尊崇の帳が降りた末 〆

（／募集版の方でお声掛けした者です、お部屋のタイトルまで拘りを感じられる素敵なお話と殺し屋様とのご縁がありました事、大変喜ばしく思っております…！これからどうぞ宜しくお願いします。一応下記に簡易プロフの方を載せときますね、追加修正等可能ですので何かあればお気軽にお申し付け下さい！）


名前／雲類鷲　帳　（うるわし　とばり）

容姿／暗めのアッシュブラウンの髪色、センターを軽く持ち上げ、襟足耳裏まで刈られた清潔感のある髪型。三白眼のやや目尻垂れ目、黙っていれば威圧感を与えやすいが、微笑んだ際には年相応の顔付きとなる。落ち着き大人びた雰囲気。服装は相手にちなんで黒色を多く取り入れるが、気品を感じさせる身なり。無駄の無い締まった体格、身長は178cm程。掌はマメや傷痕が残り、苦戦の痕が滲む。

性格／元々は物腰柔らかい誠実で聡明、良く微笑みを浮かべる生真面目な性格。ある一件を機に人が変わり、心の奥底に尽きる事の無い憎悪、復讐心を燃やす様になる。心持ちとしては失うものは何もない無双状態であり、徹底的に弟子として教えを忠実に守る出来の良さを演じている。ただ最終的な目的は殺し屋の心身を地獄の業火へと誘う事。”復讐を粛々と受け入れろ”、そのような狂気を隠し持つ反面、気付きたくはなかった事実に勘付いてしまい、忘れた筈の人の心と苦し紛れの葛藤をしている。

備考／年齢24歳程。元良家の御曹司。復讐理由は、妬み僻みの類から没落させようと企んだ同族よる両親含む親族と許嫁の殺害によるもの。企てた者達含め憎悪しているが、最も強く矛先が向いているのは直接手を下した殺し屋。そしてその身体が病の焔で蝕まれているのも勘付いてしまった。故に直ぐに手を下せずに、どうせいずれ死ぬのなら最後まで苦しませよう…と思いつつも、全てを失った身の己に、信頼を寄せる殺し屋の知らぬ顔に絆されつつある事に恐れを抱く。読書や好きなものに対する収集癖あり。

（／ こちらこそよろしくお願いします！ pfの方は特に問題ありません、とても素敵なpfです！ こちらも加筆したpfを載せておきます。早速ですが其方の萌と萎を教えて頂きたいと思います！）

名前／ 七条 尊（しちじょう たける）

容姿／ 黒髪ベリーショートを立ち上げたアップバングスタイル。ハイライトのない切れ長の吊り目。筋肉質というほどでもないが、それなりに引き締まった体型。夜に活動することが多いことと、どこにいても怪しまれないようにするために、黒Ｔシャツの上に黒ジャケットを羽織るスタイルを基本としている。ジャケットの内ポケットには小刀とラムネケース（中身は薬）が入っている。

性格／ 感情を表に見せることが少なく、与えられた依頼を忠実に実行する。他人を信用しておらず、身近な人間であっても中々心を開かない。目的のためには手段を択ばない冷酷無情な面もあるが、その実は目的を達成することなく死を迎えることへの恐怖心の裏返し。意外にも運命論者であり、生きている内は天に守られていると考えている。一度信頼した相手には徹底して不器用な愛情を注ぎ、手元から離れることを極度に恐れる。

その他／ 37歳。身長185cm。元々は貧困家庭の長男であり、母親によって反社組織に売られた。その後は殺し屋として育てられ、仕事の為に仲間を裏切り、界隈の中ではそれなりの名声を手に入れた。ラムネケースの中に薬を入れたり、煙草を止めたりなど病気のことは必死に隠そうとしている。自分に時間がないことが分かっているので、弟子を最高の殺し屋にすることが自分の最後の目的だと思っている。バックギャモンやビリヤード、ゴルフや釣りなどインドア・アウトドアの別なく多くの趣味を楽しむ。ただし病気になってからはインドア趣味にしか興じなくなった。古びたビルの一室を拠点としており、私物や活動に必要な道具などを揃えている。

（／お褒めの言葉有難う御座います、殺し屋様のプロフの方も確認させて頂きました…！萌萎は以下のようになります、サブCに関しては描写内にターゲットなどを入れ込めれば良いかな程度なので萎であれば蹴って頂いて大丈夫です！)

萌/仄々、友情、相棒などバディ、純愛、偏愛、愛無し（愛情以外の特別な感情）、葛藤、悲壮、初心、清楚、ギャップ、捻くれ者、堅物、生真面目、隠し事、抵抗、ストーリー重視、日常、シリアス、サスペンス、ホラー展開、ブロマンス、駆け引き、線引きと一線を越える展開、歳の差、軽度流血表現、修復可能な痴話喧嘩、サブCの扱い、中華?和風?洋風の世界観、切りの良い所で展開切り替え、等

萎/セイチャット規約違反に関するもの全般、鸚鵡返し、描写内にて“上記を言い”表記、豆ロル、返し難い一言返信、失踪（一週間で確認、二週間無言で打ち切り希望です。)

（／ 萌え萎えに関して把握しました！ 凡そ此方と同じで安心しました。
さて、今後の展開に関してですが、絡み文から続けていくという感じを考えているのですが、なにかご希望はありますでしょうか？）

（／ご確認有難う御座います。いえ、今のところ開始の希望は特にありませんので、絡み文から続けていく形でお願い致します…！宜しくお願い致します。)

（自信作などという言葉が彼の口から飛び出すと、ぴくりと眉が一瞬だけ反応をする。自分は彼を最高のものにすると決心していたが、彼の方からそのような類のことを言われるとは意外だったからだ。ここまで育つのならば、もっと早い内から目を掛けておくべきだったなどと、いくつしたか分からない後悔をする。初期の彼についての記憶はほとんど持っていない。どうせ三日と経たずに失敗をし、他の者の手に掛ると思っていたからだ。しかし苦戦こそしたが、彼には適度な慎重さと向上心があった。気が付いた頃には自分の弟子の中で最も出来が良くなっていた。偶には讃詞を与えてやろうか、そう思った刹那、震えていた手に激痛が走る）……お前は、顔色など、いちいち…気にしているのか（持っていたコップを机に置くと彼の言葉に応えるべく、言葉を絞り出す。一つ一つの声量が違い、まるで出来の悪い合成音声のようだ。程なくして痛みは引いたものの、久しく発作しなかった痛みが、あろうことか彼との会話中に発作した焦りは額に汗を浮かばせた）

（／ 分かりました。何かありましたら遠慮なく仰ってください！）

（／ 上げです）

対象の全てを把握しろと言ったのは、尊さんですよね？………と、蒸し暑い気候のせいにしておきましょうか。（人は無意識に痛覚より逃避行動を示すというが、置かれたコップを見ればそれも一目瞭然。震える指先のみならず、枯れた声も、視線も、言葉選びでさえ今や至近距離にて全て目視し把握する事が出来る身。其れも全て叩き込んだのは紛れも無い彼自身であり、この洞察力こそ生死の手綱を握るのだ。抜け殻に水を注ぐのと同様、吸収力は誰よりも長けていると自負しても良い。だがそれを顔には示さず、もう一つだけ彼の逃避口を作る事で、発作の要因より終止符を打った。濡れたフードを背後へと流し、中より表情を露わとされる。真一の字に引かれた唇に鋭い眼光は彼の全てを見透かす視線を持つが緩く口元に孤が描かれた事で破顔一笑。忽ち穏やかな動作にて懐から皺一つ無い、絹のハンカチを取り出せば、揃えられた四本指の上に添えてそっと相手側に差し出し。）それで？今回はどのような依頼ですか。まだ未熟な俺を一人にはしない、勿論貴方も来てくれるはず………違うかな。

（／遅くなりました、これからどうぞ宜しくお願いします！）

（彼の見透かしたような発言に不快感を覚えると、意識せずに睨め付ける。この弟子は優れた洞察力を剥き出しにしてしまう悪癖がある。洞察力とは隠密性を帯びてなければならない。洞察されていることを悟られては、正しい目を持っていたとしても役に立たない。取り繕う気力もない自分相手なら良いが、対象の密偵任務などでは致命傷となること請け合いだ。まして、此方へ寄せられる依頼など、専ら政治工作などの常套が通用しない海千山千ばかりなのだから。弟子の悪癖に溜息を一つ零すと、差し出されたハンカチには目もくれず依頼内容のメモを読み上げる）対象は大手商社の跡取り候補の次男。今は別荘に滞在中。別荘には次男の妻子もいるが、その二人は殺すな。二人に見つからないのがいいが、見つかったら拘束して気絶させろ。この任務は…お前一人で行け。俺は車を運転するだけだ。

（／ 上げおきます）