歪んだ愛

もう、可愛い！天使みたい(善斗をギュッと抱き締めて、このまま記憶がない方がいいのかもな、なんて思ったりもして)
記憶が戻ったら、こんな仕事してるの怒られそうだし、、(ボソっと呟き)




まぁ、それは確かにそうだね

……かなで、いたいいたいなの…？お仕事、おてつだいする…
(抱き締めて貰えば少し笑うものの、こんな仕事と聞いては身体に良くないことなんだろうかとぼんやりと考え手伝うと言い出して)


加減が難しいぜ…笑

え？あ、いや、そんなことないよ。大丈夫だから、善斗は心配しなくていいよ。俺の仕事はねぇ、お客さんを喜ばせる仕事だよ。(善斗の頭を優しく撫でて、危ない危ないと思い)
ねぇ、善斗それよりお風呂入らない？




がんばれw

でも…かなでが痛い思いして、よろこぶなんて…ダメ…
(優しく撫でる手に微笑みつつも、緩く頭を横に振りダメだと話して)
おふろ…うん、いいよ、はいろー？
(軽く首を傾げつつヘラっと笑って)


あざすww何とか頑張るわw

大丈夫だよ。痛い事なんてされてないから(ニコニコしながら頭を撫でて、善斗の手を取り風呂場へ向かい)
それじゃあ、お風呂入ろうか。体洗ってあげるね。

……嘘ついたら、おこるから…
(ボソボソと話しつつ、何かあれば怒ると苦い顔をしつつ伝え)
うん。お願い…
(風呂場に着き脱がせて貰えば、ここに辿り着く前にガタイのいい男から施された、殴打やキツく縛った痣と、無数に散りばめられた赤い痕といった中々に酷いもので)

え？こ、怖いなぁ(苦笑いしつつ軽く流し、善斗の体の痣を見て)
ねぇ、これどうしたの？誰にされたの？(自分も人の事は言えないが、気になったので聞いてみて)

えっと………身体のおおきい、おにいさん…さいしょは痛かったけど、、気持ちよかった、よ…？
(へらっと笑っては、何でもないことのように話し。慣らされた身体は何だって受け入れて悦ぶことを知ってしまった為に、いけないことだったのかなと首を傾げ)

そう、なんだ。これからは知らない人に付いて行っちゃダメだよ。誘拐されて、殺されちゃうかもしれないし、世の中変な人が多いんだから自分の身は自分で守らないとダメだからね(なるべく優しく体を洗い、ついでに髪も洗ってあげて)
はい、湯船に浸かっていいよ

…うん、分かった……
(小さく頷いて返事をし、されるままに洗って貰って。守れるように頑張ろうと内心苦い顔をし)
あったかいねぇ…
(言われるまま湯船に浸かり、ほぅっと息を吐いては目を細め)

そう、良かった。(自分で髪や体を洗うと、同じく湯船に浸かり)
ほんとだ。あったかいねぇ
あ、そうだ。明日からの事なんだけど、ベッドには固定して行くけど、長めにしておくから、寝てていいからね。俺、多分帰りは朝方になると思うし

……うん。帰ってきたら、おこしてね？おかえりって、言いたい…
(寝てていいと言われれば素直に頷き。それでもお帰りは言いたいと、じっと奏を見つつ話し)

うん、分かったよ。(マジで可愛い、と思うながらぎゅーっと抱き締めて)
ねぇ、善斗は俺の事怖くないの？もしかしたら悪い人かもしれないのに、、

こわくない、よ……ぎゅーってしてくれたら、むねがあったかくなる…
(抱き締めて貰う度に安心するような、不思議な感覚があるのは確かで。素直に伝えてはへにゃりと笑って)

可愛い、大好き！(抱き締めたまま、頭を撫で)
子供が居たら、親はこんな気持ちなのかなぁ(自分に何があっても守ってあげないとと思い)

うん……かなで、だいすき…
(自分もきっと同じ気持ちであろうと、おうむ返しにはなるが大好きだと伝えて。頭を撫でる手に擦り寄り)

えぇー嬉しいなぁ(デレデレしながら、いい子いい子と言い頭を撫で続け)
ねぇ、善斗。俺がお父さんなら嬉しい？

へへ……
…んー……ううん、ちがう…けっこんして、一緒にいたい…
(いい子いい子と撫でる手に自然と微笑みつつ更に擦り寄り。父親なら嬉しいかと聞かれれば一生懸命に悩んだ後、親子ではない家族の形としてそばに居たいと真剣に話して)

なんて、ませた子供なんだ。でも、可愛い(あまりの可愛さに発狂しそうになり手を口で隠し)
俺も、善斗と結婚したいなぁ。俺達、両想いだねぇ

うん……嬉しい…ずーっと、一緒がいい、っ…
(両思いと聞けば胸にあたたかいものを感じて、素直に嬉しいと話して。ずっと一緒に居たいと溢した直後に首に走る痛みに顔を歪め)
……ん、忘れてない…かなで、だいすき……
(確かに衝撃はあったのだがちゃんと今の状況と奏のことを覚えていて。安心したのか大好きと伝え)