こどもじゃないもん！〆

>>27
すみませんちょっと訂正を…！
兎ちゃん両手両足縛られてましたね…！地面に降ろした後、縄を解いてから話しかけたということに…！

(突如森中に響き渡る大きな咆哮。その後すぐに宙へと投げ出された身体は何者かの手によって抱きかかえられる。恐る恐る瞼を開けた先に捉えたのは狼の獣人。そこにあの人間のような乱暴さは微塵もなく、不思議と安心感さえ芽生えてきた。拘束された己の手足を解放するや否や即座に密猟者へと立ち向かっていくその背中は、いつか母親から聞いた「命の恩人」の話を彷彿とさせる。早く逃げろと言われたけれど、一切怯まず容赦なく追い打ちをかける彼の様子に目を奪われてもう動けない。大切なものを守るために命を懸けるその姿は、まさに自分の憧れそのもので。すっかり怯えて逃げ出したあの人間がもうこの場から居なくなったことを念入りに確認すれば、彼の元へ走り寄って)
助けてくれてありがとう。おにーさん、すっごく格好よかった！

(/あっそれは何より…！密猟者秒速退場も大丈夫です！訂正についても了解しました～。背後は一旦ここらで引っ込もうかと思いますが、何かありましたら遠慮なく呼んでください！改めまして、これから宜しくお願い致します…！/蹴可)

(走り去っていった密猟者が見えなくなるまで目を離さず。他にも居ないかと人間の気配を探るものの、辺りにはなさそうだったので握っていた剣を背中の鞘に戻し、もう大丈夫そうだなと短くため息を吐き出して)
まだ居たのか…逃げろって言っただろう？
(先程助けた筈の兎の獣人が自分の元に走り寄ってくれば、呆れた様子で声を掛けつつも、先程までとは違い優しい雰囲気を纏いながら左手を伸ばし軽く頭を撫でてやり)
「大切な命を、守れて良かった」気をつけて帰れよ？
(撫でて直ぐに手を離し、長居は無用だと背中を向け.狼の姿に戻って手足に力を込め、現れた時と同じように去ろうとして)



【ありがとうございます(*´-`)
了解しました！こちらこそ、よろしくお願い致します…！
あ、あと、今日だけ仕事が20時上がりなんで、次のレスがそれ以降になりますことをお伝えしておきますぅ…】

(己の頭を撫でる手付きはその強靭な身体とは裏腹にとても丁寧で繊細で、自然と表情も緩み出す。先程とは打って変わった和やかな雰囲気が流れるなか、さらりと述べられた一言に反応してぴんと立つ耳)
ま、待って！
(身体に触れて相手を呼び止める代わりに、立ち去る直前の彼の大きな尻尾を慌てて抱き締めた。母親のするあの昔話は、いつも決まった一言で終わる。例の少年が立ち去る間際に残したというその言葉が、何故この狼人の口から飛び出したのか。戸惑いを隠せない様子で何度も視線を左右に往復させ)
なんで知ってるの？だってそれ、僕のお母さんが……


(/お疲れ様でした…！無理はなさらないでくださいね…！)

おっ、と……こら、危ないから離せ
(走り出そうとする直前に尻尾を掴まれた為に慌てて手足から力を抜いたせいかほんの少しよろけてしまい。直ぐに立て直すものの、離さないと走れないだろうと呆れながらに話しかけた、が、なんで知ってるの、との言葉に一体何のことだと首を傾げ)
離さないなら振り落とすぞー？
(そう言いつつも荒々しい振り方はせず、あくまでも自分から離したくなるようにと怪我をさせない程度に尻尾を振り回し)


【ありがとうございますぅ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡そちら様も、お疲れ様です(*´-`)大丈夫です、なり茶が全ての栄養を補ってくれます！！←

やだ、まだ行っちゃだめ！
(一種のアトラクションのように上下左右に揺れる尻尾を離すものかと、より一層抱きつく力を強め。いやいやと首を横に振り、真っ直ぐ相手を見据える。質問の意図を上手く伝えられないことにもどかしさを覚えつつも、「あのね、」と前置きをしてからたどたどしく説明を)
その「大事な命を守れて良かった」って、昔、僕のお母さんが言われた言葉と一緒なの。なんでおにーさんが知ってるの…？


(/ありがとうございます！いっぱい回復してくださいね…！)

(一生懸命に抱きついて離れようとしない幼い兎に、これはもう一度話を聞いてやらないとダメかと短いため息を吐き出しては尻尾を振るのを止めてやり。真っ直ぐにこちらを見据えながら、たどたどしくも説明するのを聞いては、お母さん…？と首を傾げ)
……あ。そういや昔、お腹の大きい兎の獣人を助けたことがあるけど…？
(少しの間黙り込んで考えては、ふと、大切な人達を失って少しした頃、初めて助けた母兎のことを思い出して。まさかと思いながらも話してみて/考え込む際に左腕を曲げて顎に手を当てていたが、服の隙間からその時腕に負った傷跡が見えていて)


【うぉおおおお心遣いありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡はい！！接種しまくります！！←(あ、長々とすみません、蹴っちゃって大丈夫です)】

>>34
すみませんまた訂正を…

尻尾を振るのを止めてやり、狼の姿から獣人の姿に変わって尻尾を自分の前側に来るようにして目を合わせ、真っ直ぐにこちらを見据えながら、

でお願いしますぅ…腕の傷跡とか書いて投稿した後気付いた…狼のままやん…見えんやろ…爆

！それ、僕のお母さん……。
(「あの狼さんはね、腕に傷を負ってまで私を助けてくれたのよ」そう母親が話すのを思い返すと同時にちらりと視界に入った腕の傷。どきんと小さな心臓が跳ね、ひとつの可能性が浮かび出す。さらに昔兎を助けたことがあるという発言を受け確信した。この狼人の言う兎の獣人とは間違いなく自分の母親であり、それは即ち)
もしかして、おにーさんが「命の恩人」…？
(そう気付くや否や、ぱっと抱いていた尻尾を離すと彼の身体に飛び付いた。憧れの人が目の前に居るという現状にひどく興奮した様子でひょこひょこと耳が動き、瞳を輝かせ彼を見上げれば一気に捲し立て)
あのねあのね！僕ずっと会いたかったんだよ！お母さんからたくさん話も聞いたし、僕もおにーさんみたいになりたくて、

(/訂正了解しました！/蹴可)

そうなのか？じゃあ、あの後無事に出産出来たんだな…良かった…
(僕のお母さん、と聞けば、自分は怪我を負って直ぐその場から離れてしまい、一瞬のことで顔も覚えていなかった為にあの後どうなったのか暫くの間気にかけていて。こうして無事に生まれてくれて良かったと、目を細めつつ微笑み)
おっと…へぇ、それは嬉しいな。けど悪い、俺と長居してたらダメだ
(飛び付いてきた小さな兎の子を抱き止めてやり、そっと優しく頭を撫でながら話を聞いて。自分に会いたかったと話すその子に嬉しそうな笑顔を見せるものの、一緒に居てはダメだと兎の子の脇を掴んで引き剥がそうとして)

なんで？なんでダメなの？
(きょとん、言っている意味が分からないというように目を丸くして純粋な疑問を口に。その狼人の言い方から何か複雑な理由があることは察せそうなものだが、興奮状態に陥っていたこの白兎はそこまで意識が回らなかった。自分を引き?がしにかかる相手の腕には、此方も負けていられないと彼の衣服を掴んで必死の抵抗を)

(/あっっ文字化け…
“引き剥がしに”です！)

なんでって………生まれた時から疎まれてる奴と一緒に居たら、まだ幼いお前が何て言われるか分からない。それに兎と狼だ、本来は相容れない種族だからな
(服を掴んで必死に抵抗する子供に、とにかくダメだと繰り返してもきっと納得してはくれないだろうと苦い顔をして、脇から手を離し。自分は同じ種族からずっと疎まれて育った狼だからと素直に話して、更には種族間の問題も伝え。自分はこうして命を助ける為にどの種族とも少なからず交流しているが、本来なら狼は肉食で、目の前に居る小さな兎には牙を剥く。だからダメだと、優しく諭すように話し)


【文字化け了解です！何故かちょいちょいありますよねぇ…鬼畜仕様…←(/蹴り可)】

(穏やかな声色で語りかけるその様子は母親からの説教とよく似ていた。はじめは「嫌だ」の一点張りだった白兎も、話が進むにつれへなへな下がる耳と視線。確かに、今まで読んだ絵本に登場するような狼は自分たち兎にとって恐ろしいもの、怖いものとして描かれていたけれど。いくら狼とはいえ命の恩人である相手を、ましてや今までずっと憧れてきたそうを、そう簡単に拒絶することなんて出来る訳がなく。諦めが悪そうに服は掴んだままで)
僕はそんなこと気にしないし、おにーさんは優しいから僕を食べたりしないもん……

……そうだな、俺は食べたりしない。
それでもダメだ。一緒に居ることで、お前だけじゃなく母親まで酷い扱いを受けることになる。それは嫌だろう？
(下がった耳と視線、それでも服は離そうとしない。小さな子供らしい駄々のコネ方につい優しく微笑んでしまい自分は食べたりしないと肯定する。が、一緒に居ることに関しては断固としてダメだと譲らず。他の種族の話ではあるが、命を助けてくれたお礼にと一晩だけご飯と寝床をお世話になって。翌日、狼を招き入れたのかとその家族は酷く責められたことがある為に、同じ目に合わせたくはないと、真剣な表情で見つめながらあくまでも優しく諭すように話して)

で、でも……！
(すぐに反論しようとしたものの、そこに言葉は続かなかった。自分がどう思われようかなんて気にしないけれど、そこに母親を巻き込みたいとは思わない。だけどやっぱり諦めきれなくて……。だが実際、今の自分が種族間の問題をまるっと解決できるような力なんて持っているはずもなく。選ぶべき道は既に決まっているのかもしれない。どうにもならない悔しさで、今にも涙が零れてしまいそうなうるうるした瞳で相手を見上げ)
またすぐに会えるよね？これでお別れは嫌だよ……

……会いたいって願ってたら、きっと、な
(今にも泣き出してしまいそうな瞳を見れば、放っておけなくて。その場に屈み膝を地面に着けて、痛くないよう優しく抱き締めてそっと頭を撫でながら、願っていればきっと会えると話し。自分としてはこの子と母親の為にも二度と会わない方がいいという考えとは裏腹に、心はまた話したいと思っていて。矛盾する思いに苦笑いしつつ暫く頭を撫でていたが、ゆっくり身体を離し立ち上がり)
じゃあな。気をつけて帰るんだぞ？
(一歩、二歩と下がっては狼の姿に戻り。背中を向けて去ろうとし)


【さて、この後どうしましょうか…(*´-`)
数日後に再会出来るけど酷い怪我を負った狼を、大丈夫と言い張るのを無視して母を呼んで無理矢理家に連れ帰って看病とか、どうしても会いたくてウロウロしてたら知らぬ間に狼の縄張りに入って危ない目に会ってる所を助けるとか…後は特にイベントとか無しに、普通に再会して逃げようとするのを追いかけてドタバタしたりとか←
とりあえずいま思いついてるのはこれくらいで…貴女様のご意見もお聞かせくださいな(*´-`)

……ほんと？
(お願いすればきっと会える、おまじないのように繰り返して呟く代わりに、もう呼び止めることはしなかった。片腕で涙を拭って小さくこくりと頷くと、にっこり笑って手を振って)
うん、またね

(/あ～～どれも良いですね……！全部やりたいです(
(今回のやり取りで聞くタイミングを逃したってのもあるんですが)一回名前呼びイベントを入れたいのでまずは普通に再会でどうでしょう？森の中で偶然出会って(こっちが一方的に探して見つけて？)軽く追いかけっこ、みたいな…)

……また、な
(小さな子供の願いに、応えてやるつもりはないけれど。それでも本当にいつか会うかもしれない。そう思ってしまったせいか、そのまま何も言わず去るつもりだったのに、またなと言葉に出してしまっていて。苦笑いしつつも振り返ることはせず、脚に力を込めてその場から走り去って行き)


【うへへ、ありがとうございます(*´-`)←
あ、確かに！名前呼びイベ要りますね！！お前とお兄さんじゃ進展し辛い…w偶然の再会と追いかけっ子、了解です！最中にどこかしらで兎ちゃんに思い切りすっ転んで貰っちゃえば、(何なら大泣きしちゃってもいい←)放っておけないお兄さんが勝手に戻ってくるかと…笑

(/なるほど、狼さんホイホイだ…！じゃあ盛大にいかせて頂きますね(
他に決めることが無ければ場面切り替えてもいいかなとは思ったのですが、先レスどっちからにしましょう？)

(/なるほど、狼さんホイホイだ…！じゃあ盛大にいかせて頂きますね(
他に決めることが無ければ場面切り替えてもいいかなとは思ったのですが、先レスどっちからにしましょう？)

はぁ……迷子を届けるのも大変だな…
(つい先程まで一緒に居た、幼い狼を思い出しては苦い顔をして。縄張りの外まで遊びに出ては迷子になってしまい泣いていた所を保護して送り届けたまでは良かったものの、一緒に居たいとしつこく言われた為に、その子の親に見つかる前に慌てて逃げてきた。同種族から疎まれ続けている自分が関わったと知れたら、その子が余計に怒られる。…いつまでこんな生活をすればいいのかと内心苦い顔をしつつ、あてもなく森の中を歩いていて)


【はい、よろしくお願いします(*´-`)
そうですね！では切り替えて…以前は先レスして頂いたので、今度はこちらから、失礼します(´∀｀*)

お相手様に何かあったのでしょうか…それともこちらに何か不手際が…？！
どちらでもなければいいのですが…

トピが下がってしまったので上げておきますね…(・ω・｀)

(/すみません！お仕事でばったんばったんしてました……
今夜中にお返事したい気持ちはあるのでもう暫くお待ちください…、一先ず顔出しだけ……)

ああ、そうだったんですね！！
それは失礼しました…！

急かしてしまいましたね、申し訳ない…(・ω・｀)
お仕事でお疲れですよねっ…どうか無理はなさらず…！
まったりお待ちしております…(*´-`)

(「ちょっとパトロールしてくる！」そう母親に声を掛け今日も繰り出す森の中。助けて貰ったあの日から頭の中はあの青年でいっぱいで、パトロールと称して自宅周辺を散策すると同時に彼を探しに出掛けることが日課となっていた。今日はどんなルートにしようか、鼻歌交じりに気分良く歩いていると、遠くに見覚えのある人影が。はっきりと姿は見えていないものの、間違いなくあの人だと本能が告げている。ごくりと小さく息を呑み、はやる気持ちのままにその影を追いかけて)

(/優しいお言葉ありがとうございます…！お騒がせしました…
今後、お返事までお時間頂きそうなときは一声掛けるようにしますね)

ん…？
(とりあえず当てもなく歩き回って、一旦休もうかと少し気を抜いた所でずっと追いかけてきていた気配の方に振り向いてみて。見覚えのあるような、と目を細めてじっと見つめていればこの間のあの子かと思い出し、とりあえず逃げようかと兎の子とは反対方向に走り出して)


【いえいえ…！誰にでもあることですので、お気になさらず…(*´-`)
はい、よろしくお願いします…！こちらも何かあればお知らせするようにしますので…！

？！　ま、待って！
(確かに目が合った、気がする。にも関わらず一目散に逃げだした相手の行動に驚きが隠せない様子。なんで?!と混乱する頭で必死にその背中を追い掛ける。待ちに待った再会の機会を意地でも逃すものかと一心不乱に森を走るその途中、周りが見えていなかったのか、大きな木の根につまづいて派手に顔から地面へ突っ込んだ。慌てて視線を上げるもその先に人影はない。じわじわ痛む身体とあの狼人を見失ってしまったことへの絶望でぽっきりと折れてしまった心。溢れ出る涙を堪える余力なんて残っておらず、わんわん声を上げて泣き出して)

(/了解です！では改めてよろしくお願いします…！/蹴可)

！……はぁ…仕方ないな…
(そろそろ撒けただろうかと思い足を止めると同時に聞こえてきたのは、森の中全体に響いてしまいそうな程に大きな泣き声で。あの小さな兎に何か起こったんだろうかと心配する気持ちが湧き上がってきた為に、短くため息を吐き出しては大急ぎで来た道を戻り泣き声の元へと向かって)
…派手に転んだんだな。痛かったろ？よしよし、もう大丈夫だからな？
(到着して見えたのは、地面に伏せたまま泣いている小さな兎。その後ろには大きな木の根っこ。何があったのか直ぐに察しはついて、優しく声を掛けながら自分が汚れるのも構わず脇を持って抱き上げてやりそのまま抱きしめ、右腕でお尻を支えてやりつつ左手でぽんぽんと背中を叩きながら慰めてやり)


【はい、よろしくお願いします(*´-`)/蹴り可/】

ぐすっ……おにー……さんっ
(近付く足音と聞き覚えのある声。優しく抱き締められた腕の中はあたたかく、ほわほわとした安心感で胸の中が満ちていく。困ったときに颯爽と現れて助けてくれる、その姿はやっぱりヒーローそのもので、ずっと変わらない憧れで。ぎゅっと抱き締め返したあと、安堵の息と共に小さく呟いて)
……よかった、また会えて

……そうだな、また会えた
(小さな身体でぎゅっと抱きしめ返されれば、何やら胸の奥がキュッと締め付けられるような感覚がして。気のせいだと緩く頭を振った後、優しい声で返事をしてやり)
また転んだりしたら大変だから…ある程度近くまでは送っていく。もし見つかったら、小さなお前が同族から何を言われるか分からないからな
(抱っこした状態のままゆっくり歩き始めつつ、兎が狼に助けられただなんて同族からとんでもない罵声を浴びせられるかもしれない。それだけは避ける為にある程度までしか送れないと、優しい声で伝え)

……わかった
(種族間の問題は仕方ないと分かっているが、やっぱり納得はいかなくて一度は口を尖らす。それでも他人に迷惑は掛けたくないからと渋々首を縦に振り。最初は不満気だったものの、大好きな人と共に過ごせるこの時間は嬉しいもので自然と機嫌も元通りに。折角ならこの機会にたくさんこの狼について知りたいと好奇心たっぷりの視線を向け)
おにーさん、お名前はなんていうの？

よし、いい子だ
(渋々ながらも頷いたのを見れば、ちゃんと分かってくれたんだなと微笑み、いい子だと褒めてやりながら左手で優しく頭を撫でてやり)
ん？……アルフレートだ。呼びにくかったら好きに略していい
(好奇心たっぷりの目を向けつつ名前を聞かれれば、もう会わないつもりだから別に答えなくてもいいけれど、そうしたら悲しい顔をさせてしまうかと思い直して。少しの間の後名乗っては、好きに呼べばいいと淡々とした口調で答えてやり。興味がないわけではないのだが、相手の名前を聞くことはせず)

あるふれーと……じゃあアルフだね！いいなぁ、かっこいい名前……
(ヒーローに相応しい立派な名前。憧れのそれをたどたどしく復唱した後、呼びやすいようにと早速省略を。それでも随分気に入ったようで、何度も何度も繰り返して声に出す。これでいつでも名前を呼び合える、そう一人で上機嫌になっていたところで自分が名乗っていないことに気が付いた)
アルフ、僕はベネットっていうんだよ！覚えてね！
(教わったばかりの名前を呼んでから、早口で捲し立てた自己紹介。名乗ったからには呼ばれたい。そんな期待を込めてちらちらと目線送り)

！……そうか？ありがとな
(アルフ。その略称を聞いては大きく肩が跳ね上がり一瞬顔が強張ってしまい。直ぐに元の優しい表情に戻っては、カッコいいと話して繰り返し呼ぶその姿に、素直にお礼を言って)
…ん、分かった。ベネットか、いい名前をつけて貰ったな
(ちらちらと送られる目線にどうして欲しいのか察すれば、一度苦笑いした後軽く頷いて。名前を呼んだと思えばベネットだけでなく名付け親であろう母親のことも褒めてやり)

ほんと？……えへへ、大事な名前だよ
(一瞬見せた怯えたような顔。言及しようと口を開いた頃にはいつもの温かな笑顔に戻っていた為、見間違いだったのだろうかと思い直す。希望通り名前を呼んでくれた、更に褒められたと表情を明るくし、照れくさそうに頬を赤らめ。勿論それで好奇心が止まることはなく、矢継ぎ早に次の質問を)
アルフはどこに住んでるの？僕のおうちと近いかな？

…いや、俺は定住地はないんだ。何ヶ所か適当に寝床を作って毎日違う場所で寝てる。そうしないと……
(子供らしく素直に照れる様子を見れば、可愛い子だなと優しく頭を撫でて。住んでいる場所を聞かれて適当な場所でも言おうとするものの、自分に対して真っ直ぐに好意を向けてくる相手に嘘をつくのは気が引けたらしく今の状況をそのまま伝え。そうなった原因まで話そうとして、子供に聞かせていいものかどうかと黙り込むものの、変な所で話を切ればずっと聞かれるかと思い直して口を開き)
…そうしないと、寝込みを襲われる。特別力の強いお前が居るから、同族が弱くなったんだって。そんな筈ないのにな……
(ゆっくりとした口調で話すその表情は、眉を下げて悲しそうな目をしていて。確かに力は強いし見た目も違うが、それだけでどうしてずっと責められなければならないのか。襲われたからには逃げるか戦うかしかなくて、でも自分はそんなことしたくない。誰も傷つけたくなんてない。だからこの先ずっと定住地は作らないと決めていると、言葉にはしないが悲しげな目が物語っていて)

(ぽつりぽつりと神妙な面持ちで語られるそれは、子供にとっては少しばかり難しい様子。だけどその表情から辛い気持ちは痛いほど読み取れて、長い耳もへなへなと下向きに。大好きなこの人にこれ以上そんな顔して欲しくない、そんな思いでぴょんと腕の中から飛び出せば、その勢いで片手を掴む。相手の返答を聞く前に、己の自宅へ連れて行こうとぐいぐい片腕を引っ張って)
アルフ、僕と一緒に来て！

えっ？行くってどこに、そろそろ離れないとベネットの同族に見つかるぞ…？！
(やはり子供に聞かせる話ではなかったなと、へなへなと下向きになった耳を見れば苦笑いしつつ謝ろうとしたのだが。飛び降りた小さな子供に意外にも強い力で引っ張られて驚きつつ従って動いたものの、だいぶ縄張りに近付いていた為に慌てて離れさせようと軽い力で腕を振ってみて)

いいの！あとちょっとだから、一緒に……！
(流石の彼も何かを察したのか、突如ぐわん、と身体に走る大きな衝撃。しかし自宅までの残り数十メートルを二人で歩くんだという意思は固く、そう簡単に離すもんかと意地になって腕にしがみ付く。同族からなんと言われようと最早それが揺らぐことはなく、必死に抵抗するその様子は我儘な子供そのもので)

ダメだ…！俺なんか招き入れたら、ろくなことにならない…！！
(あとちょっとだから。その言葉を聞いて自宅に連れて行くつもりかとピンと来てしまい、更に強い力で腕を振りどうにか離れさせようとするものの、ベネットの名前を呼ぶ声が聞こえた為にビクッと肩を跳ねさせ。間に合わなかったかと苦い顔をしたのだが、狼さん、と優しい声で呼ばれた為にそちらの方を見て)


あの時はまだ幼い姿だったけれど…私と、お腹に居た大切なベネットを助けてくれた、狼さんでしょう？
ずっと会いたかった…会って、お礼を言いたかった……ぜひ、家に来てください。温かいご飯と飲み物をお出ししますから…
(ふくよかな身体に大きな耳と、全てを優しく包み込むような声。まさしく母親といった雰囲気の彼女が微笑むと、その場の空気が柔らかくなったように感じる。そんな中、ぜひとも家に来て欲しいと話しては、ベネットが掴まっている腕とは反対側の手を優しく握り、軽く引っ張って案内しようとし)


【援軍、お母さん登場です←
ちょっと待ったがあれば遠慮なく！レス直しますので笑】

ほらアルフ！お母さんもいいって言ってるよ？
(聞き慣れた声色に顔を向けると、そこには紛うことなき母親の姿。狼である彼を歓迎するような言葉は頼もしいものでしかなく、一緒になってぐいぐいと腕を引き。これでもう断る理由はないよね！、そんな期待の籠った瞳で彼を見つめ、首を縦に振ってくれるのを待って)

【マ、ママ…！ナイス助っ人に全便乗しています、ありがとうございます！！】

えっ？…あ、えっと……お久しぶり、です。あの時貴女の命を助けられて、本当に良かった……
…分かりました。少しの間、お邪魔させてください
(柔らかい雰囲気と優しい声に、狼である自分を怖がらないのかと心底驚いていたのだが。ベネットの母だと分かれば軽く頭を下げて挨拶し、良かったと微笑みを向け。家の持ち主である母親で、自分にどうしてもお礼を伝えたいと願われてしまえば断り辛くなり。チラッとベネットを見れば期待の籠った眼差しと目が合い苦笑いして、提案に頷いては引っ張られるままに歩き始め)


ふふ、勿論。
ありがとうベネット、貴方のお陰で大切な人に会えたわ
(柔らかな笑みを浮かべゆっくりと手を引き自宅へと案内しつつ、可愛い息子にお礼を伝えては、何か食べたい物はある？と問いかけ)
(自宅について直ぐ、一番大きなソファにアルフレートを案内しては、遠慮する彼の肩に手を掛けて力づくで座らせ、ゆっくりしていて下さいねと笑顔で話しかけては台所に向かい)


【お、乗って下さいましたね！ありがとうございます(*´-`)
いえいえ！思いつきで突っ走ったので受け入れていただけてよかったです笑

えっと、お母さんのシチィーが食べたい！
(母親の登場によって彼をスムーズに自宅まで招き入れることが出来た。見慣れたはずのインテリアも、憧れの人の存在によって随分新鮮なものに見える。食事の問いには元気よく好物をリクエストし、興奮冷めやらぬ様子で一度自室へ。その後一冊のスケッチブックを持ってリビングへ戻ると、彼が座る隣に飛び乗っては身体を寄せページを捲る。その中で子供らしいタッチで描かれた狼のイラストを指差し)
これ、僕が描いたアルフだよ！アルフがわるいニンゲンをやっつけてるところ！

え？あ、いや、でもっ…？！…わ、分かりました…
(自分はお邪魔している身だから床でいいのに、と断ろうとしたのだが信じられない力でぐいっと肩を押され座らされたので驚きつつもそのまま従い、これは下手に逆らわないほうがいいと素直に頷いて。ベネットのリクエストに笑顔で答えて台所に向かった背中に、自分の母親を重ねては目を細めて眺め)

へぇ……凄いな、よく描けてるじゃないか
(見せられた狼のイラストを見れば、自分はずっとして来なかった為に上手いとか下手とかは判断せず、子供らしいタッチで、でも頑張って描いたであろう物を素直に褒めてやりながら優しく頭を撫でてやり)
悪い人間か…ベネットのお母さんが捕まらなくて、本当に良かった。
(まだ幼い自分が無茶をしてでも助けた命。結果として今こうして、あの時の自分とそう歳の変わらないであろう小さな兎が、母親と一緒に生きている。それだけで幸せだと、目を細めながら微笑みを浮かべ)

えへへ、アルフのおかげで僕がいるんだよ
(この絵を完成させた時から、早く彼に見せたくて仕方なかった。だからこそその誉め言葉は堪らなく快いもので、くしゃりと顔を綻ばせ。余程嬉しかったのか徐にびりびりとスケッチブック該当のページを破れば、それをそのまま相手へ差し出して)
これ、アルフにあげる

えっ……ん、分かった。大切にするよ…
(自分のお陰で今のベネットが居ると話して貰えば、こちらも嬉しそうに笑顔を見せてもう一度優しく頭を撫でて。破かれたページを差し出されて戸惑うものの、自分を思って描いてくれたこの絵をくれるのならと、両手で受け取ってもう一度眺め)
……これ、折り畳んでもいいか？
(このままでは持ち歩くのが難しいと思い、大切にする為にも問いかけてみて)

(台所から漂ってきたいい香り。出来たわよ～、と優しい声で呼びかけがあり)

一週間と少し経ってしまったので上げておきますね…。
また気が向いた時にお相手よろしくお願いします…(寂泣)

気づいたら一ヶ月か……セイチャ自体には毎日来てるんだ。
気が向いたらまたレスくれると嬉しい。

小さな愛らしい兎のこと、待ってるからな…
(軽く手を振り苦笑いして)

……よう。久しぶりだな。

本当はずっと待ってたんだ。けどあんまり連続で上げると怒られるかと思ってな……

もし気付いたなら、話したいって思ってくれるなら…声を掛けて欲しい。待ってる。

やっぱり無理、なのか……。

あの頃より大きくなったって言ってた姿、見たかったけどな…

……未練がましくて悪いけど、ちゃんと話がしたい。俺と、背後の我儘だ。