匿名さん 2023-09-13 06:32:43 |
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そう、結月って呼んで
(名刺で綾人の名前を確認して「こっちは綾人くんって呼んでいい?」と笑いかける。緊張しているのはこっちから見ても丸わかりで、少し可愛く思えて。部長にはいつも頼んでいるお酒を黒服に「持ってきて」と指示して、おすすめを聞かれて少し考える素振りをする。「お酒はどんなのが好き?もちろんノンアルコールもあるけど」とメニュー表を見ながら)
は、はい。結月さん。(名前で呼んでと言われれば、その通りに呼び、君づけするような歳じゃないので、と苦笑いしながら言い。呼び捨てでいいと告げ)
えっと、あまり強くないので、甘めのってありますか?
なら、綾人?いい名前だよね。俺なんて名前だけ見ると女の子に間違えられたりするんだよね、見た目はむさ苦しい男なのに
(お客さんからさん付けされることは珍しく、いつもは呼び捨てだったり君付けだったりするから、新鮮味を感じて。自虐気味に笑って、綾人の好みを聞いて考えて)
それならカルアミルクとかどう?
コーヒーリキュールも少なくしするし
え?そうですか?ありがとうございます(名前を褒められた事が嬉しかったらしく礼を言い、次ぐ結月からの言葉に全力で否定し)
そ、そんな事ありません!結月さん、すごく綺麗でカッコイイし、きっと女性にもモテるんだろうなぁって、初めて見た時に思ったんです。
それじゃあ、カルアミルクでお願いします。
カルアミルクね、OK
(机の上で手際よくカクテルを作り始めて。
少なからず他の人よりかはモテてるのは自覚してるから否定はせず、謙遜したように答えながらお酒を作りながら。綺麗なんて言われたのは珍しく、少し照れくさそうに笑う)
俺なんて全然、モテてるって言うか…からかわれてるんだよ
ありがとうございます。(さすがに慣れてるなぁと思いながら手を見ていると、指まで綺麗だと思い思わず眺めてしまい)
そんな事ないと思いますよ。きっと、結月さん目当てのお客さんが沢山居るんじゃないですか?(自分とは住む世界が違うなぁと思い)
いいえ、好きな味だったらいいけど
(できたカルアミルクのグラスを綾人の前に差し出して。
こうも真っ直ぐに褒められたのは久しぶりで、自分のペースを乱されそうになる。指名してくれるお客さんは沢山いるし、まだまだ挨拶に行かないといけない席もあるけど、今はまだこの席に居たいと思ってしまった。)
みんな優しいからね、こんな俺なんかに会いに来てくれる
綾人も可愛い顔してるよね、俺とは違って
ありがとう、いただくよ。(作ってもらったカクテルを一口飲むと表情が明るくなり自然とそんな言葉が出ていて)
美味しい、、
それは、結月さんの魅力じゃないですか?
え?か、可愛い?そんな事言われた事ないですよ。(恥ずかしくて顔を伏せて)
良かった、安心した
(綾人の言葉に心からの言葉が出て。
結構な数のお酒は作ってきたから自身はあったけど、少し心配だったようで。
恥ずかしそうに言う綾人の姿も、自分の周りにはいないタイプの男性で惹かれてしまう
からかいたくなったのか、綾人の手を取って)
可愛いよ、最初見たとから思ってた
はい!ほんとに美味しいです。(一旦グラスを置いて結月の方を見れば彼の笑顔に赤くなり、つい目を逸らしてしまったが、手を握られると、予想外の展開に相手を見て)
あ、ありがとう、ございます。(きっと、いろんな人にかけてるであろう言葉なのは分かってはいるが単純に嬉しく思ってしまい)
おかわり欲しかったら言ってね、また作るから
(なんて言いながらも、悪酔いしないように気をつけないようとリキュールの量を確認して。お酒に弱そうなタイプだし、俺以外の奴がこの席に着いたら利用されそうだな、と苦笑いして。
戸惑う綾人に、やっぱり慣れてないなと感じて。
すると、黒服から「使命が入りました」と言われて頷く。
綾人の手を離して申し訳なさそうな顔して)
ごめんね、ちょっと行ってくる
部長さんも、また来るからあとは楽しんでね
あ、はい。頑張って下さい(やはり人気があるんだなぁと、自然と目で追ってしまい、自分なんてその1人にすぎないんだよなぁと思っては落ち込み)
「ハッ!なにを落ち込んでるんだ。今日初めて会ったばかりの人にこんな感情重いだけじゃないか。それに相手は同性だぞ。僕自身、なんでこんなに惹かれてるのか分からないのに、この気持ちは隠し通す」(と、心の中で思っていると、部長がもっと飲めと自分に言いよってきたので、言われるがままにお酒を飲み)
ありがとう、また戻ってくるから
(名残惜しそうにもう一度綾人の手を握って。
同性に対してこんなことなんてしたこと無かったのに、と頬をかいて立ち去って。
他の席についてる時も綾人の方が気になって見てみると、部長が無理に飲ませようとしている。あの人そういうところあるよな、と苦笑いして、隣の女の子に挨拶をして)
待たせてごめんね、今日も来てくれて本当に嬉しい
勿論、この前のお酒はとってるよ
あ、はい。(ホントに綺麗な手だなぁ触られた手を暫く眺めて浸っていて)
あの、部長、もう自分そんなに飲めないです。(遠慮するな。ここは俺の奢りだからと、更に酒を注がれるが、そう言う問題じゃないんだよなぁと思い困り果て)
………少し外すね、すぐ戻ってくる
(「ここに居てよ」と引いてくる女の子の手を優しく戻して、綾人の席の方へと戻って。
「田中さん、飲みすぎ」なんて部長の名前を呼びながら後ろから声をかける。「こんな飲み方したら、お酒の味なんて分からなくなるよ」とつがれたグラスを指さして。)
綾人、このお酒俺が貰っていい?
えーなんれすかぁ?(すでに、少し酔っていて顔も全体的に赤くなっていて、ぶろー、もっと、くらさい(どうやら酔うと甘え上戸になるらしく部長に擦り寄り)
部長>
まさか、東雲君にこんな一面があるとは飲ませたかいがあったかな。VIPルームでも貸し切って2人で飲むのもいいかもしれないな。桐生君、VIPルームは空いているかね?
……今は空いてないみたいです
(部長に擦り寄って甘える綾人を見て、何故か分からないけどイラッとしてしまい、見えないところで拳を握って。
そういう気があるのは結構だが、この2人を一緒にする訳には行かないと決める。
VIP席は空いてるのは知っているが、営業スマイルで嘘をついて)
ほら綾人、もう飲んじゃダメだよ
(なんだそうかと、残念そうに肩を落とし)
ん~いやら、まだ飲むー(今度は結月に擦り寄り、今にも寝てしまいそうな感じで、目を閉じ)
いい匂い、、
ごめんなさい、また来た時に
(部長にはいつもVIP席に連れていってもらうが、少し体に触ってくることが多く、たまに苦手だと思ってしまうことも。擦り寄ってきた綾人の頭を撫でて、目を細めて愛おしそうに見つめて)
駄目だって、潰れちゃうよ
(分かったと、とりあえず納得し)
(ぼんやりとした視界のなかで、頭を撫でられ心地良さそうに目を閉じて)
んー離れたくない。好き、、(相当、酔ってるらしく結月に抱き付き)
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