斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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…あぁ、そうなんだ。
俺も探すよ。
( 内容を聞くとまた彼の名前を仲良さげに呼ぶあたりに引っかかりつつ、一緒に探すと彼女が座っていた周辺を探そうとそちらへ近寄り。席の下の方に何かないかと少し視線を落として)
「ふふ、ありがとうございます。天羽先生ってやっぱり優しいですよねぇ…悠介にはもっと優しいんですか?それとも、意外と素直になれなくてツンツンしちゃうタイプだったり?」
( 授業後の片付けの途中だったのに手を止めて一緒に探してくれるだなんて、と表情を緩めながら礼を言う。周りの席の足元を探していたがふとそちらを見ると先程と変わらぬ声色でまるで話のついでのように、にこやかに尋ね )
……、ごめん何の話かちょっとよく分からない。
( 彼女の質問には一瞬手が止まり。何度質問の意味を頭の中で考えても、その内容は自分と彼の関係を知っているかのようなもので。少し遅れてから何の話か分からないとだけ、できるだけ表面に出ないよう、探し物をさがすふりをしながら答えるが。内心はどうしようという焦燥感でいっぱいになり。)
「…あ、天羽先生、机の中にキーホルダーありました。よく分からない、ですか。すみません、他の人と勘違いしちゃったのかも。
それは置いておいて、文化祭の日に先生に好きって告白したじゃないですか。断られちゃったけど、あの日言ったようにやっぱり諦められなくて。気持ち、変わったりはしてないですよね?」
( 先生の反応を見て笑顔を崩さないまま探してくれている姿を横目に座っていた席に腰を落とすと机の中の奥に手を入れて白いうさぎのキーホルダーを取り出し告げるとふわふわしたそれを触りながらまたそちらに視線を送り )
…そう。
うん、変わってない。ごめん。
( 相手の捜し物が無事見つかったことと、勘違いだったという言葉にわずかにほっとするもののどこかまだ不安が拭えない感がある。立ち上がり元に戻ろうとするが、前の文化祭の話になるとそちらを見て。まだ自分のことが諦められないとしたら彼に対するあの行動は何だったのかと疑問に思う。とりあえず自分の気持ちを伝えないと、とそう伝え)
「やっぱりそうですよね。じゃあ、…またまたそれとは関係ない話で、最近痴漢の冤罪ってよく聞くじゃないですか。あれって男性側がどう証言しても女性の受け取り側の主張が優先されるーだなんて聞いて、とある悪戯を思いついちゃったんですけど、"仲の良い同級生に押し倒されて無理矢理された"って私が泣いて叫んだらどうなるんだろう。日頃こっちからアプローチしてても別問題として警察が動いて退学?軽くても学校が隠蔽して休学とかになっちゃうのかな。」
( 伝えられた言葉に眉を下げてそちらから目線を外せばキーホルダーを見つめ、頭を撫でながら口にする。出来ることならこんな話したくなかった。でもこうでもしないときっと先生は生徒と言う枠組み以外で私を見てくれる機会なんてないんだろう。推測が外れていたらそれはそれでしょうがないが、今まで観察してきた感じ斎藤くんと天羽先生の間には繋がりがある。悪いと分かっている希望を微かに抱えながらもスクールバッグにキーホルダーを付け直して )
……っ、そんな悪戯絶対したらだめだ。
人1人の人生を狂わせる可能性だってある。
( 何を言っているんだ。と頭は真っ白になるが、どうもその話の流れからいくと彼女がアプローチしているのは自分の恋人。その彼にそんなことをしようというのか。絶対そんなことはさせない。できるだけ冷静に、そんなことは辞めてほしいと彼女の目を見て伝えて。)
「…わ、やっぱり天羽先生の瞳って綺麗ですよね。いいなぁ、羨ましい…カラコンとかしてみようかな。黒い髪も目も、似合ってるって言われるけどあまり好きじゃなくて。先生は私には何色が似合うと思います?やっぱりブラウン系とかかな…」
( 目を合わせこちらを諭すような言葉も先程の発言も無かったかのように微笑むと覗き込むように先生の瞳を見つめて不満を口にする。その後に自分の長い黒髪を指先で梳くと変わらない笑顔で尋ね )
花里さん、…さっきの悪戯の話。冗談だよね。
( 話がコロコロと変わっていくことに感情はついていかず。本当にこの子はなんの話しがしたいのだろう。目や髪の色についてなど今はどうでもよくて、それり先程の悪戯の発言についてもう一度聞き直し)
「でもやっぱり先生と同じ感じにしたいし青系もいいかも……、んー…天羽先生が、私の事を気にかけてくれたら冗談じゃなくなるかもしれません。この間言った通り、二番目でいいんです。少しでもこっちを見てくれたら幸せで、退屈しのぎの悪戯なんてする暇なくなっちゃうかも。」
( 好きな人とお揃いは憧れる。つらつら話すが聞き直された話に悩ましげな声を上げた後、一度目を伏せてから穏やかに微笑む。心優しい先生なら別に斎藤くんを利用せずとも自分が道徳から逸れた事をしようとしてるって知ったらこの流れになってたかもしれないなんて今更ながら思って勝手に胸が温まるが今考えても仕方がない事で、笑いながら話し終えると先生の頬に触れようとゆっくり手を伸ばし )
……っ、俺は……。
少し考えさせてくれないか。
( 近付いてきた彼女の手が頬に触れてきたことに肩を揺らし。それでも抵抗できないのは、今自分がどうしたらいいのかを必死に考えているせいで。ここで答えを出すのは得策じゃない、と苦し紛れに出した答えを彼女に伝えるが、そう待ってはくれないのだろう。)
「えー?ダメ、今ここで決めないと……って、いい所なのに。斎藤くん、掃除終わっちゃったらしいです。残念。」
( 初めて触れた頬、状況が状況だからか自分の手より体温が低くて少し冷たい気がする。揺れた肩まで愛おしくて、普段の授業では見れない表情にぞくぞくする。好きで好きで堪らない。こんな形で、と実行するまでは少し後ろめたい気持ちもあったがこれは成功だ。自分の中にあったSっ気に気付きながら目を細めて楽しそうに微笑むが机の上に置いてあったスクールバッグからメッセージの着信音が鳴れば唇を尖らせながら手を離してスマホを取り出し確認すると"あんたの愛しの斎藤、バカ男子に巻き込まれてほうきチャンバラしてた。ウケる。今掃除終わって片付け中だけど、結局斎藤と遊びに行かないの?"と友達からメッセージが。もし放課後に斎藤くんが先生と約束なんてしてたら此処に来て見つかっちゃうかもしれない。それは厄介だから避けたいなあ、なんて思いながら肩を落とすと心底残念そうに首を左右に振り、溜息を吐いてから先生を見上げると両手を広げてお願いをひとつ )
「いいですよ、考えてもらって。その代わり、1回だけギュッてして貰ってもいいですか?…大丈夫、斎藤くんは片付け中らしいのでまだ来ませんよ。」
…、わかった。
( 突然でてきた彼の話題。来るのが遅いと思っていたが、掃除をしていたのかと理解すると少しほっとする。どうやら返事は待ってくれるらしい。が、代わりに出された交換条件。今日彼が彼女に抱き着かれるのを見てモヤっとしたのと同じように、もしもこの場面を彼が見たら。いや、見ていなくても自分がモヤモヤするに違いない。しかし、しなかったらと考えると両手を広げる彼女に近付いて、そっと抱き締め )
( 断る選択肢は無くしたから応えない筈がない。夢にまで見た体温に頬を染めて、先生の胸に顔を埋めると背中に腕を回してこちらからも抱きつく。色んな人と触れ合ってきたけどこんなに満たされた事なんてなかった。幸せ過ぎる状況にずっと浸っていたいけど長居は禁物、渋々ゆっくり離れれば微笑みなから見上げて )
「ありがとうございます。じゃあ今日はこれで…また聞きに来るまでには答え出してくださいね。
…あ、分かってると思うんですけど斎藤くんや他の人にはこの事秘密ですよ?バラされたらショックで悪戯しちゃうかも。」
…分かった。
( 抱き締めてはみたもののやはり罪悪感だけが自分の中に残り、最後の脅しのような言葉にも頷いてみたが、一体どうするべきなのか悩ましげな表情で。彼女から離れるが、甘い香りが服に残っており、それにも頭が痛くなるばかりで。とりあえず彼女を見送ることに。)
(/背後失礼します!非常にドキドキな展開に、唯織は大変困惑していますが私は楽しんでおります。ありがとうございます。今非常に悩んでいまして、悠介くんにあったことを伝える、または悠介くんの身を案じて距離をとることを提案する、花里さんと直接もう一度対決する。色々なパターンを考えているのですが…悠介さん背後様としてのご意見をいただきたく思います!!)
「ふふ、じゃあさようなら!」
( 返事を聞いて満足げにへらりと笑うとスクールバッグを手にして座っていた椅子を机にちゃんと戻せば明るい表情で挨拶をし、美術室を後にする。いい返事が聞けるといいな、なんて思う反面罪悪感を抱くが別に二人を引き裂こうとしてる訳じゃない。と自分に言い訳をして歩みを進め )
これでOK?じゃあもう帰ろう。
…あー、悪い。ちょっとこの後大事な約束あるんだわ、また今度。
( 片付けもして漸く掃除を終えると周りに声を掛け、友人が「帰りにどっか寄らね?」と肩を組んで来るが苦笑いしながら断ればブーブー文句を言い始める。それを無視して鞄を手に廊下へ出てスマホを取り出す。"ごめん、掃除当番なの忘れてて今終わった。そっちはどう?"と彼へメッセージを送り )
( / こちらも失礼します!
唯織さんが困っている姿が割とツボで楽しく、調子に乗りすぎてないかと不安だったので良かったです!早期解決を目指すなら悠介に即相談が一番だと思うんですがもう少し唯織さんにちょっかいをかけたい気持ちがあるので大雑把に並べると唯織さんが距離を取る事を提案→ 悠介が何があったのか背景を疑問視し原因を発見→解決の為に動くみたいな流れを個人的にしたいと思っているのですがどうでしょう…?そうなった場合必然的に花里との絡みも多くなり、唯織さんのメンタルが少々不安ですが大丈夫そうでしょうか…。 )
( 彼女が去った後も暫くは呆然とその場に立ち尽くしており。ふとポケットのスマホが振動したことに我に返ると、その内容を見て溜息をひとつ。彼に危害が及ばないようにするにはどうしたらいいか。何度悩み抜いても自分の中でたどり着く答えはひとつで。しかしそれも下手をすれば彼との関係を壊しかねない答え。覚悟を決めたようにスマホを操作すれば「今美術室。もう片付け終わるから。」と返信を)
(/ではそれでいきたいとおもいます!花里さんに無茶な要求をされて恐らくどうしても無理な所は断る可能性がありますが、それまでに悠介くんになんとかしてもらいますので←むしろいつも花里さんの役までやっていただきありがとうございます!)
……ッと、ごめん。
( 返信に微かに微笑めば"了解、この間の裏の駐車場で待ってる。"と送り、昇降口に足を向けて廊下を歩いていたら曲がり角で人と肩が当たる。咄嗟に謝罪をしたが何も気にしていない、と言うよりは此方なんて見えていない浮かれた様子で去っていったのは花里で。何だアイツと頭を傾げ、甘い香りの中に彼の香りが混ざっている気がして声を掛けようとするも聞くのは不自然だしそもそも気の所為かもしれないと思えば止めていた歩みを進め )
( / よろしくお願いします!!もう何か困った事があったら悠介になんでも言ってください。即解決させます←
いえいえ、モブキャラ動かすの結構好きで楽しくしてますのでお気になさらず…!いつも御相手ありがとうございます!今後もよろしくお願いします!(蹴可です! )
( 彼からの返信、いつもの何気ないやり取りに目を細める。片付けを済ませ美術室の戸締りをして職員室へ戻ると、荷物を持って車へ。学校裏の公園へ車を移動させると、彼を見つけてその近くに車を停める。)
ごめん、待たせた?
いや、今来たところ。
お疲れ様、何か食べたいもんとかある?
( 此処に来る途中で後輩にこの間のお詫びだと渡されたレモン味の飴を口に入れ、スマホを弄りながら彼を待つ。画面を見つめ、趣味程度にバンドメンバーで始めたチャンネルの伸びが最近特に良いなとぼんやり思っていたら彼の声が聞こえ、顔を上げて微笑むと助手席に乗って )
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