匿名さん 2023-10-08 10:34:41 |
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( 賑わう街中の一角に立つ美容室。白を基調とした明るい店内は客と美容師の会話で賑わっている。レジにて次の客のリストを開いていると店の扉が開いた。そちらを見ていつものように笑顔で「いらっしゃいませ」と挨拶を。どうやら新規のお客様らしく見たことの無い顔。しかしながら、一目見て自分の好みだと思ってしまった。雑念を振り払い、荷物を預かると席で座って待つよう声をかける。)
座ってお待ちくださいね。
(/分かりにくかったら仰ってください!)
ありがとうございます、わかりました。
( ニコッと笑顔で頷き、案内された席で座って待つように言われるとその席に腰を掛けて鏡に映っている自分を眺めながら待っている。「さっきの定員さん、顔が女性くらい美人だったな。声聞かないと性別間違えそう。」なんて思いながらも希望する髪の長さや髪型を伝えられるようにスマホで検索をする。)
じゃあ、こちらまで移動お願いしますー
本日担当させていただきます、店長の折川遊です。よろしくお願いしますね。
…さて固い話はここまでにしてっ
お兄さんどんな髪型にする?なにか希望あるかしら。
( 席へ移動させると自分の自己紹介を。それが終われば、やっとというふうに声のトーンが変わり、語尾にハートが付きそうな勢いで話し始めて。)
へ…っ?あ、あぁ…こんな髪型にしたくて…
( 先程までの口調や態度と一変して声のトーンが高くなった相手に驚き、戸惑いながらもスマホで検索した自分のしたい髪型の画像を相手に見せてみる。口調からしてこの人はおネエなのだろうか…当然初対面だからそんなことは気軽に聞けないが。)
うん、いいと思うわ。
ただこの前髪をもう少し短めにした方がスッキリすると思うんだけど、それでもいい?
( スマホの画面を覗き込むと、自分の中でイメージが湧いたのかひとつ頷いて。画像のものよりも少し前髪を短いスタイルを提案すると、にっこりと笑って。「あたしに任せて!」と言わんばかりに期待の眼差しを込め。)
確かに…、じゃあそれでお願いします!
( 期待の眼差しを込めている貴方のその提案に納得しながら、流石美容師さんだなと思っていて。スマホの画面を閉じるとここからは任せようと思い先程の提案の髪型にしてもらおうとお願いをする。)
おっけー、じゃあ切っていくわね?
( 了承を貰うとニコッと頷いて。髪を切る準備としてカットクロスを袖を通してもらい、後ろで軽く結ぶ。腰のポーチにあるハサミを取り出しさっそく先程の画像にちかづけた髪へ手際よく切っていく。)
お兄さん、今日ここはじめてよね?家はここから近い感じ?
そうなんです、あんま美容院は行かないんですけど伸びてきちゃったので。…はい、近いですよ
( ここ5年ほどは自宅で切っていたがたまにはきちんとしたところで切ってみようと思い来てみた。初めて来たということがわかるのは凄いなと感心しながら、相手の質問に頷いていく。)
そうなの?自分で切ってた感じかしら。
案外上手く切れてるから驚いちゃった。
( まさかこれまで自分で伸びた分を切っていたのだろうか。きちんと切りそろえられているためそこに感心しつつ。さっと切り終えると、「1度シャンプーしましょうか」とクロスを取り、後ろ手にあるシャンプー台へ彼を誘導して。)
ははっ、そうですか?ありがとうございます!あ、はい、わかりました
( 上手く切れている、そう褒められると素直に嬉しく感じて少し頬を赤くして微笑みながらお礼を言う。後ろにあるシャンプー台への移動を誘導されると立ち上がって其方へ向かう。)
そういえば、何かスポーツしてた人?
すごくいい体してるから。
( シャンプー台へ移動すると首周りに水避けを着用し、顔にそっとタオルをかけて台を倒す。髪を洗いながら立ったときなんかに思ったことを質問すると。)
よく分かりましたね…!はい、実は高校時代にバスケを少しやっていて…
( やはり美容師だからそういう物も分かるのだろうか…なんて凄いなと感心しながら自身が高校時代何部に入っていたのかを言う。髪を人に洗われるのは久しぶりな為新鮮で。でも相手が美容師ということもあり、手つきが慣れていて寝てしまいそうなほど気持ちいい。)
いいわね、バスケ。
今は続けてないの?
( やはりと頷くと、シャンプーを洗い流しながら質問を。洗い終えてからタオルでさっと髪を拭く。また元の席に戻るように伝えれば、ドライヤーを取りだして)
今は友達と少しやる程度ですね…
店長さんは何かスポーツやってましたか?
( 高校時代は試合に勝つために真面目に練習をしていたが、高校を卒業するとあまりバスケはやらなくなった。やったとしても公園などで友達とやる程度で。
相手も身長が低い訳では無いので何かやっていたのかなと思い聞いてみる。)
あたし?
ふふ、何してたと思う?
( 自分のことを聞かれるとにっこりとわらって。ただ答えるのもつまらないかなと、あえて質問を返して聞いてみて。ドライヤーで乾いた髪を再び調整で切りそろえ。)
ん~…あ、バドミントンとか?
( 見るからには細い体型な為、身体を鍛えてするスポーツでは無いかなと予想して少し悩んでから回答してみる。それかスポーツをやっていなかったりして、とも思っていて。)
うーん、惜しいかな。正解はテニス。
実はそこまでスポーツはやってないんだけど、テニスは小さい頃に習ってたくらい。ねぇ、よかったら今度バスケ教えてくれない?
( 楽しそうにそう答えると、再びドライヤーで乾かしながらセットをすると画像に近付けた髪型が完成し。半分冗談で、バスケを教えてほしいだなんて言ってみては。)
テニスか…!俺苦手であんまりやったことないんですよー
凄い…やっぱり美容室でやってもらうのと自分でやることじゃ違いますね。ありがとうございます。…え?俺はいいですけど…
( 答えが間違っていたことに少し残念だと感じながらもテニスをやっている姿が想像出来て。完成した髪型を鏡越しで見ては目をキラキラと輝かせて美容師さんは違うなと思い知らされる。
今度バスケを教えて、そう言われると戸惑うが男女だし恋愛的な発展は無いだろうと思い自分は大丈夫だと伝える。)
どういたしまして。
じゃあ後で連絡先教えて?連絡するから。
( お礼を言われるとなんて礼儀正しい子なのだろうと感心しつつ、そんなところもタイプだなんて思いにっこり笑い。レジの方へ足を進めると、会計を済ませ自分の名刺を相手に渡し。)
これ、連絡先。
ん、わかりました。これ、電話番号と名刺です。今日は特に予定ないのでいつでも連絡ください。…えっと…遊さん?
( 自分の電話番号を書いた紙を貴方に見せて渡し、もらった名刺から名前を見て戸惑いながら首を傾げて貴方の名前を言いニッコリと笑ってみせる。)
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