トピ主 2023-09-19 23:48:34 |
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>26 旭
9時。待ってて( 彼の背中を押しながらこんなに心を許せたのは久しぶりで、まだ一緒にいたいなんて思ってしまう。でもそれが同じ気持ちだなんて思わず厨房へと戻ろうとすれば彼の声に呼び止められ軽く振り返り小声で時間を伝える。素直に待っててほしいと伝えればまたそそくさと小走りして厨房へ。その後注文を聞き取り食事を彼らの元へ運びながら他の学生への接客もこなし、いつのまにか閉店の時間となる。楽しみがあるとこんなにも早く時間は過ぎるものなのか、頬を緩ませながら頭につけていた三角巾とエプロンを外す。「 お先に失礼します 」と老夫婦へ伝えれば表口から外へ飛び出し待ち合わせをした彼を探すように見回して )
> さりな
これ、持っていくんだろ?( 岩鳶との合同練習と聞けば自分にとって心躍ることがたくさんある。七瀬の存在はまさにその一つと言えるが、その中に自分にとってとても特別な存在がいるというのもある。彼女は自分がずっと想い続けていた相手だ。いつになったら素直に気持ちを伝えられるのだろうかと自分でも困っているくらいだった。今回自身の高校のサポートをしてくれると知ったとき少しでも話せる機会があることを嬉しく思った。プールサイドに向かいながら、さあ何を話そうかと考えていると彼女の後ろ姿を見つける。すぐに駆け寄り彼女の手からするりとドリンクの入ったカゴを取れば一言。「 今日はありがとうな 」カゴを持つと同時に礼を告げれば横に並んでプールサイドへ歩き出し )
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