匿名さん 2023-09-10 00:12:55 |
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ありがとうございます。注文は以上ですのでよろしくお願いします。
(表向きのこの性格は何もしてないのに強面の顔立ちが理由で因縁やトラブルに巻き込まれないためでもあるため余程イラつく相手でもなければ崩れることはなく、取り皿に関してはすんなり要望が通ったのでほっと心の中で安心しつつ、今の所ほかに注文するものもないので注文はない事を伝えて)
『かしこまりました、少々お待ちください』
……取り皿、OKもらってよかったね
(他に注文がないことを聞けば、ウェイターはメニューを回収しつつ、頭を下げて少々お待ちくださいと挨拶し、厨房の方へと戻っていった。それを見送ったあと、取り皿のOKがもらえてよかったと安心したように呟き)
…あぁ。店によってはこういう客の要望が通らない場合もあるからな。
取り皿があれば綺麗に半分ずつ分けられるから便利だよな。
(己達の注文を聞き終えメニューを回収し厨房へと戻ってゆくウェイターを見送ったのち、相手の呟きに答える形で素の口調と声色に戻すと取り皿を頼んだのは料理を半分ずつ綺麗に分けるためであり、その便利性を語りつつ何気なく周囲の人々がどんな風に食事を取っているのか観察していて)
【またまた遅れました】
そうだね……取り皿が無かったら、同じ皿にのせて味が混ざって、大変なことになるもん。
(取り皿があれば便利、という相手の意見に頷きつつ、取り皿が無かったら、ひとつの皿に二種類の料理を置かなくてはならなくなり、味が混ざって大変だと答える。相手が周囲の様子を見ているのは、気づかないでいた。)
(/大丈夫ですよ。基本暇人ですのでのんびり気楽に待っていられるので。)
そうそう。相性が良ければまだ良いんだが、美味しい物と美味しい物を足したものが全て美味しくなるという訳でもないからな。
(己の意見に頷き賛同してくれる相手に料理をする方なのか料理をする側としての意見を述べつつ、相手に気付かれぬ程度に周囲を見ていればふと目に留まったのは何の変哲もない子供連れの家族で、普通の家庭で育った人間なら普通の光景なのだが、生まれて間もなく親に捨てられ孤児院で生まれ育った身の上では家族という一つの形が今でも羨ましく思え、それと同時に影で暗躍し続けている己には身の丈に合わない存在だと相手や周りの人間に不自然に思われないように視線を相手へと戻して)
【ありがとうございます…!】
うんうん、相性は大事だね……。
(美味しいものと美味しいものを足したものが全て美味しくなるとは限らないという相手の意見に納得したように頷くが、ふと考え込む。
“相性が大事、か……”
自分はもう少し、彼と仲良くなれたらと思っている。しかし、いつも冷静でなんでもそつなくこなす大人な彼と違って、自分は自分の志もろくに持てない子供だ。彼の”友達”として相応しくないだろう。
“友達……友達?なんだろう、なんか、彼はそういうのとは違う気がする。そりゃまあ、お互いに立場的に友達というのは変だけど、そういうのじゃなくて……”
答えが出せずに、自問自答に入る。気付かぬうちに、ぼうっと彼を見つめてしまっていて)
(/いえいえ。此方も暇人とはいえ平日は仕事があるので、疲れてPCに触る余裕がない場合はすぐに返事を返せるとは限らないことをあらかじめて言っておきますね。)
…?何か俺の顔に付いているか?
(家族に憧れを持っていても今の己の生き方を変えなければ手の届かない存在だが、そこまでして叶えたいものなのか?そもそも生き方を変えるとしてもどうやって?なんて相手に視線を戻してからも、決して現状では全く答えが見いだせていない疑問がぐるぐる頭を駆け回っていたが表面はいつも通りの表情のままで、ふと相手からの視線を感じ答えが出ない問いは一旦考えることをやめようと改めて相手を見るとどこかぼうっとした様子で此方を見つめており、その丸く青い目が自分を見ていることにきゅっと胸が締め付けられる感覚を覚え、一瞬言葉に詰まりそうになるが何事もなかったかのように声をかけて)
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