百色眼鏡 2023-09-18 00:00:13 |
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》》 重要用語
「 デルタの鏡:―――の鏡 」
中央塔の頂点部、厳重な扉の奥に隠された管理システム。巨大な三角形を逆さにしたような形をしており、絶えず人類の益を計算している。計算結果はサブシステムに送信され、目的に沿った形で出力される。
「 デルタ・コピー:――― 」
「デルタの鏡」によって出力された人間。出力時の記憶は設定されておらず本人はその自覚がない。代わりに出生時から出力時年齢までの記憶が埋め込まれており、他人と接する際も自身に埋め込まれた記憶に従って行動する。大衆は「デルタ・コピー」の存在を知っているが、それが誰であるかまでは把握していない。「デルタ・コピー」の情報を正確に把握しているのは一部のみである。
「 中央塔:ちゅうおうとう 」
都市部中央に聳え立つ巨大な白い塔。頂点は見上げただけでは見えず、雲に隠されている。頂点部に行くにはエレベーターを通る必要があるが一般には解放されていない。
観光が目的で訪れた一般人もいるが、目的の階までは自力で階段を登るしか無く、武道を志す者の鍛錬にも使われているとか。
「 腐食の積雨:ふしょくのせきう 」
「中央塔」頂点部の扉、「デルタの鏡」の一部を破壊したおぞましい液体。とある地帯に降る雨の一種である、と思われていたが、後々に亜竜の涎であると判明した。
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