匿名さん 2023-09-09 08:37:40 |
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………漆間君は、凄く、大胆な人なんだね。
こんな僕で良ければ、よろしくお願いします
(まさかの出来事に心底驚きつつ、容姿は悪くないし男同士なら力の加減もそんなに必要なさそうだなと内心ニヤつきながら一切下衆な表情は出さず、柔らかな笑みを浮かべ差し出された右手を優しく握って返事をし)
(黄色い悲鳴と、落胆の溜息と、祝福の拍手と、からかう声と、他にも色々な音が教室を満たして)
ほ、ほんとに?!ありがとう。兼井君。俺兼井君に好きになってもらえるように頑張る!(自分の事を知らないだろう彼が、何故OKしてくれたのかは謎だが、おそらくまだ好きではないだろうと思い。でも、スタート地点にたてたことが嬉しくて微笑み)
俺に出来る事なら、何でも言ってね。
純粋に向けられた好意を、無下にはしないさ。
(コイツもどうせ見た目しか見てないんだろうと内心バカにしつつ表情に出さず、寧ろ真逆の慈愛の微笑みを向けながら見て)
何でも、か……今日の放課後が空いているなら、一度デートしてみないかい?
(雰囲気次第でそのまま連れ込むのもありかと思いつつ、下心は全て隠しながら提案し)
(俺の誘いは断ったじゃん、と先程勉強を教えて欲しいと話していた男子生徒が軽く拗ね)
え?ほんとに?!行く、絶対行く!(めちゃくちゃ嬉しそうに2つ返事でOKして、兼井君はカッコイイだけじゃなくて優しいんだなぁと、凄く嬉しそうに笑い、やはり噂になんて耳をかさなくて良かったと思い)
じゃあ、放課後。授業が終わったら迎えに行くね!
ふふ、可愛らしい人だね。待ってるよ。
(バカみたいに単純な奴、と内心嘲笑いつつ全くそんな雰囲気は出さず寧ろ優しい微笑みを浮かべ軽く手を振り)
(なぁなぁー、漆間とデートする前にちょっとでも時間あるなら勉強教えてくれよー?と話しつつぐいぐい詰め寄って)
やったー!スッゲー嬉しい。楽しいデートにするぞ(かなりご機嫌で友達の元に戻り経過報告をすれば、マジかよと言う顔をされて、まぁ、せいぜい気をつけろよと言われるが、全く話しを聞いておらず、午後の、授業もデートの事で頭がいっぱいで早く放課後にならないかなぁと、時計と睨めっこをしていて、終わりのチャイムが鳴ると帰り支度を済ませて、隣の教室に向かい)
兼井君!準備出来た?
あぁ、漆間君。少し待っていて貰ってもいいかな?
(先程ずっと勉強を教えて欲しいと粘っていた男子生徒に、少しだけだよと苦笑いしつつOKした為に向かい合わせに机をくっつけてマンツーマンで教えている最中で。パッと顔を上げて漆間を見つつ待っていて欲しいと声を掛け)
(初デートの時に悪いな、と苦笑いしつつ漆間を見て/ただしその目には邪魔するなよという微かな邪念が混ざっている)
うん!分かった。(兼井君はほんとに優しいなぁと思い、彼の本心など、全く気付かず勉強を教え終わるまで、ひたすら待ちつつ、デートってどこに行くんだろうと、能天気な事を考えていて)
……うん、よく出来てる。これでもう大丈夫だね。
また分からない所があったら聞いてくれたらいいから、今日はここまで。
(本当に面倒だなと思いつつ全く出さず懇切丁寧に解説しつつ教えてやり、しっかり理解出来たかこの鳥頭と内心バカにしながら優しく微笑み軽く頭を撫でて荷物を纏めてゆっくり立ち上がり)
ごめんね、だいぶ待たせてしまった。どこか行きたい場所はあるかい?
(急ぎ足で漆間に近寄っては苦笑いしつつ謝り、問いかけ)
うぅん、全然待ってないよ。それにしても兼井君は頭もいいんだね。凄いなぁ(頭を撫でられた相手をみて、羨ましいなぁと思いつつ、口には出さず)
え?行きたいところ?兼井君と一緒なら、どこでもいいよ。俺、もっと兼井君の事知りたい。(目をキラキラと輝かせて真っ直ぐと相手を見て)
ありがとう。父が厳しい人だったから自然とね…
(ただ純粋に褒めてくる漆間に馬鹿な奴だなぁと思いつつ、どうしてそうなったかを話しては苦笑いし)
そう……じゃあ、夜まで時間はある?家に来なよ
(あまりにも真っ直ぐな目に一瞬くらっとしつつ、女性が相手なら流石に初回からこんなことは言わないが、男同士なら遊びに行くような感覚でそんなに違和感もないだろうと思い優しく微笑みながら自宅に誘ってみて)
ヘェ~、そうなんだ。俺はほぼ育児放棄状態だよ。家に帰っても誰も居ないしね。(苦笑いしながら答え)
え?いいの?行きたい!(自宅に誘われて、すごく嬉しそうに笑顔になり、何か買って行った方がいいかなと思い少し考え)
あ、でもお邪魔するなら、何か買った方がいいよね?兼井君は食べ物で何が好きなの?
そう……じゃあ、似た物同士かもしれないね
(本当に少し似ているなと思いつつ、自分とは全く違って純粋に育っている漆間を見れば一緒にしてやるなと良心が言いうるさいと否定し)
別に気にしなくていいよ?頼めば何だって食べられるし。
好きな物、か……和食かな。
(マンションの部屋に備え付けの電話は掛ける番号次第で食堂に直結しており頼めば何でも出てきた為にそのまま話すものの、答えないのはマズイかと思い少し悩んだ後素直に話して)
そうかもね(似たもの同士だと言われ、嬉しそうに微笑み)
え?そうなの?兼井君って、もしかしてお金持ちなの?(キョトンとしながら問い掛け)
和食かぁ、美味しいもんね。(今度作ってあげたいなぁと思うと、きっと美味しい物食べてるんだろうなと思うと自分の手作りなんて食べてくれないよなぁと思い)
お互いに少しずつ、愛を知れたらいいね。
(よくもそんなことが言えるものだなと内心笑いつつ、優しく微笑みながら話しかけ)
知らなかったのかい?
(金目当てで近寄ってくる馬鹿も居る為、てっきり知っているものも思っていて。知らないふりにしてはあまりにも反応が違う為に逆に驚いてしまい)
そうなんだよ。家に居た時は洋食ばかりだったからついそっちの料理ばかり食べがちだけれど、たまに食べる和食が本当に美味しくてね…
(自分にしては珍しく偽りのないことを語っているな、と遠くで考えつつ話し)
そ、そうだね(照れて赤くなり顔を隠すように視線を逸らし)
え?うん。知らなかったよ。何も知らないのに告白してごめんね。でも、どうしても気持ちを伝えたかったんだ。
そっか、シェフとかいるの?(専属のシェフがいるなら自分なんて勝てるんけないよなぁと思ったが、一応聞いてみて)
…目を、見てくれないのかい?
(可愛らしい反応に内心笑いつつ、それとは逆に悲しげな声を出してこちらを見て欲しいと訴えかけてみて)
本当に真っ直ぐな人なんだね…構わないよ。君の気持ちが知れて嬉しいからね
(何て単純な奴、と内心馬鹿にしつつもほんの少し羨ましく思い。無意識で腕を伸ばして頭を撫でてやっていて)
専属ではない、かな?作る人はよく入れ替わるみたいだし、人によって少しずつ味が違ったりするよ
(気に食わないと電話口で毎回怒鳴って相手の反応を楽しんでいたらそうなった、と事実は言わずに結果だけ伝え)
は、恥ずかしくて、今までそんな事言われた事ない、から、それに、兼井君、カッコイイし、、(恐る恐る相手を見て、頭を撫でられ、照れ笑いして)
そ、そうなんだ。あ、あのね。俺、1人で居る事多くて自炊してるんだけど、今度お弁当とか作って来てもいい、かな?(ちょっと遠慮がちに、もじもじしながら問い掛け)
そう……ふふ、ありがとう
(照れ笑いの表情を見て何て愛らしいんだと、今まで誰に対しても持たなかった感情が溢れてきて自分でも驚きつつ表情には出さずもう一度優しく撫でてやり)
へぇ、そうなのかい?是非ともお願いするよ
(自炊なんて自分には全く縁がない為に少し目を見開きつつ、一度食べてみるのもいいかと微笑みながら頼むことにして)
(こんなふうに誰かに頭を撫でられるなんて、初めてだと嬉しそうにして)こ、こちらこそ、ありがとう。すごく嬉しい。
うん!俺、頑張るね(お願いすると言われれば、アピールポイントだと、ガッツポーズを作り、明日早速作って来ようと思い)
兼井君のお家って、まだ遠いの?(結構歩いたよなぁと思いながら、問い掛け)
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