囚人A 2023-09-01 19:03:04 |
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>ジャック
…あぁ、あれね。偽善書。道理で懐かしい言葉だと思った。
── 『それは、時々、主の御使がこの池に降りてきて水を動かすことがあるが、水が動いた時まっ先にはいる者は、どんな病気にかかっていても、いやされたからである。』…なんて。
(中身を一瞥し/そっと隣に座って、祈る様に指を組み目を閉じてヨハネによる福音書5章4節を暗唱し)
…てか、その言葉、仮にも元天使の前で言う?
(やれやれという様に首を竦め)
>紹
講釈垂れるほどの頭と誠意がありゃあ良かったんだが。俺に出来んのはせいぜい騒がしい俗世を忘れさせてやることぐらいだ。( わざとらしく眉を下げて悲しげに手を振り )……まあ、参考になるのは間違いねえがな。面白えんだぜ、俺の特徴がコイツの言う悪魔とほぼ同じだ。( トントン、と聖書を叩いて示し、悪魔に取引を持ちかけられる人間の挿絵が描かれている頁を向けて )
>ノア
傷、治りきってねえの?そんな状態でまで俺に会いに来てくれるなんて感動モノだね。精一杯オモテナシしなきゃな。( ぱたんと本を閉じて/相手の体に滲む血液に目を留めながら飄々とした調子で声を掛け/ソファの隣をとんとん、と叩き着席を促して )……しかしまあ、派手なことで。例の馬鹿か?( 片眉を上げて疑問を呟き )
>シエラ
ふうん、牧師様の真似事か?ここに書いてあるのはそんな御大層なことじゃねえぜ、とにかく信仰すりゃご利益がありますよっつー俗なもんだ。( 相手の様子を見守っては皮肉げな笑みを浮かべ )こんな場所じゃ天使もクソもねえだろ。それともアレか、掃き溜めの衆生でも救う度量を持ち合わせてんのかね。( 片手で本を閉じては相手の頭に向けてトン、と下ろし )
>ノア
!…オイオイ、マジかよ。( 鼻につく血の匂いに振り返り / 相手の姿を視界に入れ瞠目すると殆ど無意識に呟き )あァ、勿体ねェ…。傷はまだ塞がってねぇのか?( 歩み寄り頬に片手を添えると心底無念そうに呟き / ダンピールの治癒力というものが分からず相手の体へ視線を落とし )
>ジャック
へェ、なら俺にもお勉強がてら忘れさせてくれよ。最近どうも雑音が喧しくて考え事もロクにできねぇんだ。( トン、と人差し指で自らのこめかみ叩き )…そりゃそうだろ。見てくれ以外に違う所があるとでも思ったのかよ。( 片眉上げ示されたページ覗き / 描かれた物が悪魔である事くらいは理解し口角上げ )何だコレ、悪人の指南書か何かか?( 並ぶ文字に一瞥くれただけで顔顰め / 避けるように身を引くと相手と対面する位置に腰を下ろし )
>紹
…はっ、講釈なんぞされんとも全部知ってる内容だが?
あんたにも福音の一節読んでやろうか?
(鼻で笑い/聖書を指差して/にっこりと綺麗な笑みを作って。)
>ノア
…わぁお。凄い事になってんじゃん。どしたの、それ。痛そ。(棒読みで驚いた演技をし/羽を少し動かし。)
>ジャック
神父の真似事も何も、天使なんで。ちゃんと習うんだわ。寧ろ、神父とか言うのが、俺らを真似てんの。…へぇー。信仰した位でご利益ある訳無いのにな。(真似と言われ、少しムッとし/そんなんで御利益ある訳ないと嘲笑って)
まぁな。そんな度量も無ければ、あんたらを救う程慈悲深い心なぞ持ち合わせて無いもんで。…あぁ、気持ちよくしてくれるっつー奴がいるなら喜んで救う努力はしてやるけどな。
(首を竦めながら笑って/にこりと嘘くさい笑みを浮かべ)
>ジャック
もうある程度治ってきたよ、ケチだから次の風呂の日にならないと着替えをくれないの。汚くてやんなっちゃうね。ジャックの大事な御本汚しちゃうよ。( 付着した血は乾きつつあり痛みは感じさせない笑み浮かべて / 誘われるままに隣に座り込めば頭部傾け本覗き込んで )んーん、昨日やけに見回り多かったじゃん?看守の癪に障ることをした奴が居るっぽいんだよねぇ。みーんなピリピリしてたしストレスも溜まってるようでしたよ。( やれやれと膝上に両腕組み顎乗せるように蹲って )
>紹
んふ、残念ながらほぼ治り掛け。もう夜も更けてきてるからね。紹へのプレゼントはまたの機会に。( 珍しく驚く様子の相手に愉しそうに笑い零し / 服の袖捲れば線のように僅かな切り傷の形跡のみが残る腕見せて ) すぐ治んのはつまらないみたいで昼間にされることが多いんだけど、紹のこと思い出して勿体ないなァって思っちゃった。床に樽でも置いといてくれたら紹に持って帰って来れんのにね。( 添えられた手に自らも頬擦り寄せ / 溜息と共に呆れたように続けて )
>シエラ
べェつに、此処じゃよくあるやつ。天使サマには刺激が強いかもしれませんね。( 手ひらひらと顔の横で振り / 壁に凭れ掛かるように座り込めば口内に小さなチョコ放り込んで )
>紹
俺とのお勉強なんざ一択だぜ?分かってるだろ、お前のケツを明け渡してくれりゃ何もかも忘れさせてやるよ。( ひらひらと手を振り目を眇めて )まあ否定はできねえや。んな悪魔を閉じ込められてんだからこの監獄は優秀だな。( くく、と笑みを浮かべながら片手でパタンと本を閉じ )指南書ならもっと舐め回すように読んでる。俺はか弱く無知な人間に過ぎないんでね、権謀術数は多く持ち合わせてねえんだ。お導きがあるなら縋りたいもんだわ。それともお前が導いてくれるか?( 肩肘をつくようにして頭を傾け/トントン、と机上を指で叩き )
>シエラ
天使の学校なんてあんの?そりゃさぞかしご立派なんだろうな。……そうとも限らねえぜ。信じ切ってりゃ今際の際には幸せを掴めるかもしれんだろ。( 気分を害した様子の彼にくく、と笑みを溢して興味深げに見遣り )違いねえな、んな気概がありゃこんなトコにぶち込まれてねえ筈だ。気持ちよくしてくれるヤツなんて山程居るだろうよ、お前をここに連れてきたのもそうなんじゃねえのか。( 相手の身体を無遠慮に眺めながら )
>ノア
なるほどな。……お前の見てくれなら、オネダリでもすりゃ喜んで貢いでくれんじゃねえの?アナタのために綺麗な服を着たいの、とでも言ってみろよ。( くく、と笑みを漏らしつつ本の内容を見せるように机上に置き、相手の方へと押しやって )はぁ、後先考えずに諍い起こすやつは長生きできねえよなぁ。個人的にも勘弁してほしいもんだ、警戒の目が厳しいとやりにくくて構わん。こっちにとばっちりが来ねえと良いんだがなあ、隠蔽工作だって楽じゃないんだぞ。( 相手の頭に掌を乗せ労るように撫で/覚えがあるのか遠い目で呟いて/独り言を漏らしながら段々と撫でる手の力は強くなっていき )
>ノア
ふぅん…よくある、ねぇ…ま、ヘーキならいいや。(初めてその様な事が有ると知り気を付けようと思い/チラッと傷を確認して死なそうだと内心安堵して。)
…ねぇ、それなんなん?美味しそうな匂い…(甘い香りに誘われ、目の前に座り/チョコを持ってる手を掴んで尋ね)
>シエラ
…アレを?随分暇なんだな。( 分厚い本を一瞥し / 片眉上げ )福音。……あァ、何てったっけ?…そうだ、聖書ってヤツか。実存すんだなァ。俺ァてっきり集団幻覚見てる奴等の妄言の産物だと思ってたけど。( 耳慣れない言葉を復唱するが辛うじて記憶に引っ掛かる物を手繰り寄せ / 余りにも馴染みの無い代物に口角上げ揶揄い混じりの言葉を吐き )
>ノア
別にお零れに与ろうなんざケチ臭ェ事考えたわけじゃねぇよ。治ってンなら良い。( 傷跡見詰め / これ以上無益に相手の血が流れる事は無いと分かれば安堵を零し )…コレは痕にならねぇンだろうな。( 晒された素肌に残る傷跡に顔顰め / 傷物にでもなったら、とこんな時でさえ商魂逞しく思案しながら問いかけ )ハ、傷作って俺の事思い出すようになっちまったか。商売人に貢いだ所でやれるモン何か高が知れてるぜ。それとも手負いのダンピールを癒す夢でも見せてやろうか?お前好みの怖くねぇ魔法。( 親指ですり、と頬撫で / 口元を笑みの形に歪めて視線を絡め )
>ジャック
そろそろ手駒増やしてくれよ。俺は色々お前を楽しませてやってンだろ。( 大方予想通りの返答に笑みを噛み殺し / つい先日の出来事を思い返しながら言葉並べ )お勉強は終わりか?まあ自分の正体も改めて自覚できたわけだし、それなりに収穫はあったか。( 閉じられる本一瞥し / クスクス笑い )導きねぇ。俺の信者はクスリに狂ってるだけだからなァ。お前に都合の良い夢やら魔法やらを見せてやる事はできンだけど、残念ながら求めてくれねぇらしいからな。欲しがってくれりゃ幾らでもやるぜ、俺は。( 心底残念そうに眉下げ / 目を細めて相手を見据え )
>ジャック
ある。確かに見た目は立派だったぜ?中はみーんな狂った様に神様神様言ってるクソみたいな所だけど。…そんな最期に幸せ掴んでどうするんだって話だけどな。あんなもの信仰して何になるんだか…(学校生活を思い出して、悪態をつき/神をあんなもの呼びし、首を竦め)いーや、俺をここに連れてきた奴はちょっと悲しい顔して涙流し、テキトーに優しい言葉掛けたらコロッと騙され、俺を可哀想に思ったのか、ここを教えてきた、馬鹿だったよ。意外とここに来てからはなーんにもされて無いんでね。(残念そうに言い/無遠慮に見る相手の頬に触れてにこりと微笑み)
>紹
まぁ、あいつが持ってたから、暇つぶしにな。(肩を竦めつつ困った様に笑い)…ふはっ!アンタも言うねぇ?こーんな色の羽だけど、俺も一応天使だぜ?天使の前でそんな事言う?でも、まぁ…違いねぇわ。あんなん、集団幻覚の妄想であってる。(思わず吹き出し/真っ黒の翼を広げつつ言い/あってる、と、ケラケラ笑い)
>紹
お前と違って俺はそう器用じゃねえの。それに魅力的な男に誘いを掛けねえのはマナーに反するだろ?味見くらいはさせてれよ、と思ってんのも本音だけど。( 片眉を上げて大仰に肩を竦め )正体ねえ。俺が悪魔だってんなら、この瞳に魅了効果くらいついてりゃ良かったのに。全く面白みのねえ体に生まれたもんだ。( 眼鏡をケースに仕舞ってポケットへと突っ込み )この上なく求めてんだろ、俺の要求はシンプルなもんだと思うが。残念ながら需要のブツをお前が取り扱ってねえだけだ。仕入れたら教えてくれて良いんだぜ、ラインナップの追加はいつでも待ってる。( 相手の身体のパーツを一つ一つ指差しては机上に頬杖を付いて )
>シエラ
ふうん、カミサマの洗脳効果ってのは凄えんだな。……一回体験してみんのも悪くねえかもなあ?( に、と口の端を上げて )何になるか考えてる内は信じられないもんなのさ、縋る対象なんてどれでもいいんだろ。そういうやつは嫌いじゃねえがな。何せ盲目で疑わない。( ソファの背に身を預けながら )へえ、あんまり寿命が長くなさそうなヤツだな。可哀想に思うやつにここを紹介するってのも含めて。こんな掃き溜めがそれほどいい場所に見えてんのかね、だとすりゃ傑作だ。( ぱちぱちとまばらな拍手を送りながら目を細めて )
>ジャック
じゃあ代わりに身体を寄越せって言われるのが目に見えてるもん。痛め付けられるくらいならおやつで釣り合い取れるからいいけど、好きでもない奴らにケツ差し出す趣味はないね。…こんな大層なもの何処で手に入れたの。ついにウチの刑務所も協会の慰問が来たりした?( 眉寄せ不快そうにして見せて / 文字に軽く目を通せばその物珍しさにちらりと視線投げ )本当だよ、馬鹿が起こした火種を誰が消すと思ってるんだか。勝手に来てると思ってるお馬鹿さんには一度乾草たっぷりの寝床にぶち込んでマッチ落としてやらないと理解出来ないのかも。足切りして見捨てた所で警戒が強まるだけ、難儀なもんだねジャック。( 撫で受けながらも膝に肘付き掌に顎乗せれば同情滲む視線向けて )
>シエラ
ああ、天使サマはきっとないだろうから大丈夫だよ、余程のバカをしない限りはね。誰も好き好んでその身体傷付けたくはないだろうし。( 相手の言動から警戒救い取り身体見遣り ) …チョコ。知らない?下界の美味しい美味しい甘味。堕ちて即此処に来たんなら知らなくても無理ないか。( 掴まれた手意に介さず手に持っていた分のチョコも口内へ )
>紹
紹ほどのケチは居ないと思ってんだけどなァ、商人はケチじゃないと信用出来ない。( 言動から滲む安堵に頬緩ませればそっと側頭部の髪撫で付け ) ならないよ、今晩中には消えると思う。俺に付けられる傷は心の傷だけ、…ってね。( 腕に長く引かれた傷が端の方から徐々に薄くなる様を見せ / 冗談めかした軽い声色で続け ) 懲罰室の床の装飾になるよりは有意義な使い方してくれるでしょ、こないだの血はどうだった?( 先日恩を着せた成果を尋ね掛け ) …ほんと?嬉しいな、見てみたい。生活魔法か攻撃魔法しか見たことないから、もっと魔法に夢を見たい。( 普段より大きく瞼開けば期待に僅か高くなった声色で強請り )
>ジャック
うへぇ…本気で言ってる?災いが起これば神が怒った、良い事が起これば神のお恵みだ、ことある事に神に祈りましょう、神様はあなたたちの主ですって毎日毎日言われるんだぜ?アンタに耐えれる?(嫌そうな顔しながら語り。)ふぅん…ま、俺には関係ない事だから、勝手にしろってのが本音だけどな。(その考えも一理あるな、と思いつつもすぐ興味を無くし。)…気でも狂ってたんじゃない?俺だってまさかここに連れて来られると思って無かったさ。…まぁ?今は感謝してるけど。あんたみたいなかっこいいのに逢えたからな。(連れて来た奴の心情なんて知らないと肩を竦め/ちょん、と唇に人差し指を置いにんまりと微笑み)
>ノア
…ならいいや。さすがの俺も痛いのは嫌なのでね。気持ちいい事は大好きだけど。(にこりと笑みを浮かべ)…ちょこ?へぇ…こんな美味しそうな物有るんだ…それ、何処にあるの?(食べてる様子に余計気になって、何処で手に入るのか尋ね)
>シエラ
まあ此処で過ごしてたら懺悔でも告解でも悔い改めでもしたくなるよなァ。暇潰しに。( 何と無く聞き覚えのある単語を意味も分からず並べ / クスクス笑い )…申し訳ねぇけど、育ちが悪ィもんでそういうのとは無縁なんだ。聖書っつうのを見んのも産まれて初めてだしなァ。( 広げられる翼に束の間視線奪われ見入り / 苦笑浮かべて肩竦め )
>ジャック
お前基準の味見ってのはどっから何処までを指すんだよ。範囲と見返りによっては考えてやる。色男に誘われンのは俺も悪い気しねぇしなァ。( 愉快そうに目を細め / ゆるりと首傾げ )…何もねぇの?そんな人間離れしたツラしてんのに。( 両肘を膝に付き僅かに其方へ身を乗り出し / まじまじと相手の容姿を眺め )お前にやったら使い物になんなくなんだろ。どうやら責任も中途半端にしか取ってくれねぇみてぇだし。( 芝居がかった仕草で肩竦め / 口角吊り上げ )
>ノア
安心しな、十二分にケチだぜ。けど同じくらいプライドも高ェンだ。お零れやら余りモンに群がンのは俺のポリシーに反するんだ。( 髪に触れる手の感触に目細め / 口角上げ )…あァ、成程。昼間はこうはいかねぇわけね。…心の傷?お前が?一体どんな色男ならそんな事が可能なんだか。( 塞がっていく傷口を見詰め / 愉快そうな笑み漏らし )勿論。…アレか?まだ貰い手が居ねぇんだよ。俺も売る相手は一応選んでるからな。大事に保管してあるぜ。( 何処となく満足測な面持ちで目細め )…残念ながらお前が想像してる程イイもんじゃねぇぞ。麻薬の延長だ。…こっち来な。( 苦笑浮かべ / 喫煙スペースへ向かい )
>紹
おぉ、よく知ってんじゃん。…まぁ、そんなもんした所で特に意味無いけどね。それこそ、本当に暇つぶしだわ。(ぱちぱちと手を叩いて褒め/くすくすと笑い)あぁ、そうなんだ?あんなの見なくていいよ。ここに居るうちは必要ないしさ。…ふ、触ってみる?一応珍しいもんだぜ、黒い羽って。(聖書なんか要らないと手を振り/羽に見惚れてるのに気付いて触りやすい位置へ羽を動かし/どうぞ、というように微笑んで)
>ノア
意外と貞淑なのか?今日一番の驚きだわ、そんなイイもん使わないなんて勿体ねえな。……いいや、こんな場所に来るもの好きなんていねえさ。どっかの誰かが隠し持ってた偽聖書が巡り巡って俺のとこへ来たわけだ。面白いぜ、どんな難題も全て神の御業で解決すんの。最早アクション映画だな。( くく、と笑みを漏らしながら頁を捲り )おーおー、物騒なこって。こんな場所じゃ乾燥した藁でさえ入手すんのも一苦労だろうに。そんなに手間掛けて報復されんなら、被害者は泣いて喜んでもいいね。( 視線を受け流しながら愉快げに嘯き )難儀だと思うなら慰めてくれてもいいぜ。( 相手の顎に手を掛け此方側へクッと持ち上げ )
>シエラ
お前を見る限り、天使ってのはツラの良いやつばっかなんだろ。どいつを選んでも具合が保証されるならお祈りくらいどうってことない。むしろ本気で感謝できるね、こんな楽園に連れてきてくれてありがとうって。( ひらひらと手を振って相手の顔の造形に視線を向け )どーも、褒め言葉は素直に受け取っておく。まあ俺に感謝してくれんなら現物のほうが良いけどな。ああ、天使のお仲間を紹介してくれてもいいぜ?一人くらい繋がりあんだろ。( 首を傾けて目を眇め )
>紹
範囲と見返りねえ、一番下等なのがここだよ。具合が良けりゃ等を上げてくれてもいいんだぜ、俺はどれでも歓迎だからな。……見返りなんてお前が考えたほうが早いしな。( 己の唇を人差し指で示してなぞり、そのまま緩々と相手のものを指さして )商人的にはあったほうが良かったか?チャームがあったらとっくにお前を虜にしてるんじゃねえの。残念ながら美しくて二枚目なだけの人間だ。( 口の端に笑みを浮かべながらじ、と瞳を見つめて )責任を取って欲しいのか。はぁなるほど、乙女な面もあるもんだな。んじゃあ付け加えておくが、俺は案外真面目なんだぜ。一度面倒を見た獲物は最後まで飼ってやるよ。首輪でも指輪でも用意してやる甲斐性付き。( 首を傾げてピン、と指を立て )
>シエラ
お前現役で天使やってた頃もそんな事考えてたわけ?( 片眉上げ / 愉快そうに笑み浮かべ )此処に居るうちっつったら俺にはもう一生必要ねぇな。残念だ。( わざとらしく眉下げ )…いや、危うく毟り取り兼ねねぇから遠慮する。正式に見返りが用意できるときに交渉させてくれ。( 相手の見事な羽根も脳内で札束に変換されれば苦笑漏らし )
>ジャック
案外慎ましいんだな。もっと遠慮無ェと思ってたけど。別に減るモンでもねぇ、そんくらいならいつでも味見させてやるよ。見返りは…そうだなァ、お前の体の一部を貰えンのが理想だけど、残念ながらそれじゃ俺の身一つじゃ足りねぇし、お得意の情報で我慢してやる。( 意外な返答に片眉上げ / 視線を斜め上へ向け思考巡らせながら滔々と答え )俺を虜にしたところで手持無沙汰になるだけだろ。面倒事には首突っ込まねぇタイプじゃねぇのか?俺と同じで。…へぇ、それでただの人間か。尚更価値が上がるな。( 脳内では早速の金勘定を始めながら口元に笑みを浮かべて呟き )当たり前だろ。別に嫌々この商売やってんじゃないんだ。玩具も自由に動く手足も奪われンなら一生俺を退屈させねぇようにしてくれねぇと困ンだよ。…ついこの前責任取らねぇでブチ込まれたクセによく言う。出鱈目言うのも大概にしな。( 呆れを含んだ笑み浮かべ / 片眉上げると茶化すような調子で述べ )
>シエラ
はは、嫌がることを率先してやりたいって奴は山程居るからお口にチャックしときな。ケツ欲しい奴はその何倍もね。蛆虫みたいに湧いて出てくるよ。( 此処の治安に呆れたように目細め ) …アンタが手に入れたいなら紹って奴を探すといいよ。望まれたもんを素直に差し出せばしっかり欲しいもんをくれる、仕事の出来はピカイチだね。( 目を細め首傾ければ最低限の情報だけ授け )
>紹
プライドもポリシーもない男に価値なんかないよ、己を持ってるヤツに傅かせることに意味がある。紹にはちゃんとショートケーキのいちごを用意してあげないとね。( 指に絡む柔らかな髪を何度も梳くように撫でながら隠喩して ) そうそ、昼間は人間の血が濃いの。だから痛め付ける視覚的愉楽も味わえて次の日には元通り、格好のサンドバッグってわけ。俺だって人並みの心を持ち合わせてるんですよ、紹サンに騙されて損を蒙ったら看守に言い付けたくなるくらいには傷付いちゃう。( 薄ら笑み浮かべ / わざとらしく眉下げ胸の辺りをぎゅっと握り締めてみて ) そりゃあ嬉しい限りだね、くだらない奴に売られた日には俺の価値も下がるってもんで。紹の損がなかったことになるくらいの益を手に入れられますように。( 片手のみ祈るように胸の前に立て ) …依存性とかないよね?気付けば紹の掌の上、なんてことにはなりたくないけど。( 口では訝しげに言葉を並べるも素直に後追い喫煙所まで歩を進め )
>ジャック
イイもん持ってりゃ相手も選べるからね、安売りする程間抜けじゃないさ。ましてや手の届く場所にこんな色男が居るのに。( すり、と顎下指先で掬うように撫で ) デウス・エクス・マキナ、ってやつ?神が居んならこれの持ち主が此処に来ることもなかっただろうに、随分ご都合主義の神様だこと。駄作な人生とお似合いだ。( 呆れたように鼻で笑いながら捲られる頁を目で追い掛け ) 俺らの扱いは家畜以下だからね、ふわふわの藁の寝床でご相伴に預かりたいものだよ。罪状の階級によっちゃあ作業に家畜の世話もあるらしいよ、鍬振り回して暴れた奴が居たって聞いた。( 視線宙に投げ馴染みに聞いた話をぽつり ) 慰めがほしいの、仕方ない子だね。これからも俺に火の粉がかからないようによろしくねジャック。( 緩く口角持ち上げればすっと顔近付け口の端に短く唇触れさせ )
>ジャック
アンタにとってはそうかもな。みーんな似たような顔だけど。でも、俺よりはキレイだと思うぜ?顔も心も。髪は金髪で目の色もアクアマリン。常に慈愛に満ちた笑みを浮かべてるからなぁ。(やれやれというように首を竦め/結んだ髪が揺れ)えー?ここに1人美しい天使いるのに、他の天使が欲しいん?なんて。んー…ここには居ないなぁ。もしここを出れたらアンタに渡してやるよ。(軽く誘う様に妖艶に微笑み/少し考えてここには居ないと首を振り)
>紹
え?そうだけど?こんな見た目だからって蔑ます様な同族やそれを見て見ぬふりする神だぜ?そりゃぁ捻くれ者するさ。(勿論と頷き)…そんなに気になるなら、ジャックに借りたら?俺が口頭で内容を告げるよりもいいだろ?(残念そうな様子に提案し)…見返り…?あぁ、なら俺1つ欲しいもんが有るんだ。それと交換とかどうだ?(見返りと聞き、ノアから教えて貰った事を思い出して)
>ノア
なるほど?俺はここに来てまだ日が浅いからみんな手を出して来ないのか…ありがと、気を付けるわ。(忠告を素直に聞き入れ)…へぇ?彼に頼めばいいのか…ふふ、いい事聞いたなぁ…早速依頼してみるわ。…いい事教えてくれたお礼に、なんかしてやろうか?(いいこと聞いたと笑い/小首を傾げ)
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