歪んだ愛

別にいいのに、、それに多分、、(善斗が風呂場に行くと独り言を呟き、天井を眺め)

……今更一人には、なりたくねぇな
(ゆっくり浸かりながらボソッと呟き。温まった所で上がり頭と身体を洗って流し、もう一度浸かり温まり直して。風呂から上がればしっかり身体を拭き服を着て、きちんと髪をドライヤーで乾かし洗面所から出てきて)

(リビングのソファに座って、なにやらスマホをいじっていて善斗が、あがってきたことにさえ、気付かず)

……何見てんだ？
(気付いてないなぁと苦笑いした後、そっと近寄って後ろに回り込み、携帯の画面を見ようと覗き込みながら声を掛け)

わっ！びっくした。これだよ。(集中していたので、驚くと携帯の画面を見せる。そこには犬や猫の動画が流れていて)
動物って、可愛いよねぇ～見てるだけで癒されるよ。

お、確かに可愛いよなぁー……今度ワンコカフェとか猫カフェとか、行ってみるか？
(見せて貰えばこちらも微笑みつつ眺めてみて。余裕がある時に触れ合いに行ってみようかと提案してみる)

あ、それいいね。(善斗の提案に賛同し)
さてと、明日はやる事多いから、もう寝ようか？

じゃあ、近い内に行こうな？
確かに…さっさと寝ちまうか……
(嬉しそうに微笑みつつ頷き。寝ようかと提案されれば頷いて、大きな欠伸をし)

うん！また楽しみが増えたね(携帯を充電器にさすと、ベッドへ行き)
善斗ー、いつもみたいに抱き合って寝よう

ん、そうするか…
(一緒にベッドに向かい、欠伸しながら横向きに寝転がって抱きついてくれるのを待ち)

(同じく横になると、貴方を抱きしめて目を閉じ)
おやすみ、愛してるよ

あぁ……俺も、愛してる
(こちらも愛してると返事をし、額に軽く口付けてから瞼を閉じしっかり抱きしめて、唇にも口付け)

んっ、(キスを受けると、終わった後に目を開け)
もう、眠れなくなっちゃうよ

あ、悪い、つい
(苦笑いしつつ今度は頬にキスを落としてやり、優しく頭を撫でて).

もう、言ってるそばからぁ(ただ、怒った口調ではなく、嬉しいらしく悪い気はしておらず)

ま、たまにはいいだろ？
(機嫌よく微笑みつつ頭を撫で続ける内にうとうとし始め).

まぁ、いいけど、、(暖かくなると、睡魔に襲われ目を閉じると、そのまま寝てしまい)

んじゃ…また明日…
(微笑みつつお互い抱き合いながらいつの間にか眠りに落ちていて。翌朝先に目を覚ましてみれば、腕の中に居る温もりと、朝ご飯のいい香りに幸せそうに微笑み)

(テーブルの上にメモと共に朝ご飯が置かれており)
＂おはよう。用事あるから出かけるけど、何かあれば連絡するように＂

ん、おはよ。(数分後に目を覚ますと、なんだかいい匂いがして)
ん？善斗、何か作ったの？

おはよ。いや、俺じゃなくて柳木。用事あるから出かけるけど、何かあれば連絡しろって。…過保護かっつーの
(先に抜け出していたが離れることはせずベッドに腰掛けていて。一緒に食べたくて手はつけておらず、あったことをそのまま伝えては過保護かと言うものの、その表情は嬉しそうに笑っていて)