預けて目を閉じる。暫しの間低く唸っていたが、それも直ぐに穏やかな寝息へと変わっていった。その後通りかかるペット達は微笑ましそうに、あるいは羨望の眼差しでその姿を見ながら通り去って行って)
(/ ああいえ!お気になさらず!此方こそ妙な気を回しすぎてしまったようで…!!
ですね… 2mオーバーっ子は私もいますね…でもでっかい程萌えるんで止められないんですよね、高身長化…()エディさん!お願いします!ほら雨梅も行ってあげ…あっ既に撃ち抜かれた後だ!起きて!!()お姉様!笑顔ストッ…いやでも真顔は真顔で死人出そう…()いえいえ催促してしまったような感じになってしまって此方こそすいません…クリスさん!イギリスハーフの方!美しい上一人称が“僕”と“俺”なの最高か…遠慮無い物言いして下さる所も好き…始まってもいない内からうちの探偵がご迷惑かけてますね申し訳無い…()これ絶対うちのアシュリーが「顔が好み」とか言って警察署に直でクリスさんご指名したでしょ…クズがごめんなさいね…()さて、プロフのお披露目も完了致しましたし、そろそろキリも良さそうなので、“クズ探偵とエリート刑事さん”にお話移行します?それとももう少し“女帝と忠犬”のお話続けます…?どちらでも私は構いませんよ!! )
( 彼女の指が髪に触れた途端、眠っていたとてぴたりと動きを止めるのは、夢でさえも誓うその忠誠の証拠か。降り注ぐ声が届いたのだろうか、表情の恍惚は鳴りを潜め、代わりに安心に弛みきって、だらしなささえ思わせる幼い笑顔を湛えたまま、まだ暫し寝入る。――不意に瞼が開く。しかし頭までは覚めていないらしい、瞬く瞳は宵の訪れた窓の外をぼんやり見つめている。…夜、と時間帯の認識を呟いた一言を切っ掛けに、漸く隣にある温もりに視線が動き――その正体が他でも無い“女帝”である事、そしてその状況を正しく理解した瞬間に、目を落としかねない大きさまで見開いて、声も出せなくなるほどに驚いたその後で、その向こうの“狂犬”の存在にも気付いた。…どうやらどちらも眠っているらしい。“忠犬”は、目一杯にボスに構われ、眠りから覚めてもお傍に居られた嬉しい今日ばかりは物分かりも冴えていて、二人を起こさないよう、衣擦れさえ立てない程“行儀良い”所作で身を起こし、その光景を、主立っては“女帝”の方を贔屓めに、少々の間眺めていた。――美しく、強く、気高い赤。初めて出会った日から変わらず、瞳を焼く色、優しさを与えてくれた色。「……カルミア様。」ふっと抜いた吐息に彼女の名を混ぜる。愛おしそうな、甘えるような、純粋な“好”の一文字で満たしたその声の後。そっと目の前の髪を一房指で掬い上げ、滑らかなそれへと繊細に、静かに口付ける事で、溢れてやまない感情を彼女へ捧げ )
(いえいえ、こちらこそどうかお気になさらず!!()ですねえ…止まりませんね…()あっ!!呆れ顔のエディさんがきちんと米俵担ぎでお姉様を回収しました!!良かった…()出ますね恐らく…ちゅ、中間の顔を!!お姉様中間の顔で!!()気に入っていただけたようで何よりです!!()いえいえ…まあクリスも台詞サンプルの最後なんか「(元々ウサギ小屋みてえな狭い部屋だけど、流石に汚ねえから)ちったあ片付けろよ…ただでさえ(情報屋とか、私立探偵とか言う将来性のカケラも無えロクでもない仕事してる)クズみてえな人間なのに、もっと(行くといよいよ顔の良さと立ち回りで誤魔化せねえくらいの正真正銘な人間の)クズになんぞ」ってワードが隠れてますので中々イイ性格してますよ…()ですね…私もどちらでも大丈夫なので、クリスたちのお話に移行しましょうか!)
(─警察庁内の、恐ろしい程に静まり返った廊下─履く者の顔を映し出す程に、美しい鏡面仕上げで磨き上げられた革靴が床を蹴る、乱暴な音が静寂を切り裂いて響き渡る。その革靴を履く男─クリス・K・竜崎はオールバックに整えた髪を掻き毟り、目に見えて苛立っているのは明らかだった。態々誰も通らない廊下を選んで警察庁の外に出れば、途端に"外行き"の仮面を被り、年若い部下が運転する黒い公用車の、後部座席に乗り込む。本革のシートに腰を下ろし、暫しの間車に揺られた後到着したのは─目当ての探偵事務所が入っているらしき雑居ビルの前だった。彼は運転してくれた部下に軽く微笑んで車を降り、見ているだけで鳥肌が立ちそうなビルの中へ足を踏み入れると、一軒のテナントの前で足を止める。彼は黒いコートに付いた綿埃を神経質な手付きで払い、革靴に落ちる細かな埃すら許さずに払い落とした。身嗜みを完璧に整えた後、ドアを軽くノックして、中に居るであろう目当ての人物へと声を掛ける。「…アシュリー・ハニーウェルさんはいらっしゃいますか?本庁より派遣されました、クリス・K・竜崎です」出来るだけ柔らかさを保った声を掛けつつも、内心では舌打ちの一つでもしてやりたい気分だった。)
(/ 有り難う御座います…!
まあ自分の癖に素直な方が楽しいので、良しとしましょう!()良かった…これでこれ以上の被害……被害?は防げますね…()中間!!それなら何とか…!!お姉様お願いします!()最高にツボ突かれましたね…ヴッ!!本当に遠慮の無いイイ性格…そして全て事実なだけに何も言えない…でもアシュリーこの程度でめげる事ありませんし、何なら「そのクズにお頼りになっていらっしゃるのは何処の何方様でしたっけ~!?」って両手で指差して煽り返してくるくらいにはメンタルつよつよなので、どうぞそのままのクリスさんでいて下さいませ()よし始めましょうか!既に初手から修羅場ってますけど!() )
( 雑居ビル内、住居兼仕事場のテナントにて。起き抜けの今朝一番、先に出勤していた助手から、“今日は警察庁の方が来る”という予定報告を、身支度中の寝惚け頭で聞いていた。だからその油断もあったのだろう、ノックのみで名乗りもしない訪問に容易く扉を開けてしまって――現状は“これ”である。頭に突き付けられる銃と、その持ち主の二人の男を見上げながら、来客用の対面ソファの一方に、命を脅かされているとは思えない程悠々と脚を組む。今度は何したんですか、等と此方を睨む助手へ、「……さて。一夜の甘露の味など、もう舌の何処にも残っておりませんので。」覚えているが思い出す気も無いと暗に告げれば、助手から返ってきたのは呆れの深い溜め息。そのやり取りが男達の気に障ったらしい、ごり、と今度は銃口がこめかみに直で当てられる。それでも焦る素振りは見せず、しかし現状打破に頭を捻っていると――目の前の男二人よりも軽く、上品さか神経質さを思わせるノック音が響く。おや、と一つ声を漏らすその後ろで、ドア向こうの名乗りに動揺する男達の隙を突いて、「はい、ようこそ我が事務所へ…と、言いたい所なのですが、」ドア越し、ソファから動きもしないまま、“彼”へと声を掛ける。「実は今、事務所内に昨晩食べ残した“汚れ”が見付かりまして。これが中々手強く、片付けるのに苦労しておりましてね。」湾曲に、暗喩に、捻り捻った言葉で男達を貶した後、「……申し訳ありませんが、助力を願っても宜しいでしょうか?」必死さも恐怖も無く、その状況に似つかわしくない愉楽の色を含めた声で、“彼”に形ばかり丁寧で軽薄な助けを乞い )
(ヨシ!!(現場猫)()ですね…頑張れエディ…()中間の表情を!!中間の表情を!!()良かったです!!!何処までも遠慮ありませんよコイツ…自分と家族以外は全部人間のクズだと思ってるレベルですから…でも短気なんですよね、結構。煽られるとすぐピキりますし…何なら手も出ますよ()了解です!!良かったねクリス!!()あと小ネタを一つ挟んでおきますと…クリス、すっっっごい面食いなんですよ()わーほんとだぁ!!頑張って())
(ノック音から暫しの間を置き、室内から返ってきたのは─中途で切られた歓迎の言葉と、何処か楽しげに聞こえる救助要請だった。手袋越しの親指で眉間を掻き、「…成程、状況は理解しました…入らせて頂きますね」と声を掛けた後ドアノブに手を掛け、扉をゆっくりと押し開く。室内には思わず息を呑む程に美しい顔立ちの男─恐らく彼が、例の私立探偵─アシュリーだろう。それと、その蟀谷に拳銃を突き付ける男達、そしてアシュリーの助手と思われるもう一人の人間。思わず口から長い溜息を吐き出せば、それが男共の癪に障ったらしい。お前も撃つぞ、などと聞き苦しい声で宣う男達への嫌悪感を抑え込みながら、何処までも冷えた営業スマイルを浮かべて「…銃刀法違反、脅迫、公務執行妨害の現行犯。無期懲役は避けられませんね?…一つ減らしたいならせめて、銃だけでもこちらに渡して頂けませんか」とまずは丁寧に、物腰柔らかく頼んでみた。だが男達に堪えた様子は無く、尚も何やら喚き散らしながら銃を向けてくる。その様子にブチン─と、脳内で血管の切れた音が聞こえた気がした。「……こんな下らねえコトで人生破滅させるクズ人間の癖して─この『俺』に逆らってんじゃねえよ」誰に言うでもなく呟き、腰のホルスターに差し込んでいた拳銃を抜く。一歩足を踏み出し、男達が引き金を引く前に─銃底でその後頭部を強かに殴り付けた。呻き声を上げて昏倒する男達を冷たい瞳で見下し、携帯を取り出して部下に連絡を取る。「…ああ、アリシア巡査長ですか?『僕』です、クリス…緊急応援を要請します。殺人未遂、銃刀法違反、公務執行妨害、脅迫の現行犯を確保致しましたので…来て頂けますか?はい、いえ…僕は被害者の方と話がありますので。ええ。…では」ほぼ一方的に話して通話を切った。携帯をポケットに戻し、自身には珍しく大立ち回りをした所為で、コートに付着した埃を念入りに払う。コートだけでは飽き足らず、手袋やらスラックスやらに付着した埃も払った後─ソファに腰掛ける男には『表向き』の表情で、人当たり良く微笑みかけて「……ええと、アシュリー・ハニーウェルさんで宜しかったでしょうか?本庁より派遣されました、クリス・K・竜崎と申します」と頭を下げ)
(/ヨシッ!!…現場猫の汎用性高くて良いですね ()中間…て、何です…?(急に正気)ありがとうございましたエディさん…どうか今後とも頑張って下さい…()わあ極端!でもそこが良い!! アシュリー的には押すと音が鳴るオモチャ(※好印象)みたいな感じに思ってそう…()手も出してしまって構いませんよ!アシュリーそんなん慣れてるので!()まあその前に「俺のお顔は商売道具なんですけれど、それでお気が済むならどうぞ?」とか顔面近づけて煽ってきますけど!()クリスさん面食い!!お堅そうに見えてちょっと意外ですね!!アシュリーの顔面はお気に召しますかねクリスさん!?()ホントごめんなさいねクリスさん!多分この修羅場で一番悪いのはアシュリーなんですけど…この、こいつ…!!() )
( 狼狽する男達、呆れながらも緊張の張り詰めた助手。その中で一人愉しそうに目元を細めて、「ええ、どうぞ。」返事を告げた“警察庁の人間”へもう一つ言葉を返し、ドアを見詰めてその登場を待つ。――現れたのは、随分な美丈夫であった。鋭い輪郭にくっきりとした目鼻立ち、すらりと背筋の伸びた長躯、何処にも隙を見せない髪型と服装。「……ほう。」クリスと名乗った彼と、何かを喚く男らの陰、美しい彼が呟く激昂の色に悦を溢して頷いて、更に視線を上げる。――と。次の瞬間に、事態が急激に収束していく。たった一人、銃を構えた相手らに一発退場をくれた彼に満面にっこり笑めば、「いや、お見事。素晴らしい。」互いの合間で柏手をぱらぱら控え目に打って賛辞を贈る。それから彼が誰かと通話する間に、丁度足元に転がった“汚れ”の片付けを助手へ頼み、ずるずると隅へ運ばれていくそれらを視界の端に己はかの美丈夫の観察へと目を流す。その視線が搗ち合うまで、徹底して埃を払う彼の潔癖そうな所作を眺めた後で、「……ええ、如何にも。」男らに向けたものとはまた違う“顔”を付けた彼に、此方も愛想の良い笑顔を返して立ち上がる。「自分こそが探偵事務所の所長、アシュリー・ハニーウェル、」きちんとしろと助手に釘を刺された手前、落ち着いた色彩のジャケットやシャツなどを着た首の詰まる格好の、その胸元にゆらり五指を置き、先ずは彼の問いに答えを、「それと此方の彼が、助手のアーサー君です。共々、お見知り置きを、竜崎さん。」続けてその手で、己の隣に戻った赤毛に雀斑の青年を差せば、助手の彼も合わせて会釈する。「ああ、それと初めに礼を。…先程は有り難う御座いました。貴方が来なければ、あの汚れを口説かねばならない所でした。」冗談か、本気か。解らぬ朗々とした言葉で肩を竦ませてから、「――さて。このまま立ち話もなんでしょう、此方へどうぞ、お座り下さい。」一つ話を切り替えて、応接用の黒いソファを片手で示す。助手君、お茶を、と指示を出すついで、己は示したものとテーブルを挟んだ向かいのソファにまたゆったり腰を下ろして、その膝上で指を組み、「それでは、改めまして……」こほん、と一度、演技じみた咳払いをした後で、「…こんな“薄暗い郊外の探偵”に、貴方のようなご立派な御仁が、何の御用に御座いましょうか?」少しばかり態とらしく探る目線と物言いで、彼の瑠璃石混じりの金春の瞳を見詰めて問い )
(ですね……()中間って何でしょう…?お姉様もお困りですよ…()クリスさん…音が鳴るオモチャ(好印象)ですって…()頑張ってね…()ウ、ウワー!!クズだ!!ここにクズがいます!!()うーんかなりお気に召してる方じゃないですかね…クリスは自分の顔面に絶対的自信があるので、あんまり他人のこと綺麗とか評さないんですよ…()コイツ…!())
(自身の『大立ち回り』に呑気に拍手をしたどころか、今自身が気絶させ、床に転がる男達のことも─さして気にする様子も無く、助手らしき男に処理を命じている。どうやらこの男、中々に肝が座っている─と言うよりは、根本的な危機感が欠如しているらしい。この道化め、と内心で舌を打ちつつ、促されるままソファに腰を下ろした。家の家具よりも少々座り心地の悪いそれに、尻が妙に落ち着かない感覚を覚えながらも、探るような言動に微かな苛立ちを覚える。「実のところ、僕も良く分からないんです。上司から急に、貴方の手伝いをしてやれ、と命令されまして…」少なくとも、告げた理由は嘘では無かった。醜く皺の寄った、一応の"上司"─警視正の顔を思い出すだけで腹が立ってくる。自身よりもただ、年を取っただけの老害─舌打ちの代わりに脚を組み替え、あくまでも『営業スマイル』を崩さずに微笑んでみせ)
(/ あっなんかすいませんねお姉様…いつものお美しい笑顔でいて下さいませ…()ええ…これでまだ好印象なんですよ…その辺の連中なんて覚えられてもいないので…()そうです此方がとびきりのクズに御座います!!どうしようもないでしょう!?()お気に召してるなら宜しいです…!むしろ己の顔面に自信満々でそう簡単に人を評さない方が、アシュリー的には面白…興味深いツボなので大丈夫です()ね!こいつってば…!多分犯人の男二人の家族の誰か辺り破滅させたりしてるのに…!() )
( 覗いた彼の言動は、多少苛立ちが有れども虚偽は無いように映る。「成る程……手伝い。手伝い、ですか。」男の一単語を繰り返す。納得したようでいて、その声は笑いに浮いている。端の上がる薄い唇からも、ふふ、と可笑しいものを見たように息を噴き出した後、「それはまた随分と――市民にお優しい上司様が居たものですね?」あからさま意図的に、言葉を選ぶ間を空けて、そう一言。台詞ほどの皮肉は窺わせない軽さで放り、首を傾げて少しおどけてみせる。「…まあ。この不況に、人手は幾らあっても困りはしませんから、此方としては大歓迎ですが。」それから切り替えの一音、今度は只純粋に喜びを示して。背凭れに掛けていた身をテーブル側、つまりは正面の彼側に向け、「――特に、貴方のような有能な方であれば。ええ、尚更に。」掌を上向けた片手で彼を、花弁を開くような優雅な指取りでゆるり差してみせた。「……さて、折角“お手伝い”に来て頂いて、手土産一つで帰してしまうのも宜しくないですね。」手土産、と称した部屋の隅に投げ置かれた“汚れ”を一瞥した後に、引いたその手を、丁度お茶を運び終えた助手の方へ一度向け、次いでトントン、とテーブルを人差し指で叩く仕草を。それで察してくれたらしい助手は、部屋の一角にある資料棚から二枚の書類を取り出して、彼へ出したお茶の隣へ並べ置いた。「取り敢えず、今抱えている案件――といっても、もうあと一手で花開く捜索依頼ではありますが。」助手の置いた資料――一枚目に捜索者らしき若い女性の写真、名前や年齢等の個人情報、二枚目に聞き込みや目撃情報を纏め、弾き出した所在の候補。その二枚を己も遠目に眺めた後に、「本日の所は、此方への同行を願えると助かります。」如何でしょう、と此方も『誠意ある物言い』と『愛想の良い笑顔』で、進めた話への反応を窺って )
(好印象なんだって…良かったねクリス…()ええ!!とてもどうしようもないと思います!!(自分を棚に上げつつ)()面白いって言いましたよね今…?()クリスがおもしれー男認識されてる…()あっ、その点は大丈夫ですよ!!クリスも多分被疑者の人生とか割と滅茶苦茶にしてるので!!())
(下らぬ戯言を鼻で笑い飛ばし、美しい男─アシュリーの視線に釣られ、地面に転がる男達を、触れるものを凍らせるような絶対零度の眼差しで冷たく見下す。同行の依頼に微笑み、「ええ、勿論です。市民を守るのが我々の義務…」最後までは言い切れなかった。失礼します、と場違いな程にボリューム調節を間違えた声量が飛び込み、先程電話口で"処理"を依頼した部下─アリシア・ミッドフィールド巡査長が姿を見せる。やや癖のある茶髪をした彼女は男達と自身を交互に見つめ、これ運ぶんですか、と怪訝そうな声色で尋ねてきた。早く立ち去れ、という意図も込めて頷けば、彼女はまるで荷物でも担ぐように男二人を軽々と担ぎ上げ、事務所を出ていく─素直で言うことを良く聞くところは彼女の美点だが、如何せん空気は読めない。少しばかり風変わりな部下の背中を見送った後、改めてアシュリーに向き直り、「…失礼しました。勿論、同行させていただきますよ」と返答し)
(/ そうです好印象です!まあでもアシュリー(クズ)の場合、好印象な方がちょっと厄介な感じありますが…()でしょう!!アシュリーと比べたら大概の人間が確りしているように見える不思議!()すいませんアシュリーの本音隠しきれませんでした()ええ…既に大分“おもしれー奴”としてアシュリーにロックオンされてるので、クリスさんは胃薬のご準備なさった方が良いかと思われます()経緯は違えどその点は共通点として喜ばし…いや、宜しくはないですね…アシュリーは喜ぶでしょうけど…() )
( 彼の“汚れ”を見る眼差しと、その後でころり変わる微笑みと。その温度差に品無く吊り上がってしまいそうな口元を堪え、問いへの返事を聞いていれば、それに被せた別の声が流れを寸断する。続けて現れた人物――身分や正体こそ目の前のやり取りで概ね知れていたが、その勢いには少々面を食らって、愛想笑いの口元のまま、僅かに見開いた目で男達を運んでいく彼女に視線を向けていた。仕切り直す彼の声を聞いて此方も、いえ、とゆったり首を振る事で気を取り直し、「有り難う御座います。では、準備致しますので、もう少々お待ちを。」そう礼を告げて立ち上がれば、己の背後、窓際の室務用らしいデスクに近寄り、その上に無造作に置かれていた携帯や財布等の貴重品を手元に揃え、コートラックに引っ掛けていたトレンチコートをきっちり着て外出の準備を整えていく。「ああ、助手君。貴方の車を少々お借りしても?」その一環で助手の方へと拝借の許可を窺えば、資料棚の整頓をしていた助手は露骨な程嫌そうに眉を顰めた渋い顔で一歩自分から遠ざかる。しかしながら直ぐに諦めたように溜め息を吐き出しては、無事に返して下さいよ、などという刺々しい言葉と共に所持していた鍵を此方へ投げた。それを気にした様子も無く受け取り、「お待たせ致しました。では、参りましょう。」またクリスへとにこやかに声を掛けた後、通路に繋がるドアを開ける直前に、留守番お願いしますね、と視線だけを流して見送る助手に手をひらり振って、目的地である隣街の廃ビルを目指す一歩を踏み出す。「しかし、先程は驚いてしまいましたが…竜崎さんのお仲間さんも随分頼もしい方のようで、羨ましい限りです。」事務所を出て少し後の道中、何の気も無い軽やかさで刑事の彼へと言葉を放り、「うちの助手君にも、あのくらいの元気と素直さが欲しいですねえ。」世辞か本音かつかない世間話で、徐々に人気の減っていく道々の時間を埋めて )
(/ 埋もれてきているので上げさせて頂きます…!それから、ここ最近は寒暖差激しく、疲れ易かったり体調が崩れ易かったりする季節かと思いますので、どうか日々お身体大事にして下さいませ~…!!それでは失礼致します…! )
(ヒェ…ご心配をお掛けしてすみません!ちょっとペルソナ3Rでキタローロスしておりましたが、私自身は元気モリモリですのでご心配なく…!)
(部下の背を見送り、アシュリーが外出の支度をする姿を静かに眺めていると─何となしではあるが、アシュリーと助手の男との関係性が見て取れた。自身にとっては預かり知らぬことだが、随分苦労しているらしい。助手とのやり取りを見守っている内アシュリーに声を掛けられ、その背を追うような形で廊下を歩いていった。「アリシア巡査長のことですか?…ええ、とても仕事熱心で元気な方ですよ。」人智を超えた怪力の持ち主でもある、という言葉だけは喉の奥に飲み込み、振られた雑談へは当たり障りの無い相槌を返す。埃っぽいビルから足を一歩踏み出せば、肩や服の裾に乗った埃が太陽に照らされ、白く光った。眉を顰めながらその埃を払い、尚もアシュリーの背を追いながら廃ビルへと向かい)
(/ それなら安心しましたと言いますか予想通りでしたと言いますか…()でも折角合ったご縁ですから、私が勝手ながら大事にしたく思う事は許して下さいませ…!!それから、ひとまずのP3Rクリアおめでとう(?)御座います!!() )
( 到着したビルは聞きしに勝る廃墟具合。歩く度舞う埃に、此方は擽ったくなる鼻と口を袖で押さえて咳を一つ。「……人よりも、獣が現れそうな所ですねえ。」などと、冗談半分に呟いた視線を床に落とせば実際、枠だけが残った窓から吹き込んだらしい砂を薄く被った其処に、野良の犬猫や鼠の痕跡らしきものが散らばっている。それからきょろり視界を巡らせれば、埃を払う彼の他、壁には風化しかけた落書きの文字やらスプレーで描かれた絵やら、場の治安を表す品の悪い諸々とも目が合った。「…ビル全てを探すのは、骨が折れてしまいそうですね。」ロザリーさん、と一つ試しに捜索者の名を呼んでみる。壁以外に遮蔽物は殆ど無い空間に放ったその声は、多少の反響を残しただけ。また静寂に戻ってしまった其処に困ったように眉を下げた。それでもビル内を練り歩く最中の時折に、糸口の探りに見えない彼女へ呼びかけて――コツン、と何かぶつかるような音が聞こえたのは、階段を登って三階に着いた頃。「……おや。」一度同行者の彼の方を振り返るが、音の出所は明らかにそちらではない。今度は注意深く、辺りをじっくりと観察し――汚れた床に、己達よりも小柄な人間の足跡を見付ける。それを辿っていった先、ドアも壊れた一室の壁際に、長い黒髪の女性が蹲っていた。場所が場所だけに、ともすれば幽霊かと紛うその発見状況に戸惑うでもなく、ただその傍にそっと歩み寄ってしゃがみ込み、「……ロザリーさん。」一言そう名を呼んでみると、彼女の肩が僅かに跳ねた。その反応に確信を得て、「ロザリーさん。貴女の妹さんから御依頼を受けて捜索に参りました、探偵のアシュリーと申します。」己の正体を名乗り、また次の言葉を繋ぐ直前――己の名を繰り返した彼女が酷く怒りに歪んだ顔を上げて、此方に掴みかかってきた。「おっと、」支えも何も無い身体は尻餅を突いて、そのまま何か不明瞭な怨み言を吐き散らす女性を見上げ、「いけませんよ、ロザリーさん。少々落ち着いて――」宥める台詞を紡ぐが効果は見られない。それどころか、かえって神経を逆撫でしてしまったらしく、彼女の細い両手が己の喉に絡む。そのまま絞めるつもりである事には気が付いた様子、しかし抵抗はおろか慌てる素振りも無く、寧ろ少しばかり愉しそうに口の端を弛めながら、助けを求める合図に刑事の彼へと視線を投げて )
(ご心配をお掛けしてすみません…!()いえいえ、私もご縁を大切にしたいと思っておりますので…!()ありがとうございます!!散々泣きながらクリアしましたよ…最後の選択肢なんて泣きすぎて見えませんでしたね…())
(ビルの内部に一歩足を踏み入れれば、外よりも酷い埃とハウスダストが目鼻を襲ってきた。鬱陶しそうに顔の前で右手を振り、裾に付いた埃を払う。壁への下品な落書き、割れたガラスの破片─碌に管理もされていない結果らしいそれらに、目線をちらりと投げて溜息を吐き出した。アシュリーの呼び掛けを聞き流しつつその背中を追い掛け、足を乗せる度に金属の軋む、耳障りな音を立てる階段を登っていく。三階に到着した少し後、此方を振り向くアシュリーに両肩を竦め、ゆっくりと首を左右に振りながら─ホルスターに収納された拳銃の持ち手に指先を掛けつつ、アシュリーに続いて物音のした部屋へと足を踏み入れた。長い黒髪で顔は覆い隠され、磨り減った黒いパンプスを履いている女性─どうやら彼女が捜索対象だったらしい。拳銃から手を離し、アシュリーが彼女に声を掛ける姿を見守っていたが、彼女が唐突に立ち上がったかと思えば─アシュリーの首へ両手を掛けた。今にも両手に力が籠りそうな様子だと言うのに、アシュリーは一切怯えないどころか─逆に口角を吊り上げているのが見て取れる。向けられる視線に小さな舌打ちを返し、「…落ち着いてください、ミス・ロザリー。僕はクリス・K・竜崎─警察です。彼と何があったのか、事情を話しては頂けませんか?」となるべく彼女を刺激しないよう、穏やかに声を掛けながら女性の肩へと軽く手を置き)
(/ いえいえ!嬉しいですよ!今後とも宜しくお願いします!!P3は題材が題材だけに選択肢が滅茶苦茶重いですよね……あれは泣かざるを…えない…!!())
( 彼へ視線を送ったその後には、また女性の方へと向き直る。憎悪なのか憤怒なのか、己を捉える濁ったその瞳を、此方からは絵画の鑑賞でもするような和やかな視線で眺めていれば、求めに応じた彼から声が掛かった。そちらに気が逸れたらしい、既に親指に力の籠りかかっていた彼女の両手は、一度己から退き垂れ下がる。――全部こいつが悪いの、と明確に己を指して話し泣き出す彼女の言葉は支離滅裂で、彼方此方と時系列が飛ぶ為に要領を得難かったが、要するに“アシュリーという男に婚約者を壊された”といった辺りが動機のよう。そのアシュリー本人はといえば、尻餅を突いた体勢のまま手持ち無沙汰そうに襟元を弄びながら、滅茶苦茶な話を聞いていたが、「……濡れ衣ですねえ。ロザリーさんとは今が初対面ですし、その婚約者という方にもとんと心当たりがありません。」言葉が途切れた所を狙って、飄々と慣れた様子で否定する。「それに、花を潰した覚えも手折った覚えも、この手にはありませんよ。」丁度襟を摘まんでいた五指も、己含めた三人の間に軽く広げ、タコや傷はおろか逆剥け一つ無いそれをひらり振ってみせた。嘘だ何だと否定を被せる彼女を余所に今頃やっと立ち上がり、コートの埃を払いつつ周りを見回して、「竜崎さん、」開いたドアから繋がる隣の部屋に顔を向けたまま、彼を呼ぶ。「その方のお話、あまり真っ当に聞き過ぎない方が宜しいかと。」忠言のついで、隣の部屋に足を向ける。元は倉庫か何かだったらしい其処に目を巡らせれば、滅多刺しにされたらしい後に、串刺されたままの人形が床に転がっているのが窺えて。その、腹に刃物を残されたボロボロの人形――今より少しだけ若い己の顔写真の新聞記事を態々切り抜いて、上から真っ赤な罰印を描き、頭に貼り付けたらしいそれをひょいと持ち上げ、「その方、とっくに月に心を浚われているようですし、」刑事の彼へロザリーの狂気と殺意を遠目に掲げた、その後。「それに……ここまで剥き出しの刃が在っては、“敵討ちの激情に狂わされた”という酌量も苦しいでしょう。」人形よりは奥に隠し置かれていた、明らかに新品の縄だのスコップだの、纏められたブルーシートだのと不穏な計画を匂わせる品々も、二人の居る部屋まで爪先で転がして。「…さあて、ロザリーさん。貴女から胸弾む舞台に招待されたので、ついと釣られて踊ってしまいましたが、」それらを踏み越えて、また二人の傍――ロザリーの目の前まで、わざとらしい程ゆっくり歩み、「――それも此処まで、のようですよ。」すっと仮面のような微笑みを形作った顔に、隠しきれない“愉”の熱を乗せた視線で濁る狂気を覗き込む。ひっと息を引き攣らせてクリスへと手を伸ばし、怯え縋るロザリーへ、「後は、どうしてあげましょうね?」甘くさえ聞こえる喜悦の言葉を遊ぶように更に吹きかけ )
(こちらこそ宜しくお願いします!ですね…!目を閉じる or ……… はダメですよ…泣いちゃいます…()そう言えば最近、また呪術廻戦にハマり始めまして…()またメンタルがぐちゃぐちゃになっちゃう…個人的に聞きたいんですが、呪術廻戦で推しとかいらっしゃいますか…?私は狗巻くんと真希さん、後は野薔薇ちゃんです…)
(暫しの間は何とも要領を得ない彼女─ロザリーの話を大人しく聞いていたが、ふとアシュリーが此方へ見せてきた人形に目線を投げる。無数に付けられた傷からは中の綿がはみ出し、腹部には大振りな刃物が突き立ったままになっていた。極めつけに、その人形の顔らしき部分には写真─古新聞の切り抜きかと思われる、少し若々しいアシュリーの顔写真が貼られている。随分恨まれているらしいな、とぼんやり思いつつ、更に目前に晒された縄やスコップ─明らかな犯罪計画の証拠に再びちらりと目線を投げた。本当ならばこれ以上面倒な仕事を増やして欲しくは無いのだが、仕方ない。怯え切った表情で縋り付いてくる彼女の手をそれとなく払い除け、「…話は署で伺いますよ。すぐに部下が迎えに来ますから」と声を掛けた後、相変わらずこの状況を楽しんでいるようなアシュリーに眉を顰めながら─「…あまり被疑者を刺激しないで頂きたいものですね。それで何かあっても、其処まで面倒は見切れませんよ」と、一応は窘めるような声を掛けつつ携帯を取り出して、先程男を運んでいった部下─アリシアに再び電話を掛けた。すぐに向かいます、と電話越しでもボリューム調節を間違えた声に眉間の皺が深くなり、携帯を少々耳から離して「…ええ、」と答えながら通話を切る。最早立つ力も無いのかその場にへたり込み、青ざめた顔で何やらぶつぶつと呟いているロザリーを冷たく見遣り─まだ使用された痕跡の無いブルーシートやらをざっと観察して)
(/ どちらを選んでも結末に変わりはないのに…!どうしてあれほど泣けてしまうのでしょうね、あの選択肢…!!おのれATLUS…!!()はわ…好きなものは何回でもハマってしまいますよね…!例え地獄だったとしても…ハマらずにはいられませんよね…()推しですか…そうですね…アニメ一期と劇場版の0までをサラッと観ただけのにわか知識でアレなのですが、狗巻くんでしょうかね…シンプルに普段喋らない(喋れない)系で、大人しめな少年っぽい見た目なのに、戦う時のあのギャップが性癖に刺さるので…() )
( 計画失敗の上、縋った先にも払われへたり込む彼女へもう一歩、追い詰めるように踏み込んだ所で注意が降った。「おや、手厳しい。…ですが、ごもっとも。」ころりと笑う軽薄な物言いで、それに素直に従いロザリーから身を引き戻す。もう何か仕出かす気力も無さそうな彼女は捨て置いて、丁度彼の携帯から漏れ出す、例の部下らしき声へ一度取られる視線をそちらへ向けた後、持ちっぱなしにしていた襤褸切れ同然の人形を、自らの顔の前に掲げてみる。「三年……いえ、四年は前でしょうかね。さて、どのお話の頃やら。」改めてまじまじと其処に貼られた切り抜き写真を眺め、一人その年代を測ったが、それには早々に興味を失くして、突き立てられた物ごと床へと放った。その後には彼の目の先を追って真新しいブルーシートらへ、それから犯行道具の置かれていた元倉庫にもう一度身を突っ込んでみれば、「おや、まあ。これはまた、随分と…」その部屋の隅に、やや小ぶりの鉈やら鋸やらと狩猟やキャンプ向け――もとい、解体向けの刃が立て掛けられている。此方は新品とは言い難いが、それでもしゃがんだ己の顔が映る程よく研がれていて、「……素晴らしい熱情の持ち主だったようで。」それに感心を装った嘲り半分、言葉を落とす。「いやはや、しかし、」切り替えの二言、立ち上がって刑事の彼の方へ向き直る。「貴方の助け一つで、こうも綺麗に依頼の凝りが無くなるとは。…ええ、喜ばしい限りです。」先程までの愉楽も熱も無く、ただ純粋に機嫌良く笑んで。「助手君とでは、舞台が長引いて混迷が重なった末、収まりが付く頃には茜空、なんて事もザラですからねえ。」続けざま、目の前の彼の居ない“もしも”なら、もっと碌でもない状況だったと暗に示唆しながらも、言葉そのものは冗談めかして肩を竦めてみせた後。「改めまして、感謝を。」少々芝居掛かりながらも、胸元に手を当てる所作と落ち着けた言葉で同行の礼を伝えた――その、直後。隔ての無い窓からサイレンとエンジンの音が飛び込むのを聞き留め、「…ああ、お迎えがいらっしゃいましたね。」などと、彼女へか彼へか定かではない一声を宙へ浮かべた流れ任せに、ひょいと傍の窓から外を見遣って )
(ですね…!何回やっても泣きます()ですです…メンタルケア用のアニメ用意しないと…マッシュルで良いか…()分かりますよ…!狗巻パイセン、普段はぽやぽやしてるのに戦闘の時のギャップ凄いですよね…!())
(暫くの間はブルーシート、及び人形を観察していたようだったが─徐ろに手袋の上から青のビニール手袋を装着し、ブルーシートを拾い上げた。証拠品として回収していくらしく、疾うにガラスの失われた窓際へとそれらを移動させた後、再び視界から消えたアシュリーを追って脚を踏み出す。埃っぽい部屋の中にずらりと並ぶ、ある種荘厳とも言える凶器の数々に呆れたような溜息を漏らしつつ、携帯で証拠写真を撮影した。一通り上に報告する準備を整えた所で、アシュリーから声が掛かる。先程より嫌な感じはしないが、やはり嫌いな笑みを浮かべて吐き出された言葉に「…力になれたなら何よりです」と相変わらずの営業スマイルに乗せ、思ってもいない言葉を口から吐き出した刹那。ビルの階段を駆け上がる騒々しい足音と共にドアが開き、アリシアが顔を見せた。恐らく、寝ていたか何かしたのだろう─普段よりもあちらこちらに跳ねた髪を気にする様子も無く、彼女は部屋の状況を見回した後、地面にへたり込むロザリーの方をくるりと向いては─行きましょう、と掛ける声は優しいものの、半ば担ぎ上げるような形でロザリーを連れていき)
(/ そうなんですよ…次の展開もラストも解ってるのに泣いちゃうんですよね…()最近何かと話題ですよね、マッシュル。私正直な所CMで流れてくるキャラビジュとOPくらいしか知らないのですが…呪術廻戦の分のメンタルケア出来る感じです…?()そうそれです…!!普段は可愛いなって思う場面多いのに、戦闘になったら凄まじいじゃないですか…!あと、術式の特性上、言葉が命令形になる所に撃ち抜かれましたね…好き…() )
( 張り子の笑顔、節抜け竹の返事。中身の無い言葉などお互い様。もう一度、此方も表面ばかりの笑顔を返した後に。訪れた騒々しさ――彼の部下へと「どうも、お疲れ様です。」などと少し遠目に労いをさらり贈った所で、あ、と一つ小さな声を上げ、ポケットから取り出した携帯のレンズを、担がれるロザリーへと向け、そのままシャッターを二度。続けて狂気の証拠も一枚切り抜き、計三つの写り映えを確認するなり助手へと電話を掛ける。「ああ、助手君。……そう、終わりました。損害は何もありません。」ワンコールで繋がる通話へ噴いた微笑み混じりに、現状一通りの伝達と、送る写真を依頼記録に使えという旨を話した後。――何か、助手から問われたらしい。一瞬きの沈黙を落とした次、「…そうですねえ。実に探偵らしくて、やり甲斐のある御依頼だったかと。まあ、」クスクスと、今度こそは喜ばしげに密かな音を纏って、「――概ね台本通り、予定調和の舞台ではありましたが。ええ、それでも。乗るだけの価値は、十二分に。」まるで、今日この時、“こんな事”になると解っていて此処に来た、とばかりの物言いを送話口へと流す。それを最後に一時の別れを告げて電話を終え、「お待たせしてすいません、竜崎さん。」今目の前の人物の方に意識を戻した。「そろそろ戻りましょうか。此方も、そして貴方も、ご報告を為さねばならない相手をお待たせする訳にはいかないでしょうから。」それからにっこり愛想良く、ついさっきの通話の怪しさなぞ投げ捨てたかのように、朗らかに促しの言葉をつらつらと淀み無く並べながら、開きっぱなしのドアへと爪先を向け )
(/ 埋もれてきたので上げさせて頂きます…!教習諸々で何かとお忙しいのは存じております故、お返事は二の次で構いません。アシュリーとアーネスト共々のんびりまったり待ってますので、生活環境に変化の多いこの時期、どうか無理だけはなさらないで下さいね…!それでは失礼致します…! )
(お気遣いありがとうございます…!教習が終わったかと思えば履修登録で悲鳴を上げている毎日ですが、元気ですのでご心配なく…!分かります…泣いちゃいますよね、あれは…()面白いですよ、マッシュル!!魔法の世界で筋肉無双()ですから…性癖を抉ってくるようなキャラもたくさんいますよ…私はオーターとレナトスが性癖にブッ刺さりましたね…()シリアス回もたま~にありますが、まあ大抵筋肉で解決するので()後、これは個人的なオススメなのですが…カリスマってご存知でしょうか…?秩序のカリスマ、服従のカリスマ、自愛のカリスマ、反発のカリスマ、内罰のカリスマ、性のカリスマ、正邪のカリスマなるイカれた奴ら()のボイスドラマなのですが…ヒプマイと同じレーベルが作ってるんですよ…()分かります…可愛いのに強くてカッコいい…)
(「…いえ、お気遣いなく」アシュリーの言葉に軽く首を横に振った。先程、多少気になる発言をしていたような気がするが、必要以上にこの男と関わりたくはない。上手く営業スマイルを作れていたか分からないが、兎にも角にもこの場を早く立ち去りたかった─計らずも先導するような形で階段を降りていくアリシアの背中を追い、アシュリーよりも先に、埃っぽい部屋を後にした。見たところロザリーは気絶しているようで、特に抵抗する様子も見られない。アリシアが乗った車とは別の、もう一台表に回すよう言い付けてあった自身の愛車─黒のクラウンに乗り込み、窓を開けて「……乗られますか?」と形式上の問いを投げ)
(/ おおっとそうでしたか!忙しい所にお返事有り難うございます!そして御入学おめでとうございます!!名作ゲームは何回やっても良いもんですからね…()なるほどなるほど…取り敢えず支部でアレコレ確認して参りましたが、なんとなくそのお二人が好きなの解る気がします()確かにカテゴリはコメディでしたね…今度ゆっくり見てみますね()カリスマ、ご存知ではありませんでしたが今じっくり聴き進めております()初手から豪快なイカれ具合()で中々面白いですね…ビジュの好みは正邪と服従辺りですかね。まあお関わり合いになりたいかと言われると…アレですけど…カリスマの方々は遠くで眺めてるだけなら目と耳の保養になりそうです()ね…狗巻先輩、つくづくギャップ好きを的確に撃ち抜いてきますよね…() )
( 顔も爪先と同じ方向を向ける間際、視界に在ったのはクリスの表情。今朝から変わらぬつもりだったろう笑顔と――その仮面の、ほんの僅かな罅。見付けた物に口元が歪に弛み、今度こそは愛想笑いが崩れてしまう。新品の玩具でも手にしたような、明らかな好奇と興味を剥き出したそれは幸いにも、既に此方の歩みを越した“玩具”には気取られなかった模様。「……おっと。」アシリアとクリスの歩をなぞり廃ビルを出るその前に、人差し指と親指で触れた自らの口の両端を押さえ伸ばし、余所行きの顔を作り直しておく。――それから、何事も無く外に踏み出し、彼に追い付いたそのタイミングで声が掛かった。パッと目を移した先には既に運転席へ着いた彼。「おや、宜しいので?」問い返しには特別深みも無く、軽薄な喜色だけが浮かぶ。「なら、ご厚意に甘えさせて頂きましょうか。」続けて後も先も考えていない早さで肯定を重ねれば、彼の仕草に倣って己が身から確りと埃と汚れを払った後で隣へ乗り込む。――車の中。自身の助手へもう一つ、今度は文字のみの連絡を送ってから、「さて、と。」組んだ手を前に突き出すだけの軽い伸びを一度。「多少揉めはしましたが依頼は無事に完遂致しましたし、後は依頼者様から御礼を頂いて、今夜はシードルでも…」先程ロザリーに縊られかけた事も、滅多刺しにされた人形の事も“些細な揉め事”に片付けた上、この惨状を伝えられる依頼者から、報酬を確り毟る予定をちらつかせた後で、ふと言葉が止まる。「……ああでも、馴染みの店はこの前からお休みになっていらっしゃいましたね。」思い出した事。そちらこそをば悲しげに、残念そうにぼやいて、少しの合間眉を寄せて唸り悩んだ次。「そうだ、」ふとハンドルを執る彼へと視線を合わせ、「竜崎さんは、何処か美味しい薫酒が頂ける所などに心当たりはございませんか?」廃ビルを訪れる道中と同じ、場の沈黙を埋める何気無い世間話を彼に吹っ掛けて )
(ヒェェ…度々返信が遅れてすみません…!!
分かって頂けますか…!オーターもレナトスも…その…何と言うか…ね!!(圧)是非是非見て下さい!!面白いですよ!!何も考えずに見れます!!()イカれてますよね…凡人として1年くらい追ってますが、私も何も分からないのでそれで大丈夫だと思います…あっ!!正邪良いですよね…全てが謎に包まれてますけどね、ふみや…年齢も名前も本当なのか分かりませんし…私は秩序と性も好きですよ…他はカッコいいのに、性だけ「性!!!」ってド直球でゴリ押してくる所が好きです()眺めてるだけなら(重要)、ですね…でも時々ふみやは「こっち側」を認識してくるんですよ…こわい…()です!!狗巻パイセン可愛い!!)
(─自身としては、社交辞令のつもりで投げた言葉だったのだが。一応は汚れを払う仕草を見せたアシュリーに口から飛び出かけた文句を引っ込め、自身はクラウンのハンドルに片手を掛けた。助手席から聞こえてくる戯言は聞かなかったことにし、「…酒、ですか。確か近くにヴィンテージ物を扱う店があったかと」そろそろ掛かってくるであろうアリシアからの連絡を待つ。─そこから大した間を置かず、尻ポケットの携帯が振動して着信を知らせてきた。無線スピーカーに携帯を繋ぎ、「…はい、竜崎です」と声を掛ければ─「アリシアです!!被疑者、吐きましたよ!」と案の定、車内のスピーカーがビリビリと音を立てて震える程の声量が返ってくる。相変わらず調節を間違った声量に眉を顰めつつ適当に話を聞き流し、通話をブツリと切った。送るだけ送ってやるか、と思ってクラウンを方向転換し、今言及したバーの方へと勢い良くハンドルを切る。急激な方向転換で後輪が地面と擦れ、火花を立てつつカーブをドリフトした。)
(/ 大丈夫です!お待ちしておりましたよ!!
ええ、的確に癖を撃ち抜いてくると言いますか…ね!!(納得)何も考えずに見れるものも大事ですよね…いえ、深い解釈とか重めのアレソレとかも全然好きなんですけれども()あっ良かった…カリスマ達のお話聞きながらこれは私の理解力が足りないのか??と宇宙猫顔してました…()良いですよね正邪…意外と可愛い一面とか有って……天彦さんについては、いやもうホントにセクシーというか、最初から最後まで「性!!!(ごり押し)」って感じで、カリスマの中でも特にブレの無い人だな…と…()眺めてるだけなら、です(大事)ふみやさんから初めて此方側を意識した台詞を聞いた瞬間、ちょっと跳ね上がっちゃいましたね…()ええ!可愛い!!狗巻先輩大好き!!() )
( 形式上の言葉に乗っかられた彼の表情を見るが為だけに起こした行動は、予想通りに些かの愉快な結果を齎した。その事にも上がるばかりの気分に、今は品良く笑んで問いかけの答えを聞く。「ヴィンテージ物ですか、良いですね。その御店はどちらに、」そのまま言葉を乗せて会話を繋げかけたが――彼に連絡が入る方が先であった。おや、と少しばかり残念そうに口を閉じたその直後、本日三度目の“元気の良い”彼女の声が車内に響いた。スピーカーは勿論の事、空気の震えが肌にまで伝わるそれに、いっそ可笑しげに喉の奥を鳴らしながら己も話を終わりまで聞いたその次の瞬間、不意に車が揺れる。「うぉ、っとと…!?」幾らシートベルトに縛られていると言えども、慣性の法則に引っ張られた身体は思い切り傾き、予想外の事に口からは何の飾り立ても無い驚きが漏れた。辛うじて窓へ突っ張った腕で身を支えつつ、車の外へと丸く見張った視線を移す。――元来た己の事務所方面でも、何かと縁のある警察庁に続くでも無い道への走行。浮かんだ疑問符は、“今”を楽しむ思考に直ぐ様消え去り、大人しく黙ったまま、機嫌良く流れる車外の景色を眺めていた。――ややあって。車が止まったのは、とあるバーの前。其処が先の会話に出た店である事は容易に理解が及んで、「おや、まあ。わざわざ御店まで送って下さったので?」少々大袈裟だろうか、驚いた色を纏わせた問いの形を投げ、「有り難う御座います、竜崎さん。」その答えも特別待たずにこやかに礼を続けて、シートベルトを外した、その後。「それでは、アシリア巡査長さんと、」ほんの僅か、細める瞳に妖しさを持たせて、「――ローガン警視正様に、どうぞ宜しくお伝え下さい。」何処からも伝えられていない情報、彼の上司である筈の名を、その反応を眺める為だけに口から“うっかり”滑らせて挨拶を連ねつつ、外へと出るべく車のドアへ手を掛けて )
(こちらも返信返しておきますね…!お待たせしてしまい、すみません…!)
…ええ、良い夜を。
(何処でそれを知った─そんな言葉が喉の手前まで来たが、辛うじてそれを飲み下した。貼り付けた営業スマイルで軽く頭を下げ、彼がバーへ消えるのを確認した後─周囲の車に乗っている運転手が驚愕の眼差しを向けるほど、凄まじい勢いでクラウンのエンジンを吹かす。キャリア官僚用独身寮までの帰り道の最中「…あのクソ道化野郎!バカにしやがって…」ふつふつと沸いてくる怒りに任せてハンドルを拳で殴りつけた拍子、クラクションのけたたましい音が周囲に響き渡った。─だが幸い、周囲には咎める人間もいないらしい。そのままクラウンを寮の駐車スペースに停め、部屋までエレベーターで上がる。部屋の扉を開いてベッドに倒れ込み、喉の奥から絞り出すような、低く野太い苛立ちの声を上げる。)
(/ いえいえ!お返事下さっただけでとても嬉しいので!!お気になさらず!! )
( 己が名を口にした瞬間、今まで以上に解り易く罅の入ったその笑顔の仮面。彼から此方が見えなくなったその途端、堪え切れなくなった可笑しさが、くすくすと溢れ落ちていく。その様子を不審がるようなバーのマスターへ、「…すいません、少々面白い事を思い出したもので。」口八丁に理由を取って付けた後、甘いカクテルや喉を焼くようなショットなど様々嗜みながら、丁度隣に座る見知らぬ客との会話を楽しんで。――それから暫し。深夜帯に呼び付けた助手に連れられて事務所まで帰り、散々世話までさせた後の翌朝。頭痛に怠さと明らかな二日酔いに彼是億劫がり、髪は手櫛に雑なハーフアップ、服も昨日とは真逆にあちこち緩めた隙の多さが目立つもの。今日もあの人来るんですよね、良いんですかそれ、と暗に此方のだらしなさを咎める助手の言葉へ、「長い付き合いをするのに、鍍金と猫を被り続けるなど反って無粋では?」と舌だけは流暢に回して棚上げを。返される呆れた溜め息を後目に、助手が先程から運び込んでは選定している手紙や郵便物を己も手に取り、それらが大量と積み上げられていく執務用デスクに腰掛ける。そのまま刑事の彼が訪れ仕事が始まるまでの間、中身をのんびりと弄ぶように吟味して )
(いえいえ…お待たせして申し訳ないです…!
お待たせしている間に、新しいストーリーが湧いて出たのでご報告だけ…!神による祟り、呪い─そういったものを調査する『神呪調査員』なる人間たちの人間ドラマあり、バトルありな感じのストーリーでして…お休み中に湧いて出たので、本当にご報告だけですが…)
……失礼します、竜崎です。
(寝るまでの間、相当物に当たりはしたが─何とか怒りを鎮め、眠ることには成功した。だがまあ、当然のことだと言うべきか。翌朝の寝覚めは普段─まあ普段からかなり悪い方なのだが─それ以上に最悪極まりなかった。─それでも身なりだけは普段通り、いや普段以上に隙一つ見せぬロングコート姿に整え、家を出る。クラウンのキーを開けてハンドルを握り、例の私立探偵が居を構える事務所へと手早く走らせた。所々に赤いサビの浮いた階段を登り、ドアをノックして─軽く声を掛ける。彼の返答を待つ間も服のホコリを払い、前髪を整え、爪先で階段の板をとん、と蹴って)
(/ 神呪調査員…良いですね!自分の地元の、それも自分だって信仰してた土地神様の祟りを調べに行かなくちゃならなくなったり、仕事を一つ、後味悪く終えた仲間が苦しむ中で、「それでも止まっちゃいけないんだ」って前を見据える強さとか……そういうの悪くないと思います!!神様の祟りや呪い、となると何となく日本が舞台な感じでイメージしてましたが、合ってますかね…? )
( くるくると指先で開封の済んだ手紙を弄ぶ傍ら、酒明けで怠く鈍い頭の眠気覚ましに、デスクに置いていた愛用の煙草――ブラックデビルの一本を咥えて火を点ける。そのまま甘ったるい紫煙を吐き出しながら、山になる郵便物へ気紛れに手を付けては床へと散らかしていた所に、不意に響いたノックと来訪を告げる声に、ふっと口の端を上げる。「はい、どうぞ。あー…助手君、出迎えてあげて下さい。」自らは動く気も無く、助手へドアの開放を命じ、また視線を読みかけの手紙へと。その間にした応対の準備といえば精々、半端に灰の残る煙草を灰皿へ押し付けた程度。やがて助手がドアを開き、彼の姿が現れて漸く、隙まみれの服はそのままに立ち上がってそれを歓迎する。「本日もようこそ、我が探偵事務所へ……なんて畏まった挨拶も、客人ではない貴方には反って失礼でしょうかね。」まずはいつも通りにこやかに、その先は少々冗談めいた言葉を添え、「今日も宜しくお願いしますね、竜崎さん。」締めには“仕事仲間”としての挨拶を放って。「さて、今日はまた別の仕事…の前に、此方の熱烈なお手紙達にお応えするのが先でして。」此方、と五指を揃えた掌で差した先――見える限り二百を超える数の郵便物、それも赤錆た何かで綴られている手紙や、明らかに手作りの何かが入っているだろうラッピングの施された品などが入り雑じり置かれたデスクに、彼の視線を誘導しつつ、「…お手伝い頂けますか?」などとわざとらしい丁寧さで問い、愛想半分揶揄半分に彼の表情を窺い覗き込んで )
(そうですそうです…!ご存知かは分からないのですが、木古おうみさんの領怪神犯がものすごく好きでして…それをベースに生まれた物語となります!雨の日でも晴れの日でも常に日傘を差してひどく咳き込んでいる不気味な雰囲気の男、伏見(うちのこ)とバディの誰かが活躍するような想定でして…())
(扉を開く、疲れ果てたような雰囲気の助手に軽く会釈をする。さて─先日とは打って変わって、隙だらけの服装と乱れたハーフアップの髪。成程先日のアレはあくまでも鍍金か─と内心納得しつつ、「…ええ、本日も宜しくお願いします。」普段通りの営業スマイルを顔にべたりと貼り付け、今日は促される前にソファへと腰を下ろした。彼の五指が示す先、デスクの上へ目を投げると─悪趣味極まりない手紙やら、手作りのナニカやらが嫌でも目に入ってくる。一瞬絶句し、その後に溜息が唇の端から漏れた。「…勿論です、危険物が混じっているかもしれませんしね。」それらしい理由を付けて答え、恭しくお辞儀をして)
(/ 言われて気になりまして、ちょろっと読みかじって参りました領怪神犯…!良いですね、最初は得体が知れなくて、でも考察が進むにつれて少しずつ正体が見えて、それでもどうしようもない…あの重たい曇り空の下をずっと歩くような不気味さ…大変好みです…!なるほど、伏見さん…そうなると、バディの方は明るく要領良しな正反対タイプか、どことなく苦労性の香り漂う知識豊富なアンニュイタイプか…どう転がっても美味しそうではありますね…() )
(郵便物に目を移した瞬間、あからさま言葉が止まった笑顔の彼に、此方は隠しもせずに笑いを噴き出して。「ええ、その通り。まあ俺としては、そういった刺激的な贈り物も大歓迎ではありますが。」危険物、の単語を愉しげに、紛れている可能性自体を肯定しては、くすり口角を持ち上げ「では、この辺りをお願いします。」詰まれた左端の列に差す掌を移動させた後、また助手の方に目配せを。途端溜め息を吐く助手が、それでも渋々と左端の郵便物達をソファー前のテーブル、刑事の彼の元に配置し直していく。「有り難うございます、アーサー君。お疲れでしたら、少し息を抜いても結構ですよ。」軽薄な労いを検分の合間に投げ込めば、どの口が、と恨みがましい目を向けられるが、当の本人は気にも留めずに作業を続ける。しかし疲れは確かなのだろう、丁度クリスが座る正面辺りに深々腰を下ろし、鈍い手で共に作業し始める。――それから少し。「……ふむ、雷が落ちる程の物はありませんねぇ。」半分程度までは処理しただろうか。明らかな殺害予告、誘拐予告、行動監視の手紙等々を読み散らして尚、何処か退屈げに言葉を溢し、「…此方はどうでしょうか。」今度はラッピング品達に手を付ける。袋に付けられたリボンを弛め内を漁れば、何とも可愛らしい手作りのテディベア。「おや、中々出来の良い。」小脇に抱えられる小さめサイズのそれの体を、くるくる回して一通り感心に眺めた後に、「…では、」髪を留めていたピンの一本を外し、その先端を糸の隙間に刺して器用に縫い目を解いていき、出来上がった隙間から容赦無く手を突っ込み探る。やがて綿の中から取り出した小さな機器――恐らく盗聴器を指先で摘まみ上げ、一人妙に機嫌良くそれを弄びつつ、「そちらの進捗は如何です、竜崎さん?」助手と面を合わせて検分している筈の彼へ、進行状況を尋ねて )
(分かっていただけますか…!!そうなんです…領怪神犯、すごく良い作品なんです…!後味の悪さが特に…キャッチコピーの「その神々は、人の手には負えない」がこの作品の内容を端的に言い表してる感じがして…()いやあ、私…黒髪に黒スーツ、その上黒手袋に日傘を差してる男が大好きでして…底知れない不気味さの中にも妙な色気があるというか…伏見もそんな男なんですよ…()伏し目がちな割には目が妙に大きくて、ハイライトなしの黒なので心の底を見透かされるような雰囲気と言いますか…()アッ!!!どっちもイイ!!明るい系のバディ様に「…貴方はいつも元気ですねえ…何処からその元気が湧いてくるんですかぁ?」って問いかける伏見も、アンニュイ系のバディ様に「…貴方も災難ですねえ。「伏見静」のバディなんて、厄介払いも同然でしょう?」って問いかける伏見も浮かんできました…!!!())
(この夥しい量の手紙の中に危険物が有るかもしれない、という点は一切否定しないのか。内心軽蔑にも似た笑いを鼻から漏らし、何とも渋い表情を浮かべながらも手紙やラッピングされた物品やらを運んでくる助手に軽く手を挙げつつ─「お気遣い、ありがとうございます」と営業スマイルで礼を述べる。仕分けする手紙は事務所の爆破予告、アシュリーや助手に対する殺害予告─そんなものが大半を占めていたが、その中に時折混じる、アシュリーに対する病的なまでの恋慕を告げる手紙には思わず吐き気がした。血を使って書かれたものと思われるそれからは─ひどく鈍い鉄錆の匂いがする。取り敢えずその手紙を封筒に戻して横に避け、ラッピングされた品物の仕分けに移った。それらは大抵、見るだけで盗聴器、発信器が埋め込まれていると分かるものばかり。掛けられたアシュリーの声には営業スマイルを浮かべ、「…ええ、順調ですよ。業務妨害で逮捕状を取れそうなものもいくつか。」と答えておき)
(/ キャッチコピーからして天才的ですよね…敵わない相手、解り合えようもない相手を理解していく不合理さと理不尽さ…うっかり飲み込まれてしまいそうになります……()明らかに世から浮いて見えて、でも目の離せない不可思議な艶と不気味さが同居する、得体の知れない男…私も好きですね…()どっちも相性良さそうですよね!明るい系は「そりゃご飯ですね!伏見さんはもっと食べた方がいいです!」って空気読まずにでっかいおにぎり出しそうですし、アンニュイさんなら「……それでも、何かやれる内は何でもやってやるさ。」って半ば諦めたように煙草吹かす姿が浮かびます…!まあただの性癖なんですけども…!() )
( 「それは何より。」げんなりと眉を顰める助手や、形だけの愛想を作る刑事とは対照的、鼻歌でも流しそうな上機嫌で返事に笑顔を返す。「しかしまあ、この熱烈な品々。こうして手間暇掛けて愛情を籠めて頂けるのは有り難いとは思うのですが、」それから続けて、助手が開封したらしい髪の毛入りのクッキーや、カッターの歯が混入されたチョコなどを一瞥しては、感心とも嘲笑とも取れる言葉を悠々並べて。「皆様が直接お会いに来たのなら、もっと良い夢に落としてあげられるというのに。…惜しいものです。」指先で転がしていた盗聴器に、わざと唇を寄せて囁きを注いでから、足元にそれをぽいと投げ捨て踏み潰す。「ああそれと、俺の方も収穫はありましたよ。」その後であっけらかんと言葉を続けつつ、手元に置いていた一枚の手紙、もとい書面を掲げる。何の変哲も無い近況報告らしき内容のそれをひらつかせ、「此方、うちの“常連”のお手紙でして。色々暈してはありますが、情報収集、およびその提供をご所望のようです。欲しいのはどうも、」もう一度自分の方にも向けて綴られた文を改め、助手と彼へとその内訳を解して共有した次、「――時効間近、強盗殺傷の罪で手配中のオリバー・アーキン氏の情報のようで。」くす、と妖しい色を帯びた瞳を細めて依頼を告げる。「いつもながら、相当追い込まれているのでしょうねぇ。そう何度も、こんな信用ならない“情報売り”を頼るなんて。」ジョーク混じり、今度は自らを“探偵”では無く“情報売り”と変えて名乗りを上げつつ、依頼書を二人の居るテーブル上に放る。書面に書かれた依頼者名は他でもない――警察庁の人間から。「それでは俺は、“ご依頼品”の売買に出ますが、貴方もいらっしゃいますか?」髪に櫛を通し、服の隙を簡単に整える合間にクリスの方へと目を流し、「…もっとも。俺へのお手紙に狼狽えてるようなパピーちゃんには、今日のお仕事は刺激が過ぎるかもしれませんが。」今の様子を嗤い含みに語り、さらりとわざと彼を“仔犬”と称し煽って、その反応を愉楽の視線で窺い )
(ですです…ホントに皆一度は読むべき作品だと思いますよ…ちょっと後味は悪いですけど()分かって頂けますか…!近寄り難いけれど、言葉で言い表せない魅力のある男って良いですよね…()明るい系良いですね…呑気で元気が貰えるというか…まあでも、伏見は常にローテーションかつ嫌味っぽいやつなので「……いえ、結構です…貴方の馬鹿が移りそうなので。」って言いながら折角のおにぎりをそれとなく断りますね…()アンニュイさんの言動もイイ…「…はあ。……人間が神に対してやれることなんて限られてますけどねえ…祈るか嘆くか、が精々良い所でしょう。」って更にやる気を削ぐようなこと言いますけど、元々こんな言動かつ性格なんです…どうか気を悪くしないでください…!())
(話を聞くに─どうやらこの男、私立探偵なんて胡散臭い仕事の他に─情報屋、なんて更に胡散臭い仕事も請け負っているらしい。だがアシュリーが口にしたのは、確かに今現在警察が必死に追っている犯人の名だった。─舐めやがって。気を抜くと喉元まで迫り上がってくるその言葉を何とか飲み込み、ふつふつと湧き上がってくる怒りを抑え、表面上には普段と変わらぬ笑顔のまま胸元に手を当てる。「…ええ。ですから、ご同行させて頂きたく存じますね…"仔犬"は、親犬を見て育つものでしょう?」表情に出さぬ代わり、普段は平坦なはずの言葉尻が─僅かに歪む。「貴方がお嫌なら結構ですが、その代わり。僕は貴方に何があっても責任を持ちませんよ?…何が起きたとしても、それは"全て貴方の責任"ということで」と笑ってみせた。─こういう、責任転嫁するような言い方は"屑共"と同類になるようで─あまり好きではないが、それ以上に。眼の前のこの男が、生理的に受け付けないのだ。笑顔は崩さないままにアシュリーをじっと見据え、返答を待ち)
(/ むしろ後味悪い所が良いんじゃないですか、あの手合いの物語達は…!()そう、目を離したら人じゃなくなってるんじゃないかって思わせる部分と、ぞわぞわと背が粟立つのに目で追ってしまう何かがある男…好きです…()物語上の空気が空気なので、このくらいの方が清涼剤になりそうだな、と…まあ明るい系なら「失敬な!これでも学校の首位取ってたんですよ!」とかって、気にせず差し出したおにぎり自分でもりもり食べながらカラッと言い返してると思うので…こっちの子戦う時も賑やかそうですね…()「……そこらの人間ならな。でも、お前さんも俺も、そうじゃないだろう。」って煙草で伏見さん指して、気だるげながらも案外負けじとやり取りしてそうです…こっちは戦闘サポートタイプでしょうかね……あっ全然大丈夫です!逆にどうお話を返してやろうかとやる気出ちゃいますね、こういう性格の方!() )
( 思い切り揶揄をつついたにも関わらず、表情には変化が無い。しかし――返事の端々までは堪えきれなかったのだろう、その罅と揺れに笑みを深めて、「言いますねぇ、貴方。」真っ直ぐ貫く視線を受け止めながら、此方の言葉を絡めた返しへ愉楽混じりの賛辞を。「では。此方から改めて、貴方のお力添えをお願い致します。俺一人では、手の回らない部分も多いので。」それから今度は煽りを飾らずに同行を願い立て、支度の済んだその足で身軽に事務所の出口へと。昨日と同じく助手に留守と、残りの手紙の処理を任せた後、刑事の彼が並ぶのを待ってからビルの外に出る。「ああそうだ、竜崎さん。今日の“お仕事”について少々留意点が。」道を進んで暫く、不意に彼の方を向いてはにこやかに呼び掛けて、「一つ、この先で自分が警察であると明かさない事。二つ、俺の取引相手に手出ししない事。三つ、誰にもフルネームは教えない事。」自らの顔の横で順繰りに指を立てていきながら、計三点のルールを伝える。「……必ずお守り下さいね?」続けてゆっくりと首を傾げて、軽薄ながらも何処か脅かしを籠めて念を押した後。到着したのは何の変哲も無い、強いて言うなら些か寂れた印象のある個人経営の珈琲店。「どうも、こんにちは。」開いた店のドアに括られているベルと共に来店を告げれば、丁度器具の手入れをしていた経営者らしき草臥れた男と視線が合う。男は此方二人を一瞥し無愛想に挨拶を返しつつ、カウンターの方へと支度に入る。注文を尋ねる男へ、「…白い珈琲を一杯。」有り得る筈のない品をねだれば男は察した様子で此方と向き合う。その後で今頃己の隣に居る存在に気が付いたらしい、“いつもの奴じゃないな”と不審を露にした視線で無遠慮に、刑事の彼をあからさまに警戒してその名乗りを待ち )
(そうですかね…そうですね!!!()ウッ……スキ……それで「…何見てるんですかあ?」って声掛けられて飛び上がりたい…()ですねえ…癒し…まあでも、伏見は「はあ、そうですかあ。…よっぽどアレな学校だったんですねえ。」で流しちゃうでしょうし…戦うときも「…静かにできないんですかあ?」って嫌味言われますね…()アッ!!!アンニュイさんイイ!!伏見もびっくりして「……こんな男に言われたくはないでしょうが…変わってますねえ。」って若干目を見開きながら言いますねコレは…()全然関係ないんですが、呪術廻戦の世界観だけ借りて創作くんを走り回らせたい衝動が…()アレは、まあ…命の価値なんてあってないような世界ですが、創作くんを動かしてあげたいんです!!!())
(アシュリーからの最もな注意にはそれとなく相槌を打ち、下らぬ話は話半分で聞き流しつつも─アシュリーの後を追い、取引場所らしい珈琲店へ足を踏み入れる。良く言うならばそれなりに落ち着いた、悪く言えば面白味のない店内を軽く見回した後、カウンターに居る男を観察するように見据えた。─服装自体は草臥れているが、目付きやら身のこなしやらは一般人とは思えない。─と、男の目線が自身に注がれる。─まあ、堂々と他人に言えるものではないが─危険なマフィア組織、人身売買の裏オークションに密売組織など─不可抗力ではあるが、物騒な潜入捜査には慣れているのだ。こちらを警戒するように睨め付ける男の視線にはにこやかな微笑みを返し、「初めまして…アシュリーさんの友人で、ルカス・ヴァレンタインと申します」すっかり名乗り慣れた偽名を告げる─上層部が名義まで買い上げた偽装戸籍。それは、数年前マフィア組織に潜入した際─上層部から与えられたものだった。そんな回想に浸るつもりは微塵も無く、男に向けて相変わらずの穏やかな微笑みを向けながら「ご心配なく、お二人の邪魔は致しませんよ。珈琲を一杯頂いても?」と首を傾げてみせ)
(/ そうですよ!!(ごり押し)良い…それで「なな何でも!!」って滅茶苦茶動揺しながら目を逸らして呆れられたい…()明るい系はどれだけ嫌み言われても笑顔で流してグイグイいけるのが強みですかね…絶対言われますね。「だって怖いんですよ!!」って調査員らしからぬ文句返しながらもしっかり上手く立ち回ってそう…()アンニュイさんは経験値から動揺しないのが良さなので…慣れたら「褒め言葉どうも。さ、神に目一杯逆らってみようや。」ってジョークも言ってくれますよ、このタイプは()面白そうですねえ……いやしかし私一次創作専門で二次創作系はやった事が無く…いやでも世界観借りるだけですし、ギリギリいけない事も無いかも…?()ちなみにどんな創作っ子です? )
( すらすら濁り無く偽名を名乗った彼に、経営者の男は多少警戒を緩めたよう。“そうかい、宜しくヴァレンタインさん”と素っ気は無いがきちんと応えて挨拶を返す。それから注文にも頷きがりがりと豆を挽き始めつつ、此方へも改めて視線を向けた男へ愛想を顔に描いて、「ではご挨拶も済みましたし、少し世間話を致しましょうか。ほら例えば、最近噂の手配犯のお話など如何でしょう?」今度は捻らず真っ直ぐ用件を伝えつつカウンター席へと腰掛け上目に見詰める。男は何か考え込むような少々の沈黙を挟んでから、先に対価を要求するつもりらしい、掌を此方に出して人差し指を曲げる仕草を。それに動揺するでもなく一枚の折り畳まれた紙と、指輪でも入れるような小箱をポケットから取り出しそこへと乗せて、「……此方で足りるでしょう?」内緒話でもする妖しさと密やかさでそう問う。小箱、紙の内容をどちらも目の前で確認した男から返されたのは、手配犯と最近関わりのあった人間の情報。纏めるとどうやら、“十日ほど前に一人の男がオリバーにお使いを頼まれていた”、というもの。クリスへと淹れた珈琲を出す傍ら、淡々とそんな話をした男へ「……その方のご氏名は?」もう一つ追加で注文する。これ以上は、と渋る素振りを見せた彼の手を捕まえ、するり絡め取り、「追加のお代は後ほどこの身でお支払いしますから…ね?」誑かす艶の吐息でそうねだる。それに堪らず手を振り払った男から、手配犯の関係者――ニック・パッカーの名を入手し、満足げに鼻を鳴らしてから、己の前にも出された珈琲に手を付けながら、「……ルカスさんは、このお名前に聞き覚えなどはおありで?」とちゃっかり刑事の彼も巻き込むつもりで問い掛けて )
(ヴッ…!!!!分かります………「はあ、そうですか。」って何も思ってなさそうな声でお返事貰いたい…()「…よくこの仕事に就けましたねえ。」って呆れながらも伏見は日本刀で怪異を両断するんですね、分かります()ヴァッ!!!イイ!!ジョーク言ってくれる系の人大好き!!()「…そうですねえ。なら…『神殺し』と行きましょうか。」って返すとより最高…じゃないですかね…?()あ、いえいえ無理にとは言いませんので!!全然!!願望ですのでお気になさらず!!()分かります…一次創作もイイですよね…()そうですね…いっぱい居るんですよね…めちゃくちゃ世話焼きなママ系(♂)ですとか、普段は紳士だけれど肉体言語で呪霊をすり潰すパワー系(♂)ですとか…他にも五条先生たちの先輩で、人間として出来の悪い後輩に頭を悩ませる完璧主義の特級さん(♀)…など、色々居るんですよ…())
(─どうやら、警戒されることは免れたらしい。男とアシュリーの間で繰り広げられる会話にそれとなく耳を欹てつつ、運ばれてきた珈琲に口を付けた。─味は悪くない。鼻を擽る芳醇な香りに人知れず目を細め、珈琲の味に集中していた所で─いきなりアシュリーに声を掛けられる。ニック・パッカーなる男─確か、前科歴持ちの犯罪者リストにそんな名前があったかとは思うが─アシュリーもこの男も部外者だ。教える義務は存在しないし、教える気も無い。アシュリーの言葉には首を傾げながら「…さあ…聞き覚えもありませんね。…お力になれず、すみません。」と表面上だけでもしおらしく表情を取り繕い、頭を深々と下げながら謝罪しておき)
(/ 良い…それで何とか難を逃れたと思ったら今度は向こうからじっと見られてどきどき動揺してたら、単にその後ろにヤバい何かが憑いてただけ…とかありそう…()怪異を一撃でやっつけた伏見さんに「流石です伏見さん!」って手放しで喜んで褒めてそうな上、呆れた言葉には「前の上司は此処が適任だって言ってました!」って絶対騙されてる返答が元気よく返ってきますね、多分…()ね!私もこの手のキャラツボなんですよ!!ああ~最高~…!!敵を前に「ああ。あんのかどうかは知んないが、“地獄”に堕としてやろうぜ、この神のクソッタレをよ。」ってちょっと口悪めのやり取りしててほしい…()申し訳無いです…でもお話聞くのは出来るので!()ええ、一次創作の良い所は“自分が公式”な所ですよね。何か無理めな設定出て来ても、自分がこうしたいから!でごり押し出来るので…()わあ…思ってたより沢山いらっしゃいますねぇ…ママ(♂)系は怒らせた時がヤバそうですし、紳士系さんは普段の言動とのギャップで風邪引きそうですし、完璧主義さん(♀)は……その……が、頑張って下さい!!())
( 「…そうですか。いいえ、お気になさらず。」しおらしい態度のその奥を覗くように、じいっと彼の顔を見詰めていたが、また微笑みを乗せた唇で詫びに形ばかりフォローを贈る。「ではマスター、」それから視線を経営者へと。いやににこやかなその声に男の眉はぴくりと跳ねた後に顰められ、首を横に振る仕草で此方の言葉を先んじて塞ごうとする。しかし、そんなものはお構い無しに立ち上がり、カウンターに片手を突いて身を乗り出し男との距離を縮める。「ああ、そう拒まないで下さい。俺は貴方の言葉を頼もしく思っているのです。俺には無い、何もかも手に入れられる貴方のその言葉……言わぬが花など、つれない事を言わずに、もっと聞かせて下さい。ほら、」目の前まで迫り、吐息を吹きかけるような甘い声で切なさを作り出し、男に言い寄って。「……礼はとびきり弾みます。貴方が望むなら、何だって…」そこまで話して堪りかねたよう、解ったから離れろ、と突っぱねる手を、チャンスとばかりに掴み取り、「では、ニック・パッカー氏について貴方が知っている最新の情報を、洗いざらいお教え頂けますか?」ころっと一転、また単純に愛想が良いだけの笑顔を浮かべ、取った言質を翳して情報を搾り取る。――珈琲を飲み干すまでの間、入手した情報は、ニックが“お使い”を頼まれた店の事、それと現在の住居、よく出没する酒場の場所。それに満足と目を細め、「有り難う御座いました、マスター。…何を対価にしたいかお決まりになりましたら、我が事務所へどうぞ。」もう一度だけ、妖しい艶を経営者へと振りかけた後、今度はクリスの方へ向き直り、「では、そろそろお暇しましょうか。…先ずは何処から訪ねに行きましょうねぇ。」退店を促すついでに、次の聞き込み場所の選択を彼へ委ねて )
(あー…ありますね絶対…というかほとんどそれですね…()いきなり無言で刀突き付けられた挙げ句に「動くと斬れますよお」なんて呑気に注意喚起されますよ…()あ…(察し)伏見も心底呆れた表情して「…はあ」しか言えませんねコレは…()ヴァッ!!!イイ!!!こういうコンビ最高!!()口悪いのもツボです!!!!(爆音)()いえいえ、お気になさらず…!()すっっっごく分かります!!!楽しいですよね、一次創作…!でも私、一次創作だとキャラだとか設定だとかがかなり自分の性癖に偏るんですよね…()あ、いえ…ママ系(♂)は五条先生達の同級生設定なんですが、ホントにママなんですよ…五条先生、夏油、硝子さん達三人分の炊事・洗濯から何から諸々やってまして…まあ怒るとママの鉄拳制裁飛ぶんですけど()紳士(♂)さんは…まあ…伏黒くんのパパに単純な肉弾戦を挑んで「とんでもねえゴリラ野郎だな」って言わせた男なので…完璧主義さん(♀)は虎杖くん達に対しては良い人なんですよ…()虎杖くん達に"は"ね…()五条先生には、まあ…察していただけると…())
(アシュリーの、何故か自分の心の底を見透かしてくるような瞳からはそれとなく目線を逃がしつつ─男に対しては相も変わらず、"アシュリーの友人である、ルカス・ヴァレンタインという男"の顔を纏ったまま、涼しい顔でカップの珈琲を静かに啜った。─そうしていると目の前で繰り広げられる、他人が見れば誤解を招きそうな光景に少々眉を顰めつつも、決して自分から進んで口出しはしない─下手に口を挟んで巻き込まれるのが面倒極まりないから、と言う理由である。アシュリーが口八丁手八丁で男から情報を一つ残らず搾り取ったのを横目で確認した後、空になった珈琲カップをテーブルの上にことりと置いた。心做しか、自分が来店した時よりも萎れて見えなくもない男の方へと目線を向け、至極穏やかな営業スマイルを浮かべながら─「ああ…珈琲、御馳走様でした。…とても美味しかったです、また今度…個人的に寄らせて頂きますね。」自分にしては珍しく、嘘偽りの無い本心を告げる。だがその言葉に対する男の反応は待たずにアシュリーの背を追い、コートの裾に付着していた小さな埃を払った。「…そうですね、では…情報の順番通りに向かいましょうか。…先ずはその男に"お使い"とやらを頼んだ店の主人にね」にこり、と態とらしい効果音が付きそうな程に爽やかな笑みを浮かべ、アシュリーの方に向き直っては首を緩く傾げてみせる。カップの持ち手を握った拍子に少しズレたらしい手袋の位置を修正しつつ、そのままアシュリーの返答を待って)
(/ そんなんされたら息止まるほど固まっちゃいますね…ホールドアップ付きで…でも伏見さんにされるならある種のご褒美かも…?()明るい系キャラは限りなくお馬鹿ですからね…()お気に召して良かったです!!そう!何を隠そう私もこの手のお口悪いジョーク言う喫煙者キャラド性癖なんですよ!!()それ言い出すと私も性癖祭りなキャラしか出来上がってませんよ。此処に出した薄葉もアシュリーも雨梅も皆が皆、私得な性癖しか詰め込んでませんし()想像よりだいぶママ…その三人のお世話は大変そうですねぇ…洗濯する物その辺に散らかして叱られるのが見える見える…()伏黒パパにそれ言わせるのはもう本物のゴリラじゃないですか。拳で呪霊が粉微塵になりそう…()虎杖くん達は何だかんだ素直ですからね…五条先生は今でも高専時代でも…うん…頭痛絶えないでしょうね…() )
( 己の促しに答える前、経営者の男へ彼が残した言葉が妙に耳に付く。ちょっとした違和にも似たそれに首を捻りはしたが、今は一先ず店の外へ。「承知しました。」彼からの答えに此方も愛想笑い、それから指先に摘まんだメモ用紙を眼前に。そこに書かれた店の住所に改めて目を通した後、「…では、参りましょうか。」珈琲店のドア前で立ち止まっていた足を踏み出す。その道中、「…ふふ。彼処のマスターは仕事の出来る御仁でしょう?」何の気も無し、只の世間話に口を遊ばせ、「その上、反応も中々良いので、ついつい“お喋り”が過ぎてしまうのですよねぇ。」本人は至って楽しげで、玩具でも愛でるような愉楽を浮かせて続けるは、経営者の男からすれば堪ったものではない評価。そこに更に笑いを溢しつつ暫しはマスターについて取り留め無く言葉を綴り。――世間話から少し。此処からそう遠くも無い雑貨店。扉を開いた途端にふわりと漂ってくる料理の匂いが鼻を擽る辺り、飲食も兼営しているらしい。「……さて、」ぱっと見回す限りは怪しい箇所も無く、客もそこそこ。まずは店員の姿を探して歩けば、ある種慣れた視線が纏わりつく感覚があり、そちらを――イートインスペースの方を向くと、店員らしい青いエプロンを付けた女性二人と目が合い。そのままにっこりと微笑みかけた瞬間沸き立ち頬を染める彼女達に、「……お話、早く済みそうで良いですね。」傍のクリスにだけ聞こえる音量で、嘲笑混じりに彼女ら二人の態度を喜ぶ言葉を落とした後。ゆったり余裕ある歩調でイートインスペースに立ち入り、二人へと声を掛ける。「こんにちは、ネモフィラのように睦まじいお嬢さん方。少々お時間宜しいでしょうか?」前置いたのは名乗りのみの自己紹介、続けて二人の勤務状況をするする引き出しつつ、客達の視線も集まり始めた頃合いに、刑事の彼にも聞き込みへの参加を誘うように目を流して )
(ご褒美…ですかね…?不健康かつ不気味な顔がぬっと近付いてきますよ…私なら卒倒しますね…()分かります、アホの子って可愛いですよね…理由は分かりませんけど…()私も性癖です!!喫煙者の時点で好きですが、お口悪いのが更に"イイ"ですね…()ええ、ええ…私もですとも…指名可能な子供達はほとんど性癖詰め込んでますから…()あー…分かります…五条先生とか絶対洗濯物裏返しで入れそうですもん…まあ、それを発見したママ(♂)に「洗濯物裏返しで入れんなっつったろ!!」って鉄拳制裁を食らうんでしょうけど…()ホントにこの子、母性本能の塊なんですよ…ついつい人の面倒見ちゃうし、お裁縫も得意で…取れたボタンとか毎回持ち込まれてますよ、多分任務の直前とかでも()ええ、戦うとまあゴリラですね。彼に殴られた呪霊は爆発四散して死にます()でも普段は理性的な人間なので…女性は皆等しく守られるべきものって思ってますし…口調も「おや、おはようございます…釘崎さん。今日も相変わらずお美しいですね」くらい丁寧かつサラっと褒めてくれますし…()ええ…頭痛が絶えませんよ…まあでも、本来はとても感情豊かな人なので…「自分がきちんとしないと」って思い詰めちゃったゆえに表向きは鉄仮面なだけで…()あ、特級さん(♀)自身はゲラ+笑いのツボが死ぬほど浅い上に感受性豊かなので…一人で動物系映画を見ると普通にボロ泣きします()要するに第一印象で損するタイプですね!!!())
(店を出て、暫し歩く時間に投げ掛けられる雑談。まあ、殆どは適当な相槌と共に右から左へ流したのだが─それらを総括するとどうやらこの男、他人のことを音の鳴る玩具か何かとしか見ていないらしい。度し難い、つい口から漏れ出そうになる言葉を喉の手前で飲み込んだ。そうこうしている内に、例の店に到着したらしく─アシュリーが"標的"を見つけるまでの間、店内に並べられている小さな雑貨を眺めて暇を潰していたが─無遠慮かつ下心混じりの視線が背中に突き刺さる。─勿論それらには慣れているが、あまり気分の良いものとは言えない。そう思いつつアシュリーの囁き声を鼻で笑った矢先、アシュリーが店員らしき女性にちょっかいを掛けているのが目に入った。どうやら標的は絞れたらしい─丁度見ていた可愛らしいランプスタンドから視線を逸らし、イートインスペースに居るアシュリーの方へと歩み寄る。「…お初にお目に掛かります、ルカスと申します。…お隣、よろしいですか?」彼女らには営業スマイルで挨拶をしつつ、二人の中で口の軽そうな方を手早く見定めて─その女性に、更に洗練した営業スマイルを向けた。案の定、女性はしどろもどろになりつつ赤面して頷いた為─失礼、と微笑みながら彼女の隣に腰を下ろす。そうして次に、アシュリーが話し出すのを待って)
(/ 見惚れる胆力のある方なら…ワンチャン…?まあでも先に勝つのは不気味さでしょうかね…()なんとなく癒されるんですよね、お馬鹿ちゃん…シリアスに持っていき難いのが難点ですけど…()ね!私も大好きです!!ここに苦労性や重い過去背負ってもらえると尚更嬉しいハッピーセットですね!!()キャラ練りって、とりあえず出来る限り性癖詰め込んじゃいますよね…()その鉄拳制裁のやり取り週一でありそう…絶対学ばない五条先生…もしくはわざとやってる可能性()あっ良いですね…「何で今持ってくるの…」って、深夜に子供のお裁縫するママムーブしてくれそう。この人の料理絶対美味しいでしょうね…()ゴリゴリな方が紳士的ですと、何割増かでより格好良く見えそうですね。物凄い頼り甲斐ありそう…()勿体無い特級さん…!これはもう五条先生全面的に反省した方が良いのでは()特級さん…好きなもの食べてゆっくり休んでほしい…() )
( 丁度休憩中だったらしい二人の正面に、流れる所作で腰を下ろし見詰めれば彼女もうっとりと。その内に促しを受け取ったか刑事の彼も席に着いたのを確認して、彼の笑顔に何とも夢見心地な面持ちの女性達へと口を開く。「初めまして。俺はアシュリーと申します。この店の品はどれも評判が良いと噂を聞きましてね、お店の方にもっと詳しいお話をお伺いしたくて。…ふふ。しかし、こんなに可憐なお花達がお相手では、俺も緊張してしまいそうですね。」すらすらと薄っぺらく歯の浮く台詞も、巧みに吐息と首を傾ぐ仕草が混ざってそれらしく。「それで、まずは…」商品の相談を種に弾ませる会話は、回りくどさはあるが確かに店員らとの距離を縮め、その内に二人の敬語も取れた頃を見計らい、「……時にお嬢さん方。近頃困った事等は御座いませんか?…いえ、業務とはいえ、ここまでじっくり相談に乗って頂いたのです、貴女方にも何かお悩みがあれば、お力になりたいと思いまして。…大丈夫、俺も彼も、こう見えて後ろ楯のある職です。どうかお気軽に。」そっと女性の手を両手で包み絡め、瞳を見詰めて、今度は此方から店員らからの悩みを問い掛ける。初めの内は取るに足らない個人的なものだったが――気になる情報が少々。“少し前から、一人の男性客が生活雑貨やテイクアウト品を繰り返し大量に買い込んでいる”、“不審に思い通報を試みたが、店長に止められている”、“男性客が店長に妙な包みを渡しているのも目撃した”との事。「……それは、さぞ不安だったでしょう。教えて下さって有り難う御座います。…それで、店長は今どちらに?」まずは同情の一言を如何にも苦しげに寄り添い、その次には気丈な微笑みを向けてもう少し掘り起こしてみれば、ここ最近経営者は欠勤しているという話。「そうでしたか。……大丈夫ですよ。必ず何とかしてみせます。」出任せじみた言葉は真っ直ぐ合わせた上目と、笑みを控えた真摯な態度で信用を持たせる。そこまで行った辺りで女性二人は先輩らしい他の店員に呼ばれ、この席を立つ。――二人が業務に戻り離れたのを、まだテーブルに着いたまま見届けた後、「……どう思います?」ちろりクリスへ目を流し、事務所で見せたような気怠い艶の滲む物言いと表情で、今の話に意見を求め )
(ですねえ…まあ、よく見ると顔は良いので…()分かります…おバカキャラだとシリアスでもそこはかとなく呑気なんで、空気が緩んじゃうんですよね…()アッ好き!!!重い過去持ってるキャラ大好きです!!()ですです…とりあえず詰めとけ精神出ますよね…()あー…余裕で浮かびますねその光景…「…おれ、先週も言ったよな?洗濯物裏返しで入れんなってさあ。」って最早鉄拳制裁通り越して呆れ顔の説教食らってますね絶対…()あっ…大変なやつ…結構な夜にお弁当の空き箱持ってきたかと思ったら明日お弁当だから!!って言われるやつですね…はよ出せ!!ってなるやつ…()ママ(♂)も多分心境は同じですよ…「…あのさあ。おれ、今から任務なんだけど?」ってなってますよこれ…あっ、料理めちゃくちゃ得意ですよこの人…洋食も和食も中華も何でもイケます()格好いいですよね、脳筋紳士。()頼り甲斐の塊ですよこの人…何せ設定上だと高専時代に武器庫呪霊持ちの伏黒パパと術式無しの素手で殴り合った上に互角だったので…()まあ、結局負けちゃったので五条先生は刺された()んですが、伏黒パパから「中々やるな」って言われた上に"ゴリラ野郎"と評されてます()ですよね…こういうキャラ好きなんです…第一印象で損してるタイプの美人…()硝子さん以外反省必須ですね…多分、夏油さんも女性関係とかで中々に迷惑掛けてるので…()まあ…一人は離反して呪詛師になっちゃいましたし、もう一人は学生時代よりはマシになったもののまだ中々に人間性終わってますし、気の許せる同性の同級生は過労で目の下にデカいクマ作ってますしね…救いがない…())
(大方はアシュリーの話に適当な相槌を打ちつつ、時折自身が軽く微笑んでやれば─女性は顔を赤くしながら、様々なことを饒舌に語り始める。自身の側に座る女性の話に耳を傾けつつも、ふとアシュリーの方に目を遣れば─女性の手を握り、まじまじと彼女の瞳を見つめているのが目に入った。─アリシアが自分の下へ来る前に所属していたらしい、生活安全課に持ち込まれる男関係の相談とやらによく似ている。確か、彼女らは皆「人当たりが良さそう」で「優しい」男に騙されただのなんだの訴えに来る─と、以前アリシアが話していた覚えがあった。依存の典型例だな、と─普段の、何処か冷めた瞳でアシュリーと女性を横目で見つめて鼻で笑う。その後、暫し女性の雑談に付き合いながら聞き耳を立てたところによると─どうやら、この店の経営者にここ最近"不審な男に包みを渡していた"だの、"不審な客を通報しようとしたが止めてきた"だの、怪しい動きがあったとのこと。そうして極めつけに─その経営者は最近欠勤しているらしい。クロなのはほぼ確実だな、と内心考えていると、アシュリーから声が掛かった。女性達が向こうへ行ったのを見届け、少しばかり表情を硬くしつつ─顎に手を当てて考え込むような素振りを見せた後、「…そうですね。決め付けるのは良くありませんが、その経営者が何らかの関係があるのはほぼ確実…といったところでしょうか。」と首を傾け)
(/ よくよく顔を見れる人だけなら…いますかね…そんな人…()そうなんですよ…今ここに出た明るい系を想像でシリアスに入れたら、呑気におにぎり食べ始めたんでやっぱダメです()良いですよね~!!ついついキャラに重い過去や闇背負わせがちなんですよね…その方が深み出る気がして…()まあ、詰めた結果ヤバい奴が出来上がるんですけれどもね()凄い想像に容易い…!絶対正座でお説教ですし、五条先生はそれでもそっぽ向いてふてぶてしい顔してますよ、恐らくは…()そうそうそれです! そういう洗い物お裁縫の後出しが五条先生だけかと思いきや、硝子さんもたまに「ん」ってボタン取れかけの服とか出してきそう…()良いですねお料理上手…煮物とかも盛り付け完璧にしてくれそうで()ええ…(困惑)そりゃゴリラ認定もされますよ…周りの皆からもちょいちょい「ゴリラ」呼びはされてそう、特に一年生組とか辺りから()私も大好きですね、接してる内に第一印象からは程遠いギャップが出てくるキャラ()それは本当にそう()どっちもしっかり反省して頂きたい()うわあ……真っ暗闇にも程がある…せめて一年生組と過ごしてる間は内心笑顔であれ……())
( 先程まできっちり仕事をした表情筋を何と無しに撫でて解しつつ答えを聞いて、「……ま、でしょうね。グルなのか脅されてるのかは、さておいて。協力はしてるでしょう。」己と一致したその意見にふっと笑って、後半の補足には心底からの無関心さを吐いた後。「店長さんのご氏名等は手に入れましたが…これをまた洗うとなれば、少々時間が足りませんねぇ……というか正直、“これ”洗ってもつまらなそうですし…」一般人の店員二人から絞れる情報はこれで全部だろう、しかしここからまた、同じく一般人らしい店長を調べる労力は割きたくないのが面倒がりな本音。ふぅむ、ともう一度店内を見回しつつ、業務中に手を振る先程の店員にまた愛想を振り撒き、「どうしたものやら……おや?」また雑貨品売り場の方に目を向けた際、視界に入った妙な人影に視線は留まる。――フードにマスクで顔はよく見えないが、身長は此方より十センチは小さい、骨格的に恐らくは男性。それが入口付近からこそこそと商品棚の陰に隠れるようにして移動するものだから、その怪しさに反って目が引かれてしまう。「……彼方にネズミがいますね。チーズを盗みにでも来たのでしょうか。」目線は外さないまま嘲り半分、興味半分、こそりとクリスにのみその情報を共有する。――ニック・パッカーか、此処の店長か、それとも只の不審者か。「…ちょっと捕まえてみましょうか?」何れにしろ、あの面倒な調査から逃れる口実と、純粋な愉悦の混じった言葉で現状の打破を提示しつつ、ひょいと座り通しの腰を上げ、返事の如何を彼を見下ろす瞳で問い掛けて )
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