ジャック 2023-10-06 23:38:18 |
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お前が?……お前の事を知りたいってだけだよ。まあ俺からしちゃ十分面白くもあるんだがな。( 態とらしく首を傾げると後悔する、という言葉を相手を対象とするものにすり替えて / 自身を指し示しながら頭を傾け )商売は潮時じゃなかったのか?努力家だな。( からかうような笑みを零し )…あ?スパルタ方式がお望みなのか。詰られて成長したいなんてマゾな一面もあるもんだ。( 頭を撫でていた手を相手の額に下ろすと軽い力で指を弾き )
お前がだよ。……別に良いぜ。どうせお前のために薬作るんだし。その場で試してもらえンならその方が効率良いしな。( 問いの意図を察して眉を寄せて短く返し / 見られた所で今となっては不都合も無く小さく頷き )手に入れようと藻掻くより手に入れたモンを繋ぎ止めておく方がよっぽど手間かかるからな。それなりの努力はしねぇとなんねぇンだ。( 眉下げてはわざとらしく肩竦め )そこまで言ってねぇだろ。( 眉を寄せると額を撫で )
改良したもんが俺に効くと良いがな。悪魔相手に調合したことはねえんだろ。( 遣り取りに笑みを漏らし / 何となく今は出現していない相手の角の辺りに目を遣って )…俺にも言えることだな、それは。( 相手の言葉に自身にも思い当たる節があると頷けば何処か遠くに目を遣りながら呟いて )俺は都合の良いように取るんでね。そこまでって事は『そこそこは厳しくしてほしいのか』、って邪推するぜ。訂正なら早めにしな。( 何処までも調子の良い言葉を並べ立てながら口端を歪め )
ねぇな。聖水でも混ぜるか?悪魔には効果覿面だろ。( 僅かに眉を寄せて首を傾げ / 隣に座る相手へ横目に視線遣り口角上げ )何だ、俺のご機嫌取りに駆けずり回ってくれンのか?( 紙面へ繰り返し同じ文字を綴りながら小さく笑い )…ならお言葉に甘えて前言撤回だ。俺は甘やかされねぇと物が覚えらんねぇタイプだよ。( 微かに表情引き攣らせると溜息混じりに告げ )
…教会で配られる水に腹痛を起こしたことはねえな。( 過去を思い返しながら顎に手を遣り )そうだな、あの手この手で気を引いてやるよ。贈り物は何が良い?( 増えていく文字に小さく微笑を零しながら戯れじみた言葉を問いかけて )そうか、言えて偉いな。よしよし。( 早速相手の言葉に沿うつもりなのか相手の頭に手を回し先よりも乱暴にわしゃわしゃと掻き回しながら褒め言葉を口にして )
それも駄目なら無敵じゃねぇのか。俺なんかよりよっぽど耐性ある体してんな。( 眉を上げるとお手上げとばかりに両手を肩に位置で揺らし )お前の時間。( 然して考える間も無く返答し / 元より大振りな字は直ぐに紙面を埋めてしまい次の頁を捲ると前の頁を一文字ずつ見返しながら書き連ね )おい邪魔すんな。人が折角お前の名前を書けるようになろうとしてンのに。( 顔を顰めて相手の手から逃れるように身を引き / 擡げた足で相手の足元を軽く蹴りながら文句を述べ )
そもそも九割人間だしな、悪魔に効くモンとかピンとこねえや。…まあ、不快感やらは覚えるから全く無頓着ってわけでもねえんだろうが。神経の影響バグってんのかもな。( 自身の身体に考えを巡らせながら雑な推測を口にして )…可愛いなお前。( 予想外の言葉ではあったのか一つ瞬くと堪えきれないといったように目元を緩ませて )その調子なら上達もすぐだ。( 相手の言い草にクスクスと笑みを漏らしては乱した髪を適当に整え / ついでとばかりにやり返しのように相手の足を軽く蹴り / 机上に転がっていたペンを拾い取ると相手が一心に書き連ねるノートの端にA+、と書き付けて )
……で、ここから少し伺いを立てたい。話してるときにあっちに顔出ししても構わないか?こっちの返事をしないとかじゃねえけど、立ち位置的にどうするか迷っててな。最終的な意向はお前の判断に任せるよ。急なもんで悪いね、もし不快ならこっちは蹴ってくれて構わない。
…へぇ、お前マジで悪魔の血入ってンのか。( 相手の口から直接聞いたことの無かった事実に目を瞬かせ )…お前が欲しがるから我儘言ってやってんだぜ。お気に召したか?( 掛けられた言葉に口を滑らせたような気分になれば誤魔化すような呟き落とし )…何だコレ。どういう意味?( 髪を整える指先に目を細め / 相手の手元に視線を遣ればノートの端に書かれた文字に首を傾げ )
向こうにも少し顔出してくるわ。こっちはこっちで返すからお前も好きなようにしてな。
…疑ってたのかよ。( 勝手に言った気になっていたが相手からの言葉に一つ瞬きを落とすと苦笑気味に自身の肩をトントンと叩いて )ああ、随分上等な我儘だ。( 特にからかうでも無くそのまま受け取ると上機嫌で呟いて )こっちのとこではよく出来ました、の意味だ。まぁご褒美みたいなもんとして受け取っとけ。( とん、と人差し指で書いた場所を指し示しながら首を傾げ )
急に悪いな、色々承知したってことでこっちは蹴ってくれ。
別に疑いやしねぇけど。…寧ろ納得いくか。( 何処か感心したような様子で頷き )…なるほど、こういうのがお好みなわけね。( 目に見えて機嫌が良さそうな相手に思わず笑み零し )へぇ…じゃあそれもコッチに入れといてくれ。忘れるから。( ペンを手に取り横に同様な文字を書き / 無線機をメモ代わりとでも思っているのか指差しながら告げ )
悪い、俺が更新してなくて行き違った。今回もだし、これからもお前の好きなようにしてくれて良いよ。俺も俺で好きなようにやるから。こっちは蹴ってくれ。
良いんだか悪いんだか。( 納得した様子に肩を竦めて首を振り )恋人からアナタの時間が欲しいの、なんて言われてみろよ。可愛いだろうが。( 相手の心臓を人差し指でトン、と突いて )……これは要するに評価点なんだよ。味気ねえから別のにする。( 何やら無線機を弄り回しながら数分後、“ my beloved ”と登録し終えて液晶を相手に向けて文字を見せ )
良い事だろ。俺はまた一つお前の事を知ったわけだし。( 何処となく満足げな面持ちで告げ )ンな可愛らしい言い方はしてねぇだろ。贈り物を用意する暇があんなら俺に時間を割けってだけだ。( 以前同様な事を相手に言ったのを思い返し苦い表情を浮かべながら然して意味も無い微妙なニュアンスの違いを訂正し )……これは?( 相手が無線機を弄っている間余ったスペースに“A+”の文字を並べ / 程無くして見せられた画面に視線を向け文字列で目を追うも言うまでも無く解読はできず相手へ視線を移し )
( 何となく満足げな表情の相手に可愛らしさを覚えれば無言で頭を撫でて )おなじことだろ。当然その分の見返りはくれるわけだよな?( 眉間の皺を解すように親指で柔く撫で )…ふ、…っくく、……。…これは教えてやらねえ。いつか解読できたら言いに来い。( ふと視線を落とせば一面に描かれたA+の記号に思わず顔を逸らし堪えきれない笑い声を漏らして / 一通り笑い終えると変わらず意地の悪い笑みを浮かべながら無線機の電源を切って )
…何だよ。( 前触れ無く数多を撫でられると相手を見据え )二言目には見返りだな。別に良いぜ、何が欲しンだよ。( 呆れを隠そうともせず呟き / 眉間に触れる手に表情和らげつつ尋ね )……じゃあ使い所ねぇじゃん。いつ必要になんだよ。( 笑いだす相手の視線が紙面に向いていた事を悟れば恨みがましい視線を向け / 電源を切られてしまった無線機を眺めながら不満げに零し )
可愛いと思ったもんは撫でるだろ。( 明け透けに心情を話してしまうと微笑ましいものを見る眼差しを向け )ん?お前の時間。( 相手の言葉を鸚鵡返しするように端的に答えると楽しそうに目を眇め )さぁ。それもお前が考えな、今の所推測はつくか?( 無線機を置き相手の顎をクイと持ち上げると首を傾げて尋ね )
……可愛い事は言ってねぇだろ。( 揶揄われているのかと思えば向けられる視線は嘘偽りの無い言葉とも思わせるもので束の間口を噤み / 決まり悪そうに視線を逸らすと覇気の無い声を漏らし )…ムカつく、( つい先程それを平然と口にしたのが自分である事を思えば妙な羞恥心に似た感情が込み上げ顔を顰め / 顔を逸らして低く呟き )…つかねぇよ。記号にしか見えねぇンだから。( 顔を上げて相手を見遣れば薄く眉を寄せて答え )
可愛いことをしたんだよ。( 相手の態度に益々込み上げる愛しさに眦を緩ませると逸らされた視線の先を覗き込むようにしながら頬に手を添え )…ふ、嫌だったか?( 視線と同じく逸らされた顔に笑みを零すと短い髪を一房攫い赤銅の端に口付けて )じゃあまだよく出来ましたはあげられねえな。精々励めよ、紹君。( クスクスと笑みを漏らしながらとんとん、と自身の蟀谷を叩いて )
…うるせぇな、やめろ。反応に困るって言ってんだろ。( 視線の先に現れた相手を力無く睨み / 頬に触れられると成す術無く視線を合わせて文句を垂れ )…嫌じゃねぇのが余計にムカつくんだよ。(
髪に触れられる感覚があれば其方へ視線を遣りつつ答え )清々しい程嫌味にしか聞こえねぇな。こんなの調べりゃすぐ分かるっての。( 相手の仕草を不服そうに睨み / 文字が読めないのだからそもそも調べようがないものの負け惜しみの如く呟き「 )
んじゃどうしたら反応に困らねえの?( 恐らく相手にとっては難題であろう言葉を投げかけながら尚も笑みはそのままで )……ああ、なるほどな。照れてんのを言うのが恥ずくてムカつくに言い換えてるだけか。( 静かに口付けていた髪を下ろすと身も蓋もない要約を口にしながら一つ頷き )おう、お前の情報網を楽しみにしてるよ。( 相手の言葉に愉快げな表情を浮かべ )
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