安藤継彦 2023-10-03 00:07:42 |
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へえ、食べたことはないかも。塩とか渋い感じがする。……いいね、楽しみだ。 (専ら天汁派で試作していないそれはさも美味しそうで瞼の裏に思い描きながら/ 注文が完了すれば空腹のスパイス抱え力なく軽く笑い、) …強くなれってか。…と言うかこれは、僕が多く語るべきだろうか。…慣れたらまた違うんだろうとは思っているよ、結局の所こんな風になるのも僕の足りない部分の所為だから。…どうなるかは分からないが弱いままでいるのは癪だからな。(彼がする表情も言葉も曖昧なものを見せるのは珍しく、一寸考えるように足を組みながら天井見上げ / 何も無いと自分では思うもののせめて彼には真摯でありたく、常に絡む無機質な物言いで頬杖つきながら髪を揺らすように首を横に振って鈍く瞼を閉じ、)
…ああもう。…暫くは言わないからな…!(声音の遮蔽に失敗したらしい返しを聞くと耳を塞ぎたくなるが両手を耳朶あたりに添えるまでにして眉を顰めながら / 続く提案の様子へは顎に指先添えてからフム、と相槌を打って) 借りたいとかあるのか。…や、どうだろうね…?日付さえ先に見据えれれば恐らくは調整次第だと思うけれど。
もし俺の天ぷらができたてホヤホヤで届いたら、一旦試してみっか。まあ期待はそこそこに( 単なる思いつきを其の儘舌に乗せ発しつつ背凭れに身を埋めて / 脱力した調子でにまり笑えば、手にしてたスマホをソファの片隅に追いやり )ん、ちょい待った。ツグさんの意見も一理あるし、それについての意見も酌み交わしてぇ所だけど。…俺の問題もあってさ。ツグさんを失うのが怖くて堪んねぇの。だからあんたの奥まで触れるのが、…少し、……だけど怖いっつうの( 片手を彼との壁に摸して眉尻を下げて微苦笑を / 彼の堂々たる発話に殆ど初めて年の功を感じ得ては只見詰める事しかできず終いで )
ンだそれ、レアっつー事?ドライヤー中は狡くねぇか( 電源落としたドライヤーを其の儘に隣席に舞い戻って / やや上体を前のめり気味にさせ眉顰める姿を色素の薄い双眸で捉えにっこり )…マジ?ツグさん誕生日近いだろ。丸一日掛けて祝いてぇンだよな。けどほら、あんたにも都合があンだろ。
言っても出前だからなあ、そうだね。お蕎麦屋さんが気を利かせてくれることを祈ろう。(単なる巫山戯で両手を合わせれば何方が蕎麦屋方面か知れないが念飛ばす合掌に数秒捧げてから両手を下ろし、)──…、…ええ、…へえ…?(聞き耳に集中する体を取っていれば意外そうな目の色で彼を映し/ 自分はと言えば弱音に聞こえる声音に挟まれた自身への独占欲めいた台詞へ呆気に取られ顔を赤くしながら片方の肩をずるりと落として)…君って案外自信家という程では無いんだ。そっか、…そっか…。お互い焦らない方が良さそうだね (自分の心根確かめるよう何度か頷くと壁にした手はそのまま特段なんでも無いように握って退けて/遠慮も無く彼の肩口に頭を乗せようとして)…大丈夫。崇臣、君が思うより僕はずっと君を大好きでいるよ。
人生初ちゃんとした恋人にアモーレアタックするとかハードルが高くてメンタルバランス崩れるので。…っ狡くない。 (よく分からない外来語混ぜながら煙に巻こうとする画策の声音は最終的に子供みたいな返しになって/笑みには喉奥詰まらせながら手を下ろしつつ口を軽く尖らせ ) …フラッシュモブだったら全力で断るけど。…誕生日当日は仕事が立て込んでいるから夜しか空かないけれど、そうだな…後日で良いなら近日でも5月中でも、予定を空けようか。
( / ところでこれって日付の話はリアルタイムという解釈で良いのかな。あと個人用も温く更新したので暇な時にでも見てくれると助かるよ )
俺も祈っとくか。天蕎麦よ、ホカホカであれ…( 倣うよう双眸伏せ眉間に皺寄る程に力込めた合掌を / 大して遠くもない店舗の蕎麦屋、仄かな期待に心象明るく )
──あ゛ー…格好つかなくなった。ツグさんの所為です…( ずるずると凭れていた背が下方向へ落ち乍ら身勝手な理由を彼に押しつけ / 両掌で顔を覆い悶えるようにソファ上で丸めた身体を転がし不意に動き止めたと思えば、 )全ての事に自信家になれる程、未だ大人じゃねぇし…手探りなンだわ。……ン、其れで頼んます…( 弱々とした発言を肯定されては耳殼微かに朱に染めた儘、彼との接触を迎え入れ腰辺りへ腕回し )前半部分しか理解できねぇ~…。アモ、…なんつったの。要約すると?…っふ、( 照れ隠しに笑い混じる頃には無駄に構えた力は解け / 頑なに否定されては小さく吹き出し )ツグさんにゃあフラッシュモブする男に見えンの。お互いの都合がつくならいつでも。互いの仕事もある分、丸一日じゃなくても良い気ィして来たし後日も賛成。俺としては只祝いてぇっつうね、…其れだけ。
( / んや、ご都合主義を存分に活かして交流できりゃ良いとは思ってる。リアルタイムは野暮用やら都合で難しい日があるのと、当日は俺も夜なら都合が良い、っつうのは置いとく。個人の部屋見て来ンね。更新お疲れ様 )
(似たような仕草を取る彼は妙に愛しく欲のまま自分のスマホを一瞬手に取ったが大人としての矜持が勝ちスッとポケットに収め直し、)…何か多分違うような気もするけど。…はは、珍しい君だ。そういうことにしてやってもいい。(熱を持つ頬を直したい様に両手で自分の輪郭を指先で軽く揉みながらも横目に見遣る彼の様は可愛げあるものを捉え穏やかな声音を象り)…格好良くて可愛いとこのある人が僕の恋人なんて贅沢だなあ。…はい、心得たぞ。 (2度ほど緩慢に頷けば照れる様子窺えそれもまた嬉しさ募り静かに機嫌良く回される腕に合わせるよう自身の体を彼へ密着するよう佇まいを直し、 )
要約するとキュンで自爆するから程々にしようってことかな。…何だよもう、(片手の親指と人差し指交差させて所謂指ハートを真顔で彼へ向け / 脱力した声音の笑みには不服そうにするが悪い気はしないか時間差で眉下げて吊られ笑って)1日っていうとテーマパーク借りてそういうことする動画を最近見たもので…。…とりあえずじゃあ、近々であとで時間取れる日のスケジュールを見てみようか。
( / そういう感じだよね、解釈が一致していて良かった良かった。当日時間あるのは結構嬉しいなあ、楽しみだ /蹴り可)
…よォし。なんか無駄に期待値上げちまったな( 瞑っていた双眸ゆったり開き微苦笑 / 僅かに開けていた窓際からバイク音聴こえ期待に満ちた面差しを )ん。──お兄さん、どうしたの。ンな可愛い仕草して( 歳上の余裕だろうか、滔々と語られる事柄に関し絶妙な不服顔を / 仕返しと名を打ち見切り発車の儘茶々を入れ )っるせ、改まンなくていい。余裕のあるツグさん、結構厄介だ…( 気圧され気味であるがゆえ刹那言葉に詰まるが上機嫌な彼に免じて許して終い / 腕の中で捕らえた恋人の首筋に気紛れに唇柔く押し当て )
過激な地産地消…?んや、恋人が今日も可愛いなと。そンだけ( 疑問符を散りばめ眉を顰めるも次点で真顔でさえ画になる彼にゾッコンなのは謂わずもがな / 当の恋人を眼前に遠慮等捨て去った様子で呑気に応じ )すげぇ。そういうのプロポーズのヤツもあるよなァ。流石に陽気度合いと金が足りねぇや。おっけ、俺も確認しとくわ。
そうだねえ、蕎麦屋の人は全員謎の圧を感じただろうね…、(寒気やらくしゃみやらしてそうな蕎麦屋を脳裏に思い描きながらのんびり人の悪い笑みをして / 出前の乗り物らしい音が耳に届いたならそちらに目線が彼と同じように向いて)残念ながら今はその攻撃は効かないんだなあ。少し心根に余裕がある。 (頬からぱ、と手を離しそのまま緩いホールドアップの姿勢で / 熱の篭っていた顔も徐々に冷めて一息下ろしながら端正な笑みを湛えて)お互いが、お互い褒めちぎると碌なことにならないのが僕らの欠点だな。──、ッ …フ。嫌いになるか?(これまでの遣り取り鑑みてそんな感想口から吐き仄かなおかしさ覚え口端上げて / 覆い被さるよう首に触れてくる唇に身動ぎ喉奥で一瞬息を詰めたがされるままということもなく彼の耳裏に指裏沿わせるように撫でて態とらしい囁きを送り)
そういう見方もある。…あ、これ暫く続きそうな予感がするぞ。僕の嫌な予感は当たるんだ…(何度か挙げられる形容詞にポーズ作った手を下ろしながら怪訝な顔をして、/ 近々の予定日に関しては緩々な首肯してから楽しみにしている、と控えめに嬉しそうな調子の面差しで一言添え)
ツグさん、届いたってよ。すげぇ美味そ( オートロック式の階下より呼び出し音に応じれば手近に在った財布持ち軽い足取りで玄関へ赴き / 食欲唆る香りに包まれた盆を持ち、雰囲気に喜色纏わせた儘声を掛け )お、珍しいツグさんだ。で、その心根とやらはいつ折れンの( 幾度か瞬き数拍遅れて物騒な問いを彼に放り投げ / 平和呆けした頭では次に彼の繰り出す言葉を見定める難易度は高く )…それでも褒めちぎらずにゃ居られねぇンだから困りものだ。っ、なる訳ねぇだろうに…、──っと( 甘い痺れを来す耳元で恋人の囁きは更なる悦を齎し / 戯れの一環で抱擁の体勢から力込め痩躯の腰を抱えソファ上に押し倒そうと )
…自爆は免れねぇの?んはは、暫くは許してくれよ。しかもなんつうか、癖になってきてンの( “嫌な予感”と一蹴されてしまえば態とらしく眉尻下げ / その一言で充分に活力を得て満足気に頷き )
流石蕎麦屋、早くて美味しいならとても素晴らしい。(空腹の最中冒涜的な出汁の香りが此方まで薫ってきて普段よりは脳死的な台詞になりながら軽い拍手と共に彼とその手に持つ食事を見上げ、) そんなパスタみたいに折ろうとするなよ…僕だって偶にはそういう日があってもいいだろ、( 早めに折りに来そうな問いかけに微かに狼狽えながらツッコミ入れつつ / 肯定しろとばかり態度だけは強気なものを見せていき)言いたくなるからね、ハハ。じゃあお互い様ということで。──、…(分かりきった解答なのだったけれど声に出るのにさも満足げに微笑深まり / 彼から指先を離しながら流れるまま彼の手中に収まりソファへ仰向けの形になれば自分の下唇を指先で示し視線誘導するような仕草をしてから音もなく『おいで』と口の形が刻んで)
自爆にならないような化学変化が起きる未来にご期待するしか無いかも…?…それはまた困った癖だね、…あんまり本来なら許したく無いんだけど今後を見据えて敢えて引き受けておく…(ありか無しかという点に置いて実に悩ましい顔をするも無碍にするのもなんて恋人への甘さがギリギリ勝つのか肩を竦めつつも了承の意を示し )
いただきます──、……!( 机上に彼と自身の蕎麦を置き備え付きの割り箸を折ったのならば / 空腹は最高の調理味である、とはよく言った物できちんと挨拶した後に口に運んだ蕎麦は格別で双眸見開き輝かせちらりと隣窺い )いいけど、…いやよくねぇけど…( 珍しさに大きく瞬き動揺に選択肢の合間を行ったり来たり / こちらも強気になるべきか喉奥小さく唸らせて )ッ、───( 示す言葉読み取れば総毛立つような異常なまでの高揚感に苛まれ / 気づいた頃には息吐く間もなく彼の唇を激しく奪って )
将来性がねぇ…。化学変化、なァ?…っはは、ツグさんはホントに俺に甘いね。でも其れ、他人にゃすンなよ( 悩ましげな表情にちょっかいでも掛けようかと手を伸ばしかけ / 其の前に了承されてしまえば嬉々と笑い声零し乍らも腹底で蠢く独占欲がちらりと顔を出し )
頂きます。 …出汁優し、…美味しいー、(ぱきり木製の箸を割ると此方も椀を手に取り一口咀嚼し / 少し多く口に含んだか頬袋拵えながら味わい、平素より随分と緩い口調で感想溢し / 彼の視線に気付いたなら美味しそうに食べていたので自然と表情緩めながら、)フフ、でも時間経つと戻るんだろうなこれ。残念。(単純に今の機会だからというのは何となし自分の中では確実らしく、一瞬瞠目してはサイドの髪をさらと揺らす仕草して) ン、ッ──… ッハ、ぁ…、 …( 自身を見つめる彼の双眸が欲望渦めくものへと変異していく様視界に収めたなら掌は引いて迎え入れるように彼の背中に両手を添えて / 深く繋がる唇の感触や粘膜の音に吐息が熱くなり思わず艶めいた言葉の端が溢れてしまい )
ゴーヤとかトマトを強制的に食べさせられた暁には甘くなくなるかもだけどそれ以外ならそりゃね。…大丈夫だよ、する相手が君しかいないしね。(彼に厳しくする例えはそのくらいしか思い浮かばず首を少し傾げて、/ 他人に、など思い当たる節はほとんど無さそうに一笑しながら肩を竦めて見せて )
美味ァ、( えび天口に運び福々と充足感に満ちた様子で舌鼓打ち / 視線交錯すれば並びに咀嚼する彼に眦緩め )カラータイマー的な扱いで良いのか。…もう戻っちまった?( 恋人の新たなる生態に興味深そうに窺い見て )ン、…っは───、ぁ…( 甘い吐息が溢れど構う事なく唇を重ねる度に熱っぽく脳が茹だり / 深くなる程眩暈すら覚える扇情的な感覚に恐れを生すが絡ませた舌を離すには未だ物足りず )
じゃあ、ゴーヤとトマトはツグさんの視界に入れないようにしねぇと。──…どうだかなァ、俺としちゃうかうかしてらンねぇけど( 解せぬ様子で瞳を伏せて緩慢な所作で左右に首を振り / 肩肘で頬杖ついては黙っていれば美人、と失礼乍ら形容し易い彼を心許ない心象で見詰め )
(余程の空腹があったのか夢中で黙々食べきり、とろろ蕎麦を選択しただけあって早々食べきり / 汁すら残らず空にした椀に箸を添えて一旦テーブルに置くとご馳走様、と一言発し、)…生きた心地が戻ってきた。…光の国だか星からはきた覚えはないし、戻ったらどうするつもりなんだろう君は。(めっちゃ確認してくるな、などジト目の裏にメッセージ性添えて彼を眺め、 )──…た、かおみ、っ …ンッ…(まるで切れかけの電球みたいにチカチカ視界は覚束ないのにやけに身体は熱く強請ってくるかの様な激しく食む口付けに正常な思考は加速度を増して失われていって / ヒュ、と喉笛鳴らしながら愛おしさ増して無意識的に彼の名を呼びながらも求めに応じるまま身を任せて)
大袈裟な。…何を心配してるんだか、こちとら一人でいることの方が好きな隠キャアラサーなのに。…絶対過大評価だよそれ。(容姿云々の心配には気付く余地も無く不思議そうな一瞥し/ 自身の普段を鑑みれば編集以外と交流する機会など殆どない故に一息入れながら自嘲混ぜた言葉連ねて一蹴する所存で )
ご馳走様でした、…そういや天ぷらはできたてじゃなかったわ( 倣うように続いて完食をすれば充足感に満ちた一息吐き合掌するなり挨拶を / 使い捨ての食器類に視線を滑らすも片付けに行き着かず満腹感に胡座をかいて安穏とした調子で )おかえり、ツグさん。…、そうだな。先ずは手始めに甘えてみようかと( 平静を装って真面目腐った面差しで告げるは戯言 / 本気にされるまいと高を括っており、次の彼による一挙一動で冗談として回収を目論み )──っは、…あは、ツグさ…、( 彼の下唇を甘噛みし乍らスウェットに手を忍ばせ指先で痩躯の背筋を撫で / 邪魔にすら感じた愛用のサングラスを取り払い、手繰り寄せたリモコンで室内灯を暗くしたのならば、色素薄い双眸で彼を瞳いっぱいに写し / 自身の名を呼ばれる程に昂る心象の儘応えようと )
過大評価じゃねぇっての、其の要素は否定はしねぇけど──なァんで気づかねぇ訳。それだったら俺にも策があるぞ( 駄々を捏ねるもスマホを翳し最終手段だとカメラアプリを起動させ )
それは致し方ない。そのうち昼食にでも食べにいこうか…天ぷらは。(諦めのつく発話に、あとは単純に腹が満たされてる状態なので特段気にする様子もなく / 先の約束なんてあればあるだけ良いかと何気なく提案して)ただいま崇臣くん。ン…?……、門外漢過ぎるから僕に言葉か行動で提出すること。( やや思案げに彼を見つめること数秒、フムと合間に相槌入れて / 結果特に閃く何かもないので瞠目して教師の様な物言いで彼の方にピッ、と二本指立てて) ──ッ、…綺麗だな。…ッフ…恥ずかし、( 唇に受ける弱めの刺激にも過敏なほど上体が弧を描くように跳ねた際に隙間から肌を滑る感触がして熱の籠る息を短く飲み込み / 惑う様に眉は下がるが普段そうそう見ない暗闇の中でも映える彼の双眸に見惚れ思わず単調な称賛を / 未だ慣れない抱擁の距離感に気恥ずかしげな様相隠せず、照れ隠しめいた言葉をポロリと、)
正当な自己評価な気が。…、な、なんだよ…なんかあんまり良い予感はしないのだけど!(本日似たような予感がすること2回目でデジャヴ感じながら顔の辺りで両手広げ自分の顔にバリア張るようにして)
!…そンならさ、美味い店知ってるから付き合ってくれよ( 想定外の思召に瞠目し乍らもデートに誘う口実になったと心中小気味よく / 腹も機嫌も充分に宜しく、後片付け初めつつ調子外れな鼻唄等歌い )…一瞬同棲してたか錯覚したわ。夢があンな、あんたの事送り迎える日々っつうの。
待っ、…ええ、厄介な事になったンだけど。あ゛ー…っと( 額押えて後悔の念に苛まれる暇は非ず、徐々と彼の白皙の手指に自身の指を絡ませ / 自信無さげな語調で手元と彼を交互に眺め )薄暗くても見えンだ、…はは、なんか照れンね。……かわい、( 間接照明の仄かな灯りに照らされ瞬く瞳は弧を描き / 艶めいた低く掠れた声音を耳殼甘く食み乍ら呟き / 灘らかな肌の触感存分に愉しみ、気紛れに擽ったりと焦らしては彼の反応を窺い )
隠しちゃ駄目だろ。ほら、いい子だから手ぇ退けな( 堂々とカメラ向けるも隠れて居ては元も子も無く、ツンとバリアを指先でつつき )
ン、いいよ。旬なうちにアスパラの天ぷらとかも食べたいなあ (いつだったか食した具材上げながら何となし愉しげに映る彼を眺めて穏やかに目を細めたりなどして / 彼の所作に合わせ立ち上がれば自分の椀くらいは持っていこうと空の椀片手にシンクに向かって )…煩悩が出てるなあ、送り迎えしてくれるの嬉しいけど足腰動かすタイミング無くすから偶には歩いておきたいところだ。──…ふ、自分で言ったくせに。…何が間違いとかでもないし、求めることが屹度甘えってやつなんだろ。まだ僕もあんまり知らないけど。(差し込まれる彼の男性的な掌に目線落としながら滔々述べながら此方からも弱い力で手繰り寄せ / 欲の向くまま彼の手の甲の方に軽く唇添えて握ったままゆるりと下ろして )逆によく見える、と、いうか… は、ァあ、もうっ… ( 愛しげに注がれる彼の視線に一寸目を奪われるも程なくして身体が重なったなら狂いそうなほど甘い音に弱く肩が跳ねて / 耳を弄ぶ唇も背中を這う指先も本能的な欲求を呼び起こすのに十分過ぎて、頬を朱に染めながら直視することも難しくなってきて強く目を閉じるも抗えず )
ええ元々いい子じゃないよ何する気なんだよそれ… ( 言葉こそ反抗するも触れたら静々と下りるセキュリティの甘いバリア / 何をやるか其方に興味が向いたのか諦観覗かせながらも不思議そうに目線上げて)
すげぇ分かる。旬のモン目当てなら近い内行くかァ。時間が合えばお互いの仕事終わりにでも( にまり口端を釣り上げては視線其方へ流して同調示し / 気遣いに短く礼を述べ )…?ああ、家な。ツグさんの事、「おかえり」つって迎えてぇなとか…確かに煩悩だ。ツグさんが少しずつ甘えてくれるようになってンの、すげぇ嬉しいよ俺。求める事もカウントすンなら、あんたって魔性の男だ。…っ、( 恐らく自覚非ずに発せられた言葉に眉尻下げ微苦笑を湛え、同時に見事魅了されている事実に手遅れだと肩竦め / 手の甲に触れた柔い感触に小さく肩を跳ねさせ丁寧に扱われる事にむず痒さ覚えて )ね…ツグさん、…っさすがにもう我慢できねぇかも、……嫌だったらぶん殴って良いから、( 嬌声に近い甘い声に茹だる脳は組み敷いた彼を暴く事しか到底思い見れず、蕩けた瞳の儘彼を見下ろし懇願するように細い声音で名を呼び / 彼の返答次第では姫抱きでベッドへと導かれ熱を交わし合うであろう )
顔面の写真撮って、どんッくらい俺好みな創りしてンのかっつうのを教えようかと( スマホ翳した腕は仕方なく一旦降ろし / 当人は至って真面目に滔々と応じて )
(予定がまた増えたことや美味しいものが食べれそうな先行きに双眸が静かに煌めき視線絡めて短く何度か頷いて、/ このくらいは当然な筈だが痩躯はちょっとだけドヤってフフンと鼻を鳴らし、)叶う未来であることを願った方が僕にとって喜ばしいことだよ。──…僕は存在するんだなと君を見てると安心して、…寄りかかってしまう。…引力の強い愛をくれる君に、僕こそ絆されている方だということを…忘れないで。(口にしたことのない言葉を吐く喉が自分でも不思議なものだが、それでも真っ直ぐ溢れさせてしまうのは誰のせいかと問いたげに平素の眼は只管に彼の奥底を覗きたげに見つめて / それでも触れる彼の反応がある様に愛しげに眉尻を下げて仄かな笑みを湛え、) ……、巫山戯るなよ、…ッ、抱かなかったら殺すからな…! ( 焦らすように触れられた身体に残る理性は毛頭無くて、掠れた音色で忌まわしそうに眉を顰めるも相反するように言葉は単なる照れ隠しの悪口雑言に似た何か / 後に『何言ってんだ僕は…!』と両手を顔で覆う形になりながら彼の両腕に身を預け暗闇の中で恋人たる情事に時間を割くのだろう )
( / ちょっと迷ったが一旦〆させて貰いたかったので最後の会話はカットさせて貰った。すまないな。…と言う訳でお疲れ様、かな。 最近結構ハイペースだが大丈夫だろうか。休憩したいなどの要望があれば快く受け付けるよ )
( / これは雑談パートも〆た認識でいい?ツグさんもお疲れさん。我ながら突っ走った気もすっけど、無理はしてないし寧ろ楽しくて仕方ねぇ。休息なら適宜摂ってるから俺の方は問題ねぇけど…ツグさんはどう?俺よりマルチタスク熟してるように感じるから、結構心配ではあるンだよ。他にやりてぇ事を潰してねぇかも気掛かりだなァ )
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