斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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でも、俺が居なかったらこんな事起きて無かった。北条達の件で、これ以上巻き込まないって自分に誓ったのにまた…今回は怪我までさせて。唯織さんの為なら何時でも、何処にでも助けに行くって断言出来るけどもう危険な目に合わせないって約束は出来ない。
( 握り返してくれる手、優しい声色に縋りそうになってしまうが静かに告げるとゆっくり手を離して立ち上がる。例え自分が裏社会から完全に手を引けたとしても親が親、立場上に今後こんな状況はいくらでも起きる可能性がある。それに、手を引こうとしても色々と知り過ぎて、もう深海のような深みに入ってしまっていて抜け出せやしないだろう。今回の件で痛感したが今後も危ない目に合わせてしまい迷惑はきっと必ずかける、自分からこの言葉を出すことなんて思っていなかったが目を合わせぬまま静かに告げて )
唯織さん、距離を置こう。
…、俺は。
前回の件で、悠介くんの身の回りに危険があること分かってたし、覚悟はしてたつもりだよ。…一緒にいたい、って気持ちは変わらないから。
( 離れていく彼の手。そしてその言葉に、胸が苦しくなる。その痛みは太腿の怪我なんかよりも遥かに重いもので、悲しげな表情を浮かべて。恐らく優しい彼のことだ、これ以上自分の身に何か起こることが耐えられないのだろう。今回の件で不安を募らせてしまった自分に落ち度はあり、これ以上無理やり彼を引き留めたとしても、今の彼は納得しないということもわかっている。だけど相手への気持ちは変わらないと伝えて。)
…ごめん。また、落ち着いたら連絡する、
( 彼の気持ちを聞いて胸が締め付けられる。これは相手のことを考えていない傷付けるだけの、ただの自分の我儘だ。目の前で人が命を落とすシーンなんていくらでもあってそれが当然過ぎて、心のどこかで彼がそうなったとしてもすぐに切り替えられるだなんて気持ちがあったと思っていたがそんな事は無かった。今でもあの時に見た光景が鮮明に蘇り、彼を失うかもしれないと強く感じた焦燥感が身を不快に焦がす。どうしようもない感情は吐き出せる先も無く、胸の内で蠢いているだけで。目を決して合わせぬまま、また微かに開いた口から何とか言葉を紡いで )
…うん。待ってる。
( どちらにせよ気持ちの整理は必要だろうと思えば、彼の言葉に頷いて。今はあまり考えないようにしようとできるだけ穏やかな声色で呟くように声をかける。こんなとき自分はどうしたら良いのか。支えてあげたいし、なんなら自分だって彼を守れるようになりたい。色々な思いはあるが、今はそっと時間が解決してくれるのを待とうと。)
……医者が言うに今日明日は検査入院らしいから、…住吉が後で来るし必要な物事があれば遠慮なく言って。
( お前のせいだと責め立ててくれれば気持ちが楽になるんだろうか、と考えるが彼はそんな事をする人ではないしそんな人物であれば恋人にはなってないんだろう。大好きな声、こちらに寄り添うような優しげな声に眉を顰めて目を細めると一歩後退った後に病室を後にして )
───
「失礼します。……、坊ちゃんは御手洗か何かでしょうか。」
( 事後処理を終えて静かな病院の廊下を歩き、先生の病室の前に着けば軽くノックをして扉を開ける。そこには居ると思っていた坊ちゃんの姿は無く、事件後連絡も一切もらっていない為に自然と席を外しているだけなのだと判断し )
…住吉さん。
悠介くんはさっき出て行きました。…ここには戻ってこないと思います。
( 病室を後にした彼を追い続けるように、扉をじっと見つめていれば暫くして住吉さんが入ってきて。彼について聞かれると少し間を開けてそう答えれば少し悲しげに微笑んだ後、「色々ありがとうございました。」と感謝の言葉を。)
「……成程。
いえ、駆け付けるのが遅れてしまい申し訳ありませんでした。…怪我、痛むでしょう。暫しの間思ったように動けず、苦労されると思います。必要であれば私か、他の者がお手伝いをさせて頂ければと…入院中に何か必要な物等はございますか?」
( おおよそ想定出来れば大切な恋人にこんな表情をさせるとは、と少々呆れ気味の溜息を吐きそうになるも耐えて一言返答を。ベッドの傍へと行けば感謝の言葉に深々と頭を下げ、その後に様子を伺うようにそちらを見て )
住吉さんが来なかったら危なかった訳ですし、謝らないでください。
…すみません、じゃあお願いします。着替えを持ってきていただけると有難いです。
( 頭を下げる彼にこちらこそと、申し訳なさそうにして。2日間は入院、そして退院後もさすがにしばらくは右足は使えない。遠慮なく住吉さんに頼み事を。2日間ではあるが下着などは一応欲しいなと思うとそれを頼む。)
「畏まりました。……怖かったでしょう、あの状況も、私も。」
( 怯えずに頼み事をしてくれたのには少しほっとして軽い微笑みを、すぐに用意をと考え行動に移そうとしたが足を止めれば振り返る。こちらは慣れているが普通の人であれば経験する事はないだろう異色な体験、さぞかし恐ろしかっただろうと )
…怖かったですよ。
でもそれはあの状況や、住吉さんがというよりは、大事な人に何かあったらという恐怖しかなかったです。…なんにもできなくて、俺。
( 快く引き受けてくれた住吉さんに微笑むと、そちらを見て見送ろうとするが、足を止めた相手に不思議そうな表情を。たしかにあんなこと生まれてこの方経験したことはないし、助けに来てくれた住吉さんもいつもとは違った雰囲気だったことも恐怖というよりは驚きに近く。それよりは、自分のせいで大事な人を失ってしまうのではないかという恐怖心が大きく。目を細めて苦笑すると、僅かに視線をそらして)
「…そっち方向の心配、ですか。何も出来ないのは当たり前です、貴方は普通の方なのですから。そのままでいいんですよ。……覚悟出来ていないのは坊ちゃんの方なんでしょうね。」
( 思っていた方面ではない回答に組長の奥様の顔が浮かんで一瞬間が空くが緩やかに微笑むと視線を彼から外し、彼以外の話を聞かない問題児をどうしたものかと考えながら悩ましげに話すが一度瞬きをすると気持ちを入れ替えて )
「……取り敢えず、着替えを用意して来ますね。」
…、はい。お願いします。
( そのままでいい。なんだか少しばかりその言葉に救われもするが、未だに心の中はもやもやとした霧がかかっているようで。一先ず着替えを終えると再度お願いをしては、住吉さんが出ていく方へ視線を戻して。)
(/いつもありがとうございます!明日明後日と返信ができませんので予めご連絡させていただきました!
今後の展開なのですが、本当に距離をとって数年後にとばして悠介くんが大人になって現れるもよし、両者我慢ならずの展開もよし…だと思っております。もし何かやりたい展開ありましたら仰ってください。)
(/埋もれてきたので一応あげておきます!お忙しい時期なので返信無理なさらず…。暇があればまたよろしくお願いします。私もこれから多忙な時期になりますので、返信遅くなると思いますので…。)
( / 連絡も無しに放置してしまい、申し訳ありません。この間風邪を引いたばかりというのに今度は流行りのインフルエンザに掛かってバタバタしておりました…展開をわくわくしながら考え明日こそはお返事を!と思っている間に時間が空いてしまいました。お待たせしてしまってすみません。
今後の展開ですが、二週間程距離を置いて復縁ルートと考えていましたが背後様の案を見て大学に進学するもしないも二十歳を迎え、唯織さんと離れているのが辛く完全に道を逸れて生半可では無くごりごり家に入り込んだ状態で再会するというのも面白いかもな…と考えております。笑
こちらも背後様も多忙な時期ですが、今後は病でも極力(かなり短い文での報告になるやも)連絡無く空けることは無いように致しますのでこれからもお相手して頂ければと思っております。 )
(/背後様が無事でよかったです…!流行病ですね!こちらも職場で絶賛猛威を振るっておりますので分かります…。全く気にしないでください。のんびりとやり取り出来ればと思っておりますので。逆にまた急かすような形になってしまっていたらごめんなさい…!治りかけならば無理はしないでくださいね!!
どうしましょう…個人的にどちらの展開も捨て難く、決めかねています。もし宜しければ、悠介くん背後様に決めていただきたいです!)
( / ご心配をお掛けしてすみません!ですよね…うちの所もなのですが先週から急に恐ろしく流行ってまして…ワクチン接種済なのにその波に飲まれてしまいました、背後様もお気をつけ下さい…!急かされたという感じでは無く、待ってて下さって嬉しい気持ちでいっぱいです。
では、高校時代のイベント事ももう受験くらいですし卒業させ時間を過ぎさせて、丁度悠介が二十歳の2年後、今くらいの時期での再スタートでどうでしょう?お互いあの日から連絡も取っていない、顔も合わせていない感じで再会みたいな…。背後様がまだ高校時代のしたいイベントがあれば高校時代のままでも! )
(/こちらも気を付けます!また無理せず!よろしくお願いします。
そうですね!高校時代のイベントはもう結構やったので、大人編にいきましょうか。唯織は大人なのでそんなに変わることはないかなと思うのですが、悠介くんは雰囲気も含め少し変わっていたらいいな、なんて思います!
再会はどんな場面にしましょうかね!街で偶然会う。どちらかが見かけて話しかけにいく、もしくは以前あったような本屋でばったり鉢合わせるなど?離れていた分、かなり好きが加速しそうですね。)
( / そちらもご無理だけはなさらず…!よろしくお願いします!
では、大人編で!身長はちょっと伸ばして性格も少し大人びさせようと思ってるのですが他にこうなってたらいいなという希望はありますかね?
再会場面ですが、思い出の場所(高台or紅葉の湖)か夜の街で唯織さんが絡まれている所を助けるか偶然会うかだなんて考えています。確かに好きが加速しそうですし、悠介は唯織さん大好きなまま道を逸れて大人になっているので執着心が凄くなりそうです…笑 )
(/あとは特に希望はないのでそれでお願いします。考えただけでも悠介くんが素敵すぎて、きっと唯織も再び惚れそうですね。あ、勿論唯織もあれからずっと悠介くんのことは好きなので。
高台も素敵なのですが、絡まれてるところを助けてもらうの方が展開しやすいかなと思いますのでそちらの流れでいいでしょうか?よければ、こちらから文出そうと思います!)
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