歪んだ愛

掃除くらい自分でやるのに、、(柳木が入って行った後でボソッと呟き、暫くすると出て来たので中に入り)
ライフラインはきてるの？

ん、それは大丈夫だ。殆ど使ってなくてもキッチリ払ってるからな。
…あー、けど食料はないな。そう長い時間はかからねぇと思うけどもしあれだったら、これで好きなの買ってくれ
(苦笑いしつつ財布を出して万札を差し出し、おつりはそのまま自分達ように取っておいてくれればいいと伝え)

(座りながら部屋を見回して、シンプルだなぁなんて首を傾げ).

え？いいの？(お金を受け取ると驚いたように言い)
なら、稼いで返すよ。

いいって、真面目だなぁ…まあどうしてもってんなら受け取る
(苦笑いしつつも頷き、じゃあ、と続け)
行ってくる。あ、鍵はこれな。色々好きに使ってくれていいから。
(棚から合鍵を出して渡し、笑いながら軽く手を振って。ゆっくり歩き玄関から出て)

(行ってらっしゃい、と声は出ないが手を振り見送って)

さてと、どうしようっか。善斗お腹空いた？(空いてるなら何か買って来ないとなぁと思い)

(少し悩んだ後、携帯に文字を打ち込み画面を見せて)

＂まだ空いてない。けど、かなでの作るご飯は、食べたい。
お買い物いくならいっしょがいい＂

じゃあ、一緒に行こうか。(善斗の頭を撫でると出掛ける準備をして)
よし、スーパーの方が安いから近くのスーパーに行こう

(撫でる手に嬉しそうに目を細めた後、準備する奏を眺めて。終わったようなので大きく頷き手を差し出しじっと見つめ)

あ、手繋ぐ？いいよ(手を繋ぐとスーパーに向かって歩き)

(繋がれた手に心底嬉しそうに笑顔を見せてしっかりと握り返し、一緒に歩いて向かい。到着すれば色々とあるなぁと眺めつつも手を離すことはせずに居て、途中すれ違った小さな子のリュックにつかていたストラップが落ちたのを見れば拾い上げ、その子はどこにいったかなとキョロキョロして)

えっと、とりあえずお肉と野菜とご飯はどうしよう。炊飯器あったっけ？(部屋をよく思い出しながら首を傾けて悩み)
ん？善斗、どうかしたの？

(どうしたの、と問いかけられれば手に持ったストラップを見せて、誰かを捜すように頭を動かし辺りを見回す仕草をもう一度繰り返し)

拾ったの？なら、お店の人に預けよう。持ち主が取りに来るかもしれないからさ(店の定員を探して、事情を話し渡すように促し)

(分かった、と大きく頷いて。お願いします、と言葉には出来ないが渡して、深く頭を下げ)

(一緒に買い物して周り上機嫌に鼻歌を奏でつつ、時折奏の方を見ては嬉しそうに笑顔を見せ)

(随分と機嫌がいいなぁと思いながら、とりあえず一通り必要な物はそろったので、レジに向かい)
とりあえず、こんなもんでいいかな。

(手を繋いで一緒に待っていると、小さな女の子が寄ってきておにーちゃん！と呼ばれた為に一旦手を離して屈みそちらの方を見て)

ストラップありがと！これ、お礼に！
(ニコニコしつつお礼を言い、飴玉を包んだ小さな袋を差し出し、受け取って貰えば走って去っていき)

(微笑みながら受け取って、背中に向けて手を振った後ゆっくり立ち上がり手を繋ぎ直して)

良かったね。持ち主見つかって(やり取りを見た後で微笑み、会計の順番が来たのでカゴを置き)

(笑顔で大きく頷いて。今食べてしまおうかなと思いつつ、まだ店内だし遠慮しておこうと一旦服のポケットに入れて会計終わりまで待ち。袋詰めを手伝おうかと首を傾げ)

(荷物を２つに分けて、１つを持ってもらおうかと思い、ビニール袋を渡して)
持ってくれる？

(勿論、と大きく頷いて渡された袋をしっかりと持ち。手を繋ごうかと思うも転んだら危ないからやめておこうと、苦笑いして先に歩き始め)