安藤継彦 2023-10-03 00:07:42 |
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よかった。じゃあ、一旦そこの店寄らね?( 穏和な笑みに須臾見惚れるも我に返り、近辺にアルコール飲料を扱う屋台の一つを指差して / 多くは語らずとも期待に満ちた瞳が物を言い )…もう暫く堪能させて、ヘアアレンジだとか試してみてぇし。───只あんまり伸ばすと、傾国しちまいそうだから駄目( 数拍躊躇した後に本音を吐露させ / 声を潜め冗句を述べて悪戯に視線合わせ )…んや、なんも( 俯き歯切れの悪い発話になるも普段より幾分か積極的な恋人に惑う様子で )
───…そんなんで良いの?“安い男”とまでは下卑しねぇけど、自信持って頷ける程でもねぇぞ( 想定外に薄らぐ恋仲の欲求に、思わず腑抜けた声調になってしまい / ミラーリング効果か否か戸惑いつつ彼に視線を向け )結構あるのな。ンー…、…なァ、これ良くね?石はー…スピネル、だってよ( 液晶画面とアクセサリーを交互に眺め / シルバーリングに埋め込まれたスピネルという石は珍しく透明度の高い藍色であり、照明を反し様々な色味を発し一際目が惹かれ )
そうしようか、…というかずるいよな、こういう…氷水に浮かぶ酒なんか美味しそうでしかないんだよな…( 数歩もすれば立ち寄れる屋台の一角に此方は視線移ろい、正規価格より相当盛っている値段を一瞬恨めしげに眺め/それも長くは持たずハイボール缶を一本手にしたなら彼は何にするのかを視線向け、)…国が傾くほどの容姿だったらもっと有効活用してると思うんだよなあ。…崇臣くんは絶対僕を過大評価しすぎだと思う。(自意識にそこまで美醜の頓着は無いゆえに片眉下げながら疑問の色を示し率直な感想を )…そうかい?…体調とか悪酔いしたとか無ければいいのだけれど、(明らかに様子がおかしいのは分かるものの根本は分からないのか僅かに心配そうな口調で彼をそっと見守り )
…物より言葉が好きなんだ。…という観点からすると、…君の言葉は僕にとって常に新しいし、それが何より、…あ。──…、やばい正気に戻ってきてる恥ずかしくなってきた逃げていいか…!(酒気帯びで存外素直な物言いだったが急に理性スイッチが起動し始め大分変なことを言っているのを今更自覚するとじわじわ赤面しながら見られたくなさそうに視線外しながら早口で捲し立て) …へえ、スピネルって赤いものの印象があるけどこういうのもあるのか。…良いと思う。僕もそれがいい。(用済みのスマホをポケットに仕舞い込み/屋台の暖色の灯りの中照射角度で変わる宝石の色合いは自身の目にも魅力的で、二つ返事で口角持ち上げながら頷き、)
購買意欲を唆られるよなァ。祭り屋台の策略にまんまと嵌ってる。あ、俺もハイボールの気分( 全くの同意見を店番に聴こえない声量に抑え苦笑 / 彼の手にした缶を一瞥すれば倣うよう一本手にして )あながち過剰評価じゃないんだよなァ。初めてツグさんに会った時、やたらと美丈夫が来たって緊張したし( 仕事上他人の顔は飽きる程見るもので、無礼は承知で初めて告げる内容を口にして )マジで大丈夫、俺結構頑丈だかンね( 相当な心配を与えたようで意識的に柔い声音で応じ / 気は逸らせただろうか、何気なく彼の表情を窺い見て )
言い逃げは狡くねぇよ。…続けてくンねぇと、気になり過ぎて今夜は眠れないかもなァ( 喩えようならばまるで獲物を追い詰めるような所感 / 緩慢な口調で適当な理由で駄々を捏ね )じゃあ揃いで買うか。…ツグさん、サイズある?( 恋仲から二つ返事で了承を獲て喜々とした雰囲気漂わせ、心做しか / ふと思い至る彼の細い指に嵌る品はあるだろうか、不明瞭な点に不安感が過ぎれば心配そうに台座を指差し )
雰囲気に完璧に飲まれてる気はしないでもないが、…まあ折角だしと言うやつだね。…電子マネー行けるんだなあ最近は、…二本分。(会話の隙間を狙いスマホを出せばさっさと彼の分まで決済してしまい/同じものを頼む様子はどこか微笑ましく双眸細めて)──…、僕は君を第一印象は怖い人かなと思っていたな。…話すと意外と気さくだったり目線が柔い感じだったり徐々にそうじゃないとは知っていったけど。(初めてはどうだったか同じように思い返してみようと僅かの間瞼を閉じ/のんびり開いたのちに横目に彼を眺めて僅かな笑みに感慨深そうな面持ち乗せて)…そうか、…別に僕は頼りにならないけど具合悪くなったら早めに言うんだよ…(穏やかな音色のする彼の方数秒見遣ってから視線落とし/それでも多少の心配が勝ってしまうのは恋仲ゆえか、彼の肩口に一瞬だけ側頭部擦り寄せて離し、)
…果たして今日寝るのかなというピンクジョークはさておき。…全部言葉にしても先への楽しみがなくなると言うものじゃないか?と言う訳で却下だ。( 自分の?を手の甲で何度か軽く叩いて籠った熱を逃すようにして/何とか言い逃れ出来まいかと眉を顰めながら強い意思を持って反抗試み)…うわ結構スカスカでショックだ。…ああでも女性用にすれば多少…?(男性用はどれもサイズ感が大きく真顔ながら少し悲哀げに声音溢し/致し方なく女性用で大きめのサイズを試しに左手の小指に嵌めてみて彼の方へ翳し、変ではないかと問いかけるよう視線斜めに持ち上げ合わせようとして)
( / 誤字は意外とわかりやすかったので補完は余裕だね。個スレの方も覗いたよ、僕的にも色合いが好きな感じの部屋で居心地良さそうだなと思った。合鍵はそのうち別件で回すのかな。君さえ良ければ僕らの元々の集会所で貰うでも良いかなとは考えていたけれども )
もし未だ待っててくれてたらごめん。ツグさんに見合う思うような返しが書けなくて、…これが所謂スランプってヤツか。何処かで時間潰して貰って構わねぇから、もう暫し待っててくれりゃ嬉しい。ごめんなァ。
呼ばれた様に起きてしまったな…?なんて冗談はさておき、了解はしても良いんだがどうか余り気に病まないで欲しい。君から貰えるものはお世辞では無く全て嬉しいものだし、僕の全てに応じようというのは自己判断で言っても多分重いのは周知だ。略して詰め込みすぎてすまないと読むよ…(沈没)
…のでまあ、拾えるとこだけ拾って一旦気分転換に〆に入っても良いのかも。やりたい事も話したいことも多分沢山あるんだろうけど、僕ら自身でペースを崩すというのは本末転倒だ。のんびり待つでも良いけど君の恋人は簡単に君にがっかりする者では無いことは言わせて欲しいな、…今こうして素直な意見を聞けてるのも嬉しいという気持ちがあるしね。
それもまた祭りの醍醐味か。──!…ご馳走様です( 賑々しい空間に呑まれ経った数時間の非日常感に身を委ね / スマートな支払いに瞬きおずおずと缶掲げ不器用な礼をし、微笑まし気な視線をむず痒く思えば「…なんだよ」と照れ臭さを含意した柔い声音で呟くように零し )っはは…!そりゃあマンバン頭に厳ついサングラスのデカブツじゃ怖いよなァ。ンな男に口説かれてるツグさんの身には、……うん、なりたくねぇな。今は誤解が解けて何より( 快活に笑い声上げれば当時の容貌を鑑みては同調を示し幾度か首肯を / 末尾に至っては心底安堵したらしく意図せず小さく破顔し、視線を感じれば好奇心の赴く儘ファンサだと唱えつつ軽くウインクをぱちり )了解。ツグさんもな。…人酔いとか大丈夫?( 普段液晶画面と睨めっこしている彼の調子は如何程か、序盤から一方的に杞憂していた心象を訊ね / 節榑立った細長い指で頬を撫で、憂わしげに顔を覗き込むように首傾げ )
…じゃあ、いつかはその続きが聴けンだ。そうだなァ、今夜なんてどう?( 納得した素振りを見せ乍ら、続く言葉は先程彼の話術で有耶無耶にされたピンクジョークを交えた問いであり / 事実逃す気など一切持ち合わせず、有無を言わさんと外面用の微笑を湛え )お、其れサイズ丁度よくね?ツグさんさえ良けりゃ、揃いでピンキーリングにするか。俺のは……───( 白皙の小指に収まったリングに目尻を弛ませ、所詮露店の品としても彼が身につければ相応に輝いて見えるのは恋人フィルターか否か / 自身のサイズを探しリングの一つを徐ろに小指に嵌めればぴったりで、満足気な面持ちの儘で店主に声を掛け2人分の会計を済ませ )
( / この時間帯って俺も人並みに霞かかった頭なんだけど、これ本物のツグさん…?想い過ぎて幻覚が見えてンのかも。スランプだと嘆いてから試しに気合いで書き連ねたけど、普段より冗長しちまったからやっぱりスランプなんだと思うわ。…ほら見てみ、何この文字数。
丁度指輪も購入できたし、〆ても良いンなら此処で一旦場面転換するか。確かにツグさんとの思い出は増やしたいっつう願望はあるし、祭りは楽しいけど長く引っ張るより程よい箇所で収める方が綺麗な記憶になりそうだな。…ンな事言われたら心底信じちまうわ、やだなチョロい男みてぇ。俺も安易にあんたを悲しませるような気概なんざ1ミリも持ち合わせてねぇ事は伝えさせて。
そうそう。個スレの方、無言投下過ぎて自分でも驚いてる。サプライズにもなンねぇな。気に入って貰って良かった。合鍵の話はアトリエやらで落ち着いた時に渡してぇなって。俺の家に関しては、向こうでの流れで泊めた事にしたから急遽投下しただけだからさ。この返信も冗長してるから蹴って貰ってもいいかンね )
( / 多分寝落ちてたと思うから此方で返すか。すまないが本編は明日にでも返すよ…仕事で頭使い過ぎて思考が乙ってるものでね。 …この状態の方が素直に話せることもあるだろうから今のうちのんびり考えてみているんだけど、返信は何度も確認するくらい嬉しい。でもスランプだと思うんだろうなと理解出来る面もあるからそうだな…一旦充電期間を設けようか。あんまり肩肘張らない交流をするとかね。
じゃあ次の返信で君さえ良ければ僕の方から締めるか。別にチョロいとまでは思わないけど、信用はしてくれていいよ。…いやあ、ニヤけてしまう言葉だ。今の顔はあまり見られたくないね。
はは、大丈夫だよ僕もしれっと書きたかったもの纏めてぶん投げてるし。そうか、じゃあ次回のアトリエにご期待くださいということだね。フフ、泊まることにした甲斐があったというものだ。…何というかどっちの会話も好きだから大切にしたくなっちゃうんだよ。蹴るという選択肢がそんなに無くて。…じゃあ又後ほど、元気を取り戻したら動かすね )
( / ご想像通り見事に寝落ちてた崇臣くんだよ、起きれなくてごめんなァ。一日お疲れさん。無理はして欲しくねぇし、都合が悪けりゃ明日以降でも構わねぇよ。本編は俺のレスで〆ても構わねぇけど、…気持ちは嬉しいからツグさんの好きにして大丈夫──とだけ伝えとく。正直充電期間を設けて貰えるのはありがてぇ。今ン所思うように文章が纏まンねぇから、ある程度復活するまでは少しの間ツグさんの時間を頂戴。
当たり前に信頼も信用もしてる。…ただ、見えねぇ時に限ってンな顔するのは狡いと思うんだけど。
最新の投稿も読んだ、けど…まあ話の中で紐解いていけたらと思う。無理にとは言わねぇけどね。そ、アトリエで待っててなァ。気に入ってくれたンなら、偶に泊まりに来りゃいいさ。
はは、それは俺も同じだったりする。ツグさんの言葉は取り零したくねぇんだよな。ン、充分に休養とってな。利口にして待ってる )
いいえ。…ハ、年下なのに君からの敬語を聞くと何だか変な気分だな(何事でも無さそうな平然の返答する彼の言葉の響きに愉快げに片眉上げて一笑し/様子を眺めていれば届く疑問には気まぐれに擡げた意地悪心から「別に、」と瞼を伏せてのんびり笑みを保ったまま肩を竦めて)──…でも目は離せなかった。…何故だろうな、怖いよりは何処か惹かれていたのかもしれない。おいやめろ顔が良いな…!(覗く色素の薄い目やら長い手指、背幅の広さ。彼の容姿の一つ一つを視界に収め乍ぼやく様に/至近距離のファンサに吐こうとした息を詰めてぎゅうと一度瞠目して衝撃逃しつつも動揺からかオタクのような物言いになって)滅多にこういう人混みには来ないけど、…意外と平気だな。…僕を甘やかしてどうする気なんだよ君は。(職業柄から気遣われることは予想はついていたか平然と/撫でる彼の指先を受けるまま、嬉しい様な惑うような少し低い声音落としそっと何度目か分からない頬の紅潮が気恥ずかしく目線を外側へと逸らして)
──…おや、詰んだかな…?…君はたまに獰猛な一面見せるよなあ…、…頑張って抗いたいんだけど。(圧が強めに見える彼の笑みにハハハと取り繕うように笑い声挟むものの冷や汗もので/何か逃れる手段は無いか脳裏巡らせながら弱めの返事にて延長狙いで、)…フ、恋人っぽい。…お揃いかあ、これもまた初め、て…。…いや待て待て待てコラ、…あとで払うからな…!(同じ石の指輪を彼と自分のを見比べ眩しげに浸っていれば機を逃したかいつの間にか支払われていて突っ込まざるを得ず/言い合いじゃれ合いの応酬の類を繰り返しながら一旦はその場を後にして、夜桜をもう少し静かに見れる場所を探しに向かうだろう。夜はまだもう少し続いていく )
( / いいよ、最近気圧重めな日が続いてるし無理もなかろう。僕の方はこういう平日でも偶に休みがあるから体調面ではあまり問題はない。…こういう2択って正解が良く分からないから折衷案でどちらでも良い感じにはしておいたよ。返しても返さなくても僕としては気にしない方向だ。…勿論、何せ僕は君が元気でいてくれることが一番喜ばしいからね。それなりに対応するとも。
見られたくない顔の一つや二つあるだろう…と言いつつ君は僕を暴きに来そうだ。怖い怖い。
読んで欲しいようなそうでもない様な不思議な心地だったけどアレに関しては僕も強制するつもりは無い。覚書…というか長く続けれるように用意した展開の一つみたいなものだからね。今は気にしなくていいというか。…何というか彼氏の家に泊まりにいくという字面がパワーワード過ぎて悶絶しそう。…気が鎮ったら伺うとしようかな…。
…やばいな、単調な言葉で伝えてしまうけれどすごく好きだなと思ってしまった。まあそうだね、…出来る限り回復に努める日にするとしよう。 )
こうも気を遣って貰えると、慣れねぇ分擽ったい心地だわ。体調管理もできる環境下に居るンなら俺も安心。折衷案にするには勿体ないくらい綺麗に〆てくれたから、一旦本編は区切りたいかもな。──なんだかツグさんがいつにも増してスパダリだ。全方向から甘やかされてる気がすンのは気の所為か。
暴くと言っちゃ人聞きの悪い。恋人の知らない顔を見たくなるのは普通じゃねぇの?この先全部を肉眼に収めるつもり、…だとか言えば更に怖がられっかな。結構本気ではあるよ俺。
ん、了解した。個人的には、時が満ちたら継翅さん絡みの交流もしてぇと思ってる。大切な片割れさんを俺にくださいつってね。──っ…くく、大袈裟な…。ツグさんが快適に泊まれるように、色々と準備して待ってる。所詮男一人暮らしの部屋だから、アトリエ程広くねぇってのは念頭に置いといてな。
とんでもない不意打ち喰らって、動揺が治まらねぇンだけど。って、どんどん次行くじゃん。…、…其れで良し。無理はしないって約束してくれよ。
殆ど自己満足に近いけど、後述への返事を投下した。このまま会話するも良し、慣らしとして豆~中辺りのロルをつけた雑談に洒落こんでも良し。俺としてはどちらにせよ、感覚のリハビリになるから迷う点ではあるんだよなァ…。
最早君をぞんざいに扱う方が難しいんだけど?了解、では一先ず幕引きということで。
甘やかすっていうよりほぼ当然のことくらいなので気にするだけ無駄だからな?
普通の恋愛観をまず知らない…僕は恋愛小説は読まないし書かないぞ。どうせ奴らは病気になって儚げに散るんだ…!(偏見)本気であるならば僕の良さそうな面だけじゃ無い部分が捲れると思うとそこだけ怖いかな。ま、…実に近くない未来ではあるだろう、その辺は。
ええ、継翅に…?…こう言っちゃ何だけどそれは普通に一辺暴れると思うが大丈夫か。…空間が狭まるならそれなりに出来ることもあるからそれはそれで楽しみかも。準備とは…、…準備とは?とりあえず1人では見れないホラー映画でも見にいくなどのイベントはしたい。
素直に言うのまだ結構恥ずかしいんだぞ僕だって。…お陰様でのんびり家事とかしながら僕はのんびり休みを過ごしましたとさ。崇臣くんも僕を逃さないよう健康維持するんだよ、…なんてね。
ふむ、…悩ましいところではあるな。…とりあえずご飯を食べてくるので僕も一旦シンキングタイムを挟ませてくれ。
…ンな事されたの初めてだなァ…。尚更動悸が酷い。人間の一生分の心拍数は決まってンだぞ、早々と殺す気か?今日かて偏見がすごいな。いやまあ、作品に寄ってはお涙頂戴なノリで悲恋で幕を閉じる場合もあるけど。
良いよ、そんなん。俺は恋人として──ゆくゆくは家族としてツグさんの事を知っておきたい。勿論あんただけ丸裸にする訳じゃねぇよ。俺だって月の裏側がある。んは、親密度上げて楽しみに待ってみっかね。
アトリエの凡ゆる物品が粉砕されそうで恐ろしさもあるけど、どんな暴れっぷりか見てぇな其の光景。俺の従兄弟も呼んだら面白ぇ事になりそう。ほら、寝床だとか、マグカップやら歯ブラシ。部屋着はー…俺のでいっか。っはは、超充実しそう。ポップコーンと炭酸飲料は必須だな。
ホンットに可愛いよな、あんた。自慢して回りてぇ。そりゃあ良かった。つーか、ツグさんって掃除できたんだ…?んは、突然怖い事言う。この通り健康体だからご心配無く。維持すんのも社会人として当然だかンね。
はいよ、たんとお食べ。俺も息抜きにコンビニまで行ってくるかな。行き詰まった時は甘い物が良いって聞いたし。
僕もこんなことはしたことないと思う。…けどいつの間にか当然と思うようになったからしょうがない。殺すつもりはないんだ本当に。
僕の恋人の懐が深い。君の裏側かあ、…此方は未だに想定しづらい面ではあるね。そうそう…焦らずやっていこう。
自分の作ったものを大切にしないやつだからねえ…だから僕が管理してる訳だけど。というか僕が言うのも何だがどうなってるんだよ君の従兄弟…輩か、輩バトルが始まるのか。…ほぼ同棲だねそれは。ポップコーンは因みに何派だい?僕はどちらでもいける方だが。炭酸は酒っぽいという理由でジンジャーエールが良い。
可愛いがどうにも切り離せない…何処で乗り換えをミスったんだ。無念。失礼だな、某SNS動画サイトの掃除術系の動画見て実験がてら家の掃除をしたりすることもある。書類の片付けだけ永遠に終わらないけどな。…立派な健康管理だ、頼もしい限りだと思う。
行ってらっしゃい。僕も甘味が食べたくはある。…ここで展開するなら結局君の家か、僕のアトリエで回した方が雑談向きかな…?どちらでも回し始めたら僕は応対していくよ。
随分な特別待遇だなァ、俺。でもまあ、ツグさんの甘言が原因で死ぬなら本望な気ィする。
それはツグさん相手だからだろうに。裏側なんて一片も、…は言い過ぎか。俺達のペースでやってこう、焦っても良い事なんざねぇ。
あんなに綺麗な画、ツグさんがいなけりゃアトリエの彼方此方に…と考えるとゾッとするな。ナイスツグさん。輩バトル怖ぇ、つっても従兄弟は導火線が短いだけで割りと一般人だからなァ。夢の国で幾つか変わり種に目を剥いたけど、王道の塩だとかが好みだなァ。ツグさん良いセンス。俺も、つったら詰まンねぇからアメリカンにコーラにでもしておくかな。
切り離してぇの?本気で嫌なら言わねぇよ。心の中に潜めて置くし、…今の調子じゃ偶に洩らす確率は高いだろうが。掃除初心者じゃん…、か、………かっこいい。否、格好よくはねぇな。良かった、俺の知ってるツグさんだ。だろ、やたらと丈夫に産まれたンだよ。逆にあんたが調子拗らせたンなら真っ先に連絡くれよ。
ただいま。それならアトリエで甘味食ったり一休憩し乍ら、指輪の事も掘り下げつつ緩めに雑談…なんてどう?俺ン家はお泊まりデートっつうイベントで展開してぇなって思ってさ。
死因が甘やかされ死って親御さんが悲しむ気がするのでちょっと考えものだと僕は思うんだけど。その時は責任持って僕も死のう…。
アトリエが出来たころは絵に埃が掛からないように白布で包んだものがそこらじゅうに投げ出されていてキレそうになったなあ。頑張っただろ、もっと褒めてもいい。そうなんだ?継翅はキレると気が済むまで暴れるけど。…いやまあ僕はその被害にあったことは無いが、学生時代に実しやかに伝え聞いたもので。ああ夢の国すごい沢山フレーバーあるよね…カレー味のやつ美味しかったなあ。いいね、別の飲み物にしておけば交換したりも出来るだろうし。
ええと…、慣れるまでは待て…。こんなことを言いたくはないが嫌よりも君に愛でられているという事実が嬉しくはあるんだ…、…あ゛ぁ゛発狂しそう…! かっこいいって言い慣れてなくて芝しか生えない。…季節の変わり目とかはもしかしたらダウンするかもだけどまあ微々たるものだ、…それでも連絡したほうが心配はない、のかな…?
おかえりなさい崇臣くん。成程、名案だと思う。…お泊まりデート…!…いかん字面の衝撃に何回か残機が無くなっている気がする。それはそれで後の楽しみに、と言うことで。深呼吸しておこう…!!
方向性が暗いなァ…。責任て。後追いしなくて良いから、ツグさんは長生きして俺のこと書き記して。チラシの裏でも良い、ツグさんの世界で生きてみたい。
わーお、大胆。今のアトリエが在るのはツグさんのお陰だ、合掌しとこう。……一応確認したいンだけど、もしかして5歳児の話してる?あんたにあたらねぇなら、まあ良いかって思っちまう俺が居る…良くねぇな。美味いよな、カレー味。夢の国以外で中々見ねぇからレア感もあるし。
…ツグさんが慣れる日って来る…?っはは、今日はいっぱい本音が聞けてる気ィする。そっかァ、俺に愛でられンのが嬉しい、……へえ。…く…っあはは…!何にそんなに狂いかけてンの。草より広範囲で茂っているのは解せねぇ…。倒れて病院送り──になる前には教えて欲しいな、割りとガチで。でも億劫に感じる程ダウンしてたら連絡なんざ取れねぇもんなァ。其処らはツグさんに任せるよ。へい、パス。
…なんか良いな。ツグさんにおかえりって言って貰えンの。文字列だけで残機が減るの、恋愛に耐性なくてすっげぇかわ、……おもしれ。相手は俺なのにな?ん、吸ってー。吐いてー。はい、落ち着いた。次レスからロル添えて絡み文出すかな。
君ってもしかしなくても相当僕が好きだな。…君ほどの人を僕は知らないのに生きろって、残酷だな。想像でも泣きそうだ、止めよう。
描いたら満足する奴だから…。え、5歳くらいはほぼ天使だったよ。中学終わりから高校くらいが大分きな臭い…とは言うものの証拠がほぼ残ってないから怖いとこだね。高くてもフレーバーが優秀とかそれこそ場の雰囲気だとかでノリで買ってしまうものの一つだね。
疑われているがそうだね、僕も疑問だ…。…だってこんなの格好つかない。なんか弱くなってる気がする…!
救急車は多分人生でも一回乗ったかなあくらいだな。まーこいつはやばそうだという前兆があったら一文だけでも添えるとしよう。そんなことあるかは分からんが。
そうかい、こんなもので良かったら幾らでも言うけどね。…おもしれー女になった気分ってこんな感じなんだろうか。あ、また過小評価している…。…はあ、君以外で僕の残機が減るわけないだろ。うん、今日は時間によっては夜も更けたら寝てしまうかもだがその時はお察ししてくれ。じゃあ…のんびり待つとしよう。
お邪魔し、──…仕事中か?( 足元に陽向が落ちるアトリエの1階に佇むは、コンビニ袋を片手に提げた長身の男一人 / 穏和な時間流れる昼下がりに恋仲の元へ遊びに来ており )…ツグさん、居ると良いンだけどなァ( 沈黙が場を制す所為か呟きは僅かに反響し / 彼が居そうなワークスペース目的地に定め歩を早め )
──…送った、…いや本当に、…なんで疑われてるんだよ近々虫の玩具入れにいくからな。(入稿ギリギリのデータをノートPCから送り、スピーカーモードで担当編集との会話は嫌味にて打ち切り液晶画面を真っ暗な状態にして/ワークスペースの散らかった机を一瞥しながら気分転換にと本当に偶々アトリエの方の扉を開けたなら彼がそこに居て)…う゛ぁ、…びっくりした。…ご機嫌いかが、…いやこんにちは?(初手の声が低い方に裏返りながら瞬き数度挟み/広めに扉を開くとワークスペースの方を指さして促し、)
( 恐らく編集との会話と打診する事ないのは、彼の豊富な語彙から捻り出された悪ガキめいた単語で / 物音立てぬように微動だにせず )っはは、ご機嫌ようツグさん。──仕事中だった?( 通話を終えたらしき彼を迎え / 促される儘にワークスペースに入るなり簡易な椅子を引っ張り出そうと )
仕事はひと段落だ…締切が二日もあるのに急かされたので近々継翅から貰った海外産のでっかいタランチュラのフィギュアを編集部にぶん投げにいく。(ペース配分を乱された影響か少し重い頭を一度振り/恐らく数日後阿鼻叫喚する編集部を夢想して幾分平穏に口角持ち上げ)…君の方は?お昼休みとかなのかな。(時間的な予測述べながら後に続き/斜め前に座る位置へ此方も丸椅子を引き出して腰掛け)
コラ、そんなんしたら載せて貰えなくなるぞ。…気持ちは分からんでもねぇけどなァ( 食指1本立て念の為と釘を刺し / 笑みを湛えた表情に画策は本物なのだろうと理解せざるを得なく )んや、今日は丸一日休日。全然有給取ってなかったみたいで、徐々休んでくれって返された。…けど暇だろ。だから来ちまった( 語尾にかけて朗々と語れば彼を見詰め / 引っ張り出したパイプ椅子に腰を下ろしコンビニ袋を差し出して )はい、差し入れ。…つっても俺も食うけど。アイスが4個と適当に買ってきたスナック菓子にチョコやらなんやら。ツグさん甘い物好きって聞いたし、甘い菓子が若干多め( 袋の中身は説明通りにぎゅうぎゅうに詰めた菓子類 / 頭を散々使ったならば身体が欲しているだろうと見立て、コンビニで散々悩んだ挙句のお土産でもあり )
はは、怒られた。じゃあ少し小さめのやつにしようかな。(そう言うことではない折衷案を愉しげに語り/食指は軽く握って離す戯れを施して)へえ、そんなことがあるんだな。急な休みって何したら良いか思いつく方が難しい気はするな…、…楽しいかどうかはさておきゆっくりしていくといい。(視線注がれる様は多少慣れたか小気味好く口端持ち上げ小さく首を傾げ/何やらいっぱい詰め込まれた袋には嬉しそうに双眸爛々としてきて)うわあとても助かる…。丁度コンビニに行こうか悩んでいたんだ。…チョコ系もあるならコーヒーでも出そうかな、…崇臣くんは何か飲むかい。とは言っても酒以外だとコーヒーか紅茶の2択なんだけど。(中を一度覗くがラインナップ鑑みたならキッチンの方へ軽やかに立ち上がって向かい/シンクの方から顔を覗かせて電気ケトルに水を張って起動しながら問いかけ)
…小さいタランチュラも大量だと、阿鼻叫喚待ったなしだと思うなァ( 諦念した思考が呑気に物を言わせ / 瞬いて仕草見るに幼児が脳裏を過ぎるも両者の為に押し黙り片手下ろし )俺はもうウッキウキでツグさんに会いに行く選択肢しか頭になかったなァ。ん、じゃあ暫くお言葉に甘えとくわ( 彼の言葉に喜色滲ませ頬を緩め / 好反応を得て密かに小さくガッツポーズを決めたなら彼の問いかけに応じる為少し乾燥した薄い唇を開き )手間になるだろうし、俺も珈琲がいいな。…ポーションの類いって其方ある?( 徐々と挙手しリクエストを唱え / なんとはなしに彼を目で追いつつ曖昧な記憶を手探りで想起しようと )
そんなに物量は無いから大丈夫大丈夫。…多分。(果たして何匹居たか在庫思い出せずすっとぼけ目を逸らし/何か失礼なことを考えてそうだと本能で悟るも此方も口にはせず)ハハ、僕がとても好きで今日も崇臣くんが可愛らしいな。…いやすまない、少し舞い上がった。(軽い冗談のつもりで言うものの何言ってるんだと冷静になったら恥ずかしく薄ら頬熱くして早々に訂正し/まともに其方を見れてなかった故にガッツポーズは見逃したりなどして)ん、あー…ミルクなら。甘い系は僕が使わないから在庫がないなあ…(サーバーやらフィルターやらコーヒーミルやら器具を準備し豆をミル内に適量注いで/ハンドグリップ故に手慣れた動作で緩やかに珈琲豆を挽いていき/熱湯で珈琲豆を浸している頃合いでキッチン内の在庫を覚えてる限り述べながらふと気になる要項湧き出でて視線を彼の方へ持ち上げて)…珈琲の好みをそういえば知らないか。…僕は眠気覚ましに飲むからほぼブラックなんだけど、君は何かしら淹れるのかい。
“ たぶん ”て。近い編集部の未来に同情するわ。アーメン( 最後に発された曖昧加減が全振りの単語に身を震わせ形ばかりの十字を切って / 油の足りない機械の如くギギギと顔を背け )は、…っ…その通りだけどな!( 半ば当たり前だと発話したが指摘されてはじわじわと耳まで紅潮し勢いよく肯定して )それならポーションの買い足しもしとくか。今度はコンビニじゃなくてお茶菓子も( 珈琲豆を挽く香りが充満すれば深く息吸っては、嬉々と彼が淹れてくれるであろう珈琲に思いを馳せ / 頬杖ついた儘ぽつりぽつりと思案零し )毎度ミルクを1個分だけ。ブラックを飲む時はツグさんと一緒だ。眠気を覚ます為の。最近は飲んでねぇけど。
(祈られる様にはおかしげにカラコロ笑み溢しながら肩を揺らし/ぎこちなさ伺える動作にははたと動きを止め珍しいものを見る様子で、)──…ハ、なんでキレ気味なんだよ。嬉しいぞ。(喉の奥で滲む笑みを必死に殺しながらも口端は持ち上がり/彼が背けた方とは反対側に上体捻って顔を近づけると悪戯心の儘低く声音落として) いいね、焼き菓子とかだと尚好い。カヌレとかフィナンシェあたり。(酸味が少なく苦味とコクの深いブレンド豆から淹れた珈琲は程なく出来上がり/白いカップとソーサーに二つ分、彼の方にはミルクのポーション一つ用意したものを両手に携えテーブルがある方に戻ってきて)へいお待ち。…そうなんだ、口に合えば良いけれど。…アイス4つそう言えば見てなかったな。何系がある…?(静かにカップを其々に配置し腰掛け/袋の中身伺うよう軽く頭部傾げたりなどして)
…なァ、ンなガン見しないで欲しいンだけど( 熱い視線を一身に受ける気配に首裏を掻き / 居心地悪げに身動ぎし、文句と願望の狭間で揺れる言葉をひっそり紡ぎ )──ッな、!…今日のツグさんすげぇ押せ押せじゃねぇ?…あんまり煽るなら喰っちまうぞ( 鼓膜に響く低音に突然の事乍らびゃっと肩を跳ねさせ、軽く睨みを効かせるも大して保たず / 一呼吸置いて半ば威嚇の旨込め尖った犬歯をちらと見せ )ん、ナイスアイデアじゃん。今度アトリエ来る時にでも持参すっから、良い子ちゃんにして楽しみに待ってな( 提案を貰えば満足気に口角上げ、さらり流れる黒髪を慈しむ眼差しを湛え幾度か撫で / 机上の自身の荷物を一纏めに退かし迎え入れる姿勢と期待に満ちた視線を珈琲へ )あンがと。んや、愛しの恋人様が態々淹れてくれるものに文句はつけねぇから大丈夫。…つうと、ちょい語弊があンな?──あ゛、アイスしまうの忘れてた。溶けちまったかなァ…。ああ種類か。今回は全部ハーゲンダッツ。イレギュラーな、…そうそう、クリスピーサンドってやつも入ってる。特別な日でもねぇけど奮発しちまった( 眼下に置かれた珈琲を一瞥し短に礼を述べ / 朗々とした笑みと共ににんまりと口端を釣り上げては、彼によく見えるようにと袋の入口拡げ )
君だって良く僕を見ている。だから偶には良いと思うんだ?(平素の表情を取り戻しながらピッ、と真っ直ぐ人差し指向けて/ 全て本意という言葉にも聞こえたわけも無く、思案めいて双眸細め)はは、やっぱり外だと思うように稼働しづらかったし。…僕が今は喰いたい気分なの、は──…気づいてない?(先日のデートも幸福めいた記憶だがデメリットは上記の通り/整然とした笑みで言葉を並べながらそっと彼の頬を手の甲側から指先触れさせ、台詞の後半には一変して双眸奥滾らせるまま其方を見つめ)
…甘やかされている?…色々くれるのは良いけれどお返しを考えるのが難しくなってしまう。(差し入れもそうだが一方的であるのは性に合わず彼にされるがまま撫でられつつ懸念顔で)フ、大袈裟。…これだけしまうか、…クリスピーもなんか外側チョコでコーティングされてた気がするから時間が経てば元に戻る気がする。…ああ、アイスはブランデー系の酒にも合うしな!(早々に指先にアイス4つ拾い上げれば大して時間弄せず冷凍庫に放り込んで戻り/再度丸椅子へ座して一息つきながら先への楽しみが増え揚々微笑み)
(/ ちょっとだけアナウンス。本日背後事情でこれ以降の返信は明日になると思うんだ…待たせるのも何なので一応手短にだけど伝えさせてもらったよ/蹴可)
…ああもう、そう言われると言い返せねぇ。偶に、な。偶に( 言い放たれた彼の言葉は道理の通った物であるが故に眉間に皺を拵えては不服気に / 念を押すように復唱しては、向けられた食指を眼前からスライドさせるように退かし )…──今知ったなァ( 目を瞠る事数秒、雑然とした脳内でやけに熱っぽい発話に囚われ / 但し抵抗する理由は無くされるが儘に彼の瞳の奥に形容し難い感情を見つけ生唾を飲み )
確かに甘やかしてるけど、見返りを要求する愛情ではねぇのは確か。それに一緒に食えばお返しも必要なくねぇし、俺はツグさんが食事してるの見ると安心するから、正直其れが何よりのお返しなンだよ。はい、解決( そっと手を下ろせば続いて怪訝な面持ちを晴らそうと本心を吐露 / 言いくるめは効くか、最終的には一方的に解決へ導くように手筈整え )へえ?パケもロクに見ずに買っちまったから助かる。はは、其れは俺も同意。でもバイク走らせて来たから、俺はブランデー加えて味わえねぇの。ツグさんの食レポに期待だなァ( 速やかに冷凍庫に収まったアイスとの邂逅は先程の事、恋仲が喜んでくれるか考え倦ねた結果が現状で / 彼の蠱惑的な発想に賛成するも、早々時間を要せずアトリエ裏に停めたバイクを想起させ残念そうに喉奥唸らせ )
( / 悪ィね、返事は一応しておくわ。背後事情なら是非とも其方を優先して欲しい。こんなンでうだうだ言う程子供じゃねぇし、ちゃんと利口にして待てるぞ。報告あんがとな。じゃあ気をつけて )
そういうことにしといてあげよう。(フフン、と知ってか知らずか鼻鳴らしドヤ顔で/動線そのままにするりと指先は弧を描きながら下ろしていき)…可愛げだけある男じゃなくて残念か?(数度短めの瞬き挟めば普段の調子に元通で/揶揄の類の微笑繕って片方の肩だけ下げ)
…納得は出来ていないが理解はする内容だ。…そんな真っ直ぐ愛を語るなよ、眩しいだろ。(難しそうに眉を顰めたものを緩々解いていきながら諦観に似た吐息落とし/肩の辺りで両手を上げ降参の様を取り)…ん、あ。そりゃあそうか…。…じゃあ冷えたら普通に食べよう。…ああは言ったが酒より君と食べた方が屹度美味しいと想うからね。(移動手段がすっかり頭から抜けていてハッとしたように/食レポの話には両手の人差し指交わしてバッテン作り静かに拒否しながらにこやかに促し入れて)一先ず、…何食べようか。僕は今甘めなの摂取したいけど。(コーヒーカップに指先引っ掛け緩い目線で袋の中身を眺めるなどして)
…、( ドヤ顔と相反し形だけ納得させた諦観を抱いた儘にゆったりと真正面に視線を滑らせ / 次いでに彼の鼻先を摘むなり些細な悪戯を )一辺倒に可愛げしかねぇ男の方がつまんねぇだろ。多少は刺激が欲しい、…なんて我儘だろうがよ( 静かに首を左右に振った後当然とばかりに鼻で笑い / 普段の調子に僅かばかり安堵の念を催すも、未だアンバランスな感情が赴く儘に挑戦的に口端を釣り上げ )
だろ。──いつも通りあんたに御執心だかンね、簡単に止められやしない( 満悦と短に首肯し / 滔々と語る内容に他意はなく、一人穏やかに眦緩め言い切り )っはは、小洒落た口説き文句みてぇ( 敢えて自身に添った食べ方を選ぶ彼に愛しさ募り、最後に加えられた言葉に頬を弛緩させ / 緩々と雑把に表情だけ残念そうに肩竦める素振りを見せ )王道にチョコ、だとか…?変わり種は後で食うとして、…ああ、ポッキーの新作も出てたな( 赤い箱に収まったチョコレート菓子を幾つかと件の新作を机上に置いていき )
ん゛何だよ!(はてと視線の意味を考えるのも束の間に眺めていれば摘まれ双眸の合間に皺寄せ一瞬瞠目しながら軽く喚いて) それはまた安心していいやら何やらだね。…多少責める分にはいいって見解でいいのかな?(姿勢を引いて机に片肘を立てたなら頬杖ついて似たようなニュアンスで吊られ笑い/本気を出せば彼の方は勝るのは百も承知ゆえの言質取りを今のうちにしておこうと画策めいて言葉端が上がり)
っ、──…そういうのが。耐性無いんだよな…(不意打ちに近い柔らかな語調の中に見出せる感情に宛てられ一寸息を詰まらせ/照れ隠すよう眉を顰めながら独白のよう声音徐々に落としながら視線逸らし)単なる事実さ。こんな台詞も君じゃなきゃ吐けないけれど。ポッキー丁度良さげだなあ、頂こうか。(終始嬉しげな顔をしている彼に春めいた穏やかな心地がして瞼に焼き付けて静々伏せ満足げに/並べられた中の赤い箱に目が行けばひょいと指先で拾い上げて封を切り)
っくく、…悪ィ悪ィ、あんまりにも完璧なドヤ顔だったから悪戯心が疼いちまって( 未だに愉しげに喉奥で笑い乍ら摘んだ指先を漸く解放してやり )…ん。…ツグさんに触れられるのは嫌じゃねぇし…( 悩み倦ねて数秒平然を装うも耳殼を熱くした儘首肯で応じ / ぽつり恥ずかしげに零すのは本心からの呟き )はは、良いンだよ其れで。変に格好つけてない姿も、ちゃんと愛おしく思えるし。…ほら、そこに俺は居ねぇよ( 朗々と笑えば発話通り彼への愛しさが如実に現れた声調で語り / 逸らす視線の意味など分かりきった癖に此方を向いてと求め )…この特別感、悪くねぇなァ…。お、それ可愛くね?俺も食お、ブルーベリー味とか中々ねぇもんな( 幾度も繰り返す応酬にしろ彼の反応には飽きが来る所か形容し難い満足感と少しのむず痒さを覚え / 倣うよう指先で箱中から取り出し封を切って )
僕のせいみたいな言い方をされている…とても解せぬな。何故か悪い気もしないけれど。(不本意そうに訝しげな視線送るも大して気にもしない平然滲ませ肩を軽く竦め )──…僕なんかが触れるのは勿体無いなってどこかで勝手に思ってたけど、…自意識を。正していくね…此れは、…僕のものであって欲しい。(思い描いた彼の調子と余りにも違いずるりと真顔のまま頬杖から輪郭こぼれ落ちそうになるも途中で止まり/バチバチと脳が刺激される感覚巡る中短く呼吸整え、欲の赴く儘だがとても真剣な声音で返し)
そんなに全て許されていいものかな。…何だよそれ、意地悪なのか。(疑念も許容への嬉しさも無い混ぜにした不安定さで問い返しを/ 煩わしげに眉を顰めたりするが本心は何方かと言えば仄か赤らむ頬が語るか、それでも彼の要求には素直に双眸を其方に引き戻していって)…喜んで貰えるなら幾らでも君のための言葉は思いつくよ。…と、言ってから発狂したくなるのって才能なのか病気なのかどっちだと思う?…こっちはイチゴのだね、確かに可愛い。(落ち着いた声音で言うものの又だいぶ恥ずかしいことを述べている事実に気づき自分に嫌気が差すような苦い顔しながら彼へと無駄に問い掛け/袋の一つを所謂パーティー開けして机に置いておきながら一本摘み食していって)
ツグさんの所為で感情揺さぶられンだから、これは審議ものだろ。悪い気もしねぇンなら。…なァ?( 緩慢な仕草で頬杖つき / 口端を釣り上げ同意求める可く首傾げ )はは、大袈裟だ。硝子細工でもねぇんだから。──ん、勿論あんたのものだ( 大仰な物言いに双眸細めては真剣な声音で紡がれる言葉に耳を澄まし / 弧を描く目元の奥は熱を潜め )
俺が良いつったら良いンだよ。でも、そうだな…。あんまり甘やかしてっと、飽きられちまう可能性があンだよなァ( 某子供アニメのガキ大将が如く大袈裟な儘に言い切り / 此方を向いた瞳、仄かに赤みのある頬への愛おしさ積もり、仔猫相手するよう彼の顎下撫で乍ら愛でて / 恋仲に関し何事も多大なる甘やかし癖を披露しつつ、物憂げにこの先の関係値に杞憂し )それなら半々で。…ツグさんがその調子だと、俺まで釣られそうになるのが唯一の難点なンだよなァ。イチゴも美味そ…、……あ( 逡巡した挙げ句欲の赴く儘に / 男一人哀れな程に惚れ込んでしまったが最後、首後ろ掻き苦笑滲ませて / 興味本位で口を開き待機 )
(上がる声音に余儀なくされる肯定にグヌ…と喉奥唸らせ歯痒げに口を噤み沈黙で是として) …嫌だなあ、心臓がずっと煩いんだが。…崇臣。幸福で僕を殺そうとしないで。(身体の内側から飛び出そうなほど心拍は早鐘を打ってて熱っぽさに気怠げに語り/爛れそうなほどに捲れる欲の一部を示すかの如く眉を下げてジッと彼を一度見遣ってから不意をつくよう席を立ち自らの唇を彼の唇へと押し当てて)
オレンジ色のシャツの暴君が垣間見えるな…。…飽きる未来も早々見出せん。…というか君、甘やかす以外のコマンドは特に無いのかね。(容易に以心伝心する台詞を発し/触れる指先の甘ったるさに慣れず羞恥隠せない顔立ちではあるが耐えれない事もないかされるまま/愛でられていると言うことを意識しないようにどうにか捻り出した質問溢し)ハハ、僕は君限定のインフルエンサーと言う訳だな。…良いのか悪いのかは分からんがそう思って仕舞えば嬉しい節もある。…わあ、恋人っぽい…?(言い換えに成功すれば軽やかな喜色滲ませて/ピンクのチョコのついた菓子一本と恋仲が口を開く様交互に見てからそろりと腕を伸ばし彼の口腔へとチョコ部分を噛めるように差し向けて動作を止めて)
…ふ、ごめんツグさん。苛めが過ぎた( 口噤み押し黙った彼に微苦笑浮かべ / 僅かばかり上体を折り擽るように一度頬を撫で )あんたさえ望んでくれるならもっと、…死因が幸福なんて随分贅沢だなァ。ああでも、俺も──( 彼の心中存ぜぬ内に甘ったさ包容した低音でマトモな思考力を奪うよう囁き / 突然の事象に目を白黒させるも応えるべく唇柔く食み )
俺は劇場版でも通常運転だからな。そりゃあ良かった。っはは、安泰過ぎて寿命が伸びた心地。相変わらずウチの姫さんのご尊顔は一級品だな。超好み。…ある事はあるぞ、別に( 何を思ったか得意気に相違点上げピースサイン / 彼の苦労を知らずの儘、形の良い耳殼まで指先移動させ耳朶やらの感触堪能し / 彼の数拍の間を置き出し渋るように告げ )インフルエンサーなんて可愛いモンじゃねぇよ。見てる此方が綺麗なだけの感情に収まりがつかねぇ。まあ…ツグさんが喜んでくれンなら、其れに越した事はねぇンだけどよ。……──ん( 刹那顔を顰めるも他に思い当たる節非ず / パキ、と小気味よい音が響き嬉々とした雰囲気滲ませ咀嚼 )
一応納得もあって黙ったつもりだけど、…いつの間にか苛めがあったのか(?撫でる瞬間だけ双眸合わせて細め気にしていない風体で軽く首を横に振り)──…ッ、あ、っついね。…フ、…もっと何…? (理性焦がす音色に沿うよう耳から頬から熱を帯びるのは感じるものの止められるわけもなく雑多な思考はもういいかと照れ隠し的に眉を下げながら微笑して/呼応めいて食まれた感触がしたなら少し驚いたように肩口揺らすも心地良さそうに瞼伏せ面差しは緩く引こうとして)
君は僕の顔好きだよね、…かくいう僕も君の出立ちで好きなところは沢山あるけれど。…それは、…何なの…(掲げた二本指にはおかしげに吐息で笑って/髪の隙間から入り込み耳朶の肉付きに触れる指は落ち着かなくて双眸には狼狽の様相見せ/観念したように僅かに視線下げながら弱い声音でどういう意図なのか問い掛け。その代償にコマンド云々に対して聞きそびれてしまって)…無理かもなあ、僕も。…劣情も浅慮も無関係に晒け出しても僕は気にしないし、…全て愛せるよ。君ならね。…なあ、だからさ、(当てられる熱量の積み重ねに眩暈がするような愛欲に溺れたい心地募れば手近にあったリモコンで照明とカーテン其々自動で落とし/『ちょっと付き合えよ』、とそれだけ付け足せば彼の手を取りベッドの方へと誘導し、彼が其れを肯定するならば──時間は少し夕暮れへと過ぎ去るかも知れず)
(/ほぼ締めに近くなってしまった…。…我慢が効かなくて本当にすまない…桜の木の下辺りに埋まってくる )
( / すげぇ上手い事〆で纏まってるし、俺が追記して水を差すのが今回ばかりは個人的に嫌だなァ。この物語はここで幕を下ろさねぇ?息抜きとして雑談の場を設けて貰えた分、少しは感覚取り戻せた気ィする。ンでこの後どうしようか。俺は向こうでツグさんが投下してくれた案がやりてぇと思ってンよ。…だから桜の木の下辺りに埋まるのやめろっつの )
( / おはよう崇臣くん。君って褒め上手だよね…それで良いなら僕は快く了承するのは知っているだろ。 イベント消化してみるか…Cは季節的にとりあえず置いておこうかと言う前提だけれど短めなのはAかD、多少構成考えるのがBって見解だな。ちなみにDなら多少此方が衣装やら経緯やらをばーっと情報載せるので少し時間が欲しいかも。
あとこれはまた実にとてもどうでも良いことを質問したいのだけど。何というか此処だと毛色が違うことなので個人用で聞きたいんだけど良いだろうか )
( / ツグさんおはよ。褒めるっつーか単に事実なんだよなァ…。なるほど。予備知識無しで登山に挑むのは弛れそうだし、なんならBはどの季節にしたってあんたとなら楽しめそう。だから俺的にゃあAかD。優柔不断な方じゃねぇのに、こればっかりは一人で決めらんねぇや。困った。
そりゃ勿論。後々個人用覗いて見ンね )
( / そうなのかな、結構毎度ドヤ顔しながら嬉しく思っているよ。あとまあBはセクション多いからどうしても何処か1シーン切り取る形にしなきゃならないとなると段取りが難しいかな、…季節を先延ばすのは良い考えかもね。秋でも過ごしやすくて良いかも知れない。個人的な話になるけれど今日は休みだし時間があるから場を整えるのが可能という意味では僕はDでも良いと思うよ。
とりあえずさらりと彼方更新はしてきたので時間がある時にでも覗いてくれればとだけ )
( / なんだよ其れ、ツグさん可愛いな。…危ね、横道逸れる所だった。時間や労力を消費する事に間違いはねぇし、大体秋口頃まで一旦B案は温存する方針で構わねぇかな。俺にもできる事ありゃ言ってくれよ。じゃあDやってみっか!正直俺の理性がぐらつくのが目に見えては居るンだけど、其方に傾き過ぎねぇようにドタバタなラブコメ調に仕上げてぇな…とは思ってる。
おっけ。向こうにも返事書き起こしておく )
( / 可愛いの受け皿が広すぎる気がするのは気のせい…?…まあいいか。ではその辺の情報は後に修正を入れよう。出来ること…、…良いリアクションを期待している、とか?なんだかんだ僕は君が楽しめてくれているならそれが一番嬉しいんだと思う。それじゃ某喫茶のガーナコラボでも食べながら資料集めにでも出掛けようかな。今回は珍しくブチ切れた僕が見れるかもだからあんまり扇情要素は、…あるか…?どうなんだ…?
…まあ、開けてからのお楽しみ、と言うことで )
( / 惚れた弱みじゃね?何でも可愛く思える気ィするし。はいはい、次に行こう次に。良いリアクション…、…ツグさん俺の事好き過ぎない?人の事言える性ではないけど。互いの愛情が可視化できるようになったら、すンごい事になりそうだわ。あの絶対甘そうな…。ま、さて置いて。ブチ切れるツグさんは初めて見るけど、ツグさんの導火線に火をつけて行方晦ます輩の顔は思い浮かぶなァ。
はいよ、心底楽しみにしてる )
( / そう言われるとぐうの音も出ない。これでも君のいない間に企画力みたいなのは少しはついたと自負しているよ。今でもそこまで恋慕の念が弱火でも無いのにこの先なんて考えたらキリが無さそうではある。 食べてきたけど多分ちゃんと甘党の人じゃないとくどいんだろうなアレは。ブラックコーヒー片手にがちょうど良いくらいだった。フ、そうだろ。同じ顔の愉快犯とかどんな因果なんだろうね…。…少し色々用事を済ませてきて疲れたので諸々の準備に関してはちょっと待っていてね )
( / 帰って来て、企画案然り描写然り、ツグさんの思考の柔軟さと行動力に毎度吃驚してる。それなら俺は燃え尽きねぇように薪を焚べなきゃなァ。甘い物好きなあんたでさえ…とか思うと、かなりヘビー級だったンだな。俺は半分目前でダウンしそう。双子って不思議なもんだな…。ん、利口に待ってるやンよ。何なら夜更けでも明日でも構わねぇし。俺はプレイリスト纏め乍ら、勝手に想像膨らませておくかな )
( / 多分あまりいないタイプなのは最近理解したよ。どうでも良い話なんだけれど久しぶりにロル回そうと思って来たのが此処で、初めて作ったのも僕だから結構探り探りなんだけどね。漸く勝手が分かってきた程度だ。フ、共同作業なんだ。嬉しいね。 美味しいんだけどカロリーの暴力だった…腹が減ってなければ僕もやばかったかも知れない。今日の夜はなるべくあっさりしたものを食べようと思うよ。
予告というか進捗としては個人用にプロローグ小話、此方に衣装チェンジされた可哀想な何かが登場するはずだ。気が重いぞ!まあ僕の気の重さなんて反映されず話は進んでいくけどな!ああ、そういえば僕の方のプレイリストは彼方に更新しておいたよ。あれこれ語るのも野暮なので簡潔だけれど、何かの参考になれば幸いだ )
( / それに至っては良い意味での同意だな。よくそんな覚束無い感覚の儘やって来れたな…?普通に才能…というか、創造力や活字の世界と相性が良いンだろ。つー事は本気で来るってのか。お手柔らかに頼む。南無。そ、式挙げる前に済ましちまったね。なーんて。ぐ、身体絞り中の身としては恐ろしい単語しか並んでねぇ…。消化のいいもの食っとけよ。
ん!待ってた。可哀想な誰かさんに、どうアプローチするか悩むな。人生でそうそう無いだろ、そういった状況は──と、其れは本編で愉しむとして。俺もこれから向こうにプレイリスト投稿すっから、気が向いたら聴いてみて )
( / 個性的で素敵なツグさん愛してるって言ってもいいよ?いいえ調子に乗りました申し訳ない。どうなんだろうねえ…どちらにしてもどの世代の僕も他者に迎合せず自分のやりたいようにやってたからただのエゴイストなんじゃないか。本気も本気さ、僕が手を抜くとでも。ヌ…、そういうのは冗談でももっと好きになるので困るぞ。 消化のいいもの食べたかったけどなんかめっちゃ茶色いおかずを作ったのは秘密だ。
いやあ思いつきでやってみたけど、彼方でも話したが聞いてみて良かった。思ったよりアウトプットの材料になってとても良い… じゃ、個人用から更新すると思うのでその際はアナウンスするよ )
( / ツグさんが代弁したから、俺の口からじゃあ言えねぇなァ。…なんてな。幾らでも賞賛の句は出てくるけど、簡単に口にしたら軽くなっちまう。あんたに注ぐ言葉は常に誠実で在りてぇから、まだ簡単にゃあ言わねぇぞ。エゴイスト、…っはは。何処と無く納得いく自分が居るわ。そんじゃ手ぇ抜かねぇって約束してね、ほれ、小指出せ小指。茶色な食い物が美味しいのは定石だから仕方ない。男料理ってンなもんだろ。
こんな経験無かったから今がすげぇ楽しいや。これもツグさんのお陰だなァ、…なんて真正面切って素直に褒め讃えるのは何かむずむずする。了解。アナウンス待ってるけど、無理せずにな。いつも楽しい時間を共有してくれてあンがとな )
( / それは残念無念。…その理論は意外と僕も重宝するところだし理解が及ぶな。物事には適したタイミングがあるだろうからね…いいよ、僕とて庭で良い子に待てるという所を見せようじゃないか。あは、指切りね。もちろんさ、約束。
まあ僕もした事無いけど新しいことはワクワクするよね。…お返しという訳では無いが僕は君といる時のインスピレーションの冴えが尋常じゃ無いので僕1人の成果ではない。君がいたから成し得たことだと思っている…、…此方こそ選んでくれて有難う。 さてでは、…幕を開ける準備を次からしていくよ。 )
【衣装(多大なる不本意)】
青い布地に大きめの白い蓮の花の咲いた柄のロングチャイナドレス、右足方面にはスリット入り/オーソドックスに襟がカラーシャツの様な形で金の紐で留めたもの/豪奢な黒毛皮のファーを両肩に纏わせ/髪はエクステで背辺りまで伸びブルーグレーと地毛の黒髪とのグラデカラーに/黒のピンヒールブーツは5cmくらいだが満足に歩くことは現状叶わない/いつもより白く映える面差しに目許には朱色のアイライン、付け睫とマスカラを駆使して女性的に偏る面差し/アレックスの手腕によるシェーディング効果で小顔に見えるまやかし付き
ーーーーー
『頼みがある。クレンジングとかいうやつをとりあえず買ってきて欲しい。』
(漸く椅子に座すことが叶う痩躯は息を切らしながらトークアプリにて彼への要請を願う文言を送っておく。こんな姿ではまともに外にも出れないという事にも自分がこうなってしまった経緯にも諸々内包しながら癖強血縁知人の阿呆な顔立ち思い描き本当に嫌そうな顔をしながらもどうしようも無いのでひとまずは手近なノートPCを開き/メールチェックくらいしか現状やることも無いが彼が来るまで待機の姿勢取り、)
お邪魔しまァす。買って来たけど、クレンジング何に使っ──……( 薬局で購入した頼まれ物が入った袋を片手に提げた手で揺らし乍ら入口付近から語り掛け /恐らく彼が居るであろうワークスペースの入口を潜り、視界にチラつく前髪の隙間から見えた中華美女にその場で言葉が詰まり / 何故此処に中華美女?浮気だ云々を疑うには、余りにも恋人は不器用過ぎる。先んじて彼女に問う手段が何せ狭く、薄ら覚えている無難な挨拶を )あ゛ー…、ニイハオ?
(それにしても立てないしファーのお陰で寒くはないが肌は出過ぎているし全然落ち着かない心地で過ごしていれば聞き慣れた彼の声音に作業をする手を止めて / 耳に飛び込んできた中華挨拶へは不機嫌そうに片肘をテーブルに突き合わせ頬杖しながら足を組み、横目に彼を一瞥して、) ──… 僕だ馬鹿者。…どんな顔してんだよ今の僕は… (げんなりしながら肩の力を落とし、確認できてない自分の面差しの未知数さに苦く眉を寄せ)
…ツグさん?いや、マジで何してンの、としか言いようがねぇんだけど。見てみ、こんな顔してる( 眼前の中華美人から発された聴き馴染みの好い声に瞠目したかと思えば、取り出したスマホを正面に翳し1枚写真撮影 / 白皙の肌に映える化粧を施され着飾った、不機嫌面な美人が写る液晶を彼へ向け )……吉夢か継翅さんの2択で悩んでる( 長い溜め息を経て、額を抑え暫しの合間俯きつつ喉奥唸らせ )
クソ、君に何してるとか万が一にも思われたくないんだけど!こういう趣味は本当に無いからそこだけは絶対に信じろ 、っ誰だこれ!(そんなことを言われる日が来るなんて思いもしなくて嘆きを含めながら喚いて/機転の聞く彼の動作に合わせて彼のスマホ方面に顔を寄せれば普段の自分とかけ離れすぎた顔立ちになっていて我ながら素直に驚愕の声音が跳ね上がり、) どんな2択なんだよそれ。…継翅と、…アレックスっていう恋人がいて。…そっちの方がこういうメイク得意なんだよ…寝てる間にどうもやられたみたいで。 ( 至極冷静にツッコミ入れつつ、/未だ抜け切らない苛立ちのままに少しのむくれた顔面を隠さず視線を遠くに飛ばしながら現状の成り行きを静かに語り )
わは、見た事ねぇくらいの剣幕。分かった。分かったよ、信じるから──っふ、…今日のツグさんは忙しねぇな?( 単語全てに感嘆符が付随したような彼の勢いに押し負け幾度か頷くが、怒れる美人の迫力に同時に圧巻して )正当な究極の2択だろ。…成程、通り魔的なお遊びの被害に遭ったと。でもまだ要らなくね?クレンジング。俺もう少し堪能してぇんだけど( 比較的優秀らしきクレンジングの入った袋を背側に持ち替え、手本のような八分咲き笑顔を / むくれた頬が普段ならば可愛らしくある筈が化粧を施された面差しは鋭利な美しさを感じ / 手を触れる事さえ躊躇する出来栄えに見惚れ )
──、…ああすまん憤りすぎて。…ていうか君は君で落ち着きすぎてると思うんだけど。(忙しないという指摘受けてはハッとし/ 言葉のトーンを平素のものと近づけるよう落としながらも何処か納得いかない様子できろと彼を一望して) ええ目がマジ過ぎる…、…まあ確かにアレックスの技術は凄いし何か君が仕事柄活かせるならそれに越したことはないんだけれど。…とりあえずブーツだけは脱ぎたいんだよね…?(即答と彼の表情に至極残念そうなぼやきして肩を緩々落とし/彼の職業柄技術面でもっと見たいとかいう懸念はあるかと勘違いの見解そのまま淡々述べ/然し乍ら動けない不便は解消すべくコツ、とブーツの踵一つ鳴らして示しながら手伝って欲しい旨を訴えるよう上目で彼を仰いで )
傍らで号泣してる人が居ると涙って引っ込まねぇ?その現象。俺だって冷静じゃねぇって。初めて見る女装姿が驚安の殿堂じゃなくて、なんでガチなやつなンだよ…( 口振りさえも滔々と寸刻彼に指摘されたように落ち着き払っており表情こそ真顔に近く / 然し其れも崩れるのは早々、男の浪漫を分かっていない等と嘆息を深く零し )ン、後でエクステの接着部分確認させて。勉強になる。…!…、…──あ、ブーツな。こりゃまだ…位置的にツグさんの凝り固まった身体じゃ脱げない仕様だ( 上目の破壊力は凄まじく一つ返事で了承し / 彼の元へ跪き右足をそっと自身の太腿に乗せ、ジッパー発見するなり貴重品でも扱うが如く丁寧な所作で脱がしていき / 左脚も同様に脱がせブーツを一旦端へ退けて、腰を上げる前に口端を上げ )他には?姫さんの仰せのままに。
的確な例えすぎるね。…いや僕もやりたくてやってる訳ではないのだけれど何だか少し申し訳ないな…?( 得心いったように普段通りの発話で短く首肯し/ 聞いたことのあるキャッチフレーズの店舗に思いを馳せながらも矢張りピンときてないのか眉を僅かに下げて首を傾げ) エクステ、…ああこれか、どうなってるかさっぱり分からないんだけどお好きにどうぞ。…所々失礼だが概ね事実すぎて本当に残念だ…、…有難う。(元からそうであるかのような2色になった長髪の一部を横目に見ながら米神辺りから指で掬い鬱陶しげに指先で弾く動作などして/彼の所作に邪魔かと思い肩に巻かれたファーは外して机の端へと片手で追いやって/ 手慣れた様子で漸く足先に生きた心地戻れば安堵の息を零しながら唇に弧を描いて )姫っていうか女マフィアみたいに言われたけどなあいつらには。…他か、…ああ。多少息苦しいので、ファスナー少し開けてくれると良いかも。(思い出して再度薄ら居心地悪そうな苦い面差しするも持って数秒 / リクエストに答える普段の優しげな雰囲気の彼に当てられたなら一旦思案し、首と肩の間ら辺を人差し指で叩いて示し )
──よし、切り替える。…ンで、ツグさんは落ち着いた?怒り( 両掌で頬をぱしんと軽く叩き冷静さ取り戻し / 先刻より幾分か静まった彼の様子に安堵由来の微笑を面差しに滲ませ )っし、…さんきゅ、ツグさん。しッかし外しちまうの勿体ねぇな。こんな手が込んでるの、店舗でやるとしたら余裕で万額だし。それにあんたに良く似合ってる( まるで地毛と錯覚する良質且つ上手く接着されたエクステをさらりと一房掬い上げ / 仄かに眦を垂れさせ賞賛を / ファーを外す小さな気遣いに「寒ィだろうから羽織っておきなさい」と自身のカーディガンを脱ぎ彼の肩から掛け / 普段の笑みが戻って来たと厚い化粧越しにも理解でき安堵し )っふ、…言い当て妙だわ。怒ってた時の顔、あれは確実に何人か殺ってそうだったし。ん、少しな( ピックアップして反芻 / 要望通り凡そ5~6cm程ファスナーを開け、首に付近スペース作り )
( / 悪ィ、俺も訂正させて。最後の部分、( 要望通りに凡そ5~6cm程ファスナーを下ろし、首元が弛まるようにさせ )で脳内補完頼んだ )
?何か切り替えることがあったのか。…、君に心配を掛けるのも本意では無いので表面的には怒ってない。( 顔の良い連中ばかりの飽和で彼が何を切り替えるというのか察し付かず片眉を下げ / 整然と真顔を繕うものの若干抜けない語調の棘そのままに素直な現状吐露して)相場が全然想像もつかなかったけどお高いんだね…。──… 複雑だ、…嬉しいけど嬉しいと思いたくないぞ…(持ち上げる瞼に彼の姿映せば心根からの言葉と窺えて髪はされるままに照れと苦味のある表情綯い交ぜにして/ 彼のカーディガンの位置を少しだけ正すよう指先で調整しながら「有難う、」と重ねて感謝交え)へえ、そんな気迫あったか。自分じゃ全然分からないけど。…よし、これで、…立てる…!…やっとだ…何から何まで助かったよ…(ファスナー下ろす手が引いた感触がすれば即座に立ち上がり、踵を返して彼と相対し / 長らく自由を奪われていた事からの開放感からか調子良さそうに口の両角持ち上げて)
…女装がどうとかのくだらねぇ話。んは、内面じゃあ未だ怒ってンのな( 問い掛けに肩を揺らし言葉詰まらせ逡巡するが、深く息を吐いた後少々雑に答えを放ち / 言い回しから薄らと垣間見えた兄と其の恋人への所感の鋭さ包容した素直さに微苦笑を湛えるも、根底に潜んだ自身への思い遣りに眦を緩く下げ )そりゃあこの量じゃなァ?シールで120本は確実だろ。…と、崇臣くんは優秀なンでクレンジングを2種類買って来てンだよ。その内のオイルタイプのクレンジングで、美容室行かずともエクステも取れるぞ。──と、失礼。…ふ、…そっか。難しい乙女心だな( 根元を一瞥するに確信を得たようで職業病だか澱みなく語るも、はたと喋り倒しに気づいて口元抑え / 強いて言葉返さずとも微笑を添え浅く頷き )そりゃあもう。美人の怒り顔の恐ろしさを体感したわ。…っはは、元気になったなァ( 即座に立ち上がる彼がよろける事はないか密かに重心を変えて / 顔は其の儘の所為か、実際のところ不機嫌中華美人がご機嫌中華美人に様変わりしただけなのだが、悪戯に敢えて口を噤んで指摘する事もなく )…──そういえばお2人さんは?行きに見てねぇけど。
(特別気にかける事はなくほう、と一瞥しながら相槌打ち/手が混み過ぎた悪戯と動けなくされた恨みは大きいのだ。口をほぼHの字にして二酸化炭素溜める所作するも長くは持たず口を開けば一息落として)そこまでは考えてなかったのでとても有難い…、…僕の恋人が今日も頼もしい。今度何か奢るね…。──…(未知の知識を披露されることには寧ろ前向きで自然と集中して耳を澄まして所々頷き胸元でそっと両手合わせ / 難しい乙女は少し恨めしそうに目を細めつつもまあいいかとばかり肩を竦めて)…そう?中身は僕なのに。そりゃあ、…君、足枷ついたみたいな状態だったんだから今の今まで。歩けるって素晴らしい(素足を晒している状態にはなるが特に気にはせず数歩を消費して彼の周りを揚々歩いてから上体を前に折り曲げ見上げ嬉しさ滲ませた面差し向け/それもお二人さんは、という質問にビシリと音がしそうなほど身体を固まらせて)……、……はい。(スマホを手繰り寄せて手短な画像を一枚見せた。それは少し前にトークアプリに送られたもので/ 内容は新千歳空港に降り立った2人の画像、『お土産はカニだヨ!』というアレックスの下手な手描き文字付きで送られ放置された事実突きつけられたそれの傍ら遠い目して空笑いし、)…ハ、面白いだろ。これが現実なんだぞ…?
( 膨れた頬が愛おしく眺めるだけに留めれど、無意識か自身の心得違いか、気を抜いた姿を目にする事が増した気がして見守り )あんたの役に立てて何より。…マジ?何にしよ( 手に職を──と言い始めた始祖は恐らく、こんな状況に役立つとは凡そ予測不足だろう。純粋に喜色が声調に篭れば照れ隠しにでも意識を無理矢理違う方へ引っ張り )そりゃあそうだけど、未だメイク落ちてねぇかンね( 裸足で歩き回る様子に頬杖ついては呑気に茶々入れ / 視線交錯すれば嬉々とした雰囲気漂うものの、一瞬で凍てつく空気感に目を瞠り )ん?──……うん、聞いた俺が悪かったわ( 液晶に写る画像で凡その事柄は察知 / 時刻がつい先程という点も考慮すれば否応無しに苦笑浮かび、並行して虚ろな状態にある恋人に同情を示し、 )相変わらずだなァ、継翅さん。なんつーか、…早いとこ普段の姿に戻すかね。
何でも。…というか崇臣くんの職業把握も含めての嫌がらせかこれ…愉快犯共が…(快く了承の首肯しながらふと脳裏に擡げる懸念に薄ら嫌そうに眉を寄せながら、) そう言えば今の僕は顔だけ見れば僕じゃないか。──…全然いいよ、後で彼奴等にお土産の水増し請求会議だけしようね…(スマホの液晶画面をタップで真っ暗に戻せば哀愁漂わせた雰囲気そのままに指先でテーブル上にその端末は置いておき / 元に戻すかという提案には一度頷こうとするも何処か一瞬迷う顔をした後に双眸伏せて頭を下げ叶うなら彼の肩口にすり寄るように額を添えようとして、) …賛成だけど、少しだけ。…慰めて欲しい。
そんなら考えとく。っはは、だとしたらサーチ能力すげぇなァ。…ツグさん、一つ思ったンだけど──……( 安易に口にして許されるか迷走した挙句、勢いと行き場を失い困り顔の儘黙り込み )ン、綺麗だな。カニか、どう料理しようか。なんか食いてぇのある?( 他意はなく所感通りの言葉を慈愛の眼差しで発し / 此方といえばまだ見ぬカニへ当たり前の如く思いを馳せ機嫌良くして )ん、勿論。…起きたらそんなンで吃驚しちまったなァ。焦ったろ、…もう大丈夫だかンな( ゆったり瞬いた後腰を抱き寄せ、柔い表情と声音で語り掛けつつ緩慢な調子で後頭部を撫で慰め )
(ふと気付いたように瞬きをすればまた苛ついてしまった自分に自己嫌悪して悩ましげに瞠目し、)──…、ん、…何だい。…あんまり見ない顔して、…余程のことでも無い限り今は怒りはしないよ。(そっと目の焦点を彼の方へと合わせれば引きずる反省の念含めたまま彼の様子を伺うように出来うる限りの柔い声音落とし)君ってやつは全肯定彼氏だし僕はなんかそれにチョロく嬉しい気持ちがあるのが本当に複雑なんだけど…。普通に茹でてポン酢に付けて食べてもかに玉スープとかもとろみ付けたやつが美味しいような。…季節的に熱いかな。(当たり前の事の様に差し込んでくる彼に些か頬赤くするが本日まだ耐えれる方か、軽口に近い調子で訴え / 思いつく限りのレシピを舌に乗せ語り、) …わ、…あ、くそ。自分で言っておいたけどこれは、…やばいやつかも。……一旦、こっちは。見るなよ… (包容力の高い彼の仕草の一つ一つが自分にとって知ることがなかったもので、何だか泣きそうな心地覚え薄ら声音が上擦って/自分としてはほんの少し好奇心で甘えてみたものの何とも破壊力は凄まじく、泣いてしまわないように此方からも彼の背に両腕回して抱擁の様を取り/ 心根落ち着かせようと双眸伏せながらゆっくり深呼吸をして )
…悪戯。よくされてンの?( 優しさの見え隠れする声音、そういった箇所も全て気掛かりな要素であり / 大掛かりにせよ余りにも慣れた様子の彼にぽつり独白めいた声音で訊ね )んは、言う程全肯定じゃねぇよ。ツグさんの我儘が弱っちいだけっつうのも大前提としてあるし。…、…それに。迷わず従った方が最善な事もある──…っと、素直な反応してくれる方が可愛くね?ああでも、うちの姫さんは簡単にデレちゃくれねぇのよな( / 語尾にかけ仄暗い影が面差しに浮かんではふと我に返り、誤魔化すように溌剌とした声音で問うて普段通り眦を垂れさせ )ほう…?全部やりてぇな其れ。よォし、ツグさん絶対ぇカニ勝ち取って( お土産の水増しと聞けば愚直なまでの期待を込めて / 何処から取り出したかアイドルに向けるような団扇振り )見られたくねぇンなら、そっち向いてて良いぞ。…ただ、此処にはツグさんと俺しか居ねぇ。恋人の涙を拭くのも俺の役目だと思うけど( 引き止める台詞に上擦る声音、物珍しく──と言えば語弊になるが聞いた事のない声調で訴える言葉達に何かを察し / 其れならば、と。安穏とした調子で語り乍ら撫で続け抱擁の形になれば微かに力を入れ抱き締め返し / 深呼吸する彼を身近に感じ“見るな”とのお達しを破り、小さく其方を窺って )
…悪戯。よくされてンの?( 優しさの見え隠れする声音、そういった箇所も全て気掛かりな要素であり / 余りにも慣れた様子の彼にぽつり独白めいた声音で訊ね )んは、言う程全肯定じゃねぇよ。ツグさんの我儘が弱っちいだけっつうのも大前提としてあるし。…、…それに。迷わず従った方が最善な事もある──…っと、素直な反応してくれる方が可愛くね?ああでも、うちの姫さんは簡単にデレちゃくれねぇのよな( 心外だとでも言いたげにジト目で目線送るも相反し軽口の応酬を / 語尾にかけ仄暗い影が面差しに浮かんではふと我に返り、誤魔化すように溌剌とした声音で問うて普段通り眦を垂れさせ )ほう…?全部やりてぇな其れ。よォし、ツグさん絶対ぇカニ勝ち取って( お土産の水増しと聞けば愚直なまでの期待を込めて / 何処から取り出したかアイドルに向けるような団扇振り )見られたくねぇンなら、そっち向いてて良いぞ。…ただ、此処にはツグさんと俺しか居ねぇ。恋人の涙を拭くのも俺の役目だと思うけど( 引き止める台詞に上擦る声音、物珍しく──と言えば語弊になるが聞いた事のない声調で訴える言葉達に何かを察し / 其れならば、と。安穏とした調子で語り乍ら撫で続け抱擁の形になれば微かに力を入れ抱き締め返し / 深呼吸する彼を身近に感じ“見るな”とのお達しを破り、小さく其方を窺う次いでに頬辺りに唇を押し当て )
( / 抜けてる箇所と訂正したい箇所があったから、こっちが本来のレス返っつう事で頼めねぇ?手間かけて悪ィな )
薄い本みたいな聞き方をされた。…いやこれ系は初めてだ。寝てたら梃子でも起きない日があるの継翅は知ってるから…、…偶々今日が当たってしまったから、っていう推測だけど。…君の懸念には沿わず、ええと…そんなに僕も隙だらけというわけでもないし、彼らも一応忙しい筈だから。沢山ないよ、こんなものは。(一瞬だけスン、とした真顔 / 程なくして彼を安心させれる様にとなるべく仔細に、考えるように眉を微かに寄せつつも最終的には一息の間にほろ苦く笑みを浮かべ肩を揺らし)…君に、迷惑を掛ける僕で居たく無い。──…? デレ、って、ううん…、…どうしても。年上というのもあるし、…あんまり、やり方もわからないしな。(自制心なのか或いは別の精神的な欠陥なのか吐息零しながら / 何か影を見せたような雰囲気には呆気に取られる様瞬くも深く追求できそうな合間は無さそうで見送り / 言い訳の類をつらつら並べながらつられるように口端緩やかに持ち上げて)カニはアレックスが確定で多めに買うだろうしそこはいいんだけど、…小樽ワインと白い恋人もあとで追加させよう。( お土産リクエストが通りやすい状況なのは目に見えているのでグッと親指立てて確固たる意思でやってやると目力強めて / 何処からともなく出てきた団扇にはフハ、と愉快げに呼気で笑い声上がり)
……っ、 …ああ、もう。…何だよそれ、──…僕の分からない、ことを…言うなよ…( 自分たちしかいないと諭す声音は温もりあるもので、彼が密着してくる身体の力強さに我慢していた何かが崩れるように自分でも驚く位に易々涙腺が緩んで強く瞠目し / なんで泣いているのか、悲しいとかそう言うわけでも無いのに。込み上げる感情の正体も知れぬまま弱く此方も腕の力込めながら頬に暖かな感触感じてほんの少し肩は揺れるもされるがままで)
( / 了解、2番目の方を参考に返信したとも。手間なんて程でも無いさ、それだけ本気で考えてくれる時間を作ってくれるのはとても有難いことだ。 ああ、蹴ってくれても構わないからね)
薄い…本?パンフレットみてぇな?…ん、そっかァ…其れなら一安心ではある。余りにも酷いようだったら、手ぇ出ちまう可能性もあったし( 聞き慣れない単語に暫し眉間に眉寄せ脳をフル回転させど、的外れも甚だしい解答を告げ / 安堵の溜め息と共に零れ落ちたのは不穏な発言。彼の真摯な説明を受けよく咀嚼した後に胸の内を打ち明けた事に変わりはないが、自身の容貌と相俟って洒落で通る是非の線上を歩む発話に気づかず )あ゛ー…じゃあ。俺とゆっくり慣れねぇ?あんた鬱憤やらを溜めがちだろ( 喉奥唸らせ須臾頭悩ませど頭上の豆電球光り / 傍らに居るだけで温かみのある存在が故気が抜けており、指摘がない事を良しと釣られて両の口端上げて会話を続け )わは、マジかァ~!ナイスツグさん!( 頼れる発言には素直に歓喜し団扇傍らに置けば上機嫌の儘にハイタッチ求め )
──ツグさんにも分からねぇ事なんて幾らなんてあンだぞー。なァんて。知識人のあんたに言ったら、流石に恥知らずか( 普段見る機会のない一面に、ふ、と窓から差し込む春日に溶けて終いそうな微笑み浮かべ / 彼の肩からずり落ちたカーディガンを再度肩に掛け直し、背をぽんぽんと叩きつつも普段より僅かに柔い声色で軽口並べ )
( / 助かったァ、あんがとな。間違っちゃいねぇけど、改めて言われンの恥ずいわ。まあそりゃあお互い様っつう事でね。これ蹴っちまって良いよ。礼の一言くらい残したかっただけだしなァ )
作家の中での古の暗号みたいなものだから余り気にしなくて良いよ。…おや、…フフ。…大事にされてて嬉しいね。(多分嘘ではない台詞回しに変換しながらアルカイックに少々笑い / 彼の発する回答に少々面食らう表情はするものの己を最優先に気遣う熱量の言葉にも聞こえて心地好く、静かに機嫌良さげにそんなことを述べ )鬱憤が溜まる生活はしてない、けど。ええ、うーん…?…善処、する…(一緒にという点ではとても魅力的だが早々受け入れるには性根が曲がりすぎている己は首を捻り悩んだ末ポジティブめには捉えたようで )誕生日界隈にはきっと美味い飯が食えるぞ。任せろ。(歓喜の声音に誘われ此方も声音弾ませ、促されるそのままに両手を掲げ彼の掌とパンと一回鳴らして合わせ、)
…永らく人の中に居なかった人間には持ち得ない物を君は沢山持っているよ。…時折思い知らされる、…僕には出来すぎた恋人なんじゃないかと、…まあ、──…手離すつもりも無いのだけど。(勢いが弱くなってきた涙腺の様子測りながら泣いてしまったのをいいことに常に在る心中の吐露をぽつぽつと小雨の様に声音に落とし込んで/ 脱げてしまわないように何気なくするそういう気遣いを重ねる彼の仕草を横目に収めてから短く鼻を鳴らし)…そろそろ、大丈夫。…アトリエはシャワー無いから、ええと…シンクでも化粧って落とせるか…?(何せ化粧を落とすなんて行為はすることも無く、どうなんだろうかと不安覚えながら彼と目線交わらせようと持ち上げて)
へえ、暗号…面白ぇのな。──っ待、今の無しで!( 幾度か瞬いてはすんなり信じ / 血の気が盛んな発言をしたと気付いた頃には既に手遅れ、やや前のめり姿勢で勢いよく情け無くも修正求める声が室内に響き渡り )へえ、あれで。…偉いなァ、うん( 彼が編集と某カートゥーンアニメーションを彷彿とさせる遣り取りを幾度見た事か、眉間に皺を拵えて顎に手を添えつつ沁々と )ツグさんの誕生日も近いしな。祝うべき相手に頼む事か分かんねぇけど( 以前知り得た情報を持ち出しほくほくと笑み / 鳴らし合わせる小気味好い音に機嫌良く、じわり感覚の残る掌さえ現在は気分を上げるに充分な要素で )…、──。んや、まあね。伊達に美容師やってねぇし。っはは…!そんなン俺も!( 小さな呟きは隠す気もなく溢れる喜色漂う発言とドヤ顔に掻き消え / 初めて受け取る輝く言葉達をそっと心奥に仕舞い、最後に加えられた発言には心底嬉しげに眦垂らし笑み深め / 身体離せば目元と鼻先薄ら朱に染めた彼に柔く破顔すると共に胸を撫で下ろして )ああ、顔だけならシンクでも大丈夫。改めてだけど…シャワーが無いのはかなり痛手だな、エクステが外せねぇ( 不安気な彼へびしりと親指立てサムズアップすれば次いだ杞憂は彼の長く伸びた髪で )
──…ちょっと良く分からないので却下。(誤魔化せたことに関してはそっと胸を撫で下ろすことにしておき / 珍しく食い気味に焦る様には愛おしさにも似た感情沸かしながら悪戯っぽく笑いながら雑然とした理由で跳ね除けようと、)…あるとしたら何にも文章が出てこなかった日とかなのかなあ…、…以前よりは随分マシだけど。…ああ、(煩雑に脳が焼き切れる様な日々があったような日も無いことはないが彼の日々の労いもあってそう言うことが少なくなった事実に思いを馳せ双眸を一人有難さに目を薄ら細めて)いいんだよ、こんなのはただの棚ボタ案件だし、僕が何かするわけでもないから。楽しみだね (貰えるものは何でも有り難く頂戴すべく潔い首肯 / 件の二人が帰ってくるのは数日後ゆえお土産増し増しの未来に此方も彼へ倣うよう微笑んで)
…そう言うことだけじゃ、ない気もするけれどね。──…、…嬉しいけど今油断するともう少し泣きそうだから此処からはお手柔らかに (職業から拾い上げたものではないことを気持ち訂正したい様子でそっと彼を窺い/ 即座に帰ってくる同意と自身からすれば純粋すぎる彼の笑みにまたグッと込み上げるものがあり一寸息を詰まらせてから照れ隠し交えた微苦笑とともに依頼添え/されるまま合わせるように一歩分だけ身体を引き下げつつ、)…まあ仕事場だし。スパ銭が近いって理由で特に作ろうと思わなかったからなあ、…ああ、フードのある服に着替えて、…何なら君のうちでやってもらうのも悪くはないかも。(思案を並行させながら淡々とぼやき/ 一先ずは化粧を落とす手解きを彼から受けながら一つずつ解消し、相談をしながら非日常的な姿から平素の自分へと戻っていくのはまだ数時間後の話で)
( / 思ったよりいい話になったなあなど多少驚きながら締め的にしてみたけど良かったかな。化粧落とす云々の件をやると冗長を起こしてしまいそうな気がしたので一旦、という感じだけれど )
( / 勿論。綺麗に〆てくれてあンがと。んや、まさか戯れで始まったD案から、一つの物語として上手く纏まるなんてな。長々と引っ張って弛れるより、ツグさんの描いた終息が好みだから今回はここまで…つう事で大丈夫? )
( / おかしいな、もっと愉快なハニトラする話になるかと思ったんだけどね。まあ終わり良ければ全て良しとするか…。 僕の方もそれで異議無しだ、満足している。ただ今回導入から張り切りすぎたので次の開始にはちょっと時間貰って良いかな…? 全然会話をする分には問題無いので其方に関しては遠慮なく、とは言っておくね )
( / 愉快なハニトラにはなってねぇけど、ツグさんの新たな面が見れて俺個人としては満足感あるなァ…。ん、着地点はズレても良い交流ができて良かった。あンがとね、ツグさん。俺からすれば丁寧に導入まで考えてくれてるだけでありがてぇし、気長に待つ心積りだかンな。※蹴り可
さァてじゃあ、お言葉に甘えて雑談でもすっかね。〆レスから其の儘、俺の家で寛いでる…でも良いな )
( / いいね、僕はそれに賛成しよう。では君の家からというのもあるし先レスをお願いしても良いだろうか…。…は、前言ってた彼シャツを借りる下りが出来る…! (煩悩)
よォーし。ツグさんお疲れ様。髪がオイル塗れだから其の儘シャワー浴びて。汚れちまったパーカーは洗濯する代わりに、服も適当に用意しとくし──ああ、タオルの類いは好きに使って構わねぇよ( オイルで丁寧に然れど手慣れた様子で120本のエクステを外しきり / 達成感で緩む頬は其の儘、ある程度の説明を施しつつ風呂へ案内し / 適当に着替えを見繕うも痩躯の彼とサイズが合わず、妥協してチャコールグレーのスウェット上下をピックアップすれば浴室に入った物音を合図に着替えを差し入れ )
──…まさかこんな大掛かりなことされてるとは思わんだろ…崇臣くんもお疲れ様、…じゃあお言葉に甘えて、(何気に初めての体験をした感心と落差の激しい悪戯の規模感に呆れにも似た感想零し/漸く解けた全ての装飾の類に開放感もひとしおでグッと軽く背伸びをしながら浴室を借り、)……色々終わってみたらお腹減ったな、…でも顔もちょっと合わせづらいな…?( こちとら女装でしかも泣いているとか失態の後で冷静に考えたら恥ずかしいなど真顔の裏で色々巡りながら /タオルである程度身体全体の水気を拭き取れば着替えは完了し、ドライヤーは。一瞥するもののタオルである程度の水分は払ったことだしと面倒そうに踵を返して恐らく彼のいるダイニングの方へ緩々と足を進めて) …、上がったよ (気の利く言葉も今は思い浮かばず端的に声音発し、扉をそっと開いて)
ん、…お疲れさん( 細々と鼓膜に触れた声音にスマホを弄っていた手を止め顔を上げ / 数秒程脳内では彼が自身の服を纏っている事と、少し上気した肌の二点を意識してしまい / 自嘲気味な所感を抱きつつ欲を抑えつけ平素の笑みで )おいで、ツグさん。──あ、ドライヤー普段使わねぇの?( 此方へ手招きし乍も僅かに水気を帯びた髪に疑問浮かび / 果たして単なる遠慮なのだろうか、彼の顔を静かに窺っては応答を待ち )
(お疲れなのは寧ろ彼の方ではと双眸細め一旦其方を眺めるものの一度首を横に振るなどするだけして / 些か心持ちに抵抗あるもののおいでと言われて仕舞えば裸足が自然と吸い寄せられるよう歩み寄り)……、いやその、……、め、面倒くさくて…?(無意識的にサイドの髪の一房耳に引っ掛けながら普通は乾かすと言うことに今更閃いたが時すでに遅くて / 数秒の間視線合わせるものの耐えれずぎこちない動作で顔を傾け視線を逸らし始めて )
っふ、…あは、なんで疑問形なンだよ( 何か仄暗い所感や抵抗感があるのか計り知れないが普段通りの笑みを携え一方を朗らかに努め / ぽんぽんとソファの隣席軽く叩けば座すよう促し )まあ、ツグさんが良いなら構わねぇけど──……、…やっぱ駄目。あんたに風邪引かれたら困るわ。ここは現役美容師に任せてみねぇ?( 何処かぎこちない雰囲気蔓延る室内に耐えかねて風穴を空けるように方口角上げ提案唱え )
──…流石に怒られるかと思ったのにそうでもなかったなんてね。…色々と疲れた、そして腹も減った。(普段通りに微笑み掛けられるのが少し意外そうに瞬きながら薄ら安堵に息を落とし/のんびり踵を返し早々にソファへ腰掛けると欲望そのままな図々しい言葉達を並べ )床に寝てる男が風邪とか引くのかな。…でもその提案は魅力的なので甘えてみようかと思う、(本日昼頃の奇行をもやりと思い浮かべながらポツリと、/ 柔い雰囲気纏う彼の口調に常に絆され歴更新している己はと言えば目線を引き戻しては了承の意も込めつられるよう口の端に笑みを乗せて )
?──あ゛ー……なにも食ってねぇもんなァ。…そンなら出前取らね?( “怒られる”との言葉端に疑問符が浮かぶも灘らかに続く素直な発言に改まり / 付随して提案を一つ述べ乍らも既にスマホ手繰り寄せてはアプリ開いて )其れ言われちまうと言い返せねぇ…──けど、もしもっつう事もあるだろ。…んは、特権ってな。ちょい待ってて、準備してくるわ( ド正論な思召に言葉が詰まるが危うくも辛うじて立て直し / 了承を得られた事に嬉々とした空気感漂わせソファから沈んだ腰を上げ洗面台に向かい / ドライヤーを手に取り暫し悩んだ挙句並んだヘアオイルの内一つを持ち彼の元へ )
(発想すら無さそうだった彼に一瞬だけ衝撃走る──!みたいな真顔をした後、) そういうことだ。ええ出前いいの…でも夜遅いから軽くでいいなあ、厚焼き卵とか食べたい(何でも無さそうに平素の顔立ちに切り替えて /両手でソファを軽く握りアプリ画面を前のめりに見遣りながらあるかどうかは知れず思いついたものの名前挙げて) …過保護な崇臣くん。…そんなに特別かなあ、…ん。待っている。 (仕様がなさそうに喉を鳴らして眉下げ笑ったりして / 和やかな心地は伝播して此方は今のうちにと北海道組にお土産リスト送って『買ってこないと向こう一ヶ月はシカトするからな』と兄弟独特の脅迫送り/戻ってくる彼を見上げる形で双眸に映しながらスマホは机にそっと下ろし)…良いのかなあ、こんな色々してもらって。(これもまた未経験な事柄ゆえに独白めいて彼にとも自分にともつかないような音を発し )
居酒屋…?( 彼の様子に刹那見えた広大な宇宙は瞼の裏に留め。想定外の注文に眉間に皺寄せ渋い面差しにて溢れた感想が前述 / 付近に居酒屋等在ったかと空腹で愚鈍な脳内でぼんやりと思考回し )は、今更。特別に決まってンだろうに。まーだ伝わってねぇの( 不服げに唱える文句は拗ねたような質感を纏い )逆じゃねぇかな。何せツグさんには、これから俺好みになって貰う訳だし。よォし、始めンぞー( 浮かぶ言葉に沿うように柔い返答を述べ / 先ずは新たなタオルで水気を退け毛先中心にオイルを染み込ませていき )
飲んで忘れたい気分ではある。…と言うのはさておき軽食で出前の定番といえばうどんか蕎麦ってとこかな…、…というか崇臣くんは食べたいものないのかい? (冗談流す体で一度瞠目し頼めそうなものを上げていきながらもはたと気付いたように彼へと目線持ち上げて ) 疑ってるわけじゃない。…けど自己肯定の観念が低くて実感出来ない。…これでも良くなった方ではあるんだけど、(心外を訴える様子に平素の表情向けてから言葉を発する程に申し訳なさ募り双眸伏せ乍それは外側へ逸れていって)──…、…傲慢だなあ。…ありがと、お任せする。(少しの驚きを混ぜて何度か瞬くがさも愉快そうに静かに破顔し / 彼の施す指先に身を任せるままに肩の力を落としていって、)
結構いける気がすっけど、特にこれと言って食いたいのはねぇな…?うどんか蕎麦にすンなら、天ぷら沢山乗っけて貰うかァ( 空腹感はあれど別段メニューに拘りはなく彼のチョイスに沿って応答 / 画面触れてスライドし“大盛り”と冠乗ったメニューに指先止め視線落とし )…じゃあさ。これからは俺と一緒に上げてかね?ちゃんと実感できるまで。途中で休憩やら軽口を幾らでも挟みながらさ( 相反し愚直なまでに彼を見据える双眸はどこまでも嘘偽りがなく / 普段より一層レンズ越しの垂れ目の眦は溶かし気の長い自身が紡ぐ解答を呑気な振りして唱え )おうよ、任された。上手い事できたら、ツグさんの専属スタイリストなでもなるかな( 彼からのパスに口端上げ頷き応じ / 冗談を添えつつ再度乾き切らぬ髪の耳から下へ、ホワイトムスク系統の香りのオイル馴染ませ / ドライヤーを扱う手は熟れており、最後にヘアブラシで丁寧に艷めく髪を梳かして )…──はい、終了。お疲れ、ツグさん。
そうか、じゃあ率先しよう。…なあ天ぷら色々あるけど何が好き?僕はパッと思いつく限り舞茸だけど。…とりあえず僕は並で良いかな、とろろ蕎麦のあったかいやつとかで(何となしの雑談を楽しみながら彼の方に頭寄せてスマホの画面を倣うように眺め、)果物だって甘すぎると腐れ落ちる。…とかいう皮肉をね、…言えなくなってきて。…どうにも僕は君のああしようこうしようという言葉に弱くなっている。…嬉しいから、とても。( 視線を引き戻して瞳に映る彼の言葉は綺羅星の如く燦然としていて。 それに応える言葉って何なんだろうと、思案纏わせ滔々語らい / 表情こそ苦々しいが口元は笑い、頑張るよ、と小さく添えながら首肯して)髪くらい幾らでも弄って構わないのに。──…恋人だろ。( ドライヤーの機械音に遮られてしまえと思い切った発話零すも言い慣れず耳をじわじわ赤くして / 髪質に艶の出ている心地と立ち上るオイルの香りや彼の指先の感触をより感じるよう瞠目して暫くジッとして/ 終了の声を聞けば顎を引いて彼を見上げて )此方こそ、助かっている。…何かお礼を考えたいところだ。
んー、無難に南瓜だとか。できたては塩でも意外と美味いンだよ。了解、とろろ蕎麦の温かいの──あった、…じゃあ俺も並で、天ぷら盛り加えとこ( 視線宙に放り考え込む仕草見せてはいつぞや口にした南瓜天に思い馳せ / 彼の要望を反芻し従えば自身の端末で2人分の注文を終え )んは、…そりゃあ駄目だよツグさん( “頑張る”との発話は肯定しつつ、弧を描く双眸で彼の言葉に耳傾けるも、声のトーンこそ変わらなくとも同意はせず距離を一線を引いたもので / 俯き気味になった所為で目元に落ちた前髪とサングラスで表情を確認する事は困難であるだろう )っ…そりゃあ僥倖。ああ、今日はツグさんが一段と甘いなァ( ドライヤーの風音に劣らず鼓膜に届いた言葉に瞠目すれど、大きく開いた瞳を細め嬉々として大仰な物言いで喜び / 予想打にしていない単語を反芻し、半ば戯言にて応じ )お礼…、難しいな。丸1日ツグさんを借りる──…何てのは、あんたの都合もあるから難しいだろうし。
へえ、食べたことはないかも。塩とか渋い感じがする。……いいね、楽しみだ。 (専ら天汁派で試作していないそれはさも美味しそうで瞼の裏に思い描きながら/ 注文が完了すれば空腹のスパイス抱え力なく軽く笑い、) …強くなれってか。…と言うかこれは、僕が多く語るべきだろうか。…慣れたらまた違うんだろうとは思っているよ、結局の所こんな風になるのも僕の足りない部分の所為だから。…どうなるかは分からないが弱いままでいるのは癪だからな。(彼がする表情も言葉も曖昧なものを見せるのは珍しく、一寸考えるように足を組みながら天井見上げ / 何も無いと自分では思うもののせめて彼には真摯でありたく、常に絡む無機質な物言いで頬杖つきながら髪を揺らすように首を横に振って鈍く瞼を閉じ、)
…ああもう。…暫くは言わないからな…!(声音の遮蔽に失敗したらしい返しを聞くと耳を塞ぎたくなるが両手を耳朶あたりに添えるまでにして眉を顰めながら / 続く提案の様子へは顎に指先添えてからフム、と相槌を打って) 借りたいとかあるのか。…や、どうだろうね…?日付さえ先に見据えれれば恐らくは調整次第だと思うけれど。
もし俺の天ぷらができたてホヤホヤで届いたら、一旦試してみっか。まあ期待はそこそこに( 単なる思いつきを其の儘舌に乗せ発しつつ背凭れに身を埋めて / 脱力した調子でにまり笑えば、手にしてたスマホをソファの片隅に追いやり )ん、ちょい待った。ツグさんの意見も一理あるし、それについての意見も酌み交わしてぇ所だけど。…俺の問題もあってさ。ツグさんを失うのが怖くて堪んねぇの。だからあんたの奥まで触れるのが、…少し、……だけど怖いっつうの( 片手を彼との壁に摸して眉尻を下げて微苦笑を / 彼の堂々たる発話に殆ど初めて年の功を感じ得ては只見詰める事しかできず終いで )
ンだそれ、レアっつー事?ドライヤー中は狡くねぇか( 電源落としたドライヤーを其の儘に隣席に舞い戻って / やや上体を前のめり気味にさせ眉顰める姿を色素の薄い双眸で捉えにっこり )…マジ?ツグさん誕生日近いだろ。丸一日掛けて祝いてぇンだよな。けどほら、あんたにも都合があンだろ。
言っても出前だからなあ、そうだね。お蕎麦屋さんが気を利かせてくれることを祈ろう。(単なる巫山戯で両手を合わせれば何方が蕎麦屋方面か知れないが念飛ばす合掌に数秒捧げてから両手を下ろし、)──…、…ええ、…へえ…?(聞き耳に集中する体を取っていれば意外そうな目の色で彼を映し/ 自分はと言えば弱音に聞こえる声音に挟まれた自身への独占欲めいた台詞へ呆気に取られ顔を赤くしながら片方の肩をずるりと落として)…君って案外自信家という程では無いんだ。そっか、…そっか…。お互い焦らない方が良さそうだね (自分の心根確かめるよう何度か頷くと壁にした手はそのまま特段なんでも無いように握って退けて/遠慮も無く彼の肩口に頭を乗せようとして)…大丈夫。崇臣、君が思うより僕はずっと君を大好きでいるよ。
人生初ちゃんとした恋人にアモーレアタックするとかハードルが高くてメンタルバランス崩れるので。…っ狡くない。 (よく分からない外来語混ぜながら煙に巻こうとする画策の声音は最終的に子供みたいな返しになって/笑みには喉奥詰まらせながら手を下ろしつつ口を軽く尖らせ ) …フラッシュモブだったら全力で断るけど。…誕生日当日は仕事が立て込んでいるから夜しか空かないけれど、そうだな…後日で良いなら近日でも5月中でも、予定を空けようか。
( / ところでこれって日付の話はリアルタイムという解釈で良いのかな。あと個人用も温く更新したので暇な時にでも見てくれると助かるよ )
俺も祈っとくか。天蕎麦よ、ホカホカであれ…( 倣うよう双眸伏せ眉間に皺寄る程に力込めた合掌を / 大して遠くもない店舗の蕎麦屋、仄かな期待に心象明るく )
──あ゛ー…格好つかなくなった。ツグさんの所為です…( ずるずると凭れていた背が下方向へ落ち乍ら身勝手な理由を彼に押しつけ / 両掌で顔を覆い悶えるようにソファ上で丸めた身体を転がし不意に動き止めたと思えば、 )全ての事に自信家になれる程、未だ大人じゃねぇし…手探りなンだわ。……ン、其れで頼んます…( 弱々とした発言を肯定されては耳殼微かに朱に染めた儘、彼との接触を迎え入れ腰辺りへ腕回し )前半部分しか理解できねぇ~…。アモ、…なんつったの。要約すると?…っふ、( 照れ隠しに笑い混じる頃には無駄に構えた力は解け / 頑なに否定されては小さく吹き出し )ツグさんにゃあフラッシュモブする男に見えンの。お互いの都合がつくならいつでも。互いの仕事もある分、丸一日じゃなくても良い気ィして来たし後日も賛成。俺としては只祝いてぇっつうね、…其れだけ。
( / んや、ご都合主義を存分に活かして交流できりゃ良いとは思ってる。リアルタイムは野暮用やら都合で難しい日があるのと、当日は俺も夜なら都合が良い、っつうのは置いとく。個人の部屋見て来ンね。更新お疲れ様 )
(似たような仕草を取る彼は妙に愛しく欲のまま自分のスマホを一瞬手に取ったが大人としての矜持が勝ちスッとポケットに収め直し、)…何か多分違うような気もするけど。…はは、珍しい君だ。そういうことにしてやってもいい。(熱を持つ頬を直したい様に両手で自分の輪郭を指先で軽く揉みながらも横目に見遣る彼の様は可愛げあるものを捉え穏やかな声音を象り)…格好良くて可愛いとこのある人が僕の恋人なんて贅沢だなあ。…はい、心得たぞ。 (2度ほど緩慢に頷けば照れる様子窺えそれもまた嬉しさ募り静かに機嫌良く回される腕に合わせるよう自身の体を彼へ密着するよう佇まいを直し、 )
要約するとキュンで自爆するから程々にしようってことかな。…何だよもう、(片手の親指と人差し指交差させて所謂指ハートを真顔で彼へ向け / 脱力した声音の笑みには不服そうにするが悪い気はしないか時間差で眉下げて吊られ笑って)1日っていうとテーマパーク借りてそういうことする動画を最近見たもので…。…とりあえずじゃあ、近々であとで時間取れる日のスケジュールを見てみようか。
( / そういう感じだよね、解釈が一致していて良かった良かった。当日時間あるのは結構嬉しいなあ、楽しみだ /蹴り可)
…よォし。なんか無駄に期待値上げちまったな( 瞑っていた双眸ゆったり開き微苦笑 / 僅かに開けていた窓際からバイク音聴こえ期待に満ちた面差しを )ん。──お兄さん、どうしたの。ンな可愛い仕草して( 歳上の余裕だろうか、滔々と語られる事柄に関し絶妙な不服顔を / 仕返しと名を打ち見切り発車の儘茶々を入れ )っるせ、改まンなくていい。余裕のあるツグさん、結構厄介だ…( 気圧され気味であるがゆえ刹那言葉に詰まるが上機嫌な彼に免じて許して終い / 腕の中で捕らえた恋人の首筋に気紛れに唇柔く押し当て )
過激な地産地消…?んや、恋人が今日も可愛いなと。そンだけ( 疑問符を散りばめ眉を顰めるも次点で真顔でさえ画になる彼にゾッコンなのは謂わずもがな / 当の恋人を眼前に遠慮等捨て去った様子で呑気に応じ )すげぇ。そういうのプロポーズのヤツもあるよなァ。流石に陽気度合いと金が足りねぇや。おっけ、俺も確認しとくわ。
そうだねえ、蕎麦屋の人は全員謎の圧を感じただろうね…、(寒気やらくしゃみやらしてそうな蕎麦屋を脳裏に思い描きながらのんびり人の悪い笑みをして / 出前の乗り物らしい音が耳に届いたならそちらに目線が彼と同じように向いて)残念ながら今はその攻撃は効かないんだなあ。少し心根に余裕がある。 (頬からぱ、と手を離しそのまま緩いホールドアップの姿勢で / 熱の篭っていた顔も徐々に冷めて一息下ろしながら端正な笑みを湛えて)お互いが、お互い褒めちぎると碌なことにならないのが僕らの欠点だな。──、ッ …フ。嫌いになるか?(これまでの遣り取り鑑みてそんな感想口から吐き仄かなおかしさ覚え口端上げて / 覆い被さるよう首に触れてくる唇に身動ぎ喉奥で一瞬息を詰めたがされるままということもなく彼の耳裏に指裏沿わせるように撫でて態とらしい囁きを送り)
そういう見方もある。…あ、これ暫く続きそうな予感がするぞ。僕の嫌な予感は当たるんだ…(何度か挙げられる形容詞にポーズ作った手を下ろしながら怪訝な顔をして、/ 近々の予定日に関しては緩々な首肯してから楽しみにしている、と控えめに嬉しそうな調子の面差しで一言添え)
ツグさん、届いたってよ。すげぇ美味そ( オートロック式の階下より呼び出し音に応じれば手近に在った財布持ち軽い足取りで玄関へ赴き / 食欲唆る香りに包まれた盆を持ち、雰囲気に喜色纏わせた儘声を掛け )お、珍しいツグさんだ。で、その心根とやらはいつ折れンの( 幾度か瞬き数拍遅れて物騒な問いを彼に放り投げ / 平和呆けした頭では次に彼の繰り出す言葉を見定める難易度は高く )…それでも褒めちぎらずにゃ居られねぇンだから困りものだ。っ、なる訳ねぇだろうに…、──っと( 甘い痺れを来す耳元で恋人の囁きは更なる悦を齎し / 戯れの一環で抱擁の体勢から力込め痩躯の腰を抱えソファ上に押し倒そうと )
…自爆は免れねぇの?んはは、暫くは許してくれよ。しかもなんつうか、癖になってきてンの( “嫌な予感”と一蹴されてしまえば態とらしく眉尻下げ / その一言で充分に活力を得て満足気に頷き )
流石蕎麦屋、早くて美味しいならとても素晴らしい。(空腹の最中冒涜的な出汁の香りが此方まで薫ってきて普段よりは脳死的な台詞になりながら軽い拍手と共に彼とその手に持つ食事を見上げ、) そんなパスタみたいに折ろうとするなよ…僕だって偶にはそういう日があってもいいだろ、( 早めに折りに来そうな問いかけに微かに狼狽えながらツッコミ入れつつ / 肯定しろとばかり態度だけは強気なものを見せていき)言いたくなるからね、ハハ。じゃあお互い様ということで。──、…(分かりきった解答なのだったけれど声に出るのにさも満足げに微笑深まり / 彼から指先を離しながら流れるまま彼の手中に収まりソファへ仰向けの形になれば自分の下唇を指先で示し視線誘導するような仕草をしてから音もなく『おいで』と口の形が刻んで)
自爆にならないような化学変化が起きる未来にご期待するしか無いかも…?…それはまた困った癖だね、…あんまり本来なら許したく無いんだけど今後を見据えて敢えて引き受けておく…(ありか無しかという点に置いて実に悩ましい顔をするも無碍にするのもなんて恋人への甘さがギリギリ勝つのか肩を竦めつつも了承の意を示し )
いただきます──、……!( 机上に彼と自身の蕎麦を置き備え付きの割り箸を折ったのならば / 空腹は最高の調理味である、とはよく言った物できちんと挨拶した後に口に運んだ蕎麦は格別で双眸見開き輝かせちらりと隣窺い )いいけど、…いやよくねぇけど…( 珍しさに大きく瞬き動揺に選択肢の合間を行ったり来たり / こちらも強気になるべきか喉奥小さく唸らせて )ッ、───( 示す言葉読み取れば総毛立つような異常なまでの高揚感に苛まれ / 気づいた頃には息吐く間もなく彼の唇を激しく奪って )
将来性がねぇ…。化学変化、なァ?…っはは、ツグさんはホントに俺に甘いね。でも其れ、他人にゃすンなよ( 悩ましげな表情にちょっかいでも掛けようかと手を伸ばしかけ / 其の前に了承されてしまえば嬉々と笑い声零し乍らも腹底で蠢く独占欲がちらりと顔を出し )
頂きます。 …出汁優し、…美味しいー、(ぱきり木製の箸を割ると此方も椀を手に取り一口咀嚼し / 少し多く口に含んだか頬袋拵えながら味わい、平素より随分と緩い口調で感想溢し / 彼の視線に気付いたなら美味しそうに食べていたので自然と表情緩めながら、)フフ、でも時間経つと戻るんだろうなこれ。残念。(単純に今の機会だからというのは何となし自分の中では確実らしく、一瞬瞠目してはサイドの髪をさらと揺らす仕草して) ン、ッ──… ッハ、ぁ…、 …( 自身を見つめる彼の双眸が欲望渦めくものへと変異していく様視界に収めたなら掌は引いて迎え入れるように彼の背中に両手を添えて / 深く繋がる唇の感触や粘膜の音に吐息が熱くなり思わず艶めいた言葉の端が溢れてしまい )
ゴーヤとかトマトを強制的に食べさせられた暁には甘くなくなるかもだけどそれ以外ならそりゃね。…大丈夫だよ、する相手が君しかいないしね。(彼に厳しくする例えはそのくらいしか思い浮かばず首を少し傾げて、/ 他人に、など思い当たる節はほとんど無さそうに一笑しながら肩を竦めて見せて )
美味ァ、( えび天口に運び福々と充足感に満ちた様子で舌鼓打ち / 視線交錯すれば並びに咀嚼する彼に眦緩め )カラータイマー的な扱いで良いのか。…もう戻っちまった?( 恋人の新たなる生態に興味深そうに窺い見て )ン、…っは───、ぁ…( 甘い吐息が溢れど構う事なく唇を重ねる度に熱っぽく脳が茹だり / 深くなる程眩暈すら覚える扇情的な感覚に恐れを生すが絡ませた舌を離すには未だ物足りず )
じゃあ、ゴーヤとトマトはツグさんの視界に入れないようにしねぇと。──…どうだかなァ、俺としちゃうかうかしてらンねぇけど( 解せぬ様子で瞳を伏せて緩慢な所作で左右に首を振り / 肩肘で頬杖ついては黙っていれば美人、と失礼乍ら形容し易い彼を心許ない心象で見詰め )
(余程の空腹があったのか夢中で黙々食べきり、とろろ蕎麦を選択しただけあって早々食べきり / 汁すら残らず空にした椀に箸を添えて一旦テーブルに置くとご馳走様、と一言発し、)…生きた心地が戻ってきた。…光の国だか星からはきた覚えはないし、戻ったらどうするつもりなんだろう君は。(めっちゃ確認してくるな、などジト目の裏にメッセージ性添えて彼を眺め、 )──…た、かおみ、っ …ンッ…(まるで切れかけの電球みたいにチカチカ視界は覚束ないのにやけに身体は熱く強請ってくるかの様な激しく食む口付けに正常な思考は加速度を増して失われていって / ヒュ、と喉笛鳴らしながら愛おしさ増して無意識的に彼の名を呼びながらも求めに応じるまま身を任せて)
大袈裟な。…何を心配してるんだか、こちとら一人でいることの方が好きな隠キャアラサーなのに。…絶対過大評価だよそれ。(容姿云々の心配には気付く余地も無く不思議そうな一瞥し/ 自身の普段を鑑みれば編集以外と交流する機会など殆どない故に一息入れながら自嘲混ぜた言葉連ねて一蹴する所存で )
ご馳走様でした、…そういや天ぷらはできたてじゃなかったわ( 倣うように続いて完食をすれば充足感に満ちた一息吐き合掌するなり挨拶を / 使い捨ての食器類に視線を滑らすも片付けに行き着かず満腹感に胡座をかいて安穏とした調子で )おかえり、ツグさん。…、そうだな。先ずは手始めに甘えてみようかと( 平静を装って真面目腐った面差しで告げるは戯言 / 本気にされるまいと高を括っており、次の彼による一挙一動で冗談として回収を目論み )──っは、…あは、ツグさ…、( 彼の下唇を甘噛みし乍らスウェットに手を忍ばせ指先で痩躯の背筋を撫で / 邪魔にすら感じた愛用のサングラスを取り払い、手繰り寄せたリモコンで室内灯を暗くしたのならば、色素薄い双眸で彼を瞳いっぱいに写し / 自身の名を呼ばれる程に昂る心象の儘応えようと )
過大評価じゃねぇっての、其の要素は否定はしねぇけど──なァんで気づかねぇ訳。それだったら俺にも策があるぞ( 駄々を捏ねるもスマホを翳し最終手段だとカメラアプリを起動させ )
それは致し方ない。そのうち昼食にでも食べにいこうか…天ぷらは。(諦めのつく発話に、あとは単純に腹が満たされてる状態なので特段気にする様子もなく / 先の約束なんてあればあるだけ良いかと何気なく提案して)ただいま崇臣くん。ン…?……、門外漢過ぎるから僕に言葉か行動で提出すること。( やや思案げに彼を見つめること数秒、フムと合間に相槌入れて / 結果特に閃く何かもないので瞠目して教師の様な物言いで彼の方にピッ、と二本指立てて) ──ッ、…綺麗だな。…ッフ…恥ずかし、( 唇に受ける弱めの刺激にも過敏なほど上体が弧を描くように跳ねた際に隙間から肌を滑る感触がして熱の籠る息を短く飲み込み / 惑う様に眉は下がるが普段そうそう見ない暗闇の中でも映える彼の双眸に見惚れ思わず単調な称賛を / 未だ慣れない抱擁の距離感に気恥ずかしげな様相隠せず、照れ隠しめいた言葉をポロリと、)
正当な自己評価な気が。…、な、なんだよ…なんかあんまり良い予感はしないのだけど!(本日似たような予感がすること2回目でデジャヴ感じながら顔の辺りで両手広げ自分の顔にバリア張るようにして)
!…そンならさ、美味い店知ってるから付き合ってくれよ( 想定外の思召に瞠目し乍らもデートに誘う口実になったと心中小気味よく / 腹も機嫌も充分に宜しく、後片付け初めつつ調子外れな鼻唄等歌い )…一瞬同棲してたか錯覚したわ。夢があンな、あんたの事送り迎える日々っつうの。
待っ、…ええ、厄介な事になったンだけど。あ゛ー…っと( 額押えて後悔の念に苛まれる暇は非ず、徐々と彼の白皙の手指に自身の指を絡ませ / 自信無さげな語調で手元と彼を交互に眺め )薄暗くても見えンだ、…はは、なんか照れンね。……かわい、( 間接照明の仄かな灯りに照らされ瞬く瞳は弧を描き / 艶めいた低く掠れた声音を耳殼甘く食み乍ら呟き / 灘らかな肌の触感存分に愉しみ、気紛れに擽ったりと焦らしては彼の反応を窺い )
隠しちゃ駄目だろ。ほら、いい子だから手ぇ退けな( 堂々とカメラ向けるも隠れて居ては元も子も無く、ツンとバリアを指先でつつき )
ン、いいよ。旬なうちにアスパラの天ぷらとかも食べたいなあ (いつだったか食した具材上げながら何となし愉しげに映る彼を眺めて穏やかに目を細めたりなどして / 彼の所作に合わせ立ち上がれば自分の椀くらいは持っていこうと空の椀片手にシンクに向かって )…煩悩が出てるなあ、送り迎えしてくれるの嬉しいけど足腰動かすタイミング無くすから偶には歩いておきたいところだ。──…ふ、自分で言ったくせに。…何が間違いとかでもないし、求めることが屹度甘えってやつなんだろ。まだ僕もあんまり知らないけど。(差し込まれる彼の男性的な掌に目線落としながら滔々述べながら此方からも弱い力で手繰り寄せ / 欲の向くまま彼の手の甲の方に軽く唇添えて握ったままゆるりと下ろして )逆によく見える、と、いうか… は、ァあ、もうっ… ( 愛しげに注がれる彼の視線に一寸目を奪われるも程なくして身体が重なったなら狂いそうなほど甘い音に弱く肩が跳ねて / 耳を弄ぶ唇も背中を這う指先も本能的な欲求を呼び起こすのに十分過ぎて、頬を朱に染めながら直視することも難しくなってきて強く目を閉じるも抗えず )
ええ元々いい子じゃないよ何する気なんだよそれ… ( 言葉こそ反抗するも触れたら静々と下りるセキュリティの甘いバリア / 何をやるか其方に興味が向いたのか諦観覗かせながらも不思議そうに目線上げて)
すげぇ分かる。旬のモン目当てなら近い内行くかァ。時間が合えばお互いの仕事終わりにでも( にまり口端を釣り上げては視線其方へ流して同調示し / 気遣いに短く礼を述べ )…?ああ、家な。ツグさんの事、「おかえり」つって迎えてぇなとか…確かに煩悩だ。ツグさんが少しずつ甘えてくれるようになってンの、すげぇ嬉しいよ俺。求める事もカウントすンなら、あんたって魔性の男だ。…っ、( 恐らく自覚非ずに発せられた言葉に眉尻下げ微苦笑を湛え、同時に見事魅了されている事実に手遅れだと肩竦め / 手の甲に触れた柔い感触に小さく肩を跳ねさせ丁寧に扱われる事にむず痒さ覚えて )ね…ツグさん、…っさすがにもう我慢できねぇかも、……嫌だったらぶん殴って良いから、( 嬌声に近い甘い声に茹だる脳は組み敷いた彼を暴く事しか到底思い見れず、蕩けた瞳の儘彼を見下ろし懇願するように細い声音で名を呼び / 彼の返答次第では姫抱きでベッドへと導かれ熱を交わし合うであろう )
顔面の写真撮って、どんッくらい俺好みな創りしてンのかっつうのを教えようかと( スマホ翳した腕は仕方なく一旦降ろし / 当人は至って真面目に滔々と応じて )
(予定がまた増えたことや美味しいものが食べれそうな先行きに双眸が静かに煌めき視線絡めて短く何度か頷いて、/ このくらいは当然な筈だが痩躯はちょっとだけドヤってフフンと鼻を鳴らし、)叶う未来であることを願った方が僕にとって喜ばしいことだよ。──…僕は存在するんだなと君を見てると安心して、…寄りかかってしまう。…引力の強い愛をくれる君に、僕こそ絆されている方だということを…忘れないで。(口にしたことのない言葉を吐く喉が自分でも不思議なものだが、それでも真っ直ぐ溢れさせてしまうのは誰のせいかと問いたげに平素の眼は只管に彼の奥底を覗きたげに見つめて / それでも触れる彼の反応がある様に愛しげに眉尻を下げて仄かな笑みを湛え、) ……、巫山戯るなよ、…ッ、抱かなかったら殺すからな…! ( 焦らすように触れられた身体に残る理性は毛頭無くて、掠れた音色で忌まわしそうに眉を顰めるも相反するように言葉は単なる照れ隠しの悪口雑言に似た何か / 後に『何言ってんだ僕は…!』と両手を顔で覆う形になりながら彼の両腕に身を預け暗闇の中で恋人たる情事に時間を割くのだろう )
( / ちょっと迷ったが一旦〆させて貰いたかったので最後の会話はカットさせて貰った。すまないな。…と言う訳でお疲れ様、かな。 最近結構ハイペースだが大丈夫だろうか。休憩したいなどの要望があれば快く受け付けるよ )
( / これは雑談パートも〆た認識でいい?ツグさんもお疲れさん。我ながら突っ走った気もすっけど、無理はしてないし寧ろ楽しくて仕方ねぇ。休息なら適宜摂ってるから俺の方は問題ねぇけど…ツグさんはどう?俺よりマルチタスク熟してるように感じるから、結構心配ではあるンだよ。他にやりてぇ事を潰してねぇかも気掛かりだなァ )
( / そうだね、その方が良いかなあと判断したよ。ありがとうね。雑談パートだけど色んな発見があったねえ…。うん、楽しく思われているならそれに越したことはない。マルチタスクなイメージはあるかもだけど思いついたものを形にしてるだけという感覚だから今のところ無理なペースでやっていると言うことはない。やりたいこともまあ、うーん…?正直君との交流が楽しいが過ぎているのでこれ一本で良いと言う感じだ、ね…? 重くは受け止めないで欲しいけど字面通りの事実ではあるよ… )
( / その判断は賛成だしありがてぇ。ただ、さり気なく俺が喜ぶ言葉を添えて〆ンの狡ィと思うけどなァ。発見もあったし、ツグさんの新しい面も見た気がすンね。…それなら一安心だわ。切り詰めてまでしてたら強制的に休息期間設けようとしてたぞ、わりと本気で。…──そっか、……そっかァ~…!重く受け止めるどころか、一本でも事足りるくらいにゃ楽しんで貰えてンのがすげぇ嬉しいわ。なんつうか、俺としてもあんたの存在に向き合えてて、今がすげぇ幸せかもしンねぇ。お察しの通りあんたしか見えてねぇ男だかンな、此方こそ重たいかも知れねぇよ )
( / フフ、大人は狡いものなのだよという事で。まだまだ見れてない部分なんて沢山あると思うよ、僕も君もね。知っていくこの先がまだあるなんてお得だね。まあ脳死してる日は言うし、僕そんな奥ゆかしい自己犠牲の精神はそこら辺の川に捨ててるからね。無理な時はちゃんと先に言うさ。
安心した?はは、なんか可愛い反応してるな。マジで客観的に嫉妬するくらいやり取りの質上げてやろうというバイブスが高いからね現在。…でもこの恋人素直過ぎて僕当人なのにこれほんとにリアルなのかなと疑うくらい愛いこと言ってる…何だこれ。僕も幸せだからちょっと収めてそれ…。 …は、僕なら重くても不安じゃないだろ?なんてね。でもすべからく受け止めるから遠慮なく来て良いよという心積りではあるからね )
( / 此処から先の道をツグさんと歩む事が許されてンなら張り切る他ねぇな。未だ拝んでねぇ面があンなら尚更だし、…ツグさんの“お得”っつう表現が的確だな。そンなら恋人として安心だわ。メタいけど勿論お相手様としても。
そりゃするだろ、安心感半端ねぇよ。可愛くはねぇ、ツグさんも熟々俺の事甘やかしにかかるよなァ。んは、似た事考えてンの吃驚しちまったわ。驕りだろうが構わねぇくらいにゃ、充足感のある交流を図って繋がりの強ぇ関係性を結んでやろうって画策してる。…、……なンだよ。良いだろ、偶に二人で浸るくらい。ツグさんからの愛情供給のお陰様で、不安に思う隙がねぇよ。この節は感謝しても足りねぇな。ただ交流の中で後悔してンのが、露店で買ったペアのピンキーリングの描写を欠いちまった所。ツグさんと俺を繋ぐ物理的な赤い糸なら──まあ色は違ぇけど、次点の絡みにゃあ活かしたくね?っつー余談を挟んだけど、こういう風に俺は遠慮しねぇからツグさんも遠慮すンなよ )
( / 悪ィ、ちょい言葉不足だった。最後の方、交流に対してもツグさんに対しても遠慮しねぇようにするからあんたも──って言いたかったンだけど、焦り過ぎて偏った風になっちまってる / 蹴り可 )
( / ただいま、なんか忙しかったよ珍しく。許すも何も幾らでも遊んで欲しい訳だがな…優しさが出てるんだから全く、君ってやつは。好きなところを増やすんじゃない。
正直引っ掛かった部分の目処も明確だし原因はタイミング的に僕なのも了承してるけど正直覚えも無ければ他者に物言いされる所以もないと数日ブチ切れていたのは内緒だよ。まあそこからやり方を変えなければと明確に強い意志で臨んでいる訳だけれど。ベクトルが似ていたなら嬉しいな…?…溜息がハートで出てきそうな気持ちなんだけど。気のせいか身体は冷えてるけど空気は美味しいよいつも有難うございます…背後諸共崇臣くんがいそうな方角に拝んでおこ…。
さて気を確かに持ち直しつつだな。ピンキーリングに関しては勿論覚えてるけど何分物持ちが悪い自分の性分を考えるとチェーンを買って普段は首から提げてる事にしようかなと練ってはいたんだ、大切な時にいつでも付けれるようにしたかったからね。そのうち衣替えの季節になったらコーデに差し込んでおこうとは思ったけど具体的に君はどうしたいか聞かせて欲しいな。 フフ。僕が遠慮してるように見えるかい。こう言っちゃ何だけどこれまでかなり好き勝手やってるしそれに合わせてくれる崇臣くんには感謝しか無いよ、僕こそ有難うをいくら並べても足りないくらいだ )
( / おかえりツグさん。分かる、そういう日ってあるンだよなァ…お疲れさん。埋める外堀がねぇから、直で行くしかねぇんだよ。なんてな。
ツグさんなら上手い事アンガーマネジメントできそうだなァ…いや、俺も其奴がよく分かっちゃいねぇんだけどさ。何にせよ俺達は相性が最高な上に楽しみ上手とは勝手に思ってるし、ツグさんが何かを変える為に勤しむなら寄り添いてぇと思う。んは、想像したら可愛かったわ、そのハート絶対クリアピンク。待て待て、拝まれる程大したモンじゃねぇから…!でも全く違う方角を拝むツグさんが居たら、其れは其れで面白ぇからいいか。
なるほど。俺の記憶が正しければ、ツグさん初の装飾品が揃いのリングになるンだよな。…、なんかソワつく。確かに衣替えの頃合いに更新すンのありだなァ。職業的に手は汚れるから、俺はオフの日に着けてようかと思うけど左右何方の指にするか迷ってる。着ける指で意味合いとか変わるみてぇだし、追々調べとくかな。その好き勝手が俺の“楽しい”に繋がる訳だからすげぇよな、ツグさんって。熟々発想力と行動力に驚かされる。ンな勿体ねぇ言葉貰っちまって良いの?駄目だ、ニヤける。──と、ツグさんの誕生日迎えるまで適当に緩く絡むのもありかと思ってンだけど、そこン所はどうすっかね )
( / 君もお疲れ様。雨なのに勘弁して欲しいね、幸い余力はあるから良いのだけど。真っ向勝負なんだね…何度宛てられてるか分からないやつだ…でも特に困らない。それだけは間違いない。
そうだね、余り感情には振り回されない…とは思っている。こう見えてもね。何故君は僕も思ってそうなことを平気で言葉に出すんだ狡い。クリアピンク良いなと思うけどやるのが僕なので割と複雑ではあるな…。愛の力で方角当てたいけど僕方向音痴だからな…大いにありそうな可能性過ぎて草でしかない。
そうだね、装飾品に関しては初めて…というかアクセサリーの類も普段付けないからレアケースではあるんだけど。確か左の方が意味合い的に良いなあと思った気がするけど、今ある幸せを掴み続けるみたいな。なのでそっちかなあ…?とは勝手に考えてはいたね。 その辺は本当に相性が良いと思える所以だなあ、こうしたら楽しいんじゃないかって思うことに全力で楽しんでくれているのは伝わるから僕も安心して見れているというか。…いや今日も話し過ぎてるね、ああ。じゃあ君さえ良ければ普通に北海道土産でも持って前日入りで君のお家に遊びに行こうかな、それで良ければ僕の方から導入を回していくけれど、)
( / さんきゅ、雨だけはどうにもなんねぇモンなァ。ツグさんが困ンねぇなら今後もウキウキで続けてくけど。飽きずに反応してくれンでしょ、…ね。
流石大人だな、割り切り上手で偉い。まあブチ切れてた報告もついさっき受けたけど。…狡ィ?じゃあ俺が代弁したっつう事で許して。良いじゃん、ツグさんもハートに劣らず可愛いンだからよ。っ、くく…思いっ切り足向けて眠られそうだな。
光栄だなァ、其れが又ペアっつうね…沁み沁みしちまう。マジか、有益な情報さんきゅ。早速左手の小指に着けておくわ。俺らにぴったりだ。ツグさんが時間を削って考えてくれた案に乗っかるなら全力で楽しみてぇし、其れであんたが喜んでくれンなら──とか言おうと思ったけど、純粋に楽しいンだよなァ。そういう事なら頼むかな。いつもあンがとね )
(愉快な身内二人組より預かった小樽の白ワイン一本、白い恋人一箱、タラバガニ二匹が一つの発泡スチロールに入ったものという充分な土産を一纏めにした袋を手提げ部分両手で握りながら何度か訪れている彼の部屋の方へ悠々と屋内を進んでいく。本日は特に理由はないがコンタクトを着用していて視界は何だか何時もより広い気がするもので辺りを何気なく見渡しながら程なく彼の部屋の前に辿り着いて、)…崇臣くん、…あーそーぼ?(どこの小学生だ位呑気な声掛けと共にチャイムを鳴らして見たりなどして)
( / 蹴っても別に気にしないでくれるのは理解してるんだけど此処だけは。…困らないよ、ていうか君が仕掛けてくることって結局僕が嬉しいことの方が多いし内心は…と全てを語る必要はないな。君が望む通りかは分からないけど僕は僕らしく君に応えていこうと思うよ、…ではこちらはこの辺で / 蹴推奨)
( ミルクを垂らした珈琲を相棒に、恋仲より事前に連絡を受け心待ちにして寸暇。飲みきった頃合いにチャイムが鳴り、同時に聞き慣れた耳当たりの良い声に自然と緩む表情の儘玄関に向かい )──いーいーよ、って…随分な量だな。重かったろ( 幾つもの荷物を手にした佇まいに眉顰め / 荷物を受け取る前に一旦迎え入れようと扉を抑え乍ら普段と異なる目元に意識赴き、無作法にもまじまじと眺めてしまい )
本当にクソ重いけどまあタクシー代貰って来たのでそこまでの労力では…、…いやまあご覧の通りではあるが(小さめの蟹が入ってるとはいえ二杯で3kgくらいなのでその他お土産含めれば5kgくらいか、作家程度の腕力では腕が小刻みに震えるレベルで / やれやれとばかり前のめりに扉を潜れば視線に気付き目線僅かに上げると意図は汲み取れず首を傾げて、)…どうした、…一緒に持っていくか?(流石に一人で任せるのは気が引けるのか何となし袋を少し持ち上げながら問い掛けて)
っはは、やるねツグさん。…、…明日くらいにゃ筋肉痛来るンじゃね( さり気無く強かな彼に呆気に取られるも次第に湧き上がる愉快さに朗々と笑い声上げ / 静々と視線下げては小刻みに震える腕に真面目な面差しにて )今日はいつにも増して美人なのな。一体何処の男に逢いに行く訳?( 歯の浮くような口説き文句をやや雑に吐いては、持ち上がった袋を自然な流れで受け取り / 後ろ手で玄関の内鍵を閉め、家に上がるよう視線で促して )
地味に失礼だな君。僕とて日常的に何かしらの力仕事をやっ、…てないがそんなにやわではない。(笑う彼に機嫌も良さげに口の両端緩々持ち上げて / 言葉にしてみたものの凡そ筋肉を必要とする作業が思い浮かばず語調の強さだけで何とか乗り切ろうとして)──…、君よりいい男を知らないから此処にいるよ。それじゃ駄目かい?(意趣返し的に敢えて素直な言葉選びをしながら悪戯めいた微笑一つ浮かべて / 結局は持ってもらう形になれば有難う、と素直に一言添えながら促されるままリビングに足を運んでいって)
…怪しいなァ。つうか先ず筋肉がついてねぇじゃん( レンズ奥の双眸を薄ら細め数秒程見詰め / 俵抱きでも軽々と持ち上がりそうな痩躯に対し疑心を抱き、彼の腹部を試しに掌で押して )──降参。仕方ねぇからツグさんの勝ちで良いよ。普通に喜んじまったのがマジで悔しい( 須臾真顔を保って居たが弛緩する口元を手の甲で覆い隠し / 続いてリビングに辿り着けば袋の中身覗いて )
もう寝ちまったかなァ…遅くなって悪ィ。ツグさん、誕生日おめでとう。作家先生に捧げるには俗っぽい言葉しか持ち合わせてねぇからさ、…その分これ。プレゼントってやつ( 高級感漂う黒の箱に藍のリボンが掛けられ / 中身はブランド物らしき藍色のキーケースで、自宅とアトリエを往復し管理する彼を想ってであり既に一つ引っ掛けられた鍵は自身の──崇臣宅の合鍵で )
筋トレしようと思ったことがない…。うわやめろ何も入ってないんだから (コンタクトにしている本日は気持ち眺める彼の距離感が近い様な錯覚あり視線絡めながら妙にソワついて / 当たり前のように筋繊維の張らない薄ら肉のついた感触しかしないであろう彼の触れる手に言葉でこそ制止するも特に行動は起こさずに ) ハハ、やった。嬉しいのに悔しいなんて君も難しいことをしている。(表情の変化を横目で確認してから瞼の裏に収めるよう一度瞠目して愉快げに口角上げ / 袋の中身は先の通りだが季節柄新鮮味を鑑みてか蟹の方はまだ解凍はしきってない様子で。それを思い出せばリビングのソファに腰掛けながらあ、と小さく音を発し)ちなみに蟹はゆっくり解凍したほうが美味しいらしい、ので。…明日食べるとかでも良いかもしれない。
と、眠気に負けてしまった…勿体無い。──…、! …これ、は。…、良いの?(目に見えて発色の美しい箱を受け取り早々解いて中身を確認すると一つ瞬いて / 鍵とキーケースの間らへんの金具を指二本で挟みながら容易に想像出来る鍵の主へ視線向けながら確認するように尋ねてみて )
ほう…マジで最低限って感じだわ。これから入れるっしょ、お土産見せて。酒の予感がする( 心做しか落ち着かぬ様子の彼と視線交錯すれば、意図を汲んだのか更に距離を詰めるなど悪巧みを仕掛け / 深刻な面差しで沁々と零すも、次点で彼の背後に周り背を押し乍らご機嫌に催促して )だろ?今頃気付いたけど器用かも知れねぇや、俺( 最早振り切っては堂々たる様子で戯言を抜かし彼を倣うよう口端を上げて / 彼の助言に耳を傾け深く頷いた後に其処から導き出される答えに、にんまりと口元に弧を描き問うて )じゃあ自然解凍で良いか。…つう事は、ツグさん泊まってくよな?
ツグさんおはよ。仕方ねぇよ、夜も更けてたし。良いも何も──…あんたに持っていて欲しいンだ。受け取ってくれる?( いつか揃いにした指輪の石を濃ゆくした如き色味のキーケースを指先でトン、と軽く叩いては、微笑に僅かばかりの緊張感を纏い尋ねて )
そういえば君はワインいけたっけ。僕が飲みたいから甘めの白ワイン買って来てもらったんだけど、( 悪い顔をしている彼の面差しに短く瞬きながらもここ最近の心境の変化も現れるか一度息を吸えば少し笑みを深めてじっと其方を覗き返し/ 背中を押されるままに室内へ入り、リビングの机上の袋から取り出すのは蟹の他に入っていた小樽の緑色のボトルに入った白ワインの中瓶とご存じ白い恋人一箱を両手に掲げて見せて)そうだねえ、朝に蟹雑炊にするでも良いかも。…泊まりたいね?勿論。(眼下にある立派な解凍しきらない発泡スチールの中の主に思い馳せていれば何か言わせたげな彼の双眸を上目に捉え / 徐に両腕を伸ばすと緩く彼の腰へと回そうかと試みて、)
ただいま崇臣くん、朝は時間が流石に足りなかった…。…深みのある良い色だな、…ああ、(色が近いことを察すれば首から下げたブルースピネルの指輪をチェーンを外して取り出し、彼へと持つ方の掌差し出しながら)……ちょっと甘えようかな。…付けてくれる?(左手の小指を自分の胸元近くで見せるようにその他の指を折り曲げた状態で示し、首を傾げながら尋ね)
酒なら大概はいける口だぞ。…けど、今まで白ワインは飲むタイミングが中々無かったな。お、有名なやつ( ゆったり瞬いた後に気紛れに鼻先に口付けを落とせば身を引いて / 手っ取り早く酔える安酒を好む質にある為かかの有名な白い恋人共々久しく其の姿眼に映し嬉々として )じゃあそうすっか、贅沢だなァ。手伝ってくれよ。…ン、実はもう準備してる( 立派なカニに一瞥くれるも興味心は一旦仕舞い、万物より優先順位の高い彼へと意識が向き / されるが儘、彼だけに許す距離感にて待ち望む体勢をとって )
おかえりツグさん。返事が遅れて悪ィ、タイミング悪く熱で浮かされてた。折角の誕生日なのに申し訳ねぇ…。朝は賭けだったンだけどそりゃあ仕方ねぇし、気にしないでくれよ。気に入って貰えりゃ何より。…、…?勿論、仰せの儘に。──…どう?( チェーンを外された揃いの指輪を受け取り恭しく受け取り、そっと左手を引き寄せたのならば真剣な面差しで小指に嵌めて / 窺い見るは茶掛かった黒の彼の瞳 )
( / >340の後半で「受け取り」が重複しちまってる箇所があるけど、気にしないでくれりゃ有難い。ちょい誤字脱字多いから気ィつけンね。
今日は1日丸ごと休みだから昨日より返事ができる事と、明日は用事でレスペが落ちちまう可能性があるっつうのを念の為伝えとくなァ )
そうそう、ナイヤガラだね。僕もそんなに飲まないけどこれは結構好きだ、赤ワインみたいな渋みないしスッキリめだから飲みやすいとは思う、…ッもう (視界に彼が覆ったと思えば鼻先に触れる唇の感触あり、彼が退いてから自身の指先で鼻を隠しながら淡く頬を染めて / 一旦全て見せ切ったお土産群は机の空いたスペースに置き直し、手伝いの件には快く頷いて)そりゃ手伝うよ、一緒に朝ごはん作るのも何だか新鮮で良いね。…凄く手際が良いな、もしや予見してた…?…あと、やっぱり少し恥ずかしいな…?(誕生日だし、という言い訳もつく為に積極的にハグなど試みたが想定外に簡単に叶いぎこちなく彼の腰から背を撫でるよう添え直し乍も心音が自分の中で矢鱈煩くそれ以上は動けずに居て)
大丈夫だよ、最近寒暖差激しいからそういうこともあるだろ。…僕もちょっと風邪気味だしなあ。…、うん。──…かなり良い、…有難う。大事にする。(一挙一動静かに見守り、左手に収まるリングを確認するとキーケースを其方の手に持ち直して少しの間眺めてゆっくり笑みを深めて / 瞬きを一度挟んで彼を見つめ直したなら嬉しそうな気色映しながら無意識に軽くキーケースを握り込んで )
( / あは、僕も少し前表現被りあったけど気にしないでくれたじゃないか。そんなに頻繁じゃないだろうし、そこまで気にしてないけど気にしてくれるのが嬉しいから有難う。
偶然だけど僕も休みだから、結構返せると思うよ。そうか、それは覚えておこう。じゃあ個人用の更新作業は明日に回そうかなあ )
へえ、早速飲みてぇけど…俺ン家ワイングラスとかねぇよ。何で代用すっかな。っはは…かわい、( 敢えて唇を避けた愛情表現に頬染める彼へ愛おしさが募り、眦を垂れさせては続いて頬に触れようと手を伸ばし / 壮観な土産にほう、と感心の意含意した溜め息を零し )初めての共同作業──…てな訳でもねぇか。助かるよ、カニ料理なんざ不慣れだからな。んや、勝手に期待してた。もう慣れてくれたかと思ってたンだけど、…初心だなァ( 自身も彼の背へ腕を回し肩口へ顎乗せ乍ら慈愛の色濃ゆい声調の儘に揶揄の言葉を沁々と吐いて )
ン、さんきゅ。今日なんざ一気に冷え込んでるし、病み上がりにゃ辛い日になりそうだ。風邪気味ならツグさんも無理はしねぇ事。そりゃ良かったよ、悩んだ甲斐がある。第三の自分ン家だと思ってくれても構わねぇかンな( 彼の様子に心底安堵すると同時に嬉しさ湧き上がり横顔を眺め乍ら自然と眦を垂らして / 了解の意を込めて一つ頷き )
( / …巡り巡って感謝されるとは思ってもみなかったわ。けど気を付けるに越した事はねぇしね、ツグさんのダーリンとして気を引き締めて努めるよ。
!ンな事あるんだ、すげぇ嬉しいな。とは言え俺の方は未だ微熱が続いてるから、途中ぱったり返信が途絶えたら休息してるって捉えてて。個人用の方に更新あンだ…!楽しみだわ。っと、了解した / 蹴り推奨 )
割って飲むとか…?ビールと混ぜたらスプリッツァーになるからグラス普通のでも良いだろうし。君んちの在庫次第なところはあるけれど、…かわいくはない。 (恋仲が注ぐ目線は通常と変わらず愛おしげなものを伝えるので胸に矢でも刺さるような心地覚えて鼻先から自分の胸元に手を添え直し頬に触れる手に困ったように眉を下げるものの退くことはなく、ただ直視するには度胸もなく。瞠目して緩く口許に笑みを浮かべて)解凍できたらさっと湯に通せばあとは何でも出来ると思うよ、新鮮だし。──…そうか、じゃあその辺も両思いだな。…なんか自分から意志を持って臨むのって結構ハードル高いってだけで別に僕が初心ということではないと思いたいなあ…!( 方に乗る顎先や少し掛かる彼の身体の重みなどの一つ一つに緩やかに自らも安堵覚えていきながら多弁を語るものの一息吐き出すと一度大切そうに回す両腕に少し力を込めて身体を密着させて)
本当に寒くて体内吃驚しちゃうよ、僕の方も用事済ませたりは多少あるけれど無理はしないのは約束しておこう。…フフ、其処まで。…じゃあそのうちご飯作って待ってようかな、…僕からおかえりって言ってみたいし。(一度キーケースを箱に収め直すと上機嫌な面持ちのまま数度短く首肯し手持ちのセカンドバッグにそっと仕舞い込んで)…と、じゃあ貰った情報は其の儘に上のロルに織り交ぜていっても大丈夫かな。
ビールならあった筈。…また安酒になっちまうけど、それでも作れるもンかね。グラスはあるけどその点が不安だな。可愛いっての、禁止?( 冷蔵庫の中身必死に想起して何本か買い込んでいた記憶に縋り、戸棚も一瞥すれば彼の知識頼りで構成されたアルコールドリンクが脳内で完成し。未知の領域に嬉々としては「絶対飲も」 と端的な誘いを齎し / 突然カッと目を瞠る彼の意図が分からずに、驚愕で反射的に手を退けてしまえば動揺した面差しを刹那するも気を遣うように窺い見て )ほう、新鮮だと其れだけでも美味い訳か。んは、嬉しいな。ツグさんは俺の喜ばせ方が上手いから調子に乗っちまう。っはは、思いてぇンだ。でもこの前、…ツグさんに抱かれた時は、エスコートにも見惚れたくらいだったけど( 大して背丈の変わらぬ彼の肩口は居心地が好く、耳殼を薄ら朱に染めぽつぽつと零し乍ら体温を享受しては目を瞑り / 密着する身体に心臓高鳴り僅かばかり腕の中で身動ぎし )
ホンットにそうだよなァ、変な気候しやがって。ンなら安心だな、指切り──…はしなくても信用してる。え、良いの?そンなんして貰えたら、正直すげぇ嬉しい( 思わぬ申し出にパッと華やぎ / 大切に扱われる贈り物に胸の奥が暖かくなり弱く双眸を細め )そりゃあ勿論良いぞ。…と、もう一つ。もしかするとツグさんは「瞠目」の意味を取り違えてる気ィする。敢えての可能性も捨てきれなかったから今回は其の儘対応しちまったけど…良かった?
いいんじゃないか?僕も安く飲んで酔える方が好きだ。あとはマドラーとかあれば、…ああ。ううん、ちょっとコンタクトが慣れないので、(二種類しか使わないため偶に家で作っている己としては二つ返事で口に弧を描いて首肯し、/ タイミング悪く眼球を滑るコンタクトに眼前に手を添えながら勘違いのない様少し振りながら何度か瞬いて調整を試みて )そそ、朝からなら適当に胡瓜切ってオリーブオイルと塩で混ぜても…?…優雅な朝になりそうだなあ、図らずも。…雰囲気で行ける時と行けない時があるからなあ、ままならない…。…良かったんなら僕も嬉しいよ、崇臣。(時間がいつもより穏やかなものに見える錯覚も彼といる時独特のもので、沁々噛み締めながら此方も双眸数秒閉じて / 薄く開いた横目に覗けた彼の耳殻の色合いに触れたくて其の儘面差し近づければ甘えるように短く擦り寄って )
外に何回か出掛けてるんだけど寒いよマジで何着たら良いんだよ…。…ふ、じゃあそのうちお邪魔しよう。大したもの作れないけど、(分かりやすく汲み取れる表情に此方も吊られて愉しげに笑い、)あ、あー本当だ調べたら本当に素で間違えていたよ…。物書きがなんたる失態…ヒィ…。以後気をつけるね、埋まってくる…!良くはないけど僕は反省を活かせるのでちょっと何処かの木に埋まってから復活するよ…(セルフ沈没)
気ィ合うね。安酒ならコンビニで幾つか買ってストックしてあっから、ツグさんの気分で好きに飲んじまって良いぞ。ああ、マドラーならあると思う。…ツグさん、睫長ぇね。綺麗──とか口説く前に俺ぇ…。目ェ乾いちまってンなら、洗浄液と保存液、コンタクト用の目薬は洗面台にあるから、必要なら使ってくれて良いからな( 快諾されてはスラスラと余談も加え述べるが雰囲気こそ喜色満面の有り様で / 恋仲の彼に関しては煩悩が先んじて表面化する為に口説き文句が口から溢れど我に返り、試みる仕草を只見守る事しかできず前述の通り言葉並べては至極心配げに )うッわ、美味そ。っはは、確かにすげぇ優雅。作るのは俺達っつう工程をガン無視すれば、好い飯処にでも来てる気分になンね。…ツグさんって本当に狡ィ大人。俺の理性の心配はしてくれねぇし、あんたの一挙一動に心臓が駄目ンなる。…他所でンな顔ぜってえにしないで。──ずっと、俺だけのモンで居て( 余りに穏和な時間が流れ自身の幸福を形にしたならば、彼の存在そのものだと信じ込まずには要られずに腕に閉じ込め / さらりと黒髪が頬に当たり小さく肩を揺らすも微笑みを湛え癖のない髪を梳くようにして撫でつつも、腹底に渦巻く独占欲を焦れた声音で懇願するかの如く呟いて )
この季節あるあるだよなァ。俺なんざ、毎日適当に羽織れるモン探してる気ィする。「おかえり」つって出迎えてくれる事の方に価値感じるし、料理は二の次で全然構わねぇよ( 馬鹿正直に答えては自身も愉しげに、 )いやいや、埋まンなくていいからな…!誰しもあるし、瞠目の“目を瞠る”と“目を瞑る”って字面からして似通ってるから仕方ねぇよ。反省を活かせる有能ツグさん、木にどう埋まるつもりか知らねぇけど無茶は止めてくれよな。絶対だぞ。
それは助かるけど度数の弱さ関係なく甘い酒は悪酔いしそうなので程々にしておかないと、…揃ってるなあ、流石だ。──…隙を見ては褒め散らかすなぁ君ってやつは。…ああ、戻った戻った。大丈夫そうだよ( 酒好きとしては良い情報だが彼に失態を見せまいとする心積もりもない訳では無く複雑そうに片眉下げて微苦笑などして / 気遣う様には戯れの指摘を添えながら何でも無いという様に少し両腕を広げて肩を竦め) ご飯もイメージ商売なところはあるだろうからね、…僕らなら何料理が似合うんだろう。…、…そうだなあ、どうしても考える前に言葉にしてしまう。言わずにいられないんだ、君にだけは。…何の心配なんだか、する訳ないだろ。……いや君も大概だな、うん……離れるつもりは、毛頭無いから…あの。…ええ…?(身体の形に沿う様に纏う彼の腕の中は居心地良くされるままに / 狡いと形容されては可笑げに小さく喉奥で笑っていたけれど聞き慣れない要望にそんなに求められたこと等経験していない自らは徐々に顔を赤くしながら尻すぼみに言葉を失い嬉しさも照れも交えながら困惑する複雑な感情に苛まれ、一先ずは落ち着かせようとしているのか彼の背をそっと掌這わせ撫でたりなどして)
( / では一旦此方の話は締めようか…勝手にお邪魔する機会も今度作ろうね。まあブレイクした暗黒面の気持ちだけ土に還してきたよ、後は暖かくしてメンタル回復に努めるし多分大丈夫だ…! / 蹴可)
( / 全然気長に待とうとは思っていたけど報告は嬉しいよ、有難う。…心細い?とかなら、一旦中断して短くこういう会話しても大丈夫だよ、…杞憂なら笑っておいてね )
( / …心細いのかもしんねぇ。熟々格好がつかねぇな。綴り途中ではあるけど、あんたのお言葉に甘えて一旦中断させて。後々投稿すっからさ、…ごめんな )
( / 免疫機能が落ちると余計なことまで考えるものさ、…支えるのも僕の役目だろう。全然続きからじゃなくても、時間経って飲んだ後からスタートでも楽しいかもとかも言おうとしてたから柔軟にいこう。 …僕が気にして無いから謝らないことだね、…考え過ぎるな。 こうしたいと願う僕がここに居ることを君が信じてくれたらそれで良いから )
甘い安酒なんて一番悪酔いするもンな。んは、ネットで箱買いしてっからね。褒められた事じゃねぇ気もするけど。褒め散らかしてる訳じゃねぇけど…、…ツグさん相手だとこうなっちまうの、自分でも不思議でならねぇよ。お、そりゃあ良かった( 彼に同調示すも恒例化した箱買いに対しては自嘲的な笑みを湛え肩を竦め / 自覚はあれど溢れ落ちる言葉に己の事乍ら理解が及ばず、指摘にバツが悪そうに首後ろを掻き視線を落として )…考えた事も無かったな、ツグさんの発想って面白ぇ。あんたは和食が似合いそうなイメージがあるよ。焼き魚とかすげぇ綺麗に食いそう。──…っはは、それって俺と差程変わんねぇじゃん。案外その点は同類だったりすンのかもな。……、ふ、悪ィ。困らせた( ぬくい体温に日々の疲れが癒えるようで艶やかな黒髪に頬擦り寄せて / 背を撫でる掌に落ち着き取り戻し脱力した調子で詫び、片手間に撫でていた手を彼の腰元に回し反応を窺って )
( / 背後の心因性のものだろうとは目星がつくんだけど、風邪じゃねぇ分少し厄介だ。弱ってる時に其れ聞くと泣きそうになっちまうね、そンなの駄目なのに。気ィ回して貰ったけど、一応は練れたから置いておく。分かった、無駄に謝んねぇ、…あンがと。言われずともツグさんの事を信じてるよ )
そうなんだよなあ、…で、記憶飛ぶんだ。一度あったけどアレは困る、色々…。…容姿に関しては未だ言及するところがあるのか疑問だね、そろそろ見慣れるとかは…、…見慣れて尚なのか…?(安酒の過去の記憶が底から這い出てくれば少々苦々しい顔をして一度首を横に振り / 自らの腕をそっと下すも片手だけ自分の顎のラインに二本指で添え直し思案げに、そうして出た可能性にまさかねと確認するよう彼を眺めて)崇臣くんはスペイン料理とか似合いそうだね…?パエリアとか出して欲しい。…ちなみに僕はお箸強者では無いから魚は綺麗に食べれません。──…、ううん。…言葉にするのは難しいのだけど、…感情的には嬉しいが一番上だから、悪い気はしていない。( 何でもない会話の最中に似たような仕草で触れてくる彼へ微かに愉しげに息を笑わせ / 渦めいた様々な感情の整理を話しながらに片付けたか深く一息間を置いてからゆったりとした微笑湛えて応え、但しそれも一瞬腰に手を回されたなら吃驚が勝ったようにピンと反射的に背筋が張ったりなどして)
( / 全てを把握できるわけでは無いけど、僕が出来ることなんてこうして僕が知り得る言葉並べることくらいで結構歯痒い気持ちになる。…泣くなよとは言わないし泣いても君が好きだ。…気休めにしか聞こえないかも分からないが、…何時ぞ君が言った様に僕もどんな君でも好きな自信があるんだよ。知っていたかな? …ああ、でも本当に十分な休息はとって欲しい…君が元気ないのはやっぱり心配ではあるからね… )
甘い酒は大概罠だと思ってるわ。ツグさんは泥酔すると記憶飛ぶタイプ?もしそうなら苦労してンな…。…美人は3日で飽きるとか言うけど、全然そんな事ねぇのが証明されたくらいにゃ未だ足りない( 眉尻を下げ同情の意を込めて寄り添うような柔い声音で宥めて / 見飽きる筈もなく疑問と懸念の中間のような其れに首を横に振り、聡明さ感じ得る仕草を何とは無しに見詰め )スペインか、陽気で良いなァ。パエリアって簡単に作れンのかな…今度マジで出したら食ってくれる?…っはは、お揃いだ。焼き魚は難易度高ぇよな。──…そっか…、…安心した。デカい感情を向けられると尻込みっつうか、逃げたくなっちまう人も居るだろ。…ツグさんはどう?加減、…した方が良いのかな( 余裕が生まれたように感じ得た彼の空気感に密かに安堵の息を吐き / 体勢からでは表情読み取れず声音便りになり乍らも緊張感を纏う問い掛けを )
( / ツグさんは充分に心の支えになってる、…これは世辞でも無いからな。一晩寝て熱も下がったし、原因も解消できたからもう心配要らねぇよ。けど、どんな俺も大切に思ってくれてすげぇ嬉しい。休息はあんたと喋り乍らでも摂れるから大丈夫だぞ。悉く心配かけてごめんなァ )
食べ合わせによるらしくて。一度辛いもの食べながら加減なく飲んでたら3時間くらいマジで記憶無かったな…なので其処だけ気を付けている。…当たるとは。…ハハッ、物好きめ (二の舞にはならない様行動はしている筈、故に特段何でも無さそうに口角持ち上げて / 視線絡まる彼へそっと目を細めながら探偵ポーズの掌下ろしてからこれもまた惚れた弱みか、仕方なさそうに眉根下げて一笑差し向けて ) どうなんだろ、作ってくれたらモリモリ食べるけど。…皮もそこまで得意じゃないし骨取るのも怠いしねえ。──ありふれた『普通』に僕は居るのか?…そうじゃないだろ、…良いことを教えてあげようか、(淡々と言葉を並べる最中に一つだけ違う風体見出せば少しばかり眉を顰めながら呆れにも似た息を吐き / 背中に回る自らの手の片方を彼の後頭部に添え直しながら指先で短く撫でて僅かな呼吸を挟んでから、)…言ったろ、…君が初めて確り愛した人だと。染めるなら今のうちだぞ。(己で言うにも流石に恥ずかしさ募り、頬に朱を染まるのに煩わしげにしながらも本音を吐き出し)
( / そうなの、当の本人あんまり実感ないけどそれなら良かった。具合が快方に向かってるなら安心だ、…そりゃあまあ、当たり前にというか。…こっちでも照れてるの何…!! …って言うのは、さておき。心配してるけどそれが僕の如何なる負荷でも無いことだけお見知りおきして欲しいかな。どんな日本語だこれ。…じゃあ、此方は蹴ってくれても構わないからね )
食い合わせなんざ考えた事無かったけど、恐ろしいもンだな。ちゃんぽんして吐いた俺のエピが可愛らしく思えるわ。物好きで悪ィね、其れでも現状に満足してンだ( 相反するように深刻そうな面差しで彼の話に耳を傾け身震いする素振り見せ / 垂れ目の眼を一度瞬いて反応を窺えば得意げに告げ )あ゛ー…結構手間なンだな。最近料理の勉強してっから、もう少し腕を上げてからになりそうだ。其れは──…っ、( 眉間に皺を拵え悩ましげに唱えては数拍、意思が固まったのか幾分か前向きな調子で相好崩し / 後頭部に触れた手に一瞬身を固くし言葉詰まらせるも優しげな手つきに息を吐き )…あんたのダーリンは、あんたを骨の髄まで確り染める心積りだ。覚悟しとけよ( 寄り添い触れている頬が熱い事から彼の表情を察し緩慢に瞼を伏せ / 一度抱き締めたのならば迷いなく発した言葉に確固たる意思を漂わせ )
内臓が刺激物摂取し過ぎて限界だったのかな…原因は不明だよ。──…僕も君の笑った顔とか手の形とか好きだよ (とある日の自分の記憶は霞みがかっている為に悩ましげに一寸眉を寄せたが気にすることなく直ぐに解いて平素の表情取り戻し / 耳を傾けていれば彼の好きなところを衝動的に言いたい欲に駆られはにかみ含めてそっと笑いながら其方を眺めて )そうなんだよ、豪快そうに見えて工程が多いよねパエリア。…飲兵衛に優しいスペイン料理ならアヒージョとかは手軽で良いよね。…よしよし、…(思いつく限りの料理名口に出せば酒に馳せる思い強まって表情緩くなり / 怯えにも似た動作を見せる様子に特に気に留めることもなく慈しみを織り交ぜた声音落としながら緩やかに何度も彼の頭を指先で撫でて、)…、良い殺し文句だね。…何でもやってみてくれ、楽しみにしているからさ (意思の強そうな発話に心強さ感じた為にか恥じらいも少し解けて代わりに嬉しそうに柔く唇に弧を描き / 応じるように此方からも少しばかり力込めた抱擁を返し、顎を引いて顔を少し持ち上げると横目に彼の面差し映そうとして )
( / おはよ、ツグさん。先日報告した通り、昨日は諸用で顔出せなかったから、返事がちょい遅れる事を許して欲しい。本日中には必ず投稿すっから待ってて。以上、あんたが恋しい俺からの一報でした )
( / おはよう崇臣くん。図らずも僕の方も背後が忙しかったからそこまで待ってるという感じは特には無いね、…そんな些細な事で僕は怒らないの知ってるくせに。…今日もどうせ夜までは僕は仕事だから、ゆっくりで全然構わないよ。…ではまた後で、…何可愛いこと言ってるの、全くもう…! )
それは大いにあるなァ、ツグさんは食生活って頓着しねぇの?んは、其れ実はよく言われるけど──…ツグさんに褒められンのは結構な特別感がある( PCと睨めっこしている姿は幾度も見覚えがあれど改めて問う姿勢は僅かばかり心配気であり / 照れ臭げに掌に視線を落とし脱力した笑みと声調で沁々と )アヒージョなら簡単だわ。今度ラスクでも買っておくかなァ。…、……ツグさん、( 料理名と合致する其れに付け合せを考案し / 繰り返す優しげな手つきに絆され次第に肩の力抜けば甘えるように小さく彼の名を呼んで )気付いたら俺無しじゃ駄目ンなるくらいにゃ励まねぇと。…楽しにしててくれンだ?やっさしいな( 戯れ半分喉奥鳴らすように肩揺らし笑み / 似通った事を思案していた模様で、抱擁の力を加減し少し身体を離せば正面に来たるだろう彼の顔をそっと窺い見ようと )
( / 思いの外早く返せたから置いとく。休日出勤キツいよなァ、夜また話せンの待ってるから頑張れよ。…恋しかったのはホント。けど余り無理せずにな / 蹴り可 )
外食はそこそこにバランス気にするけど、酒と珈琲とちょっとつまめるものがあれば割と適当になってしまうな…。美味しいものは好きなんだけどね。…大衆に迎合してしまったか、…持ち帰って改めて褒め言葉のプレゼンを練り直そう (下手をするとナッツ類と飲み物で食事を諦めていた日もあることを脳裏に描いては気まずそうに目を徐々に逸らしていって / よく言われると聞けばム、と唇真一文字に結んで眉を寄せながら恭しい調子で述べているが最終的には冗談らしく口角持ち上げ ) フォカッチャとかフランスパンとか…生地に染み込ませて一杯やりたいよね。 ──…なあに、崇臣くん。(具材にも寄るがペアリングのパンを想像するだけでも美味しそうで思わず表情緩んだりなどして、/ 呼ばれながら両手は彼の腰に添え直し、双眸伏せながら殊更愛しげに応じて)そこまで寄り添うと僕の威厳が無くなるのも如何なものなんだ…?…君がする何もかも、僕の想定外のことが多いんだけどね。優しいっていうか僕の好奇心の延長線上に君がいるような、…でもちょっと恥ずかしくはなってきたぞこれは、…飲まない?(威厳があったことの有無は棚に上げて疑問げにのんびり半眼差し向け / それ以上のことだってしてきた筈だが長いこと素面で密着することに慣れていないのに気づいてしまい謎に気恥ずかしさ増し、言葉終わりにいくにつれ弱い語調になりながら一旦酒宴へと誘う提案を一本指を立てて尋ねて)
( / ただいま崇臣くん、実は僕としては休日出勤という感じでは無いんだな…これが普通というか。だから平日の変な時間に偶にポップしてるというか…。と言う訳で頑張ってきたし明日も休みだし余力もある、良いことづくめだ。 …マッジで最近の君どうしたの供給凄くて僕は良い意味でキレている!変な声出そう!! って言うのは別に良いんだけど全然…、…と、相談。Cのイベントでもプロローグ小話出そうと思うんだけど崇臣くん出していい…?まだ本決まりでは無いんだけど、一応ね )
確かにそんなイメージあるわ。仕事の片手間に飲み食いしてるのも見た事ある気ィする。──こりゃあ、“ツグさん健康体化キャンペーン”を開催するしかねぇ。…や、あんたに言われンのは特別だから練り直さなくていいのに( ほろ苦い告白に幾度か首を縦に振っては同意を示し、次いで安易に想起できた場面を指摘 / 天啓が下りたように恋仲にとっては幸か不幸か不明瞭なイベント名を零し / 事実特別味を帯びた言葉に感じざるを得ず、冗談と理解していれど引き留めてしまい )すげぇ良い案出してくンじゃん…、ありだな。フランスパンは兎も角、フォカッチャは店で見ねぇよなァ。…作る?──呼んだだけ。あんたの名前さえも好きなんだ、継彦( 釣られ表情緩めるも引っ掛かりを覚え顎に片手添え小さく唸り / 受け止められた事に安堵の思いで胸奥温まれば何物にも変え難い程愛おしい彼の名を呟き )大丈夫だろ。何だかんだ言っても、ツグさんって主軸が確りあるタイプだろうし。っはは、期待されてンのか、期待を裏切ってンのか分かんねぇなァ。好奇心の延長線上、何故かそう思われてる事に納得してる俺がいる──…し、それには賛成( 楽観主義な面をチラつかせ乍ら呑気に笑み / 彼の提案に対しては遠慮なく首肯し最後に体温を奪おうと身を寄せた後に解放してやり )
( / おかえり、ツグさん。待つ手筈だったのにどうしてもタスキルできねぇ用事が明け方まで入っちまって、直ぐ返事ができず終いで悪かった。今日はのんびり過ごすから、返事の頻度も高ぇと思う。──と、そうなンだ。成程な…、世間様の大半が休日なのによく頑張ってるよ。お疲れ様。んは、供給て。俺そんな張り切って見える?…、…駄目だな、積極性も程々にしねぇと。おう、好きなように使ってくれよ。つうかもう、許可なんて要らねぇってのに。でも楽しみかも知れねぇわ、喩え本決まりじゃなくてもな )
ええ…。健康とほぼ無縁なんだが。今からでも間に合うんだろうか…?…、…言い換えるか。他の誰とも違う言葉を君に編みたいんだ。…ま、すぐでは無いと思うけれど (バレてそうなことに観念すれば視線は彼の元へ観念したように戻っていって / 自分に降りかかるイベント名には苦々しい雰囲気醸すもどちらかといえば大して変わらないのでは、という疑念の方が強そうに眉を寄せて / 何気ない発話だが明確に実行することを約束するよう静かに笑いながら彼を見定めて)…!作ろう、出来立てフォカッチャ食べたい。 っそ、う…。……そっか、──うん。(それだと言わんばかりに指を鳴らし首肯して / 久しく聞いた彼から聞く自分の名前への感情に当てられるように頬に熱が篭るがゆっくり呼吸を落とし馴染ませるようにもう一度鈍く頷いて)褒められている…有難う。…君は僕の期待を裏切ってきた時が無いよ、残念ながらね。…ま、とりあえず。ちゃっちゃと酒の用意だけしよう…(軽く迫った彼の体躯に嬉しそうに目を細めて応じ、身体が離れればのんびり白ワイン片手にキッチンの方へいき、食器の類を彼へと確認しながら酒の席の用意へと移行していって)
( / おはよう崇臣くん。リアルの用事はお互いどうしようもない事はあるだろうし気にしなくて構わないよ、でもお心遣いは感謝でいっぱいだ。僕の方はちょっと知人と出掛ける用事があるのでこれ以降は少し間が開くかも…? 土日休みよりは平日の方が人が混まないので割と生活リズムとしては気に入ってるけれど君がそうして褒めてくれるのは嬉しい…君だって大変だろうに、お疲れ様だ。 張り切るというかなんだろ…言葉が難しい。でも悪くは捉えてないよ、興奮に近い。変な人過ぎるな、感想的に。 一応確認しておかないと気が済まなくてね、じゃあ覚えておくよ。 …と、あと上のやり取りは一旦時間飛ばしてもいいようにはしてみた、ので。端折っても時間経過させても、或いは締めても大丈夫だよ )
何かを始めるのに早いも遅いも関係ねぇって。でもツグさんの個性…つう表現で良いのか分かんねぇけど、其れを潰す心積りはねぇからね。考えといてやるよ、くらいに思ってて。…その心遣い、充分嬉しいけどなァ( 気遣い半分敢えて朗々と口端上げ釘を刺すように添えて / 真っ直ぐな眼差しが擽ったくもあり終ぞ視線を下方向に落とすも、緩む唇から零れた発話は紛れもなく本心で )ッし、作り方調べとくか!マジの最悪、似た味の別モンが出てきても食ってくれよ。…久々にちゃんと呼べた。待たせちまったかな( 既に不穏な空気漂うも作成自体は心に決めた様子で視線を送り / 噛み締めるような相槌に眦を蕩けさせ其の様子を慈愛の笑みを湛え満足気に眺め )其れもそうだなァ。今夜はゆったり飲まね?酒の肴になるかは定かじゃねぇけど、ツグさんに話してぇ話題なんざ山程溢れてンだ( 痩躯の背中を追い乍ら機嫌よく述べ / 彼を手伝うように準備に取り掛かる今宵は、普段より幾分かしっとりとした酒の席になるであろう )
( / そう言って貰えると気持ち軽くなンね。…あんたの言葉にはいつだって安心させられる。お、気ィつけて行っておいで。知人さんとも楽しんでなァ。んはは、じゃあ此処はお互い様っつう事で。へえ…興奮に至るもンなのか。そンならもっと頑張らねぇと。っはは、ツグさんらしいな。律儀で宜しい。個人的に程いいと思える箇所で締めさせて貰った、けど…慣れねぇ。次点はまた雑談でも、新たにストーリーを展開しても面白そうだなァ。その辺りはツグさんが手隙の頃合いに、追々と相談できりゃありがてぇかも。何にせよ、無理はせず俺達らしくやっていこうな / 蹴り可 )
( / ただいま、っと。はちみつ味のジンビームがあって買っちゃった…ご機嫌な僕だよ。締めって慣れないよね、結構リアタイで適当に切る方が多いからこういう置きレスの終わるタイミングが難しいというか。
それで、次どうしようって話だったか…イベントはもう少し先に置いておきたいなら雑談でも良いのだけれど、君の方で何かやりたい事はあるかな。結構僕が先行して色々出し過ぎてないか実は気になっていて。リクエストあれば応じてみたいなって気分なのでちょっと伺ってみたよ )
( / おかえり、…もっと遅くなると思ってたから余裕で惰眠貪ってたわ。うッわ、絶対美味いやつだろ。いつもツグさんが綺麗に纏めて〆てくれるから、ちょっと甘く見えた点はある。正直ムズいわ。あんたへのリスペクトが跳ね上がったよね。
そうだなァ。時間を貰って良いなら俺もイベント案を投下してみたいかも。…とは前々から思ってたけど、すげぇメタい事言うと、ここ最近微熱に浮かされて頭がよく回らないンだよ。だからイベントは後々にとって置きたい。我儘っつうか自分本位で悪いンだけど、流れの儘に雑談しつつ交流してぇな。場面を指定していいならば、意外と俺達に馴染みのない朝のちょっとした場面だとか。俺が仕事に送りだして欲しい、つう下心は勿論ある )
( / フフ、その割に早めに気づいてくれて僕は嬉しい。ランチと買い出し付き合っただけなので思ったよりは早く終わったんだ。レモンフレーバーの炭酸水はあるからハイボールにしたら勝ち確すぎる。綺麗にと称賛してくれるけど毎度正解は良く分かっていないよ僕も。ここら辺かな、で適当に〆たらいいんじゃないかという雑な頭で何時も僕は勝手に終わっていたので重くは考えなくて良いこととは思うね…?
ほう、君からの企画立案…そんなことを考えていてくれてたんだ。勿論君の快方次第で投下してくれたら僕は嬉しいし、記憶に留めつつ心待ちにするとも。朝の1シーンか、確かに無かったね…じゃあご飯とかの工程はすっ飛ばして珈琲飲んだりして君が仕事に出るまでの合間のちょっとした所とかから始めていくかい? )
( / 起きたら此処確認する癖ついちまったンだよ。喜んでくれンなら何よりだわ。そっか、でもまあお疲れさん。今日は風強かったろ、痩躯のツグさんは大変だったンじゃねぇの。正直羨ましい…、蜂蜜レモン美味いもんなァ。ん、考え過ぎねぇ事にするわ。でも見習ってはいる、ツグさんみてぇに上手く纏められるようになるのが当分の目標。
頼りきりじゃ悪いだろ。ツグさんが投稿してくれた案を消化したら、俺も改めて練ってみようと思ってる。其れ良いな。朝食含めちまうと弛れる可能性が高いし賛成。ただ、熱が地味に上がって来てるからレスペに関しては、普段より遅くなっちまう事は伝えとくなァ )
( / ん゛んそうですか!…最近照れギレ多いな、落ち着け僕。そうだねえ、風強いわ乾燥凄いわで目がパキパキだよ…。…飛ばされると思ってる?僕はたんぽぽの綿毛じゃないぞ。そうなのかあ…、…うわあ撫でたい…。どうしてくれるんだこの感情の置き場のなさを…。…にやけるね、正直。
フフ、頼ってくれても僕は重荷とは捉えないけどね。でも見たい、って欲も正直あるから君の気持ちに乗っかろうっと。ああ、体調あんまり思わしくないんだね…把握した。此方も地味に持ち帰った作業を消化しないといけないからのんびり待ちながら返していくとしよう。…じゃあ僕の方から開始しようか?後手の方が恐らくはやりやすい…気はするけど )
( / 其の感情を包み隠せてねぇ照れギレ、俺は可愛いと思うけど。今日はコンタクト乾くよなァ…。体温冷めねぇか、何となくベランダで風に当たったりしたから分かるわ。…たんぽぽの綿毛みてぇなもンじゃん、…っふ。そこら辺に捨て置いてくれりゃ、後で崇臣くん回収しますンで。リスペクトしてるのは嘘じゃねぇから、心に留めて置くように。…んや、何で俺が偉そうなのか分かんねぇな。回復に努めるから楽しみに待っててくれりゃ嬉しい。上がりきっちまえば俺の勝ちなんだけどな、未だ寒気がする。ン、俺との会話なら片手間で良いし、…こうして話せるだけでも結構心強いし嬉しいもンだからなァ。悪ィ…、お言葉に甘えて、初回頼んでも良い?俺としてはいつでも大歓迎だから、あんたの気が赴く儘でな / 蹴り可 )
(ノートPC一枚持って何とは無しに転がり込んだ日の翌日。朝食も食器の片付けも一通り済んだが身支度というものが必要とされてない己はといえば髪は梳いたものの未だ結う事はなく顔に掛かる毛先を鬱陶しげに指で払いながら仕上げたアイスコーヒーの入ったサーバー片手にキッチンから首を傾げて、)…崇臣くん、まだ時間大丈夫だよね?…珈琲淹れたけれど飲む? (朝に弱い男は未だ少し残る眠気帯びてるのか珍しくぼんやりめな口調で伺い立てて)
時間はまだ平気だな。あー…アイスだったら飲みてぇかも( 普段と変わらない朝──という訳でもなく、本日は仕事を抱えていると同時に恋仲が泊まりに来ており / 珍しく早起きをして恋人と共に朝食を頂戴し、後はヘアセットを完成させれば直ぐにでも家を発てる程準備も進んでおり。洗面台に向かいすがら、まだ浅い箇所で意識を揺蕩わせて目覚めきっていないような色を濃ゆく纏う声に一旦足を止め )
そう、じゃあ君の分も用意しておくから準備は済ませてきなよ。…、待ってるうちに寝たりはしないから(グラスに二人分手早く等分に注ぎながらも彼の支度を阻むのは本意ではなく足が止まる様を横目に一瞥したならば微睡を払拭するよう短く何度か瞬き / 視線を添え直すとゆっくり肩の力落としながらいつも通りの軽口並べて)
助かる。…急いで準備して来るからなァ。まあ眠り姫になっても起こす気でいるから( にまり口端を釣り上げ宣言と共に軽口の応酬を。颯爽と洗面台を目指しアイロンを温めれば慣れた手つきで頭髪セットし / 舞い戻れば第一にグラスに注がれたアイスコーヒーに自然と喉が鳴り )
僕は別にゆっくりでも構わないのに。…は、誓いのキスで起こされるのか。じゃあ寝てようかな、… (冷やす用にいれた氷がグラスの中でカラカラと鳴るのを見下ろしながら自分の発話を振り返り気恥ずかしさに暫し瞑目して堪えること数秒有り、/ 恋煩い抱えたまま嘆息吐き出し、気を取り直すように平素の表情に取り繕い直しながらリビングに移動しつつ丁度隣に彼が訪れるタイミングではい、と一言添えてアイスコーヒーのグラスの一つを差し出して)
違ぇの。ツグさんと過ごす朝を堪能してぇだけ、ゆっくり支度すンのは勿体無い。っくく、もう遅いだろ。次回以降試してみっかなァ…キスで起きてくれるか心配だけど( 氷の小気味好い音と共に思いの外ロマンティックな要望に朗々とした笑み零しつつ首肯するも、微睡みに浸る中起こす行為に若干の遠慮の意を抱くが軽口で覆い / アイスコーヒー受け取れば遠慮なく隣へ座して早速何口か嚥下、冷えた水分が四肢に染み入るような感覚にホッと一息吐いて頬を緩め。彼の心情は綺麗に取り繕われた表情で気づく事ができず終いで )
( / 向こうではああ言ったけど、発掘した解熱剤が効き始めたから返事置いとくなァ / 蹴り可 )
──……ッ、(言い切る彼の発話に呆気に取られるように一瞬言葉を失い、緩む顔を抑えるよう鼻下を片手で覆い、)場合によっちゃ起きないかも知れない…、…その時は追加で何か試してみてね、多分起床コマンドはあるはずだから(実際の自分の寝起きの悪さに思案げに渋い顔すれば緩々髪を靡かせるように振り、 ゲーム攻略的なノリで応じ / ソファに上肢凭れながら隣の彼を一瞥し、次いで窓から差し込む朝の光をぼんやりと映した。此方も珈琲を数口分静かに喉を潜らせれば微な息を落として )…早起きとか本当に久しぶりにした気がする。(特別何を考えるでもなく彼に近い方の肩口寄せ触れようとする動作しながら独白めいて小さく零し)
なァ。これ本音なンだけど、…届いてる?( 顔の一部の面積を覆い隠してしまった彼に、僅かばかりの追い打ちを仕掛けてはそろりと窺い )んー…擽るとか、鼻摘むとか?グリム童話だか何だかの白雪姫は、喉に林檎の欠片が詰まって仮死状態、王子様のキスで驚愕の余り復活!みてぇなのは聞いた事あるけど、ツグさんも詰めとくか、何かしらを( さらりと靡く髪に一瞬視線奪われるも、言葉進むに連れ段々と冗談沁みた不穏な話を説いて / 普段飲む頻度の高いホットより頭のモヤが晴れる錯覚に陥る程よく冷えたアイスコーヒーに舌鼓を打ち )中々悪くねぇっしょ?( 口端を釣り上げ満足気に言葉放ち、彼の動向には拒絶反応示す訳でもなくされるが儘に )
…、…あんまり見ないで、君最近謎の発光してて眩しいんだよ…(煩わしげに細める視線の意図を音に乗せて溢しながら質問には意地悪なのか答えず / 自身の顔面覆っていた手を離せば手の甲を其の儘彼の頬に押し付け視線を強制的に外させようと試み、)擽るのは最悪手が出そうだけど。…あれって毒とかで昏倒してたんじゃなかったのか…、…詰めるなら美味しいものがいいなあ…巨峰とかかな (どれも特別魅力的な提案と言う訳でも無いが横目に彼を映しながら緩々愉しげに返答し / 飲み慣れた冷たい黒い液体を半分程無くして行けば頭も冴えてきて幾分姿勢を真っ直ぐに正しながら、)…一人ならそうも思わないけど。…そうだね、…出掛けてしまうのが寂し、──………ええと。…聞かなかった、ことに、…(『寂しいくらいだ』、と本来なら出かけていた唇を指先数本で隠しながら勝手に自爆して面差しを鈍く下げながら到底自分の発話とは感じざるを得ない瞬間を経て戸惑いと気恥ずかしさ半々に頬が紅潮していって )
っあは…!発光してねぇって。ツグさん、俺の事どう見えてンの( 呆気に取られて数拍堪え切れずに肩揺らし笑えば、されるが儘抵抗はせずともツッコミをひとつ )わお、暴力的。擽りに弱いっつうのは、良い事聞けたなァ。そうそう、ディズニーで映像化されてンのはそっちの童話。2パターンあるらしいぞ。ふ、巨峰は柔らかいし飲み込んじまうかも( 愉快そうな声音に無意識下で眦緩める面差しは彼限定で向けられるもので / 最後の2口程呷るように喉奥に流し込み充足感に満ちた表情を宿しグラスをそっと机上に置き )──…そんなの無理じゃねぇの。聞こえちまったもんなァ。其の我儘、叶えてやりてぇとか思っちまうじゃん( 彼の素を垣間見る発話に瞠目しアイスコーヒーで冷えた喉を摩り、最後の一文で隣に座す彼を見据え / 俯いた頬が火照っている事に気づけばそっと顎に片手添え半ば強制的に此方を向かせて )
…錯覚だと思うけどなんか偶に眩しい…、…気がする。…一定条件下においてだけなので、生活に支障は、…動悸は早まるので微妙なところだな?(弱い力で彼の頬に指先押すも何処か触感を楽しむそれに変化しつつあったので趣旨の差異に自分自身に疑念めいた表情を醸しながら一旦静かに腕を引いていって )…っ、ええ、…やるなよ?…成る程、童話って同じ話でも別の解釈あるよね。シンデレラも嫁いだのち継母達の目が何故かカラスに抉られるとかあるし。…喉狭いから僕は咽せてそのまま死ぬ気がする…(良いことは此方にとっては都合悪く釘を刺すように頭を軽く傾げ、 / 同じタイミングくらいで容器を空にすれば此方も机上にグラスを置いておき )……本当君と付き合っていると自分の変化なのに僕が追いつけない、…ッ !…い、ま。…見せれる顔、を、していない…(言葉を組み立てて声に連ねれば何れ落ち着くかと上の空に次に吐く台詞を思考する最中に彼の片手に顎先掬われ相対する双眸の色に目線は奪われて / 思考は完全に停止して朝の空気を噛むように幾らか動くが上手く音にはならず、幾許恥じらいを覚えさせられ頬の熱は増して恥じらいから力を込めて瞑目し )
「だと思う」じゃなくて、其れちゃんと錯覚なンだよなァ…。──なァに、もう少し接し方を友人寄りにした方がツグさん的にゃ楽?( 頬を弄ばれされるが儘に大真面目な面差しでぴしゃりと言い退けるも中々シュールな光景が生み出され / 須臾面持ち変えず黙りこくったと思えば小さく息を吐いた後に妙に静かなトーンで尋ね )なんつうンだっけ、…即落ち二コマ?あれみたいにすンのが正解なンだろうけど、俺あんたに甘いンだよ。しない、つうかできねぇが正解。そうそう、ンな感じ。童話の語り手一緒だろうなァ、其のえぐさ。…ンな細いの。心配になるンだけど( にまりと口端持ち上げるもそれは直ぐに微苦笑に切り替わり、力なく一度彼の頬を撫でては腕を下ろし / それは徐々自宅を発たなくてはならない合図でもあり、無自覚に名残惜しげな表情を浮かべ赴く儘に隣人の横顔一瞥し )そりゃあ不便に作り変えちまったなァ。恨むなよ、最初に受け止めてくれたのはツグさんなンだから。…っはは、なンだ、全然見れる顔してンのに──…なァ、一つ強請っても良い?( 形の良い瞳に見据えられ惹き込まれる錯覚に半ば陥り態とらしく眉尻を下げ / 唇を親指の撫で乍ら凡そ朝には似つかわしくない熱っぽく焦れた声調で小さく問いを零し )
「だと思う」じゃなくて、其れちゃんと錯覚なンだよなァ…。──なァに、もう少し接し方を友人寄りにした方がツグさん的にゃ楽?( 頬を弄ばれされるが儘に大真面目な面差しでぴしゃりと言い退けるも中々シュールな光景が生み出され / 須臾面持ち変えず黙りこくったと思えば小さく息を吐いた後に妙に静かなトーンで尋ね )なんつうンだっけ、…即落ち二コマ?あれみたいにすンのが正解なンだろうけど、俺あんたに甘いンだよ。しない、つうかできねぇが正解。そうそう、ンな感じ。童話の語り手一緒だろうなァ、其のえぐさ。…ンな細いの。心配になるンだけど( にまりと口端持ち上げるもそれは直ぐに微苦笑に切り替わり、力なく一度彼の頬を撫でては腕を下ろし / それは徐々自宅を発たなくてはならない合図でもあり、無自覚に名残惜しげな表情を浮かべ赴く儘に隣人の横顔一瞥し )そりゃあ不便に作り変えちまったなァ。恨むなよ、最初に受け止めてくれたのはツグさんなンだから。…っはは、なンだ、全然見れる顔してンのに──…なァ、一つ強請っても良い?( 形の良い瞳に見据えられ惹き込まれる錯覚に半ば陥り態とらしく眉尻を下げ / 唇を親指の腹で撫で乍ら凡そ朝には似つかわしくない熱っぽく焦れた声調で小さく問いを零し )
( / 悪ィ、脱字が気になっちまって…此方に返事くれりゃ有難い )
自覚していても濁したいことってあるよね…。…そ、っれは…、…嫌だな。…ちゃんと恋人がいい。(意識にはあったようで苦笑しながら緩く肩を落とし / 方向転換の意見には少し慌てた様子で目を一瞬見開いたりした後、一息挟み落ち着いた否定をし。恐らく自分からしても珍しい類の我儘を音に乗せながらも彼の方へ双眸細めながら向き直り、)…なんかどっかで見たなそれ。…ハハ、僕の恋人が優しいったらない。そう言うところも好きだよ。…童話なのに人間の光と闇を見せるのって何なんだろうね、親心的なものなのかな。知ってたら苦労しないみたいな。…液体でも変なところ入ると死にそうな咳き込み方するぞ僕は。なので一口で沢山食べるとか出来ないんだ…、…ちゃんと気をつけているから問題はないよ。(彼の表情から滲む温度感的なものが好ましくのんびりと微かに口角持ち上げながら眺めたりして、/ スマホに映る時計の表示からそろそろ頃合いなのは察すると双眸を彼へ引き戻した矢先に見えた面差しに気取られ数度鈍い瞬きをして )恨んでないけど形容し難いなあこの気持ち…! …っぅ、…な、…何…?(思い通りにいかない煩わしさとそれでも良いと思ってしまう自分の複雑性にただ眉を顰めることしか出来ず、ただ自己嫌悪げに鬱陶しさ孕んでぼやき / 顎から下唇へ移動する彼の指先に瞳を閉じてることにより敏感に反応し上体短く跳ねさせてから滅法甘く聞こえた声音に恐る恐るといった調子に双眸こじ開けながらも誘われるままに恋仲の答えを耳朶が焦がれ待って )
大人って大変だなァ。…ン、じゃあ今まで通りで。ちゃんと教えてくれてあンがとね( ひとつ瞬いて沁み沁みと零し、歳上の恋仲を労り半分不思議そうに眺め / 視線交錯すれば別段反論せず素直に肯定の意を示す為頷いて。彼の頭に掌乗せ其の儘軽く幾度か柔い力加減でぽんぽんと叩いては機嫌良く双眸を細め )そりゃあ優しくもする、…俺だってあんたの事好きなンだからな。ツグさんが分析してる、あは。でもその側面はある気すンね?…、…其れ嚥下機能の低下じゃねぇの。落ち着いて飲み食いしたら治まるよ。私生活で問題ねぇなら良いけど…( 穏和な面差しに落ち着く心地を覚え未だ掌に残る温もりを逃すまいと膝上で柔く拳作り / 顔を併せる形になれば少々照れ入り交じり、長い睫毛が影落とす彼の目元を直視する事できず終いに視線を僅かに逸らし )んは、じゃあツグさんが名前つけちまえば。──…ね、ツグさん。今日も頑張って来るからさ、…キスして、……欲しい( 朗々とした笑みを湛え無茶振り振るも発話する当人は至って楽しげに / 柔い唇の感触に高鳴る心臓の存在は悟られまいと至極普段の調子を装うも、緊張感を纏った挙げ句尻窄みになり乍ら我儘を述べ )
客観視してるけど君も立派に大人だぞ…?──…、お礼言われることはしてないし僕は敗北感があるので不服だ…(他人事のような言葉に何となし引っ掛かりを覚えて片眉寄せながら / 謝意述べられようと特別素直を売りにしている訳でも自らは視界に映るご機嫌な恋仲を少し悔しげに目を細めて一瞥した後に外側へと視線逸れていって)…フ、知ってる。…結構どうでもいい話なのに考え過ぎてしまうのは僕の短所かもね。…嚥下機能ねえ、でも変なところ入って死ぬほど咽せるのは昔からだよ。…君って僕のこと考え過ぎている時無い?…気のせい?(滔々語らう朝の時間というのも彼とのものは居心地が良く視線端に見えた彼の動作は微笑ましいものだったけれど言及せず、瞼の裏に収めるよう一度緩慢に瞬いて / 持ち上げた目線と同時にふと心中持ち上がる疑念そのままに声に発しながら彼の肩口を悪戯に人差し指で軽く突っついて) ええ何それ…覚えてたら名付ける。…、…珍しい。……どのくらい?…相場が、…分からないけど。(自身でも解し切れてない感情の名付け等すぐには浮かばずあからさまに怪訝な面差しして / 率直な感想が口を吐きながらも自分に近い方の彼の掌から指先へ這い上がるように五指を絡めていって。背筋を少し伸ばして面差し僅かに傾けたなら様子見程度に目を閉じて軽く触れ合う口付け施して)
……いや、年数的なもンじゃなくて、ツグさんの経験値に未だ追いつけてねぇなって。内容は兎も角して、教えてくれたンなら礼は一旦言わね?( 心中の言語化をすべく思考巡らせ乍ら並行して発話して / 一瞬放たれた言葉にきょとんと呆けた面構え。灘らかな視線は端正な彼の横顔を射止め、理解及ばずとして小首を傾げて )いいンじゃね。そういう面もあんたらしくて好きだよ。へえ、…心配になるな。ゆっくり食べ進めたら噎せンの避けれる?…どうだろうなァ、好きに解釈してくれて良いぞ( 刻々と容赦無く進む出発時間へ措置取ることは叶わず居心地の好い彼との時間がすり減る感覚に辟易し / 肩口に触れる指先が擽ったく僅かに身を捩れば至極柔い力で其の指捕まえるなど機嫌良く戯れ )其れ絶対覚えてねぇやつ。…、は……ツグさんが触れてくれンなら相場がどうだとか気にしねぇよ。…今日一日頑張れそうな気ィしてきた、チョロいなァ俺( 相反し然も愉快と言いたげな三日月形に歪む双眸で彼の面差しに一瞥送り / じんわり熱を持ち滲みゆく紅潮する頬と耳殼、やや俯き気味で膝上で組んだ掌で口元覆うも余韻に浸る間もなく無情にも出発を知らせるアラームがスマホから鳴り響き。瞬間肩を跳ねさせるもスマホ手繰り寄せ止めれば、揺らり立ち上がり恋仲を振り返って朗々とした笑みを湛え )そンじゃ、俺そろそろ行ってくンね。お陰様で気合いも入ったし。
( / もし話題に上がってたD案を進行すンなら、いっそ今の場面で〆ても構わねぇよ。レス返の是非の判断は任せンね。もしやり難いなら俺から進行するし、俺達らしく気楽にいこ )
…ああ成る程、…追い付きたいんだ。…感想がお人好しなんだから、…今日とて君は真っ直ぐ過ぎる。(理解を示しながらも悠々首肯の間に愉快げに目に三日月繕って / 溜息めいたものを喉奥から吐き出すも全て否定するわけでも無いのは好意からくるもので、彼の呆け顔や所作など見れば柔く破顔して笑み綻び、)──…何でも好きじゃん、…く。…そうだね、早くは食べれない。…余り待たせるのも、という気遣いは、…君に限っては要らなそうだ。…フウン?(テンポの良さを重視して各々の会話を終わりに向かわせるのは無意識的に時間を意識してのことだろう、数度相槌に首を短く縦に振り / 避ける間も無く捕捉された指先から彼の面差しへと視線移ろわせながら似たように、但し幾許嬉しそうな調子に喉奥鳴らしたりなどして)分かりやすくていい恋人だろ。…、…別に雰囲気とか掴めないだけで言ってくれれば、…ん゛ん。…無理なく適当に頑張って、…帰ってから僕に構ってくれる余力は残すんだよ。(調子を取り戻すような軽口連ねながらからりと一笑し、/ アラームの音も耳に慣れているのか静かに身を引けば好ましい態度をする彼を脳裏に焼き付けながらそんな素振りも特には見せず身を引いてそっと立ち上がり )…いってらっしゃい、…帰る時間分かったら連絡くれたらご飯を作るよ。(そのまま玄関先へと見送った後、朝の一時を暫し思い返しながらのんびりと自身はデスクワークへと向かうだろう/〆)
( / 返したかったので此方で締めてみた。お気遣い有難うね、結構この〆有無に関して僕の主観は完全に気分だな、…さて次の希望はDだったね、じゃあどう始めていくか相談していこうか )
( / そんなン此方こそ。ツグさんのお陰で綺麗に纏めて〆られたし結構な満足感で胸がいっぱい。改めてあンがとなァ。ンじゃ、早速。D案だけど、直木の子供の世話を一日中俺達で焼くっつうのは大前提とすンじゃん?この案についてなンだけどさ、ツグさんが想定してる年齢と性別について先に聞いておきてぇかも。其れによって対応変えなきゃなンねぇしね。
直木ついて補足しておくと、年齢は俺のひとつ上の26歳。184cm。美人な奥さんと子供を何より溺愛してる現地味眼鏡の元ヤン。親戚であるけど俺の兄貴みてぇな存在で、口調も過去の直木と俺は似通っている。
つう事だけ先ずは把握願いたい所だな。まずまずな設定だから、変更点やら修正箇所、もしくは捏造も大歓迎だし柔軟に設定を詰めていきてぇな )
( / 丁寧だな…僕の気紛れにそこまでの感謝の価値があるかは計りかねるがまあさておき。一旦原案を引っ張ってきた。
D、Hello、BABY
仕事も終え、いつもの様に彼と時間を合わせて待ち合わせたところ彼の両手には見知らぬ赤子の姿とベビーカー。
どうやら親戚の子供だそうだが某大手大量買いスーパーでストック買いしたいからと少しの間預かって欲しいという。野郎二人に囲まれた赤子の結末やいかに…いやどうにもならず平和エンドだな(確定)
…と言う訳で一日だと多分長いので預かり時間は1~2時間想定なんだよね。赤子はあんまり大きいと買い物に連れて行っても問題無くなってしまうので0歳…、で女の子が良いかもね。初めてのお子で溺愛してるとかだと自然な流れな気がするよ。くっ、君の親族皆縦に伸びやがって…!(謎嫉妬)と言うわけで…?此方の思い描く理想としてはこんなものだけど如何なものかな )
( / 折角ツグさんの案に乗るなら、最低限度のサポートくらいはしてぇンだよな。原案確認した。0歳のお嬢ちゃんかァ、直木より奥さん似だと良いなァ。まあ何にせよ、張り切って泣いてくれそうでお兄さん今から対策法考えてる…。
1~2時間想定なら、思いの外サクサク進められっかもね。…ふ、長身の家系なンだよ。ツグさんもそこまで低くないだろうに。俺としては全面的に大賛成。俺は微妙に余力残してるけど、開始は少し休んでからでも構わねぇよ )
( / 君のそういうところ本当にキュンポイント高めでどうしてくれようかと常々思う。そんなに女の子映えしないのか直木くん…。お子のギャン泣きにはPOISON流すと止まるみたいな話あるよねって何故か思い出した…本当なのかな。泣かないのが一番ではあるけどどうなることやら…?
慣れない大人二人で見るという交流が楽しいのではないかというのもあり、余りダラダラやるつもりは無くてね。…そうだな、僕も父方が高身長だから上手いこと遺伝は継いでるか。…久しぶりの稼働で目がしょぼくなってきたのでじゃあ絡み文は僕から出すとして、…夜以降何処かの時間で始めていければなと思うけど、それで問題ないかな…?)
( / さっきの一言で…?ツグさんがどんどんチョロくなってくの、傍らで見てて怖いぞ結構。そういうのは俺だけにしといて。背丈と、まあ百歩譲って性格じゃねぇかな…褒められンのは。試してみる?直木宅のお嬢ちゃんで。バレたら思いっ切りぶん殴られるだろうけどな。
ん、俺もそンくらいの温度加減が丁度良いと思う。まあ直木も、0歳の娘を長時間預ける父親じゃねぇだろうし。ん、問題ねぇよ。寧ろ絡み文を先導して貰って悪いなァ。手伝える事がありゃいつでも言ってくれよ )
(夕暮れ時のとある日、待ち合わせ場所はいつもと毛色の違うもので、地図アプリを頼りにやってきたのは新緑の蔦で覆われたグリーンカーテンと観葉植物の目立つテラス付きのカフェで。店内でアイスコーヒーを頼んでからテラスの方に居るらしいという情報を元に黒い液体の入ったカップを片手に軽い足取りで目指してみれば程なく目立つシルエットの恋仲を見つけ出し、)──…珍しいね、こんなと、こ、…で…?(後方から声を掛けると違和感には直ぐに気づいた様子で言葉切れが徐々に悪くなりながら、──近距離で初めて見るかもしれないベビーカーに首を傾げてみせて)
( / いかんな引かれてしまうとは。もっとCOOLを装っていこう…。…君以外にチョロくなる未来は特に見えないけれど。外見褒められなくてちょっと可哀想になってしまう…。…武闘派が多い…止めておこうか…。
まあそんなこんなで無難にD案を始めさせてもらったよ、という訳で…ああ何か不都合があったら此方こそ相談してね。…では問題が無ければ此方は蹴ってくれて構わないよ )
( 様子見乍ら揺籃を模しベビーカーを僅かに進退させて凡そ何分経っただろうか。漸く寝静まった小さな怪獣は依然見慣れないものであり──必死にあやし方をスマホで調べていれば、いつの間にアイスティーの氷さえ溶けており )──…お疲れ、ツグさん。率直に言う。助けてくれ( 預かってから数十分、既に疲労困憊で目が据わった儘に愚直な頼み事を向けるは恋仲の彼。改めて口にする事が照れ臭くとも、一番に頼りしている彼ならば。…等と僅かばかりの期待を添えて見上げ )
(そ、っと近場のテーブルへ自らのアイスコーヒーのプラカップを置く動作しながらもまじまじと彼と赤子の間で視線が忙しなく動きながらも疲れの滲む様子から来るまでの状況を何となく察するとほろ苦く笑ってポケットからスマホを取り出し、)…まさかそんな君の姿を見る日が来るとは思わなかったけど。…①認知を迫られた挙句逃げられた、②親戚にちょっとの間預かってと頼まれた、③親御さんに何らかのカムアウトを受けて少々面倒を見なければならなくなった妹、…こんなとこか。…当たりはある?(とは言え関係性は未だ分からずに寝静まる子供の前では静かにした方が良いと判断したのか少々抑えめの声音で指折りながら妄想するバックボーンを並べ立てつつ音を立てないように腰掛けて)
突然0歳のパパ任せられたら、俺だってこうにもなるわ。…②が当たり( 頬杖ついては瞼伏せ溜め息と共にずるずると腕伝いに頭を項垂れさせ、視線は指折る彼の手元へ。2番目に挙げられた候補に親指と食指で丸を作っては自嘲気味に一笑 )こちら俺の従兄弟のお嬢ちゃん。夫婦で大量に買い出しすっから、比較的近場に住んでる俺に預けられたっつう経緯。大体1時間半とは聞いたけど、心許なさ過ぎてツグさん呼んじまった( こちらも声を潜めて事情を雑多に説明し。そんな事は露知らず、白桃の様な柔らかい頬の白に木漏れ日が穏やかに煌めいた──と思えば次いでに浅い眠りから目覚めた幼児は今にも泣き出しそうで )っやば、あ゛ー…!
そりゃあそうか。お疲れ様…、成程。…大福っぽいなあ、可愛い…(首肯しながらも労いの言葉を掛けてここに来るまでの疲労想像して薄ら苦笑を零し / 端的に事情を把握すると声音は抑えめな儘にすいとベビーカーの中身を覗くように面差し傾けふっくりとした頬の感じなど見据えて率直な感想述べつつ次いだ説明の声音に自然と視線持ち上げて)そんな面白…、…興味深いイベントになら僕もそりゃ同行したいので迷惑とかは毛ほども思わないね。…でもでかい男二人で子供観てる絵面ってちょっとシュール過ぎるね?(珈琲を片手に一口啜りながら第三者的に見る現状はどうなのか頭を捻るも余り考えないようにしたか平素の表情を保ち / 動線に捉えるチカチカとした陽射しに赤子は驚いたのかも知れないのは此方からも伺えると静かに立ち上がり、ベビーカーの日除けの傘部分を指先でギリギリまで伸ばして影を作ってあげるなどして)…小さい子は、分からないことがあると泣くらしい、…と何かで最近読んだな。…泣き止んでくれる、かな…?(自身の所作に保証は無く幾許おっかなびっくりとした様子でベビーカーの彼女を探るように眺めるのみで)
大福、…っふ、あは、可愛いっしょ。直木桃ちゃんつうのよ、今は夢ン中だけど仲良くしてやって( 彼の的確な表現にじわりと口端が上がり肩を震わせ一頻り笑んだ後、伝え損ねていた従姪の名を呼び / その表情は幾分か普段より柔らかく、先刻までの──所謂「ギャン泣き」状態を経て微量乍ら耐性がついたようで。レンズ越し、すう、と視線を交錯させ )本音出てるっての。まあ…呼び出したのは俺だし、どう思われても構わねぇけど。…確かになァ、デカめなパパ(仮)二人がちいせぇのに振り回されてンのも中々…、……ツグさんが父親やってるイメージが湧かねぇ( 氷の溶けたアイスコーヒーを数口飲み一息吐けば、視界に留めたベビーカーと恋仲の姿に揶揄する訳もなく唯ぽつりと零し / 但しすんなりと覆るのは次の瞬間。日傘部分を咄嗟に下ろした挙動のお陰かもう一度健やかに眠りに就く赤子に瞬いて )ナイスツグさん…!陽射しに吃驚しちまったかァ…ちいせぇのは敏感だな( 彼の知識が功を奏し声を潜めたまま賞賛の声上げ / 脱力感にへにょりと眉尻を下げつつも視線はベビーカーの中に射止められ、逸らす事もなく慈愛混じりの独白めいた言葉を零し )
桃大福…、…食べ物から一旦離れるか。…ね、思ったより…可愛いという感情が湧く。…仲良く、…君の方が少しはそうなれたらしい、のかな?(耳にした名前に食べ物がどうしても付随して首肯しながらも緑の覆った空間で寝ている分には可愛らしい女児へ未だ興味関心の類の視線の儘 / ふと視線を持ち上げると普段より柔和ではある彼がいつもと違ったニュアンスで感情を示すことに気付いて声音は潜めたまま揶揄の様に問い掛けて )正直なところが僕の可愛げポイントではあると思う。──…君は何やかや三人くらい子供持ってそうだなあ、…愛らしいと思うが僕も、…我ながら父親像が見えん。(半分ほど飲み下したところで外気温差で結露を続けるプラカップをテーブルにそっと置き乍彼の言葉には何処か自嘲めいた苦笑を零しながらゆっくりとした瞬きを一度挟み / 暫く様子を見るのに息遣いまで慎重になりながらどうやら寝てくれたらしい様子には安堵に口元が緩い弧を描いて )…欲のままに泣くんだそうだ、…運が良かっただけな気もするな。…余程の苦戦があったんだ、ね…?( そのままベビーカーの傍らにしゃがみ込みながら健やかな寝息を立てた赤ん坊の半端に開いた小さな掌に好奇心で当たらないように小指を添えてみるなど戯れて / 一挙一動普段の彼とは違って物珍しさを感じ得て。姿勢の関係で上目に視線持ち上げながら少し首を傾げて見せて )
…どうだか。未だ2時間未満の付き合いだかンな。新生児の頃に一度会ったきりだし、俺の事は覚えちゃいねぇだろうよ。なあ?( 揶揄交じりの問い掛けに緩慢な仕草で首を横に振り否定の旨を伝えては声のトーン落とし面には微苦笑を湛え / 健やかな寝息を立てる小さな命に意図せず慈愛の色を包容した声音で夢の中の乳幼児へ語り掛け )わお、自己申請して来た。ン、そうだなァ…粗方間違っちゃいねぇのが腹立たしい。んや、まだこの歳なンだけどな。せめて「お兄さん」で留めといてくれよ。…、……ツグさんが父親か( 冗談粧し軽口で応じ乍らも椅子の背に体重を預け、巡らせる思考は父親の役目を負う恋仲の姿 / 彼の年齢上子供が居ても何ら問題は無いが上手く姿を形作れず、其方を一瞥するも首を傾げ自然と眉間に皺を拵えて )あったよ、すげぇ苦戦したもんなァ桃。大好きなパパママから引き剥がし、…だと語弊があるな…?( 向けられた視線と言葉端に反応示しアイスコーヒー呷り眺めては、余りに平和な夏日に仄かに相好を崩し / 彼の思惑は露知らず頭上に疑問符を浮かばせ見詰め返し )
──…何だっけ、小児時は健忘が激しいから記憶しないんだったか。…可愛がられた記憶なんて幾らでも残しておいて良さそうなのに、人間のメカニズムに不便を覚えるというか… (一瞬目の端に彼を収めると記憶を引き出すように数秒目を閉じては開き、独り言めいて / 自らでは引き出せないであろう幼子へ向ける音色が三半規管を揺らしたなら頬の緩む初動を感じて自身の顎のラインに片手を添えてどうにか抑えようとして )…そうだね、…とりあえず僕だけの『お兄さん』でいて欲しいな?…なんだ、隠し子とかはいないぞ?(椅子に静かに着座し直しながら残りのアイスコーヒーを煽り、一息置いた後に惚気と冗談半々に軽やかに微笑して)…愛が深い証拠かな。…羨ましい、…なんて幼子に思うことでも無いか。…と、…おや。噂をすればというか何というか…戻ってきたんじゃない?(西陽が夕焼け色を灯す頃合いになり、遠目に見えるのは自身では縁遠い大量買いに秀でた某スーパーの袋を持った夫婦の姿を目線で指して彼へと問い掛け / 其の儘少しの挨拶と談話を済ませたなら現地で解散したのち、彼とのんびり夕飯の買い出しにでも出向く相談をするのだろう / 〆)
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