セイチャットファンさん 2023-08-30 17:33:16 |
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あ、勘違いしないように言っておくけど、俺、キスしなくても傷治せるんだよ。(フェイは知ってるかなぁと思って、とりあえず暴露してみて)
傷に触れるだけで治せる
……そうじゃなきゃ、オレが嫌だ
(ピタッと足を止め何度かゆっくり深呼吸した後頬を覆っていた両手を離し、他の誰かに治癒術を使うのを想像してしまったのか眉を下げつつ苦笑いし)
しねぇよ。俺だって他の奴にキスすんの嫌だし(想像してしまい気持ちが悪くなり)
心配しなくても、俺がキスしたいと思うのも、エッチしたいと思うのも、お前だけだよ(抱き寄せると頬に軽くキスし)
……ん、ならいい
(大人しく抱き寄せられて少しの間黙り込んでいたが、お返しだと軽く笑いながら頬にキスを返し)
そろそろあの人が言ってたデカい魔獣ってのが居る辺りだと思うんだけど……もしかしてあれ、か?
(進んできた街道を塞ぐように、歪な形の角を生やしたやたら大きな猪が眠っていて)
当たり前だろ(抱きしめたまま遠目で魔獣を目視し)
あーあれかもな。結構でかくて強そうだけど、大丈夫か?(とりあえずフェイから離れると、自分は背後から援護すると言い杖を出し)
なんか作戦あるの?
作戦か……眠ってるみたいだし、起こさないように気配を消して近寄ってみる。もし起きたらそのまま戦闘。
起きなかったらルイスの風を借りてあのデカい身体に登って、急所の位置を探す。途中で起きたら振り落とされるかもしれねぇからその時はまた風で助けて欲しい。
どっちに転んでも頼りにしてるぜ?
(離れた後一度ゆっくり深呼吸してから考えた作戦を話し、頼りにしているとニッと笑って)
おう!任せとけ(風で援護してほしいと言われると、注意深く魔獣を観察して、フェイが最小限の動きで倒せるように目を離さず)
危なくなったら逃げろよー
ん、分かった。
(ちゃんと逃げると大きく頷いた後深呼吸して、辺りと同化するように気配を消し足音を立てないよう気をつけながらゆっくり近寄っていき)
………行けそうだな
(ぐっすり眠って起きる気配が全くない為、軽く手を振って合図を送り)
(合図を送られると風の魔法でフェイの体を浮かせ)
ほんとに、こんな作戦で大丈夫なのか?(魔獣の行動を人間が完璧に把握する事は出来ない。もちろん、想定外の事態も考えなければならない。その辺の認識がフェイには欠けているので、いつもヒヤヒヤしながら見守っているが、大抵は軽傷ですんでいたが、そのうち重症をおうような相手とも戦わなければならないと思うと心配でしかなくて)
……は?
(ゆっくり着地させて貰い、さてどの辺りに急所が、と探し始めたはいいが直後魔獣の目が覚めてバッチリ視線が合い思わず固まって)
やべっ…っ、ぅえっ
(飛び退こうと身体を動かすも尻尾に足首を掴まれて上手く行かずそのまま股の辺りに落ちて、これは流石に気持ち悪いと武器を持たない左手で鼻と口を覆い隠し)
(折角なのでルイスの心配に乗っかりました爆)
あのバカ!油断しやがって(フェイに当たらないように最新の注意をはらって上級の炎魔法で魔獣の背中を焼き)
ま、そんなドジな所も可愛いんだけどな
(大丈夫ですよ。アクシデントはつきものです)
悪い、助かった!
(背中を焼かれ呻き声と共に足首を掴んでいた尻尾が離れた為直ぐに地面に着地し、一瞬ルイスの方を見て礼を言い)
今度はこっちの番だぜ?
(ふっと笑ったと思えばそのまま踏み込んで腹の辺りを斬り上げ、暴れる猪に巻き込まれないよう一旦距離を取って観察し)
……あの歪な角か?
(ルイスの方に猪が行かないように立ち回りつつ、それらしい急所といえばあれかと目をつけるも上手く近寄れずどうするかと悩み)
(ありがとうございます(*´-`)さぁて…そもそもこの猪がどうして街道のように目立つ場所に居たのか…助けて欲しいって言った人が召喚とかで呼んでたらどうします?笑)
(フェイが猪から離れるのを確認すると、なにか大技を出すようで詠唱を始め)
くらえ!サンダーボルト!(猪の頭上から物凄い落雷が落ちて、麻痺して動けなくなり)
フェイ!今のうちにとどめを!
(それは、怖いなぁ。そもそも、そんな事をする理由が分からん)
了解!
(流石はオレのパートナー、と内心褒め称えつつ頷いて全力で地面を蹴り高く跳び上がって)
これで終わりだ!
(歪な角を割るように真下に剣先を向けてそのまま身体ごと振り下ろして根本まで真っ二つに裂きながら地面に着地。辺り一帯に響く大きな悲鳴を上げた後猪は動かなくなり)
(ただ単に好奇心で大きな動物を召喚したら、手に負えないレベルのが出てきて途方に暮れて逃げ出したのか…はたまた、倒せるほど強い冒険者を自分のそばに置きたいが為に召喚したのか…もしくは苦戦する冒険者を眺めたい苛虐的な奴なのか…
まあー、そんな感じですかねぇ爆)
どうやら倒したみたいだな。(魔獣は死ぬと炭のようにボロボはと崩れて、自然の風にチリとなった灰が飛んでいき)
ところで、討伐の報酬ってなんだったんだ?(まさか、タダで受けたりしてないよなぁと思ったが、こいつの場合あり得ると思い、一応聞いてみることにして)
報酬?
えっと確かお金と、後は何が珍しい道具とか言ってたと思う、けど……
(崩れて飛んでいく灰を眺めつつ、これじゃあ倒した証拠品が回収出来ないなと苦い顔をし)
いやぁ、助かりました!ありがとうございます!大丈夫ですよ、こうして街道が明るくなったのが何よりの証拠ですから!
(そう間を開けずに走ってきては、こちらが約束の品です、と袋に入ったお金と箱に入った何かを手渡し)
まぁ、旅には金が必要だから、依頼は報酬あってこそだ。(フェイがタダで引き受けてなくて良かったと心の底から思い)
んで、なにもらったんだよ。(興味があるらしく箱を眺め)
……何だコレ?
(箱を開けて中身を取り出すと、小さな瓶が入っており中には透明な液体が入っていて不思議そうに首を傾げ)
それはですね…
(遠くの国より仕入れた珍しい液体で、とても心地よい香りがする物。昼間使う分には何も起こらないが夜に使うと、とまで話してどうぞお楽しみにと笑顔で離れて行こうとし)
おい、なんか怪しくねーか?(体に害はないのだろうかという心配をしながら、怪訝顔で瓶を眺め)
それより、フェイ今回は怪我しなかったのか?
そうだな…まあ、使って何かあってもルイスが居るから大丈夫だろ
(自分も怪しいとは思いつつ、絶対的信頼を置いている相手が居るから大丈夫と笑って箱に入れ直し腰のポーチにしまって)
怪我?…あー、顔はまあ平気だけど、足首はちょっと痛いかもな
(股の辺りに落ちたのを思い出しては苦い顔をし、尻尾に掴まれた方の足を持ち上げてみせ/気付かない内に足首の辺りがだいぶ腫れ上がっていて)
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