匿名さん 2023-09-09 08:37:40 |
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(覚えてるの、の問いかけにピタリと足を止め。ゆっくり振り向いては苦笑いしつつ緩く頭を横に振り、手は繋がないものの横にぴったりくっつき)
(分かった、と何度も頷いてみせ。信号で立ち止まり待っていると、先程の女の子と母親とまた会って。お兄ちゃんカッコいいね、なんて話しかけられれば照れ笑いしつつ、唇を動かし物音で消えてしまいそうな微かな声で"ありがとう"と伝え)
(奏が女の子の頭を撫でる様子をみて、思わずムッとしてしまい。よくないなと頭を横に振って今の感情を無かったことにし、こちらも優しく頭を撫でて)
えへへ、ありがとー!お兄ちゃん達も、カッコいい!
(嬉しそうに笑顔を見せつつ話し、信号が変わった為にバイバイと手を振り母親と共に歩いて行き)
(一緒に家まで帰宅すれば、ふぅーっと長く息を吐き出して。渡された袋を台所の冷蔵庫付近まで持って行きそっと下ろし、その後すぐリビングのソファに座って、さっき貰った飴玉を食べようと取り出し)
ありがとう。善斗。何か軽く食べられる物作るから待っててね(使わない物は冷蔵庫にしまい、使う物だけ残して簡単に野菜サラダを作り)
(口の中で転がし続けて溶け終わる頃には、喉の辺りが暖かくなってきて。不思議に思いつつ右手で触れて、唇を動かしてみる)
……、がと
(最初の方は音にならなかったものの後半は聞こえるくらいの声に変わり。嬉しそうに微笑みつつテーブル向かい椅子に腰掛け).
無理して、喋らなくていいよ。そのうち、話せるようになるって言ってたし(微かに聞こえた声に微笑み)
じゃあ、食べようか。いただきまーす!
(へへ、と嬉しそうな笑顔を向けて。こちらも手を合わせ、唇だけ動かしいただきますをして食べ始め。野菜サラダとコンソメスープを交互に食べつつ美味しそうに目を細め)
(こくん、と大きく頷き。少しくらい話せないかな、とゆっくり口を開いて)
……美味しい、…
(深呼吸してから一言、呟くように言い。もっと話したいなぁと動かすものの音にならず苦笑いし)
(良かったと微笑んだ姿を見ればこちらも嬉しくて、にばぁっと輝くような笑顔を向けた後ゆっくり食べ進め。食事が終われば手を合わせ)
……ごちそうさま、……
(でした、までは声が続かなかったものの感謝の言葉は伝えて。単語くらいなら声が出せそうかな、と首を傾げ).
(ありがとうと声を掛けて貰えば笑顔を向けて、どう致しましての代わりにぺこりと軽く頭を下げ。片付けをする奏の様子をぼんやり眺めて)
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