歪んだ愛

ヘェ～、なかなかセンスいいじゃん。試着はしなくてもいいよな(入れば、それでいいと思い試着は必要ないだろうと思い)

そりゃどうも。後は好きなの渡してくれたらいいからな
(大きめのサイズの為にこちらも大丈夫だろうと、カゴの中に入れ。ズボンやら他にも要るだろうし、好きなのを入れて構わないと笑いながら見て)

(次は奏が見るのなら、お店の中だし仕方ないかと自分から手を離して。代わりに柳木としっかり手を繋いで)

ズボンかぁ、やっぱジーンズがいいかなぁ(ズボンコーナーを見ながら)
ジャージも欲しいなぁ(何枚か気にいったものをカゴにいれ)

…ん、どした？
(増えていくのを特に気に留めず、何ならまだ遠慮なく買ったらいいと思っていて。不意に手を引っ張られた為に善斗を見て)

(繋ぐだけじゃ物足りなくなったのか、手を離したと思えば腕に抱きつき。そのままじっとして)

あ、あと。パジャマも買おうっと(2人分のパジャマをカゴにいれ)よし、これくらいでいいかな。柳木さん！これでお願い！

おー、任せろ。……直ぐ戻るから、奏と繋いで待ってろよ。
(さあ向かおうかと歩き出そうとして、腕に抱きついた善斗が動かなかった為に苦笑いし。選び終わった奏と交代しようと話し)

(それなら仕方ないと一旦離れ、直ぐに奏と手を繋いで。やっぱり物足りないので腕に抱きつきじっとし)

うん、よろしく(カゴを持って行った柳木を見送り、腕にしがみつかれて、頭を撫でて)
これ終わったら、家に帰るからな

(ゆっくり頷いたと思えば顔を近づけ頬にキスを贈って、悪戯が成功したと喜ぶような無邪気な笑みを見せ)


おー、お熱いことで…まだ時間あるなら、ゲーセンとか寄ってみるか？
(紙袋を持ちながら戻ってきては可愛いやり取りに目を細めて微笑みつつ、遊びに出てはどうかと提案してみて)

キスぐらい、普通にやるし(人前だと、恥ずかしいけど、と思いながら)
ゲーセンかぁ。3人でプリクラでも撮る？

へぇ？そりゃいい、周りが何て言おうが愛を貫けよ？
(揶揄うように笑いつつ、本気で愛して愛されるといいと少し真面目なトーンで話し)
お、混ざってもいいのか？じゃあ遠慮なく

(プリクラ。形に残るものの提案に嬉しそうに目を輝かせては、三人の思い出にいいと何度も頷いて肯定し)

もちろん！(でも、善斗は愛し合った事忘れてるんだよなぁと思い)
よ、よし！とりあえずゲーセン行こう(気分を変えて歩き出し)

俺はいつだって応援してるからな？
(ニッと笑いつつ軽くぽんぽんと肩を叩き)
プリクラは撮るとして、音ゲーとかクレーンゲームとかもあるけど…やるよな？

(買い物が終わったなら、と奏と手を繋ぎつつ、荷物を抱える柳木の手を取りしっかり握って一緒に歩いていき)

え？いや、俺はいいや。クレーンとか取れる気がしないし、ゲーセンで遊ぶ事って、ほとんどしてこなかったから、、(これといって欲しい物もないし、お金の無駄だと思っていて)

そっか？…んー、だからこそ遊んでみたらどうだ？
(若いのにあまり行ってないも聞けば、今回は自分の奢りだし好きに遊んでみたらいいと軽い調子で提案し)

(二人と繋いだまま機嫌よく歩き(

どうする、善斗？(自分では決められないと善斗を見て)

？……、
(どうしようかと首を傾げるものの、少し遊んでみたいのか柳木の手を軽く引っ張り)

ん、分かった。じゃあお試しでやってみて、楽しかったら繰り返したらいいんじゃねーの？
(軽く笑いつつ提案してみて)

分かった。じゃあ、それで(とりあえず、ゲーセンに行こうと歩き出し)

(大きく頷いて一緒に歩いていき)

そういや、そっちが知ってる善斗ってどんな奴なんだ？
(歩きながらふと、自分は屋敷に来てからの善斗しか知らない為に思ったことを問いかけてみて)

え？どんなって言われてもなぁ。(なんて言ったらいいかなぁと思い少し悩み)
最初は自分の本性隠してて、なんだか人間不信みたいだったけど、一緒に居るうちに、本音で話してくれるようになったよ。でも、お父さんの事では、いつも怯えてたかなぁ。あと、意外と寂しがり屋

へぇ、そうなのか……じゃあ尚更、今の仕事なんてさっさと辞めねぇとな。やっぱり今日行って話しつけてやろうか？寂しがりな善斗が一晩中泣いちまうぞ
(真面目に聞いて、尚且つ提案もするものの、最後は揶揄うように笑いつつ見て)

(泣かない、と言いたげに緩く頭を横に振るものの想像したのか寂しげに少し眉を下げていて)