猫と白金の流線 〆

猫と白金の流線 〆

斎藤 悠介  2023-09-13 21:51:55 
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※御相手様、決定済※





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  • No.361 by 天羽 唯織  2023-10-18 01:21:42 


…あぁ、そうなんだ。
俺も探すよ。

( 内容を聞くとまた彼の名前を仲良さげに呼ぶあたりに引っかかりつつ、一緒に探すと彼女が座っていた周辺を探そうとそちらへ近寄り。席の下の方に何かないかと少し視線を落として)

  • No.362 by 斎藤 悠介  2023-10-18 08:12:38 



「ふふ、ありがとうございます。天羽先生ってやっぱり優しいですよねぇ…悠介にはもっと優しいんですか?それとも、意外と素直になれなくてツンツンしちゃうタイプだったり?」

( 授業後の片付けの途中だったのに手を止めて一緒に探してくれるだなんて、と表情を緩めながら礼を言う。周りの席の足元を探していたがふとそちらを見ると先程と変わらぬ声色でまるで話のついでのように、にこやかに尋ね )

  • No.363 by 天羽 唯織  2023-10-18 10:43:15 



……、ごめん何の話かちょっとよく分からない。

( 彼女の質問には一瞬手が止まり。何度質問の意味を頭の中で考えても、その内容は自分と彼の関係を知っているかのようなもので。少し遅れてから何の話か分からないとだけ、できるだけ表面に出ないよう、探し物をさがすふりをしながら答えるが。内心はどうしようという焦燥感でいっぱいになり。)

  • No.364 by 斎藤 悠介  2023-10-18 11:52:01 



「…あ、天羽先生、机の中にキーホルダーありました。よく分からない、ですか。すみません、他の人と勘違いしちゃったのかも。

それは置いておいて、文化祭の日に先生に好きって告白したじゃないですか。断られちゃったけど、あの日言ったようにやっぱり諦められなくて。気持ち、変わったりはしてないですよね?」

( 先生の反応を見て笑顔を崩さないまま探してくれている姿を横目に座っていた席に腰を落とすと机の中の奥に手を入れて白いうさぎのキーホルダーを取り出し告げるとふわふわしたそれを触りながらまたそちらに視線を送り )

  • No.365 by 天羽 唯織  2023-10-18 16:28:34 


…そう。

うん、変わってない。ごめん。

( 相手の捜し物が無事見つかったことと、勘違いだったという言葉にわずかにほっとするもののどこかまだ不安が拭えない感がある。立ち上がり元に戻ろうとするが、前の文化祭の話になるとそちらを見て。まだ自分のことが諦められないとしたら彼に対するあの行動は何だったのかと疑問に思う。とりあえず自分の気持ちを伝えないと、とそう伝え)

  • No.366 by 斎藤 悠介  2023-10-18 17:20:35 



「やっぱりそうですよね。じゃあ、…またまたそれとは関係ない話で、最近痴漢の冤罪ってよく聞くじゃないですか。あれって男性側がどう証言しても女性の受け取り側の主張が優先されるーだなんて聞いて、とある悪戯を思いついちゃったんですけど、"仲の良い同級生に押し倒されて無理矢理された"って私が泣いて叫んだらどうなるんだろう。日頃こっちからアプローチしてても別問題として警察が動いて退学?軽くても学校が隠蔽して休学とかになっちゃうのかな。」

( 伝えられた言葉に眉を下げてそちらから目線を外せばキーホルダーを見つめ、頭を撫でながら口にする。出来ることならこんな話したくなかった。でもこうでもしないときっと先生は生徒と言う枠組み以外で私を見てくれる機会なんてないんだろう。推測が外れていたらそれはそれでしょうがないが、今まで観察してきた感じ斎藤くんと天羽先生の間には繋がりがある。悪いと分かっている希望を微かに抱えながらもスクールバッグにキーホルダーを付け直して )

  • No.367 by 天羽 唯織  2023-10-18 19:24:46 



……っ、そんな悪戯絶対したらだめだ。
人1人の人生を狂わせる可能性だってある。

( 何を言っているんだ。と頭は真っ白になるが、どうもその話の流れからいくと彼女がアプローチしているのは自分の恋人。その彼にそんなことをしようというのか。絶対そんなことはさせない。できるだけ冷静に、そんなことは辞めてほしいと彼女の目を見て伝えて。)

  • No.368 by 斎藤 悠介  2023-10-18 22:26:52 



「…わ、やっぱり天羽先生の瞳って綺麗ですよね。いいなぁ、羨ましい…カラコンとかしてみようかな。黒い髪も目も、似合ってるって言われるけどあまり好きじゃなくて。先生は私には何色が似合うと思います?やっぱりブラウン系とかかな…」

( 目を合わせこちらを諭すような言葉も先程の発言も無かったかのように微笑むと覗き込むように先生の瞳を見つめて不満を口にする。その後に自分の長い黒髪を指先で梳くと変わらない笑顔で尋ね )

  • No.369 by 天羽 唯織  2023-10-18 23:15:51 


花里さん、…さっきの悪戯の話。冗談だよね。

( 話がコロコロと変わっていくことに感情はついていかず。本当にこの子はなんの話しがしたいのだろう。目や髪の色についてなど今はどうでもよくて、それり先程の悪戯の発言についてもう一度聞き直し)

  • No.370 by 斎藤 悠介  2023-10-19 00:17:00 



「でもやっぱり先生と同じ感じにしたいし青系もいいかも……、んー…天羽先生が、私の事を気にかけてくれたら冗談じゃなくなるかもしれません。この間言った通り、二番目でいいんです。少しでもこっちを見てくれたら幸せで、退屈しのぎの悪戯なんてする暇なくなっちゃうかも。」

( 好きな人とお揃いは憧れる。つらつら話すが聞き直された話に悩ましげな声を上げた後、一度目を伏せてから穏やかに微笑む。心優しい先生なら別に斎藤くんを利用せずとも自分が道徳から逸れた事をしようとしてるって知ったらこの流れになってたかもしれないなんて今更ながら思って勝手に胸が温まるが今考えても仕方がない事で、笑いながら話し終えると先生の頬に触れようとゆっくり手を伸ばし )

  • No.371 by 天羽 唯織  2023-10-19 01:04:22 


……っ、俺は……。
少し考えさせてくれないか。

( 近付いてきた彼女の手が頬に触れてきたことに肩を揺らし。それでも抵抗できないのは、今自分がどうしたらいいのかを必死に考えているせいで。ここで答えを出すのは得策じゃない、と苦し紛れに出した答えを彼女に伝えるが、そう待ってはくれないのだろう。)

  • No.372 by 斎藤 悠介  2023-10-19 01:46:34 



「えー?ダメ、今ここで決めないと……って、いい所なのに。斎藤くん、掃除終わっちゃったらしいです。残念。」

( 初めて触れた頬、状況が状況だからか自分の手より体温が低くて少し冷たい気がする。揺れた肩まで愛おしくて、普段の授業では見れない表情にぞくぞくする。好きで好きで堪らない。こんな形で、と実行するまでは少し後ろめたい気持ちもあったがこれは成功だ。自分の中にあったSっ気に気付きながら目を細めて楽しそうに微笑むが机の上に置いてあったスクールバッグからメッセージの着信音が鳴れば唇を尖らせながら手を離してスマホを取り出し確認すると"あんたの愛しの斎藤、バカ男子に巻き込まれてほうきチャンバラしてた。ウケる。今掃除終わって片付け中だけど、結局斎藤と遊びに行かないの?"と友達からメッセージが。もし放課後に斎藤くんが先生と約束なんてしてたら此処に来て見つかっちゃうかもしれない。それは厄介だから避けたいなあ、なんて思いながら肩を落とすと心底残念そうに首を左右に振り、溜息を吐いてから先生を見上げると両手を広げてお願いをひとつ )

「いいですよ、考えてもらって。その代わり、1回だけギュッてして貰ってもいいですか?…大丈夫、斎藤くんは片付け中らしいのでまだ来ませんよ。」


  • No.373 by 天羽 唯織  2023-10-19 06:54:21 


…、わかった。

( 突然でてきた彼の話題。来るのが遅いと思っていたが、掃除をしていたのかと理解すると少しほっとする。どうやら返事は待ってくれるらしい。が、代わりに出された交換条件。今日彼が彼女に抱き着かれるのを見てモヤっとしたのと同じように、もしもこの場面を彼が見たら。いや、見ていなくても自分がモヤモヤするに違いない。しかし、しなかったらと考えると両手を広げる彼女に近付いて、そっと抱き締め )


  • No.374 by 斎藤 悠介  2023-10-19 07:52:20 



( 断る選択肢は無くしたから応えない筈がない。夢にまで見た体温に頬を染めて、先生の胸に顔を埋めると背中に腕を回してこちらからも抱きつく。色んな人と触れ合ってきたけどこんなに満たされた事なんてなかった。幸せ過ぎる状況にずっと浸っていたいけど長居は禁物、渋々ゆっくり離れれば微笑みなから見上げて )

「ありがとうございます。じゃあ今日はこれで…また聞きに来るまでには答え出してくださいね。
…あ、分かってると思うんですけど斎藤くんや他の人にはこの事秘密ですよ?バラされたらショックで悪戯しちゃうかも。」

  • No.375 by 天羽 唯織  2023-10-19 12:50:33 



…分かった。

( 抱き締めてはみたもののやはり罪悪感だけが自分の中に残り、最後の脅しのような言葉にも頷いてみたが、一体どうするべきなのか悩ましげな表情で。彼女から離れるが、甘い香りが服に残っており、それにも頭が痛くなるばかりで。とりあえず彼女を見送ることに。)

(/背後失礼します!非常にドキドキな展開に、唯織は大変困惑していますが私は楽しんでおります。ありがとうございます。今非常に悩んでいまして、悠介くんにあったことを伝える、または悠介くんの身を案じて距離をとることを提案する、花里さんと直接もう一度対決する。色々なパターンを考えているのですが…悠介さん背後様としてのご意見をいただきたく思います!!)

  • No.376 by 斎藤 悠介  2023-10-19 13:21:26 



「ふふ、じゃあさようなら!」

( 返事を聞いて満足げにへらりと笑うとスクールバッグを手にして座っていた椅子を机にちゃんと戻せば明るい表情で挨拶をし、美術室を後にする。いい返事が聞けるといいな、なんて思う反面罪悪感を抱くが別に二人を引き裂こうとしてる訳じゃない。と自分に言い訳をして歩みを進め )


これでOK?じゃあもう帰ろう。
…あー、悪い。ちょっとこの後大事な約束あるんだわ、また今度。

( 片付けもして漸く掃除を終えると周りに声を掛け、友人が「帰りにどっか寄らね?」と肩を組んで来るが苦笑いしながら断ればブーブー文句を言い始める。それを無視して鞄を手に廊下へ出てスマホを取り出す。"ごめん、掃除当番なの忘れてて今終わった。そっちはどう?"と彼へメッセージを送り )


( / こちらも失礼します!
唯織さんが困っている姿が割とツボで楽しく、調子に乗りすぎてないかと不安だったので良かったです!早期解決を目指すなら悠介に即相談が一番だと思うんですがもう少し唯織さんにちょっかいをかけたい気持ちがあるので大雑把に並べると唯織さんが距離を取る事を提案→ 悠介が何があったのか背景を疑問視し原因を発見→解決の為に動くみたいな流れを個人的にしたいと思っているのですがどうでしょう…?そうなった場合必然的に花里との絡みも多くなり、唯織さんのメンタルが少々不安ですが大丈夫そうでしょうか…。 )

  • No.377 by 天羽 唯織  2023-10-19 21:28:30 



( 彼女が去った後も暫くは呆然とその場に立ち尽くしており。ふとポケットのスマホが振動したことに我に返ると、その内容を見て溜息をひとつ。彼に危害が及ばないようにするにはどうしたらいいか。何度悩み抜いても自分の中でたどり着く答えはひとつで。しかしそれも下手をすれば彼との関係を壊しかねない答え。覚悟を決めたようにスマホを操作すれば「今美術室。もう片付け終わるから。」と返信を)


(/ではそれでいきたいとおもいます!花里さんに無茶な要求をされて恐らくどうしても無理な所は断る可能性がありますが、それまでに悠介くんになんとかしてもらいますので←むしろいつも花里さんの役までやっていただきありがとうございます!)

  • No.378 by 斎藤 悠介  2023-10-19 21:56:14 



……ッと、ごめん。

( 返信に微かに微笑めば"了解、この間の裏の駐車場で待ってる。"と送り、昇降口に足を向けて廊下を歩いていたら曲がり角で人と肩が当たる。咄嗟に謝罪をしたが何も気にしていない、と言うよりは此方なんて見えていない浮かれた様子で去っていったのは花里で。何だアイツと頭を傾げ、甘い香りの中に彼の香りが混ざっている気がして声を掛けようとするも聞くのは不自然だしそもそも気の所為かもしれないと思えば止めていた歩みを進め )


( / よろしくお願いします!!もう何か困った事があったら悠介になんでも言ってください。即解決させます←
いえいえ、モブキャラ動かすの結構好きで楽しくしてますのでお気になさらず…!いつも御相手ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!(蹴可です! )

  • No.379 by 天羽 唯織  2023-10-19 22:03:54 


( 彼からの返信、いつもの何気ないやり取りに目を細める。片付けを済ませ美術室の戸締りをして職員室へ戻ると、荷物を持って車へ。学校裏の公園へ車を移動させると、彼を見つけてその近くに車を停める。)

ごめん、待たせた?

  • No.380 by 斎藤 悠介  2023-10-19 22:16:36 



いや、今来たところ。
お疲れ様、何か食べたいもんとかある?

( 此処に来る途中で後輩にこの間のお詫びだと渡されたレモン味の飴を口に入れ、スマホを弄りながら彼を待つ。画面を見つめ、趣味程度にバンドメンバーで始めたチャンネルの伸びが最近特に良いなとぼんやり思っていたら彼の声が聞こえ、顔を上げて微笑むと助手席に乗って )

  • No.381 by 天羽 唯織  2023-10-19 23:14:34 


…んー。軽いものがいいな。
悠介くんは?何かある?

( 助手席に乗り込んだ彼を見て、いつも通りに振る舞うが内心はなんとも言えない気持ちになる。質問に返事をしつつゆっくり車を発進させ、今日はとりあえず一緒に過ごして最後に話をしようと心に決めると、何とか気持ちを切り替えようとして。)

  • No.382 by 斎藤 悠介  2023-10-19 23:36:07 



俺は唯織さんと一緒に食事出来ればなんでも。軽く…ならちょっと気になってるカフェあるんだけどそこでどう?コーヒーが絶品らしい。

( 正直に言ってしまえば軽く笑い、彼の意見を聞いて少し悩むもそういえばと思い出せば口に出す。部下が話していて微かに気になっていたのだがそこは隠れ家的な場所で食事やコーヒーが美味しく、雰囲気がとてもいいらしい。夜もやっていて生徒が寄り付かなさそうな所にある為に最適ではないかと考えて車のナビに手を伸ばしながら尋ね )

  • No.383 by 天羽 唯織  2023-10-20 06:49:12 


ふ、俺もおなじ。
行きたい。楽しみだな。

( 彼の笑顔にこちらもつられて笑うと、そのカフェにぜひ行ってみたいと同意を示し。一時期はカフェ巡りなんてのにもはまったことがあったが、最近はあまりしておらず。新しくいい店があるのなら知りたいと頷いて。)

  • No.384 by 斎藤 悠介  2023-10-20 10:48:34 



じゃあそこにしよっか。店の近くにパーキングあるらしいし、設定するわ。

……さっき後輩から飴貰って食べてるんだけど車内だと結構周りに匂いするな、ごめん。

( ナビに駐車場の住所を打ち込むと案内が開始され、それを確認すれば座席に背を預ける。その時にふと自分の食べているレモンの飴の甘い香りが彼の香りに混ざって鼻を掠めると少々恥ずかしそうに苦笑いして )

  • No.385 by 天羽 唯織  2023-10-20 13:07:48 


ん?そう?
全然匂い気にならなかった。

( 相手に言われるまで香りなどは気にすることはなかったが、言われてみれば少し甘い香りがするなと微笑む。しかしふと先程の彼女の香りは鼻につく甘いもので嫌だったが、相手のものなら全然構わないのだなと思う。むしろ彼の香りは落ち着く。)


  • No.386 by 斎藤 悠介  2023-10-20 19:00:37 



なら良かった。唯織さんも食べ…ない方がいいか、今からコーヒー飲むし。

そういえば今日、同級生に弁当でカレー持って来てた人がいたんだけど見事に鞄に洩れててさ、もう教室全体に広がったカレー臭が凄くて…クラス全員でそいつの鞄丸洗いしたり換気したりしてなんとかなったんだけど、あれは悲惨だったな…。「ごめん!全然気付かなかったわ!」って本人は笑ってたけど電車とかキツイ香水並に香害だっただろうな。

( 安心しながら微笑むと彼にも飴をと思ったがそれは流石に止めておいて、口内に残っている小さくなった飴を噛むと鞄からペットボトルのお茶を出して飲み、口をリセットしつつ匂いという関連で今朝にあった出来事を思い出すとつい笑いが漏れ )

  • No.387 by 天羽 唯織  2023-10-20 19:12:59 



うわぁ、カレーの匂いはきついだろう。しかもカレーって洗っても中々落ちないし…よく気づかなかったね。その子。
...あ、着いた。ここかな?

( カレーの話には流石に驚き。お昼にカレーを持ってくるのは百歩譲っていいが、こぼしたものが香っているのを当の本人が気付かないとは。周りの生徒たちが優しいなと微笑ましく思うも、彼らはいい迷惑だっただろう。ナビが駐車場に着いたことを知らせると車を停めて。)

  • No.388 by 斎藤 悠介  2023-10-20 20:35:08 



ほんとそれ。教室入った瞬間ほんのりと匂いしたから「誰か朝カレー食べてきた?いいな。」とか話してたんだけど徐々に教室に強いカレー臭が籠りだして、朝食に食べてきたどころじゃねえってザワついた。

お、ここっぽいね。コーヒーに煩い人が褒めてたから結構楽しみ。

( 笑いながら話していたが到着すれば人から聞いた通りすぐ近くにカフェがあり、それを確認すると車から降りる。歩いて行けば店前には手書きの黒板のメニューボードが。"本日のおすすめ"と書かれていて下にサンドイッチ等のメニューやコーヒーの種類が書かれており、更にその下に"※新犬店員が入りました。アレルギー、毛、犬が苦手等ありましたらお申し付け下さい。"だなんて文字が見えて軽く首を傾げるも実際にいるとしたらテンションが上がる。一応彼の方を見ると尋ねて )

犬、……犬?話聞いた時はこんな情報入って無かったけど……アレルギーや毛って事は本物のかな。唯織さん、犬って大丈夫?

  • No.389 by 天羽 唯織  2023-10-20 20:43:44 


おもしろすぎるでしょ、その話。

知らない種類のコーヒーもある...、すごい楽しみ。
( 車から降りて店へと歩く。入口のメニューボードに並ぶコーヒーの種類には知っているものもあれば、知らないものもあり。それを見てワクワクしないわけがなく、少し浮ついたような気分で。彼の質問にようやく、その注意書きが目に付いたようで、自分は大丈夫だと頷くも、帰ったら海が少なからず反応はしそうだなと思いつつ扉へ手をかける。)

俺は大丈夫。
入ろっか。

  • No.390 by 斎藤 悠介  2023-10-20 21:50:24 



ならよかった、足元に段差あるから気を付けて。

( 頷く様子を見て目を細めて微笑むと扉を開けて店内へと足を踏み入れる。お客さんはちらほら、老若男女問わずにコーヒーや食事をのんびり楽しんでおり緩やかな空気が流れている。観葉植物が多く置かれており、テーブル席は半個室のようになっていて落ち着いて寛げそうで、まだ食事はしていないが個人的に当たりの店かもしれないと考えていたら二人に気付いた店員に挨拶の後に案内される。カフェテーブルに椅子が二脚対面で置いてある席に着くと座ろうとするが、その瞬間に"ワンっ"と大きな鳴き声が聞こえれば真っ白な毛をふわふわと揺らして寄ってくる大きな犬、サモエドが姿を現してそれに目を奪われる。犬は自分の周りをくるりと回った後に彼の元へと歩いて行って尻尾をぶんぶんとちぎれそうな程に振り )

……え、なに、でっかい綿菓子?かっわ…


  • No.391 by 天羽 唯織  2023-10-20 22:17:21 



…!
わ、綿菓子だ…

( 店内は居心地の良さそうな雰囲気。こんな素敵な所があったなんて。と辺りを見渡しながら歩き席に座ろうとしたところに現れた白い綿菓子のような犬。正直にいうと、犬は大丈夫、なんて先程は言っていたが犬に触れた経験など片手で数える程度しかなく少し緊張気味に足元に来た犬の頭をそっと撫でて。猫とは違った反応や感触に、思いつく言葉は可愛いしかなく)

  • No.392 by 斎藤 悠介  2023-10-21 00:04:06 



何、君も唯織さんの事を気に入ったの?

( 彼に撫でられた事に心底嬉しそうに目を細めればお座りをしてそれを享受し、もっともっと!と目を輝かせて見上げる犬の様子を見て微笑みながらこちらもふわふわの背中を優しく撫でると声を掛ける。焦った店員が「すみません!」だなんて言ってるが個人的には可愛い犬が絡んでくるだなんてご褒美のようなもので、気にせず席に着けばメニュー表を手に取って開くも犬は妙に彼にご執心なよう。足元から離れる様子は無く、店員の焦った声を聞いても変わらず尻尾を振ったまま彼に縋りついていて、それについ笑ってしまい )

  • No.393 by 天羽 唯織  2023-10-21 07:52:38 


ほんと、かわいい。
海の匂いついてるから、普段は他の動物に懐かれることないんだけど。

( 席に座った後もずっと自分の足元にいるのをメニューを開きながら微笑ましげにその様子を見る。元々嫌いでは無いが、やはり普段は海がいることもあり自分もあまり積極的に触らないし、犬も猫の匂いに反応することも多い。珍しい子だなと思いつつ再び1度頭を撫でてから、メニューへ目を移し。ひとつの銘柄に目が止まる。「コナ」というコーヒーは確かハワイが原産のものだと聞いたことがあるが、店で出会えたことはなく置いているのが非常に珍しい。)

この、「コナ」ってコーヒー飲んでみたい。あんまり店で見たことないし飲んだこともないから。

  • No.394 by 斎藤 悠介  2023-10-22 01:42:44 



可愛いね、海と一緒で人懐っこい子なのかも。俺も何故か犬と相性悪いってか怖がられる事が多くてこんな近くに来てくれんの珍しい。

"コナ"?置いてあるの凄いな、俺はブレンド頼んでみるから後で一口ずつ交換してみよっか。ブレンドと…スモークサーモンのサンドイッチにしようかな。

( 自分は普段、犬に近付かれる事がまず少ない。友人宅に行く時に「うちの、かなり凶暴で噛みグセが凄いから注意して」と事前に言われていた犬が対面した瞬間にこちらは何もしていないのに尻尾を丸めて逃げて行った時は正直へこんだ。それに比べればこの距離で彼に対してだが尻尾を振ってご機嫌そうで、その前には自分の周りを楽しそうに歩いてくれた事が奇跡のように感じて口にすると綿菓子みたいな犬と彼のやり取りを見て自然と表情を緩めて再度メニューに目を落とし、少し悩んだ後に注文を決めて )

  • No.395 by 天羽 唯織  2023-10-22 06:48:55 



うん。そうしよう。
俺は、ハムサンドにする。

( 彼が怖がられてしまって落ち込む様子を想像するとなんだか可愛い。そんなことは口には出さないが。コーヒー以外の注文が決まると近くにいた店員さんに注文を。終えると、メニューを片付けて辺りを見渡す。ふと座ってコーヒーを楽しむお客さんの他にも、レジの方でコーヒー豆の入った袋を購入している人を見かけ。)

...コーヒー豆も販売してるんだ。買って帰ろうかな。

  • No.396 by 斎藤 悠介  2023-10-23 00:42:45 



ありがと。…いいね、俺も豆から挽けるコーヒーメーカー買おっかな。朝は缶コーヒーで済ませてるけどそろそろ寝起きに温かいの飲みたくなってきたし。

この間、寝坊したんだけどどうしてもホットコーヒー飲みたくてコンビニのコーヒー持ちながら教室入ったら授業始まっててさ、運悪く生徒指導の授業時でめっちゃ叱られた。一日中美術だったらそんな失態しないんだけど。

( 注文を済ましてくれて店員が奥に行くのと共に犬が着いてくのを見送りながら片手で頬杖をついて、彼の言葉に微笑んで言う。彼の家でコーヒーを飲んでからずっと購入を考えていたのだが中々面倒くさがりの自分が手入れをするビジョンが見えず買わなかったがつい最近叱られた事を思い出せば軽く笑って )

  • No.397 by 天羽 唯織  2023-10-23 20:26:11 


おすすめだよコーヒーメーカー。
最近は手入れも楽なの多いし。ぜひ。

生徒指導の先生の授業でそんな風に入って行けるの悠介くんだけだと思う。

( コーヒーメーカーの購入を検討していることには大賛成で。本当に今のモデルは簡単にセットできて、しかも手入れも楽なものが多く自分もなんなら買い替えたいくらいだ。続けられた話にはそんなことは自分なら絶対できないなと苦笑をして。そう話しているうちにちょうど運ばれてきたコーヒーとサンドイッチのセットを受け取る。いれたてのコーヒーのいい香りに思わず頬が緩み。 )

いい香り。

  • No.398 by 斎藤 悠介  2023-10-24 00:27:15 



そうなんだ、じゃあ本格的に探そうかな。

そんな事は…っふ、はは…でも、その時の生徒指導の顔、怒りでめっちゃ真っ赤になってて面白かった。「最近の真面目さは何処に置いてきた!」って怒鳴るもんだから、"少し道端に。後で取りに帰ります"っつたら普通に頭引っぱたかれた。

( 勧められるとネットで眺めるだけ眺めていて保留になっていたが手入れが簡単な物を帰ったら探そうだなんて思いつつ、苦笑する彼に自分だけじゃないと弁解しようとするもまた笑えば楽しげに語る。そんな中で注文した品が運ばれてくると礼と共に受け取り、"いただきます"と言葉を添えれば先ずは彼が言う通り心地良い香りを漂わせているコーヒーを一口飲んで、苦味が強い好みの味と共に鼻に抜ける上品な濃い香りに微かに驚き )

……なにこれ、めちゃくちゃ美味しい。

  • No.399 by 天羽 唯織  2023-10-24 18:45:53 


探すとき手伝うよ。
ふはっ、悠介くんの言い方……面白すぎ。
( コーヒーメーカーなら自分も一緒にと思うが、そういえば後々2人で住むなら新しいものは一台でいいのかと心の中で納得して。生徒指導と彼のやり取りはいつ聞いても面白い。彼の言い回しに耐えきれずくすくすと笑い、笑いすぎたのか目尻に浮かんだ涙を指で拭って。落ち着いた後に口にしたコーヒーは、今まで飲んだことのあるものに比べて酸味とコクがあり、飲み終えたあとはスッキリとした感じで。これは飲みやすいと、カップを彼の方へ差し出し。)

美味しい。
1口飲んでみて、すごく飲みやすい。


  • No.400 by 斎藤 悠介  2023-10-25 08:31:22 



是非、…そう?生徒指導とはいつもこんな会話してる。

じゃあ貰おうかな。唯織さんも飲んでみて、深みがあって凄く香り高いよ。

( 自分より詳しい彼も一緒選んでくれたら捗るだろう、微笑んで頷く。普段友人や他生徒も笑ってくれて不思議に思っていただけだったが、笑ってくれているのが彼だと何故か少し嬉しくなり目を細めるとまた色んな話をしようだなんて思いつつ相手のカップを手に取りながら自分のカップも差し出してコーヒーを口にする。先程のとは全く別の味わいで確かに飲みやすく、これもまた好みで次に来た時にコナか、ブレンドか、他の物も気になると悩んでしまいそうだ。ゆっくりとカップを彼の方に戻し )

確かに飲みやすい、なんかフルーティっていうか…ちょっと珍しい良い香りするな。

  • No.401 by 天羽 唯織  2023-10-25 10:52:48 



…ほんとだ。すごく美味しい。


( 彼のカップを受け取ると1口。飲んですぐ自分が普段飲んでいるものと違うと分かるくらいに、味に深みがあり香りも豊か。申し分の無い味に、どうやったらこんなふうに入れられるのだろうかと思う。そして一緒に出てきたハムサンドも口にすれば、これもまた美味しいの一言。コーヒーによく合う。)

サンドイッチも美味しい。

  • No.402 by 斎藤 悠介  2023-10-25 11:36:02 



本当に美味しいな、此処教えてくれた人にお礼言っとこ。店の雰囲気もコーヒーも料理も良いし、場所もちょうど隠れ家っぽい所だし…通いつめそう。

( こちらもサンドイッチを口にすれば美味しさに自然と表情が綻ぶ。このカフェはどこをとっても良くて、少しも悪い部分が見当たらない。家の近くに行きつけがあるが少々客が多いのが悩みで、此処はそれも無く、半個室な為に周りも気にならないしゆっくり出来る。お気に入りになりそうだなんて考えながら食を進めればコーヒーと共に綺麗に完食し、メニューを見て少し悩み )

食後にもう1杯頼むか悩ましい…次回の楽しみにおいておくのもアリだし…。

  • No.403 by 天羽 唯織  2023-10-25 18:58:00 


ほんと、連れてきてくれてありがとう。
2杯目は今度の楽しみにとっておこうかな。

( 彼の言うとおりここは確かに通いつめてしまいそうだ。こんないい店を紹介してくれたことに感謝の意を伝えて。もう一杯コーヒーをと思うが、それはまた今度の機会にとっておこうと。ハムサンドを食べ終えると残りのコーヒーを飲み干し一息。学校がある日でもこんな風に放課後の時間を使えるのは彼がいるおかげだなと思いつつ。)

また一緒にこよう。

  • No.404 by 斎藤 悠介  2023-10-25 19:50:21 



どういたしまして。
じゃあ俺もそうしよ…この後どうしよっか、つっても明日も学校だしそんな遅くまでは引っ張れないな。

( 礼を聞いて連れてきてよかったと思いながら返事をし、一緒にまた来るのは大歓迎で微笑んで頷く。さてこの後は映画か、BARか、それとも、と考えるが腕時計に目線を落としてから軽く首を傾げ )

  • No.405 by 天羽 唯織  2023-10-25 20:05:24 


そう、だね。
...明日も学校あるし、今日は帰ろっか。

( 相手の言葉に頷く。楽しい時間の間は忘れていられたが、花里さんとのことについてまた思い出すと、やはり今は彼に相談するわけにはいかない。車に乗ってから先程考えていた事を話そうと、今日は帰ることを選択して。席を立ち、伝票を持つ。)

  • No.406 by 斎藤 悠介  2023-10-25 20:23:38 



ん、そうしよう。
明日美術無いんだよな、うちのとこ。学校行く気が削がれる。

( まだ居たい気持ちは凄くあるが致し方ない。放課後にこうやって一緒に食事出来ただけで幸せで。彼の選択に迷い無く同意すると伝票に手を伸ばしかけるも彼が手に取り、ここで俺が俺がと言うのも無粋だと考えれば立ち上がる。会計に向かっている間にどこへ行っていたのか、白い犬が歩いている2人の足元を尻尾を振りながらくるくると交互に回っていて、それに癒されて微笑み声を掛けて )

ほんっと、人懐っこいな。
また来るから、その時はよろしく。

  • No.407 by 天羽 唯織  2023-10-25 20:32:17 


俺も残念。悠介くんに授業であえるとやる気が違うんだけどな。

ほんと可愛い。また来るね。

( 伝票を持ち「俺まとめて払っとくよ」と声をかければ会計へ。そのとき足元に見えた白色にこちらも笑を零し。頭をよしよしと撫でれば、また来ると約束を。会計を済ませれば店を出て車に乗り込む。本当ならばもっと一緒にいたいし、この後も、と思考はそちらへ流れてしまいそうになるが。それを堪えて彼が乗るのを待ち。)

  • No.408 by 斎藤 悠介  2023-10-25 20:45:33 



…唯織さんにそう思ってもらえてるなんて考えてなかった。思った以上に嬉しい。
ありがと、今回はお願いします。

( 似たような感情を彼も持っていて意識してくれているという嬉しい事実につい頬を染めそうになるがまだ人前だと耐えて、だが耐えきれずに口許を微かに緩める。会計は任せて店を出れば、まだ遅い時間ではないのに外は暗く季節の変わりを身に感じながら車に乗ってシートベルトを締め )

  • No.409 by 天羽 唯織  2023-10-25 21:09:06 


マンションの前でよかった?
( 彼が乗ったのを確認すると、静かに車を発進させ。車の中は基本的にラジオが流れているが耳には何も入ってこない。行き先を確認するために彼の方へ視線を移し、綺麗な横顔だなと思いつつ尋ねて。)

  • No.410 by 斎藤 悠介  2023-10-25 21:50:43 



ん、申し訳ないけどマンション前でお願い。

最近、寒くなってきたよな。朝晩とか特に寒くて長袖にコートとかジャケット羽織らないと耐えきれない。

( ゆっくり発進し出す車、送らせるのは心苦しいが彼にとってうちは帰路ついでに寄れる場所に位置しているし、一緒に居れる時間が伸びる為に遠慮無く言いながらそちらを向くと暗い青い瞳と視線が交わり、目を細めて微かに微笑む。流れているラジオでまた今以上に寒くなってくるという話題が自分の耳には入ると口を開いて )

  • No.411 by 天羽 唯織  2023-10-25 22:32:27 


確かに。そんな季節になったんだな。ほんと、歳とると1年ってあっという間だよ。

( 交わった彼の瞳に胸を密かに高鳴らせれば、こちらも僅かに微笑み視線を前へ。たしかに最近は朝晩が酷く冷え込むようになった。決まってこの季節は風邪を引いてしまうので、早めに厚手のコートなどを用意しておかなければ、と考えているうちにマンション前の駐車場に着き。ひとつ深呼吸をしてから口を開いて。)

悠介くん、実は話があるんだけど。

  • No.412 by 斎藤 悠介  2023-10-26 01:35:00 



よく言うよな、年齢重ねて行くと徐々に体感時間が短くなっていくって。

…話?どうしたの。

( 身内にも似たような発言をしている者がいて小さく笑う。特に二十歳を過ぎた後は目まぐるしく季節が変わりもうそんな時期かと感じる程に早いらしく毎年年末には誰かから一度は聞く言葉で、まだ自分はあまり思ったことはないが2年経てばそう思うようになるんだろうかと考えている内に駐車場に着くと礼を言おうとするが動きを止めて )

  • No.413 by 天羽 唯織  2023-10-26 07:47:03 



…暫く距離を置いて貰えないかな。
ちょっと俺の方で...色々あって、今は理由は話せないんだけど。
悠介くんのことは変わらず好きだし、…って、こんな勝手なこと言ってごめん。

( 少し間を空けてからぽつりと話はじめて。こんな勝手なお願いを彼にするのは心苦しく、しかし問題は自分にあることで彼を巻き込む訳にはいかないと真剣な目で。しかし後半にいけばいくほど、悲しそうな目を。)

  • No.414 by 斎藤 悠介  2023-10-26 09:43:34 



なんで、……──いや、分かった。
ただ、何か悩み事があって、それが抱えきれないだとかなったら直ぐに頼って欲しい。俺も唯織さんが好きで、傍にいない人生なんて耐えられないし。

大丈夫だから、そんな顔しないで。

( 彼が話し始めるのを静かに待つが告げられたお願いに胸が締め付けられて思考が一瞬停止した後に忙しなく動き始める。先程まで接していた感じはいつも通りで気に触る事も話していない筈、無意識に呟くように口から言葉が洩れるが"今は話せない"と言われているだろうと脳内で直ぐに処理すると一度目を伏せてゆっくり息を吐き、冷静を心掛けると顔を上げる。恐らく原因は外部にあって、こちらに話せないと言う事は学校関連だろうか。辛そうな彼を見て切なさと、今はまだ分からぬ彼を苦しめている原因に憤りを感じる。自分の意見を言った後に彼の頭を軽く撫でるもゆっくりと手を離せば鞄を手に取って )

……じゃあ、また。

  • No.415 by 天羽 唯織  2023-10-26 16:54:58 


ほんと、ごめん。
ありがとう。

( もっと色々聞かれることは覚悟の上だったのだが、こうやって身勝手な要望を快く受け止めてもらえることに更に申し訳なさばかりが募り。頭を撫でられて吐き出してしまいそうにもなるが、それを堪え。一言感謝のを伝えると目を伏せて。)

  • No.416 by 斎藤 悠介  2023-10-26 17:18:00 



謝らないで。ただ、距離を置くのはいいけど唯織さんから俺の事が嫌いになったって言われるまで離れるつもりは無いから、それだけは覚えといて。

大好きだよ、唯織さん。

( 根掘り葉掘り聞きたいところなのだが事前に説明は出来ないと言われている以上、今後の追求は彼を苦しめてしまうだろう。もう今の時点で傷付いているであろう彼をこれ以上苦しめる訳にはいかない。こうなっているのは何か理由が必ずある筈で、それに気付けなかった自分に問題がある。無理な話だと分かっているが彼が自分を責めないように柔らかな声色で声を掛ければ体をそちらへと起こして頬へと口付けを落とし、微かに切なげに軽く微笑んで見せると車を降りてマンションのエントランスへと足を進め、スマホを出して電話を掛け )

……唯織さんの周りについての情報集めて、今直ぐに。北条みたいにこっちの世界と関係ある人物なら何をしたか吐き出させて消せ。許可は出す。

  • No.417 by 天羽 唯織  2023-10-26 17:28:41 


俺も好きだよ。

( なぜこんなに優しいのか。最後に見えた切なげな微笑みに胸が苦しくなる。マンションへ入っていった背中を見送り自分も車を発進させ。早く花里さんのことを解決しよう。彼の言葉を支えに頑張ろうという気持ちを持ち、車を家まで走らせて)

  • No.418 by 斎藤 悠介  2023-10-26 18:04:03 



──


( 家に帰っても結局眠れず、情報も無いままで翌日の朝を迎えた。何本目なのか数え切れない煙草の火種を消して山になった灰皿へと捨て置き、時計を見るともう登校の時間で、いつも通り髪を整えて緩めに制服を着ると渋々学校へ向かう。気怠げに教室の扉を開いて自分の席へと歩いていく中、友人達に「おはよ、なんか今日機嫌悪い?」だなんて話し掛けられるが適当にあしらって座り、机の上に両腕を組めばそれを枕に頭を落として目を瞑るも、どこかご機嫌な声が頭上から聞こえて不機嫌そうに顔を上げ )

「おはよう、悠介!うわ、眠たそうだねぇ…なんかあった?……そういえばー、今日担任の先生休みで天羽先生が担任代わりで一限目のロングホームルームとかするみたいだよ。そんな顔してたら嫌われちゃうんじゃない?なーんて!」

( 瞳に写ったのは花里で、呑気そうな声と甘い香りが割と今日は不快に感じるが彼が担任代わりに来ると知れば胸が高鳴るも今はぬか喜びに過ぎず、つい軽い溜息をついてしまう。今日は一限目にロングホームルームがあり、球技大会のサッカー、バレー、バスケ等のメンバー決めをする予定だったがその日に休みをとるだなんてタイミングが悪い、だなんて考えていたが花里の後半の言葉に違和感を抱けば声を掛けようとするも予鈴が鳴って機会を失い、花里も周りも自分の席へと戻って行き )

  • No.419 by 天羽 唯織  2023-10-26 18:59:19 


( あの後から色々考え夜はあまり眠れず。正直学校に行きたくないと思った程、体調も実はよくない。季節柄朝晩の冷え込みと、ストレスが覿面に体調にあらわれているようだ。しかも学校に行けば彼のクラスの担任が休みで、代わりに出てくれという。念の為マスクを着けクラスへ。ロングホームルームでは球技大会の競技決めを行うらしい。高校生ともあれば、球技大会の内容は自分たちで決められるだろう。クラスに入れば彼の姿が1番に目につくが、すぐに逸らして全体に話をする。それが終わればあとは座っていようと教師用の椅子に座って。)

  • No.420 by 斎藤 悠介  2023-10-26 19:30:23 



( 教室に入って来た彼を見てぐっと胸が締め付けられるがマスクをしているのに気付き体調の心配が勝って、話に耳を傾ける。話が終わると直ぐに実行委員が席に立つと黒板へと向かい慣れた手付きで種目を書いて、各々相談するぞと言われた他生徒達は席を立って自然と教室の中央に集まり、自分も友人に腕を引かれ中心の輪に入ればあーだこーだ言っているクラスメイトを眺め )

「天羽先生、体調良くないんですか?よかったらこれどーぞ!」

( みんなが盛り上がっている中、そろりとその輪から離れると自分の鞄からのど飴の袋を取り出す。「飴?花里、俺にも頂戴!」と一人の男子に見つかってしまうがにこやかに飴を渡したタイミングでその男子が所属しているバスケの話題が出たようで、身長が周りより高い斎藤くんをターゲットにしたらしく向こうの方へ歩いて行った。ちょうどよかった、なんて思いながら座っている先生の元へ歩いて行くと微笑みながらのど飴をひとつ差し出して )

  • No.421 by 天羽 唯織  2023-10-26 20:05:48 


あぁ、少し風邪気味で。
ありがとう。

( 球技大会も3年生にとっては高校最後の行事。それは出る種目にこだわりが出るのも当然で。賑やかなその様子を眺めては、やはり目がいくのは彼の姿。そうしていると、花里さんが近寄ってきて自分にのど飴を差し出してきたため、思わず身構えてしまうが、断るのも変だろうとそれをひとつもらい礼を。)

花里さんは競技決まったの?

  • No.422 by 斎藤 悠介  2023-10-26 20:34:54 



「どういたしまして!私は多分バスケかな、悠介もあの感じだとバスケになりそう……ねえ、先生。…斎藤くんと何かありました?」

( 競技を聞かれればまだ確定では無いが自分の希望はいつも優遇されて通る為に決まっているようなもので、うーんと悩むふりをするも話し、みんなの様子を見るように振り返って男子が戯れ合っているのにくすくす笑うと先生の方に目線を戻して、少し顔を耳元に近付ければこそりと小さな声で尋ね )

  • No.423 by 天羽 唯織  2023-10-26 20:53:10 



そっか。
……、何も無い。というかそもそも斎藤くんは俺と何の関係もないよ。

( 彼はバスケになったのか。花里さんが彼の名を呼ぶ度に嫌な気持ちにもなるが、耳元で尋ねられた内容にそんな感情はまたどこかへ。誰にも聞こえないように小声でそう言えば、彼と自分の関係は何も無いことを伝える?マスクを外して今ほど貰った飴を1つ口の中へ。甘い彼女の香りが今は嫌に鼻につく。再びマスクを着けて。)

  • No.424 by 斎藤 悠介  2023-10-27 00:54:24 



「ふーん…?まあいいや、体調良くなるといいですね。いや、看病出来るから体調崩してもらってもいいかも…弱ってる先生見てみたいし。」

『何サボってんのー!』

「さぼってないよ、ちょっと相談してただけ。」

( 首を傾げて目を細めるが次にはにこやかに微笑み、友達にバレて声を掛けられると振り返っていつもと変わらぬ様子でみんなの元へと駆け寄る。ちらっと斎藤くんを見てみたが先生に目を向ける事すらせずに男子達とわいわい話している。気の所為だったのかな、なんて少しだけ思いながらも自分の希望種目を言うと許可が出てプリントの空白が埋まり )

バスケ疲れるじゃん、マネージャー枠入れといて。

( ノリノリな元バスケ部員に囲まれて圧を掛けられると軽い溜息を吐きながら言うもそんな枠は存在せず、半分無理やりメンバーに入れられながらも目に付いたのは彼に近付いて行く花里。昨日の出来事を思い出してそっちの線も十二分に有り得るかと考えながらも今はこちらに集中する。プリントの枠が埋め終わって授業も終わりに近付くと紙を手に取って彼の元へ歩いて近付いて行き、いつもと変わらないように意識しながらも声を掛け )

天羽先生、一応埋まったんで担任に渡しといて。

  • No.425 by 天羽 唯織  2023-10-27 06:59:15 



( 彼女が離れていくとひとつため息を。なぜ彼女は自分と彼の関係に気付いたのだろうか。そこも気になるが、とりあえず関係がないということを伝えていくしかない。あとは競技が決まっていくのを眺めていると、こちらにきた彼の姿に思わずドキッとする。自分もできるだけ普通に、とプリントを受け取っては、頷いて。どうやら彼はバスケになったらしい。)

うん。渡しておく。



  • No.426 by 斎藤 悠介  2023-10-27 20:49:47 



ありがと、騒がしくてごめん。うちのクラス結構うるさいヤツが多くて、自分達で決める事だったり自習だったりした時はもう悲惨、って言ってもやる事は必ずやってるから先生達も呆れながら許してくれるんだけど……そういえば、体調悪いの?

( 渡し終え、ガヤガヤしているクラスメイトを一度見た後にそちらへ視線を移すと雑談を入れつつ心配そうに問い掛ける。距離を置くと決めたからにはあまり声も掛けない方がいいのだろうが、この程度なら先生と生徒の日常会話に入るだろう )

  • No.427 by 天羽 唯織  2023-10-27 21:56:15 


はは、団結力強そう。いいクラスだと思うけど。

……、うん。朝晩の気温差にやられたかな。そんな酷くないけど喉が痛くて。3年生にうつしちゃまずいから。

( 彼の話に少しばかり緊張していた身体の力が抜ける。やはりマスクをしていたら、気になるよなと苦笑すると首を振り。この程度の会話であれば誰にでもする内容で。変に思われないだろうと平静を装いながら。しかし、心の中では彼と話が出来て嬉しい気持ちが大きく、にやけそうになる口元がマスクで隠れていることが救いだ。 )


  • No.428 by 斎藤 悠介  2023-10-28 00:26:34 



団結力は高めだと思う、割とイベント事は真面目に取り組むから合同競技とか1位取れてるし……そっか、無理はしないようにな?悪化したら絶対病院行って。…本当に無理そうな時は教えて、すぐ駆けつけるし。

( 先程の朝礼の時も思っていたがやはり彼の声は心地よく、小さく微笑みながら会話をする。喉の調子が悪いと聞いて自分の風邪がもしかしたら移ってしまったのかと更に心配になるが彼にしか届かないような囁かな声で告げる。その後に友人に「斎藤!今日の放課後は久々に遊びに行こうぜ!」だなんて勢いよく後ろからタックルされて予想外の衝撃に体が前のめりになって倒れ、彼にぶつかり体重の赴くまま押し倒しそうになるが何とか彼が座っている椅子の横にあった教壇に手を置いて耐え、軽く相手の肩口に顔を埋めるような形で収まれば嗅ぎ慣れた好きな香りが鼻に通って頬が染まりそうになるもそれも抑えてすぐ離れ、呆れ顔で注意を。それを受けた友人は本当に何も考えていなかったようで焦って頭を下げ )

……あ、ぶな。オイ、天羽先生巻き込むとこだったぞ今。

「え?あ、!すんません!つい…!」

  • No.429 by 天羽 唯織  2023-10-28 00:45:31 


うん、早めに病院いってみてもらう…、っ…
…びっくりした。

( 彼の言葉にこちらも小声でそれに対して返そうとしたところで、急にこちらに倒れ込んできた彼に目を丸くする。何が起きたかわからないが、ふわっと鼻を掠めた彼の香りにいやでも心臓は高鳴り。顔を赤くすれば、謝ってきた友人の方を見て「気をつけて」と一言注意を。そして念の為彼に怪我はないかとそちらに視線を戻して。)

大丈夫?

  • No.430 by 斎藤 悠介  2023-10-29 00:56:54 



大丈夫。てか気の所為だったらあれなんだけどちょい体温高くない?保健室に…──

( 注意を受けて友人は心底申し訳なさそうな表情でぺこぺこと頭を下げてクラスの輪に戻って行く。心配してもらうも何の怪我も無く、むしろ逆に彼に触れる機会を与えてくれた友人に心の中で礼を言う。それは置いておいて先程一瞬触れただけだったが自分よりも体温が高かったように感じて話しながら熱があるかを確認する為に彼の額に手を伸ばすもいつの間に傍に来ていたのか、伸ばした手を花里に握られて彼から離されれば少し驚いた様子で彼女を見て )

「悠介、次移動教室だよ。…って保健室?天羽先生、大丈夫?私が一緒に行こっか?」


  • No.431 by 天羽 唯織  2023-10-29 06:52:29 


……、俺は大丈夫だから。2人とも次の教室行って。

( たしかに身体はだるい気がするが、熱まで計っていないため、そういわれれば熱いかもしれない。伸びてきた手が花里さんによって阻止されたことには、僅かに動揺の色を示し。しかしすぐに普段通りの表情で、二人共にそう声をかけては先程のプリントを片手に立ち上がって。)

  • No.432 by 斎藤 悠介  2023-10-29 19:16:59 



……分かった。最近風邪流行ってるし、無理しないようにね。

( 手を握られた事はあまり気にならないが他の事に注意が向いた。花里は彼に対してこんな積極的だっただろうか。前までは質問と託けて雑談をし彼が去った後にきゃーきゃーと騒いでいる程度だったのに今の発言は少々可笑しいと眉を微かに顰める。そんな中彼の声が耳に届くとこれ以上引き止めてもと考えれば軽く頷いて、「残念~」だなんて言っている彼女を無視して手を軽く払えば移動の準備をする為に席に戻り、溜息ひとつ零すも賑やかな生徒の音に消えていき )

  • No.433 by 天羽 唯織  2023-10-29 19:31:08 


わかったよ。…じゃあまた。

( 彼女の手を払う様子に僅かにほっとすれば、変わらず何事もなかったかのようにそう返す。彼が心配してくれていることは本当に嬉しいが、今はその表情を出すわけにはいけない。移動していく彼らを見送り。)


───

( あれから数日後。やはり体調はよくなるどころか、悪くなる一方。喉は痛いし、咳もでる。おそらく熱を計ればあるだろう。しかし今日はテスト期間ということもあり部活もなければ授業もない。そんな日にできる仕事は終わらせなければと学校には来たものの、体調の悪さに保健室を一時借りることに。眼鏡を外しベッドに横になればいとも簡単に眠りについて。)

  • No.434 by 斎藤 悠介  2023-10-29 20:32:35 



( テスト終了を告げるチャイムが鳴ると落胆や歓喜の声が教室に響く。プリントを回収されてみんな肩の荷が下りたのか安堵の空気が漂っているのに窓際の斎藤くんが片手で頬杖をついて心做しかテンションが低い様子で、最近なら馴れ馴れしく絡みに行くのだが機嫌が悪い時はやめておこうと目を逸らすと帰りのHRを終えて担任の先生に駆け寄り、先生は職員室にいるのかと聞けば「天羽先生?今はいるか分かんないけど、最後に見たのは保健室に行ったとこだな」との情報が落ちてきて、ぺこりとお辞儀した後に早足で廊下を歩いて )

「…失礼しまーす、………わ、寝て、る…?」

( 扉を軽くノックしてから保健室の中に入る。中はとても静かで、もうどこかへ行ってしまったんだろうかと落ち込みそうになるがベッドに眠っている人を見つけて静かに近寄れば思った通りの人物。呼吸と共に伏せられた長い睫毛が微かに揺れる様子は息を飲むほどに綺麗で、瞬きを忘れたかのようにじっと見つめ )

  • No.435 by 天羽 唯織  2023-10-29 23:24:18 


( どれくらい寝ていただろうか。ふと夢の中か現実か、扉の開く音と、人の声がしたような気がして。しかし重い瞼はまだ開こうとせず、身動ぎだけをするとまた少し規則正しい呼吸と共に眠り。)

  • No.436 by 斎藤 悠介  2023-10-29 23:52:49 



「……先生が、私のことを好きになってくれたらいいのに。なーんて、難しいかなぁ…どうしたら私を好きになってくれるんだろう。」

( 見つめていたが身動きしてるのを見て微かに肩を揺らし、さらりとベッドに流れる髪に触れて触り心地を楽しみながら撫でるとぽつりと呟く。どうしても彼が欲しい。切ない思いを胸に、ベッドの端に座るとそのまま色々と考えていたが小さく溜息を吐けばベッドに上がり、先生の隣に寄り添うように横になれぱ軽く目を閉じて )

  • No.437 by 天羽 唯織  2023-10-30 00:05:47 



...ん、……花里さん...なんで。

( ベッドの揺れと軋む音に薄ら瞼を開ける。ふわっと香った花のような甘い香りにしばらく意識が段々と戻り、隣にいる人物へ視線を移すと目を丸くして。なぜ隣に寝ているのか、などなど色々と思考が巡るが、この状況は誰かに見られては不味い。咄嗟に動こうとするも身体がやはり重く、一先ず隣にいる彼女に声をかけ反応をうかがい。 )

  • No.438 by 斎藤 悠介  2023-10-30 12:02:40 



「あ、起こしちゃいました?先生が保健室に居るって聞いてお見舞いに!顔色悪いですね、大丈夫ですか?」

( 先生の香りがして頬を緩める。このまま寝ちゃいそうだなんて思うも声が聞こえてパチリと目を開き、上半身を起こしながら微笑んで。眼鏡を掛けていない姿を見るのは初めてで深海のような美しい瞳が良く見えて胸が高鳴り、つい触れたくなって頬を撫でつつ心配し )

  • No.439 by 天羽 唯織  2023-10-30 15:00:30 


俺は平気だから…。というか一緒にベッド入ってたらまずいでしょ。
( 頬を撫でられるとゾワっとした感じが背筋を走り。自分は平気だからとそっとその手を避けつつ、自分も上半身を何とか起こして。それよりも生徒と教師が同じベッドにいることが問題だとできるだけ柔らかく指摘すればベッドから出ようと重い体を動かして。)

  • No.440 by 斎藤 悠介  2023-10-30 17:20:34 



「心配ないですよ、鍵しめてますし。平気なら、この間の"二番目でいいから愛して欲しい"って話のお返事聞かせてくれません?」

( 斎藤くんには散々避けられて、その時は何も思わなかったけど先生にされると少し傷付く。指摘に対して軽く笑えば密室だと言うことを告げて、出ようとする先生の腕を引くと小首を傾げて見上げ )

  • No.441 by 天羽 唯織  2023-10-30 17:40:29 


それだけど…何回も言うように俺と斎藤くんは関係ないし。巻き込むのはおかしいと思うんだ。

( 腕を引かれると体調が悪いこともありいとも簡単に引き戻されてしまう。出来るだけ冷静に、まずは彼のことを巻き込まないで欲しいと提案してみるが恐らく答えはノーだろう。)

  • No.442 by 斎藤 悠介  2023-10-30 18:47:55 



「関係ないならそれはそれでいいんですよ、もう。小さな違和感で関係ありそうだと思われて私に目をつけられた斎藤くんが可哀想って事で、手をかける相手は彼に決めたんです。」

( 提案に考える暇も無く即答すれば、にこやかに話す。後戻りは出来ない、というかしない。してしまったらこうやって2人きりで話すことなんてもう無くなってただの先生と生徒に戻り、卒業したら会うこともなくなるだろう。そんなの耐えきれない。そういえば無理やり行為をされた被害者は加害者を好きになる現象があるなんて事を思い出すも流石にそれは、と思考を消せば腕を引いていた手を離して )

  • No.443 by 天羽 唯織  2023-10-30 19:44:24 



……俺は、花里さんにそんなことしてほしくないよ。

( 少し間を空けてから冷静に相手を見て。やはり自分のことで誰かが傷つくのも、誰かを傷つけることもあってはならない。彼が危険に及ぶことを避けることも大事だが、彼女自身にそんなことをさせたくない。と。 )

  • No.444 by 斎藤 悠介  2023-10-30 21:47:11 



「…──じゃあ、嘘でも、少しだけでもいいから私を好きになってください。」

( 自分で考えてとった選択だがそうでもしないとどう頑張っても先生を手に入れる事は出来ないと思っていて、後悔をしていないか聞かれれば即答は出来ない。道理から逸れたやり方だなんて分かってる。目線を落として無意識に唇を噛むがすぐに人懐っこい笑みを顔に浮かべてそちらを見つめ )

  • No.445 by 天羽 唯織  2023-10-30 22:11:53 


…、ごめん。
俺、嘘つくの苦手なんだ。

( 段々と具合も悪くなってきたこともあるが、彼女の言葉に頷くことはできず。回らない頭で、少しだけ困ったように微笑む。自分は嘘をつくことができない人間なのは百も承知。やはり彼に悲しい思いをしてほしくない。)

振り出しに戻るけど、花里さんだけを愛してくれる人を探した方が絶対幸せになれるよ。このままじゃ誰も幸せになれない。

  • No.446 by 斎藤 悠介  2023-10-30 22:56:50 



「多分、これが私にとっての初恋なんです。こんなに誰かの事を考えるの初めてで…っ…、…先生と一緒になる以外の幸せが…想像できない…。」

( やっぱりダメなんだと胸がぎゅっと締め付けられる。きっとこのまま無理やり突き進んでも先生の気持ちはこっちに向かないだろうと改めて自覚すればぽつりと呟くように話し始めるがいつの間にか上手く笑えなくなって視界が滲むと俯いて )

  • No.447 by 天羽 唯織  2023-10-30 23:14:06 


…今はそうかもしれない。勿論好きになってくれたことは本当に嬉しかった。けど、ここで今俺だけにとらわれてたらいい出会いを逃してしまうと思う。

( 俯いてしまった彼女を心配そうに見つめると。こちらもぽつぽつと静かな声で話を続けて。初恋だから、という思いも分からなくは無い。自分も実際彼女くらいの年齢のときにそのような経験をしたが、初恋というのは上手くいかないものだと知った。必ずしも思い通りにならないのが人の気持ちだから。そんな経験ができたことは自分は良かったとも思うし、綺麗な思い出のままで終わっている。彼女にもそんな風に思えるときがくるはずだから。言い終えたところで、頭痛と悪寒が増してきてそばにあったマスクを取るとそれをつけて。)

…、風邪移ったら大変だから。戻ろう。

  • No.448 by 斎藤 悠介  2023-10-31 00:34:56 



「…今はまだ、そんな風に考えられないけどそう思える日が来るといいなぁ……先生、酷い事してごめんなさい。私、どうしても先生と一緒に居たくて…斎藤くんにも謝らなきゃ…」

( 先生の言葉にじわりと滲んでいた涙がベッドのシーツに落ちて染み混んでいくが今自分が泣くのはお門違いだとぐしぐし袖で涙を拭うと頭を下げた後に謝罪をする。軽く頷いて立ち上がろうとした時に誰かが鍵のかかった扉を開けようとしたのか扉からガチャッと音が鳴ると少し驚き、体調が悪い生徒が来たのだと思い鍵を開ける為に立ち上がろうとした瞬間、大きな破壊音と共に保健室の扉が室内へと飛んできて床に無惨に転がればびくりと体を揺らしてつい驚いて傍にいた先生の腕にしがみついて )

……──あ、悪い。お楽しみ中だった?

( 試験を終えて帰宅準備を済ませれば同級生との雑談を終えた後に帰ろうとしたがどこかそわそわしている北条に呼び止められ、話を聞くと彼は今保健室で休んでいてそれを聞いた花里が後を追うようにそこへ向かったらしい。ざわりと胸騒ぎがする。昇降口へと向いていた足を返すと保健室へと歩いて行き、普段ならノックをするのだがそのまま扉へと手を掛けるも鍵が掛かっていて開かない。嫌な予感は留まることを知らず、気付いたら扉を蹴破っていた。開いた扉から顔を出して二人の姿が瞳に映れば軽い溜息を吐いて )

  • No.449 by 天羽 唯織  2023-10-31 06:49:31 



…うん。わかってくれたならいいよ。
気持ち応えてあげられなくてごめんね。ありがとう。

( どうやら自分の考えは伝わったらしく、ほっとすると一気に身体の力が抜ける。その瞬間保健室の扉が蹴り破られた衝撃にびっくりするも、彼の姿を見てほっとした瞬間自分の腕にしがみついていた花里さんにも気付かず。意識が段々薄れそのまま再び座っていたベッドへ倒れてしまい。)

  • No.450 by 斎藤 悠介  2023-10-31 11:46:01 



「…斎藤くん?…っわ、先生!だ、大丈夫ですか!?」

……花里、保健の先生呼んできて。

「うん……っ」

( さあ、花里にどうやって隠している情報を吐かそうかと考えている中で倒れていく彼を見て息を飲み、自分より先に傍に居ていた彼女が大きな声を上げるも近付いて行けば冷静に指示を出して、それを聞いてパタパタと走っていくのを見ることは無く彼の手首に触れて脈を測る。少々心拍数が上がっていて体温が高いように感じ、心配そうに微かに眉を顰めると静かに声を掛けながら片手を握って )

唯織さん、直ぐに先生来るから安心して。
……前兆はあったのに、守ってあげれなくてごめん。

  • No.451 by 天羽 唯織  2023-10-31 16:07:05 



…は、ごめん。
でも大丈夫。花里さんとのことは何とかなったから。

( 彼が傍に来たのを声で感じ取ると、うっすら目を開けて。小さく息を吐くように笑うと、先程の会話で花里さんとの問題は解決したと報告を。彼の手が自分の手よりも冷たくて気持ちがいい。)

  • No.452 by 斎藤 悠介  2023-10-31 16:25:05 



ッそういう問題じゃ、……いや、…ありがとう。でも、次からは何かあったら絶対に俺に知らせて。全部解決してみせるから。

( 本当に心配だった。距離を置こうと言われて何かあった事は傍から見ても明らかで、悩みを一人で抱えて辛い思いをしているんだと思うと胸が張り裂けそうで、あの時は肯定して頷いたが約束を破って抱き締めに行きたいと何度思ったことか。迷惑を掛けていただろう花里に苛立ち、声を荒らげそうになるがここで彼に対して感情的になるのは違う、と一呼吸置けば熱を持った手を自分の頬へと宛てがい、何も出来なかった自責で少し辛そうに、だが愛おしげに手に頬擦りすれば言葉を紡ぎ、ゆっくり彼の手を下ろすと優しく髪を撫でて )

…体、辛いと思うし目閉じてて。
誰が何と言おうと俺が家まで送るし、心配しないで。

  • No.453 by 天羽 唯織  2023-10-31 17:28:57 


ありがと…ごめんね。心配ばっかりかけて。
はは、やっと触れた...。悠介くん、大好きだよ。

( 彼の心底心配した顔を見ると申し訳なくなって。それよりも彼にこうやって触れられていることに幸せを感じてしまっている自分は最低だな、なんて思いつつ彼への気持ちを改めて口にすると小さく笑って。言われた通り安心して目を閉じ。)

  • No.454 by 斎藤 悠介  2023-10-31 18:42:14 



俺も大好きだよ、唯織さん。

( ふ、とこちらも小さく笑い、目を閉じたのを見るとブレザーからスマホを取り出して北条にメッセージを飛ばす。直ぐに既読がついて返信がくれば保健室に先生と花里が到着し、転がっている扉を見て動揺している保健の先生に花里が「私!あの、私が天羽先生の具合が悪くなってパニックになっちゃって、扉の鍵開けれなくてそれで…!」と良いように誘導してくれたおかげでお咎めはなさそうで、納得した先生はこちらに歩いてきて彼の様子を確認すれば病院に行った方がいいと判断し、手の空いている他の先生に付き添いをと一旦保健室を離れようとするも丁度良いタイミングで遠くから急いで来たのか、息を切らしている北条が到着して )

『は…っ、はあ…天羽先生が、具合が悪いと聞いて…自分が付き添います。』

  • No.455 by 天羽 唯織  2023-10-31 18:59:31 


すみません。なんか、こんな大事みたいになってしまって。
…花里さん、ありがとう。

( 保健の先生を始め色々な人に迷惑をかけてしまったと少し反省をしつつ、少しだけ開けた目に映った彼女に一言礼を。北條先生の言葉には頷いて、「すみません、お願いします。」とだけ言うと再び目を閉じ。)

  • No.456 by 斎藤 悠介  2023-10-31 21:40:53 



お疲れ、後は俺が付き添って連絡するし職員室では北条が付き添った体で後日話しといて。

「え、じゃあ俺いらなかったんじゃ…」

いや、生徒一人で先生の付き添いとか出来るわけないだろ。

( 保健の先生は"気にしないで下さい"とでもいうように微笑んで保健室を後にし、花里も彼の言葉を聞いて小さく頷くと去っていった。3人だけになれば一度北条を見た後に話をし、叱られた犬の様な表情をしている北条を無視して彼に視線を移して声を掛けて )

唯織さん、起き上がれる?

  • No.457 by 天羽 唯織  2023-10-31 23:22:49 



なんとか…。

( 彼からの声が聞こえると頷いて、ゆっくりと身体を起こす。やはり熱が高いのだろう、フラフラする視界に僅かに気持ちが悪くなるが先程よりはまだマシで。ベッドに腰掛ける形になると、枕元にあった眼鏡を手に取りマスクだけ着けて、相手に「大丈夫」と伝え。)

  • No.458 by 斎藤 悠介  2023-11-01 01:24:11 



無理はしないで、しんどかったら運ぶから。車、は治ってから取りに来ようか…今日はタクシー用意する。

( 言いながらスマホでタクシーを配車しつつ体調がかなり悪そうな彼を見て心配して熱を帯びる手を取ると軽く持ち上げて立ち上がるサポートをし、「自分が運びましょうか!?」だなんて言ってる脳筋を彼に対する柔らかな声とは雲泥の差な態度で睨んで黙らせ )

  • No.459 by 天羽 唯織  2023-11-01 07:45:15 


うん、ありがとう。
北条先生もありがとうございます。
( 彼の言う通りさすがに運転はできないし、そうしようと頷くとなんとか立つことができ。そこからはもう普通に歩けそうで。北条の方を見ながら、礼を伝えると保健室を後にし。)

こんなことになるなら、素直に休めばよかったな。

  • No.460 by 斎藤 悠介  2023-11-01 13:25:47 



俺もこの間同じ事考えてた。
病院、は…こっから一番近い総合病院でいいか。

( 「いえいえ!」と返答した北条から目線を外すと彼を見て保健室を後にし、廊下を歩きながらスマホを見ればすぐに配車完了の連絡が入っていて感心しつつ彼の言葉を聞くと小さく笑う。テストが終わってから時間が経っていたからか生徒の数は少なく、好都合な状態なのを好ましく思いながらまたスマホに目線を落として病院を検索し )

  • No.461 by 天羽 唯織  2023-11-01 16:37:24 


…悠介くんは俺といて大丈夫?テストのこととか。
( 歩いて玄関に辿り着くと、タクシーがとまっていて。ふと相手に世話を焼いてもらっているが、彼は大丈夫だろうかと疑問に思い尋ねる。テストはもう終わった様子だったが、明日もきっとテストがあるだろう。申し訳なく思いながら。)

  • No.462 by 斎藤 悠介  2023-11-01 18:54:06 



もうほんと、全然余裕だから唯織さんの傍に居させて。

( 明日のテスト範囲は勉強したし先生一人一人の出す問題の傾向も先輩から聞いて大体抑えており心配はいらないと微笑む。もし勉強が追いついていない状況だったとしても辛そうな彼の傍に居れない方が辛いだろうな、なんて考えながらタクシーの扉が開くと乗って運転手に行き先を告げて )

  • No.463 by 天羽 唯織  2023-11-01 19:23:41 


ふ、ありがと。
ほんと、風邪ひいてる時弱っちゃうから誰か居てくれると安心する。
( タクシーに乗り込むと体の力が抜けたように座り。こんなときに誰かがそばに居てくれるとこんなに安心できるものなのかと、もうひとりじゃ生きていけないのではないかと逆に不安になる。)

  • No.464 by 斎藤 悠介  2023-11-01 20:07:32 



確かに体調悪いと不安になるよな……そういえば、問題解決したならもう距離置かなくて大丈夫なんだよな?これ以上は唯織さん不足でしにそうなんだけど。

( 風邪を引くとメンタルまで引きずって落ちていく気がするのは自分だけでは無かったのだと思いつつ緩やかな車の揺れを感じながら彼の横顔を見つめ、花里との事を色々聞きたいが今はその時ではなく、ただひとつだけ確認したくて手を伸ばすと彼の髪先に軽く触れながら目を細めて尋ね )

  • No.465 by 天羽 唯織  2023-11-01 21:19:30 


うん。俺も、悠介くんと離れてるの結構こたえた…。
自分で言っといて都合いいよな。ほんと。
( 彼の問いには勿論だと頷いて。むしろこちらの方がこれ以上持たない。今日花里さんとの事が解決しなかったとしても、彼に会いに行ってしまったかもしれない。そう思うと彼には本当には嫌な思いをさせてしまったなと後悔をして苦笑し。彼の目を見て「もう離れないから、」と微笑んで。)


  • No.466 by 斎藤 悠介  2023-11-01 21:57:44 



…花里が一枚噛んでたって事は俺に何か危害加わらないようにしてくれたんでしょ、どんだけ優しいの。……俺の方こそ、もう何言われても離れない。

( 不可解な動きを花里がしていたのも彼を巻き込む為だったんだろうと学校での出来事で気付き、彼女への苛立ちもあるが距離を置かなくて良くなった事で相殺されてどちらかと言えば気分はすっきりしており、嬉しい言葉と共に微笑む彼を見て胸が甘く締め付けられればいつもより熱を帯びた額に軽い口付けを落とす。その直ぐ後にタクシーが止まればこちらのやり取りを見て感化されたのか顔を真っ赤にしたドライバーが「…着きました。」と一言、その後に焦った様子で「あっ、今の誰にも言いませんから。3人だけの秘密にしましょう。」なんて言いながら耳まで赤くなっている姿に思わず笑ってしまい、カードで決済するとタクシーを降りて彼に手を差し出し )

……ふ、はは、ありがとうございます。じゃあ三人の秘密って事で…運転手さん、初心で可愛いってよく言われません?またタクシー利用する時は指名するんでよろしくお願いします。

唯織さん、降りれる?大丈夫そう?

  • No.467 by 天羽 唯織  2023-11-01 22:06:01 


危害が…まぁそれもあるけど。悠介くんに馴れ馴れしくしてる花里さんを見るのも耐えがたかったし。

( 彼の言うように、花里さんから彼のことを守るための行動ではあったが、結局彼に近付く花里さんを見ているのもしんどかっただけで。優しい、とはまた違うだろうなと思いつつ額に触れた唇には心底嬉しそうに目元を緩ませる。このまま、彼を抱き締めたいだなんて衝動に駆られるが、それは運転手によって遮られてしまった。こちらも少し気まずく、恥ずかしそうにして「ありがとうございました」と挨拶をすると、彼の手を取って外へ。病院の受付を済ませるとソファーに腰を。)

  • No.468 by 斎藤 悠介  2023-11-01 22:30:49 



呼ばれたら俺は此処で待っとくから、…最近の寒暖差での普通の風邪なら良いんだけど。

( 確かに逆の立場であれば自分も耐え難い、というか一度でも彼に馴れ馴れしくする輩がいたらその瞬間口に出してしまうだろう。そんな事を考えながら受付する彼を眺め、人が疎らな為隣に座ると診察室に自分が違和感無く入れるならいいのだが家族でも無い為にそうはいかないだろう。心配そうに呟いて )

  • No.469 by 天羽 唯織  2023-11-01 23:43:25 



きっと普通の風邪だよ。……いってくるね。

( 間違いなくこれは普通の風邪だろうと頷いて。そうこうしているうちに呼ばれれば診察室へと入り。色々診てもらい、季節性の流行病でもないことがわかると、薬が処方されることに。とりあえず良かったと安心して待合室に戻る。)

風邪だって。やっぱり。


  • No.470 by 斎藤 悠介  2023-11-02 00:50:05 



……よかった、もしかして俺のが移ったかもしんないね。薬もらって帰って安静にしよっか。

さっきのタクシー呼び戻しとこ…帰る途中でコンビニ寄ろっか。明日もまだしんどいかもしれないからレトルトになっちゃうけど粥とか、スポドリとか買っときたいし。

( 戻ってきた彼からの言葉に表情を和らげると申し訳なさそうに、でも少し笑って立ち上がれば院内薬局へと足を向ける。歩きながらスマホを取り出すと先程の気が利く運転手のタクシーを配車予約し、本来この状態なら自分がお粥を作ったりするのが良い流れではあると思うのだが再三言った通り料理が出来ない。台所を借りて頑張ったとしても失敗する未来しか見えず現実的な選択をして )

  • No.471 by 天羽 唯織  2023-11-02 00:59:06 



…何から何まで、ほんとありがとう。
今度、お礼させて。

( 彼の優しさが身に染みる。とりあえず身体が辛い今は彼の厚意に甘えようと微笑んで。彼から移ったものかは分からないが、また彼が体調を崩してしまっては元も子もないので、マスクは着用しておこうと思う。)

  • No.472 by 斎藤 悠介  2023-11-02 11:29:02 



どういたしまして。
お礼なんていいのに…でも、そうだな…じゃあ今度お願い。

( 頼ってもらえる事が嬉しく、こちらも微笑むと薬局に着いて処方箋を受付に渡す。待合のソファに腰を落としつつそんな礼をされるような事はしておらず、何より彼とこうやって一緒に居られる事がご褒美でお礼にもなるのだがと少し考えるも甘えることを決めれば返事を、薬の用意が出来たのか調剤受付から彼の名を呼ぶ声が聞こえるとそちらに視線を移して )

  • No.473 by 天羽 唯織  2023-11-02 17:23:39 


ん、薬もらってくる。

( 彼からのおねがいには小さく笑って。薬を取りに行くのは本人の方がいいと思うのでたちあがり呼ばれた方へ。薬を受け取れば彼の元に戻り、「お待たせ」と一言。)

  • No.474 by 斎藤 悠介  2023-11-02 17:57:46 



( 薬を取りに行く背中を見送り、スマホを見ていれば配車完了の知らせと花里からのメッセージが届いていて開くと"迷惑かけて、ごめんなさい。天羽先生と仲良しみたいだったから嫉妬して色々意地悪しちゃった。…グループのチャット、知らない人多いみたいだけど、作成したマスターは写真を保存した人と既読した人が見れるの。それで、私がマスターなんだけど珍しく斎藤くんが落とした写真に天羽先生が写ってて…もしかしてって思って。もう付き纏わないし安心してね、周りにも言っとくから!本当にごめん。"と綴ってあってまさかの自分の行動が発端だと知れば眉を顰める。彼が戻ってきたら「おかえり」と返して立ち上がり、タクシーへと向かう途中口を開いて )

…花里、俺が文化祭の時の唯織さんの写真を保存したの見て勘づいたらしい。マジで怖い…そんな所まで見るんだ…もう花里は大丈夫そうだけど、気をつけなきゃだな。

  • No.475 by 天羽 唯織  2023-11-02 18:34:33 



そうだったんだ。
悠介くんとの関係が疑われた情報元が気になってたから、分かってよかったよ。
( タクシーに向かう途中の彼の話に静かに耳を傾けていれば、なるほどと頷いて。これでまたひとつモヤッとしていたことがスッキリした。おそらく彼宛に花里さんから連絡があったのだろう。先程のタクシーに乗り込むと、呟くように。自分も彼が卒業するまでの間、そういったところは気を付けないといけないなと反省し。 )

…悠介くんが卒業するまであと少しの間だけ、気を付けないとね。



  • No.476 by 斎藤 悠介  2023-11-02 19:43:32 



本当に。
…卒業して唯織さんと学校では会えなくなるって思ったらちょっと寂しいな。授業サボり気味になりそう。

( タクシーに乗り込んで彼の住所を言うと途中にコンビニに寄って欲しいという旨を伝え、座席の背もたれに体を預ける。卒業まで気をつけるのは百も承知で今後はもっと引き締めていこうと考える反面、卒業した後の事を考えると同棲する予定ではあるが大学に彼の姿は勿論無い訳で、微かな寂しさを感じると小さく笑い )

  • No.477 by 天羽 唯織  2023-11-02 20:09:01 


それは俺も同じ。
...大学行っても悠介くんモテるだろうな。

( 確かに彼のいる授業は最近の楽しみでもあったわけで。それがなくなると思うと少し悲しい。しかしその分帰ったら相手がいると思えばそれも楽しみな気持ちもあり。ふと、大学生になった彼を想像し、きっともてるだろうと思えばそんなことをもらし)

  • No.478 by 斎藤 悠介  2023-11-03 00:12:17 



唯織さん以外にモテてもな…俺は置いといて唯織さんの方が心配。

…と、コンビニ着いたな。ちょっと待ってて、色々買ってくる。

( それを言い出したら個人的には花里のように彼に好意を持つ人が近付いてきたらと思うとモヤモヤする。幸か不幸か、北条を監視役として置いて何かあればすぐに知らせろと指示を出してある為に卒業した後も面倒事が起きた際に駆けつける事が出来るもそれは口には出さず、コンビニに駐車すれば軽く彼の頭を撫でて1人で降り、十二分な程飲み物やレトルト食品をカゴに入れると会計を済ませて )

  • No.479 by 天羽 唯織  2023-11-03 05:28:14 


ん、ごめん。ありがとう。

( 自分の方が心配、という言葉には今回の件が含まれているのだろう。教員をしていて過去に花里さんのような事件は起こらなかったがために、今回のようなことがあるというのは勉強になった。それに次にもしトラブルに巻き込まれても、学校外の彼になら相談しやすいはず。色々思っているうちに、近頃の寝不足がたたったのか自然と瞼を閉じて。)

  • No.480 by 斎藤 悠介  2023-11-03 07:31:47 



お待たせ、…

( レジ袋に詰められていく商品を見ながら卒業後の事を考えていたがそれが済んで袋を受け取れば顔を上げて受け取る。タクシーに乗り込むと彼が瞳を閉じており、柔らかく微笑んで一撫ですれば「発車します。」と運転手の絞った小さな声が聞こえて頷くと車が走り出し )

  • No.481 by 天羽 唯織  2023-11-03 09:39:47 



…ん、

( 心地良い揺れを感じていたが、車が停まったと同時に薄らと意識が浮上して。目をそっと開ければ彼の方によりかかっていたのに気が付いて。)

寝てた。

  • No.482 by 斎藤 悠介  2023-11-03 10:14:55 



おはよう、唯織さん。
家に着いたよ、動けそう?

( 静かな空間の中ルームミラーで運転手と目が合えばお互いに軽い笑みを送り合い、彼の温もりを肩で感じつつ心地良い空間を過ごす。停車した時に起きた彼を見て微笑むと緩やかに声を掛けて )

  • No.483 by 天羽 唯織  2023-11-03 10:23:57 



…、うん。
動ける。

( まだ意識がはっきりとはしない中、彼の声に頷くとゆっくりとタクシーから降りて。眠気眼を擦れば、鞄から家の鍵を取り出してドアを開け中に入り。リビングに行くと寝ていた海が近付いてきて、彼の方を見上げる。)


  • No.484 by 斎藤 悠介  2023-11-03 10:39:52 



なら良かった。
…海、ただいま。すぐにお粥温めるし、座って…しんどかったら横になって待ってて。

( 先程と同じように支払いを済ませてタクシーを降り、動く彼の動作ひとつひとつを心配そうに見つめるもリビングに入った瞬間海が近寄って来れば表情を綻ばせ、屈んで優しく頭を撫でる。その後に顔を上げて彼に声を掛けるとコンビニの袋を持ちつつ台所へ向かい、スポドリやお茶を冷蔵庫にしまってから適当なお皿を取り出すとそれにレトルトの粥を移せばレンジへと。こういう時、さらっとレトルトでは無い粥を出せたらなんて思えばやはり料理は学ぶべきかと考えている間にレンジから温め終わりの音が鳴って取り出し、コップにお茶を注いで )

  • No.485 by 天羽 唯織  2023-11-03 11:01:38 


ありがとう。
海も後でご飯あげるね。

( 彼に言われた通り椅子に座ると、膝に乗ってきた海を撫でながらリビングに立つ相手を見て、なんだか新鮮に思うと小さく笑う。こうやって誰かに面倒を見てもらうことなんてあんまりなく、大体は1人でどうにかしてきたため不思議な感じがする。)

  • No.486 by 斎藤 悠介  2023-11-03 11:13:47 



お待たせ、この後薬飲むだろうし食べれる分だけ無理しない程度に食べて。
後、マスク…外しても大丈夫。テストは明日で終わりだから…移ったとしても明日には症状出ないと思うし俺は別に唯織さんの風邪なら全然平気だから。…あ、もし移ったら唯織さんが看病してな?

( 準備が出来ると皿とコップを持ってリビングに。テーブルに2つ並べればスプーンも置いて、彼の横髪を少し後ろに撫で移して付けていたマスクを外し、対面の椅子に座って冗談交じりに言いながら彼が貰った薬の詳細が書いている紙を読んだ後にこの後飲むであろう薬を用意し )

  • No.487 by 天羽 唯織  2023-11-03 11:19:54 


ふ、わかった。
今度悠介くん看病するの楽しみにしとく。

( 一つにまとめていた髪を今1度結び直し。彼の言葉に小さく笑うと、持ってきてもらったお粥を1口。レトルトは食べたことがないが、意外と美味しいのだとびっくりする。彼の看病ならずっとしていられる。このままだと風邪をひいた時お互い様移しあってそうだなと密かに笑って。)


  • No.488 by 斎藤 悠介  2023-11-03 11:36:19 



俺も唯織さんに看病されんの楽しみにしとく。
……あ、もし次にっていうかどうしても俺に連絡取れない時はなんか癪だけど北条に相談して。アイツ…あの人に言ったらすぐ俺に情報飛んでくるし。

( 食事を口に出来ている様子を見て安心して微笑むとスマホが振動し、取り出してメッセージを見る。送り主は北条で、自分の組に送る予定の報告書の内容が書いてあって、それと彼の体調を心配している。そういえば今回も北条が知らせてくれたから付き添えた所があり"お疲れ様、ありがと"とだけ送れば即返事が来るが無視して胸ポケットにスマホをしまえば口を開き )

  • No.489 by 天羽 唯織  2023-11-03 11:42:27 


うん。分かった。

( お粥を食べ終えると、「ごちそうさまでした」と手を合わせ。お茶を飲みつつ彼の話を聞いては頷き。北条先生もいつの間にやら彼の犬のような役割をしているなと思うと笑って)

  • No.490 by 斎藤 悠介  2023-11-03 11:58:56 



ん…はい、薬飲んで。その後は少し一緒に寝よっか。

( 彼の笑みにつられつつ好ましい返事にこちらも軽く頷くと病院から処方された薬を彼の前へと出して、その時に目についた腕時計をみれば昼過ぎを指していて夜眠れなくなるだろうかと考えるも病気には寝るのが一番だと思えばブレザーを脱いでネクタイを外し、2つとも椅子の背もたれに掛けて共に眠る準備を )

  • No.491 by 天羽 唯織  2023-11-03 12:06:37 


…、一緒に寝てくれるの?

( てっきりこの後、彼は帰るのだと思っていたため少しばかり目を丸くして。無論嬉しいが、こんな甘えてしまっていいのだろうかと少し申し訳なさも出てくる。大人しく差し出された薬を飲むと一息ついて。お腹も気持ちも満たされ、きっと今ならゆっくり休むことが出来るだろう。彼の言葉に甘えようか、なんてゆっくりと立ち上がれば。もともと楽な格好だが、着替えはした方がいいだろうと「先に行って着替えするよ。」と、相手に伝え。)



  • No.492 by 斎藤 悠介  2023-11-03 12:20:14 



勿論。時間はあるし、まだ唯織さんと一緒に居たいから。

( 心配は理由の一番だが少しだけ離れていたのを埋めたい、満たされたい気持ちが大きいのも確かで正直に話せば立ち上がった彼の言葉に頷いて、自分も服を借りて着替えようかと思ったが流石に泊まりは明日も学校がある為に難しい。また制服に着替えるのも手間で、彼が気にしないのであればこのまま横になろうかと考えて引っかかりそうな腕時計だけを外し )

  • No.493 by 天羽 唯織  2023-11-03 12:44:11 


うれしい。俺もまだ一緒にいたいと思ってた。

( 彼もそう思ってくれていたのなら嬉しいと微笑んで。2階に上がり自室へと入ると寝間着用のスウェットを取りだしさっと着替えを済ませる。ベッドの方へ腰をかけるとそのまま奥につめて横になり、彼が寝るスペースを確保すれば。)

  • No.494 by 斎藤 悠介  2023-11-03 12:58:52 



( 少し時間を空けてから2階へ上がると寝室に入る。寝巻きで横になっている彼を見て学校で自分しか知らないであろう姿につい表情が緩ませれば隣に横になりゆるりと抱き締めて背中をポンポンと軽く叩き、願いを込めて額に口付けを落とすと抱き直して )

ゆっくり休んでね、唯織さん。目覚めた時は少しでも体調が良くなってますように。

  • No.495 by 天羽 唯織  2023-11-03 14:58:59 


──
ん…、

( ベッドに横になってからは薬の効果もあり、彼を待つまでもなく眠りに落ちてしまった。次に目が覚めたときには、窓から夕暮れ時の空が見えて。隣に眠る彼を見れば、幸せそうにほほ笑みを浮かべながら彼のふわふわとした髪を愛おしそうに撫でて。)

  • No.496 by 斎藤 悠介  2023-11-03 16:46:24 



……唯織、さん。…やば、めちゃくちゃ寝てた…体調はどう?

( 優しく髪を撫でる手が心地良い。意識が浮上して薄らと目を開くと愛おしい彼を見て名を呼び、抱き締めてまた眠りに落ちそうになるが状況を思い出すとちゃんと頭を覚醒させて頬に触れ )

  • No.497 by 天羽 唯織  2023-11-03 17:38:00 



少し楽になったよ。悠介くんのおかげ。

( 覚醒した彼から問われた言葉に気が付くと、寝る前より遥かに体調は改善されており。まだ少し熱がある感じと、だるさは残るものの、元気になったと笑って。こちらもぎゅっと彼を抱きしめ返すと幸せそうに。)

  • No.498 by 斎藤 悠介  2023-11-03 18:38:53 



なら良かった。…でも熱はまだあるな、唯織さん温かくてカイロ代わりになりそう。

( 抱きしめ返されるのが嬉しくて微笑むと彼の髪に頬擦りし、相手の額に手を当てた後にまた抱き締めて冗談交じりに呟く。ふと目に入った窓の外は夕暮れから徐々に夜の深い色に変わって行く途中で、そろそろ時間的にも帰った方が良さそうだと思うがこの時間が幸せ過ぎて離れる気が1ミリも起きず寝転びながら一応、と口を開き言うも枕元に飲み物はあったほうがいいだろうと上半身を起こして )

…あ、お粥とかゼリーとかフルーツ缶とか冷蔵庫入ってるから食べれそうなら食べて。スポドリもあるし水分補給はしっかり…って、今持って来とくか。


  • No.499 by 天羽 唯織  2023-11-03 21:40:25 



…、ごめん。あとすこし。

( 上半身を起こした彼が飲み物を取りに行こうとした服の裾をきゅっと軽く引っ張り。もう少しだけ一緒にいたいと我儘を。やはり温もりがなくなってしまうのは寂しいのか、珍しく弱気になって。)

  • No.500 by 斎藤 悠介  2023-11-04 00:41:13 



ん、いいよ。何ならもう朝までこのままでもいいし。

( ベッドを降りようとした瞬間に軽く服を引かれると止まり、振り返って彼の言葉を聞くと"可愛い"と言いそうになるがそれは抑えて柔らかな笑みを浮かべればまた横になり、ゆるりと腕を伸ばして抱き締める。幸せを噛み締めながら頬擦りをして通常よりも高い体温を感じ )

  • No.501 by 天羽 唯織  2023-11-04 03:04:27 



朝まではさすがに大丈夫。

─ありがとう。

( さすがに学校のある彼を朝まで引き留めるのはよくないと首を振るも、隣に戻ってきてくれた相手の腕の中に収まればやはり安心すると目を細めて。それから暫く甘えて温もりを感じていたところ、彼の方を見てもう大丈夫だと伝えて)

  • No.502 by 斎藤 悠介  2023-11-04 17:21:21 



どういたしまして。唯織さんに癒されて試験の疲れ吹っ飛んだ…こっちこそありがとう。

( また眠ってしまいそうになるほど安心している自分に少し驚きながら微笑んで髪に口付けをすれば優しく撫でて大切に抱き締め、軽く目を閉じる。暫くして礼を告げる声に目をゆるりと開くと軽く仮眠を取ったかのようなスッキリとした気分で、上半身を起き上がらせながら笑うと彼の髪をもう一撫でしてから飲み物を取りにベッドを降りて階段を下りていき )

  • No.503 by 天羽 唯織  2023-11-04 18:19:08 



( 彼に撫でられ気持ちよさそうにすれば、未だに残る温もりに名残惜しそうにしながら上体を起こして。時計を見るともう夕方も過ぎ、いい時間だなと思うと、さすがに飲み物を運んできてもらったら帰ってもらおうと思いながら。)

  • No.504 by 斎藤 悠介  2023-11-04 22:55:45 



お待たせ、ここに置いとくからちゃんと水分補給してな?

( 台所に足を運ぶとスポドリとお茶のペットボトルを手に取ってまた2階へ、彼の待つ部屋へと入れば起き上がっているのを見て緩やかに微笑み、サイドテーブルにペットボトルを置く。ずっと一緒に居たいが流石にそうはいかないと思えば微かに目を細め )

さて、と…じゃあそろそろ帰るわ。何かあったらすぐ連絡して、どんな時でも駆けつけるし。

  • No.505 by 天羽 唯織  2023-11-04 23:11:02 


ん、本当にありがとう。
…今は、これで我慢する。気を付けて帰って。

( 飲み物を持ってきてくれたことに礼を伝えれば、もう帰るという相手に頷き。そして徐にゆっくりと立ち上がれば、彼に近付いて頬に短く口付けを落としてすぐ離れる。気恥しそうに笑うと、下まで見送ろうと思いながら部屋の扉の方へ。)


(/背後失礼します!いつもありがとうございます。この後のことなのですが、悠介くんおうち絡み編を続けるか(敵対組織の若頭が動く)、一旦別の話(2人で紅葉狩り、温泉…)を挟むかどちらが良いでしょうか??)

  • No.506 by 斎藤 悠介  2023-11-05 00:57:52 



……いいよ、これくらい。
治ったら離れてた間の穴埋めしよう。

( 頬に触れた柔らかい唇に思わず顔を微かに染めると彼の気恥しそうな表情も相まってまた抱き締めたくなってしまうがここはぐっと堪えてこちらも笑えば階段を降りて玄関へと。靴を履いて振り返り、腕を伸ばして抱き締め耳元で囁くように言えば頬同士を愛おしげに擦り合わせ )


( / 失礼します!敵対の若頭絡みかなり魅力的ですね……一旦紅葉狩りを挟むのも捨てがたい…優柔不断で申し訳ないです、背後様はどちらがやりやすいでしょうか…!)

  • No.507 by 天羽 唯織  2023-11-05 01:06:18 


じゃあまた。
( 玄関で再び抱き締められ、頬を擦り寄せられれば幸せそうに微笑む。元気になったら美味しいものをつくってあげようとか、どこか2人で出かけるのもいいなとか色々と考えて。ひとまず名残惜しいが離れると別れを告げ。)

(/そうしましたら、事件続きだったので一旦軽く紅葉狩りを挟みまして、そのあとで組織の話に移行しようと思っています。組織の若頭のpfなどもその間に考えておきますね。)

  • No.508 by 斎藤 悠介  2023-11-05 18:56:55 



ん、無理だけはしないように。また学校で、

( ゆっくり離れ、目を細めて離れれば別れの言葉を。扉を開ければ漸く秋らしくなってきた心地良い気温と風に軽く表情を緩ませつつ、一緒に住んでいたらこうやって離れないで済むのにだなんて思うももう少しの辛抱で、帰ったら一応明日の勉強をだなんて考えつつも彼の家を後にし )


( / 了解しました!ではその流れで行きましょう。若頭のpfよろしくお願いします!本当に北条さんのような軽いので大丈夫ですので、ご負担にならぬ程度に…! )

  • No.509 by 天羽 唯織  2023-11-05 19:18:12 


───

( 週末。秋の風と雲ひとつない青空。今日はとてもいい日になった。あれから体調も回復し、以前から約束していた「紅葉狩り」へ一緒に行くことに。いつもと変わらず動きやすい格好に、ニットのカーディガンを羽織り車へ。後部座席には画材を忘れずに詰め込み、彼のマンションへ車を走らせる。前に着くと「着いたよ」と連絡を。)


(/何気に若頭を出すのずっと楽しみにしていたので、pf色々考えていました。ありがとうございます!またできたら出しますね。)

  • No.510 by 斎藤 悠介  2023-11-05 20:17:02 



お待たせ、…なんかやっぱ学校じゃない外で待ち合わせて会うのってなんとなく嬉しいな。車で一時間くらい時間かかるけど運転お願いします、しんどくなったら俺変わるし。

( 緩いサイズの白いカジュアルパーカーにレザージャケットを羽織り、黒いスラックスを履けば鏡前で一応身嗜みを確認した後にリビングに戻ろうとしたがスマホにメッセージが届くと軽く微笑んで玄関へ向かい、スニーカーを穿いて下へと降りる。見慣れた車に乗れば当然なのだが彼の姿が、表情を緩ませるとシートベルトを着けて場所をナビに登録し )


( / 何時でも大丈夫ですので私も楽しみに待ってますねー!これからもよろしくお願いします!蹴可 )

  • No.511 by 天羽 唯織  2023-11-05 20:30:12 


そうだね。なんか私服姿も新鮮で不思議な感じ。
ん、分かったよ。
悠介くんも、休憩したくなったら言ってね。
( 当たり前だが私服姿が見慣れないので、その姿にすら胸が高鳴るのは重症だなと思いつつ。横に乗った彼がナビを打ち込んだのを確認し、車を発進させる。1時間もかかるのでそれなりに乗っているだけでも疲れるかもと、相手を気遣うとそう言い。)

いい天気になって良かった。

  • No.512 by 斎藤 悠介  2023-11-05 21:19:00 



惚れ直した?…なんて、了解。
本当にいい天気で良かった、今から行く所かなりオススメだから期待してて。めちゃくちゃ紅葉綺麗でさ、本当に人居ないの。それなのに綺麗に整備されてるトイレとか、自販機も飲み物だけじゃなく色んな種類あってまさに穴場って感じ。

( "新鮮"という言葉にイベントの打ち上げをする度に周りに褒められ、この間も文化祭の打ち上げで「やっぱいつもと違うのいい!」だなんて言葉を掛けられてこれが彼に言われていたならどれだけ嬉しいか、なんて冷めた気持ちで聞いたのを思い出せば軽く聞くが少々子供っぽいというかおじさんぽいというか、絶妙な位置にある質問だったと自分の中で反省すれば晴れ渡る空を見上げ )

  • No.513 by 天羽 唯織  2023-11-05 21:30:09 


惚れ直した…っていうのかな。なんか見慣れないからドキドキした。何着ても似合うなって。

そんないい所なのに人来ないの不思議だな。
なんでだろうね?
( 惚れ直す、という言葉が合っているかは分からないがドキッとしたのは本当で。こんな風に何を着ても様になるのは羨ましいなと思いながら。今から行く場所について聞くと、聞けば聞くほどいい場所なのに人が訪れないのはどうしてなのだろうかと不思議に思い。)


───
(/以下、敵対組の若頭のpfです!)
名前:大堂 龍也(おおどう りゅうや)
年齢:29
性格:欲しいものは何でも手に入れる。そのための手段は選ばない。冷酷非道。気は長くなく、沸点も低い。頭は切れるため、色々な準備にぬかりはない。
容姿:身長183cmの大柄。黒髪短髪に切れ長の鋭い目が印象的。普段からスーツを着用しているが、派手なものは好まない。右肩から首まで龍の刺青あり。
備考:大堂組の若頭。以前対峙したときから斎藤悠介が欲しいと狙っており、弱点や情報を調べあげようと北条を送り込んだ張本人。組織の力として欲しいのは勿論のこと、それ以外の感情も持ち合わせているらしい。それ故に実の父親である頭とは意見も考えも合わず、早く組の全権を握りたいと思っているところ。最近、部下によって彼に恋人がいる情報を入手。そちらを使って彼を誘導できないか思案中。

  • No.514 by 斎藤 悠介  2023-11-05 21:58:34 



……ありがとう。唯織さんもカーディガン似合ってるよ、いつも綺麗なんだけど柔らかい雰囲気に合ってて更に綺麗。

さあ、なんでだろうな…管理人除けば人より動物に会う方が多いし、本当に不思議。

( やはり彼に言われるのは特別で、思わず表情を緩めるも先程から思っていた事を口に出す。今から行く場所は幼少期から親や身内に連れられて行っていた場所で、うちの家が保護の為に出資しているとかいないとか。それが穴場の理由なのかは不透明で分からない為にぼやかして言い )


( / pfありがとうございます!!絡むのがめちゃくちゃ楽しみです…!唯織さんが巻き込まれてキレる悠介が想像できました、笑。 )

  • No.515 by 天羽 唯織  2023-11-05 22:10:34 


ありがとう。…なんか照れるな。

動物。どんな動物見たことある?
( まさか自分のことを褒められるとは思っておらず、礼を言うも少し恥ずかしそうに微笑んで。カーディガンは最近肌寒い気温になってきたため好んで着用している。案外冬場の上に重ねて着ていくスタイルは嫌いでなく、カーディガンもいくつか持っていたりもする。ふと、動物に出会ったことがあるのだろうかと一応尋ねてみて。)


(/よかったです!大堂さんは、悠介くんのことが好き設定にしようと思っておりますので、唯織のことが邪魔で色々やるかもしれません笑)


  • No.516 by 斎藤 悠介  2023-11-05 22:32:09 



んー…ウサギ、リス、シカは見た。猪や熊もいるみたいだけど俺は見たことないな。…っふ、ごめん猪は実際見たことあるわ。うちの集まりで行った時に父さんが住吉に「今夜は牡丹鍋にしたいから猪狩って来い。」って冗談言ってさ、住吉がそれ本気にして…数時間後にスーツに泥付けて猪背負って戻ってきた時はみんなして驚いた。父さんだけ爆笑して、「悪い、冗談。」って告げた時の住吉の絶望的な顔が忘れらんない。

( ふわりと微笑む彼の横顔がまた綺麗で、ずっと眺めてられるだなんて思いながら尋ねられた質問に答えて行く中でひとつエピソードを思い出すとくつくつと喉を鳴らして笑う。その時の住吉の表情が色濃く頭に残っていて、楽しそうに話し )

( / 最高じゃないですか(←)本当に楽しみにしてます!!また展開悩んだ時はお互いに相談お願いします! )

  • No.517 by 天羽 唯織  2023-11-05 23:08:28 


へ…住吉さん、凄い。
その後、猪食べたの?

( 彼の昔話を聞くと目を丸くして。あの住吉さんが、本当に猪をとってきたこともそうだが、果たしてそれをみんなで食べたのだろうか。山の生き物というかそういったものに出会った試しはなく、ちょっと会ってみたい気もするが熊や猪は遠慮したいところだ。)


(/ありがとうございます!またそのときになりましたらよろしくお願いします!蹴可)

  • No.518 by 斎藤 悠介  2023-11-06 09:30:47 



あの時は立派な猟犬だった……いや、結局猟友会に譲り渡した。捌けない…事はないと思うけど面倒だし。

猪は見れないと思うけど野うさぎなら見れるんじゃないかな…てかうさぎと唯織さんの組み合わせ、想像するだけで似合う…写真撮りたい。

( その後は猪どうする?という話し合いになったのだが処理が面倒くさいからやめとこうという話に落ち着いた。今から行く場所で猪を見たのはそれが最初で最後、今後出会う事はないだろうと考えていればよく見かける野うさぎを思い出し、今日もきっと出会えるはずだと彼とうさぎの組み合わせを想像して表情を綻ばせ )

  • No.519 by 天羽 唯織  2023-11-06 12:51:31 


そうなんだ。
野うさぎか…、可愛いだろうな。俺的には悠介くんと野うさぎの写真がほしい。
( たしかに捕まえたはいいが、それを捌くのはまた別の話で。その話に納得しつつ、野ウサギの話には不思議そうな顔をして。自分と野うさぎはあうだろうか。むしろ自分は彼とうさぎの組み合わせが可愛いと思う。なんて想像しては笑って。)

  • No.520 by 斎藤 悠介  2023-11-06 16:53:47 



俺とうさぎ…、合うかな。
てか、うさぎとかもそうだけど唯織さんが実際に描いてる姿見るの初めてだからそっちも楽しみ。

( つられて微笑み、そういえば彼の作品を見た事はあるが描く過程を見た事がないのに気付くと話しながらそちらを見る。今はハンドルを握っている綺麗な指先で絵を描く様子は様になるんだろうだなんて思いつつその姿を写真に撮ろうだなんて密かに心の中で決めて )

  • No.521 by 天羽 唯織  2023-11-06 17:24:15 



…描いてるところなんて人に見せたことないから緊張する。
悠介くんも描くよね?

( そういえば彼と一緒に絵を描くという約束をしたことを思い出し、普段絵を描くが人に見られながら描くなんてことはまずないので変に緊張してしまうなと苦笑して。)

  • No.522 by 斎藤 悠介  2023-11-06 19:18:50 



大丈夫、いつも通りに……あー……ん、一応、一応ね。

…お、もう着くかな。

( 確かにバンドでは客ありきだがそうではない分野、一人で描くのが普通だろう。彼のそんな貴重な姿が見れるのは緊張しているのを見て申し訳ないが少し嬉しく、柔らかな表情で告げるがそういえば自分も描く約束をしていたと思い出して間が開くも微かに頷く。いつの間にやら街中から赤く色付いた木々が並ぶ山道の整備された道路へと景色が変わればナビを見て )

  • No.523 by 天羽 唯織  2023-11-06 19:24:31 



わー…、もうここでも既に綺麗だな。
…あ、ついた?
( 道路を走っていると、遠くにも近くにも見えてきた赤や黄。もうこの走っている途中の道でさえ絵になりそうなのに、山の中に入ったらそれはそれは綺麗だろうと想像して。ふとナビの音声が到着を知らせ、車を駐車場へと停める。確かに1台も車はなく辺りは静かで、自然の音だけが耳に入り )

降りよっか。

  • No.524 by 斎藤 悠介  2023-11-06 20:39:46 



奥にもっと綺麗な所があるんだよな…唯織さんに案内したい。
ん、着いたね。

画材、運ぶの手伝うよ。

( 駐車場からは管理棟であるロッジがあり、中の管理人と目が合うと軽く会釈を。降りると自然の土や木々の香りに柔らかな金木犀の香りが乗っていて、もうここでも十分リラックス出来そうだと軽く微笑む。久々に来たがやはり街中よりもこういう場所の方が好きだと自覚しながらも彼の元へと歩いて行き )

  • No.525 by 天羽 唯織  2023-11-06 20:47:08 


うん、ありがとう。
そんなに大掛かりなものは持ってきてないから、軽いと思う。

( 天気の良さと自然の香り、そしてそれに加えて紅葉が心を和ませる。やはり自然の力は凄いなと思いつつ車の後部座席から画材道具をコンパクトにまとめた鞄を取り出しては彼へ渡し、自分もそれと似たサイズのカバンを肩にかけて。)

  • No.526 by 斎藤 悠介  2023-11-06 22:21:09 



ほんとだ、軽い。
じゃあ行く…前に少し歩くから自販機で飲み物買ってこっか。何飲む?

( 受け取った鞄は彼の言う通り軽く、少し驚きながらも持てば早速お気に入りの場所へと向かおうとするも流石に準備が必要かと思えばロッジ横にずらりと並べられている自販機の方に足を運び、自分はペットボトルのブラックコーヒーを選んで買えば振り返って )

  • No.527 by 天羽 唯織  2023-11-06 22:38:13 


俺もコーヒーがいいな。
悠介くんと同じので。

( 自販機を見て何にしようか悩むも、彼が買っているコーヒーを見てそれにすると。普段は自分の入れたコーヒーやお店の物を飲むことが多く、実を言えば自販機はあまり利用したことがなく。少し楽しみしながら選んだものを相手に伝える。)

ここからどれくらい歩く?

  • No.528 by 斎藤 悠介  2023-11-06 23:16:08 



了解。…大体十分くらいかな、歩きやすい道ではあるけど上り坂とか階段もある。大丈夫そう?

( 淹れてもらったものには当然劣るがペットボトルの物も嫌いじゃない。頷きながら同じ物を買うと彼に渡し、尋ねられた質問に返答を。ふと、もしかしたらしんどいのではないかと考えれば一応問いかけて )

  • No.529 by 天羽 唯織  2023-11-07 07:11:36 


うん、大丈夫だよ。
万が一キツかったら言うから。行こう?

( コーヒーを受け取ると礼を伝えて。ここから10分ならそれほど負担はないだろう。それなりに歩くことは想定済みなので、大丈夫だと頷く。もししんどくなったら伝えると約束をして、早速行こうと微笑み。)

  • No.530 by 斎藤 悠介  2023-11-07 13:56:07 



分かった。
……てか、本当に過ごしやすい季節になったよな…いい気温のお陰様で最近、授業中眠くて眠くて。しかも席替えで窓際になったから尚更…この間、現代文の先生が欠伸しててみんなに笑われてたけど唯織さんは授業中眠くなったりしないの?

( それなら大丈夫だろうとこちらも軽く微笑めば歩き始める。空は青く澄み渡っていて本当にいい天気で、日が照っているのに暑くなくて逆に心地良く動きやすい。落ち葉でかさりと音の鳴る緩やかな坂道に差し掛かり、歩きながらも口を開き )

  • No.531 by 天羽 唯織  2023-11-07 17:11:37 


そうだね…。俺日頃睡眠だけはきちんと取るタイプだからか、昼間はあんまり眠くならないんだ。
もちろん特に何もしてないときは眠くなることもあるけど。授業中はあんまりないかな。

( 彼の言葉には、少し考えた後に昼間はあまり眠くなったことがないということと、その理由について考えて。テスト監督を任されたときなどは例外だが、基本的に生徒を見ているときは眠くなることは無いと伝える。しかしながら本当に心地の良い気候になったなと景色を眺めつつ思うと、ふと視界の端に何か動く気配を感じ。)

…あれ、うさぎ?



  • No.532 by 斎藤 悠介  2023-11-07 18:46:06 



すご…俺は寝れる時に眠るだけ眠っても結局昼は眠くなって…夜の方が得意かも、いくらでも起きてられる。

…お、ほんとだ。珍しい毛色してる。

( 流石先生と思ったが先程話した現代文の先生の例もある為、こればかりは人によるんだろうと考えていれば彼の声に反応してそちらを見る。視線の先には彼の言った通りうさぎが1匹、少し離れた道端でこちらの様子を伺うように立ち上がって鼻をひくひくさせている。自分に似た薄茶色の毛色に同色の瞳を持つその子にどこか親近感を持てばスマホを取り出して一枚写真を撮り )

  • No.533 by 天羽 唯織  2023-11-07 21:46:52 



…、なんか。悠介くんみたい。このこ。

( 少し離れた場所だが、警戒心を少しでも解いてもらおうとしゃがんで視線を合わせ。よくよく見ると毛色が彼とそっくりで、似ているなんて思うと小さく笑う。なんとも可愛らしい仕草に猫とは違う萌えを感じて。)

  • No.534 by 斎藤 悠介  2023-11-08 13:51:09 

ないので見積もりだけ。


確かに髪色とか被ってる。

( 同じことを考えてたのに笑い、ゆっくりゆっくりと彼に近付いてくるうさぎを眺める。フワフワの毛を揺らしながら跳ねてくる様子は可愛らしく、彼の傍まで来たうさぎは耳を揺らしながらじっと彼を見上げていたがこちらを見た瞬間に何故か踵を返して茂みの中へと逃げていき、それを見て若干複雑な心境になりつつ手に持っていたコーヒーのキャップを開けて1口飲み )

え、……同族嫌悪的なやつ?絶対あの子俺見て逃げたよね、今。

  • No.535 by 斎藤 悠介  2023-11-08 13:52:33 



( / "ないので見積もりだけ"ってなんだ…すみません、誤字ですのでそこだけスルーしてください笑 )


  • No.536 by 天羽 唯織  2023-11-08 17:32:14 


そうかな?
やっぱり人になれてないんだよ。

( 近づいてきたくれた、兎に頬が緩む。こんなに近くで野生のうさぎを見た事は無い。その姿はやはり愛らしく、手を伸ばそうとしたそのとき凄まじい速さで逃げてしまったのには目を丸くして。彼の言葉には苦笑するが、少なからずその理由もあるのかなと思いつつ立ち上がり。)

行こっか。


(/なんだか笑っちゃいました笑 スルーします!)

  • No.537 by 斎藤 悠介  2023-11-09 15:28:05 



まぁ、こんな山の中で人も通らないってなると確かに人慣れはしてないだろうな…ん、行こう。

( 何回か来た中でベタベタに触れ合ってくれるうさぎと出会った事の方が稀で先程のうさぎのように逃げられる事も珍しくなく、こちらが勝手に親近感を抱いて仲良くなれそうだと思っただけだと彼の言葉に頷いてまた歩き出すが、ふとひとつの願望が頭に浮かべば手に持っていた鞄を肩に掛けて一度立ち止まった後に少し小さな声で )

……──唯織さん。手、繋いでもいい?

  • No.538 by 天羽 唯織  2023-11-09 17:12:22 



ん?もちろん。

( 申し出に快く頷くと、相手の空いた手をそっと取り。普段末端が冷え性なため、もしかしたら冷たかったかもしれない。彼の手の方がやはりほんのり温かく、「俺。手冷たいんだ。ごめんね。」と呟いて。)

  • No.539 by 斎藤 悠介  2023-11-09 19:36:34 



ありがと…本当だ、少し冷たい。
大丈夫、俺は逆に手は温かい方だし冷たいくらいが心地良い。

平熱も若干人より高めだからこれからの時期、友達にカイロにされるんだよな。

( 手を取られると嬉しそうに微笑み、優しく握り返す。人と手を握る事なんていくらでもあったが彼とは特別で、こうしているだけで幸せを感じるなんて変だろうかなんて考えながらも謝罪に対して正直に返す。友人達に「斎藤の手、マジで温かい」と言われたのを思い出して苦笑いを浮かべ )

  • No.540 by 天羽 唯織  2023-11-09 19:47:49 


へぇ、じゃあ俺も寒くなったら悠介くんにくっつこうかな。

( 確かに彼の手はあたたかいし、いつも抱きしめたときにも温もりが心地よいと思っていたところで。それならばこれからの時期寒いという口実で彼に引っ付いていようと、くすくす笑いながら話し)

  • No.541 by 斎藤 悠介  2023-11-09 20:56:22 



喜んで。唯織さんなら何時でも何処でも歓迎……と、この階段上がるよ。足元気をつけて。

( 人生で初めて自分の体温に感謝する事になるとは、だなんてこちらも笑って頬に軽く口付けを落とす。そんな穏やかな心境の中、彼とのやり取りに夢中で通り過ぎる所だったと立ち止まって脇道に目線を送ればそこには人一人上れるくらいの細い階段が、整備もされてなく落ち葉で埋もれている為に普通の人なら気付かないだろう。手を取ったまま先に階段を数段登れば振り返って )

  • No.542 by 天羽 唯織  2023-11-09 21:10:18 



ん、わかった。
たしかに、普通の人ならこの階段気付かないかも。

( 頬に触れた口付けに嬉しそうに微笑んで。ふと脇道に逸れたと思えば、どうやらその先の道をゆくらしい。彼が先に進んでくれたおかげでやっとここに階段があったのかと分かった。彼が言っていたように人が居ないというのはこれが理由かもしれないな、と思いながら足元に気をつけて進み。)


  • No.543 by 斎藤 悠介  2023-11-09 21:42:03 



でしょ、それにちょっと急斜面だから本当に気を付けて。

( 少し長い階段、この道中で一番体力を使う場所。彼を逐一気遣いつつ上がっていけば開けた場所に到着する。目の前に広がるのは空と同様に澄んだ湖、沿うように生え揃っている山紅葉は色とりどりでそのまま見るのも美しいが湖面に映り込む姿も見事で、所々に紫や白い野花も自生しておりそれからか自然の甘い匂いが微かに鼻を掠め )

到着、お疲れ様。俺の秘密の場所へようこそ…って言っても多分管理人さんとかは知ってると思うけど。

  • No.544 by 天羽 唯織  2023-11-09 22:14:49 



う、わぁ…...。
綺麗…。

( 開けた場所に広がる光景に思わず声にならない声が漏れ。ふわっと香る甘い花の香りに、そよ吹く秋風、紅や黄色とりどりが眩しい。湖の傍に近付くと大きく息を吸う。「空気も美味しいきがする」なんて言うと、キラキラと光る水面を眺めて。)

ありがとう、連れてきてくれて。

  • No.545 by 斎藤 悠介  2023-11-09 22:56:37 



どういたしまして、唯織さんに気に入ってもらえて良かった。…此処に誰か連れてくるの初めてだったから。

もう少しだけ歩こう、

( 彼の様子を見ていると初めてこの場所を見付けた時の自分を重ねて思い出し、小さく笑うと水面を見つめる彼を後ろから抱きしめて柔らかな髪に顔を埋める。愛おしい相手の喜ぶ姿にこちらも嬉しくなり、連れてきて良かっただなんて思いながら話してゆるりと離れればまだ先に行きたい場所があり、歩きながら手招きをして )

  • No.546 by 天羽 唯織  2023-11-10 06:48:30 



うん、

( 後ろから抱き締められると幸せそうに笑い。きれいな景色に思わず涙が出そうになる。どうやらここが到着地点では無いようで、また彼の後を再び歩き始め。)

  • No.547 by 斎藤 悠介  2023-11-10 14:08:31 



( 言った通り、少しだけ湖沿いを歩いた先にあったのは落ち葉の絨毯が敷かれているかのような場所、その中にポツリと3人程座れそうな倒木のベンチがあり、それに近付くと上に落ちていた葉を手で払って腰を掛ければ湖や紅葉を一望し )

このベンチ、小さい時に俺が作ったんだ。勉強して防腐処理もして…秘密基地作ってるみたいで楽しかったな。今でも一人になりたい時とか考え事ある時とかは此処来たりしてるんだよ。スケッチするにも丁度良さそうじゃない?

  • No.548 by 天羽 唯織  2023-11-10 18:07:43 



え、すごい。
小さい頃に作ったなんて思えないくらいちゃんとしてる。

( 少し歩いた先にあったベンチ。なんだか紅葉の中にぽつんとあるそのベンチが1枚の絵になりそうで。彼の横に腰をかけると湖を眺めては、これが彼が小さい頃から眺めていた風景か、と目を細めて。確かにここから見た風景はとても絵になるだろう。)

うん、いいね。
ここでかこっか?

  • No.549 by 斎藤 悠介  2023-11-10 19:25:01 



来る度に手を加えてるってのもあるけどね。
ん、描こう…はい、鞄。

( 幼い自分は将来大切な人が出来て、ここに座っているだなんて思ってもいなかっただろう。辛い時に孤独感を抱きながら縮こまっていた小さな自分に今の幸せを伝えに行きたいくらいで、微笑んで頷くと持っていた鞄を彼に渡し )

  • No.550 by 天羽 唯織  2023-11-10 19:35:41 



ありがと。
…はい、これ悠介くん用のスケッチブック。

( カバンを受け取ると中から1冊のスケッチブックを取り出す。それとデッサン用鉛筆を彼に渡して、自分も大きめのスケッチブックを取り出すと新しいページを捲って用意する。他にも鞄には色鉛筆、水彩絵の具など必要最低限の画材道具が入っており。)


  • No.551 by 斎藤 悠介  2023-11-10 20:08:48 



ありがとう。
……俺、字が綺麗って褒められるんだよな。楽器も一通りは弾けるし、勉強も本気出せばそこそこ出来て…わりと何でもそつ無くこなせる自信ある、のに、絵と料理だけは本当にダメ。綺麗な絵描く恋人いんのになんか情けない。俺の絵を嫌いになってもいいけど、俺の事は嫌いになんないでね。

( 受け取って礼を言い手元のスケッチブックを一度見て、美しい景色を見た後にふっと笑いを一つ洩らすと穏やかな口調で告げる。実を言えば今日の約束をした後に彼には秘密で同級生の元美術部員に絵の描き方を教えてくれと頼み、指導を受けていたのだが「アッ、無理。」と最後は匙を投げられた。仕方ないと達観していてもう何も感じないのだが彼に引かれるのだけは避けたい。絵が下手で今話題の蛙化現象を起こすような相手で無いことは確かだが冗談交じりに言いながら笑って )

  • No.552 by 天羽 唯織  2023-11-10 20:22:32 


そうなんだ?
そんなことで嫌いになんてならないから、安心して?
( 確かに彼の言うように何でもそれなりにこなしているイメージがある。だから苦手な部分を知れたことは嬉しく。そんなことで嫌いなどなるわけがないと笑い。相手の傍にもう少し近付くと、スケッチブックを指さして描き方のコツを。話していると真剣になってきて。)

描きたいところが決まったら、薄く十字の線を入れてその線を基準にして描いていくと描きやすいよ。絵が上手く描けない人って、細部にこだわって描いちゃう場合が多くて。風景画とかは、全体のバランスが大事だから、どこになにがあるか大体紙の上で場所を決めて……、ってごめん。ついいつもの癖が。



  • No.553 by 斎藤 悠介  2023-11-10 21:06:29 



知ってる。
十字の線を…なるほど、……ふ、いや、唯織さんのそういう面凄く好き。指導受けてるのが言っちゃ悪いけど、あー、やっぱ先生なんだよなぁって感じの背徳感がして。ちょっと今の参考にして描いてみる。

( 思った通りこちらの絵が下手でも彼は大丈夫そうで微笑む。説明を真剣に聞き、理解してからまたじっくり景色を見て絵の中央を決めれば言われた通りに薄く十字線を描けば謝罪に対して喉をくつくつ鳴らして笑ってしまう。彼の授業中も思ってしまうのだが自分は生徒で彼は教員なのだと自覚する瞬間が学生生活の密かな楽しみで、口にしながらもスケッチブックに向き合うと景色を見つつ鉛筆を動かし始め )

  • No.554 by 天羽 唯織  2023-11-10 23:44:50 


なにそれ。でも、まぁ分からなくはないかな。
うん、なんか聞きたいことあったら言って。
( 背徳感。その言葉にクスクスと笑って。しかしふとした瞬間に自分たちの立場を思い出すというところは自分も同意。言われた通り描き始めた彼を見て、自分も目の前の風景に視線を落としスケッチブックに鉛筆を走らせて。 )

  • No.555 by 斎藤 悠介  2023-11-11 01:04:26 



( 頷き、真面目に描き始めるも不思議と集中力は散漫で、景色よりも彼の整った横顔に視線が行ってしまう。綺麗な指先からスケッチブックに描き紡がれる様子は本当に見事なもので、自然に見とれそうになった時に背後に何者かの気配を感じ動きを止めてゆるりと振り返れば間近に人懐っこいのか、近すぎる鹿の顔があって笑いそうになるのを堪えつつトントンと彼の肩を軽く叩いて )

……唯織さん、後ろ。

  • No.556 by 天羽 唯織  2023-11-11 07:07:38 


……?
わ...!びっくりした。鹿?初めて見た。

( 絵を描き始めると周囲のことが気にならないくらい集中してしまうのはいつものこと。彼に呼ばれたときも少し反応が遅れて後ろを見れば、そこには野生の鹿。しかもこんな近い距離で。目を丸くしておどろくも、人懐こい鹿は逃げることはせずこちらをじっと見ており。 )

  • No.557 by 斎藤 悠介  2023-11-11 09:59:09 



この辺はよくいるよ、しかも全然人怖がらなくて厚かましいやつが…なーにしてんの。ほら、山に戻りな。

( 人懐っこい鹿はじっと2人を見つめた後にスケッチブックに視線を移し、食べようとしているのか2人の間に背後から入り込んで紙に鼻を寄せる。それを見て笑うと鹿の顎をぐいっと上げて離れさせるがどうにも山に戻る様子は無く、今度はベンチの前に移動すれば寝転んで寛ぎ始め )

………絵に書くものが増えたな。

  • No.558 by 天羽 唯織  2023-11-11 10:58:26 



…ははっ、可愛いなぁ。もしかして描いてほしいの?
せっかくだし絵に入れようかな。
( 鼻を押しても返ってくれそうにない様子を見ると、微笑ましくて声に出して笑ってしまう。前で寛ぐ様子を見ればどうやら構って欲しいのだなとその人懐こさにびっくりするが、ここらへんの動物はそんなものだと聞き、そうなのかと納得を。スケッチブックの絵の前方に、鹿を描くスペースをつくるとさらさらと鹿を描き始めて。)

  • No.559 by 斎藤 悠介  2023-11-11 11:20:48 



描こうか悩んだけど俺はパス……て、本当に凄いな…流石美術教師。

( 自分が悩んで鉛筆を止めてる間にもう既に彼の手は動いていて、スケッチブックを見ながら感心を。改めて彼は教える立場で、十二分に実力があるのだと思えば暫し眺めていたが自分のスケッチブックに視線を移し、ゆっくりと描いていき )

  • No.560 by 天羽 唯織  2023-11-11 12:07:03 


ありがとう。
…悠介くんもいい感じじゃない?
( 褒められると素直に礼を。こうやって人に描いているところを見せるなんて、きっと彼だけだろう。少し描き進めたところで、彼の絵を見るとそれなりにいい感じにかけているように見える。)

  • No.561 by 斎藤 悠介  2023-11-11 18:01:35 



ん、人生初レベルで上手く行ってる。

( 今までのが何だったのか分からないレベルで普通に描けており、彼のように上手くは無いが見れるくらいには仕上がってきていて描く事に楽しさすら感じ始めている事に少し驚く。笑って話しながら鉛筆を動かし )

  • No.562 by 天羽 唯織  2023-11-11 18:17:41 


──
…悠介くん、どう?
ちょっと疲れたから、絵はこれでいいかなって思ってるんだけど。
( それから暫くして絵がそれなりに完成すると伸びを。思っていたよりも時間は経過していたようだ。隣の彼に声をかけ、せっかくこんないい場所にきたのだから絵を描いてばかりじゃ勿体ないと思い提案を。)

  • No.563 by 斎藤 悠介  2023-11-11 19:00:18 



…──ん、キリもいいし俺もいいかな。わりと時間経ってる…結構集中してたんだな。

( 彼の声に顔を上げるともう一度スケッチブックに視線を落とした後に頷き、ジャケットのポケットからスマホを取り出して景色の写真を撮ればそのまま伸びをして。いつの間にやら眠っていた鹿も二人の動きで目を覚ませば立ち上がって寝惚けた様子でゆっくり場から立ち去って行き、その背中を見て小さく笑うと声を掛けて )

気をつけて帰れよー…今、天敵に会ったら絶対逃げ切れなさそう。

  • No.564 by 天羽 唯織  2023-11-11 21:57:55 


本当に人懐こい鹿だったね。
どうする?少しその辺り散策して帰ろうか?

( 帰ってゆく鹿に手を振ると画材道具をカバンにしまって。程よい疲れを感じつつ、それでもこの景色をもう少し堪能したいと彼にそう問いかけてはベンチから立ち上がって。)

  • No.565 by 斎藤 悠介  2023-11-11 22:50:01 



あれで野生って信じらんないよな。
そうしよっか、湖沿いだったら歩ける道多いし

( くつくつ笑いながら立ち上がれば来た時と同じように片方の鞄を持って、彼の手を取るとひらりと落ちていく色付いた葉を眺めながらゆっくりと歩き出す。ふと頬を掠めた風は彼の手より冷たく感じ、そちらを見れば微かに首を傾げて )

唯織さん、寒くない?大丈夫?

  • No.566 by 天羽 唯織  2023-11-11 23:09:47 


うん。大丈夫。
悠介くんの手あったかいから。
( 確かに湖から吹かれる風は冷たく感じる。もう冬はそこまで来ているかのような寒さに、時間が経つのは本当に早いと思う。しかし彼の手があたたかいおかげか、大して寒さを感じることはなく、こちらを見る相手を見て微笑み答え)

もうすぐ冬か…最近買い物に行くとクリスマス商品が並んでて。あっという間に年末がきて、新しい年を迎えるんだろうなと思うと、学校で悠介くんのこと見られるのもあと少しだなって。


  • No.567 by 斎藤 悠介  2023-11-12 00:22:07 



…ふ、なら良かった。
確かにあっという間だよな、1年。出来ればもっと学校行事、唯織さんと楽しみたかった…やっぱ、教員目指そうかな。

( 彼の綺麗な笑みに見惚れ、優しく頬に口付けを落とすと緩やかな笑みを。言われてみれば彼と学生生活を送れるのは後僅か、もう少し早くに認識し合っていればと後悔の念が残り複雑な心境になる。そんな事を考えていれば浮かんだ北条の顔、大学に入ってしまえば教員免許を取る事が出来て北条のように今の学校に勤めるなんて未来があるかもしれないがどうなるかは分からない。そもそも彼が目的で教員になりたいだなんて不純すぎる理由だろうかと微笑みながら冗談交じりに話し )

  • No.568 by 天羽 唯織  2023-11-12 00:40:18 



…ん、そうだね。
悠介くんが先生か…。なんだか不思議な感じ。

( 頬に触れた唇と綺麗な笑顔の彼に胸は高鳴り僅かに頬をあからめる。彼の言うようにもう少し早く出会っていれば学校の行事もたのしむことができただろう。しかし、あくまで生徒と教員という立場は変わらないのだが。彼と一緒に働く未来はあまり想像できないが、生徒に人気のある教員になるだろうなとそれを想像して笑う。)

  • No.569 by 斎藤 悠介  2023-11-12 01:12:48 



一緒に職員室でコーヒー飲んだり出来るのかなりいい、って言ってももう同棲してるだろうから朝飲んでるか。

…あ、そうだ。俺が卒業したらペアリング買おっか。高校の校則みたり北条に探らせたりしたんだけど左の薬指につける指輪は業務上問題ないらしいし、唯織さんは余所見なんてしないって分かってるけど俺のって証付けさせて欲しい、いい?

( 頬が色付く様子も愛らしく、抱き締めたくなってしまうが抑え将来の想像をして話すがきっとその頃にはそもそも生活を共にしているだろうと考えれば他のメリットを提示しようとするが、一旦足を止めるとひとつ別の提案を。握っている彼の手、薬指をもう片方の手の指先で愛おしげに撫でると静かに尋ねて )

  • No.570 by 天羽 唯織  2023-11-12 01:29:58 


職員室で悠介くんとコーヒーか。仕事やる気でそう。

確かに、既婚者の先生方は指輪つけてるからね。
…つけたい。卒業の楽しみが増えた。

( 突然足を止めた彼からの言葉に、不思議そうな表情をすると。その内容を聞いて、少し恥ずかしそうに、しかし嬉しそうに笑うと頷いて。薬指に指輪を付けることなどない人生だと勝手に思っていた。確かに彼の言うように、指輪をつけていれば誰かに言い寄られたりすることもないだろう。それは彼においても同じことがいえる。触れられた薬指がほんのりあたたかい。)

  • No.571 by 斎藤 悠介  2023-11-12 01:51:02 



じゃあ決定で。……ダメだ、今日の唯織さんも可愛いし綺麗過ぎるんだけど。そんなに俺を魅了してどうするつも、り…

( 出来ることならば婚約し海外にでも行って結婚したいくらいだがまだ不確定な未来、彼の隣で胸を張って生きていけると確信してからがいい。可愛らしい反応と望ましい返答に自然に表情が緩み、感情のまま少し強く抱き締めると彼の耳に唇を寄せるが言い切る前に後ろからぐっと引っ張られる感覚がして振り返れば自分のジャケットを咥える先程の鹿の姿が。一瞬止まった後に口を開いて、北条の一件以来、彼の前ではあまり乱暴な言葉は出さないように意識していたのだがつい洩れて )

……今良い所って分かんない?立派なその角折ってやろうか。

  • No.572 by 天羽 唯織  2023-11-12 08:16:53 



あ…、さっきの。
( 強く抱きしめられ耳元で囁かれればぐんと体温が上がった気がした。しかし途中で止まってしまった彼の言葉に不思議そうに。彼の背後には先ほどの鹿。本当に人懐こいんだなと思えば、相手の言葉に苦笑し「まぁまぁ」と、宥めるようにして。)

悠介くんのこと気に入ったのかな。
それか見送りにきてくれた?

  • No.573 by 斎藤 悠介  2023-11-12 09:16:26 



…何、見送り?それなら尚更もう少しタイミング見て…

( これが鹿で無く北条や住吉なら蹴り飛ばしてるんだろうと思いながらも彼に宥められると素直に落ち着いて、一度小さな溜息を落とした後に告げるがまた途中で今度は鹿が二人の間に入り込んできて心地よい体温から離れる。その後鹿はこちらには見向きもせず、ツノが彼を傷付けぬように気をつけながら甘えるように胸元に顔を擦り寄せ、"ピィ"と小さな鳴き声を出す。その様子を見ながらにっこりと笑顔を作り )

……鹿のツノって痛覚ないらしいな。奈良公園では毎年危険回避の為にツノは切ってるんだと、コイツ…この子も同じように折ってあげよう。

  • No.574 by 天羽 唯織  2023-11-12 09:37:58 


う、わ。
( 間に割り込み自分へ顔を擦り寄せてきた鹿に驚き。野生の鹿というのはそれなりに力が強いのだと分かれば、よろけつつ鹿の頭を撫でて。彼の表情を見てまた苦笑をすると、鹿を見て。)

見送りはいいから、森に帰りな。

  • No.575 by 斎藤 悠介  2023-11-12 10:07:43 



そうだぞ、怪我しない内に帰りな。

……唯織さん柔らかい雰囲気出てるから今みたいに動物に好かれやすそう。そういえばカフェでも犬に懐かれてたよな。

( 鹿は微かに悲しそうな表情を浮かべると頭を垂れていたが渋々踵を返して今度こそ山側の茂みへと帰っていき、呆れ顔で見送りながら口を開く。なんだか変な出来事だったとつい笑ってしまえば彼の服に付いた鹿の毛を軽く手で払い )

  • No.576 by 天羽 唯織  2023-11-12 10:30:12 


うーん、そうだなぁ。
好かれる方ではあるかも。猫の匂いついてると思うんだけどな。

( 帰っていく鹿に手を振って。服についた毛を払う彼に礼を言いつつ、確かに動物には好かれる方だと頷く。しかし猫の匂いがついていて、本来ならば警戒される側だと思っていたのだが、匂いは関係ないのだろうか。)

そろそろ帰ろうか?

  • No.577 by 斎藤 悠介  2023-11-12 10:38:21 



猫の匂いついてても傍に居たいような雰囲気あるんだよ、多分。……ん、そうしよっか。そろそろ日も暮れそうだし。

( 動物のように鼻が利く訳ではないが彼の傍に居たいのは理解でき、人だけに留まらず動物にも嫉妬してしまいそうになった自分を客観的に見てどれだけ彼が好きなんだと心の中で笑い、傾いて来た太陽を見ると手を繋ぎ直して )

  • No.578 by 天羽 唯織  2023-11-12 10:45:33 


そうかな。
うん。今日はありがとうね。すごく楽しかった。
( 雰囲気、と言われても自分では分からないが、好かれることは悪いことでは無いし素直にそうなのだろうと受け取っておくことに。再び手に温もりを感じれば、それを優しく握り返して歩き始めて)

  • No.579 by 斎藤 悠介  2023-11-12 11:01:11 



喜んでもらえて良かった。四季折々、姿を変えて楽しませてくれる場所だから紹介したかったんだよな。…冬は雪景色、春は所々に山桜か咲いて、夏になったら湖が綺麗だから泳ぐ事も出来るしちゃんと後片付けするならBBQもいけるし。また一緒に来よう。

( 自分だけの特別な場所が大切な人と来る場所へと変わった事に嬉しさを感じて微笑むと帰り道を歩きながら楽しげに語る。彼と出会って将来への楽しみは増えていくばかりで、穏やかな気持ちと触れ合っている手の微かに冷たい感覚が心地良い。先程の細い階段もゆっくり降りて歩いていけばもう車はすぐそこで )

  • No.580 by 天羽 唯織  2023-11-12 11:08:51 


うん。絶対また来よう。

( 毎年でも訪れたい程お気に入りの場所になれば、また絶対来ようと約束を。車に辿り着くと後部座席に画材の入った鞄を乗せて、運転席へ。少し名残惜しい気分にもなるが、横に彼が乗るのを待ち。)


(/いつもありがとうございます!このやり取りを終えたら組絡みの事件に発展させていこうと思案中ですが、どうでしょうか?)

  • No.581 by 斎藤 悠介  2023-11-12 11:29:08 



なんなら今年度の冬場に…いや、今年は温泉行きたいな。来年にお預けかな。

( 車に到着すれば後部座席に鞄を乗せる彼へ自分の持っていた鞄も渡して積んでもらう。先程言った通り雪景色もいいので今年にでもと考えていたが受験真っ盛りなのとそれもいいが温泉が自分の中で魅力的でそちらを優先し、話しながらも助手席に乗って)


( / 失礼します!是非お願い致します。若頭さんとの展開楽しみです!場面転換後、どちらが先レスした方がいいとか希望はありますかね…? )

  • No.582 by 天羽 唯織  2023-11-12 11:35:44 


そうだ。温泉。
( 温泉。そういえば彼と行きたいと話していたことを思い出して。今からの季節の温泉は丁度いいだろう。また楽しみがひとつ増えたと微笑んで、近々計画をしようと思い。)

(/こちらから先にレスしようかと思うのですが、展開的には以前言っていた、悠介くんと唯織の関係を知った若頭が部下に命令し唯織に接近。悠介くんを誘き出すため、唯織を誘拐てきな流れにしようかと思ってます!!もし他に何かありましたらご意見いただけたらと!)


  • No.583 by 斎藤 悠介  2023-11-12 11:47:21 



唯織さんと行きたい所いっぱいあるな…あぁ、温泉行くまでには俺が人乗せて車運転出来るようになるからその時は任せてな。

( 流石にその時は今のように任せきりでは無く自分が運転し、彼に疲れを癒して欲しい。付き合わせる住吉の困った顔が思い浮かぶが正直関係なく、直ぐに脳内から消すとシートベルトを締めて )


( / いい展開ですね…!!めちゃくちゃ楽しみです。では先レスはよろしくお願い致します!また何か提案意見等ありましたら話しかけさせて頂きますねー! )

  • No.584 by 天羽 唯織  2023-11-12 14:30:15 


ふ、ありがとう。
じゃあ、出発するね。

( 彼の運転する車に乗ったことがないのでそれもまた楽しみの一つとなり。シートベルトを締めた音を聞けばエンジンをかけ車を発進させる。こんな風に思い出が増えていくことが嬉しい。遠ざかっていく紅葉を横目に見ながら帰路につくのだった )


───

( 暗い部屋にただ鳴り響く携帯の着信音。通話ボタンを乱暴に押せば口の端に銜えた煙草を指へ。以前からある人物の探りを入れさせていたのだが、全く情報は掴めず。無能な部下への苛立ちが募っていた中の連絡に、口元に笑みを浮かべ。)

「へェ、そりゃあいい情報だ…。さてどうやってアイツを引きずり出してやろうか。」


──

( 季節は着実に冬へと移ろいでゆく。学校の授業を終えいつも通り片付けを。放課後は特に彼と約束をしているわけではないが、今日は用事はないだろうかとスマホに目をやるも、受験生である彼の勉強の邪魔はしたくないと手に取ったそれをポケットにしまい込み。)


(/ありがとうございます!宜しくお願いします!)

  • No.585 by 斎藤 悠介  2023-11-12 15:20:40 


──

( 窓際の席、日光を一身に受けてひとつ欠伸をした。今日の放課後は彼との尊い時間や同級生との約束は無く、ただただ面倒な組の集会が入っており気が乗らない。定期的に開かれる集会、"あんなもん無くせ"と再三言っているが言うなれば生存確認に似たような集まりらしい。スマホひとつでそんなの出来る時代によく残っているなと思ってしまうが昔からの風習を受け継ぐのも仕事だと言われてしまえば何も言えない。気付けば授業終わりのHRも終わっており、友人にだる絡みされつつジャケットの上からコートを羽織ればスマホを手に。"今日は仕事の集まりがあるからこのまま帰る。明日の放課後とか予定どう?よかったら食事でも。"と彼メッセージを飛ばし )

……え?あぁ、恋人。…茶化すなよ、じゃあ俺今日バイトあるから。

( 絡んできている友人に「誰にメッセージ?彼女?」なんて言葉を掛けられて柔らかく微笑むと羨ましいだの紹介しろだの言ってきて軽くあしらい、適当な言い訳を告げた後に教室を後にし )

  • No.586 by 天羽 唯織  2023-11-12 16:55:50 



( ポケットからの振動に気が付くと彼からのメッセージが。思わず緩む頬。"わかったよ。気をつけて。明日は特に用事もないから、大丈夫だよ。"と返信を。片付けも終えたので自分も残りの仕事を済ませて早く帰ろうと再びスマホをポケットへ入れて職員室へと足を向かわせる。)

──


…?
( 思ったよりも帰宅時間が遅くなってしまった。家に着き車を降り、家の玄関までの道のりをいつものように歩こうとしたとき玄関前に誰かいるのを見て不思議に思い。声をかけようと近付いた瞬間、背後から何者かによって口元を布で覆われるとそこで意識は途切れてしまい。)

何…っ...。

「…早く運ぶぞ。誰かに見られたら面倒だ。」
( 黒い服を着た2人組は黒のワンボックスカーに乗せられていき。)



  • No.587 by 斎藤 悠介  2023-11-12 17:20:43 



……さむ、

( 明日も学校だなんだと集会を途中で抜け出して帰路に着く。制服は着替え、上下スーツにコートを羽織っている為に寒さ対策は出来ていたはずだが思った以上に風が冷たくて首元が寒い。マフラーでも巻いてくればよかったと思いながら最寄り駅から自宅へと足を進め、ふと彼の顔が頭に浮かびスマホを取り出すと"今仕事終わって帰ってるとこ。唯織さんも仕事終わった?"とメッセージを送る。途中コンビニの光が目に入ると一旦そちらに足を向け、喫煙所へ。今の自分は誰が見ても高校生には見えないだろう。スーツのポケットから煙草を1本取り出すとオイルライターで火を灯してゆっくり肺に煙を落とし)

  • No.588 by 天羽 唯織  2023-11-12 17:50:35 



──

…っ、…ここは……?

( ズボンに入れていたスマホの振動と音に失われていた意識がゆっくりと浮上する。薄ら目を開けると見慣れない部屋。中は狭いホテルの一室のような作りになっているようだが、体を動かした瞬間、右の手首に手錠のようなものがはめられていることに気が付く。すると入り口から入ってきた1人の男が。何やら大柄で、顔つきからして普通の人ではないことがうかがえる。)


「よぉ。やっと意識が戻ったか。…お前が斎藤悠介の恋人か?」
( 入室した部屋の中にいる相手を見る。以前部下に写真を撮ってきてもらった人物と相違がないと分かると、相手の前に行き質問を。)

…、違う。俺は、斎藤くんとは何も関係な…っ
( 否定をしようと首を振った瞬間、髪を掴まれ引かれると身動きがとれないまま床に倒れ込む。悔しそうな表情で、こちらを見下ろす男を睨み付けると、男は笑いものにするかのようにその様子を見て。ふと今の瞬間にポケットからスマホが出てしまったことに気が付くと、しまったと心の中で思い。)

「あァ、嘘はつかねェ方がいい。生憎、俺は短気なんでな?お前がアイツの恋人だって証拠はこっちは沢山持ってんだよ。…、さて、今のお前の状態をアイツが知ったらどうなるかな…?ククっ」
( 睨み付ける度胸はあるが、そんなものはなんの意味もないと嘲笑うと掴んだ髪を離し、床に落ちたスマホを手に取って、近くの椅子に腰をかける。いとも簡単に開かれたスマホの画面から彼の連絡先を見つけると、通話ボタンを押して。 )

  • No.589 by 斎藤 悠介  2023-11-12 18:12:59 



( SNSを眺めながら数口吸った煙草を灰皿で揉み消すと今度こそ真っ直ぐ帰ろうとスマホをしまおうとしたがその瞬間、画面に彼の名前が表示される。思わず表情を緩めると直ぐに通話ボタンを押して耳元へと、柔らかな口調で話しかけて )

…──もしもし、唯織さん?
どうしたの、連絡無しで電話してくるの珍しいね。

  • No.590 by 天羽 唯織  2023-11-12 18:38:43 


「…残念だったな?お前が愛する恋人じゃないぜ。
─その声を聞くのも久しぶりじゃねェか。斎藤悠介。」

( 通話が繋がったのにはまたニヤリと笑みを浮かべ、スピーカーボタンを押す。通話口の声色は聞いた事のないもので、それがまた気に食わない。視線の先に転がる相手を見ては、鋭い眼光で"黙ってろ"と言わんばかりに睨み付け。)

……ッ
( さすがに身の危険を感じたのか発しようとした声を引っ込めて。頭の中は自分のせいで彼が危険な目にあうのではないかという心配と不安。こんなときに何も出来ない自分を悔しく思い掌を握り締めて。)

  • No.591 by 斎藤 悠介  2023-11-12 18:58:55 



……、ご丁寧に覚えてもらってるところ悪いな。他人の声の区別なんてつかねぇし興味無いんだわ。唯織さんはどうした。

( 聞こえてきたのは愛おしい彼ではない声、一気に体に緊張が走り足を止める。出そうになった暴言は最悪の事態になっているという事を想定して飲み込み、先程とは違う低い声で尋ねるとコートのポケットからもう一台のスマホを取り出す。集会で彼に密かに付けている護衛の手が薄まっていたのは盲点だった、直ぐに組の上層部に連絡して人を動かすのが最優先事項だろう。返答を待ちながらももう片方のスマホの電源を入れて )

  • No.592 by 天羽 唯織  2023-11-12 19:36:34 


「つれねェな?んじゃ、大堂組っつたら流石に分かんだろ。
…あーっと、もしかしなくても他の連中に連絡を取ろうとか考えてるんじゃねぇだろうな?お前の愛しの"唯織さん"とやらがどうなってもいいのか?…安心しな、今のとこは何も手は出してねェ。今のとこはな。返してほしかったら、1人で大堂組まで顔出すんだな。」

( 電話越しの声が一気に冷めたものになれば、面白そうに喉を鳴らして笑い。賢い彼のことだ、この電話のやり取りでどう動けばいいのか色々手を回そうとするに違いない。しかし、そうはさせまいと先手をうつ。今のところの要求は1人で大堂組へ彼を来させること。おそらく彼はそれを飲むだろう。)

  • No.593 by 斎藤 悠介  2023-11-12 19:55:03 



……クソぽんこつ犬が。頭足りねぇくせにご主人サマへの忠誠心だけはあったようだな。見つけた瞬間に首跳ねてお前の所に送っとけば良かったわ。待ってろ、直ぐ向かう。

( 最近よく聞く勢力を上げてきている組、先程の集会でも耳にした。ヘラヘラと笑っている北条の顔が頭に浮かべば自然と奥歯に力が入り、ギリっと鈍い音が鳴った。こちらの行動を読まれているような言葉に、連絡をしようとしたスマホを握り締めると点けた画面を消して雑にポケットへ。自分はどうでもいい。彼に何かあれば耐えれない。大堂組の事務所であれば把握している為に要求に応える事は容易く、タクシーを停めると乗り込んで住所を告げる。運転手が一瞬戸惑うのを見る余裕は正直無く、忙しなく頭を動かして )

…唯織さんの無事を確認したい。声を聞かせて欲しい。

  • No.594 by 天羽 唯織  2023-11-12 20:07:48 


「なーに急ぐことはねェ。ゆっくり来な。俺はきちんと約束は守る男だからよ。この唯織さんには何もしないさ。
…まァいいだろ。無事かどうか疑われんのも面倒くせぇし。ほら。」

( どうやら大人しくこちらに向かってきてくれるらしい。全てが上手くいっていることに満足そうにするも、まだ安心はできないと自分自身に言い聞かせ高揚する気持ちを落ち着かせ。声が聞きたいという要求には面倒くさそうにするが、スマホを相手に向けて。)


悠介くん…、俺は大丈夫だから。
それよりごめん...こんなことになって。
( スマホに向かって彼の名を呼ぶと、ここで自分が慌てていては彼も冷静でいられないだろうと少し間を空けて呼吸を整えて。自分の身に何も無いことを伝えると、謝罪を。)

  • No.595 by 斎藤 悠介  2023-11-12 20:29:23 



っ…唯織さん。
俺の方こそごめん、また巻き込んだ。もう着くから安心して。


…到着した、一旦電話を切る。

( 敵に頼み事をするなんて情けない事この上ないが、状況が状況。屈辱を何とか飲み込み、彼の声を聞くと思わず言葉が詰まるが安心した声を発してしまう。きっと訳も分からないまま囚われたんだろう、一般人である彼の恐怖は計り知れない。その恐怖を和らげる為になるべく柔らかな声色で話しかけていればタクシーが事務所前に止まり、すぐ決済を終えて降りる。自分の革靴の乾いた音が耳に届き、軽く息を吐けば告げた通り一旦電話を切り、事務所内へと足を踏み入れて )

お前らの所の若頭に呼び出されて来た。事情は通ってんだろ、案内しろ。

  • No.596 by 天羽 唯織  2023-11-12 20:46:27 



うん…気を付けて。
( 彼の声を聞くと自然と身体の力が抜ける。なぜこんなことをしたのか意味は分かりかねないが、恐らく読んだ手前何かあるに違いない。自分を人質にして彼から何を奪おうと言うのか。通話が切られたスマホを見つめ、不安げな表情を浮かべては相手を見上げ。)

…悠介くんをどうするつもりだ。


「あ?お前には関係ねェ。大人しくしてろよ?」
( 通話の切れたスマホを相手に向けて放り投げると。椅子から立ち上がり、部屋を出る。部屋の前には2人の用心棒。鍵はかかっているし、窓のない部屋からは出られない。事務所からの電話にまた笑みを浮かべてはそちらの方へ足を運び。 )


───

「…入れ。そこの部屋で待たせろって言われてんだ。若頭が来るまで大人しくしてな。」

( 事務所内に現れた彼の姿を見た組合員は、奥の部屋へと相手を案内し。若頭からの命令は絶対に手を出すな、というもの。また若頭の気まぐれで面倒なことをしようとしていると心では思いつつ、舌打ちを。)

  • No.597 by 斎藤 悠介  2023-11-12 21:03:45 



( 案内された部屋には彼の姿は無く、苛立ちが募る。敵に裏をかかれているのも三下如きが自分に指示を出している事も気に食わない。礼も言わずソファへと雑に座り足を組んで、向き合って置いてあるソファの間にあるテーブルに灰皿が設置されているのを見ると遠慮無く煙草を1本取り出して咥えると火を灯し )

  • No.598 by 天羽 唯織  2023-11-12 21:13:26 



「よぉ。待たせたな。」

( 暫くして事務所の傍にある、大堂組が所有するホテルから出れば歩いて事務所へ。部下の挨拶を受け、鼻歌を歌いながら御機嫌に自分の部屋へと足を進める。扉を開ければ自分のものとは違う煙草の香りがして、それに目を細めると彼の向かい側へとドサッと腰をおろして座り。)

「…恋人が心配でならねぇって顔してんな。」


──

( 残された部屋の中。拘束があるのは右腕の枷のみで、部屋の中に関しては動き回ることができるらしい。先程地面に倒された際に肩をぶつけたらしいが、それ以外は特に外傷はなく。立ち上がると辺りを見渡して。トイレ、風呂場、冷蔵庫にはミネラルウォーターと最低限の生活ができるものは揃っており、引き出しなどからホテル名の書かれたものを見つけると本当にホテルの一室であることが分かった。何か上手く脱出できる方法はないだろうかと静かに物音を立てずに部屋の中を散策し。)

  • No.599 by 斎藤 悠介  2023-11-12 21:29:04 



……当たり前だろ、何が望みだ。金か、シマか?お前の望んでいるモノをやる。代わりに唯織さんを早急に解放しろ。

( 扉の空いた音に微かに指先が反応し、2本目のまだ長い煙草を灰皿に火種を押し潰して消す。殺意を隠す事無くゆるりと正面に座った相手に視線を移せばそこに座っていたのは想定通りの人物で、誰のせいでこうなっているんだと嫌悪感を抱いている顔で吐き捨てるように言い )

  • No.600 by 天羽 唯織  2023-11-12 21:39:19 



「おーおー、大層恋人にいれこんでんな。これまでそんなことなかっただろうに。…俺の欲しいものか?なんだと思う?言っとくけど、お前の言うシマや金はこれっぽっちも欲しいとは思ってねェ。」

( すんなり恋人を解放するための示談を持ちかけてきた彼に、これまでの斎藤悠介という人物とは全く違うなと声を上げて笑い。その後で、あえて自分の欲しいものについて考えさせるような投げ掛けをすれば、目の前に座る自分が欲しかった相手をじっくりと眺めては、己も煙草を口に銜え。)

  • No.601 by 斎藤 悠介  2023-11-12 22:10:02 



( 言われた通り、今までの人生でこんなに大切にしたものはなかったかもしれない。ずっと傍に居る住吉であったとしても、同じ状況になれば切り捨てていただろう。だからこそ、完全に隙が無かったとも言える。そうだとしても彼がこちらに与えてくれたものは大きく、愛おしいのは事実で何物にも変えられないしこれから先に彼が居ない人生は耐えられない。投げ掛けられた質問に苛立ちを隠さず舌打ちをすれば渋々頭を動かし )

金もシマもいらない…こちらの組の衰退狙いでは無さそうだな。それに、お前以外の周りは乗り気で無いように見える…と考えると大堂、お前、自分の頭に許可無くこれやってるだろ。マジで何が望みなんだよ、俺の事を殺りもしないこの状況がお前の親父にバレたらタダじゃ済まないぞ。

( 大堂組としてうちの組の金、特にシマは喉から手が出る程に欲しいだろう。それに関しては過去に銃撃事件があった程に重要な問題で、それを欲しくないと言い切った事が気味が悪く、更に相手の欲しいものが分からなくなる。その2点が要らないとなれば次いで浮かぶのは組を取り締まっている自分の命なのだが今対面しているこの状況で息を出来ている事がもうそうではない証拠で、整えられた自分の髪を雑に撫でた後に息を吐いて初めて名を呼び呆れ混じりに話し )

  • No.602 by 天羽 唯織  2023-11-12 22:21:45 


「はっ、頭なんざこわくねェ。そう遠くない未来、俺がここのトップに立つんだ。…なぁ、どうだ?俺とお前がいれば、この組は安泰だと思わねェか?こう見えても、つーか殺らなかった時点で察して欲しいんだが、俺はお前のことが気に入ってる。その回る頭と、行動力。…んで性格と顔もな。俺の望みはただひとつ、お前をこの組に引き入れること。最高だろ?」

( 相手の言うように今回の行動も、そもそも北条を送り込んだこと、目の前の相手を生かしていること全てが頭の意思に背いた行動。老いぼれなんかに興味はまるでないし、実際この事務所を預けてもらっている自分がすぐにここの頭になる。足を組み直し、相手をじっと見つめると口元に笑みを浮かべ。)

  • No.603 by 斎藤 悠介  2023-11-12 22:40:23 



最高?、最低だな。そんな夢物語の為に一般人巻き込んだのか?トップに立つ前に親父の玉からやり直せ。何でもやると言ったが条件を変える。今回の事は不問にする、それが交換条件だ。唯織さんの元へ案内しろ。

( 深く、息を吐くとゆっくり立ち上がりそんな事の為に組の頭に背き、自分の大切な人を捕らえたのかと呆れながら口を開く。この件が表沙汰になって抗争が起きれば圧倒的に不利なのはそちらで、自分を組に入れるにしてはとんでもない荒行だろう。もう一度ため息を漏らせば座っている相手を見下ろして )

  • No.604 by 天羽 唯織  2023-11-12 22:50:47 


「 おいおい。さっきの話と違うじゃねぇか。不問にするだ?…はっ、その唯織さんの命を握ってんのが誰かわかんねェのかよ。」

( 相手の言葉を聞くと先程までの笑みは消え、溜息と共に吐き捨てるように言葉を紡ぐ。ソファからゆっくり立ち上がり彼の元へ近付くと、口にくわえていた煙草を床に落とし足で踏み潰し。目を細めて相手を見れば次いでそんなことを言い)

「あァ、組に入るのが不服なら俺の愛人にでもなってもらおうか?さっきも言ったがお前のことはそういう意味で気に入ってんだ。」


──

( やはりどこにも逃げ道はなく、そもそも腕に枷が着いている時点でどこへも行けはしない。溜息と共に、椅子に腰をおろすと先程投げられたスマホを拾う。当たり前だが、あの後で電波が遮断されたのか、圏外になっており何も出来はしない。)

悠介くん、無事だといいんだけど。

  • No.605 by 斎藤 悠介  2023-11-12 23:31:37 



この状況なら変わってくるだろ。自分がどんだけ不味い事してんのか自覚を…は?……─はァ、抱かれたいなら最初から素直にそう言えよ。唯織さんに手を出さないなら一度は抱いてやるよ。

( 彼の命と言う単語に強く胸がザワつくが此処で動揺し臆したら負けだ、灰皿ではなく床に踏み潰される煙草のようになってはいけない。冷静を装って自分より僅かに高くなった相手の目を見据えると小馬鹿にするように鼻で笑い )

  • No.606 by 天羽 唯織  2023-11-12 23:47:02 



「おかしなこと言うな?俺は男に抱かれる趣味はねェ…、どう考えても逆だろ?」

( 相手の言葉には再び声を上げて笑い。彼からすれば自分を抱くというが、全くをもってそんな趣味はなく。彼の頬に手を添えると、撫でるように首元へ移動しては、舐めるような視線を向け。)


──

…あの、ここのトイレ詰まってるんですけど。
トイレがしたいので他のところで貸して貰えませんか。
( 暫く考えてはひとつの案を思いつく。トイレへ向かうと備え付けのトイレットペーパーを2つ3つとトイレへ流す。するとあっという間にトイレは詰まってしまい流れなくなった。そうもすると扉の向こうにいる用心棒へ中から声をかけて。)

「おい、どうする?」
「めんどくせぇ。このホテルボロいからな。見張ってるなら問題ねぇだろ。」

( どうやら用心棒はこの作戦に乗り気じゃないらしい。案外すんなりと扉を開け、枷を外してくれた。その2人がその階にあるトイレへ案内をしてくれるらしい。廊下に出て暫く行った先のトイレ、その近くに非常階段があることを確認すると一瞬の隙をついて走り出し。)

「なっ!おい!まて!!」
「くそっ、」

  • No.607 by 斎藤 悠介  2023-11-13 00:13:40 



……なに、…は?

( 笑い声に嫌悪感を抱き、汚い言葉が出そうになるが想定外の発言にずっと忙しなく回っていた頭が一瞬停止する。今日初めての動揺を露わにすれば硬直してされるがままだった首元にある相手の手を弾いて、一歩後退る。そちらは想定外で、経験もない。しかし、今彼を救うためにはそれしかないのかと一瞬頭に諦めが過ぎるがまだ打開策は残っているはずだと口を開いて )

…そっち趣味だとは思わなかった。お前なら良い女や男が腐るほど寄ってくるだろ。そっち行けよ。

  • No.608 by 天羽 唯織  2023-11-13 00:24:37 



「あァ、そうだろうな。だけど、俺は欲しいと思ったものは絶対手に入れる主義でなぁ。どんな手を使ってでも手に入れる。」

( 初めて見せた動揺した顔。こんな風に従わない相手を屈服させた時の快感は最高だ。後ずさった相手にまた近寄ろうと歩みを進めたとき、電話が。普段なら放っておくがどうも用心棒の部下からのもので。舌打ちをして通話ボタンを押すと耳元へ。)

『すみません!人質が逃げました!』
「…はぁ?何やってんだクソが」

──

( まさか自分が逃げるとは思っていなかったのだろう僅かに反応の遅れた2人は追いかけてくるも追いつけない様子階段の途中の階を経由したり撒いて逃げていれば、どうやら2人は見失ったらしい。一つ息をつくと、スマホを取り出し彼に位置情報を送り。2階の部屋から外を覗くとどうやら、外に見張りはいないらしい。もう少し待ってから逃げ出そうと息を整えて。)


  • No.609 by 斎藤 悠介  2023-11-13 07:07:32 



どうした?北条みたいに頭の悪い部下が何かやらかしたか。

( 急に電話に出た相手が発した言葉を聞き、何かトラブルだろうと思ったその瞬間スーツの胸ポケットに入れていたスマホが微かに振動すれば彼からのメッセージだと察する。緊張の中に僅かに安心が芽生えるがまだ敵地に自分も彼も居ることは確かで、目を細めると探りを入れて )

  • No.610 by 天羽 唯織  2023-11-13 16:20:21 


「… なんもねェ。急用が入った。そこで大人しくしてろ。」

( ここで相手に今起きていることを知られることは不味い。内容は伏せて、足早に扉を開けると言い残して出ていき。)


  • No.611 by 斎藤 悠介  2023-11-13 17:28:53 



( 返事はせず、出ていくのを確認すれば直ぐにスマホを取り出してメッセージを開く。位置情報を見れば隣のホテルに彼は居るらしい。大丈夫なのか、今どんな状況なのか知りたいがもし逃げている立場であるなら少しの音が命取りになり得るだろう。一度息を吐いてから首を鳴らすと迷う事無く部屋の扉を開いて廊下へと出て )

  • No.612 by 天羽 唯織  2023-11-13 20:28:30 


「おい、まて!」
( 部屋から出てきた彼を見た下っ端が止めようと制止をする。)

「俺らはここから出すなって言われてんだ。」

───

( 下の様子を伺いつつ、彼へ追加の連絡を。"ホテルの2階の角部屋に身を潜めている"との内容を送ると、時折外から聞こえてくる足音にビクビクしながらいつここから出ようかと待っていて。)

  • No.613 by 斎藤 悠介  2023-11-13 22:23:09 



…──は?邪魔なんだけど。何、三下の分際で俺の事止めてんの。今急いでんの分かんない?痛い目見ないうちに大人しく退けよ。

( 制止してくる相手の部下達、こうなることは想定内だが実際やられると腹が立つ。スマホに届いたメッセージを見て早く酷く不安だろう彼の元へ急いで向かいたい気持ちが更に強くなり、眉間に皺を寄せて低い声で静かに告げ )

  • No.614 by 天羽 唯織  2023-11-14 00:30:13 



( ただならぬ雰囲気と声色にさすがに怯んだ組員は手を出すことはせず。出ていこうとする相手を止める輩は誰一人いない。)


──

( メッセージを送ったが彼は無事だろうか。だんだんと不安が募る中何やら部屋の外から物音が聞こえ緊張感が走る。息を潜めていると、先程の用心棒がここを嗅ぎ付けたらしい。どうしたものか。先程の部屋とは違い窓もあるこの部屋ならば、逃げ道はあるかもしれないと冷静に辺りを見渡して)

  • No.615 by 斎藤 悠介  2023-11-14 01:58:21 



賢明な判断だ、上や同僚と違って良い子達だな。

( まだこちらへ牙を向けてくるようなら躾が必要だと思っていたがその必要は無いようで、近場に居た三下の頭を雑に撫でれば振り返ること無くその場を後にする。事務所を出て隣のホテルに入ると受付の制止を聞くこと無く階段を駆け上がって2階の角部屋方面へ、廊下を進んで行くと角部屋の前で騒いでいる用心棒を見つければ軽く弾んだ息を整えて声を掛け )

悪い、その部屋に用事あるんだけど。

  • No.616 by 天羽 唯織  2023-11-14 07:01:02 


「出てこい!、手間かけさせやがって…!」

「…!てめェ、なんでここに。」

( 2階の角部屋の扉に手をかけるとドアは内側から鍵がかかっているらしい。扉を蹴りながら声をはりあげていたが、ふいに後ろからかけられた声に振り帰って驚き。)

…悠介くん?
( 扉の外から聞こえた用心棒以外の声に顔を上げて。 )

  • No.617 by 斎藤 悠介  2023-11-14 10:23:05 



…──唯織さん、怖い思いさせてごめん。もう大丈夫だから。

( 振り返った用心棒を一度見た後に扉に視線を移すとそちらに近付きながらもう一台のスマホを取り出して直ぐに住吉に位置情報を送る。ここで騒いでいるということはまだ大堂は到着しておらず、彼はまだこの中に一人でいる。まだ危ない状況ではあるが今は用心棒のみ、空いている手をコートの中にするりと入れてすぐに出したかと思えば手に握られていたのは拳銃で、廊下の照明が反射して銀色の銃身が鈍い光を放っている。手に持っているそれとは反対に安心させるような酷く優しげな声で彼に語りかけると銃口を戸惑い無く用心棒の頭に向けて )

退いてもらえる?

  • No.618 by 天羽 唯織  2023-11-14 17:01:01 


「 …なっ、」

( まさか懐から銃がでてくるとは思わず驚きの表情を示し。彼の言うとおり大人しく扉の前を退く。)


( 外には先程の用心棒がいることを知っているため今外で何が起きているのか分からず不安な気持ちになり)

  • No.619 by 斎藤 悠介  2023-11-14 17:43:14 



余計な事したらどうなるか分かるよな、大人しく突っ立っといて。

唯織さん、開けれる?一緒に家帰ろっか。もう少しで住吉も迎えに来るし送ってもらおう。

( 退いたのを見てセーフティをかけぬまま一旦銃をしまう。ここまで巻き込んでしまえば今更だろうが、あまり物騒な物を見せて更に不安を煽りたくない。扉前へ行き軽くノックすれば彼に声を掛けて )

  • No.620 by 天羽 唯織  2023-11-14 17:52:07 


( 用心棒はさすがに身の危険を察したのか、少し離れた場所で。しかし、ここに相手がいるということは若頭はどうしたのか。そう思っているとスマホに連絡が。)


悠介くん…、ごめん。俺のせいで…
( 彼の声に立ち上がると扉の鍵を開け外へ。会えた安心感から彼を抱き締めて。そして、自分がこんな風に誘拐されなければ、と謝罪を。)

  • No.621 by 斎藤 悠介  2023-11-14 18:25:49 



違う、唯織さんが謝る事じゃない。取り敢えず行こう、

( 鍵の開く音、漸く会えた彼の姿に安堵の息を吐いて強く抱き締め返す。謝罪に対して首を左右に振ればスマホに反応する用心棒の姿を横目に見て、直ぐにこの場所から離れるべきだと背中に手を添えて歩き出し )

  • No.622 by 天羽 唯織  2023-11-14 18:50:22 



うん…。
( 一先ず彼に言われた通りここから逃げるのが先かと思い足を進めて行くが、その先にいた人物を見て眉間に皺を寄せる。2階からおりた先に、あの男が立っており。)


「よぉ、随分手間かけさせてくれるなァ?大人しくしとけって言ったろ。」

( 目の前の2人を見てはいかにも不機嫌そうな表情で。全く使えない部下ばかりだ。こんなことになろうとは。)

  • No.623 by 斎藤 悠介  2023-11-14 19:07:34 



怪我は無い?もし痛い所があったら……下がって。

"はい、分かりました"だなんて俺がお返事したか?返事も待たずに行っただろ、お前。寂しくて勝手に動いたわ。責任取って大人しく見送れよ。

( 歩きながら心配そうに彼を見ていたが階段を降りた瞬間、ざわりと背筋に嫌な感覚がすれば立ち止まり彼を庇うように一歩前に出れば相手を見た後に一瞬出口を見る。住吉達が来るにはもう少しかかるか、その間時間を稼ぐのが自分はどうでもいいが彼が一番安全だろうと判断し冗談を含みながら話し )

  • No.624 by 天羽 唯織  2023-11-14 19:29:28 



(/本体のみ失礼します!!この後の展開なのですけれど、少し悩んでいます。もう助かる流れになっていますが、何らかの隙ができ、悠介くんが怪我をする、あるいは唯織が怪我をするなど考えたのですが何かいい案はありますでしょうか?)

  • No.625 by 斎藤 悠介  2023-11-14 19:37:38 



( / こちらも失礼します!
いい案だと思います!少し考えたのですが2階に滞在している用心棒がスマホに反応していたので何かしらの指示を受けて階段を降り、大堂さんに悠介の気が向いている間に唯織さんに怪我をさせる流れはいかがでしょう?配置的にも自然にいけるかと…! )

  • No.626 by 天羽 唯織  2023-11-14 19:48:46 


(/なるほど!ありがとうございます!ではそんな流れでいこうと思います/蹴可)


( 彼に言われた通り後ろに下がると、2人のやり取りを不安げに見つめる。当たり前だがこんなとき何もできない自分がもどかしい。)

「あ?確かになァ。大人しく見送ると思うか?この俺が。通りたきゃ俺をなんとかして行くんだな?」
( 彼の言葉を聞き始めは可笑しそうに笑ったが、その後で再び相手を睨み付け。相手の動向を見る。恐らく上の連中が大人しく従ったあたり、奴はチャカでも忍ばせているに違いない。しかし、それをここで出すかどうかは分からない。なんせ一般人の恋人の前だから。)

  • No.627 by 斎藤 悠介  2023-11-14 20:08:25 



( それはその通りだ。誘拐までしておいて、はい
、そうですかと引くこと無いだろう。彼の前で先程のように相手が出していない時点で銃を出すのは論外、ここで問題になってくるのは自分と相手の体格差。北条のような格下であれば捩じ伏せる事は容易いが大堂相手だとどうだろうか、自分と同じく親がというのもあるが若頭を任されている人材で、行動力やうちの組の報告を聞く限りただの七光りではない。せめて、相手の懐まで入り込めれば何かしらの打開策が生まれる。一歩二歩と大堂の様子を見ながらゆっくり近付きつつ口を開いて )

だろうな…交渉がしたい。出来れば彼に聞かれたくないんだが。

  • No.628 by 天羽 唯織  2023-11-14 20:14:55 


「はっ…聞かれたくない、ねェ?内容だけ聞いてやるよ。」

( 少しずつ近付いて来る彼に焦りは一切ないと言った様子。ただこちらも欲しい相手を傷物にしたくはなく闘いは避けてどうにか手に入れたい。近付いて来る相手を目をそらすことなく見つめて。)

  • No.629 by 斎藤 悠介  2023-11-14 20:40:19 



話が早くて助かる。

( もう手を伸ばせば届く距離、仕事でスーツを着用している際は例え集会であろうともコートや体には銃以外の暗器を複数仕込んでいる。スっと素早く腕時計から取り出したのは裁縫針程度の小さな針、先端には掠めただけで数分は動けなくなるだろう痺れ毒が仕込んである。警戒して目が合っている今だろうが揉み合いになれば掠めさせる程度はでき、時間稼ぎは十二分に出来るだろう。取り出した後に更に一歩相手の前に足を踏み入れて行動に移そうとした瞬間、後ろにいる彼の方から音がして、つい攻撃の動きをを止めると振り返り )

───

「くそ…くそっ、俺だって好きで逃がした訳じゃないのに…!」

( 息を切らしながらホテル内を駆け回る。誘拐からの監禁、若頭の気まぐれによってさせられた業務で派手な動きはいつもの事だと思っていたがまさかの監視対象の監禁相手が逃げて、上司から"捕まえないと若頭にやられるぞ"と脅しをかけられて気が焦いている。若頭の事だ、本当にやられかねない。何かあったのか、同じ用心棒である相方からは連絡は無く焦りは増幅していくばかりで、階段を駆け下りて一階に降りた瞬間視界に捕らえたのは探し求めていたターゲット。"捕まえなきゃいけない、絶対に。でもまた逃げられるかもしれない。どうにか止めないと"頭に一瞬にして浮かんだ思考、ポケットからナイフを取り出すと声にならない叫びと共に走り寄って、片足目掛けてナイフを振り下ろそうとし )

  • No.630 by 天羽 唯織  2023-11-14 20:56:29 



……!……ッい…!
( 2人のやり取りは次第に聞こえなくなっていき、彼がどうにかしてここから出してもらおうと交渉しているのであろう。ここは動かない方がいいかと静かにしていれば。ふと頭に先程の用心棒はどうしたのだろうか。という疑念が。何か嫌な予感がする。心の中のざわつきと共に背後から何らかの気配を感じ取り振り返ると、ナイフを振り上げている先程の用心棒の1人。咄嗟のことで何も反応出来ず、そのナイフは右太腿に突き刺さり。感じたことの無い痛みに声が出ずその場に倒れ込む。 )


「あァ、そういや。俺の無能な部下がまだ建物内にいたんだったな。…あらら。」
( 彼が近付いてくるのには何か策略があるに違いない。それなりに警戒していたが、ふと背後を見ると2階から降りてきた部下がひとり。にやっと口元に嬉しそうな笑みを貼り付ければわざとらしい声で。自分は先程の連絡で「逃がすなよ」 とだけを送ったつもりだったが、相当必死だったらしい。これで手負いの恋人と共に逃げることはまた難しくなったはずだ。)


  • No.631 by 斎藤 悠介  2023-11-14 21:10:34 



……っ!?唯織さん…!!

( 目の前で起きた光景に心臓がぐっと掴まれ血の気が引く感覚がして、大堂の言葉は耳に入らずそちらに駆け寄ればやり切った表情を浮かべる用心棒を蹴り飛ばして倒れている彼の傍に腰を落とす。刺された太腿からじわりと滲む紅、これ以上の失血を回避する為にナイフは抜く事無くコートを脱いで傷口へと押し付け血を止めながら頭を無理やり動かす。今までこんな場面は何度もあったはずなのに上手く思考が纏まらない。住吉を待っている余裕は無く、止血しながらも救急車をとスマホを手に取って )

  • No.632 by 天羽 唯織  2023-11-14 21:21:28 


…っは…流石に、痛い……。

( ナイフが刺さっている箇所が熱く痛みと共に血が流れ出ているのが分かる。彼が押さえつけてくれているおかげで出血は僅かに止められているようだが、痛みに顔を歪め。しかし彼に心配はかけまいと、深呼吸をして息を整え、困ったようにそう呟く。)


「さて、どうする。俺の言うことを聞けば助けてやるよ。」
( 何はともあれ、無能な部下でもこんなときはやるじゃないかと至極ご満悦な様子。しかし、次の瞬間ホテル入り口が何やら騒がしいと視線を送り。そこにスーツの集団。どうやら斎藤組と関係があるとみれば。)

「ちっ、呼んだのか。あいつら。」

  • No.633 by 斎藤 悠介  2023-11-14 21:46:16 



今は話さなくてもいい…っ、分かった、何でも聞く。聞くから早く…


「ご無事、ではないようですね。…覚悟は出来てるんだろうな、大堂龍也。これ以上危害を加えようとするならば、正式な宣戦布告無しに今から抗争を起こし、お前を消そうと思っているんだがどうする。俺はこう見えて短気でな、坊ちゃんみたいに優しくないんだ。」

( 気遣う彼の苦しそうな呟きに表情を歪め、手に力を入れた際に付着した血によってスマホが滑って落ちていき相手の足元へ。この状況を変えられるなら、彼を助けられるなら何でもいい。出された条件を飲み込んで覚悟を決めた瞬間、聞き慣れた声と空間に響く革靴の音を聞いて動きを止め顔を上げれば騒がしい入口から1人だけ中へ入ってこちらに向かってくる。いつも見慣れてる穏やかな住吉の雰囲気は無い。大柄な体型に良く似合う大型拳銃を隠すこと無く握っており、いつものような笑みは表情に無く大堂を見据え )

  • No.634 by 天羽 唯織  2023-11-14 21:55:39 


( 彼の焦る表情。だめだ、相手の言うことを聞いてしまったら、彼がどうなるかもわからない。自分は大丈夫だからと、言おうとしたその瞬間。乗り込んできた見知った人物。しかし、知っている住吉さんの姿はそこになかった。)

「…あー住吉か。めんどくせェな。今からそんなことされちゃ、なぁ。」
( 乗り込んできたのは予想通りの人物。到着があと少し遅ければ。彼は自分の手の中にあったかもしれないのに。短い舌打ちと共に不機嫌さを丸出しにすれば、倒れている部下に声をかけ「おい、いくぞ」と素直に聞くことに。)

  • No.635 by 斎藤 悠介  2023-11-14 22:32:36 



「それは残念、気に食わねェ野郎だな。坊ちゃんは諦めろ、コイツみたいになるぞ。」

( 大堂の言葉に無表情のまま軽く首を傾けると暗い灰色ベースに銀メッシュの入った髪が緩く揺れる。そろそろ髪を切って染めなければならない、と考えた時に坊ちゃんにメッシュの拒否をいつも通り要望しようと思っているのだが即断られるだろうとも考える。どうやら自分は犬のシベリアンハスキーに似ているらしく、幼少期の彼にそれが理由で気に入られてからはずっとこのままだ。そんな事をぼんやり脳内の片隅で考えながら一言告げ、大堂に呼ばれて後をついて行こうとする部下の右太腿を銃で平然と撃ち抜けば表現し難い声を上げて部下は倒れ込む。ナイフとは違いこちらは大型の拳銃、太腿の骨が砕けてしまっただろう。それを見ていい見せしめだと視線を外せば2人の元へと跪き )

「到着が遅れてしまい、申し訳ありません。すぐに医療班が到着しますので天羽さんはゆっくり呼吸をし、安心してください。…坊ちゃんも。大丈夫です。」

……──悪い。唯織さん、しんどかったら目閉じて。もう、本当に大丈夫だから。

( 目の前で起きる光景はもうこれ以上目に入らず、彼への心配だけが胸の中を満たす。そんな時に傍に来た住吉に肩を軽く叩かれ、漸く呼吸を思い出して軽く息をすればそれと同時に自分の情けなさすらを感じる。色んな想いを今は心の内に閉じ込めて、冷たい手を握ると静かに告げ )

  • No.636 by 天羽 唯織  2023-11-15 00:47:37 


「…くそっ、覚えてろよ」
( 撃たれた部下を見ても表情は崩さず、住吉を見て吐き捨てるようにそう言うと部下を置いたままその場から離れ)

…ん、
( 住吉と彼の言葉に頷くと呼吸を整え。今はとりあえず落ち着こうと目を閉じ医療班が到着するまで安静にすることに。その後は自然と意識を手放して。)

  • No.637 by 斎藤 悠介  2023-11-15 10:13:54 



───

( あの後は医療班が到着し、応急処置をした後に病院へ。幸い傷は深くなく後遺症も残らないとの事、住吉達は事後処理を済ませに行っており静かな病室で二人だけ。眠っている彼の傍に座って深い溜息を落とした。こんなことになろうとは、罪悪感と大堂に対する怒りで握り締めた手に更に力が入り )

  • No.638 by 天羽 唯織  2023-11-15 16:58:35 



─ん…悠介くん…?

( 気が付くと見慣れない天井。ふと横を見れば恋人の姿。記憶が戻ってくれば、そういえばあの用心棒に太腿をナイフで刺されたのを思い出しては。横にいる彼に手を伸ばして。)

よかった、悠介くん無事で


  • No.639 by 斎藤 悠介  2023-11-15 20:40:08 



唯織、さん。……─ごめん、俺のせいで。

( 俯いていたが彼の声に反応すると顔を上げ、伸びてきた手を優しく握る。自分が怪我をしたというのにこちらの心配をしてくれている様子を見て目を伏せると少し間が空くが口を開いて )

  • No.640 by 天羽 唯織  2023-11-15 21:04:03 


…悠介くんは悪くないよ。
それに、助けに来てくれたでしょ?
( 握られた手から温もりが伝わり安心するも、彼の表情を見て口を開き。彼が来てくれなかったら自分はどうなっていたか分からない。穏やかに微笑むとその手を優しく握り返して。)

  • No.641 by 斎藤 悠介  2023-11-16 00:01:06 



でも、俺が居なかったらこんな事起きて無かった。北条達の件で、これ以上巻き込まないって自分に誓ったのにまた…今回は怪我までさせて。唯織さんの為なら何時でも、何処にでも助けに行くって断言出来るけどもう危険な目に合わせないって約束は出来ない。

( 握り返してくれる手、優しい声色に縋りそうになってしまうが静かに告げるとゆっくり手を離して立ち上がる。例え自分が裏社会から完全に手を引けたとしても親が親、立場上に今後こんな状況はいくらでも起きる可能性がある。それに、手を引こうとしても色々と知り過ぎて、もう深海のような深みに入ってしまっていて抜け出せやしないだろう。今回の件で痛感したが今後も危ない目に合わせてしまい迷惑はきっと必ずかける、自分からこの言葉を出すことなんて思っていなかったが目を合わせぬまま静かに告げて )

唯織さん、距離を置こう。

  • No.642 by 天羽 唯織  2023-11-16 00:13:36 



…、俺は。
前回の件で、悠介くんの身の回りに危険があること分かってたし、覚悟はしてたつもりだよ。…一緒にいたい、って気持ちは変わらないから。

( 離れていく彼の手。そしてその言葉に、胸が苦しくなる。その痛みは太腿の怪我なんかよりも遥かに重いもので、悲しげな表情を浮かべて。恐らく優しい彼のことだ、これ以上自分の身に何か起こることが耐えられないのだろう。今回の件で不安を募らせてしまった自分に落ち度はあり、これ以上無理やり彼を引き留めたとしても、今の彼は納得しないということもわかっている。だけど相手への気持ちは変わらないと伝えて。)


  • No.643 by 斎藤 悠介  2023-11-16 13:55:48 



…ごめん。また、落ち着いたら連絡する、

( 彼の気持ちを聞いて胸が締め付けられる。これは相手のことを考えていない傷付けるだけの、ただの自分の我儘だ。目の前で人が命を落とすシーンなんていくらでもあってそれが当然過ぎて、心のどこかで彼がそうなったとしてもすぐに切り替えられるだなんて気持ちがあったと思っていたがそんな事は無かった。今でもあの時に見た光景が鮮明に蘇り、彼を失うかもしれないと強く感じた焦燥感が身を不快に焦がす。どうしようもない感情は吐き出せる先も無く、胸の内で蠢いているだけで。目を決して合わせぬまま、また微かに開いた口から何とか言葉を紡いで )

  • No.644 by 天羽 唯織  2023-11-16 17:09:27 


…うん。待ってる。
( どちらにせよ気持ちの整理は必要だろうと思えば、彼の言葉に頷いて。今はあまり考えないようにしようとできるだけ穏やかな声色で呟くように声をかける。こんなとき自分はどうしたら良いのか。支えてあげたいし、なんなら自分だって彼を守れるようになりたい。色々な思いはあるが、今はそっと時間が解決してくれるのを待とうと。)

  • No.645 by 斎藤 悠介  2023-11-16 19:05:10 



……医者が言うに今日明日は検査入院らしいから、…住吉が後で来るし必要な物事があれば遠慮なく言って。

( お前のせいだと責め立ててくれれば気持ちが楽になるんだろうか、と考えるが彼はそんな事をする人ではないしそんな人物であれば恋人にはなってないんだろう。大好きな声、こちらに寄り添うような優しげな声に眉を顰めて目を細めると一歩後退った後に病室を後にして )


───

「失礼します。……、坊ちゃんは御手洗か何かでしょうか。」

( 事後処理を終えて静かな病院の廊下を歩き、先生の病室の前に着けば軽くノックをして扉を開ける。そこには居ると思っていた坊ちゃんの姿は無く、事件後連絡も一切もらっていない為に自然と席を外しているだけなのだと判断し )

  • No.646 by 天羽 唯織  2023-11-16 21:08:33 


…住吉さん。
悠介くんはさっき出て行きました。…ここには戻ってこないと思います。

( 病室を後にした彼を追い続けるように、扉をじっと見つめていれば暫くして住吉さんが入ってきて。彼について聞かれると少し間を開けてそう答えれば少し悲しげに微笑んだ後、「色々ありがとうございました。」と感謝の言葉を。)

  • No.647 by 斎藤 悠介  2023-11-16 21:31:01 



「……成程。
いえ、駆け付けるのが遅れてしまい申し訳ありませんでした。…怪我、痛むでしょう。暫しの間思ったように動けず、苦労されると思います。必要であれば私か、他の者がお手伝いをさせて頂ければと…入院中に何か必要な物等はございますか?」

( おおよそ想定出来れば大切な恋人にこんな表情をさせるとは、と少々呆れ気味の溜息を吐きそうになるも耐えて一言返答を。ベッドの傍へと行けば感謝の言葉に深々と頭を下げ、その後に様子を伺うようにそちらを見て )

  • No.648 by 天羽 唯織  2023-11-16 22:07:50 



住吉さんが来なかったら危なかった訳ですし、謝らないでください。
…すみません、じゃあお願いします。着替えを持ってきていただけると有難いです。
( 頭を下げる彼にこちらこそと、申し訳なさそうにして。2日間は入院、そして退院後もさすがにしばらくは右足は使えない。遠慮なく住吉さんに頼み事を。2日間ではあるが下着などは一応欲しいなと思うとそれを頼む。)

  • No.649 by 斎藤 悠介  2023-11-16 22:27:59 



「畏まりました。……怖かったでしょう、あの状況も、私も。」

( 怯えずに頼み事をしてくれたのには少しほっとして軽い微笑みを、すぐに用意をと考え行動に移そうとしたが足を止めれば振り返る。こちらは慣れているが普通の人であれば経験する事はないだろう異色な体験、さぞかし恐ろしかっただろうと )

  • No.650 by 天羽 唯織  2023-11-16 23:20:12 



…怖かったですよ。
でもそれはあの状況や、住吉さんがというよりは、大事な人に何かあったらという恐怖しかなかったです。…なんにもできなくて、俺。

( 快く引き受けてくれた住吉さんに微笑むと、そちらを見て見送ろうとするが、足を止めた相手に不思議そうな表情を。たしかにあんなこと生まれてこの方経験したことはないし、助けに来てくれた住吉さんもいつもとは違った雰囲気だったことも恐怖というよりは驚きに近く。それよりは、自分のせいで大事な人を失ってしまうのではないかという恐怖心が大きく。目を細めて苦笑すると、僅かに視線をそらして)

  • No.651 by 斎藤 悠介  2023-11-17 00:44:13 



「…そっち方向の心配、ですか。何も出来ないのは当たり前です、貴方は普通の方なのですから。そのままでいいんですよ。……覚悟出来ていないのは坊ちゃんの方なんでしょうね。」

( 思っていた方面ではない回答に組長の奥様の顔が浮かんで一瞬間が空くが緩やかに微笑むと視線を彼から外し、彼以外の話を聞かない問題児をどうしたものかと考えながら悩ましげに話すが一度瞬きをすると気持ちを入れ替えて )

「……取り敢えず、着替えを用意して来ますね。」

  • No.652 by 天羽 唯織  2023-11-17 10:45:46 


…、はい。お願いします。

( そのままでいい。なんだか少しばかりその言葉に救われもするが、未だに心の中はもやもやとした霧がかかっているようで。一先ず着替えを終えると再度お願いをしては、住吉さんが出ていく方へ視線を戻して。)

  • No.653 by 天羽 唯織  2023-11-19 18:53:25 


(/いつもありがとうございます!明日明後日と返信ができませんので予めご連絡させていただきました!
今後の展開なのですが、本当に距離をとって数年後にとばして悠介くんが大人になって現れるもよし、両者我慢ならずの展開もよし…だと思っております。もし何かやりたい展開ありましたら仰ってください。)

  • No.654 by 天羽 唯織  2023-11-21 17:10:19 



(/埋もれてきたので一応あげておきます!お忙しい時期なので返信無理なさらず…。暇があればまたよろしくお願いします。私もこれから多忙な時期になりますので、返信遅くなると思いますので…。)

  • No.655 by 斎藤 悠介  2023-11-22 19:36:55 



( / 連絡も無しに放置してしまい、申し訳ありません。この間風邪を引いたばかりというのに今度は流行りのインフルエンザに掛かってバタバタしておりました…展開をわくわくしながら考え明日こそはお返事を!と思っている間に時間が空いてしまいました。お待たせしてしまってすみません。

今後の展開ですが、二週間程距離を置いて復縁ルートと考えていましたが背後様の案を見て大学に進学するもしないも二十歳を迎え、唯織さんと離れているのが辛く完全に道を逸れて生半可では無くごりごり家に入り込んだ状態で再会するというのも面白いかもな…と考えております。笑

こちらも背後様も多忙な時期ですが、今後は病でも極力(かなり短い文での報告になるやも)連絡無く空けることは無いように致しますのでこれからもお相手して頂ければと思っております。 )

  • No.656 by 天羽 唯織  2023-11-22 19:49:17 



(/背後様が無事でよかったです…!流行病ですね!こちらも職場で絶賛猛威を振るっておりますので分かります…。全く気にしないでください。のんびりとやり取り出来ればと思っておりますので。逆にまた急かすような形になってしまっていたらごめんなさい…!治りかけならば無理はしないでくださいね!!

どうしましょう…個人的にどちらの展開も捨て難く、決めかねています。もし宜しければ、悠介くん背後様に決めていただきたいです!)



  • No.657 by 斎藤 悠介  2023-11-22 20:28:00 



( / ご心配をお掛けしてすみません!ですよね…うちの所もなのですが先週から急に恐ろしく流行ってまして…ワクチン接種済なのにその波に飲まれてしまいました、背後様もお気をつけ下さい…!急かされたという感じでは無く、待ってて下さって嬉しい気持ちでいっぱいです。

では、高校時代のイベント事ももう受験くらいですし卒業させ時間を過ぎさせて、丁度悠介が二十歳の2年後、今くらいの時期での再スタートでどうでしょう?お互いあの日から連絡も取っていない、顔も合わせていない感じで再会みたいな…。背後様がまだ高校時代のしたいイベントがあれば高校時代のままでも! )

  • No.658 by 天羽 唯織  2023-11-22 21:51:28 



(/こちらも気を付けます!また無理せず!よろしくお願いします。

そうですね!高校時代のイベントはもう結構やったので、大人編にいきましょうか。唯織は大人なのでそんなに変わることはないかなと思うのですが、悠介くんは雰囲気も含め少し変わっていたらいいな、なんて思います!

再会はどんな場面にしましょうかね!街で偶然会う。どちらかが見かけて話しかけにいく、もしくは以前あったような本屋でばったり鉢合わせるなど?離れていた分、かなり好きが加速しそうですね。)

  • No.659 by 斎藤 悠介  2023-11-23 00:05:31 



( / そちらもご無理だけはなさらず…!よろしくお願いします!

では、大人編で!身長はちょっと伸ばして性格も少し大人びさせようと思ってるのですが他にこうなってたらいいなという希望はありますかね?

再会場面ですが、思い出の場所(高台or紅葉の湖)か夜の街で唯織さんが絡まれている所を助けるか偶然会うかだなんて考えています。確かに好きが加速しそうですし、悠介は唯織さん大好きなまま道を逸れて大人になっているので執着心が凄くなりそうです…笑 )

  • No.660 by 天羽 唯織  2023-11-23 00:23:17 



(/あとは特に希望はないのでそれでお願いします。考えただけでも悠介くんが素敵すぎて、きっと唯織も再び惚れそうですね。あ、勿論唯織もあれからずっと悠介くんのことは好きなので。

高台も素敵なのですが、絡まれてるところを助けてもらうの方が展開しやすいかなと思いますのでそちらの流れでいいでしょうか?よければ、こちらから文出そうと思います!)

  • No.661 by 斎藤 悠介  2023-11-23 00:37:22 



( / 畏まりました!
それは嬉しい限りです…!悠介には大人の余裕を持たせようと思っているのですが唯織さんを目の前にしたら即デレしそう…気をしっかり持たせねば。

では絡まれている方の再会でお願い致します!先レス助かります。よろしくお願いします! )

  • No.662 by 天羽 唯織  2023-11-23 00:59:06 


───

( あれから2年間。ふとした瞬間に思い出す彼のこと。距離をとってからというもの連絡をとることも、会うこともなくこれだけの月日が流れてしまった。勿論こちらから連絡をしようと思ったこともあったが、何か気まずいものがあり。もう彼は自分のことは忘れてしまったかもと思いつつも僅かな希望を抱き、スマホの画面から連絡先を見つけてはこうやって思い悩む様に自分が未だに彼のことが好きなのだと思い知らされる。

珍しく職場の飲み会があり参加をした帰り道。他の同僚よりも先に店を出たことがいけなかったのか、2人の男性に絡まれてしまった。迷惑そうな表情を示しつつ丁寧な言葉で断りを入れたのだが、一向に前から退いてくれる気配がない。どうしたものかと困っていると掴まれた右手。)

「いいじゃん、お兄さん1人でしょ?一緒に飲みに行こうって」

…いや、だから無理です、離してください。



  • No.663 by 斎藤 悠介  2023-11-23 01:41:23 



────

( 数センチ伸びた背丈、羽織るスーツや身に付ける物は2年前よりも落ち着いて、日々双眸に映るのは現実の裏を煮詰めたような生臭い景色。絵画に興味を持って目を輝かしていたのが懐かしい。未だに夢に出てくる愛おしい彼への唯一の繋がりであるスマホは捨てられぬまま、距離を取ったあの日から学校へも行かなくなり、初めて学業で家の力を使って全てを解決し卒業をした。その後はずるずると堕ちていく様子に親は心配したが、今では皮肉にも界隈では知らぬ人が居ないほどに立派なもので。

この街に来たのは久々だ。偶然隣町で取引があって懐かしさから足を踏み入れてしまった。賑やかな夜の街の光は今では落ち着くもので、煙草を片手に肩掛けたコートが靡くまま歩いていれば目の前で揉め事、とも言えないが宜しくない雰囲気の3人が目に入る。二人の男の顔は見えない、絡まれている側も彼らに被っていて見えず、いつもなら無視するがここは一応自分の組の管轄で、考えたくもないが馬鹿な組員が一般人に絡んでいる可能性もあると思い近付くと彼を掴んでいた男の手首を空いている方の手で掴んでから先ずは男達の顔を確認しつつ煙草をゆるりと一吸いし )

何してんの、揉め事?

  • No.664 by 天羽 唯織  2023-11-23 02:08:18 


「あ?なに…、!」
「おい!やべえって。」
( 急に掴まれた腕に明らかに不機嫌そうな声でその人物を見る。しかしその後に言葉は続かず、目の前の見知った人物に顔面は青ざめていくばかりで。この辺りに居座る者なら彼の顔を知らない者はいない。)


─!
もしかして…、悠介くん…?

( 止めに入ってくれた男性。少しばかり自分よりも背の高い後ろ姿はどこか見たことがある感じがして。さらに聞き馴染みのある声に、もしかしなくても、と鼓動は高鳴っていく。口から出た声は僅かに震えているのを自分でも感じて、一息吸ってから彼の名前を。顔をしっかり見ているわけではないし、確証は薄いのだが、自分の勘がそう言っていて。)

  • No.665 by 斎藤 悠介  2023-11-23 02:31:48 



この辺でおいたすんのはやめとこうな?怖いお兄さんが来るぞ。

( 組の者では無いがこちらの顔を知っている感じその辺のチンピラだろうか、牙を向けてこない限りは相手にする気も無く軽く微笑んで煙を吐きながら手を離すと興味を無くして絡まれている側の顔も見ずにその場を後にしようとするが夢に見る程に何度も何度も心底求めた愛おしい彼の声に動きを止める。黒く染まった自分が胸の奥にしまい込み忘れようとした甘く、幸せな時代に焦がれた感情からくる幻聴か。ゆっくり振り返ると目に映る彼の姿が夢でも幻聴でも無いと訴えてくる。一気に速まる心音が脳にやけに響いて、それとは逆に冷静になれと指示を出す。灰が落ちそうな煙草を胸ポケットから出した携帯灰皿へ入れて火種を揉み消すと緩やかに目を細めて )

……─久しぶり、唯織さん。元気にしてた?

  • No.666 by 天羽 唯織  2023-11-23 08:09:02 



う、ん。元気だよ。
悠介くんは?

( 振り返る瞬間はまるでスローモーションになったかのような感覚。少しばかり雰囲気の違った、大人びた彼の姿に何か溢れるかものがあるがグッと堪えて。思ったよりもあっさりとした彼の言葉には、本当は"今までどうしていたのか"、"どうして連絡をくれなかったのか"とか、色々聞きたいことが頭の中を巡るが、一先ず落ち着いてその言葉に返事を。本当にこれは夢では無いのだろうか。未だに信じられない気持ちと高揚感に胸が張り裂けそうで。)



  • No.667 by 斎藤 悠介  2023-11-23 08:57:59 



俺も元気。
こんな時間に一人で何してるの、最近この辺物騒だから結構危ないと思うんだけど…って飲み会かなんかか。今日は歩き?柄悪いのがいない所まで送るよ。

( 良い意味であの頃と変わらない、懐かしく愛おしい彼。今すぐにでも抱き締めて、離れていた時間を埋めたいがそんな事が出来たらとうの昔にそうしていただろう。返答に軽く微笑むと場に居た理由を聞こうとするが此処は飲み屋街、話している間にも近くの居酒屋から酔っ払いが出てきて上機嫌に大声で語り合っている。それを見て彼の背中に手を添えればゆっくりと歩き出して )

  • No.668 by 天羽 唯織  2023-11-23 09:25:23 


そっか。よかった。
職場の飲み会で。って言っても全然飲んでないから大丈夫なんだけど、物騒なのは抜けてたな…。ごめん、ありがとう。

( 色々思うことはあるが、兎にも角にも彼がこうやって元気でいることにひどく安心して微笑む。しかしながらこの辺りが物騒だということは完全に抜けていた。まさか男が男に絡まれることなどはないだろうと思っていたため、そこは少し反省して。素直にここは彼に送ってもらった方がいいかとお願いを。背中に触れた手にまた胸の鼓動が速くなる。歩き始めては横の相手をちらっと見ると、やはり以前は自分と変わらなかった目線が少しばかり上にあることに、不思議な感じがして。あの頃が思い起こされては懐かしい気持ちが湧き上がり。)

…身長伸びた?当たり前だけど、大人になったね。いや、あのときから大人っぽかったけど。

  • No.669 by 斎藤 悠介  2023-11-23 11:14:23 



どういたしまして。
伸びたよ、180は普通に超えてるんじゃないかな。

ふ、二十歳にはなったけどまだまだ大きいだけの子供だよ俺なんて。唯織さんは2年前とあまり変わらないね、酷く懐かしい。

( 彼に触れている手が熱を持っている感覚がして何とも言えない幸福感で胸が満たされる。色んな場数を踏んで、確かにあの頃よりは大人になったのだろうが小さく笑うと冗談をひとつ。前を見て歩きながらもスーツから煙草を取り出すと火を灯して煙を肺にゆるりと落とすがふとそちらに視線を向ける。確か昔は彼の前では吸っていなかったか、確認する前に火を付けてしまったのは配慮不足だったと申し訳なさげに )

……─あァ、ごめん。煙草の匂い苦手だったりする?

  • No.670 by 天羽 唯織  2023-11-23 13:38:27 


…どうりで。更にかっこよくなったわけだ。

俺は…うん、大人ってそう変わらないから。
( 元々かなりのイケメンが更に身長が伸びたことと雰囲気が変わったことにより磨きがかかっている。なんとも末恐ろしい。自分について変わらないと言われると、大人はそう簡単に変わらないというのは確かにそうだなと思う。ふと香った煙草の香り。高校時代も彼から僅かに感じたことがあったが、こうやって吸っているところは見たことがない。そんな仕草にすらときめいてしまうのだから、これはよくないな。相手は自分のことなどなんとも思ってないかもしれないのだから)

ううん、大丈夫。苦手じゃないよ。

  • No.671 by 斎藤 悠介  2023-11-23 15:32:30 



…ありがとう。

なら良かった。…もう帰る予定だったなら家まで送ろうか?近くに車停めてあるから、良ければ。

( 些細な言葉で胸が高鳴り、久々の甘い感情に微かな戸惑いすら感じつつ礼を。紫煙をくゆらせながら歩いていればあっという間に飲み屋街を抜けて普通の商店街へと辿り着き、一旦足を止める。此処で離れるのが一番なんだろう、分かってはいるが口から出たのは考えていた言葉とは真逆でまだ一緒に居たいという本心から来た言葉。出てしまったものは仕方がない、と彼の返答を待ち )

  • No.672 by 天羽 唯織  2023-11-23 15:56:57 



…いいの?
じゃあ、お願いしようかな。

( 普通の商店街にさしかかると、もうここでお別れなのだろうかとなんとも言えない思いが胸を締め付ける。もう少し一緒にいたいという思いが溢れて口に出そうになったときに紡がれた彼の言葉。思わず嬉しそうな反応を示しては、少し恥ずかしそうにして素直にお願いを。結局彼の車には乗ったことのないままだったなとあの頃を思い出して。)

  • No.673 by 斎藤 悠介  2023-11-23 18:10:00 



何その可愛い反応、じゃあ行こう。

( 断られるかもしれないと思っていたが嬉しそうな彼の様子を見て思わず目を細めてくつくつ笑い、足を駐車場の方へ向けてまた歩き出す。少ししてパーキングが見えると黒いベンツの元へと歩いていき、運転席に乗ってシートベルトをすればエンジンをかけて )

住所は変わってない?

  • No.674 by 天羽 唯織  2023-11-23 21:35:09 


…かっこいい車。
うん、変わってない。覚えてる?

( 着いていくとそこには黒塗りの車。素直な感想を呟くと、助手席に乗り込んでシートベルトを締めて。2人だけの空間に妙な緊張感を持ちつつ、彼からの質問には頷き。家の住所は覚えてくれているのだろうか、なんて期待を持ちつつ背もたれにそっと身体を預けては、「お願いします」と一言伝えて。)

  • No.675 by 斎藤 悠介  2023-11-23 23:14:23 



そう?安全性のあるシンプルなのが一番だと思って。

勿論、覚えてるよ。当時、免許取り立てで唯織さんに送ってもらったり連れてってもらったりしてたから自分も、と運転に慣れる為に夜中にドライブとかしててさ、その度に唯織さんの家の近くに自然と行ったりしてたから忘れたくても体が覚えてる。……悪い、今の発言はちょっと恥ずかしいな、忘れて。

( 感想に笑いながら購入した理由を告げると彼の言葉に軽く頷いて車を発進させる。まだ初心者マークだった、付き合いたての頃の記憶が蘇り運転しながらも呟くように語るがそれは初々しく誰かに話すような内容では無くて、微かに照れくさそうに苦笑いすると言葉を付け足し )

  • No.676 by 天羽 唯織  2023-11-24 00:08:30 


ふ、そうだったんだ。知らなかった。
…悠介くんに運転してもらってるの、何か感慨深いな。

( まさか運転の練習に自分の家の近くを通っていたなんて。そんなこと全く知らなかった。こちらもなんだか気恥ずかしくなりながらも、少し嬉しそうに微笑んで。そう思うとこうやって夢にまで見た彼に出会えて、しかも彼の運転する車に乗せてもらえるなんて夢にも思わなかった。運転する相手の姿に時折視線を移すと、やはり運転する姿も様になっている。というか普通に安心して乗れる。)

  • No.677 by 斎藤 悠介  2023-11-24 01:08:22 



そうだろうな、恥ずかしくてこんなの当時は言えなかった。

感慨深い、か…確かに。

( 当時の自分は今よりもまだ子供で、彼に嫌われたくないという思いで一部の素直な気持ちを告げる事や巻き込んで怪我をさせてしまった元凶である家の話を晒け出す勇気や守り切る自信や力が無かった。身近な周りに相談すればいいものをそれも自分の中にしまいこんで塞ぎ込み、結局引き摺って何も言えぬ告げぬまま避けて数年越しに再会を迎えた訳で、今までの過ちを謝罪し抱き締めたいが何を今更、なんて気持ちが強く言葉を止めるが視線を前に向けたままにゆっくり口を開いて )

…唯織さんの事、本当に大好きだった。

  • No.678 by 天羽 唯織  2023-11-24 01:42:26 



…俺は、
俺も悠介くんのことずっと好きだったよ。
もしかしたら…迷惑かもしれないんだけど、この気持ちは今も変わってない。…会えたら伝えようって思ってたんだ。

( 彼はこの2年間をどんな思いで過ごしていたのだろうか。彼から紡がれた突然の言葉に、ぐっと胸が締め付けられる。もしかしたら、自分の今の思いを告げてしまったら彼に迷惑がかかるかもしれない。でも、せっかく再会できたのだから伝えないわけにはいかない。意を決したように少しだけ深呼吸すると、相手の方を見てゆっくりと言葉を紡ぎ。 )



  • No.679 by 斎藤 悠介  2023-11-24 11:30:17 



迷惑じゃない。

好きだった、なんて言ったけど俺は今でも唯織さんの事を愛してる。だからその言葉を聞いてどうしようも無い程に嬉しいよ、ただ…昔も今も、唯織さんの事が好き過ぎるんだ。何よりも大切にしたくて、何時でも幸せに笑っていて欲しくて仕方がない。

( 静かな車内。彼の言葉が耳に心地好く響いて微かに目を細め、はっきりと言えばハザードを出して路肩に車を停車させてそちらを向き、夢にまで出てきた愛おしい彼に触れたい感情は抑えて気持ちを告げる。ここで触れてしまったらもうきっと後戻りは出来ない。今自分はどんな表情をしているだろうか、彼を忘れようと組織や権力を拡大させる事に頭を動かし続け、それが功を奏して今や荒くれの末端にまで顔が知れているがこんな情けない表情を彼以外は見る事がないだろう。少し苦しげに微かに眉を顰めて目を伏せて )

……─俺の傍では、そうはさせてあげられない。

"何があっても守ってみせる"なんて言葉は非現実的だ。どれ程に計画を練っても必ず穴があって失敗する確率は0ではない。今後も一緒に居ればあの日の様に唯織さんを傷付ける可能性がある。だから、……もう俺の事は忘れて幸せになってほしい。


  • No.680 by 天羽 唯織  2023-11-24 12:54:31 



…俺の事を考えてくれるのは嬉しい。
だけど、悠介くんはそれで幸せになれる?

俺は…、今は悠介くんなしの幸せは考えられない。

( 暗い車内でもはっきりと分かる愛おしい彼の顔。少し大人びてはいるけど、昔の彼とちっとも変わらない。真剣にしかし時折苦しげにこちらを見つめる彼を見つめ返しては、胸が締め付けられる。しかし、彼の言葉に納得をするわけにはいかない。まるで自分の気持ちを蔑ろにしている彼に、自分が何も出来ない悔しさに苛立ちしか感じず。今はこのあと彼に何を言っても自分が冷静ではいられないだろうと、シートベルトを外してドアノブに手をかける。)

…、ごめん。ここでいい。

  • No.681 by 斎藤 悠介  2023-11-24 13:42:28 



( 自分の幸せなんて考えた事が無かった。そんなのを考え始めてしまったら彼が傍に居てくれる以外に思い浮かぶものがなく、先程の自分の発言とは矛盾したものになってしまう。脳内に思考が絡まって綺麗に流れていかない。自分なしの幸せが考えられないだなんてそんなの、と考える中で外れるシートベルトの音、去ろうとする声が聞こえると咄嗟に彼の手首を強く掴んだ。無意識の行動ではあったが手を通して伝わる彼の久しい体温に胸が酷く苦しくなって、胸の内を感情的に吐き出してしまいそうになるが一度目を瞑って軽く息を吐くと、握った手は離さぬままの力だけを緩めてゆっくりと口を開き )

…俺の幸せを、語るのならば、唯織さんと一緒に居たい。傍にいて、何気ない会話をして、一緒に食事をして…特別なものは何も要らないんだ。ただ唯織さんがいてくれれば、俺は、


  • No.682 by 天羽 唯織  2023-11-24 16:58:53 



…一緒だよ。俺も。
悠介くんの家の事も何も聞いてない俺が言うのは変だけど、守られるだけの立場は嫌だし、悠介くんといられるなら俺はどんなことでも耐えられるから。悠介くんがいなくなる方が俺は辛いよ。

悠介くんと2人で幸せになる道を考えたいって思うのはダメなの?

( 引かれた手に彼の方へ視線を再び向ける。その力の強さと裏腹に静かな彼の言葉は胸に響いて泣きそうになり。彼の家の事情をよく知らない自分が言えたことでは無いが、いまはそんなことはどうでもよく、彼が幸せになれる道はないのかと柔らかく微笑めば自分の手首を掴む彼の手にそっと包み込むように触れて。)

  • No.683 by 斎藤 悠介  2023-11-24 21:21:29 



……ダメじゃない。

( 温かな手が重なって、辛さが緩和されたかのように穏やかな気持ちが胸を掠める。今まで一人で何でもしてきて、解決してきた為に彼と共に考えるなんて選択肢は頭に浮かんでいなかった。そう思えば今までの行動は自分勝手過ぎたんじゃないか、嫌われるのを恐れて嫌な事を避けて彼に理由を告げることなく遠ざけた。申し訳なさや後悔が襲ってくる中で未だに自分を想って歩み寄ってくれている彼に対する愛おしい気持ちが湧いてきて、首を左右に振り、呟くように言った後にしっかりと目を合わせて )

もう、隠し事はしないから…傍に居て、一緒に考えて欲しい。

  • No.684 by 天羽 唯織  2023-11-24 21:53:39 



うん、勿論。
…悠介くんのこと教えて。俺も隠し事はしないから。

( 穏やかな微笑みと共に頷き。きっと何かこの先も問題はあるかもしれないが、彼となら乗り越えられるだろう。もう絶対に離れたくないという思いで相手の手をぎゅっと、しかし優しく握り。無理をしない範囲でゆっくりとでいい彼のことを知って行けたらと思う。)

  • No.685 by 斎藤 悠介  2023-11-24 22:22:14 



…ありがとう。
なんか、一人で何でも出来るなんてああだこうだ考えて思いながら、結局は昔から唯織さんに凭れかかってばかりだな。

( 彼が頷いてくれた瞬間、背負っているものが幾分か楽になった気がした。漸く解けた緊張の糸、彼の手首を離して握ってくれた手を握り返す。この綺麗な手も、穏やかな雰囲気も、微笑んだ表情も昔と変わらず好きで堪らない。礼を言い、彼の手の甲に触れるだけの口付けを落とせば少し困ったような、だが幸せそうな表情でふっと笑って )

  • No.686 by 天羽 唯織  2023-11-24 23:21:38 


そんなことないよ。
俺は悠介くんに助けられてるんだから。

( 突然の言葉と、手の甲に落とされた口付けにくすぐったそうに笑う。自分にもたれかかってばかりだというが、そんなことはなく。むしろ彼といることで自分は精神的に安定しているし、彼には助けられていることが多い。これからこんなふうに彼といられると思うと本当に幸せな気持ちに満たされていて。)

…明日起きて夢とかないかな、これ。

  • No.687 by 斎藤 悠介  2023-11-25 00:47:50 



……怖い事言わないで。夢だったらきっと気が狂う。

取り敢えず、帰りながら話そうか。まだ唯織さんの家までは距離あるし、俺の事情を話すには十二分に時間がある。

( 傷付けてばかりで、彼の助けになっているなんて思ってもなかった。次いで言われた言葉に一瞬動きを止めて苦笑いをしながら話すが、彼に見えないだろうもう片方の手で密かに自分の太ももを思い切り抓る。普通に痛い。大丈夫だ、いつものような目覚めた時に絶望に落とされる幸せな夢では無いと安心しつつ微笑むとゆっくり手を離して )

  • No.688 by 天羽 唯織  2023-11-25 01:44:35 


たしかに。
…ん、分かった。

( 自分の方こそこれが夢だったなんてことになったら、絶望でしかない。それこそ今まで夢の中で彼が出てきて、目が覚めたときの1人だったときの虚しさと寂しさは、もう耐え難いもので。それももう無くなると思うと今は穏やかな気持ちで前を向いていられる。再びシートベルトを着用すると、頷いては彼が話し始めるのを待ち。)

  • No.689 by 斎藤 悠介  2023-11-25 02:27:45 



唯織さんはもう気付いてると思うけど俺の家系は俗に言う暴力団の組織の上で、俺の父さんが二代目の業界ではまだ若い分類なんだけど今では関東一の組織になってる。抗争時以外の犯罪には手を出すなと下に言い聞かせて、上層部も目を光らせてるから警察の世話にはなってない…向こうはこちらを警戒してるが、それは仕方ない事で。

( 車を発進させながらどう説明しようかと考えるも変な遠回りをしても、と結論を出せば口を開く。話しながら窓を少し開ければ運転している片手間に煙草の箱を取り出すと一本咥え、オイルライターで火を灯す。揺らめく紫煙、前から後ろへと流れて行く街灯を横目に流しながら運転席側に設置されている灰皿に灰を落とし )

勢力を抑えようとする者、うちに恨み辛みを抱いている者はどれだけ潰し納得させても後を絶たない。組長の子であり、今や組長代理も務めていて若頭である俺は格好の的で、傍に居たら内密にしていてもいずれ何処からか情報が流れて唯織さんも危険に晒される事になる。


  • No.690 by 天羽 唯織  2023-11-25 07:36:46 



…なんとなく、そうなんだろうなって思ってた。
いまいちぴんとこない話だけど、悠介くんがお父さんの跡を継いで立派に頑張ってることは凄いと思う。

( 再び走り始めた車の中、過ぎてゆく街並み。彼の口から出た話は、これまでの事柄から薄々知っていたことではあったが、やっぱり一般人の自分にはドラマや映画の中の話のように思えてしまう。以前両親が海外にいる、と聞いていたので、日本で父親の跡を継いで立派にここまで頑張ってきた彼はすごいなと思いつつ、かなり力を持っていても、常に危険は傍にあるのだと知ればこれまで彼が自分をそこから遠ざけようとしていたことが理解できる。以前のように自分が狙われて彼にあんな思いをさせたくないとは思っていたが、同じようなことにならないとも簡単に言いきれないし、自分が気を付けようもないことだというのはわかるが。話を聞きながらどうしたらよいのだろうか、と少し考え込み。)

…そっか。俺が何かに巻き込まれる可能性はゼロじゃないし、悠介くんも命を狙われることだってあるわけだよね。
前は全く家の事情を知らなかったから、その辺りは考えてなかったし、警戒心もなかった。



  • No.691 by 斎藤 悠介  2023-11-25 12:19:19 



これが普通の会社であれば、胸を張れる事なんだけど。…そう、俺はもう幼少期から危険と隣り合わせで生きてきたから備えがあって大丈夫だけど唯織さんはそうもいかない。

……こうやって、ちゃんと話しとけばよかったな。

( 今の立場で"凄い"なんて純粋に言われた事は無く、どこか擽ったい気持ちになりながら苦笑いすると煙草を吸って、窓際に煙をゆるりと吐く。彼に軽蔑されたらと心配していたのが杞憂に過ぎなかったのだと知ると微笑んで呟くように言い、その後に同じく少し考えるが最善の解決策はパッと出てくるようなものでは無く、取り敢えずの案を )

取り急ぎで緊急時に位置情報を俺や上層部に直ぐに送れるような物を作らせるよ。場所さえ分かれば今なら何とでも出来る。…そんな状況にさせないのが一番なんだけど。


  • No.692 by 天羽 唯織  2023-11-25 13:16:42 


いや、簡単に人に話せる内容じゃないのはわかってるし。
教えてくれてありがとう。

( 人様に堂々と言える職でないことは確かだが、若いうちから自分の組のために頑張ってきたであろうことは話から分かるし、本当にすごいことだと思う。話が聞けてよかったと伝えると、解決策について聞き今はそれくらいしか自分もいいものは思いつかず。 )

…俺も気を付けるよ。

  • No.693 by 斎藤 悠介  2023-11-25 22:57:20 



此方こそ、受け入れてくれてありがとう。

…それはそうと、学校はどう?
唯織さんを困らせたりする問題児や教員はいない?

( 少しだけ短くなった煙草を消すとハンドルに手を戻す。礼を言いたいのはこっちの方で、その後の言葉にも軽く頷くと丁度赤信号に捕まったタイミングでそちらを向いて近況を聞く。2年も経てば生徒も様変わりしているだろう、元問題児の自分が言えた口では無いが彼を悩ませる人物が湧いていたら許せない気持ちがあってOBとして教育をとも考えてしまう。そんな考えとは裏腹に穏やかに微笑んで )

  • No.694 by 天羽 唯織  2023-11-25 23:28:10 



学校はすごく平和だよ。
ヤンチャな子はいるけど、生徒指導の先生も健在だから、授業にはちゃんと出てるし。あぁ、生徒指導の先生が会いたがってたよ。

( 彼から近況を聞かれると少しばかり考えてから答えて。彼が卒業してからも生徒指導の先生は変わらず熱のこもった指導をしている。そのおかげで、大きな問題を起こす生徒はおらず、先生同士もそれなりに中は良好で。ふと先生で思い出した話をひとつ。)

  • No.695 by 斎藤 悠介  2023-11-26 00:01:32 



そっか、なら良かった。
あの先生まだ健在なんだ、当時は随分と世話になったな…面と向かってぶつかって来たのあの人くらいだったから印象深い。手のかかる生徒だっただろうに、寄り添ってくれる良い先生だった。…そうなんだ、じゃあ今度挨拶にでも行こうかな。「連絡もせず何してたんだ!」って叱られそうだけど。

( 彼の仕事は問題なく順調なようで、安心すれば信号が変わったのを確認してアクセルをゆっくりと踏む。"生徒指導"懐かしい単語に過去の記憶が蘇って話し、会いたがっているだなんて聞いて少し驚くも世話になった分、手土産でも持っていくべきだろうと考えるが顔を合わせた瞬間に当時と変わらない様子で取り敢えず挨拶のように怒鳴ってくるんだろうと思えばつい笑ってしまう。今の立場になってから自分にそんな態度をしてくる人間なんて居らず、逆に楽しみなくらいで )

  • No.696 by 天羽 唯織  2023-11-26 00:11:05 



ふは、想像出来るから面白い。
うん、是非遊びに来て。

( 生徒指導と彼のやり取りを想像するとすんなり頭にその光景が浮かぶのだから面白いと、くすくす笑って。信号が変わって暫くすると自分の家の近くに辿り着いたらしい。あの頃と外観も中も変わっていないが、変わったことかひとつ。4歳になった飼い猫の海も相変わらず元気だが、海以外にも合わせたい子が実はいて。)

…あ、悠介くん家入っていく?
実は会わせたい子がいるんだよ。

  • No.697 by 斎藤 悠介  2023-11-26 00:38:27 



唯織さんにも会えるし遊びに行くよ。
叱責を承るのはいいが、彼相手に大人しくするのは少々つまらないな。…会う時だけ久方振りに問題児に戻るか。

海に挨拶はして帰るつもりだよ、…会わせたい子?気になるな、是非紹介して欲しい。

( 幾分か大人になった今は生徒指導に何を言われても反発する事も気もないが、敢えて当時と同じように戯れるのも愉しいかもしれないと悪戯心が擽られると口端を上げる。見慣れた道を走り、もうすぐ到着するという所での話に興味を持ちつつ返答していれば昔と変わらない、彼の家に着けば空いているスペースに駐車をし )

  • No.698 by 天羽 唯織  2023-11-26 01:07:07 


はは、生徒指導の先生も喜ぶだろうな。

…どうぞ。ただいま。

( 大人になった彼の姿を見て成長を喜ぶ先生の顔が浮かぶ。車から降りれば、玄関の鍵を開けて中へ。すると何か察したのか、少し大きくなった海が勢いよく玄関へ飛び出てきては彼の方を見て一声鳴き。その様子を微笑ましげに見つめていると、その後ろから小さな茶色のくせっ毛をまとった子猫が警戒心を顕にしながらこちらを伺っていて。)

  • No.699 by 斎藤 悠介  2023-11-26 01:23:29 



向こうも当分刺激が無かったと思うから最高のサプライズを用意するよ。

…お邪魔します。
久しぶり、海。元気にしてた?少し大きくなったな、一層美人に磨きがかかってる。…──と、初めまして。…紹介したい子ってこの子?

( 煙草の匂いが濃くついたコートは脱いで運転席に残し、車を降りると彼の後を付いて玄関に入る。その瞬間に聞こえた鳴き声に軽く表情を綻ばすとその場で片膝をついて視線を落とし、彼女の頭を一撫でしながら話しかけていたが可愛らしい子猫が視界に入ると柔らかく微笑んで挨拶を、毛質や色が似ているからか親近感を勝手に抱きつつ彼を見上げれば尋ねて )

  • No.700 by 天羽 唯織  2023-11-26 01:59:23 


うん、この子は最近拾ってきた子で、空っていうんだ。

( 彼に久々に出会えて嬉しそうな様子で鳴く海。空の元へ行くと怯えながらも自分に腕の中に抱き相手の元へ。家の近くに捨てられており、彼の髪質と重なって気が付けば家に連れてきてしまった。まだ小さい子猫でミルクを与えている。)

悠介くんに似てるよね。

  • No.701 by 斎藤 悠介  2023-11-26 02:31:29 



海に空、綺麗な名前だね。

ふ、確かに。空を見た瞬間、同じ事思ってた。…こんな小さいのに苦労してきたんだな。君に危害を与える気は無いんだ、俺は大丈夫な存在だってゆっくり覚えて欲しいしこれから沢山会いにくるね。

( 自分を覚えてくれていたのか、鳴く海を愛おしげに見つめた後に彼も空に対して同じ印象を抱いていた事が分かって笑う。自分はどちらかと言えば親に恵まれているが環境は幼心の頃には相応しくないもので、周りを何時も警戒し、この子のように怯えていた。今となっては懐かしい過去の感情だが。見た目だけでは無くどこか懐かしさや切なさを感じつつ、抱かれた小さな子猫に触れる事無く静かな声で話しかけて )

  • No.702 by 天羽 唯織  2023-11-26 03:41:46 


空もきっとすぐ悠介くんが気に入るよ。
…送ってくれてありがとね。今日はもう帰る?

( だき抱えた空は未だ警戒心はあるものの、彼の言葉を聞くとか細い声で鳴いて。猫たちとの再会も果たしたし、夜も遅いのでこの後は無理に引き止めるつもりもない。それにこれからは前のようにいつでも会える。どうするか尋ねつつ相手を見て。)

  • No.703 by 斎藤 悠介  2023-11-26 16:12:05 



気に入ってもらえるように努力するよ。
そうだな…もう少し一緒に居たいところだけどこんな時間だし今日はお暇させてもらおうかな、唯織さんも飲み会終わりで疲れてるだろうし。

( 弱く小さな声、それがしっかり耳に届くと目を細めて微笑む。彼からの問い掛けに少々悩むが腕時計に目線を落とすと思ったよりも時間が経っていて、傍に居たい気持ちは強くあるが自分の我儘で困らせるのは申し訳ない。日を改めるべきだと判断すれば顔を上げて )

連絡先、俺は変わってないけど唯織さんは?

  • No.704 by 天羽 唯織  2023-11-26 16:54:39 



…、俺も
正直に言うと本当はもっと一緒にいたい。

( 相手の言葉を聞けば、自分の正直な気持ちが口から出てしまう。ただ、しばらく彼といれなかった反動もあり本当に自分が彼から離れられなくなってしまいそうで怖い。だから今日はここで別れるのがいい。すこしだけ悲しげに微笑むと、腕の中の空が海を追いかけてリビングへ戻って行ったのに視線を。連絡先は変えていないと伝えると、相手も変わっていないことにほっとして。)

変わってないよ。

  • No.705 by 斎藤 悠介  2023-11-26 17:32:07 



…──やっぱり、今夜は一緒にいよう。

( 変わっていないのであれば連絡は出来ると安心しつつ別れの言葉をと口を開こうとするも目の前のどこか悲しげな横顔と本音に胸がいっぱいになって心が揺さぶられると彼を抱き寄せる。変わらない香り、抱き締めた際に長く柔らかな髪が頬を掠めて少し擽ったいのも懐かしくて甘く切ない気持ちが湧いてくる。こちらの身長が伸びてしまったからか、彼を包み込む形になって当時の再現だとは言えないが昔とはまた違った幸せで。低く、だが柔らかな声色で話すと彼の髪に軽く頬擦りをし

  • No.706 by 天羽 唯織  2023-11-26 18:43:57 


ん…。
本当に悠介くんから離れられなくなりそう。

( 抱きしめられると幸福感と、今まで触れるのを我慢していた限界がきたのか自らも相手をぎゅっと抱き締め返し。昔とは違って逞しく、背も伸びた彼の腕の中におさまると、ひどく安心する。ほんとに離れられなくなりそうでこわい。)

  • No.707 by 斎藤 悠介  2023-11-26 19:05:41 



それでいい。
もう離さないよ、唯織さんが嫌だと思っても絶対に。…今日、泊まっていってもいい?明日から週末だし唯織さんに予定が無かったら、なんだけど。

( 久々の人の温もりに心が落ち着いて、愛おしさで先程より微かに強く抱き締める。自分から離れられなくなって、こちらの事だけを考えて欲しいなんて気持ちは狂気じみているだろうか。そんなことを思いながらも寄り添うように埋めていた顔だけをゆっくりと上げて尋ねる。今日は世間で言うならば華金で教員の相手は明日休みだろう、しかしする事が入っているならば話は別で )

  • No.708 by 天羽 唯織  2023-11-26 19:32:37 


俺も絶対離れないから。
うん、嬉しい。明日は休みだし、特に予定もないから。

( そんな風に言われてしまったら、もうそれでいいかと思ってしまう。こちらも顔を上げて問われたことの返答を。明日は土日なので特にすることもない。一緒にいてもらえるならこんなに嬉しいことは無いし、すぐに頷く。身体を離せば、玄関にいるのも寒いし中に入るよ促してリビングの方へ。相も変わらず部屋の中はそんなにものもないし殺風景だが、空がきたことにより子猫用のおもちゃなんかが床に転がっていたりして。)

  • No.709 by 斎藤 悠介  2023-11-26 20:05:58 



ありがとう、急で申し訳ない。
唯織さんの家、全然変わらないね。凄く安心す…─

( 好ましい返答に目を細め、促されるままリビングへと入れば当時とは変わらぬ空間に不思議な安心感を覚えながらスーツの上着を脱ぐとそれを椅子に掛ける為を足を進める。その途中で何かを踏むと"プピィ"と高い音が静かな空間に鳴り響いて動きを停止し、ゆっくり下を見ると足元には魚の形をしたぬいぐるみが。思わず吹き出して謝罪しつつも笑うとおもちゃを手に取って )

ッふ、はは…ごめん空、踏んじゃった。
最近の猫のおもちゃって結構リアルなんだな。

  • No.710 by 天羽 唯織  2023-11-26 20:28:52 


…ふっ、はは。
俺もそれよく踏んじゃう。いない間にやっぱり遊んでるんだな。

( 彼の足元から聞こえてきた音と、彼の笑い声につられて自分も堪えきれず笑い。実を言えば自分も帰ってきたときに玄関なんかにそのおもちゃが落ちていることがあって、踏んでびっくりしたことが何度もある。自分たちの様子を見て空がまた近寄ってくると、おもちゃを持っている彼を見上げてはおもちゃが欲しいと催促を。その様子を見て台所へ向かうと、そこから何か飲むかを尋ねて。そういえば少し前に知り合いからウイスキーをもらったなと思い出すと、彼の好きなお酒がたしかそれだったことも思い出して。自分は飲まないというか、飲んだことがないのでそのままだったが、もし彼が好きなら貰って欲しいと思い。)

なにか飲む?
といってもコーヒーか、お茶か…。
そういえば、前に知り合いからウイスキーをもらったんだけど、俺飲んだことないしずっとしまったままだったんだよな。

  • No.711 by 斎藤 悠介  2023-11-26 21:43:41 



駄目だ、なんかツボった。
やっぱり?音や驚いたこともそうなんだけど唯織さんがこのおもちゃ買ってる所を想像したらまた笑いが…あァ、ごめんごめん。お気に入りなんだな、どうぞ。

( 静寂に鳴ったおもちゃの音と、自分と彼の笑い声。それが何故か更に笑いを誘い、くつくつと笑ってしまう。こんなに笑ったのは久々かもしれない。近付いて来た空の傍に持っていたおもちゃを置きながら台所の方へと視線を移せば今度こそジャケットを椅子に掛け、尋ねられた飲み物の返答をと思ったが好きな酒が彼の口から出れば変更して )

コーヒー、って言おうとしたけどウイスキーで。


  • No.712 by 天羽 唯織  2023-11-26 21:59:08 


…最近は休みの日にペットショップのぞきによくいってるよ。
最近の猫のおもちゃって本当にリアルというか、よくできたものが多くて。しかも、海はそうでもなかったんだけど、空は喜んで遊んでくれるから嬉しくて買っちゃうんだよな。

( そんなに自分が猫のおもちゃを買う姿が面白いだろうかと不思議に思うも、最近では専ら休みの日はペットショップに立ち寄り、おもちゃを選んで海に与えている。飲み物の選択には少し笑って、棚にしまってあった箱を取り出して彼の元へ。「響」と書かれた銘柄で、自分にはよく分からないが日本で製造されているウイスキーらしい。あわせて少し小さめのグラスを2つ持ってくると、彼の向かい側に座って。)

俺も少しだけ飲んでみようかな。

  • No.713 by 斎藤 悠介  2023-11-26 22:51:05 



今度一緒にペットショップ行こうか。
海のおやつと、空のおもちゃを俺も選びたい。2人に酷評された時は慰めて。

唯織さんも飲むの?いいね、度数高いから気を付けて飲もう………て、響だな。随分とセンスの良い友人をお持ちで。

( 日常の緊迫を忘れ、彼と一緒にペットショップに行って海や空のことを考えてああだこうだと話し合うのも楽しいだろう。それでも猫は気まぐれなもので、悩んで買ったのを気に入らない事も多いと聞く。その時は彼にフォローしてもらおうと笑い、席につけば置かれたグラス、置かれた箱を見て少し嬉しそうに呟き )

  • No.714 by 天羽 唯織  2023-11-26 23:42:15 


うん。いこう。

ほんと普段飲まないから。少しだけにするよ。
友人というか、この家をかしてもらってるおじさんに貰ったんだけどね。

( 一緒に行こうと約束をすると、なんだかまたこうやってこれからすることを楽しみに思えば。箱の中からウイスキーの入った瓶が出てくると、やはり相手は銘柄を知っていたことにさすがだなと思う。知り合い、というかこの家のオーナーから貰った。何かと気にかけてくれているとてもいい人だ。自分は先程飲み会で少しばかり酒ものんでいるし、ほんの少しだけにしておこうと苦笑し。 )

  • No.715 by 斎藤 悠介  2023-11-27 00:36:05 



俺が傍に居るから飲みすぎてもいいんだけど。…成程、一緒に住むってなった時のご挨拶土産は酒で決まったな。

じゃあ、乾杯しようか。

( 酒をくれたのは聞く限り家主らしい。酒好きの自分と相性が良さそうで、今から話をするのが楽しみだ。軽く微笑みながらウイスキーの瓶を手に持つと2つのグラスに酒を注ぐ。初心者であればこのようにストレートではなくせめてロックで飲むのがいいと思うのだが自分の管理下で飲むのであれば一口二口はウイスキーの味を楽しむのも良いだろう。乾杯をしようとグラスを持ち低い位置で掲げ )

  • No.716 by 天羽 唯織  2023-11-27 00:52:10 


んー今ほんとすぐ酔いそうだからな。
絶対喜ぶと思うよ。

乾杯。
( 注がれたグラスを相手と合わせれば。まずはほんの少しだけ口に。当たり前だがアルコール度数が高く、それが最初にくるが、後から口の中に広がるウイスキーの味、思ったより飲みやすい。)

思ってたより美味しい。


  • No.717 by 斎藤 悠介  2023-11-27 21:26:22 



乾杯。
…やっぱり美味いな、香り高く飲みやすい。

味が独特だから苦手な人も多いんだよな…唯織さんの口に入る初めてのウイスキーがこれで良かったかもしれない。飲食店で出された安いハイボールで痛い目に合ってからというもの品質の善し悪し関係なくウイスキーの匂いを嗅ぐと吐き気を催す体質になってしまった友人がいて、その子の前では飲めないんだよね。

( グラスを合わせ、口へ運ぶ。比較的優しい味わいとふわりと鼻に通る香りに微笑むとウイスキーの鮮やかな琥珀色を見て目を細める。自分の好きな酒を彼も気に入ってくれたようで安堵の表情を浮かべると友人の話をひとつ零し )

  • No.718 by 天羽 唯織  2023-11-27 22:07:15 


たしかに。これは飲みやすい方からいいお酒だっていうのが分かる。大学時代、友人が結構ハイボール好きで勧められてたんだけど、なんとなく避けてたんだよな。悠介くんに教えてもらったら失敗ない感じがして安心する。

( 相手の話を聞くとやはりお酒は出会いが肝心だなと思うので、彼にこうやってお酒のことを教えて貰っていれば間違いはなさそうだ。しかし、美味しいとはいえアルコール度数は高いのでさすがにこのグラス分だけにしようと思いながら、自分の大学時代の話を混じえて。 )


  • No.719 by 斎藤 悠介  2023-11-27 23:27:19 



その時に飲まなかったのは賢明な判断だったのかもしれないな。…俺は結構酒が好きで昔から色々飲んでるから確かに失敗はしないかも。気になるけど手を付けれてない物とかあったら聞いてくれれば応えれると思う。

( 個人的にウイスキーはロックかストレート派なのだがハイボールが好きな人は多い。本人が美味しく飲める方法で飲むのが一番だと思うのだが人に紹介する時は本当に美味しいものを勧めてほしいだなんて頭の片隅で考えながらもグラスを傾ける。酒については幅広い知識を持っている自信があり、何でも話せるだろうと緩やかに口を開き )

  • No.720 by 天羽 唯織  2023-11-28 06:58:53 


ん、ありがと。…そういえば、悠介くん。今日なんであの飲み屋街にいたの?

( これで気になるけどやめよう、なんて選択はしなくて済みそうだなと嬉しそうに微笑む。少し身体がぽかぽかと温まってきたな、と僅かに酔いを感じれば、ふと今日彼と再会したときの場所を思い出して。彼も飲み屋街に用事があったのか、はたまた偶然通りかかっただけなのだろうか。相手に尋ねてみることに)

  • No.721 by 斎藤 悠介  2023-11-28 22:01:58 



( / 背後のみで失礼します!諸事情により本日明日、お返事が出来なさそうです。お待たせして申し訳ありません。 )

  • No.722 by 天羽 唯織  2023-11-28 22:08:51 



(/連絡ありがとうございます。私も今週からちょっとずつリアルが忙しく返信遅くなることありますので気にしないでください!のんびりリアル優先でやっていきましょう。またよろしくお願いします!)

  • No.723 by 斎藤 悠介  2023-11-30 21:11:29 



今は少し離れた所に住んでて、今日はたまたま近く通り掛かったから懐かしくなって立ち寄ったんだ。…唯織さんに会うと思ってなかったけど、今日出会わなかったらもう先が無かったかもしれないなんて思ったら幸運な巡り合わせだった。

唯織さんがあんな所に一人で居るの、意外で少し驚いたよ。

( 彼の笑みひとつで心が温かくなりつつ質問に応える。飲み屋街の空気は自分はまだしも柔らかな雰囲気を纏う彼には似つかわしくないなんて思うのは偏見だろうか、そんな考えを抱きながら緩やかに微笑む。出会えた偶然に対するものもあるがあんなに驚いたのは本当に久々で、あの時動揺が顔に出ていなかっただろうかなんて初な自分の考えについ軽く笑ってしまうと誤魔化すようにウイスキーを一口飲んで )


( / リアル優先有難いです!背後様もご無理なさらぬように…、また1日以上遅れる際はご連絡しますね。 )

  • No.724 by 天羽 唯織  2023-11-30 21:33:41 


そうなんだ。…ほんと、あそこで会えなかったらもう二度と会うことはなかったと思うと、本当に運が良かった。

いや、1人で出るつもりはなかったんだけど。みんな二次会に行く流れだったから、俺はやめとこうと思ったら、俺だけになっちゃって。
( この巡り合わせには本当に運が良かったと改めて感じる。もう彼に出会えなかったと思うと、変な輩に絡まれたとはいえあの飲み会を切りあげで帰っていたことも正解だったと思える。そもそも、教員同士の飲み会に参加することはなく、顔出しだけの予定だった。)


(/ありがとうございます!また宜しくお願いします!
温泉旅行イベントなどおいおいやりたいですね。)


  • No.725 by 斎藤 悠介  2023-11-30 22:31:54 



成程。みんな行きたがるよな、二次会。
流されず断れるのはいい子だ。ただ、今日はどうしようも無かったと思うけど、次からは俺呼んで。すぐに迎えに行くから。

( 表社会でも裏社会でもやはり人は変わらず飲んだ後にご機嫌に何故か彷徨いたくなるものらしい。飲み会の後にカラオケやBAR、女性や男性がいる店に行きたがる部下に毎度呆れながらカードだけ投げて帰るか一人で飲み直す事を思い出す。傍に居るのが恋人である彼だったら二人で次の店、となるだろうがいくら家族に近く親しくても他人は他人、付き合うくらいなら家に帰って少しでも眠るか自分の時間を過ごしたい気持ちが強い。苦笑いしながら話すも目を細めて視線を紛らわせれば柔らかな声でお願いを )



( / 温泉イベントいいですね。次別れて場面切り替えする際に温泉旅行いれましょうか!それか出会い直したばかりなのでデートとか入れた方が自然ですかね…? )

  • No.726 by 天羽 唯織  2023-11-30 23:53:03 


ん、わかった。そうする。
…というか、やっぱり俺大勢の飲み会好きじゃないからな。
こんな風に悠介くんと飲んでた方がいい。…といってもそんなに飲めないんだけどな。

( 相手のお願いには快く頷く。しかしながら、彼がいるなら尚更このような飲み会に参加することもこの先はあまりないだろう。元々大人数での会が苦手な方で、いつも壁にはりついているか末席で、横になった人と少し会話を交わす程度。学校の先生同士で特段仲のいい人がいる訳でもないので、飲み会に参加する理由もあまりない。グラスに僅かに残る琥珀色の液体を揺らしながら、そんな風に言うと苦笑して。)


(/そうですね。デートもありです!はさみますかね!)

  • No.727 by 斎藤 悠介  2023-12-01 19:47:10 



俺は幼少期から父さんに飲み会付き合わされてたから好きでも嫌いでも無いな。ただ長引くのが嫌なだけで…ふ、そう思ってもらえて嬉しいよ。

酒に少し弱い唯織さんも魅力的だし、そのままでいい。酔ってる姿は俺以外には見せたくないけど。

( 酔っ払いの悪ふざけも、大きな声も、だる絡みも慣れたもので。酒を揺らしながら苦笑する彼の言葉に本音を漏らす。一緒に飲んでいるだけなのにこんな心が穏やかで満たされているのは彼と離れてから初めてで、やはり自分の人生に相手は必要不可欠なのだと改めて自覚すればそれを口にしそうになるが流石に重たいかとグラスに残ったウイスキーと共に言葉を喉へ流して、その後に空になったグラスを見て少し考えるもゆるりと微笑んで )

もう一杯、頂いても?


( / そうしましょう!タイミング見てお誘いしますね!(蹴可 )

  • No.728 by 天羽 唯織  2023-12-01 20:59:43 


俺的には、悠介くんの酔った姿が見たいんだけど。
ほんと、お酒強いなぁ。

( 酔った姿が魅力的だなんて、そう言われてもぴんとこないが、その言葉には少し恥ずかしそうに笑って。しかしながら相手が本当に酔っ払ったらどうなるのだろうか。「どうぞ」と言うと、空になった相手のグラスにウイスキーを注ぎ。自分はこれ以上飲める気がしないので、今ある分を飲み干しては、グラスを置いて。 )


  • No.729 by 斎藤 悠介  2023-12-01 22:19:39 



俺の?
確かに酒は強い方だな。住吉とか本当に身近な人にしか酔ってる所見せたことないけど聞いた話ではそこまでの変化はないかもしれない。

( 自分の酔った姿なんて、と思ったが彼の酔う姿を愛おしいと思うように相手もそう思ってくれるんだろうかと感じながら過去の記憶を振り返る。周りから聞いた話をするも緊張感の無い自宅で独りで飲んで潰れている時は客観的に見るにも耐えない状況で、それに彼を巻き込んだらと考えるだけでゾッとする。少しばかり気を張ると注いでもらったウイスキーを見て礼を言った後に口に運び )

  • No.730 by 天羽 唯織  2023-12-01 22:48:35 


んー、そっか。
…なんか、ずるいなぁ。

( お酒が本当に強い人はやはりどれだけ飲んでも変わらないのだろう。ちょっとばかりつまらなさそうな表情をすると、頬杖をついて。やはり酔いが回ってきて睡魔が襲ってきている。ひとつ小さく欠伸をすると、「…眠くなってきた」と小さく呟いて。)

  • No.731 by 天羽 唯織  2023-12-03 12:37:03 



(/ちょっとやってみたい設定が思いついたのでメモがてら置いておきます!!
①悠介くんに許嫁がいた
②唯織のことを過去に虐めていた男が現れる

余裕があればやってみたい!程度で)

  • No.732 by 斎藤 悠介  2023-12-03 23:50:36 



( / 昨晩は書きながら寝落ちしてました、すみません…。本日も先程帰ってきたばかりでお返事難しそうです。お待たせして申し訳ありません、明後日までにはお返事致します…!

設定めちゃくちゃいいですね!両方とも魅力的なのでひとつずつ練っていきましょうか! )

  • No.733 by 天羽 唯織  2023-12-04 00:36:22 



(/本当にお疲れ様です!お返事ゆっくりで構いませんので!)

  • No.734 by 斎藤 悠介  2023-12-05 12:38:18 



…ふ、今度は唯織さんはソフドリで俺だけ酔うまで飲んでみようか。唯織さんの前だったら変に悪酔いはしないと思うが、俺も知らない一面が出てきたりするかもしれない。

眠いなら今日はもうお開きにしよう。寝室まで運ぼうか?

( 珍しい表情と言葉につい笑いを零せばひとつ提案を、事前に心構えをしていれば下手な事には多分ならないだろう。呟き通り眠たげな彼を見るとグラスの中に残ったウイスキーを喉に流して空にすればテーブルに置き、ゆるりと手を伸ばしてほんのり赤らんだ頬を愛おしげに撫でると目を細めて )


( / 遅くなってすみません!お気遣いありがとうございます! )

  • No.735 by 天羽 唯織  2023-12-05 17:26:16 


いいね。賛成。

んー?大丈夫…。自分で行ける。
( 彼の提案には小さく笑って賛成し。酔いは感じているが、歩けない訳では無いので大丈夫だと言いつつも、撫でられた手が心地よくてそれに擦り寄るとなんだか離れ難い気持ちになる。)


(/おかえりなさい!私も最近多忙で、お返事遅くなるかもしれませんので!気にしないでください。)

  • No.736 by 斎藤 悠介  2023-12-05 22:35:57 



そう?少し残念だな…分かった。
じゃあ、俺は片付けしてから寝室行くから唯織さんは先に……やっぱり一緒に行こうか、片付けは明日の朝にしよう。

( 微かに口端を上げて軽く頷き、テーブルに並ぶグラスを見て手を離そうとするも擦り寄られるとどこか擽ったい気持ちが胸を掠めればそちらに視線を戻し、少しばかり身を乗り出すと彼の額に触れるだけの口付けを落として席を立ち )


( / ありがとうございます!師走はバタバタしますよね…背後様も遅れても気になさらないで下さいね。 )

  • No.737 by 天羽 唯織  2023-12-05 23:39:43 



うん…
行こっか
( 自分についてきてくれると知ると嬉しそうに微笑んで。立ち上がるとゆっくりと歩みを進めては寝室へ。部屋に着く頃には、さらに眠そうな様子に拍車がかかっており。)


(/この後デート編にとばしましょうか?)

  • No.738 by 斎藤 悠介  2023-12-06 19:57:55 



( 共に階段を上がり寝室へと入れば今にも眠ってしまいそうな彼を見て微笑みながらゆっくりとベッドに横たわる。落ち着く香りにこちらも眠気が襲ってくるとそのまま彼を抱き締めて目を瞑り、静かな部屋で小さく呟くように告げて )

…おやすみ、唯織さん。


( / そうしましょうか!場面変えてデート当日にしましょう。場面変更後の先レスは個人的にはどちらからでも大丈夫ですのでこっちに頼みたい!という感じでしたら仰って下さい! )

  • No.739 by 天羽 唯織  2023-12-06 20:16:25 



───


( 今日は久しぶりに彼と出かける約束をした。タートルネックの白のセーターに、黒のパンツ、グレーのダッフルコートを身にまとい出かける準備を。髪は邪魔にならないよう後ろで1つに結うと、いつものように眼鏡をかけてから家を出る。玄関先に待っている車を見ると駆け寄り助手席へ。)

ごめん、まった?



(/当日に飛ばしてみました!行き先はどうしましょう?映画、美術館、水族館…いろいろありますね…)

  • No.740 by 斎藤 悠介  2023-12-06 21:34:55 



( 出会った日から関係が戻り、彼からの些細な連絡さえも幸せで部下の前で何度表情が緩みそうになったか数え切れない。朝スッキリと目覚めればシャワーを浴びた後に黒いテーラードジャケットに緩めのパンツ、白いシャツでモノクロに整え、シルバーのピアスはそのままで彼の家へ向かう。到着するとメッセージを送り、待っている間に仕事の連絡をチェックしていたが玄関の扉が開いて彼が姿を現すと直ぐに画面を閉じて )

大丈夫、待ってないよ。
……──今日も綺麗だね。

( 助手席に彼が乗るのは二度目で、まだ見慣れない幸せな光景に思わずゆるりと微笑む。思った事を自然に口から洩らした後に軽く頭を撫でると「行こっか。」と車を発進させて )


( / ありがとうございます!完全にこちらの欲なのですが水族館はどうでしょう?唯織さんとペンギンとかイルカショーとか観たい…… )

  • No.741 by 天羽 唯織  2023-12-07 01:16:36 



( 彼の運転する車に乗るのも、大人びた彼を見るのも未だに慣れず少しドキドキしてしまうが、そこは悟られないように。と思っているのだが、さらっと出る褒め言葉にはさすがに恥ずかしそうにしつつ「ありがと」と礼を。)

…水族館なんていつぶりだろう。かなり楽しみなんだけど。

( 今日の目的地についての話題を口にすると微笑み。水族館なんて訪れたのは恐らく10代の頃が最後。家族3人で行った記憶がある。こんなことは言えないが、柄にもなく今日が楽しみで昨日の夜は寝付けなかったくらいで。)


(/いいですね!!水族館に行く流れにしました!そしたら背後ひっこみますので、また何かあれば言ってください!蹴可)

  • No.742 by 斎藤 悠介  2023-12-07 22:24:59 



俺も久しぶりだし楽しみ。
今の時間から行ったらイルカショーとか間に合いそうだな…後、クラゲが見たい。トンネル型の巨大水槽にいるらしい。

( 彼が楽しみにしてくれていた事に嬉しくなるが実はこちらも同じ気持ちで、昨晩は水族館のマップをネットで眺めたりスケジュールを再度確認をしたりと久方振りにわくわくした気持ちを抱いていた。前方に置いていた目線を一瞬だけ時計へと移すとメインイベントには計算通り時間に余裕があり、ゆっくりと見回れそうだと思えば行きたい場所を口にして )

  • No.743 by 天羽 唯織  2023-12-08 06:53:55 


へぇ、きっと綺麗だろうね。
ペンギンとか、アザラシもいるかな…。
小さい頃だけど、父に買ってもらった大きなペンギンのぬいぐるみが本当に好きでさ、抱き枕にしてたの思い出した。

( クラゲの水槽は今から行く水族館でも人気のスポットらしい。自分も口々に楽しみであることを呟くと、ふとペンギンにまつわる昔の話を思い出しては、小さく笑って。)

  • No.744 by 斎藤 悠介  2023-12-08 22:49:38 



確かいたと思う。
何それ可愛いな。幼少期の唯織さんか…まさに天使だったんだろうな、お願い事をされたら何でもしてあげれる自信がある…それは今もだけど。

( 事前に頭に入れた水族館の情報ではペンギンもアザラシもいた。彼の昔の話にこちらも微笑ましくなって笑い、幼少期の彼を思い浮かべれば更に表情が緩んでしまう。今でも綺麗で、生ける芸術のような姿をしているのに幼い頃なんて天使以外の何物でもないだろう。自分の幼少期はどうだったか、なんて考えながらも楽しげに話して )

  • No.745 by 天羽 唯織  2023-12-08 22:56:42 



ふ、なにそれ。

( 他愛もない会話に小さく笑うと、こちらも彼の幼少期を想像し。子供の頃の彼に会ってみたいな、どんな子供だったのだろうか、などと想像は膨らむばかり。そんな会話ひとつひとつが本当に楽しくて、あっという間に気が付くと目的地について。)

…ついた?


  • No.746 by 斎藤 悠介  2023-12-08 23:45:12 



ん、到着。行こうか。

( 目的地に到着すれば広めの駐車場に車を停めて降りる。駐車場から水族館の入口へと歩みを進めて行くと休日だからか人が多くなっていき、はぐれてしまう程の混雑さでは無いが静かに彼の手を握る。自分よりも体温の低い指先に自然と2年前に少し緊張して手を握った初々しい記憶を思い出して口端を微かに上げ )

…相変わらず、手は冷たいんだね唯織さん。寒くない?

  • No.747 by 天羽 唯織  2023-12-09 02:17:00 


ん、寒くない。
悠介くんの手は、やっぱりあったかい。

( 親子連れやカップルが自分たちと同じように入口へ向かうのを見ていると、やはり人気だということがわかる。ふと自然に握られた手があたたかく、自分の手がやはり冷たいのだということが分かるが、寒い訳ではなく。落ち着く体温に、微笑んでその手を握り返すと入場口へ。)

  • No.748 by 斎藤 悠介  2023-12-10 15:49:46 



なら良かった。
そう?昔と変わってなくて良かった。誰かと手を繋ぐなんて唯織さんと離れて以来してなかったから。

( 高校時代であれば懐かしいことに厚かましく自分の体温で暖をとろうとする友人や後輩達がいたがそこからも離れ、自分に普段手を握る以前に触れる事の出来る人物なんていなかった為にどこか新鮮な気持ちがじわりと湧いてくる。入場口へと到着すれば事前にスマホで買っていた入場券を画面に表示させればバーコードを読み込んでもらい、チケットを2枚受け取る。その一枚を彼に渡して )

  • No.749 by 天羽 唯織  2023-12-10 16:54:37 


俺もだよ。
あ…、ありがとう。

( 自分も彼以外に手を繋ぐ人もいなければ、繋ぐ場面などまずはない。自分以外にそういった相手がいなかったと知ると、心のどこかで自分がいない間に恋人でもいたらどうしようかと思っていたのも杞憂だとわかり、ほっとして。チケットを受け取ると、礼を言って。もう支払われていたのだと分かると「お金、後で渡すよ」と伝え。)

  • No.750 by 斎藤 悠介  2023-12-10 19:31:11 



それは嬉しいな。
どういたしまして。じゃあ水族館の中にレストランがあってそこで昼食をとる予定だからそこは任せようかな。席からは大型水槽が一面に広がってて、エイやジンベイザメとかが泳いでるらしい。ランチに合わせてイワシの群れが踊り泳ぐショーがあるみたいで……何故、それに合わせるのか謎だったんだがコースメニューにはイワシのソテーも出るらしくて、俺は平気だけど唯織さんは大丈夫?

( こちらと同じだと言うことに嬉しさを感じてゆるりと微笑むと手を握り直す。正直全て自分持ちで良いのだが伝えられた言葉は想定内で、気を遣わせないように入場料とほぼ同額のレストランを予約しておりそれを話すも若干気まずそうに苦笑いすれば一応確認を )

  • No.751 by 天羽 唯織  2023-12-10 21:12:28 


はは。群れを見ながらその魚食べるのってなんか斬新だな…。ん、大丈夫だよ。じゃあいこっか。

( 大型水槽を眺めながらの昼食にそんな仕掛けがあろうとは。思わず小さく笑うと発想力がすごいと尊敬して。中へと進むと最初のエリアに辿り着き。少し暗めの館内、大きな水槽には色とりどりの魚たち。水槽の近くに行くと目を輝かせて、その魚が泳ぐ姿にみとれて。 )

綺麗だな…。

  • No.752 by 斎藤 悠介  2023-12-13 11:10:04 



子供だったらトラウマ確定だと思うんだけど…そういうのも食育って話になるのか。

…本当に綺麗だな、

( 少し考えつつも共に中に進む。照明が少し落とされた館内の先には深い青色に光る大型水槽、まるで彼の瞳の様だと全体を眺めていたが耳に入った声に軽く頷くと緩やかに泳いでいる魚に目を移す。小さな魚だけでは無くエイや大きな魚も泳いでいて見ていて退屈しない。ふと彼に視線を落とし、水槽に夢中な横顔を見て心が温かくなるのを感じつつ彼の横髪を指先で撫でて )

こういうの見ると一緒にゆっくり泳ぎたくなるんだよな、…来年の夏は泊まりで海に行こうか。ダイビングやBBQ、楽しそうじゃない?

  • No.753 by 天羽 唯織  2023-12-13 16:39:44 


ん、いいね。
俺、こう見えて泳ぐの得意なんだけど、ダイビングは経験がなくてさ。やってみたいと思ってたんだ。

( 横髪に触れた感触に、くすぐったそうに微笑むと、彼へと視線を移して提案に賛同する。完全なる文化系ではあるが、昔スイミングだけは習っていたこともあり、泳ぐのは好きで。次のエリアに行こうと歩き始め。)

  • No.754 by 斎藤 悠介  2023-12-13 19:36:45 



泳ぐの得意なんだ、少し意外だな。
じゃあ来年はダイビングをしよう。泳げるならすぐ楽しめると思う。魚と一緒に泳ぐ非日常感があってイルカに出会った日は凄く幸せな気分になれる。
潜って日が差す頭上を行き交っている魚を見上げながらぼんやりするの、本当にお勧め。

( 偏見は宜しくないと分かっていても彼は運動面は得意ではないかもしれないと思い込んでいたところがあり、外見、芸術だけでも恵まれているのに天は二物を与えずなんて言葉は誰が言ったんだと僅かに驚く様子を見せるも直ぐに微笑むとダイビングの魅力を語る。次のエリアは小さな生き物達をテーマとした空間で、複数並べられた小さめの水槽の中にはタツノオトシゴ、クリオネ、クマノミ等が泳いでいる。角にあった水槽の中は何も展示されていないように見えたがひょっこりとチンアナゴが顔を出せば自然とそちらに足を向けて )

何この子、可愛い。

  • No.755 by 天羽 唯織  2023-12-13 20:00:29 


ふ、泳ぐのだけはね?それ以外の運動はめっきりダメなんだ。
…へぇ、考えただけでもすごくワクワクする。

( やはり自分はかけ離れたイメージなのだろう。相手の反応に小さく笑うと、それでも水泳以外は本当にできないと伝えては、歩みを進める。彼の話すダイビングのよさに、それはぜひとも体験してみたいと少し目を輝かせては楽しげに。ふと彼の注目する水槽を一緒に覗き込むと、そこには細長い生き物。マスコットキャラクターで存在は知っていたが、本物を見るのは初めてで。)

え、かわいい。ふだんは潜ってるんだね?


  • No.756 by 天羽 唯織  2023-12-17 16:36:22 



(/体調など崩していないでしょうか?師走もこちらは仕事が忙しく中々顔を出せませんが、お休みに入りましたらまたゆっくりお返事出来たらと思います。よろしくお願いします!)

  • No.757 by 天羽 唯織  2023-12-22 17:02:46 


(/あげておきます。無理なさらず、返信できる時で構いませんので、お待ちしてます!)

  • No.758 by 天羽 唯織  2023-12-29 07:50:57 


(/あげておきますね。)

  • No.759 by 斎藤 悠介  2023-12-31 02:36:26 



( / 空く場合は連絡すると言いながらも長い間、ご連絡出来なくて申し訳ありません…今年度内は少々お返事難しくなります。1月上旬か、中旬には顔を出せると思いますので我儘になってしまいますが待って頂けると嬉しいです。 )


  • No.760 by 天羽 唯織  2023-12-31 03:09:57 


(/連絡ありがとうございます。いくらでも待ちますので、時間が出来ましたらまた御相手お願いします!)

  • No.761 by 天羽 唯織  2024-01-15 00:07:31 


(/遅ればせながら、あけましておめでとうございます!今年も時間があるときにでもお相手いただければと思っております。よろしくお願いします。)

  • No.762 by 天羽 唯織  2024-02-09 19:11:58 


(/お久しぶりです。お元気でしょうか?
また、時間に余裕がありましたらやりとり出来たら嬉しいです。お身体に気をつけてお過ごしください!)

  • No.763 by 天羽 唯織  2024-03-05 21:37:52 



(/お久しぶりです、お元気でしょうか?御相手いただけるようでしたら嬉しいです!時間に余裕が出来た時でいいので、またやり取りできる日を待ってます。)

  • No.764 by 天羽 唯織  2024-03-31 22:07:15 


(/お久しぶりです。久方ぶりにこちらに顔を出したのであげさせていただきます。また、お時間があればでいいのでお相手していただけたら嬉しいなと思っております。お身体にお気をつけてお過ごしください。)

  • No.765 by 天羽 唯織  2024-04-13 00:27:59 


(/あげておきます。背後様が気づいてくれますように…)

  • No.766 by 斎藤 悠介  2024-04-29 02:13:26 



( / 顔を出すと言いながらの長い間の空白、本当に申し訳ありませんでした。現在、前よりは時間が出来たとはいえまだ生活は忙しなく、またやりとりをさせていただいても波がありご迷惑をお掛けすると思います。沢山の幸せを下さった唯織さんと背後様にこれ以上気をかけて頂くのは申し訳ないので出来るならここで終わりにしたいと思っております。  )


  • No.767 by 天羽 唯織  2024-04-29 06:35:30 


(/お久しぶりです。ご連絡ありがとうございます!
悠介くんには本当にたくさんの幸せをいただきました、感謝しかありません!これまで本当にありがとうございました。背後様も、これからもどうぞご無理なさらず。またどこかで出会えたらそのときはよろしくお願いします!)

  • No.768 by 斎藤 悠介  2024-09-17 21:49:26 



(/お久しぶりです。最近日常が落ち着き、ここへ戻ってこようと思った時にふと唯織さんを思い出して来てしまいました。もし、まだ背後様がいらっしゃるなら話し合って新しいお話を一緒に紡いでいきたいと勝手ながらに思ってます。自分勝手で本当に申し訳ないです.....一緒に過ごした日々が本当に楽しかったので、またご縁があればお話できたらと思ってます。 )

  • No.769 by 天羽 唯織  2024-09-20 21:51:35 


(?お久しぶりです。お元気でしたでしょうか?久方ぶりにこちらを覗いたタイミングでこのスレを発見して、びっくりしました。こちらも悠介くんと過ごした日々を時折思い出しておりましたので、よければこちらこそぜひお相手をお願い出来たらと思っております。)

  • No.770 by 斎藤 悠介  2024-09-23 08:55:56 



(/忙しいながらも元気にしてました。結構時間が経っていてお返事を頂けると思ってなかったのでとても嬉しいです!ありがとうございます。またよろしくお願いします!これからしてみたい、今興味のある設定とかありますか?)


  • No.771 by 天羽 唯織  2024-09-23 13:20:28 


(/こちらこそよろしくお願いします!そうですね…まずこれまでの設定を引き継いでいく流れでやるか、それとも別設定を考えてやっていくか…どちらがいいとか希望ありますかね?)


  • No.772 by 天羽 唯織  2024-09-23 20:30:02 


(/色々と考えていたのですが、このまま再会して一緒になる2人の流れでまた物語を再開するとしたら、例えば悠介くんの婚約者なんかが出てきて…とかっていう設定を想像してみたり、あとは学園時代に戻ってというのもいいかなと思ってみたり…。名前やキャラの設定はあまり変えず、立場逆転してみるストーリーなんかも面白そう…(悠介くんが教師で、唯織が生徒)。なんか考えている内に妄想が止まらなくなって書き込んでしまいました…!何か他にも案があれば!!)

  • No.773 by 斎藤 悠介  2024-09-24 19:57:25 



( /背後様と絡みたいけどどうしようかな、と考えていたんですが素敵すぎる案が...!大好きな唯織さんの学園時代、見た過ぎます!!学園系なら自然とイベント発生率高くなりますし...そっちの方がお互い馴染みや愛着がありますしいいかもしれませんね、背後様がよかったらそれでさせて頂きたいです。背後様もそれで!と仰るならあまり設定あまり変わらずの新しいプロフを投下させてもらって始めれたらと!)


  • No.774 by 天羽 唯織  2024-09-24 20:08:05 


(/仕事から帰宅したら丁度スレが上がっててびっくりしました笑タイミングが素敵です。
うわぁ、こんな主得な案に乗っていただきありがとうございます…!!では唯織が生徒ということで、ちなみに悠介くんは先生設定にします?それとも先輩とかっていうのも新鮮かな…。学園ものは楽しいですよね!2人は知り合っていない設定からがいいですかね?それとも恋人になってるところから、とか…希望あれば!物語をまたゆっくりと紡いでいくのでしたら前者もありかなぁと思っております。)

  • No.775 by 斎藤 悠介  2024-09-24 20:26:55 



(/運命的すぎですね...!笑
いやいや、私的にもどストライクすぎます!先輩設定、めちゃくちゃ惹かれたんですが教師×生徒の禁断の恋系が今はしたいので悠介が先生設定でお願いします!個人的にはゆっくり紡ぎたいので出会いの知り合う時からがいいです!こちらの一目惚れか両思いで距離を詰めていくというのも素敵...今後煮詰まって次に、な時は同級生か先輩後輩の設定でやりたいですね...!)

  • No.776 by 天羽 唯織  2024-09-24 20:56:46 


(/素敵ですね…!では先生になった悠介くんを楽しみにしています!いいですね、両片思いも捨て難いのですが、どちらからかの片思いから、というのもいい……!そうしましたらとりあえずプロフ大きく変更せず、再提出させていただければ、と思うのですが。しばしお時間いただきます!)

  • No.777 by 斎藤 悠介  2024-09-24 21:10:50 



(/ありがとうございます!
楽しみすぎて先に練っていたので教員悠介のプロフを先に投下させていただきます。唯織さんの時間はどれだけかかっても大丈夫です!)



名前 斎藤 悠介(さいとう ゆうすけ)
年齢:27
職業:教師(社会)

容姿 179cm。少し明るめの癖のかかった茶髪、ピアスを左右に1つずつ。ダークグレーの上下スーツに白シャツ、たまにネクタイ。生まれつきの髪とは違い、意図的なピアスは教頭に日々叱られるがにこやかに躱している

性格 フレンドリー。世話焼きだが不器用で空回りすることも。いつもへらへらしているが生徒や親しい相手の悩みに対しては真剣に対処する。少々冷酷な面もあり、大切な人を守るためなら手段を選ばない。

備考
軽音部顧問
社会では経済学を得意としており大学に進学してる生徒から相談事も多々。
たまに「斎藤先生がイカつい人と話してたのを見た」との噂もあるがにこやかにはぐらかし、噂が広まることは無い。

  • No.778 by 天羽 唯織  2024-09-24 21:18:05 


名前:天羽 唯織( あもう いおり )
年齢:17(高校2年生)

容姿:身長176cm。細身で色白。プラチナブロンドの髪を肩より少し長めに伸ばしている。前髪は自然に流しており少し目にかかる。後ろでひとつに結っていることが多い。長いまつ毛の下から覗く瞳は、深海のような暗めの青。整った顔立ちだが、あまり顔を見られるのが好きじゃなく眼鏡をかけている。

性格:穏やかで優しい。滅多に感情を顕にしない。マイペースで少しだけ抜けているところがある。人の話を聞くのが上手いが自分のことを話すのは下手。人付き合いに関しては全く問題ないが、人との関わりを避けている部分もある。普段はゆるっとしているが、絵のことになると真剣。結構頑固者だったりもする。

備考:油絵専攻。美術部に所属している。将来は画家になりたいと思っているため、高校卒業後は美術大学にいきたいと考えている。父がフランスの画家、母は日本人のピアニスト。両者とも海外で活躍しており、日本にはいない。自分の容姿については幼い頃から人と違うことをからかわれてきている。ずっと眼鏡をかけているが、視力はいい。親の知り合いである大家さんから借りた一軒家に住んでいる。猫好きで、最近拾ってきた小さな猫と一緒に暮らしている。「海」という名前のアメリカンショートヘアの女の子。



(/高校生の唯織に合わせてプロフを変更してみました!おおきくはかわっていませんが、もし何かあれば仰ってください!)

  • No.779 by 斎藤 悠介  2024-09-24 21:29:14 



(/相変わらず唯織さんが素敵で何も言うことはありません...!こちらにも希望の変更点が無かったらこちら先レスで始めさせてもらおうと思うのですがいかがでしょう...?)

  • No.780 by 天羽 唯織  2024-09-24 21:32:10 


(/ありがとうございます!!こちらも先生になっても素敵な悠介くんにドキドキしております!では、お言葉に甘えまして…先レスよろしくお願い致します!)

  • No.781 by 斎藤 悠介  2024-09-24 21:59:12 



( 遅くもあるが徐々に涼しくなってきた夏休み明けの秋口。2年の社会を担当していた教員が育休に入り暫くの間担当が自分に移り、初めての授業。思ったより教室は静かで3年の授業をするよりスムーズだ。冗談も通じてやりやすいことこの上ない。軽い談笑を含めて授業を進めていたそんな中、少々気を惹く生徒がいた。日光に当たってきらきらと輝く白金の髪、眼鏡の奥に見える瞳は深海のように綺麗で引き込まれるようだった。授業終わり、珍しいからか生徒に囲まれ教材を片付けていたが一人では運び切れそうにない教材を見て一瞬黒板に目を移した後にふと声を掛け )

あー...日直の天羽くーん、良かったらなんだけど運ぶの手伝ってくんない?



(/最初なので少々長めになってしまいました...すみません!よろしくお願いします!)

  • No.782 by 天羽 唯織  2024-09-24 22:19:39 



( 育休に入った代わりに2年生の社会を教えてくれることとなった斎藤先生。前々から女子生徒の間でも人気があり、さらにはそのフレンドリーさから男子生徒からも支持が高い。今日の1時間の授業でその理由が何となくわかった気がする。話が面白いだけでなく授業はとても分かりやすかった。休み時間に入ると日直であった自分は黒板を消し、生徒に囲まれている先生を少しだけ横目に見ながら元に戻ろうとしたとき。まさかの声かけに目を丸くして。周りの女子生徒からずるい、と言った視線を向けられているのには少しばかり困ったが、断る理由はないため返事をすると相手の元へ)

え?…はい、わかりました。
これ持っていけばいいですか?



(/初回ありがとうございます!!わー悠介くんが先生してる!!と興奮してしまいました笑 こちらも少し長めになりましたが、よろしくお願いします!)

  • No.783 by 斎藤 悠介  2024-09-25 08:31:36 



そう。ありがと、筋力はあるタイプなんだけど流石にこの量は面倒いなって思ってたから有難い。

みんな、次の授業あるからごめんね。また話そ

( 自分へと寄って来てくれた彼、流れるプラチナブロンドの髪が本当に美しい。表情を綻ばせ礼を言うと教材の半分以上は手に取り、周りをへらりと笑ってあしらってから教室を後にする。廊下を少し歩いた所で振り返り )

本当にありがとう。すれ違ったことはあるけどちゃんと話すのは初めてかな。確か、美術部だよね?去年の文化祭の絵がすごく綺麗だったからちょっと天羽くんの事気になってたんだよね。



(/こちらこそ!生徒の唯織さんがもうすでに愛おしいです笑 色々イベント発生させたりする予定なので、その時はご相談させてもらいますね!!(蹴可)

  • No.784 by 天羽 唯織  2024-09-25 19:02:23 



え?俺の描いた絵見てくれたんですか?
…なんかそうやって感想言ってくれる人って中々いないからちよっと恥ずかしいです。
( 教材を手に持てば教室を後にして。そのまま歩いていれば振り返りこちらを見た相手に視線を移し、まさかの言葉にメガネの奥の目を僅かに見開いて。勝手な想像だが相手は絵には興味はないだろうと思っていたため、びっくりしたのだ。その後は褒められなれていないのか少し困ったような、しかしながら恥ずかしそうな何とも言えない表情を浮かべて。)

  • No.785 by 斎藤 悠介  2024-09-25 20:13:24 



うん。俺、あんまり美術に触れて来なくて詳しい事は分からないんだけど「あー、凄いな」って思った。

あの時は美術部の顧問の先生に"すごい生徒がいる"ってゴリ押しされて見に行ったんだけど行って正解だった。
天羽くんの絵を見てからちょっと絵画とかに興味湧いたし...ふは、恥ずかしがらせてごめんね。でも本当に綺麗だったよ、今年のも楽しみにしてる。

( 眼鏡越しに視線が合ってそのまま立ち止まる。正直な気持ちを話すと相手の少々恥ずかしそうな表情と言葉に胸が微かに温かくなりゆるやかに目を細めて笑うと、教材から片手を離してポンと軽く頭を撫で )

  • No.786 by 天羽 唯織  2024-09-25 20:31:00 



…はい、頑張って描きます。
( 自分より少しばかり大きな手が頭に触れて撫でられると妙に落ち着く感じにほっとして。相手の言葉は実は涙が出そうになるくらい嬉しいもので、少し俯くとこくんと頷き。今年も文化祭までに絵を描くのだが未だ手をつけていない状態、というよりもテーマが決まらず描けないでいることは言えず。教材を持つ手に自然と力が入ってしまって)



  • No.787 by 斎藤 悠介  2024-09-25 20:56:05 



…どした?なんか不安な事でもある?
他の先生よりちょっと見た目派手で頼りないかもしれないけど、何か悩みあるんだったら聞くよ。

ほら、顔上げて。無理強いはしないけど、言えるなら言ってごらん?

( 相手を見ていて少し感じた違和感、勘違いなら申し訳ないが生徒、それに気になる子が何かを抱えているなら支えになりたい。冗談を交えつつ先程よりは優しく、ゆっくりと慎重に言葉を発すると柔らかな笑顔で微かに小首を傾げて )

  • No.788 by 天羽 唯織  2024-09-25 22:46:50 



…、実はテーマが決まらなくて。未だに描き始められてないんです。文化祭に展示するためにはもう描いてないと間に合わなくなるし、それで悩んでて。

( 相手からのまさかの声掛けに少しだけ顔を上げれば、眼鏡の奥で瞳を揺らしながら困ったようにそう言い。担任でもない、ましてや顧問でもない先生にこんなことを相談しても、といつもなら思うのかもしれないが、何故だか目の前の先生には話してみようという気になったようで。)

  • No.789 by 斎藤 悠介  2024-09-26 17:04:09 



なるほど、テーマか...。

んー......そうだ。今度の土曜に俺、ツーリングに行くんだけど天羽くんも付き合ってくれない?
アイデアが浮かばない時は外に出たらいいってどこかで聞いたんだよね。そうじゃなくても気分転換になればって思うんだけど、どう?

( 話を聞いて悩みの種が分かり、ほっとするも解決策がパッとは浮かばず少し悩んで間が開くが思いついたように声を上げるとにこやかにひとつの提案を。いきなりの誘いで驚かせてしまうだろうか、なんて考えたが少し気になる子の悩みを解決できればと)

  • No.790 by 天羽 唯織  2024-09-26 17:31:30 



ツーリング?
…え、でも俺なんかついて行ってもいいんですか。

( 次の瞬間相手からの誘いの言葉には不思議そうな表情を浮かべ。ツーリングという言葉にピンとこなかったが、そういえば授業で先生はバイクに乗るのが趣味だと言っていたなと思い出して。しかしながら、突然ついていっては迷惑ではないだろうかと眉を八の字に下げて不安げに聞き、内心としてはせっかくのお誘いなのでもちろん行ってみたい気持ちが大きくて。)

  • No.791 by 斎藤 悠介  2024-09-26 18:31:35 



俺なんかって...全然いいよ、てか来て欲しい。
一人より二人の方が楽しいし、天羽くんと行きたい。

それに、今回行きたい所カップル多そうなんだよな...中に泉がある洞窟なんだけど、差し込む光がその泉に反射してハート型みたいに見えるんだって。近くにコスモスとかススキとかめちゃくちゃ綺麗に見える草原があるらしくて、見に行きたくてそこに決めてたんだけど...天羽くんが一緒じゃないと先生、心細くて行けないかも。

( 拒否される事も想定していたが思ったより好感触で胸が微かに踊る。不安そうな顔を見て可愛い、だなんて思うが口には出さずにくつくつ喉を鳴らして笑い、無遠慮に頭をわしゃわしゃ撫でるとその後にわざとらしく悩ましげな表情を浮かべてつらつらと言葉を並べつつ肩を竦めて )

  • No.792 by 天羽 唯織  2024-09-26 20:00:47 


……行きたいです。お願いします。

( 不安げな表情は相手の話を聞く度に少しずつ期待に満ちた表情になり。頭の中でまだ見ぬその景色を想像するだけでワクワクとし、なんだかそこなら自分の探し求めているものが見つかるきがして。ぺこりと頭を下げると言葉に甘えてお願いを。しかしながら先生ならば相手なんて探せばたくさんいそうだがと思いつつもそれは言わずに)

  • No.793 by 斎藤 悠介  2024-09-26 20:24:42 



...ほんと、可愛いね。
ちょっと待って、デート...ってかお出かけの打ち合わせの為に俺の連絡先書くから。

( 好ましい返事に表情を緩めれば小さな声で本音を呟くも、何事も無かったかのように片手でシャツの胸ポケットからメモ帳を出すともう片方で持っている教材の上でさらさらペンを走らせて連絡先を流し書く。それを差し出すと一応、と自身の唇に人差し指を立てて )

連絡交換したのは友達にも内緒ね、こうやって交換するの、天羽くんが初めてだから。

  • No.794 by 天羽 唯織  2024-09-26 20:38:15 



あ、はい。
…そうなんですか。分かりました、秘密は守ります。

( 可愛いとか、デートとか聞き馴染みのない単語には不思議そうにするも、特に気に留めないことにして。連絡先の書かれた紙を貰えば、嘘か本当かは分からないが生徒と交換するのは初めてという相手の言葉に意外そうな顔を示しつつ、ポケットにしまい。最近では教師と生徒との連絡先交換などはよろしくないということは知っているため一度頷くと絶対人には言わないと約束をして)


  • No.795 by 斎藤 悠介  2024-09-26 20:56:00 



いい子。じゃあ教材運んじゃおうか、次の授業までの時間もあるし。

( 本当に初めての出来事で、一方通行だった場合は少々ひやひやもするが上や周りに知られた所で元サヤに戻るだけ、と思い切り、相手の初心な様子に内心キュンとしつつも顔を上げて教材を両手に抱え、廊下先の職員室へと視線を移す。腕時計を見た後声を掛けて止めていた歩みを進め )

  • No.796 by 天羽 唯織  2024-09-26 23:37:03 



はい!

( 不思議と相手に「いい子」だなんて言われても嫌には思わず。少しくすぐったいような感覚になると、また自分も相手の後を追うように教材を運び、目的地である職員室まで教材を運び終えると、ぺこっと相手に頭を下げて挨拶をした後に「失礼しました」と職員室を出て、教室へといつもより軽い足取りで戻っていき)




  • No.797 by 斎藤 悠介  2024-09-27 20:00:06 



ありがとう、天羽くん。またね

( そのまま職員室に着くと自分の席に教材を置き、挨拶されれば礼を述べて背中を見送る。その後は授業をしたりと特に変わったことは無かったが一瞬だけふと頭の中に彼の顔が浮かぶ事が増えた。教師として少々良くない気もするがそれを無視していつも通りの日常を過ごし )


────


( 勤務が終わり、時刻は20時を回った所か。家に帰るとスーツのジャケットを脱いでハンガーに掛ける。適当にテレビを点けてソファに深く座り煙草に火をつけた所で胸ポケットに入っていたスマホを眺め、ポツリと呟き )

天羽くんからの連絡はまだ、か。
まあ焦ってもしょうがないしな

  • No.798 by 天羽 唯織  2024-09-27 22:25:26 



( 部活が終わりいつもより帰りが遅くなってしまい、帰宅する頃には20時を回っていて。愛猫の海が帰ると出迎えてくれ、ご飯をあげるためにリビングへ一緒に歩きながら、ふとポケットにしまっていた相手の連絡先の書かれた紙を取り出し。さすがに遅い時間ではあるので、電話番号からショートメールを送る文面を考えては、とりあえず送ってみることにして。)

「こんばんは。天羽唯織です。連絡が遅くなってしまいすみません。」と、…これでいいかな。



  • No.799 by 斎藤 悠介  2024-09-28 18:05:07 



……─あ、

( しまおうとした瞬間に震えたスマホ、見慣れない番号のメッセージを開けば待ち望んでいた相手からのメールで思わずソファに預けていた背を起こす。表情を緩めると1度深呼吸して親指を動かし、こちらからも"こんばんは。連絡ありがとう、全然大丈夫だよ。今度の土曜は学校近くの駅で10時待ち合わせでいい?"とメッセージを送り )

  • No.800 by 天羽 唯織  2024-09-28 22:08:50 



( 直ぐに帰ってきた返信の内容を見れば、思わず小さく笑を零して嬉しそうにまた返信を。" はい。よろしくお願いします。楽しみにしています。" それだけ打つのになんだか緊張してしまうのは相手が先生だからだろうか。送信すれば、ふと足元に擦り寄る海の姿を見ては、ご飯をあげる途中だったと思い出し、スマホを置いてお皿にご飯とお水を用意してあげて。そうしながらも、土曜のことを考えてはワクワクとした気持ちは収まらず、あっという間に日はすぎていったのだった。)


───


……待ち合わせ時間より早く着きすぎたな。
( 当日、思っていたよりも早く学校近くの最寄り駅に着けば前にあるベンチに腰をかけ相手を待つことに。いつものように髪は後ろでひとつに結い、涼しい風が吹いているので、Tシャツの上に薄手のパーカーを羽織っているといったいでだちで。さすがに30分も前だから早すぎるだろうとため息混じりに)

  • No.801 by 斎藤 悠介  2024-09-29 09:47:59 



( 約束当日。いつもより早く目覚めてシャワーを浴び、白いシャツに黒いミリタリージャケット、黒のジーンズで家を出るとフルヘルを被って大型バイクに跨る。待ち合わせ場所の駅の目の前、ロータリーに入ってみれば約束の25分前なのに相手の姿が見えて傍に停車しヘルメットのシールドを上げて微笑み )

おはよう、天羽くん。ごめんね、待たせちゃった?


  • No.802 by 天羽 唯織  2024-09-29 12:57:17 



…!今来たところです。
…先生、バイク似合いますね。
(目の前に現れた大型バイク、ヘルメットから見えた顔を見て相手だと分かれば、いつもとは違う姿に目を丸くして。しかしながら、バイク姿が似合うなと見惚れてしまい。素直にそう伝えては。)

  • No.803 by 斎藤 悠介  2024-09-29 13:21:28 



なら良かった。
え、ありがと。なんかバイク乗ってる姿褒められた事無いから結構嬉しいかも。

( 趣味以外ではバイクに乗らず、乗っている時に知人に合うことも少ないために褒め言葉に一瞬戸惑うも嬉しそうに穏やかにはにかむ。もうひとつのヘルメットを取り出せば相手の頭に被せ、ポンと後部座席を片手で叩き )

じゃあ、行こっか。
乗ったら俺の腰に手を回して、しっかり抱きついててね。怖かったらすぐ言って。


  • No.804 by 天羽 唯織  2024-09-29 13:40:26 



はい!お願いします。
( ヘルメットを被せられると慣れないながらにもベルトを装着し、相手の後ろに座り。バイクに乗るのは初めてなので流石に少しこわさもあり、相手の腰に恐る恐る手を回し、やんわりと抱きつく形になると恥ずかしさと緊張で心拍数は一気に跳ね上がって )

  • No.805 by 斎藤 悠介  2024-09-29 14:01:34 



よし、行くよ。なーんかこんな引っ付いてんの恋人みたいでドキドキするね、なんて。

( 相手と密着する体、自分の微かに高鳴る胸を抑えると軽く笑って冗談混じりに言えばゆっくりと発進する。安全運転を意識しつた徐々にスピードを上げていき暫く経って海が見える長橋にかかると聞こえるように少し大きめに声を掛け )

ここ、右側に海見えるんだよ。すごく綺麗じゃない?

  • No.806 by 天羽 唯織  2024-09-29 14:21:35 



え、?
( 相手の冗談には僅かにドキッとして、しかし冗談だと言われるとこちらも軽く笑って。安全な運転にこわさもなくなり、抱きつく力を弱めては言われたように右側に目を向ける。するとそこにはキラキラと光る一面海。思わず、「わぁ…!」っと感嘆の声を上げその光景にしばらく魅入ってしまい)

  • No.807 by 斎藤 悠介  2024-09-29 17:23:13 



( 聞こえた声につい表情を緩めるとまだ始まったばかりの今日だが、誘って良かったと思ってしまう。長橋を渡り切るとその後30分程走り続ける。その間信号待ちしている時は体育祭の話であったり学校生活系の話を軽くし、走ってる時も道端に野良猫を見かけたりしてその子の話をしたりとしている間に山に通じる切り通しの道路を抜けて駐車場にバイクを止め )

はーい、到着。
大丈夫?疲れてない?

( ヘルメットを脱いで一息つくと跨ったまま振り返り、心配そうに顔色を伺う。ネットで調べた時に自分のバイクはシートの座り心地が良く2人乗りに最適と書いてあったが慣れない事で気疲れ等あったかもしれないと少々不安を抱いて )

  • No.808 by 天羽 唯織  2024-09-29 17:47:53 



思っていたより乗り心地がよくて、全然疲れませんでした。普段からよくバイク乗るんですか?
( 道中は色々なものを見たり、話をしたり。長い間乗っていたがそんな感じはせず。それもこれも相手の運転が上手なおかげなのだろうと思う。到着した先でバイクから降り、借りたヘルメットを外して相手に返しては。そんな質問をしつつ、辺りを見渡すと少しばかり紅葉が始まっており、その綺麗な景色に目を輝かせ。)

  • No.809 by 斎藤 悠介  2024-09-29 18:10:52 



良かった、そこだけ結構心配だったから。
うん、休みの日とか気分変えたいときに乗るから結構乗る頻度高いかも。

…ふは、なんかさっきの海の時もそうだけど天羽くんの反応良すぎてめちゃくちゃ嬉しい。癒される

( 返答に安心すると自分もバイクから降りる。バイクスタンドを落としてそちらを見たら目を輝かす相手の姿があって、その視線の先を見たら色付き始めた紅葉が。自分一人で来ていたらこの僅かな自然の変化に気付く事があっただろうかと思わず笑いを零すと「行こっか。」と声を掛けて歩き始め )

  • No.810 by 天羽 唯織  2024-09-29 18:28:33 



いいですね、バイク。俺も大人になったら乗りたいなって思いました。

…そうですか??そんなこと言われたことないです。

( 今日バイクに乗るまでは自分の世界の中に、バイクに乗るという選択肢はなく。乗ってみては風は気持ちいいし、車よりも手軽に乗れるという点ではありかもしれない、なんて思い始めてしまえば。ふと、自分の反応について触れられると目を丸くして、次の瞬間にはなんとも言えない、恥ずかしそうな表情を。そんなに自分はわかりやすいだろうかと思いつつ、相手の後を歩き始め。)


  • No.811 by 斎藤 悠介  2024-09-29 20:25:01 



バイク、いいよ。気軽にどこでも行けるし…夏場と冬はしんどいけどそれもまた季節を感じれていい。

ほんと?なんか興味がある事に対してキラキラってか初々しい反応しててすごく可愛いなって思ったよ。

( 行き詰まった時や悩んだ時はツーリングをするに限る。カサリと軽く鳴る足元の落ち葉に目を落としつつ歩みを進めると目的の洞窟の前に着き、手を相手の方へ差し伸べて )

こっから先、足元悪いらしいから念の為手繋ごっか。

  • No.812 by 天羽 唯織  2024-09-29 20:35:38 



…、そう、ですか。

!…あ、わかりました。

( 自分の反応について話されるとますます恥ずかしくなり、男の人に可愛いと言われても、と思いつつも嫌な気はせず。洞窟前に辿り着くと、なんだか冒険をしているような感じで俄然わくわくとしてきては、差し出された手にはじめは不思議そうな顔をするも、意味を理解して素直にその手をとって。自分とは違いしっかりとした手の平の感触、こんな風に誰かと手を繋いだのはいつぶりだろうかとふと考えてしまうと同時に、落ち着かない気持ちになりドキドキとし)

  • No.813 by 斎藤 悠介  2024-09-30 19:43:02 



( なんとか繋いだ相手の柔らかな手。教師失格だろうか、嬉しくて心拍数が上がって口許が緩んでしまう。洞窟は案の定足元が悪く、ぬるりと滑るところが多くて繋いだ手が役に立った。たまに支えながら洞窟を進むと目的のスポットが。洞窟の中に差し込む光が湖に反射してハート型になっている。神秘的な光景に思わず微かに声を上げるとそちらを見て )

うわ、すご……本当にハート型だね。ネットで見た時はそんなことある?って半信半疑だったんだけど。

  • No.814 by 天羽 唯織  2024-09-30 20:01:21 



( 洞窟に入りはじめは手を繋いだことに意識をとられていたが、進むにつれ確かに滑りやすい地面に何度か相手に助けられた。そして暫くして目の前に現れた神秘的な湖。その光景に思わず息を飲む。静かな水面と、それに射し込む光。きれいなハート型が浮び上がっていることもそうだが、その美しさに暫く動けないでいて。無意識に繋いだ手にギュッと力が入り。 )

…すごい、…本当に。


  • No.815 by 斎藤 悠介  2024-10-02 17:33:17 



ね、湖の色も青くて澄んでる…水質はどんな感じなんだろうな……

( 相手の手に力が入ると一度そちらを見るが微笑んで綺麗な景色にまた視線を移し、先程までは目立つハート型の光に気が向いていたがふと水面が気になって一歩前に出て呟き、好奇心が微かに湧いてくるが過去の恋人と出かけた際、同じような状況で「綺麗って感想だけで良くない?ムード無い。そういう所、好きじゃない。」と言われてしまったことを思い出して苦笑いを零し )

……と、ごめん。
職業柄なのか、ちょっと気になっちゃって


  • No.816 by 天羽 唯織  2024-10-02 20:34:28 



いや、確かに気になりますよね。
こんなに綺麗な青の水、見たことない。

( 相手が謝るのには不思議そうな表情を示すと、自分もむしろ気になると今一度視線をその先に戻して。自分はあまりこういうことは詳しくは無いが話を聞くことや考えることは嫌いじゃなく、どうしてなんだろうとむしろ真剣に考えて。ふと我に返ると、相手とそっと手を離し、「ちょっと写真撮らせてください」と、鞄から小さめのカメラを取り出して。せっかくこんな綺麗な場所に来たのだからなにかの参考に写真を、と思い。)

  • No.817 by 斎藤 悠介  2024-10-03 19:38:30 



……あはは、天羽くんは知れば知るほど魅力的だね。

( 嫌がられるか迷惑がられると思っていたが相手の反応は想像とは違い、一瞬呆気に取られるも穏やかに笑って小型カメラを手にする相手の頭を軽く撫でて静かに告げ )

  • No.818 by 天羽 唯織  2024-10-03 20:20:42 



…え?
いや、そんなことはないです。
( カメラに夢中になっていると頭に感じた重み。目を丸くし相手の方を見ればその穏やかな笑顔に、自分なんかより相手の方が魅力的という言葉が似合うのにと、思いながらも口には出さず。元より自分はコンプレックスの塊で、そんな風に感じたことは一度もないため少しばかり困惑しては。)

  • No.819 by 斎藤 悠介  2024-10-03 20:55:23 



随分と謙虚だね、天羽くんは本当に魅力的だよ。自分が気付いていないだけで。

…さ、次の場所に行こっか。この辺、他にも写真が撮りたくなるような素敵な場所がいっぱいあるんだよ。期待してて、

( 困惑している表情を見て微かに眉を下げるも頭に置いていた手を動かしてわしゃわしゃと髪を撫でて笑うと、この景色は去るには名残り惜しいが後にはまだ自分が立てていたデートスポットがあり顔を上げてまた手を差し出し )

  • No.820 by 天羽 唯織  2024-10-03 21:17:48 



あ、はい。
…先生、こんな素敵な場所どうやって知ったんですか?

( 未だに前の言葉には理解ができないまま、再び相手の手をとり。ゆっくり歩き始めながら、ふと相手はこのような素敵な場所をどのように知るのだろうかと疑問に思い。ネットなんかで検索すればこういった場所はすぐに出てくるものなのだろうか、なんて情報系に疎い自分はそんなことを考えてしまい )


  • No.821 by 斎藤 悠介  2024-10-03 21:54:30 



あー……えっと、ちょっと前に見た小説の後書きに書いてあったんだよね。この場所も、今から行く所もそうだけどその作者が訪れた時にアイデア湧いたって。
それで天羽くんの悩み、なんか解決出来ないかなって

( 再び繋がれた手、つい表情を緩ませつつ歩みを進めるがふとした質問に少し動きを止めて苦笑いしてしまう。自分で1から調べて決めた所ならドヤ顔で話すのだがそうではない。実際は他人の二番煎じで、少々気まずそうに話す。一緒に行こうと話した時も正直思いつきだった。何故だか彼と出かけたくて記憶の片隅にあった小説の場所の話をだしてしまった。でも口にしていることは本心で )

  • No.822 by 天羽 唯織  2024-10-03 22:18:27 



へぇ…!そうなんですね。
アイデアが湧くかはまだ分かりませんが、さっきの場所を見てから今まで悩んでいたことが不思議とすっとなくなっていくような感じがしました。ちょっと思い詰めすぎてたみたいです。

( この場所を知ったきっかけを聞けば、なんだか素敵な話だなと思い。相手にとっては多くの生徒のうちの1人である自分に、こんなにもよくしてくれるなんて、こんなんじゃ身体がいくつあってもたりないんじゃないかと思う。しかし相手のおかげで悩んでいたことはすっと自分の胸から消えていて。)

  • No.823 by 天羽 唯織  2024-10-07 21:07:31 


あげておきます

  • No.824 by 天羽 唯織  2024-10-11 22:58:00 



(/あげておきます。もし忙しいようでしたら返信は急ぎませんので、ご無理なさらず。)

  • No.825 by 斎藤 悠介  2024-10-27 16:31:43 



ほんと?それは嬉しい。
今から行く所も凄く素敵だと思うよ、アイデアが湧くかもとか関係無く楽しんで。

( 彼の悩み事が無くなった、それだけで此処に来た意味があって心が少し弾む。この後も綺麗な景色の場所に行く予定で、彼の綺麗なわくわくした瞳が見れると思えばこちらも気分が上がってしまう。手を引き洞窟を抜けてバイクの所まで歩けばヘルメットを被り、相手にも被せてバイクに跨り )

さ、次の場所に行こっか。



( / 遅れて申し訳ないです!身内の不幸がありましてバタバタしておりました。(親しくない方なので心象は大丈夫です)上げありがとうございます!見つけやすかったです! )

  • No.826 by 天羽 唯織  2024-10-27 17:31:27 



はい!
( こんなに風景をみて気分が高揚し、純粋に楽しむことをしたのはいつぶりだろうか。絵画を描くことにとらわれすぎていたんだな、と少しばかり自分に苦笑し、また相手の後ろに腰を下ろす。次は一体どんな場所に連れていってくれるのだろうか。また動きだしたバイク、心地よい風を感じながらワクワクとした気持ちで)


(/お久しぶりです!私も実はリアルが忙しく顔を出せずにおりました。昨年私もこの時期に身内の不幸があったのでバタバタは想像できます。気づいてもらえてよかったです!)

  • No.827 by 斎藤 悠介  2024-10-27 18:02:39 



( 動き出す車体、風が髪を揺らす。安全運転を心掛けつつ走らせて次の場所へ、着いたのは一面色とりどりのコスモスが咲いている丘で )

凄く綺麗だね、ネットで検索して見てはいたんだけど実際見たら本当に綺麗だ

( 停車し、ヘルメットを脱いで視界いっぱいに広がるコスモスの風景を見て思わず言葉が漏れる。ピンクや白、黄色や茶色のコスモスが咲き乱れていて目を奪われ )


( /お久しぶりです~!良かった…本人様の事を気にしつつ多忙な日々を送っていたので…今後もよろしくお願い致します!(蹴可) )

  • No.828 by 天羽 唯織  2024-10-27 18:25:14 



、わ……!
( バイクから降りた先、一面に広がる色とりどりのコスモス。あまりの綺麗な光景に言葉を失ってただただそれに目を奪われてしまう。その丘を歩きながら、しばらくしてふと幼い頃の記憶を思い出してはそれを話し始めて。)

昔、コスモスを母に送ったことがあるんですけど、コスモスの花言葉について教えてもらったことを思い出しました。ピンクは「純潔」、赤は「愛情」、白は「優美」、黄は「自然美」、茶は「恋の思い出」だったかな。先生は何色が好きですか。
( 幼い頃に母から聞いた花言葉。あの頃は意味がわからなかったけど、今になっては何となく色とその花言葉が一致しているように感じて。ふと相手に問いかけてみては)


  • No.829 by 斎藤 悠介  2024-10-27 18:48:31 



俺は茶色のコスモスが好きかな、他より目立たないけど慎ましく綺麗で本当に美しい…天羽くんみたいだね、天羽くんは何色が好き?

( 目をキラキラさせている相手に目が離せず、連れてきて良かったと少し笑みを浮かべてしまう。共に丘を歩くゆるりとした時間、元々他より地味な茶色のコスモスが好きで、更に花言葉を聞いてもっと好きになった。問い掛けに足を止めるとするりと相手の頬に手を当てて穏やかに微笑み )


  • No.830 by 天羽 唯織  2024-10-27 19:15:08 



え?
…白かな。
( 相手が茶色を選択するとは予想しておらず、それに対しても意外という意味で驚いたのだが、その後に続く自分へのあまりに綺麗すぎる例え文句にどういう反応を示せば良いのか分からず。さらには、頬に触れる手に心臓は早鐘をうち。視線を彷徨わせながら、呟くように言葉を絞り出して )

…、先生は俺の事褒めてくれますけど、その言葉が自分にあてはまるとは思えなくて。なんていうか、なんて反応していいのか分からない、です。

( この胸の高鳴りが一体なんであるのかはまだ分からないまま、つむぎ出した言葉からは自分への自信のなさが含まれており。)

  • No.831 by 斎藤 悠介  2024-10-27 19:34:53 



白、いいよね…穢れなくて純粋。
…ふ、なーにそれ…可愛すぎるんだけど。

( 珍しく人がおらず、陽の光に照らされ花の咲き乱れる丘を傍に動揺している相手の言葉に軽く笑えばコツりと額を合わせて目を合わせ )

俺は、一目見た時に天羽くんの事すごく綺麗だと思って目を離せなかったよ。今回こうやって出掛けて、更に気になったし…

( 正直に言えば彼に惹かれてる。自分の立場を自覚してても伝えたかった言葉を話すとパッと離れて冗談交じりなように相手を肯定して笑えばよしよしと頭を撫でて )

  • No.832 by 天羽 唯織  2024-10-27 19:57:26 



…!!
( 相手の端正な顔が目の前に近付いてきたことには、咄嗟のことに動くことが出来ず。額が合わさった後に視線が合わさり、また一段と心臓がうるさくなって。冗談だとでもいうように離れた相手をなんとも言えない表情で見て、冗談だとしても男相手に言う言葉では無いだろうと思いながらも、こんなことを他の生徒にも言っていたとしたら、勘違いする生徒は男女関わらず数しれないだろう。そうじゃないにしても、学校で1番人気のある先生なのだから絶対モテているに違いない。)

…先生、絶対モテますよね。


  • No.833 by 斎藤 悠介  2024-10-27 20:19:46 



モテる…うーん、どうだろうな。
俺は君の気が引けるだけでいいんだけど…て言っても信じてもらえないかな?

君以外に、こんな事言ったりしないよ。なんなら、プライベートでこうやって出掛けるのも初めてだし……あのね、先生、君の事が好きみたい。

( モテているかどうかは曖昧で、女生徒からアピールや手紙は受け取っていて立場を利用して全て拒否している為に苦笑いではぐらかす。綺麗に咲いているコスモスを横目に少しだけ深呼吸する。話したい事があるが相手は生徒、しかも同性で引かれる可能性もある。そんな中でも今言っておきたいと口を開けば困ったような表情で小さい声で告げて )

  • No.834 by 天羽 唯織  2024-10-27 20:35:44 



…、…え?

( 暫く反応を伺うように見ていたが、他の生徒にはこんなことはしないと言う。話を聞けば聞くほど、まるで自分が特別だとでもいうような言い回しに、流石に戸惑い辺り一面に咲くコスモスにわざと視線を向けた。だけど、弱々しくもはっきりと聞こえた「好き」という言葉に、また相手へと視線を戻せば思考回路は完全に停止してしまっていて。しかし好きと言われてまるで嫌な気持ちはなく、むしろその逆だからこそ戸惑いが大きく)

そ、その「好き」って…恋愛感情の「好き」ですか?

( ハッと我に返ると、おそるおそる質問をして。それも、自分は恋愛というものを経験したことがなく、これまでにそういった感情を持ち合わせたことがない。しかしながら相手に対する胸の高鳴りはもしかして、それと同じなのだろうか。未だ自分の中で答えが出ないのか、眼鏡のレンズ越しに瞳が揺れ)


  • No.835 by 斎藤 悠介  2024-10-28 00:45:30 



……─そう、恋愛感情の好き。
良くないって分かってるんだけど…天羽くんだけにこういう事したいし、手も繋いだりしたい。出会って間もないし、こういう関係だし、変って思われても仕方ないんだけど。

( 戸惑いなのか、相手のレンズ越しの揺れる瞳と目が合うと微かに微笑んで静かに告げる。もしかしたら一目見た時から好きだったかも知れない。目を引く生徒だとは思っていたがそれ以上の感情を抱いていたと思う。バイクで後ろに乗って触れていた時、手を繋いだ時や湖やコスモスの丘を見て目を輝かせた相手を見ていて更に好きという気持ちが高まりつい口から出てしまった )

…天羽くんからの返事は全然後でいいからね。

( あくまでこの休日は彼の息抜きとなればと思って出掛けていて、追い詰めたい訳ではない。穏やかに笑ってポンポンと頭を撫でるとそう告げて )

  • No.836 by 天羽 唯織  2024-10-28 07:04:29 



……、
先生に言われたことは嫌じゃないというか…嬉しかったです。関係上よくないのかもしれませんが、俺は変だと思いません。
だけど、…まだよくわからなくて…もう少し考えさせてください。
( 相手からの言葉を自分に当てはめれば、手を繋ぐこともこうやっていることも、どれも楽しくて。だとするなら自分の相手への感情が恋愛のそれなのか。考え始めたら分からなくなってきてしまい。とにかく、嫌ではなかったということを伝えなくては、と少し途切れ途切れになりながらも一生懸命伝えて。この中途半端な気持ちで相手に答えてしまうのは違う気がする。)

  • No.837 by 斎藤 悠介  2024-10-28 08:17:05 



ふは、やっぱり好きだなぁ……ありがとう。ゆっくり考えてね、俺はいつまでも待てるから。

( 一生懸命な返答を聞いて表情が綻んでしまう。ポツリと呟いた後にゆるりと微笑むと、陽に当たって輝くプラチナブロンドの流れる前髪に軽い口付けを。その時にひらりと2人の横を飛んで行った蝶に目線を移して話を変え )

…アゲハ蝶だ、なんか久々に見たかも。
花言葉とかと同じ様に蝶や蟻、他の虫にも何か意味があるらしいね。アゲハ蝶は確か「幸運のサイン」「変化の象徴」だったかな?
どれも過去の人間のこじつけだと思うけど、意味があって素敵だよね。

( コスモスが広がる丘にひらひらと綺麗に舞う蝶を見てふと思い出した事を口にすれば目線を相手に戻し、「行こっか」と止めていた足をまた進めて )

  • No.838 by 天羽 唯織  2024-10-28 19:14:05 



( 前髪に触れた感触に思わず顔を真っ赤にして固まってしまい。しかしながら、目線の先に舞うアゲハ蝶を相手と共に見つめ。まさか花だけでなくこういったことにも意味が存在していることを知らず、相手の言うようにたしかに素敵だと思い。)

じゃあ、何かいいことがあるかもしれませんね。

( 再び歩き始めては、この先きっと何かいいことがあるのかもしれない、なんて思って小さく微笑み。)

  • No.839 by 斎藤 悠介  2024-10-28 23:40:32 



そうかもしれないね。
…─手、繋いでもいい?

( パッと赤くなった相手の頬、愛おしさが湧き出てきて口角が上がってしまう。その後ゆっくり歩いてコスモスの丘を楽しんでいたが折り返し地点に到着し、バイクが止まっている駐車場へ戻る最中にふとそちらを見ると手を相手に差し出して )

  • No.840 by 天羽 唯織  2024-10-29 02:02:17 



…!はい…。
( 丘を歩きながらコスモスの写真を撮ったり、あとはその景色を目に焼き付けたりして歩いていけば、再び差し出された手。さっき来たときに手をつないだが、そのときと今では違っている。ドキドキしつつ、頷いて相手の手に自分の手をそっと重ねて。)

  • No.841 by 斎藤 悠介  2024-10-29 09:50:03 



( 重ねられた手を優しく握るとゆっくり歩き始める。さっきも思ったが人と手を繋ぐということはこんなにも幸せで満たされるものだっただろうか。くつくつと喉を鳴らして笑いながら口を開いて )

なーんか、こうやって天羽くんと歩いてるだけで幸せ。もういい事あったかも。

ね、そろそろお昼だけどお腹空いてない?
少し距離はあるんだけどゆったり出来るカフェがあってさ、そこのオムライスがめちゃくちゃ美味しいんだよね。

  • No.842 by 天羽 唯織  2024-10-29 18:50:17 


…お腹、空きました。
オムライス食べてみたいです。

( 確かに相手が言うよう手を繋ぐだけでなんだか心が温まるようなそんな感じがする。くすぐったいような、そんな気持ちに自分も微笑んで。相手からの提案には、少しばかり目を輝かせて頷き。)

  • No.843 by 名無しさん  2024-10-29 19:21:13 



じゃあ、そこに行こっか。
卵がふわとろで本当に美味しいんだよ。コーヒーや紅茶も絶品だし行ってみる価値はあると思う。

そういえば、食べ物だったら天羽くんは何が好き?先生は……というか俺はブラックコーヒーとか酒とかが好き…って食べ物じゃないな…。

( 目を輝かせる相手を見て次の行先が決まり微笑むと、歩いている間さり気ない雑談を。質問をしつつ自分の嗜好を話すが自分の出した答えは食べ物では無く、小首を傾げながら少々難しい顔をした後に笑って )

  • No.844 by 天羽 唯織  2024-10-29 19:37:40 


あ、…一緒です。俺もコーヒーが好きで。
と言っても、実はほんとつい最近飲めるようになったんですよね。これまで苦くて美味しくないって勝手に思ってたんですけど、いざ飲んでみたら美味しくて。

ふは、先生は確かにお酒好きそうですね。
食べ物は、あんまり好き嫌いはないですけど、辛いものは苦手です。
( 相手の嗜好を聞けば、コーヒーに反応。とはいえ、実を言うとコーヒーは最近まで苦手なものに入っていたくらい。成長するにつれて味覚に変化が起こるとはこういうことなのだと思った。飲み物ばかりの話に、思わず声を出してくすくすと笑うと、自分のことについても話して。 )



(/いつもありがとうございます。相変わらずイケメンな悠介くんにドキドキさせてもらってます!

今悩んでいることがありまして、高校時代の唯織は小学校から同級生の男子に、嫌がらせというか、嫌なこと(外見について)を言われ続けているという設定を考えているのですが。例えば、絡まれているところを悠介先生に助けてもらうとか。何か二人の関係がそこで進展するきっかけのイベントが出来ればと思っております。もしやりずらいとか、別のイベント、設定があればなんなりと仰ってください!)

  • No.845 by 斎藤 悠介  2024-10-29 20:47:47 



あはは、コーヒーって結構飲まず嫌いあるからね…飲めるようになって凄いじゃん。
俺も最初は苦いって苦手意識ありながら試験前の眠気覚ましでコーヒー飲んでさ、思ったより美味しくてそっから目覚めたな…

…あ、やっぱ酒好きそうなイメージある?
辛いの苦手なんだ、可愛いね。

( 分かってくれた事にゆるやかに微笑み、コーヒーの話をする。笑う相手が可愛くて表情を緩ませつつ話を進め、そんな中あっという間にバイクへと戻るとヘルメットを被りバイクに跨って相手用のヘルメットを渡し )


( / こちらこそ!!
めちゃくちゃ良い設定ですね…この後のカフェでそのイベントを起こしてもいいですし、後日でもいいですし…とにかくこちら的には凄くいいと思います…!!なんならいじめっ子をこちらで用意することも考えております )

  • No.846 by 天羽 唯織  2024-10-29 22:01:27 



そうなんですね!
だから、この後のカフェで飲むコーヒーも楽しみです。

( まさか相手も初めは苦手だったと聞くと、何だか親近感が湧いてきて。嬉しそうにしては、この後のカフェも楽しみだなぁなんて思いつつ、ヘルメットをもらいかぶると、相手の後ろへと跨って。さっきよりも相手のことを意識してしまえば、ドキドキとしながら、それが相手に聞こえないといいけど、とできるだけ心を落ち着かせるように深呼吸して。)



(/わ、ありがとうございます。カフェで偶然出会ってしまうとかいいかもですね。いじめっ子くんはなんとなく先生の前ではいい子ちゃんをイメージしてます笑 唯織をいじめる理由は、外見が気に入らないということしか考えていませんが、他に何か理由をつけても良いかなとも考えています。)


  • No.847 by 斎藤 悠介  2024-10-30 09:29:11 



ん、期待しといて。学校近くでほんとオススメのとこだから。

( 先程もそうだが密着する身体に意識が向いてしまう。まだ返事を貰えてないのと相手は生徒、よろしくないと分かりながらも微かに上がる心拍数を軽く落ち着かせればバイクを走らせ始める。先程とは違うルートで紅葉が色鮮やかな道を選んで走り、暫くして目的のカフェの駐車場に到着するとヘルメットを脱いで )

はい、到着。天羽くん、疲れてない?大丈夫?


( / 先生の前でいい子ちゃんはいじめっ子あるあるですね笑
外見が気に入らない+でもそんな唯織さんが好きでいじめたい…みたいな感じはどうでしょう…。小学生みたいに好きな人に意地悪したいみたいな笑 )

  • No.848 by 天羽 唯織  2024-10-30 18:48:29 



( 道中綺麗な紅葉を眺めながら何となく気を逸らしていたがやはりドキドキしてしまい。到着するとヘルメットを取って、辺りを見渡して。そんなに大きい店ではないがお洒落な感じが外観からも伝わり、それだけでワクワクしてしまい。)

素敵な店ですね。


(/あるあるですね笑 じゃあそれでいきましょう。いじめっ子くん、お願いしてもいいでしょうか??やりづらければ私の方でもできますので!)

  • No.849 by 斎藤 悠介  2024-10-30 19:19:23 



うん、俺のお気に入り。
天羽くんにとっても気に入る店になるといいんだけど…。

( 話しながらカフェの扉を開き、扉に付いていた鈴の音がすると店長であろう初老の男性がこちらを見て穏やかに微笑み「どうぞ」と奥の席を見る。それに合わせて奥の席へと歩みを進めるとソファに腰を落として )


( / お任せ下さい!唯織くんをいじめるのは心苦しいですが笑 )

  • No.850 by 天羽 唯織  2024-10-30 19:28:04 


なんだろ、初めて来たけどすごく落ち着きます。

( ここに訪れたのは確かに初めてなのだが、なぜだか昔から知っているかのような安心感を与えてくれる落ち着きある空間にほっと心が安らぎ。こちらも奥の席へと進むと向かい側の席へと腰を下ろして。)


(/とても助かります!遠慮なくチクチクいじめてやってください笑)

  • No.851 by 斎藤 悠介  2024-10-30 20:38:14 



ほんと?なら良かった。
コーヒーは食後にゆっくり飲むとして…オススメはやっぱりオムライスかな。

( どうやら店を気に入ってくれたみたいで安堵の笑みを洩らす。ハンバーグやオムライス、ナポリタン等色々あるメニュー表を相手側に広げて見せるも自分の中ではオムライス一択で )


( / ありがとうございます!ではチクチクさせてもらいます笑 )

  • No.852 by 天羽 唯織  2024-10-30 20:50:19 


じゃあ、オムライスにします!

( 他のメニューに目移りしてしまいながらも、相手がすすめるオムライスで決まりだなと頷けば、食後にはコーヒーを注文して。学校の近くということもあり1人でも来れそうだと分かるといい隠れ家を見つけたような感じでなんだかまた嬉しくなり。)

先生はここ、よく来るんですか?



(/他になにか決めておくことありますか??したいことなどありましたら何でも言ってくださいね!)

  • No.853 by 斎藤 悠介  2024-10-31 08:17:16 



ん、よく来るよ。
なんなら学校に行く前に結構な頻度で来てるな。朝飲むコーヒーが凄く美味しくて、煙草も吸える所だから小説を読みながら喫煙しつつコーヒーを…ってちょっとおじさん過ぎるかな?

( 同じ注文をすれば相手の問いかけに答える。寝坊した時以外はここで朝の始まりを迎える事が多く、それを話すが客観的に見て自分の習慣に少し古臭さを感じてしまうと苦笑いして )



( / ありがとうございます!今のところは大丈夫です!
また何か思いついたりイベントを起こしたくなったら相談しますね! )

  • No.854 by 天羽 唯織  2024-10-31 18:37:30 



なんかいいですね、朝にこういうところ来れるの。俺も休みの日とかに来てみようかな。

( 学校に来る前ここによく来ると言う相手に、素敵な習慣だなと羨ましく思い。自分もさすがに制服で来るのは、と思うので休みの日にでも訪れてみようかな、なんて決めたことを口に出して。しばらくしてはいい匂いが漂い始めお腹がより空いて)


(/よろしくお願いします!)

  • No.855 by 天羽 唯織  2024-11-03 15:46:32 


(/上げておきますね。)

  • No.856 by 天羽 唯織  2024-11-09 17:53:44 


(/上げておきます。11月に入ったので、私の方も仕事が忙しく中々顔を出せないことが多いです。また合間を見て暇があるときでいいのでお返事いただければ幸いです!決して無理をせず、気持ちに余裕のある時で構いませんので。お身体を大事にして下さいね。)

  • No.857 by 天羽 唯織  2024-11-30 16:32:39 


(/あげておきます。時間が出来たらまたあげておきますね!)

  • No.858 by 天羽 唯織  2024-12-17 19:29:57 


(/久方ぶりに顔を出しました。お身体など悪くしていないでしょうか。寒い日が続きますので、ご自愛ください。)

  • No.859 by 天羽 唯織  2025-01-06 20:52:23 


(/新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!)

  • No.860 by 匿名さん  2025-01-15 19:59:51 

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