斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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俺も特にない。軽音部内の別バンドは集まってなんかやってるかもだけど俺のとこのメンバーは自由奔放だから休日集まって練習とかはしないんだよな、遊びに行ったりは頻繁にするんだけど。みんな音楽に関しては天才の部類だから放課後の練習で事足りるっていうのもあるかも。この間も文化祭の打ち合わせしよーぜって夜にグループ通話したんだけど、文化祭の"ぶ"の字も出てこないまま気付いたらみんなでオールでゲームしてた。
……見て、こいつバンドメンバーなんだけど今韓国行ってスタバ巡りしてるらしい。日本で出来んだろ…。
( 聞かれて思い出すのは癖だらけというよりも癖しかない個性的すぎるメンバー達の顔。話しながら先程置いたばかりのスマホが振動しているのに気付き、寝転んだまま気だるげにまた取って確認すれば満面の笑みでハングルの書かれたスタバを持っている写真と"お土産何がいい?"のメッセージが。他のメンバーが"ちんすこう"、"白い恋人"、と返信しているのを見て自分も"赤福"とだけ送り )
( / こちらこそいつもありがとうございます!事件等のイベントいいですね!実は夏祭りでも何か起こそうと企んでいたのですが頻繁に事件起こすとご迷惑になるだろうか…と少々悩みながらそわそわしていたのでご提案して頂き嬉しいです。個人的には嫉妬する唯織さんが見た過ぎるので前案を推したいです。家絡みは背後様が大丈夫なのであれば、今後唯織さんを巻き込んで色々と展開していければと思っております。欲を言えば敵対モブで攫ったりしたい…。 )
ふ、そうなんだ。
皆仲良いんだね。
韓国か。近いけど行ったことないんだ。悠介くんは行ったことある?
( そのメンバーの名前は授業で知っているが、確かに個性的な面々だと笑って。それになんだか大人っぽく感じていた彼が友達とそんなふうに高校生らしい交流をしているのが新鮮で。彼の友達とのやり取りをスマホ画面で眺めると、韓国に行っているという写真。そういえば自分は韓国には行ったことがなく、1度訪れてみたいとは思っており、相手はどうだろうかと聞いてみて。)
(/ありがとうございます!嬉しいです!では文化祭ではそんなかんじで唯織に嫉妬させちゃいましょう←そのときがきたら私女子生徒モブやりますので!お家柄問題、敵対モブも楽しみにしています。)
ん、仲良いよ。
俺も行ったことない。屋台とかの食べ物有名だよな…食べ歩き楽しいんだったら一度は行ってみたい、近いし。唯織さん、辛いのいける口だっけ?
( 各々の書き込みに"お前らの気持ちは分かった!俺チョイスで適当に買って帰る!"と返事が来たのを確認すれば変な猫のスタンプを送ってアプリを閉じる。割と海外に行く機会はあるのだが日本の近場には意外と行っていない事に気付いて、何があったっけと考えれば食べ物が美味しいというのが思い浮かび口に出すとそちらに視線を移して )
( / モブ助かります、よろしくお願いします!了解しました。聞いとかなきゃな、って思っていた内容だったのでお話出来て嬉しかったです。今後とも仲良くお願いします。背後文蹴ってもらっても大丈夫です! )
んー、少しくらいなら辛くても平気だけど、辛過ぎるのは苦手かな。でも屋台で食べ歩きは憧れる。…いつか時間があったら一緒に行こうか。
( 韓国の有名な屋台街を思い浮かべると、いつかは行ってみたいと頷いて。しかし韓国というと、辛いものが有名な印象。彼に聞かれて苦笑混じりに答える。普通にカレーであれば中辛くらいまでなら食べられるし、キムチなんかも食べられないことは無い。しかし辛いものはどちらかといえば苦手な方に入るだろう。相手とそのうち時間があったときに旅行なんてのもいいな、と少し楽しそうに笑って。)
絶対に一緒に行こう。じゃあ、俺は辛いの全然いけるから韓国旅行の時は先に俺が食って毒味を……あ、でも最終的に慣れすぎて普通にめっちゃ辛いの唯織さんに渡しちゃいそう。
……お、来たか。リビングまで行ける?辛いならこっちでも食べれるけど。
( そこまで辛味耐性が無さそうなのが彼っぽくていいだなんて口には出さないが思い、素敵な提案に微笑んで軽く頷く。一緒に旅行に行くのを想像しながら楽しげに語っていたがフロントから電話が来るとそれに出て軽いやり取りをし、体を起こすとベッドから降りて立ち上がって )
はは、それは困るな。
でも、悠介くんがいいって言ったものなら迷うことなく食べちゃいそうだから怖い。
…ん、大丈夫。起きれるよ。
( 相手が毒味をだなんてさせたくは無いが、どうしても韓国の辛いイメージは抜けきれず。しかしながら辛いのに強いという相手と自分とでは辛さの基準も異なるかと苦笑して。起き上がりベッドに腰をかけると立ち上がって、心配してくれる相手には大丈夫だと伝える。)
無理はしないように、
( 立ち上がる様子を見て少し安心するとポンと軽く頭を撫ぜてから玄関に向かい、丁度そのタイミングでインターホンが鳴ると扉を開けて紙袋を受け取る。礼を行った後にリビングに戻ればそれをテーブルに置いて中の物を取り出して並べ、自分の飲み物にストローを刺してソファに座り、ふとホットドッグを見て思い出せば口を開いて )
じゃあ食べよっか。……そういえば、今は好きなんだけど小さい頃ホットドッグ食べれなかったんだよな。父さんが"ホットドッグは犬の肉"だなんて冗談言っててそれを真に受けちゃってさ、それ知って母さん大激怒。父さんがめちゃくちゃ叱られてたの思い出した。…いただきます。
なにそれ。お父さんもだけど信じた悠介くんも可愛い。
いただきます。
俺さ、コーヒー飲めるようになったの実は20過ぎた頃で。それまで飲んだことがなくて。なんでかって言うと母親が飲めなかったからなんだよね。「あんな黒くて苦いものは飲み物じゃない」っていうからさ、俺もまぁ飲もうとしなかったわけだけど。初めて飲んだとき「全然思ってた味と違う」って、あの衝撃は今でも思い出せるな。
( 頭を撫でられるなんて、当たり前だけど親以外には経験がないため、なんだか彼にされる度なんとも言えないが心が温かくなる。リビングに入るとソファーに座った彼の横に腰をかけて、彼の突然の昔話を聞いてまたほっこりと心が穏やかな気分になり。自分も温かいコーヒーのカップに口をつけると、「美味しい」と満足そうに。彼の昔話ついでに自分の話をすれば苦笑して。)
まだ4歳の時だったから…。
…え、うちの母さんも似たような事言ってたな。俺が飲んでんの見て、「まあ、何故泥水なんて飲んでいるの?」って顔顰めてた。お陰様で我が家ではコーヒー禁止で紅茶のみ。美味しいよな、コーヒー…なんで嫌ってんのか分かんない。
( お気に入りの店のコーヒー、相手にも気に入ってもらえるだろうかと思っていたので美味しいの言葉を聞いて表情を綻ばせ、自分もストローに口を付ける。ホットドッグにも手を伸ばして聞きながら食べていたが彼の話に共感し、手を止めてそちらを見ると母親の話をひとつ。自分達に留まらず母親同士も仲良くなれそうだ、なんて考えてつい笑いながらもコーヒーが苦手な人が不思議だと軽く肩を竦め )
そうなんだ。
母さん同士話が合うかもしれないね…。まぁその初めて飲んでからハマりだしたんだよな。家で自分で入れてるけど、やっぱりお店のコーヒーはひと味違うなって思う。
仕事辞めるときがきたら喫茶店でも経営しようかな…。絶対母さんには反対されそうだけど。
( まさか自分たちだけでなく親まで似ているとはなんと言うことだ。と、ここまでくると驚きを通り越して笑いが出てくる。コーヒーにはまってかれこれ10年。それでもお店の味には敵わない。教師をいつか辞める日が来たら、なんて何十年先の話をすると、卵サンドを一口頬張り。)
卵サンドも美味しい。
同じ事思ってた。
この間飲んだ唯織さんのコーヒー、店並みに美味しかったけど。…喫茶店か、いいかもしんないね。その頃には俺も立派な大人に…なってなくてもいいから唯織さんの傍には居たい。
美味しいっしょ、今度チーズケーキも頼もう。しっとりしてて本当に美味しいから。
( コーヒーを飲んで、カップを眺めて前に彼に淹れてもらったコーヒーの味を思い出しながら話し、将来の話が出ると一瞬少し目線を落とすがすぐに肯定すれば微笑みながらカップを置く。卵サンドについての感想に微かに目を輝かせると、今度チーズケーキは勿論なのだが他のオススメも買ってシェアしようと楽しみにし )
…ん、そうだね。
チーズケーキか。いいね。楽しみ。
( 相手からの返しに少し間があったことはあえて聞かないことに。勿論彼と大人になっても一緒にいること前提で話はしているが何か思うところがあるのだろう。ケーキ類はなんでも好きなので本当に楽しみだと言ったように微笑み、卵サンドを完食すると「ごちそうさまでした」と手を合わせて。)
あ、お金。いくらだった?
ご馳走様でした。
あぁ、確か………──いや、秘密。ここは俺が持つって事で。…ただ、その代わりにお願い事をひとつ聞いて欲しい。………この交渉方法は無理があるか…?
……見えない位置でいいから、痕…キスマークを付けさせて欲しいんだけど。
( こちらも食事を終えて、金銭の話になれば相手も気を遣うだろうし正直に話そうとするもふと頭に昨夜したかったが出来なかった事が過ぎると少々気恥しそうに話し始める、がそれは自分の我儘でしかなく、目線を逸らしながら後半は覇気を失っていき、自問自答するように蚊の鳴くような声で呟くが、ここまで言ってしまえばと覚悟を決めると再度口を開く。今の関係性の仲で他人にバレてしまうのはご法度で、それが分かってはいるのだがどうしても愛おしい相手に自分の痕を残したいと考えてしまうのは子供っぽいか。だなんて重々承知であるが逸らしていた目線をゆるりと合わせて )
……え?い、いいけど。
見えない場所っていうとどこがいいのかな。
( まさかお金の代わりにお願い事を要求されるとは少しも考えておらず、しかもその内容には目を丸くして。恐らく周囲に自分たちの関係がバレるのを回避するため気をつかってくれていたのだろう。別に見えない場所であればそれは構わないのだが、改まって言われると何とも気恥ずかしく。しかも付けるとなるとどこがいいのか、苦笑して。 )
悠介くんがつけたい所でいい。
じゃあ腹部とか、太腿とかで……っ、あー…いや、やっぱやめとく。なんか、許可取ってやんのも変な話だし…悪い、忘れて。
この後、どうしよっか。唯織さんがしんどいなら俺が運転して行くか、代行呼んで家送るってのも手だし。
( 想像よりもスムーズに事が運ぶとそれに乗ってしてしまおうだなんて思ったが説明してる間に羞恥は己の限界を越えて、微かな頬の赤らみを上がる体温で感じればすぐに相手から目を逸らして申し訳なさそうな声色で告げる。暫し口を閉ざしていたが切り替えて今後の予定をと頭を動かし )
そう…?わかった。
ううん。自分で帰れる。……あ、そういえば俺車で来てないな。
( 段々と相手の顔が赤くなっていくのに釣られてこちらまで赤くなり。赤くなる相手が可愛いだなんて思ってしまうが口には出さず。一応納得するも、少し残念な気持ちもあり。帰りは今のところ自分で帰れそうだと伝えるも、そういえば車で来ていないことに気づき。)
タクシーで帰ろうかな。
……あ、そうか。
動揺し過ぎてなんか色々飛んでた。ん、タクシーだったら安心。もう手配しよっか?海ちゃん寂しがってるかもだし。
( 染まった頬を隠すように片手で口許を抑えていたが相手の言葉に一時停止すると数秒後に理解して、記憶が飛んでいた事に対して思わず笑ってしまいながら自分の頭をくしゃくしゃと撫でる。一度ゆるりと息を吐いて落ち着けば目を細めて彼の肩に頭を軽く乗せ )
悠介くん、こういうところ可愛いよね。
うん、お願いできる?
( 自分の肩に頭を乗せる彼がなんだかやはり可愛くて、愛しさが募れば目を細めて。確かに彼の言うように海が待っていることもあり、もう帰った方が良さそうだと頷いてタクシーの手配をお願いして。)
…唯織さんの方が可愛い。
了解。そういえば、今回は飲めなかったから今度唯織さんの家で飲み会でも開こっか。酔ってる所見たい、絶対可愛い。俺は割と強い方だから安心し…………今のも忘れて。
( 言われ慣れていないワードにまた思考回路が混雑するがそれを貴方が言うか、と思えば呟くように口にして。スマホを取り出してアプリを開けば慣れた手つきで手配し、思った事を話すがここは日本で酒もタバコも二十歳からなんて法律が存在している事に気付くと若干気まずそうに肩に置いていた頭を離す。彼に気を許しているからか普段隠しているボロが簡単に出てしまう、一旦コーヒーを口にすれば駅近でタクシーが近くに待機していたのか早々とスマホに配車完了のメッセージが )
…はや、もう着いたって。
可愛いって言われると複雑だな。
いいよ。飲み会しようか。……悠介くん飲まないの?
あぁ、ごめん今の発言も忘れて。
( 相手から可愛いと言われることは嫌では無いのだが、男としては複雑な気持ちになってしまうから困る。飲み会については快く頷くも最後の言葉を聞いてそれに追い打ちをかけて質問をしてしまい。自分もそういえば忘れかけていたが相手は未成年だったと教師失格だなと苦笑し。タクシーが着いたと聞くと、頷いて立ち上がり。)
じゃあ行くね。いろいろありがとう。
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