ヒモ男拾いました

あ、そろそろ上がれよ。のぼせるぞ！(心配になって声をかけて)

んー……
(返事はするものの動く気力が湧かずまだ浸かっていて、いい加減出なきゃと思い動こうとすると力が入らず、あれ？と首を傾げ)

おい、早く上がれってば(痺れをきらして風呂場の戸を開けて)
何してんだ？

……あつい…？
(ぼーっとする頭をゆっくり動かして綾瀬の方を見つつ、全然動けないと訴えるようにあついと呟いて)

言わんこっちゃない。(仕方ないなと思い、肩を貸して湯船から引き上げて)

ごめんなさい……
(湯船から上げてもらい、会ったばかりの人に迷惑かけて何してるんだ、と落ち込みつつ素直に謝って)

そんな事より、大丈夫か？(相手の体を心配してバスタオルをかけてやり)

……大丈夫、です…
(力無く言ってはへらっと笑ってみせるものの、頭がくらくらしてまだ動けずにいて)

大丈夫そうじゃねぇな。(仕方ないので体を拭いてやり)服、着替えられるか？

すみません…
(苦笑いしつつ謝り、何とか頑張ってみますと伝えてはのろのろとした動きで着ようとし)

手伝おうか？(見ていて、危なっかしいと思い)

……お願い、しても…？
(上は何とか着たものの、下着とズボンを膝下まで上げた所で上手く立ち上がれず、苦笑いしつつ見上げ).

あぁ、大丈夫だぜ(上に持ち上げてあげて履かせると、肩を貸して立たせ)
このまま、リビングに行くぞ。ソファあるから座ってろ

はい…
(申し訳なさそうにしつつもしっかり肩を借りて歩き、ソファまで案内して貰えばゆっくり腰掛けて見上げ)

えっと、ご飯まだ、だからテレビでも見てて(気まずいのでテレビを付けてキッチンへ行き)

(ゆっくり頷いては黙ってテレビを眺め)
(とりあえず招かれたままに来てしまったけど、これからどうしようかとぼんやり考え)

お待たせ。出来たよ。(目玉焼きがのったハンバーグとコーンスープをテーブルに乗せ)
じゃあ、俺は風呂入ってくるから食べててよ

ん…ありがとう、…
(いい香りに目を細めつつお礼を言い、ゆっくり食べ始め(.

ふぅ～気持ちいい(髪、体を洗い終わり湯船に浸かり)
上がったらビールだなぁ～

(こんなに良くして貰って、一体自分は何が返せるだろうかと悩みつつご飯を食べ進め)
ごちそうさまでした…
(食べ終わる頃にはだいぶ回復したので食器を片付けて、洗い物くらいは出来るかと動き)

ふぅ～さっぱりした。あ、食べ終わったか？(リビングに戻ると台所で洗い物をしている彼に話しかけ)

はい、ご馳走様でした
(綺麗に洗い終わって食器をしまおうとして、どこに置けばと悩み)

あ、置いといていいよ。洗ってくれて、ありがと(冷蔵庫を開けるとビールを取り出し)
そう言えばさぁ、芽咲君って歳いくつ？

そうですか、じゃあ…
(適当な場所に置いて、とりあえずソファに戻り)
十八、です
(聞かれれば一瞬躊躇うものの素直に答え)

え？！未成年？これって、誘拐になるのか？俺、警察に捕まったりするのかー(歳を聞いて、かなり動揺し)

……大丈夫ですよ。孤児院出身だけど、もう帰りたくないし
(もしそう疑われても自分が了承してついて行ったと主張すれば大丈夫の筈、と話しつつ本当に二度と帰りたくないと繰り返し).

え？孤児院、、そう、だったんだ(それなら、両親は居ないのかと思い、彼を不憫に思い)
むさ苦しい部屋からしれないけど、好きなだけ居ていいからね

はい…ありがとうございます
(置いてくれることが嬉しいのか、無意識に微笑みつつお礼を言って。こんなお人好しな人なら一緒に居てもいいかな、と思いつつ口には出さず)

えっと、もう寝る？寝るならベッド使っていいよ。(まさか未成年だったとは思わなかったので、ちょっと扱いが難しいなぁと思い)

え…いいんですか？
(客人である自分が家の主のベッドなんて、と目を見開きつつ見て)

うん、いいよ。俺はソファに寝るからさ(さすがに、一緒に寝るわけにはいかないだろうと思い)

いや、そんな……だったら俺がソファで寝ます…
(客人どころかついさっき知り合ったばかりの他人なのにベットを譲って貰うのは気が引けたのか、狭い場所には慣れてるからソファで大丈夫と思いそっちには自分がと話して)

いや、俺の事は気にしなくていいよ。ベッドの方が疲れとれるでしょ？(優しく微笑み、気を遣わなくていいと付け足し)

……ありがとうございます。じゃあ、遠慮なく…
(本当にこの人はお人よしなんだなと思いつつ、ふっと微笑んではベッドの方に向かい。辿り着けば軽く飛び込む勢いで寝転び)

うん、ゆっくり休んでね。(流石に未成年と一緒には寝れないと思い毛布をタンスから出してソファに横になり)
明日も仕事だからなぁ

(とりあえず今日はお世話になるとして、明日からどうしよう。長居することで、孤児院の院長や売られる予定だった相手がこの人のせいだと誤解して危害を加えたらどうしよう。色々と不安を抱えて悩む内、いつの間にか眠りに落ちていて)

(とりあえず今日はお世話になるとして、明日からどうしよう。長居することで、孤児院の院長や売られる予定だった相手がこの人のせいだと誤解して危害を加えたらどうしよう。色々と不安を抱えて悩む内、いつの間にか眠りに落ちていて)

(仕事で疲れていたので、すぐに眠りに落ち、次の日6時に起きて朝ごはんの支度をしながら、芽咲の昼ご飯どうしようかなと考え)

……？
(少し前までは小さい子供たちの元気な声で起こされたりしていたいた為に、早い時間に目が覚め。だがまだ完全に起きているわけではないのか、見慣れない天井を眺めながら、ここはどこだっけとぼんやり考えていて)

(とりあえず、朝ごはんはハムエッグとトーストとコーンスープを作り)
起きたかなぁ

……あ…おはよう、ございます…？
(いい香りがしてきた為にゆっくり身体を起こして辺りを見回し、綾瀬の姿が見えれば軽く首を傾げつつ話しかけ)

あ、おはよう。よく眠れた？朝ごはん作ったけど、食べれそう？(優しく微笑みかけながら爽やかに話し)

……いただきます
(遠慮しようと口を開いたものの、腹の虫が鳴った為に苦笑いして頷き、ベッドから降りて目を擦りながらゆっくりした足取りで向かい'

俺、これから仕事行くから、お昼はどうする近くにスーパーとかコンビニがあるから、好きなの買って食べるか、家にカップ麺がいくつかあるから、それでもいいし(財布を出して五千円札をテーブルにおき)
もし、買いに行くなら、これ使って

えっ…こんなに、いいんですか…？
(椅子に腰掛けてご飯を眺めていたらテーブルに置かれた5千円札に驚いては、これを持ち逃げされるとかは思わないんだろうかと綾瀬の方を見て)

え？うん、いいよ。あ、ごめん。食器とか片付けておいてもらってもいいかな？そろそろ、仕事行くね(軽く頭を撫でてから、仕事に向かい)

あっ、はい、勿論……行ってらっしゃい…
(片付けるし洗い物もしておこうと頷きつつ、軽く頭を撫でる手に驚くも目を細めて喜び。緩く手を振りながら見送って)
…いただきます
(少しして手を合わせ、ゆっくり食べ始め。美味しいなぁと微笑みつつどんどん食べていき)

(会社に着くと、周りに挨拶をして自分の席に座るとパソコンを開いて仕事し始め)

ごちそうさまでした…
(綺麗に平らげては手を合わせて言い、食器を片付け。置きっぱなしは良くないよな、と洗い物もして昨日聞いた場所にしまい)
…何してようかな
(ソファに座ってぼーっとしつつ、とりあえずテレビをつけて眺めてみて)

(昼になると同僚と学食へ向かい、何を食べようかメニューと睨めっこして)

……お腹、空いたな
(お昼時になれば勝手に腹の虫が鳴り、貰った五千円札をチラ見するものの何だか悪い気がして。カップ麺があると言ってたなぁと棚を探して取り出しては準備をし、お湯を沸かして注ぎキッチリ待ってから食べ始め)
(綾瀬さんの作ったご飯、美味しかったなぁと思いながら無言で食べつつテレビを眺め)