それから2人は、(〆)

（　/　そりゃあ気に掛けるだろ、恋人なら尚更。何とかスケジュール調整してみるか…。あんなに必死こいたのは初めてだった。んは、気に入ってくれてたなら何より。怖がらせてねぇか心配ではあったけど。
っはは、しねぇって。……一応ツグさん用のヘルメットは用意、…してるんで。ン、俺の勘違いだったわ。そこスポットライト当てねぇもんなァ。たった2キロかよ、やっぱ殆ど身長に持っていかれてンじゃん。もう痩せなくていーよ、崇臣シェフが何とか栄養付く手料理披露して見せるから。さんきゅ。明確に何日、とかはまだ分かんねぇけど近いうちに。のんびり待ってて。
手ぇ出されねぇ事祈るよ。まあ相手方が普通の女の子ならそりゃ無いか。っはは、こんなんツグさんにしか宛がねぇから許して。返せねぇなァ、だってソレ俺への気持ちも含まれてンでしょ。かァわいい。今後は頼ってみろよ。先ずは俺からでも良いし、編集さんでも良いし　）

（　/ ぐっ、オーソドックスに嬉しい。僕こんな単純だったかな…。…？初耳だ。…君がそんな躍起になってたなんてあんまり想像つかないね。フ、…僕は楽しいことは好きだけど自分本位だから人に好かれる想像をする能力が低いし、…だから押して行動したのは屹度正解だったと思う。というか僕そもそも君目当てであの門扉開いたからね。
…今日情報多いな！マイヘルメットのある世界線とはね…！一気に楽しみになってきた。なんとなく早朝の山の上で日の出見ながら珈琲飲みにいったりする想像をしたよ。　身長は無駄に伸びてしまったから仕方ない…、…言っても君もそれなり細身だぞ？お互いちょっと食べないとまずいよな。個人的には酒に合うものがいいけど。全然いいよ、最近ちょっと体調も微妙だからゆっくりくらいで丁度いい。
崇臣くんに手を出されたら僕も困る。…女子とは言えあらゆる報復をしなければいけなくなる。…いや、言い過ぎてるかもしれないがそのくらいの気持ちだ。　なんかもう本当勘弁してくれという思いと意図を汲んでくれている尊さ半々くらいで感情が忙しいよ。情緒が忙しない…あとかわいくはない。　…その2択ならそりゃ崇臣くんだろ、…言わせるなよ　）

（　/　まあ、100本の薔薇の花束とかは俺にゃあ難しいけど、何らかの形では祝うつもり。楽しみにしといてくれよ。あッれ…今の失言だなァ、確実に。…そうそう、平気な顔してツグさんを落とすのに相当躍起になった。……、っえ？初耳なんだけどソレ。そんな光栄な事あンだ、…やっべぇニヤける。
昇給したから思い切って買っちまったー、ウインクばちこん。因みに俺のと色違い。良いね、ソレ。折角なら星空観測もしてぇし…、日が昇るより数時間か前に着けばいいのか。んは、そう言われちゃ返す言葉もねぇな。比較的カロリーのある肴な、レシピ漁っとくか。季節の変わり目だしな、無理だけはしねぇように。本当にキツくなったら返信も後回しで大丈夫だから、自分の身体を第一に考える事。
あんたにそんなに好かれてンの、俺。女の子に絡まれてもツグさんが登場する事で、そっちに意識が行く予感がするけど黙っておく。…ふ、ごめん。何気なく答えようとしても、俺のおめでたい頭はどうもツグさんの気を引きたがる。……可愛いけどなァ。っはは、選んでくれて光栄の限りだ　）

羊頭 崇臣

25y / 181 / 60

以前マンバンに纏め結っていた髪は伸びきり、現在はエアリー感のあるハンサムショートに様変わり。前髪は全て下ろすと鼻先まである為、額の左寄りで緩く立ち上げて毛先をカールさせている。黒髪。角度的に目元が隠れる事も。
181cmと高身長の部類に属し、長い手足に節榑立った細長い指が特徴的。遺伝として健康的な範囲での色白。生まれつき日光や明るい光を苦手とした体質で、アクティブに見えて案外インドア派。レンズに薄く青色がかったノンフレームのサングラスを装着。二重幅広めの垂れ目で日光や強い光に弱い瞳。虹彩は常人よりかなり明るい色味だが、視力は比較的良い方。装飾品は左耳に軟骨ピアス一つとシルバーに揃えた指輪を気分で幾つか。
最近では古着をミックスした服装が専ら。どれもルーズな雰囲気を醸す。柄シャツを着用する事が多いが、職場では「胡散臭い」と不評な様子。

LIKE
安酒、古着、猫、チャイ、料理（　細々と勉強中　）

LOVE
「　もっと俺に溺れちまえば良いのに。…ね、戯言じゃねぇの、もう分かってンでしょ　」

WORK
美容師




思い切ってリニューアルした。どう、結構印象変わったっしょ？あんたの隣に並ぶに相応しいように、ちょい頑張ってみたんだけど───…それを汲んで惚れ直してくれたら嬉しいなァ。

（/ 君なら6本の薔薇でも許すよ。…あ、調べるなよ！そうかあ、もう十分すぎるくらい充足してるのにまだもらって良いものか…贅沢じゃないだろうか。──…フ、同じくらい曝け出した方がバランスが良いだろ。…とは言え君よりは弱い理由だと思うよ、…仲良くなれたら、くらいなんだけどね最初は。
そういうのも世間ではシミラールックとか言うんだっけ。お揃いって良い響きだよな、結構好きだ。したいことをまた増やしてしまった…強欲の極み…。…忘れないようにどこかで纏めておきたいところではある。いいね、星座を知るのも創作のアウトプットとして大事かもしれない。まあ体調を見ながら返信はしてるから安心してほしい、季節の変わり目はちょっとだけ風邪っぽくなるってだけだから。
僕だってそこまで余裕があるわけじゃないよ。君はカッコいいから誰かに奪われるのなんか十分に僕の中じゃ想定内…、…何か聞こえた気がしたが今は聞こえないフリでもしておくべき？　…全く髪を切って男前が増したじゃないか気が気じゃないけど…！？　…僕も君のプロフ8回くらい見直して目を慣らしてたことは黙っておくね。
お互いPF出たとこだが、…さてそろそろ始めるかい？開始は君からでも僕からでも、良きように応対しよう）

（　/　調べちった。へえ、ツグさんそんな風に思ってくれてたンだ。…6本も中々どうして悪くねぇな。贅沢じゃねぇよ、大丈夫。俺はね、ツグさんをこれ以上無いくらい幸せにしてぇの。だから充足感に浸るにはまだまだ。それでも十二分に嬉しい、っはは…そこから恋人の座に上り詰めた当時の俺、グッジョブ過ぎるわ。
初のお揃いがヘルメットで申し訳無くなってきたわ…、もっと格好つけたもの渡せりゃ良かった。…けど、思いのほか好感触で吃驚してる。春の星空、きっと澄んでいて綺麗だよなァ。それなら余計な口は出さねぇけど、恋人として心配くらいはさせてくれよ。…寂しいだろ、俺が。
大袈裟だろそれ。ツグさんが恋人フィルターかけて見てくる、……悪くないな。その魔法が解けねぇように精一杯男磨かねぇと。ン、良い子なツグさんには聞こえない聞こえなーい。や、待て待て。欠陥があるんだよ。改めて練り直したのに需要部分を忘れるっつー…──俺の誕生日は10月28日の、血液型はAB型。どうぞ、宜しく。そうだなァ、じゃあツグさんにお願いしても良いかね。場面は何処からでもいいし、気が向いた時でもおっけー　/　蹴推奨　）

（夜も更けてきた頃合い、何気ない雑談を何時もの調子で話し過ぎたくらいに語らった居酒屋からの川沿いの道を歩いていればはらはらと桜の花弁が散る中街のちょっとした催しで屋台が並ぶ通りに行き当たり／少し酒気を帯びて赤らむ頬を冷ますのには丁度良いのかもしれないと隣の彼へ視線を斜に傾け）──…ちょっとだけ寄っていこ。なんとチュロスの屋台があるらしい…！（いつの間にか調べたのか目を爛々としながら胸元でグッと拳握って意気込み示し）

良いよ。甘いの好きだもんなァ、ツグさん（　日の落ちた夜でも満開の桜はライトアップのお陰か、普段より幾分も妖艶さが増し目を奪われる。まだ熱の残る頬が愛らしい恋人の誘いに喉奥鳴らせば快諾し / 花より団子派は多いのだろうか──川沿いに並ぶ数々の屋台からチュロスの文字を見つけようと、高身長活かし見渡して　）こりゃあ迷子になるわ。……手、繋いでおく？（　アルコールの所為か人混みの中でも迷いなく片手を差し出し相好崩し　）

好きだね、頻度は少ないけど。…鈴カステラとかもいいな…（短く首肯しながらも恋仲の視線は気になるか頬のラインに片手の甲添えながら落ち着かない様子で／目に映る屋台のラインナップを目を細め追ったりなどして）…ふ、ちょっと待って。…一旦トイレ寄っていく。（恐らくは屋台群に入ってしまうと見つけられない予想の元、真後ろに建ったコンビニを指差して瞼伏せて笑いながら了承だけ得ようと目線を持ち上げ）

確かに菓子類食ってる姿はあんまり見ねぇな。…ふ、まだ賑わってるしのんびり屋台巡ろ（　祭り独特の空気感に充てられ徐々に華やぐような所感を得て / 隣で燥ぐ彼を微笑ましく思い、レンズ越しに眺めては自然と目尻が蕩け　）了解。利口に此処で待ってる（　口端釣り上げ深く頷き / 店内に消える彼の背を見送った所で女性の声で呼びかけられ、咄嗟に人好きのする接客用の笑顔で振り向き　）───、

（特段急ぎの予定も本日は無いが長く居れる実感のある台詞は嬉しいもので再度頷き/相変わらず此方を見る目が語るものは照れくささもあり酒だけではない体温の上昇を身体の内側で感じながらハァと小さく嘆息して）…君って偶に自分を犬の様に語るけどそんな温い生き物では無いと僕は思うよ、──…すぐ戻る　（　数分消費し、いくらか混んでいたコンビニのトイレから戻ると女性と話す彼の姿が目端につくも立ち止まる訳でも無く）…崇臣。…少し待たせた、…行けるかい。（女性の脇を通り抜けて軽く会釈をするものの特段相手をするでも無く彼の方へと問いかけて）

（　捲し立てるが如く一方的に喋り続ける女性に手を焼き、多少なりとも面倒臭さを覚えれど腕を捕まれ徐々対応に困った頃合い / 颯爽と現れた恋人の黒髪が春風に靡いたのを視界の端で確認し　）っ行ける、…ちょっと待って───……（　恋人の肩をぐい、と手馴れた仕草で彼の形の良い押し唇に自身の唇を柔く押し当て / 彼の顔は見えぬように、但し若干屈む事で行為に裏付けをし / 唖然とする女性を振り返って上機嫌な儘恋人の腕を引き　）───こういう事なんで。お姉さんもお祭り楽しんでね！（　未だに若干の酔いが回っている所為かふわふわとした歩みで　）

（高い声音が聞こえるのは金属を擦るような音にも似ていて眉を顰め文句でも言ってやろうかと視線を女性の方へと気を取られる時は同じくして、）…な、に、ッ──…！（される侭に痩躯は角度を変えてあっさり衆目で唇を奪われ理解が及ばず硬直し/何がなんだかわからぬ侭に手を引かれるままその場から足並み揃えて屋台群へ向かいながら、）…ふ、ッ…ふふ…！…なんだよ君、めちゃめちゃかっこいいな…！（酒の回る脳は幾許素直になる作用も相俟って、強引に逃げるやり口に怒るでもなく寧ろ楽しそうに片眉下げながら愉快げに笑って）

(/さて、まあ一応待てているという事は伝えておこう…君は心配性だろうから言っておいた方が良いだろうと思ってね。…以前まだ未消化のタスクがあるとか何とかという話を耳にした覚えはあるし、そう焦ることもない。僕は君の愛を覚えている。…兄の方の約束も確り守るから安心してね。…酒に任せて書いたけど恥ずかしいなあ。…とりあえず、ゆっくり君の速度で来てくれたら僕は構わないからね。)

（　/　っはー……──ごめん、お待たせ。新人スタッフの教育やら実家の事やら、何かとタスク熟してたらンな待たせちまったね。ッ、まあ心配性ではあるけど…お見通しなのはなんか恥ずいなァ。ツグさんが浮気性なんてモンじゃねぇの、ちゃんと分かってるから大丈夫だよ。気ィ遣わせてごめん。取り敢えず！今日中か日付を跨ぐ頃に返事出来たらと思う。まだツグさんの酔いが回ってねぇ内にね　）

んはは…！あんたの恋人、実はかっけえンだよ。…いや、アレは大胆過ぎた？──つーか、ツグさん笑いすぎ（　釣られ酷く愉快気に声を弾ませ、隣でころころと笑う恋人に注視する間も口端を上げ / 小突くように身を寄せ演技めいた素振りを垣間見せ　）ほーら。折角だし、なんか祭りっぽい事しねぇ？それとも記念に写真撮っとく？（　曖昧な選択肢を引っ提げ / 春の夜風に花弁舞う中美麗に映る彼の隣、機嫌良く歩み乍らチラと伺い見て　）

…まさかこんなことに笑いが生まれるとはだけど。──…偶にはそう言う君を見れても良い。（穏やかな視線を感じるものの笑い過ぎて目尻に溜まる涙を小指の先で拭ってあまり目に留めれず/彼の身体が密着するタイミングで目線持ち上げればヘアスタイルも様変わりした姿に未だ慣れずライトアップされた最中に映える様にまた頬が赤くなり屋台を見る振りをして視線を徐々に逸らして）あんまりこう言うとこに来ることも無いから勝手は良くわからないけど、…写真は欲しいな。何処で撮ろうね？（春の温い風に乗る桜花の端が自分の近くまで降りてくるのを指先でタイミング良く摘んで拾い/人の密度も程々にある空間ゆえ撮れる場所というのは直ぐには思い至らず、絡めていた腕を手を繋ぐ形に変えながら首を傾げて問い掛け）

夜桜とアルコールに充てられてンな、…ツグさんにも（　純良に一笑しては適当な憶測を並べ、賑わいの中で聞こえるか否かぽつりと零し / 視線がぱちりと交錯すれば夜桜を背景にする彼に胸奥が苦しくなり、普段のように戯けた台詞すら喉に詰まって繰り出せず　）そうだな。此処ら一体は出店があるから人も多いし、のんびり歩いて人気のない場所探す、か──…（　了解の意を込め相槌を入れるも手を握られては其方に集中力が傾き、思わず弛緩しかけた口元を空いてる片手の甲で隠すよう抑え　）

──…、そう、だな…？（前半は聞こえたものの人混みの音に紛れて言葉尻に行くにつれて拾えず語尾を持ち上げながら不思議そうな面持ちで/互いが意識しすぎるのはまるで初恋のそれに似ていてなんだか面映く、小さく肩を揺らして笑い）ベンチとか道中空いてればいいんだけどなあ、…？手を繋ごうと言ったのは君の方なんだから今更嫌とかは受け付けないぞ。（周囲を一度見渡してから彼の様子を見ると隠すような意図の動作の心理が飲兵衛には解せず、怪訝そうに眉を寄せながら屋台群の台詞から抜粋して指摘するよう空いた手の人差し指を一本立てれば彼と自分の間あたりにズイと差し向けたりなどして）

公園の方まで行くと桜見えねぇしなァ。んー…？そんなニコニコして、お祭り楽しい？ツグさん可愛いね（　隣で小さく笑む恋人の心中分からず、ゆったり首を傾げては敢えて的外れな軽口と共に微かに口角を上げ　）んや、嫌な訳じゃねぇよ。ツグさん、どんどん俺に絆されてくれるンだよ。さっきのアルコールを差し引いても、ツグさんから手繋いでくれたのが嬉しくて、…少し照れちまって（　徐に結んでいた唇を解き語るは隠し通せなかった本音。次第に引いて来た熱に手を口元から離せど仄かに朱の残る頬はなかった事にして、手元の悪戯には繋ぐ手と手の隙間を繋ぎ直す事で密閉し / してやったり、にまと笑み深めて彼の方茶目っ気漂わせ乍ら見据え　）