囚人A 2023-09-01 19:03:04 |
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名前/ シエラ
年齢/ 年齢不詳(見た目20歳前半)
犯罪/同族殺し
容姿/ 黒髪。後ろ髪が長く結んでる。目は赤紫。慈悲深い笑みを浮かべる。温厚。真っ白だった羽は同族殺しにて堕ち、根元から黒く染まる。服装は羽を出せるように背中に穴が空いている囚人服。看守の前ではきちんと着るが、それ以外では着崩してる。基本裸足。
性格/ 見た目は慈悲深い天使だか、快楽主義。見た目で騙して欲しい物を手に入れるクズ。愉しい事が好き。初対面には猫かぶるが、実際は口悪い。
備考/ まだ若い天使だった。他天使と違い、髪色での差別もあり、天使の中でも忌み子だった。両親はそれなりの地位を持っており、見た目が違う自分を愛してくれなかった。だから殺した。そして、堕ちてここへ来た。
属性/右
>入室
…あはっ、本当馬鹿だなぁ。悲しそうな顔しただけで、こんないい所に連れて来てくれるなんて…本当に、馬鹿だ。
(くすくすと嗤いつつ、機嫌良さそうに裸足で入室。)
>ジャック
無力で非力な男が何処でそんな恨みなんか買ってくるんだか。鍵用意すんのだって手間掛かってる筈なのに、そんな熱烈なラブコールを他人に流しちゃうなんて罪なジャック。( 目細め撫で受け )やだなァ、乱暴な男はモテないよジャック。可憐な花を愛でるが如く丁寧に手折らないと。そう、如何なる時も純潔を相手にするように。…頑丈なのがお好きならドワーフでも抱いてなよ、器用な彼奴らのことだからそっちのテクもあるんじゃないの。( くく、と愉しげに笑いながら揶揄って / 眉顰めべぇと舌先出して ) 最近新しいバカが入ったんだよ、知らない?イーサンが教育に付いて連れて歩いてる汚い笑い方の男。アイツ俺の房にニンニク投げてきたりもしたから相当バカなんだと思う。( 呆れを通り越して哀れみに近い眼差しで斜め下向きながら肩竦めて )
>紹
こんなところで可愛げ見せたら襲われちゃうよ、怖いオオカミさんが沢山居るんだから。紹サンの弱いトコロを食い破るのを今か今かと待ち構えてる薄汚い奴らがさ。( 覗き込んだ顔そのまま近付ければ小さく口開け軽く鼻先噛もうと ) 馬鹿で居たら利用されて番犬の餌になるだけだからねぇ、生きてく為には致し方のないことです。食わないの、じゃあ商売人の紹サンには不要な物かもしれないね。俺なんかが手に入れる嗜好品は精々餓鬼の食いもんですよ。( 作った物言いで弁明 / 手ひらひらと振り自身の不甲斐なさ示し )……それは、なんでも聞いちゃうかもしんない。度々珍しいこともあるもんだ。( ぱちくり目を瞬かせれば身体起こし相手の方へ傾け / そっと頭撫でようと手を伸ばし )
>シエラ
…お、天使サマじゃん。今日も麗しい事で。( 何やら機嫌良さそうな笑みを携えた相手を横目に一瞥し / 口角上げ揶揄い混じりに声掛け )
>ノア
それ言うなら俺には弱いトコロだらけだぜ。付け入る隙なんか幾らでもある。使い勝手がイイから不能にさせられねぇだけだ。( 近付いて来る瞳を眺め身動ぎもせず / 何処か呑気な口調で答え )馬鹿なら馬鹿で利用価値がある。特にお前さんみてぇな歩く大金が馬鹿で居てくれたら、俺が手塩にかけて面倒見てやんのになァ。( わざとらしく眉下げ / 芝居がかった仕草で肩竦め )その餓鬼の食いモンも手に入れられねぇボンクラが此処には腐る程居ンだよ。コレ一個でも立派にビジネスは成立するってわけだ。( チョコレートを懐にしまい )…何でも?( 此方へ伸びて来た手を掴むとグッと引き寄せ / 空いている手を腰に添え抱き寄せると瞳を覗き込むようにして問いかけ )
>紹
インスタントなモンか。酒か煙草、博打に色事くらいしか提供してやれるもんはねえな。俺の選択肢はそう多くないんでね。ちなみに一番最後がおすすめだぜ、何せ俺の身一つで済むからな。( 掴まれた手はそのままに足払いを掛け、相手がそのまま足を掬われるのであれば腰を片手で支え、壁に片手を付いて囲い込み )言っただろ、じゃじゃ馬に蹴られんのも嫌いじゃねえの。それにま、商品価値を暴落させねえだろ。( 相手の仕草に僅かに目を眇め )性根が腐りきってんのはまあ、そうとしか言いようがねえな。───ぶっ、くく、はははは!やべえ大満足だよ、お前最高だな!他人の失敗談ほど笑えるもんはないね、それもやり手の男ならなおさらだ。はー腹痛。しばらくこのネタで笑えるわ( 至近距離で顔を背け、肩を震わせながら大笑いして )お前の客と違って俺は対価を払うんでな、ちゃんとリストは書いといてやるよ。精々有効活用しろよ、損害分を取り戻せるといいがな。……くく、( 既に記入済みのリストには十名ほどが名を連ねており、相手の服に捩じ込むようにして無理矢理押し付け )
>シエラ
へえ、顔だけで全部解決できるなんて羨ましいこった。( 大股で歩み寄っては入室者の顔面をじろじろと眺めて笑みを浮かべ )いいとこかどうかは明言しねえけどな。コナかけられまくることは保証するぜ、お前の顔じゃどの下半身でも選り取り見取りだな。( 品格に欠けた野次を飛ばしながら顔を近付け )
>ノア
いいね、罪な男なんてぴったりの二つ名だ。罪深い俺をお許し下さい、鍵の譲渡は全く慈悲の心からなんです。( 目を瞑りおどけた仕草で祈りを捧げるポーズを取り )ドワーフも悪くないんだぜ?あいつらは器用なのもだが、声がでかいのが良い。反応が分かりやすくて助かるんだよな、快楽でも苦痛でも。……しっかし、お前は可憐な花側に連ねてそうだ。仕方ねえ、大切に摘んでお世話しましょうねえ。お前はただ風に揺れてるだけでいいよ。あっという間に満開にしてやるからな。( 頬にするりと手を滑らせ/クスクスと笑みを零して )ああ、知ってる知ってる。ツラが間抜けそうとだけしか思わんかったが、へえマジに馬鹿だったか。またアクションがあれば教えろよ。( 興味深そうに聞きながら腕を組み/何事か企んでいるような表情を浮かべながら )
>紹
!…チッ…はい、少し良い事が起こりまして。お陰でここへ来れたのです。これも神様の導きです。…時に、貴方様のお名前は?
(見られてるとは思わず、舌打ちし。/すぐ柔和な笑みを浮かべ、先程の口の悪さを取り繕うとし。)
>ジャック
…はっ。羨ましいだろ?顔が良いと、本当に得意するんですわ。(にこりと笑うが思いっきり作り笑顔で。)
少なくともあのくっそ狭い場所寄りはいい所じゃん?…上等じゃん。俺、気持ちいい事好きなんだわ。まず、あんたを選んでやろうか?(負けずと言い返し。にっこりと笑みを作って/相手の唇に人差し指を当て挑発し。)
…なんてな、すみません。私とした事が、つい本音が漏れてしまいました。貴方様のお名前はなんと申すのですか?
(距離を少し開けると今更猫を被り)
>ジャック
!……は、その足癖悪ィのどうにかしろよ。ンなに俺とヤりてぇのか?随分気に入られちまったなァ。( 予想外に足を掬われると声も出ないまま背後に倒れかけ / 気づけば痛みも衝撃も然程無く囲い込まれている状況に安堵とも怒りともつかない息漏らし / 不安定な体勢のまま相手の首に腕を引っ掛けると支えにするようにして立ち上がりつつ眉間に皺を寄せながら口元を笑みの形に歪め )俺はお前の可愛いじゃじゃ馬じゃねぇんだぜ。…それはまぁそうだけど、折角血ィ出すならアンプル持ってる時にしてくれよ。( 指先に付着した既に乾き始めている血液眺め残念そうな声漏らし )…こんな純粋な殺意湧いたの久々だ。( 想像を遥かに上回る反応に頬引き攣らせ呟き / 徐に親指を人差し指で擦るように弾くとそこへ唐突に現れた火種に息を吹きかけ / 立ち上り出した濃い黒煙を相手の顔へ向けて吹きかけ些細な報復を試み )…だから俺は字が読めねぇンだっての。随分輪をかけた嫌がらせだな。( 抵抗はせず受け取りながらも眉間に濃い皺を刻み )
>シエラ
…ふッ、ハハ!神様ァ?そんなモンが居ねぇのは此処に来た時点で分かってンだろうがよ。( 相手の口から飛び出した一言に愉快そうな笑い声を上げ )あァ、俺は紹だ。救うって意味の名前。そう考えたら俺も神になり得るのか?天使サマよ。( 口角上げ / ゆるりと首傾げ )
>シエラ
あれぇ、哀れな天使サマじゃん。下卑た噂で耳にしてたけどまさか此処でお目にかかれるなんてね。馬鹿にも感謝しなくちゃ。( ソファで寛ぎ相手の姿一瞥すれば野次飛ばしながら小さく鼻で笑って )
>紹
はは、利用価値があるってのも難儀なもんだよ、お陰様で普通にしてても目くじら立てられる。処分出来ないからこそ癪に障るんだろうね。…弱いトコロ探して虐めて、って言わんばかりの言い方だね。( かぷりと緩く鼻先噛んだ口すぐに離せば片手側頭部に添え柔く耳に触れて ) そしたらもっと紹サンに守ってもらえたかもしれないね、馬鹿は放っておくとすぐ他の奴にかっ攫われるから。頭の良い俺が守られる為にはそれ相応の対価を差し出すしかないんです。( 真似るようにわざとらしく肩竦め眉下げて )まァまァ、赤子の話をしても仕方がないよ、あの子達はまだ喋り方も身の振り方もわかってないだけなんだ。哀れな子達に誰かが歩き方を教えてあげないと。( にっこり ) …適度にね、俺にだって痛みはあるからさ。欠損よりは傷の方が良いかな。( 引き寄せられた身体相手の方に片手添えることで支え / 笑み絶やさないままに視線絡め返せば差し出せる部位提示して )
>ジャック
罠だとわかってる鍵を人に差し出すことが慈悲ねぇ…まあこれを有効活用出来る人員となれば限られるか。祈りを捧げんなら精々役に立つものがあることを祈ってて。( 目細め見遣れば閉じた手の指先に短く口付け落とし ) ああ、たまァにバカデカい喘ぎ声響かせてんのはドワーフ?すーぐ看守が飛んでってるけど、消えないとこを見ると看守にも可愛がられてんのかな。手酷く鳴かせんのが好きな奴は腐るほど居るからね、ジャックくらいは花弁を散らすことなく咲かせてくれたっていいでしょ。満開の花なんて、此処で見られる機会ないんだからさ。( 瞼下ろして頬に触れる手に擦り寄り ) 自分が偉くなった気分で俺らを虐めたいんだろうから、ジャックも的にならないように気を付けるんだよ。イーサンが上手に教育する前にしな。( 心配そうに僅かに眉寄せ肯定求めて首傾け )
>紹
…っくく…っい、いえいえっ、か、神様は祈る者のすぐ側に居られるのですよ…っあははっ!!無理…っ!!その通りだわっ!!(相手の意見にその通りだと思い、笑いを堪えながら言うが耐えきれなくて爆笑し。)
良い名前じゃん。…ふっ、さぁ?なろうと思ったら、誰かの神様には成れるんじゃない?あぁ、神になりたいなら俺が仕えてやろうか?(名前を褒め、猫かぶりを辞め/微笑みつつ近付き、頬に触れながら笑い)
>ノア
…哀れ、ねぇ?どんな噂か存じ上げないけど、俺もこんな所でアンタみたいなのに遭うとは思わなかったわ。(天界に居た時に相手のことを知っていて/鼻で笑い。)
まぁ、これからよろしくお願いしますね?(にこりと綺麗な作り笑顔を浮かべ/手を指し出して)
>シエラ
そうだなあ、良いツラしてると思うぜ。胡散臭い笑顔がサマになってるあたり特にな。( こちらも笑顔を浮かべながら遠慮なく人差し指で指し示して )はは、そりゃありがてえことで。威勢がいいねえ、頑丈そうで何よりだ。言ったからにはすぐ壊れてくれるなよ?( 当てられた人差し指を手のひらに絡めて柔く握り/すぐに解かれた指先に笑みを漏らし )ん?何だと思うよ、当てられたらラッキーチャンス。ホンモノの天使サマなら楽勝で当てられんだろ。( 壁に凭れて様子を見守り )
>紹
ヤリてえかヤリたくねえかで言われたらそりゃそうなるわな、機会なんていくらでも狙ってんだよ。商売人サンに気に入られたくて足掻く男もなかなか健気だろ?( 相手が体勢を立て直そうとしている様子を眺めながら片腕は腰を支えたままで、愉しそうな様子を声音に滲ませつつ耳朶に囁き )アンプルねえ。持ち歩いているもんだと思ってたが、人の血を狙いにしてない日もあんのな。……乾いたヤツはやっぱ使えねえのか。( 興味本位の一言を何気なく付け加え )そりゃ何より。久々の感情を引き出せて嬉しい限りだよ、俺には精神科医の才能があるかもな。( 少し余裕を無くしているような相手の様子が楽しくて仕方がない、といった表情で瞳を近付け/そのまま視線は想定の範囲外にある仕草へと動いて )!っ……、随分便利なもんをお持ちで。………………一応聞くが、効果はないよな?( 予想外の煙に咄嗟に目を瞑って息を止め、瞬いては身体の異常がないか確かめ/少し身体を離し深く息を吐いて )……裏側をお得意の火で炙ってみな。お前のためにちまちま絵を描いてやってんだぞ。文字はともかく顔見つかりゃ騒ぎになるしな、隠しといたってわけだ。抜かりのねえ俺に感謝しても良いんだぜ?( 半目故に若干目付きが悪いまま、少し得意げな響きを含ませて自身を指し示し )
>ノア
吸血鬼サマのご加護があるなら百人力だな。サンドバッグにも耐え抜く強い心と身体が手に入んのかね。( 目を瞑り、口付けられた指先を自身の唇へと触れさせて )ドワーフかもしれねえし、ハーピィかもしれねえし、人間かもな。母数が多いのがドワーフってだけで馬鹿でけえ声は何処にでも居るもんさ。……暗くて静かでロマンチックな場所で手折られてえんだっけ?前者二つが満たせる場所は思い浮かぶんだが、最後の一つが難題だな。俺の存在をロマンチックってことにしてくれりゃあ解決なんだが。薔薇の用意くらいはしてやれるぜ?( ぱ、と小さな薔薇の造花を左手に持って差し出し/すっと相手の髪に挿し込んで )はは、忠告どうも。一つ教えておいてやるとな、俺はそういうヤツは嫌いじゃねえんだ。的になったらなったでブタを一つ作るだけさ。案外そういうのはイイ声で鳴くからな。プライドが高い馬鹿ってのは御しやすい、お前も実感してんだろ。……なんなら教育済みなんじゃねえのか?( 共犯者のような笑みを浮かべながら )
>退室
さて、そろそろ戻るか。今日は看守の見回りが増えてるらしいぜ、精々気を付けろよ。( ひらりと手を振って )
>ジャック
ふ、だろ?アンタもいい顔してんじゃん。俺好きだぜ?その顔。(にこりと綺麗な作り笑顔を浮かべたまま指している人差し指を掴み、指先にキスを落としてニヤリとし。)
ふ、そっちこそ。すぐにダメになるんじゃねーぞ?たくさん愉しいもうぜ?(ニヤリと笑って挑発をし。)
んー…そうだなぁ…?なんだろなぁ?(凭れてる相手をジロジロ見て)あぁ、前にニンフを騙した、みたいな話を天界で見たなぁ?確か、名前はー…ジャック、だっけ?(名前を聞く前から分かっており、ニヤニヤしながら答え)
>退室
さぁて、初日だからね、俺もそろそろ戻ろうかねぇ。あの人の機嫌損ねる訳にもいかねーし。じゃ、また。
(ひらりと笑みを作って手を振り)
>ノア
違いねぇなァ。俺ならもっと上手く使ってやンのに。…慈悲深さも行き過ぎると加虐嗜好になンのか?別に虐めてくれても良いぜ。お前みてェな可愛子ちゃんはどんな風に楽しませてくれンだろうなァ。( 鼻先に軽く当たる牙の感触に目細め / 耳元に触れる手をそのままに片手を相手の顎へ遣ると親指で唇を撫で )分かってンなら馬鹿のフリでもなんでもしてくれりゃァ良いのになァ。人を遠回しにフんのが上手い事。( 勝手な解釈並べ / クスクス笑い )その役目を俺が買ってやってるってわけ。健気で涙が出るだろ?ご褒美でもくれよ兄弟。( 馴れ馴れしく強請り / 相手の肩に腕回し )…へぇ、そりゃァ…随分上等な慰めだ。良いのかい、そんな事言っちまって。俺は貰えるモンは遠慮なく貰っとくタチだぜ。( 相手の言を聞き血液と解釈すれば口角を釣り上げ / 微かな高揚の滲む声で問いながら首筋に添わせた手の親指で喉元をなぞり )
>シエラ
…笑うならもっとお上品にしな。持ってるモンは有効活用しねぇと損だぜ。( 表情に呆れ浮かべ / 唐突に相手の頬を掴みまじまじ眺め )生憎信者は足りてンだ。…それともお前も俺の信者になるか?金払いによっちゃァ永遠に良い夢見せてやるぜ。( 頬に触れる手を掴み / その手を引き寄せれば相手の背から生える黒い羽を興味深そうに眺めながら一撫でし )
>ジャック
健気すぎて涙も出ねぇな。もっと上手いやり方でやれよ、金積むなり対価差し出すなり。( さも愉快げな声に眉寄せ / 顔背けては溜息混じりに告げ )そりゃアテがなけりゃ持ち歩かねぇさ。基本は物々交換だしな。いや?十分使える。ただ量が足りねぇな。乾いたのは余計に必要なんだ。お前の中身丸ごと掻っ攫って丁度良いくらいだな。気が向いたらいつでも声掛けてくれよ兄弟。お前の血なら礼は弾むぜ。人魚にやったとっておきのヤツでも何でも用意してやる。( 胸元から取り出した小袋へ乾き切り粉末に近い状態になった血液をパラパラと落とし / 問いかけに口角上げて答え )モノじゃねぇよ、俺の特技だ。何の種も仕掛けもない。( 相手の賢明な判断を愉快そうに目を細めて眺め / 垂らした手を顔の高さに掲げて軽く振り )どうだろうなァ。遅効性のモンもある。今日一晩試してみな。俺からの細やかな礼だ。( 無論何の効果も無いが素直にそうと答えはせず嘯き )…はァ、手ェ込んだ事するモンだ。えらく献身的じゃねぇか。俺の失敗談はそんなに美味かったか?( 相手の言葉に紙を日に透かすように目の上へ翳し / にんまりと口角吊り上げ満足げな声漏らし )嫌な事聞いちまったな。面倒な事になる前に俺も戻るか。( 顔顰め / 手ひらりと振り )
>退室
さて、俺もそろそろ戻るか。( 立ち上がり部屋を後にし )
>シエラ
掃き溜めの新米マドンナに知って頂けてるなんて嬉しい限り。ご存知の通り此処は長いんでね、情報通の馴染みのひとりやふたり居るんですよ。( 軽く笑い手ひら ) よろしくしたくなるような得を与えてくれるってことかな。…此処で安易に人に手を出すと棒切れでぶっ刺されますよ、先輩からのご忠告。( 差し出された掌に人差し指とん、と立てて )
迷子になって捕まらないようにするんだよ、此処がバレたら洒落にならないからね。( 手ひら )
>ジャック
はは、違いない。諦観を覚えれば幾らか気が楽だよ、代わりに手に入れられる物もあるからね。それともジャックだったら気持ち良さに目覚めるかもしれない、痛いコトが好きになったら俺にところにおいで、いっぱい噛んであげる。( 数多の理不尽なストレス解消に付き合う礼に古い馴染みの看守から提供される嗜好品思い出し / 同じ場所へ唇重ねる様子頬緩ませ見守ればに、と牙見せて ) ハーピィを抱くような物好きが居るんだ?俺の見聞が浅いだけでいくらかマシなのも居るのかな。それともこんな肥溜めに居たら趣味嗜好も変わんのかね。…随分律儀なことで、そんなこと叶えてくれようとするのは本当にジャックくらいだろうな。色男と美男子が囚われの身となっても互いを感じ合う、ってシチュエーションにロマンスを感じることにするよ。なんせ薔薇さえも似合うんでね。…花、好きだけど滅多に見られないから、嬉しい。( そっと髪に刺さる薔薇に手を触れさせ / 嬉しそうに表情緩ませれば噛み締めるように呟き ) 確かに心配は無用だったかな、気を付けるべきはイーサンの方だね。バカな新人が転がされないように気にしてるだろうし。手の早い色情魔と一緒にしないでよね、俺は好みの顔面しか侍らせたくないの。醜男に跪かれたって景観が悪くなるだけだよ。ブタの世話はジャックにお任せします、食べ頃の肉に卸す時にでも教えて。( 想像だけで不快そうに眉寄せ表情歪め )
昼間から少し騒々しかったもんね、やらかした奴がいんのかな。ジャックも道中気を付けて。( 手ひら )
>紹
俺も、紹サンの掌の上ならもう少し良い子で転がれる気がするよ。俺は此処の乱暴な奴らとは違うからね、痛くも苦しくもしないよ。ただちょっと気持ち良いだけ。出そうと思えばちょっとした媚薬効果も提供出来るから便利な身体ですよ。( すりすりと指先で耳の裏擽りながら添えられた指に口付け / そのまま舌先で指の腹舐めれば吸血時の唾の使用例を示唆して )あくまで対等で居たいからね、最終的に俺だけが縋り付くなんて悲しいでしょう?俺が居なきゃやっていけなくなってくれるなら大歓迎だけど。( 口元に手添えクスリ笑って ) 労働に見合った対価があるからやつてるんでしょ?むしろ邪魔せず居る俺にお礼があっても良いくらいだよ。ラリって欲に飲まれた奴が俺んとこ来ることもあんの、ちゃんと知ってる?( 呆れたように相手側に頭部傾け寄り掛かり ) そんなになるってことは余程の損だったんでしょ、俺で代わりになるかわかんないけど持ってきなよ。落ち込んでる隙に託つけて恩を売れる機会はしっかり拾っていきますよ。…その代わり、次はしっかり稼いでおいで。( 首元の手に己の掌そっと重ねればそのまま親指に力込め相手の爪を喉元に食い込ませて )
遅くまでありがとう、寝坊しないようにね。朝礼遅れて朝食抜きにならないように。( 手ひら )
>退室
ジャック・フェルエム:>3
>入室
……( 薄い銀縁の眼鏡を取り出して耳に引っ掛け/ソファに座りながら、紙の端が変色した程度には古びた厚い本の頁を捲っており )
シエラ >121
>入室
…そろそろ、あの人気持ち悪いなぁ…
(ブツブツと言いつつ顔を顰めながら早足で入室/ソファに座り、羽を動かし体を包む。)
>ジャック
…ほー…あんた、本読むんやね。しかも眼鏡。良くお似合いやん。こんばんは、ジャック サン?何を読んでんの?
(背もたれに腕を置き。右側から本を覗き込んで/初めて名前を呼び、耳に吐息が掛かる程の近さで尋ね。)
>シエラ
そりゃどーも、お気に召したんなら何よりだ。( 眉の間を親指で揉み解しながらちらりと横目で相手を見遣り )聖書だよ、どっかのカミサマを信仰してるヤツの。押し付けられたもんだがなかなか面白えぞ、こんなモンで人を救える辺りが特にな。( 相手と自身の顔の間に本を広げて遮り、小さな文字が連なる頁を見せて )
紹:>4
>入室
──…、お、天使サマに講釈中か?随分面白ェ絵面だなァ。( 平坦に鼻歌口遊みながら扉開け / 室内の光景に揶揄うような言葉漏らし )
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