匿名さん 2023-09-17 18:45:34 |
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ずっと探していた、
その為に沢山の所を回ったがどこにも見つからなくて諦めかけていたが、本当に居たんだな
(ぽつりぽつりとゆっくり自分の感情を零していく。もうこの世界には彼女はいないのかも知れないと思った時期もあったが、見つかってよかったとさらに彼女を抱きしめて)
…そんなに探してくれていたなんて。
そういえば、名前、聞いてなかった。
( まさかそれ程までだとはと驚くも、抱きしめる腕の強さに本気度が伝わり感動して。少し相手から離れ顔を見ると、そういえば名前を聞いていなかったことに気づき。 )
俺の名前はエドゥアール・ヴェルデ、長いからヴェルでいい
(このまま連れ去ってしまいたいという感情を抑えて。彼女から離れて、自分の自己紹介をして。自分の身分を明かすにはまだ早いと判断して黙っていて)
そう言われると少し照れくさいな
(自分の名前を褒められたことなんてなく、気恥ずかしくなって頬をかいて。まだ話したいと思ったが、流石に引き止めるのは悪いと感じフードをかぶり直して去ろうとして)
ねぇ、ヴェル!
……帰っちゃうの?
( 先程の話の通りであれば彼はこの街を出て行ってしまうという。寂しそうな表情を浮かべ、相手を引き留めて。)
ああ、もう帰らなければいけない
…本当は、まだここに居たいのだが
(心の底から名残惜しそうな顔をして、彼女の白く小さい手を握って。「またここに戻ってくると約束する」と、取った手の甲に口付けをして)
わ、わかった。
次会ったらもっと話そうね…?
( 手の甲に口付けられると、思わず顔を真っ赤にして。約束をしてくれたからまた会えるという希望ができ、少しだけ笑顔になり。)
次は時間を作ってくる、それまで待っていて欲しい
(彼女の手から口を離し、目を真っ直ぐ見て約束をして。真っ赤になった彼女の顔さえ、愛しく思えてこちらも少し頬を染めてしまって)
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