百色眼鏡 2023-09-18 00:00:13 |
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>シャノン
──爺さん、俺の時計直った?
(灰色に濁る空の下、静まり返った工房内は秒針が進む音ばかりが響くまるで深海のような趣すらあり。そんな沈黙よりも静かでともすれば重苦しい空気をいとも簡単に破るのは唐突に開け放たれた扉から姿を現した金の髪に黒づくめの男の姿。その瞳に目当ての老爺以外が映る事は無いのか、無遠慮な足取りで彼が陣取る机の前へ向かいながら静寂を物ともしない通る声を掛け。億劫そうに視線を上げた男が視線で示したのは先客の存在で、漸くそれに気が付いたのか例の如く表情一つ動かさぬまま謝罪を伝え)
…あぁ、悪い。気付かなかった。
>グレイ
(寂れた書店には物言わぬ老婆が一人。たっぷり2時間はかけてその空間に身を浸し2冊の本を手に取って会計を済ませれば、気づかぬうちに外は灰色の雨模様に変わっており。つい先程まで晴れていたと思ったがそんなに長い時間を過ごしただろうかと思案したところ、目についたのはあまりにも目立つ後ろ姿で。どうやら雨を凌いでいるらしいと悟ると老婆へ礼を伝えてから本を片手に重厚感のある扉を開け)
──グレイ。何してんだこんな所で。
>ALL
──はっ、…はぁ…、此処は……。
(とある舞台の公演を終えるや否や劇場から姿を消して早2か月。未だあの煌びやかな舞台に戻るつもりはないようで、今しがた街で不運にも出くわしてしまった劇団員達の追跡を漸くの思いで切り抜けたところ。無我夢中で走っているうちに見知らぬ場所へ迷い込んでしまったのか、息を乱しながら辺りへ素早く視線を走らせ。今更戻ろうにも何処からどうやって来たのかが分からない始末。途方に暮れ傍らのベンチに腰を下ろし)
>ALL背後様
(/改めまして、『大衆を魅了する俳優』の役を頂きましたエドゼル・グロム背後で御座います!一人ひとりに華があり、個性的で物語を引き立てる息子様方とお話しできるのが嬉しくて仕方がありません…!何かとご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします!尚、それぞれの場面に合わせて絡ませて頂いてはおりますが、キャラクター背景は「劇場から失踪して2か月」という事で統一させて頂きます。ロル内に含められない物もあり申し訳ございませんが、その背景がある事だけご共有させて頂きますね…!
失礼ながら、背後様方へのご挨拶は此方でまとめて頂きます。皆様何卒宜しくお願い致します!此方は蹴って頂いて構いません!)
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