常連さん 2023-08-11 16:37:06 |
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>天羽
ねー。毎日、メイクしてさ、可愛くなって学校来てるんでしょ?ふつーに凄いことだよね。俺なら、1日で嫌になるもんw
!よっしゃ!こっちこっちー!
(女子のメイクについて決して否定せず、寧ろ尊敬してる、と伝え。相手が暇だと分かると嬉しそうにして手を引き。)
…本当に。最期に、皆が楽しそうな所見えて良かったなぁ…
(どこか寂しそうに笑い、ポツリと呟いて)
>皇
伝える?……あー、いや、伝えるもなにも俺が一方的に気になってるってだけだから。
じゃあ行くわ、
( 別れ際に聞かれた話題、一瞬理解出来なかったが何の話か分かれば周りに人が居ないか見渡して。苦笑いしつつ答え、廊下を歩いている顧問を見付けてその場を後にして )
>天羽
先生こそ。…あー、先生の車最高。
言われてみればちょっと空いてるかも、何か食べに…って開いてる店あんのかな。検索したら出てきそ…スマホ取られてんのまた忘れてた。先生、開いてそうな店知ってる?
( 助手席に座ると張っていた気が緩んでいくのが自分でも分かり、しみじみと呟いて。相手に言われて初めて空腹感に気付くと座り直して提案をしようとするが調べる術が無く、どれだけ普段スマホに頼りきっているか思い知ると諦めてそちらを見て )
>皇くん
え?…さいご?
( 彼の呟きに反応して、一体どういうことなのかと聞き返して。 )
>斎藤くん
開いてる店かー…。ファミレス?
それか、俺の家くる?簡単なものなら出せるよ。
( 車を走らせながらこの辺の店に詳しくないため、うーんと考えて。それならば、あまりおもてなしはできないだろうが自分の家に来て貰って簡単なものでも作るか。あるいはコンビニで何か買って車で。色々方法はあるが、どちらがいいか尋ねて。 )
>天羽
…先生がいいなら、家お邪魔したい。海ちゃんに癒されたいし。
( 出来るだけ静かな場所がいいと考えていて、彼が出してくれた候補の中に頼み込みたい程にいい案があって口元が綻びそうになるが流石にそれは抑えると正直に答えて )
>斎藤くん
そ?じゃあ行こう。
( 海に癒されたい、確かに同感だと笑い。車を家まで走らせて。やはり深夜ということもあり、車は空いていてすぐに家の付近まで来ると。)
>斎藤
…は?何、それ…っ、俺が、どんな気持ちで先輩の事諦めたんだと思うんですか!?
…見損ないました。アンタ、そんなに弱虫やったんですか。結局家柄だけでイキってる奴やったん?…あぁ、先輩が想う気持ちってそんな程度やったんですね。…ちな、美術部1年、相楽はこの文化祭で天羽先生に告白しますよ。1年にも負けるんかよ。
…雑魚。
(腕を掴み、今までの明るい自分ではなく、見た事ない様な心底軽蔑した冷たい目で言い。1つ情報を落として。)
>天羽
ぁー…あれ?あの時せんせー職員室居なかったっけ?
……俺さ、まぁ、とある先輩のおかげで家のゴタゴタが消えたんですよ。んで、その関係で学校を辞めるというか…だから最期。明日の午前までが俺がここの学生として居れる時間って訳。
急でごめんねー?まぁ、1人の可愛い生徒が居たとでも覚えててよ。…せっかくせんせーと仲良くなれたし、海ちゃんとも仲良くなれたのにね。
(職員室で挨拶回りした時にいなかったのか、と思い、事情を簡潔に話し、学校を“転校”ではなく、“辞める”と言って。寂しそうに笑いながら言い。)
>天羽
海ちゃんモフったら今日の疲れ全部吹き飛ぶと思うんだよな…それとめっちゃ厚かましいんだけど、また先生の本借りてもいい?
( 決まると今からもう楽しみでつい微笑みが浮かんで、先程とは違い穏やかな気分で声を微かに弾ませれば次いでに追加の頼み事を )
>皇
……取り敢えず、落ち着けよ。俺がいつ、家柄で…いや、もうそれはいいわ。あのな、皇…人には人の想い方やペースってもんがあんだわ、お前が俺をそんな程度って思って軽蔑すんのは勝手だけどこれ以上イメージを押し付けて来んなよ。告白で勝ち負けなんて決まるとも思ってないし、雑魚のレッテルも別に貼ってくれて結構だから。…で、言いたい事言ってスッキリした?もう行ってもいい?先生見失いそうなんだけど。
( 腕を掴まれ、少し驚いて振り返るが相手の口から出る言葉を聞いて目を細める。軽い溜息ひとつ落としてから返答をすれば遠ざかっていく顧問の背中を見て )
>斎藤
…っ、想い方もペースもあっても、結局何も出来ず、ただ心の内に閉じ込めて何も出来ない様な人を誰が好きになるんですか?…まぁ、こんなん言われても、あんたはいつもの顔で、寧ろめんどくさいなって思いながら聞き流すんでしょうが…。ただ1つだけ分かって欲しいのは、あんたら2人の事を思って、1人シぬ事だけは覚えていてくださいね。…俺は、転校もしないし、施設にも入ってないですよ。まぁ、明日の午前中にはここを発ちますが。さよなら。
(この人に何言っても自分では動かせなと分かり、ずっと隠していた今後を話して。さよなら、と言うと走って逃げて)
>皇くん
そう、だったっけ。
全然知らなかった。ごめん。
遠くに引っ越しちゃう感じ、なのかな?
( 彼の話を聞いたのは初めてで、少し驚き。転校ではなく辞めてしまうというので、やはり彼の家の事情があってのことなのかと心配そうに見つめて。)
>斎藤くん
海の癒し効果はすごいからなー。
うん、勿論。
( 本についても快く了承すると、家に着き。車をおりれば家の鍵を開け中へ。一緒に入るように促すと、リビングの中に入り。すると海が駆け寄ってきて。)
ただいま、海。遅くなってごめんね。
>皇
何もしない訳じゃないって…なんでそう勝手に決めつけんだよ、もう放っといてくれよ。……俺に何求めてんだよ、話聞き流して自己解釈してんのはそっちの方だろ。俺のせいでも何でもいい、ただ、これだけはよく聞け、関係ない先生にだけは迷惑かけんな。何も知らない先生にその話を出してお前達のせいで、と無自覚か自覚してんのか分かんないけど責めて当たり散らすとしたらそれはお前のエゴだ。
( まず話し合いが出来そうにない。止めた所で相手のこちらに求めている思い通りの行動は出来ない事は確かで、誰かに強制されるものでもないと考えている為に逃げていく背中を見送り )
>天羽
ありがと、お邪魔します。
…こんばんは、海ちゃん。ご主人様を遅くまで引っ張ってごめんね、寂しかったっしょ?
( 相手に続いて車を降り、家に入ってリビングに足を踏み入れれば駆け寄ってくる綺麗な毛並み。表情が自然に緩むとすぐに腰を落として )
>斎藤くん
( 相手のことだと認識すると、にゃーんと鳴きながら駆け寄り。それを微笑ましく見ていると、台所へ向かい冷蔵庫を確認する。簡単に作れそうなものを選択すると相手に聞いて。)
焼きそばか、親子丼くらいなら作れそう。どっちがいい?
>斎藤
…そー。ちょっと遠くへ行くからさw
そんな心配そうな顔せんとってw
あ!ほら、たこ焼き買おう?
(相手の顔に気付き、ヘラりと笑って言い)
>斎藤
っ…やりすぎた…っ、けど、早くしないと、アイツが…っ相楽が…っ!!さ、がら…っ…お前は入る隙なんて、無いよ。あの2人はお互い思ってるんだから…っ!!やめろやっ!!邪魔すんなって!!…ッゲホッ…
(自分の行いを反省しつつも、相楽が先生にも先輩にも最悪な事をしようとしてる事を知ってる為、せめて自分がいる内に2人をくっつけて幸せになって欲しくて。相楽は裕福な家庭で育ち、欲しい物はなんでも手に入れて来た。そんな彼が今1番欲しているモノは先生で。金の力で先生を辞めさす事も、監禁する事もなんでも出来。それを知ってる為焦ってしまい。斎藤に強く当たってしまって。そんな事してる事を相楽に知られ、校舎裏で殴られ。)
>天羽
覚えててくれたんだ。会いたかったよ、
んー、親子丼食べたい。
( 海の頭を撫でれば心底求めていた柔らかな感触に癒され、聞かれると顔を上げて答えるがふと思えば何気ないこのやり取りが自分にとっては凄く幸せな事で。そんな事を考えつつも床に胡座をかいて、乗ってくれるだろうかと膝をポンポンと叩けばダメ元で呼んで )
おいで、海。
>皇
…おー、校舎裏で虐めとかこの時代でもあるもんなんだな。漫画みたい。
( 何とも言えぬ気持ちを抱いたまま紙を顧問に渡し、教室に戻る気も削がれて人気の無い空き教室に向かっていたら外から喧騒が。三階の窓を開けて見下ろしてみると喧嘩というよりは弱い者虐めで、色んな意味で見る価値も無い情けない光景にお節介すら焼く気が起きずその場を去ろうとするもポツリと呟いただけだった筈の言葉が思ったより大きく響くと、やらかしたかと目を細めて )
>斎藤
!…っ、…ゲホッ…先輩、早く行ってくださいっ、関係ないんで
!!言うな!相楽!!
(その声にピタリと止まり、全員そちらを見て。まさか居るとは思わず、驚いた様に目を見開くが、今、相楽が要らんこと言うのではと思い、早く行けと言おうとした時、先に相楽が話し始め。
「これはこれは。俺のライバルの斎藤先輩じゃぁないですか。虐め?違いますよ?この馬鹿が、あんたに要らん事言って焚き付け様としたんで、制裁してただけですよ?…俺が1番欲しいモノ、天羽先生を手に入れる為に。せっかく文化祭が終わったら、先生を独り占めして、我が家に連れて行くこうと考えてるのに…」と蹴りながら答え)
>皇くん
そうなんだ。
でもいつでも海に会いに来ていいからね。
うん、たこ焼き食べようか。
( 相手が笑っているので自分もそんな悲しい顔をしてはいけないと、少しだけ笑うも。なんだかすっきりせず。ひとまずたこ焼きを食べようと。 )
>斎藤くん
親子丼ね。了解。
( 台所で手を洗えば、手際よく材料を切ったり炒めたりしていき。海はというと、床に座った相手を見て不思議そうな顔をしていたが、近寄ると足の間に入り丸くなって収まり。)
>天羽
…うん。時間できたら、また海ちゃんにも逢いに行くわ!
はーい!ノーマルたこ焼きでええ?変わり種もあるけど…てか、やっぱりたこ焼きなのにタコ入ってないの多いのおかしくね?
(へらっと笑みを浮かべ。自クラスの人にメイド服じゃない事をからかわれつつも、どれがいいか尋ね。種類はノーマル、チーズ、エビ、イカ、チョコと様々あり。)
>皇くん
え、すごいな。
チーズと普通のたこ焼きにしよう。
( ただのたこ焼きだと思っていたら何やら種類がたくさんあり、悩んでしまう。普通のたこ焼きとチーズを選び。)
>天羽
はーい!りょーた!チーズとノーマル!後チョコ!…うるせっ甘いもん好きで何が悪いんじゃい!…チーズ、すぐ焼けるから待っててやって~。はい、ノーマルたこ焼き!
(クラスメイトに注文し、ノーマルとチョコを受け取り。ニコッとしてノーマルを渡し。)
>皇くん
美味しそう!
焼いてる子上手じゃないか?すごい。
( 思っていたより綺麗な形のたこ焼きが出てくれば目を丸くして。早速席に座って食べることに。いただきますと手を合わせるとひとつ食べて。)
…おいしい!
>天羽
でしょ!焼いてる奴、料理上手いんすよ。アイツ、友達からはオカンって呼ばれてってぇ!!しばくな、りょーた!!あ、さんきゅー。
(友人が焼いてくれた物を美味しいと食べて貰えて嬉しく。にこにこしていたら、焼きたてを持ってきたやつに後ろから頭を叩かれ)
>皇
…ふーん、自信無いんだ。別にいいけど、そんな事出来ると思ってんの?人一人、しかも社会的地位の高い人間を簡単にそう出来るとは思わないんだけど。
( こちらに目線が集まると怠そうに溜息を吐く。馬鹿馬鹿しい話が耳に届けば軽く笑いながら首を傾げ )
>天羽
本当に良い子だな。
…海、どうやったらもっと君のご主人様の傍にいれると思う?別にこれ以上欲張るつもりは無いんだけど…ごめん、今のは嘘だわ。
( 丸くなっている彼女を見て微笑むと優しく撫でながら囁かな声で相談をするが、途中で偽言が混ざると笑って訂正する。穏やかな時間を堪能していたらふわりといい匂いが鼻を掠め、海を抱き上げると台所の方へと歩いて行き、リビングからそちらを覗いて )
すご、本当に親子丼作ってる…家で出来るもんなんだな…。
>斎藤
…まぁ、好きに言えばいいんじゃないですかね?貴方には関係ない事でしょう?俺は手段なんて選ばないんで。彼が…天羽先生が手に入ればどうだっていい。出来れば、綺麗でお話できる状態で手に入れて少しずつ堕として行きたいところですが、まぁそれは難しいんでね。欠損もヤクもなんでもやりますよ。…お前も馬鹿だよなぁ?あんな役に立たない先輩と先生を恋人同士にして、俺が諦めるか、俺の行動から護れるようにしようとするなんて…本当馬鹿じゃん。…俺らに、コロされるゴミのくせに。
(蹴っていた足を止め、そちらを向いてにこりと動揺した様子もなく言い切り。嘲笑う様に自分に言えば、相楽はその場を離れて。自分もその空気に耐えきれず、痛む体を無理やり動かして壁に凭れながらその場を離れようとして。)
>皇くん
いや、ほんと。すごい。
たこ焼きって難しいだろ?俺、家にたこ焼き器あるんだけど、上手くできなくて…。今度教えてもらおうかな。
( 素直に感動しているようで、コツを聞いて今度自分の家でもチャレンジしてみようと。)
>斎藤くん
ええ?思ったより簡単だから。時間ない時におすすめだよ。
( 冷蔵庫にある冷ご飯を電子レンジであたため、2人分の器に入れる。玉ねぎと鶏肉に火が通れば溶いた卵液を流し込み。ふと海を抱えた相手がこちらを見ていたことに気がつけば、相手の言葉に苦笑して。ご飯の上にそれを流し入れ完成。)
>天羽
…コツ、というか…まぁ…単純に焼き方とかだと、たこ焼き器に塗る油を気持ち多めと言うか…ぁー…すんません、結構無意識やってて上手く伝えられなくて…彗太、顔ウザイ。とりま、俺は戻ります。
(頬を?きながら、答えるりょーたをニヤニヤしながら見て。ゲンコツを落とされ、頭を抱えてる時にクラスメイトに呼ばれてるりょーたは戻り。)
いってぇ…!!なんなんあいつぅ…!ごめん、せんせー。あいつ口下手でさ。今度時間ある時コツ教えてって、言ってみ?ちゃんと教えてくれるから!
>皇くん
ふ、分かった。今度頼んでみる。
今年の人気のある店ってどこなんだろう。皇くん、知ってる?
( 彼の友人にありがとう、と礼を伝えると残りのたこ焼きを食べていき。ふと、ここの店も繁盛しているが他の店はどうなんだろうかと気になり。)
>天羽
そりゃぁ、1番はウチの店…って言いたいんやけど、実際はクレープ屋とかあと、お化け屋敷?とか…あと、室内ジェットコースター的なのも人気っすね!
(色んなツテで、聞いた情報を伝え。)
>皇くん
お化け屋敷にジェットコースター!
文化祭というより遊園地だな。
( 彼の話を聞いて最近の高校生の考えることはすごいなと感心して。)
>皇
おー、こわ…親からどういう教育受けたらああなんの。パパかママが権力者…いや、物騒な事ぺらぺら言ってたから反社か?どっちにしろ、息子さんの頭は残念みたいだけど。
( その場を離れていったのを見て、握っていたスマホの画面に触れて録画を終了すれば微かに微笑む。この動画でどう料理してあげようか、揉み消され無い方法は何通りもあって悩んでしまう。それは一度置いておいて、スマホから下へと目線を移す。ここは三階、助けが要らないと言われてしまえば降りていった所でもう本人はそこには居ないだろう。こちらを助ける為に、だなんて話はあったがそれにしては異常なまでの敵意と脅迫を受けていた為に一応尋ねて )
皇、動けんの?無理そうならそっち行くけど。
>天羽
へぇ…じゃあ今度作って…、でも住吉に料理だけはしないでくれってお願いされてるんだよな…センス無さすぎて危険らしい。…あ、運ぶの手伝う。
( 慣れた手付きで料理を進める彼を見つめて感心しつつ、簡単だと言われるとやってみたくなり思い立つがこの間会った大男の住吉が過去に何度も頭を下げてそれだけは、と泣きついてきたのを思い出して苦笑いを浮かべると「ちょっとごめんね、海」と言葉を掛けてから下ろし、台所に入って完成した器を持ってリビングに運び )
>天羽
いや、本当に。俺びっくりしたもん。文化祭で全力出しすぎちゃう?って。…良ければ行ってみます?
(頷いて同意し。良ければ行かないか、と声を掛け)
>斎藤
動けます。…っ…やるなら、ちゃん、と…ッころ、せや、相楽…っゲホッ…クソが…ッ
(そちらを振り返ることなく言い捨て。ゆっくり体を引き摺る様に壁に沿って歩き出すが、咳き込み、力が抜けて座り込み。何度か嘔吐いた後、無理やり立ってまたゆっくり歩き出して)
>斎藤くん
ありがとう。
( 運ぶのを手伝ってもらうと嬉しそうに微笑み。グラスを2つ出すとお茶を入れて、自分もリビングの方へ向かって腰を下ろす。)
食べようか。
>皇くん
いいね。じゃあいこう、
( 相手からのお誘いにはお言葉に甘えてのることに。)
>天羽
やったぜ。…どっちから行く?お化け屋敷?それともジェットコースター?
(ニコッと嬉しそうに笑い、どっちから行くか尋ね)
>皇
了解、じゃあお節介焼く前に行くわ。
( 言い捨てられると本格的に嫌われたんだなと確信すれば一度ゆっくり瞬きし、少し悩むが余計な事をするのも迷惑かと目を逸らせば歩いて行き )
>天羽
こちらこそ。
いただきます……あー、美味しい。久々に人の手料理食べたかも。
( 疲れているのは相手も一緒で、その状況で食事を作ってくれたのには頭が上がらない。椅子に座って手を合わせれば親子丼を口に運ぶ。じわりと出汁の味がして、どこか懐かしい感じを抱けば表情が緩んで自然と言葉が漏れ、食べ進めれば綺麗に完食し )
>斎藤
…っ、これ以上、好きな人傷付けたくないんや…っ邪魔者は消えなきゃ…
(居なくなった気配を感じ、ゆっくりと歪む視界の中歩き出して。その日から学校に来ず。)
あ、斎藤先輩、斎藤先輩って皇の話知ってますか?
(斎藤を、見つけた軽音部の1年の部員が話し掛け。)
>皇くん
お化け屋敷かな。
皇くんこわいのとくい?
( お化け屋敷を選択するが、あまりホラー系が得意では無いが高校生の文化祭なのでそんなに怖くないだろうと思っており。)
>斎藤くん
よかった。
( おいしいと言って貰えると嬉しそうに笑って。食べ盛りの高校生。たりただろうかと思うが深夜にあまり食べるのも良くないかと考え。)
海もごはんいる?
>天羽
…ぶっちゃけていい?めっっっちゃ苦手!!でも、行きたい気持ちもある…
(引き攣った顔で言い。ただら怖いもの見たさもあり。)
>皇くん
そうなんだ…、大丈夫だよ、きっと。いってみよう。
( 相手も苦手なのだと知ると同じだと苦笑し。しかしその怖いもの見たさは分かると頷くとひとまずそこまで行くことに。 )
>皇
おー、びっくりした。どうした?……皇の話?急に何、知らないけど何かあったの?
( 友人と談笑していたところに話し掛けられれば肩を揺らして振り返り、するとそこに居たのは後輩で、友人達に断りを入れて話を聞こうとそちらに向き直り )
>天羽
ご馳走様でした。あぁ、海もお腹空いてるだろうな…先にごめんな?洗い物は俺がするし、先生は海ちゃん見てあげて。
( 笑う姿を見て微かに胸が高鳴ってしまうのは居心地が良すぎるせいか。食べ終えて食器を纏めて台所へ向かうと流し台に立って洗い物を済ませ )
>斎藤
あ、あー…すんません、お話中だったのに。いや、噂程度なんすけど、あいつ、最近学校来なくなったんですけど、相楽の知り合いに半殺し?にあって、入院中らしいっすわ。意識戻んないんですって。…あ、そんだけっす。関係ないのに、お話中断してすみません。じゃ!
(話を止めてしまった事に申し訳なさそうにし。噂を話初め。それを聞いた他の1年が「あれっしょ?なんかー、相楽に脅されてて要らん事して校舎裏で殴られたってやつ。あいつも馬鹿だよなー。好きだった人とその人が好きな人を護ろうとして余計捻れさせた上に相楽に知られて。」と話し。そのまま2人で何処かへ行き)
>天羽
う、うん…!いうて学生が作ったやつやしね!
…ここかぁ…見た目は、まぁ、雰囲気ある、なぁ…
(ぎこちなく頷き。少し歩いた先に見え。思った以上にクオリティが高くて顔が引き攣り)
>斎藤くん
あぁ、ありがとう。助かる。
海、おいで。
( こんな所まで気が利くなと、有難い気持ちでいっぱいで。海を呼ぶといつもごはんを入れてあげる皿にキャットフードを。やはり少しお腹がすいていたのか直ぐに食べ始めて。ふと時計に目が入るとかなり時間も過ぎていて。特に明日自分は用事があるわけではないし、相手が良ければと提案を。)
斎藤くんさ、もう遅いし、明日も休みだから泊まっていけば?嫌じゃなければ服貸すし、来客用の布団もあるし。
>皇くん
うわ。よくこんなの作ったね…。入ろうか。
( 中からは生徒の叫び声が聞こえるなど、思っていたより本格的なお化け屋敷そうでこちらも苦笑して。せっかくだし、と相手に許可を得て入ろうと提案を。)
>天羽
…っ、う、うん…!…くっらぁ…!
(思った以上の暗さと作り物のリアルさに恐怖心が増し。少し相手に近寄って歩き出して)
>皇
いや、全然いいよ。
…へぇ、そうなんだ。ん、またなー…いや、一年の話。で、なんの話だっけ?
( また出てきた相楽の名前、随分と自由奔放なようで噂話が飛び交うレベルでオープンなのは頭が悪すぎるのでは無いかと疑いたくなる。話を聞き終えると友人達と話の続きを、談笑しながらもスマホを取り出せば入院している病院を調べるように知り合いにメッセージを飛ばし )
>天羽
いいの?じゃあ甘えさせてもらおうかな。
嫌じゃない、何から何までありがとう先生。
( 濡れた手を拭かせてもらうとリビングに戻り、同じく時計が目に入って時刻を確認すれば帰るのが面倒だなんて考えていたらまさかの提案をもらってすぐに返事を。身長差もあまり無い為に服のサイズも問題無いだろう、至れり尽くせり過ぎて気が引けてしまうがとても有難く )
>斎藤
…。
(あの日以来、起きる事も無く。病室の外では「ここの子、目開ける可能性低いんでしょ」「それに、母親に捨てられてる子だしね」「めんどくさいね」など好き勝手に話し。看護師とは思えない会話をして)
>皇くん
やばいね…こんな本格的だと思わなかった…わ!!
( 予想以上の怖さや暗さにこちらも内心入らなければと思ってしまったが、進まないわけに行かず。途中で足元に手が触った感覚がしてびっくりしてしまい。)
>斎藤くん
全然。ここじゃゆっくり休めないかもしれないけど。
シャワーでも浴びてきたら?
( 自分は気にしないと笑って。確かに彼との身長差はあまりないから、部屋着もすんなり入るだろうと思う。タオル、部屋着を持ってくると相手の元に持っていき。彼がシャワーでも浴びている間に布団を用意しようと思いつつ。書斎は布団が敷けるスペースは無いし、リビングは夜行性の海が寝かせてはくれないはず。そうすると残すは自分の寝室の床に布団を敷くしかなく。)
ちなみに寝るのリビングは海がいるから、俺の部屋でいい?
>天羽
!?な、に…?せんせー、驚かさんとって…!
も、は、早く行こっ!
(相手の驚いた声に、ビクッとして、泣きそうな声で言い。)
>皇くん
ご、ごめん。
うん…!行こう!
( 自分の声で相手がびっくりしたであろうことが伝わり謝ると、びくびくしながら先へと進み。)
>天羽
うひゃァッ!!….も、ややぁ…ッ!!気持ち悪いぃ…ッ、怖い…ッ
(ゆっくりとだが確実にゴールへ向かって行ってる途中、湿った何かが首に当たり、ビクゥッと跳ね、あまりの恐怖に相手の腕に捕まって半泣きになって)
>皇くん
大丈夫!?
あ、あと少しだから!!
( 腕にしがみつく相手を何とか落ち着かせようと、こちらも怖がりつつ早く出口へと相手を励まし。少しすれば出口が見えてきて。)
>天羽
ぅん…すぅ…はぁ…よ、よし!早く行こっ!
(ぐすっと鼻を啜り。深呼吸をして歩き出し)
で、出口!…終わったぁぁあっ!!
(ゴールして安心して)
>皇くん
やった!!
……こわかった。
( 出口を抜ければ恐怖を耐えた達成感に喜び。深呼吸をひとつすると相手を見て「大丈夫?」と聞き。)
>天羽
は、ぁ…!マジで怖かった…!せんせー…!クオリティ高すぎるんだよ…!
(怖かった、と涙目で言い。「だ、大丈夫…!」と震える声で言って)
>天羽
ありがとう…!マジで思った以上に怖かった…!
次!
(目を擦り、涙を拭うと、手を引いてジェットコースターへ向かい)
>天羽
…わぁ…思った以上のクオリティにびっくりなんだけど。え、ここの学校て職人ばっかりなの??
…せんせー、前と後ろ、どっちがいいー?
(クオリティの高さに驚き。順番が来ると前後どちらがいいか尋ね)
>皇くん
うーん後ろかな。
( どちらがいいかと言われると後ろかなと考え。絶叫系の乗り物にあまり乗らないので、どんな感じなのかと少しドキドキして。)
>皇
( 放課後、ピアスを外し着崩した制服を整えれば見繕って貰った花束を手に病院に訪れると看護師達が病室前で話をしていて、少し待っていたが日頃のストレスからなのか話が終わる事は無く、仕方なく困った様な笑みを顔に貼り付けてゆるやかに声を掛け )
失礼、その病室に用があるのですが、道を開けて頂いても宜しいでしょうか。
>天羽
……先生の部屋?寧ろ、いや、全然、大丈夫。
( 部屋着等を受け取り、二度目の訪問で大体あの辺だろうと浴室の場所も想定がついていた為に言われるがまま向かおうとするがこちらにとって魅惑的な話が耳に入ると動きが止まる。活発に回転しそうな思考を塞き止め、ただ微笑みを浮かべると何事も無い素振りで返答して、言い終われば「じゃあ、お先に」と足を進めて無事脱衣所まで辿り着いて深く息を吐き )
>斎藤
あ、すみません。
(ぺこりと頭を下げ、すぐに扉の前から離れ。「え、誰か来たんだけど…」とヒソヒソ話し。病室内は呼吸器と心電図の音のみで)
>皇くん
うわ、動いた……。
( 動き始めたジェットコースターに僅かに身体に力が入り。)
>斎藤くん
( 彼が風呂場へ向かったのを見ると、2階の寝室へ上がり来客用の布団を床に敷き終え、リビングへ。自分も着替えなどを用意して待ち。)
>天羽
…わーっ!めっちゃ楽しい…!!すっご!!
(ゆっくりだったスピードが早くなり、あっという間に終わって)
楽しかったー!せんせー大丈夫そ?
>皇くん
思ったより、こわかった…。
なんか色々付き合ってもらってありがとう。そういえば、友達とかと回らなくて大丈夫?
( 乗り物からおりると、苦笑して。そういえば彼は友達と回らなくていいのだろうかとふと思い。)
>皇
どうも、……嫌になるくらい世も末だな。なんて、俺が言えた口じゃないんだけど。
( 病室に入り扉を閉めると呆れた表情で呟き、そちらへ向かうと用意していた花瓶に水を注いで花束を移し替えながら話し )
相楽だっけ、アイツの暴行とかの暴露動画ネットで炎上して流石に警察とかも動いてるらしいわ。今回の件で捜査はかなり進むだろうし噂話も蔓延してるから逃げれないだろうな。
>天羽
( 冷静になればシャワーを済ませ、体を拭いて借りた服に着替える。ドライヤーも借りて髪を乾かしている途中、そろそろ切らないといけないなと自分の襟足を指先で弄っていたが待たせるのは悪いと早々と戻り )
お先でした。めっちゃスッキリした、ありがとう。
>斎藤
……。
(変わらず、相手の声と機械音が響くだけで。点滴を打っている腕は痣だらけ、所々煙草の痕もあり。静かな空間が広がって)
>天羽
え、本当?大丈夫?んー…友達とはこの後一緒に回るつもり~。てか、あいつ今シフトだし。俺こそずっとせんせー捕まえてるけど、大丈夫?用事あったりせん?
(怖かったという相手に驚き、大丈夫か聞き。)
>斎藤くん
はやかったね?
服合ってよかった。じゃ、俺もシャワーしてくるから先寝てていいよ。
( 思いのほか早く現れた相手の服を見ると、どうやらサイズ的に問題はなさそうで安心する。自分も立ち上がると相手にそう告げて。)
>皇くん
俺は特に用事ないよ。
教員はすることないから暇で。
( 相手の話を聞くとよかったと笑って。)
>皇
…もうこんな時間か。じゃあ行くわ、また来る。
( 椅子に座り、暫く話をしていたが腕時計に視線を落とすと立ち上がり )
>天羽
先生の事、あんま待たせたく無かったから。
ん、了解。行ってらっしゃい。
……あ"ー…ほんっとやば、……ダメだ、出来るだけ早目に寝よう。
( 交代でシャワーを浴びに行く相手を見送り一人になるとまた心拍数が微かに上がってきて、気持ちを落ち着かせる為にゆっくりと深呼吸すると当たり前なのだが彼の物をお借りしている為に相手の香りがして、落ち着くどころか逆効果で。どうしようも無いと諦めれば早めの切り替えを、眠ってしまえばこちらのものだと考えればなるべく無心で二階の寝室に入って敷かれてある布団に横たわると目を瞑り )
>斎藤くん
( シャワーを浴びながら、今日は色々あったなと思いつつ。普段友だちを家に泊めることなどなく、お泊まり会などしたこともないためなんだか落ち着かない。自分の服を着た相手の姿を思い出すと、余計に何だか不思議な気持ちになる。
シャワーを終え髪を乾かし着替えを終えた頃にはかなり時間が経過しており。まだ完全にかわいていない髪を結いもせず、首にタオルをかけ、眼鏡は外して2階へ。布団に入った相手を見て、さすがに寝ているかと自分もすぐにベッドへ。)
ふぁ……疲れた。
>天羽
……、先生…?
( 布団に入って暫く経ち、やはり疲れが溜まっていたのか自然に眠りに堕ちていく。微かな寝息を立てて夢の中に旅立っていたが相手がベッドに上がる時の軋む音で意識が浮上すれば重たそうに薄目を開け、掠れた声で呟いて )
>斎藤くん
ん……?あ、起こしちゃった。ごめん。
( ベッドの上に移動した所で下から声が聞こえてくると、起こしてしまったかと申し訳なさそうに。なんだか寝起きの顔は心做しか幼く見え、自然と小さく笑って。)
>天羽
全然…、…てか、めっちゃ綺麗じゃん、先生。触れたら消えちゃいそう。
( 寝転んだまま数回瞬きをすればベッド上のそちらへゆるりと視線を移して、彼を見れば心奪われる。繊細なガラス細工の様な美しさと言えばいいのか、日中の姿も美しいが、月光に照らされている姿は尚それを際立たせる。そんな事をぼんやり考えながら言うと、軽く口端を上げて目を細め )
>天羽
本当?よかった~…無理やり連れ回してしまったって反省してて…もうちょっと時間あるからさ、どっか静かな所行こ?飲み物買ってさ!きゅーけいしよ!
(安心したように笑い)
>斎藤
っ…だ、れ…?
(目が覚めたのか、掠れ声で小さく声を出し)
>斎藤くん
…斎藤くん、寝ぼけてる?
( 彼の言葉に目を丸くしたかと思うと、次の瞬間には恥ずかしさからかどう返していいのか戸惑い。苦笑混じりにそう言い。そんなことを言われたのは初めてで、首にかけてあるタオルで少しだけ顔を隠して。)
>皇くん
そうだね。飲み物くらい買うよ。
( たこ焼きをサービスしてもらったので、飲み物くらいは買わせてほしいと。)
>皇
目が覚めたようで良かった。あー…多分、もうお前が顔も見たくないであろう人間。看護師来たら帰るから安心して。
( もう出る寸前だったが小さな声が耳に届くと振り返り、またそちらへ足を向けると近付いて枕元のナースコールを押し )
>天羽
…あァ、寝惚けてるかも。
何で隠しちゃうの、勿体無いじゃん。…俺に見られんの、嫌?
( 起き上がりながら彼の発言を取ってそれを免罪符の様に掲げる発言をすればベッドに腰を下ろす。腕をゆっくり其方へ伸ばして、目にかかっている綺麗な前髪を指先で触れて少しサイドに寄せれば、眼鏡越しでは無い深く青い双眸を薄茶色の瞳で見つめて、静かに問い掛け )
>斎藤
…そ、ぅ…よばなくて、いいのに…だれ、かわかんない、けど…せん、ぱいに、あやまっ、といて…
(ぼぅとしつつ答え、言いたいこと終わるとまたゆっくりと目を閉じ)
>斎藤くん
嫌じゃないけど。…顔見られるの慣れてなくて。
( 気付けば傍に来ていた相手の指が此方に触れられると、僅かに身体を揺らし。綺麗な薄茶色を自分も見つめつつ、彼の言葉には首を振り。普段前髪が長かったり、眼鏡をかけていたりと、出来るだけ顔を目立たせないようにしてきたこともあり、人にまじまじと見られることは慣れておらず。)
>皇くん
俺は抹茶ミルクにしようかな。皇くんは?
( こちらのドリンクもなかなか種類があり、選ぶときに苦労するなと思いつつ。オーソドックスなメニューからひとつを選択し。)
>皇
…なにそれ、お前が謝る事なんてないだろ。
( 言われた言葉に少々呆れ気味に返し、暫くすれば看護師が病室に入ってきて事情を説明する。看護師が説明を受けて相手に呼びかけながら医師にコールしているのを見れば踵を返して病室を後にし )
>天羽
へぇ…、じゃあ、俺に見られるのだけはゆっくりでいいから慣れてくんない?
( 普段の様子を見るからに確かに容姿を隠しているのが受けて取れ、少々納得するも"嫌ではない"の言葉を聞いた事もあって少しだけ距離を詰めると指先を髪から頬へと滑らせ、白い肌に一度触れてから手を離し )
>斎藤くん
…それって、どういうこと?
( 更に距離が近くなると、頭ではこれ以上許してしまってはいけないという思いと、もっとその綺麗な瞳を見ていたいという思いが混じって。彼の言葉に、隠していたタオルを下ろし。「俺に見られるのだけ」なんて言葉を聞くと、そういう意味に捉えてしまいそうになり。)
>天羽
…傍に居たい。二人の時間だけでいい、教え子でも友人でも無い立場で、一番近くで貴方を見ていたいから。
俺、唯織さんの事が好きです。
( 焦らず卒業までゆっくり近付こうだなんて思っていたがきっともう気持ちを伝えるのは止められない。関係を無理強いするつもりは無く、困らせるつもりも勿論無い。ただ、伝えたくなってしまった。言い切ると目を細めて軽く微笑み )
>天羽
いいねぇ…俺は~…いちごミルクかな!…すんません!あ、滝先輩じゃん!先輩、コレとコレくださいっ!ね、先輩。可愛い後輩の為に少し値引きしてほしーなぁ?マジ!?やったぜ!!
(いちごミルクを選び、スタッフに声掛け。知り合いの先輩だったからニコニコ笑いながら値引きして貰い。しれっと払おうとして)
>斎藤
……。
(呼びかけにも答えず、寧ろ心停止したのか、ストレッチャーに乗せられ、ICUへ運ばれ。相手の真横を通り)
>斎藤くん
俺…斎藤くんとひと回りくらい歳違うよ?
それでもいいの?
( 相手の言葉とその微笑みに、嫌でも心臓は高鳴り。それと同時に、嬉しさが込み上げてくる。しかし、相手と自分は年齢も立場も違う。まともに今まで恋愛をしてこなかったこともあるが、こういうときどう答えていいのか分からないが、そうやって勇気をだして気持ちを伝えてくれた相手に応えたい。)
>皇くん
だめ。皇くん。俺が払う。
( 相手が代金を支払いをしようとするので、それを制してお金を払い。)
>天羽
あー、バレたぁ…ちゃっかり奢るつもりだったのに…
ん、せんせー、ありがと!
(残念そうにしつつ、にぱっと笑ってお礼いい。商品を受け取って。)
>皇
…皇?
あの、何かあったんですか。
( 歩いていたら横切ったストレッチャー、スマホに落としていた目をそちらに向けると軽く首を傾げて。後から早足で歩いて行こうとする看護師に声を掛けて )
>天羽
いいよ、それでも本気で好きだから。
俺の大切な恋人になって欲しい。
( 全ての物が眠りに落ちたかのような静けさの中で彼の口から紡がれた言葉に正直に答えると、相手の指先にそっと触れる。もっと触れたい、深く知りたい。少し前から抱いていたそんな感情は思っていた以上に大きく育っていたようで、 )
>皇くん
どこかで座って飲もうか。
( せっかくだから座って、と相手に声をかけて。 )
>斎藤くん
…俺も、斎藤くんのこと好きだから。
よろしくお願いします。
( 本気で、という言葉から感じる彼の思いに胸が熱くなるのを感じる。少しだけ触れた指先に緊張しながら、自分の思いを彼に伝えて、やんわりと微笑み。)
>天羽
こちらこそ、よろしくお願いします。
……あー…めっちゃ嬉しい。てか、人生で一番緊張したかもしんない。…さっきは勝手に呼んじゃったけど、2人きりの時は"唯織さん"って呼んでもいい?
( まさかの喜ばしい返答に緊張の糸が一気に解れる。好きの気持ちが心の底から溢れて身を焦がし飲み込んでしまいそうな勢いで、しかしその勢いを微かに抑えて触れていた手をゆっくり引いて、彼を自分の胸へと抱き寄せると軽く笑いながら本音を口にする。額に触れるだけの口付けを落とせばまた目を合わせて尋ね )
>斎藤
あ、それが…先程、心肺停止しまして…ICUへ向かってます。
(止められ、説明し。他の看護師に呼ばれ頭を下げて早足で行き。)
>天羽
そうだね~…んー。どっか静かな所…こことかなら静か、かな?
(いつもなら賑やかな食堂も今は利用者もおらず、シンとしており。)
>斎藤くん
…っ。ふ、俺も緊張した…。
いいよ。じゃあ、俺も。悠介くんって、呼んでもいい?
( 相手の胸元に引き寄せられ頬に口付けられた感触に一気に顔が熱くなるのを感じて。彼からの申し出には目を細めて微笑んで頷き、逆に相手の名前を呼んでみて。 )
>皇くん
ほんとだ、誰もいない。
( みんなやはり店の方に行っているのか誰もおらず。)
>天羽
ねー。普段賑やかな所も今日はめっちゃ静かやねー。
…ね、せんせー。せんせーは好きな人いないの~?
(椅子に座り、タピオカを飲んで。ふと相手を見て尋ね)
>皇
心肺停止…、
( ぽつりと呟く様に言えば、軽く目を伏せる。自分は驚く程に冷たい人間なのかもしれない。日常で身内がこの世から去るのを見ていたからなのかどこか冷静で、ICUの方へと足を向けるとまた歩き始めて )
>天羽
……いい、唯織さんにはそう呼んで欲しい。
やばい、夢かと疑うくらい今幸せなんだけど。寝て起きたら何も無かった事になってるとか、唯織さんが消えてるとかありそうで怖いわ。
( 染まる彼の頬、それを見て可愛すぎて悶絶しそうになるが表情を緩めるだけで何とか耐えるも次に食らった名前呼びのカウンターパンチが綺麗に決まると少し抱き締める力を強めて相手の肩に赤くなった顔を見られぬようにと埋めれば小さな声で言い )
…今日、このまま一緒に寝てもいい?
>斎藤
…。
(ICU内ではバタバタと処置をしているが、心電図はほぼ直線を描き。電気ショックで偶に手がビクッとなり、心電図に一瞬波を作るがすぐ直線になるを繰り返して)
>斎藤くん
それは俺も困るな…。
( 無かったことになどなったら困るのは自分も一緒で。元々少し風呂上がりでフワフワとした気持ちだったので夢のようで。埋められた肩口から聞こえる声にどきっとしつつ、ぎゅっと相手を抱き締め返して。 )
ん、いいよ。俺ほんとに朝起きないから覚悟してて。
>皇くん
え?どうしたの急に。
( タピオカに口を付けた瞬間の質問には、少し目を丸くして)
>皇
( ICU前の廊下に着くと設置されている椅子に座って中の忙しない音を聞きつつ腕時計を見る。親族でも保護者でも無い自分が此処に居れるのは後少しで、小さく息を吐いて )
>天羽
…ふ、俺も寝起きめちゃくちゃ悪いからいいよ。明日は何も無いし、朝は2人でゆっくりだらだらしよっか…起きたら適当に何したいか話して、何も思いつかなかったらそれはそれでいいし…
( 抱き締め返してくるのを愛おしく思いながら、相手の言葉につい笑ってしまう。抱き締めたままゆっくり寝転ぶと彼の柔らかな髪を撫でつつぽつりぽつりと話をするが安心感もあって流石に眠気は限界で、いつの間にか目を瞑ると話の途中で眠りに落ちて )
>斎藤くん
ん、おやすみ…。
( 横になるとやはり自然と眠気がきたようで、いつもとは違う温もりを感じながら、目を閉じて眠りにつき。)
>天羽
……、……ぁー…なに、めっちゃ可愛い…好き…
( 太陽は音も無くのぼり、闇を飲み込んで明るい空を広げて行く。鳥の囀りや道行く人の声、車の排気音、様々な音が静まり返っていた部屋の中にも微かに聞こえてくるが夢の中までには干渉して来ずに眠り続ける。どのくらい時間が経ったのか、まだ午前中だろう時刻に奇跡的に意識が浮上すれば薄らと目を開く。ぼやける視界、自分の腕の中には絵画の様に美しい恋人の寝顔があって昨夜の出来事を思い出し、緩やかに微笑むと頬や髪に口付けを落とし )
>斎藤くん
…ん……、?
( なんだか幸せな夢を見ていたような気がする。まだ深い眠りの中、僅かに聞こえる声や、カーテンから漏れる陽射しに身動ぎを。うっすら目を開けるとそこには愛しい恋人の姿が。これは夢かと思いつつそっと相手の頬に手を伸ばして触れて微笑み。)
>天羽
…おはよ、唯織さん。どうやら朝みたいなんだけど、起きる?それともまだ眠る?
( 頬に触れた手に微笑んで頬擦りをすれば、掠れ声で挨拶を。まだ夢現なのだろうか柔らかい微笑みを浮かべる彼をそのまま優しく抱き寄せて、囁き声で問い掛けて )
>天羽
…んー?何となく。どうなのかなーって。
どう?おる?
(タピオカを飲みながら尋ね)
>斎藤
ピー…
(治療虚しく、戻る事なく。医師も手を止めて。)
>斎藤くん
…、起きる…。
( 抱き寄せられれば心地よいその温もりに、まだ眠さが漂う。彼の肩口に頭を擦り寄せ、未だはっきりしない声や表情でこくこくと頷き。そっと相手から離れると、「おはよ」と小さな欠伸をひとつ。)
>皇くん
まぁ、いる、かな。
皇くんは?
( 曖昧に答えると苦笑して。相手へと話を変え。)
>天羽
…居た、よ。好きな人。でもね、フラれちゃった。
せんせーの好きな人、さ…ぁー…いや、なんでもない!ごめん!
(好きな人を聞こうと思うがやめ、ニコッと笑って)
>皇くん
う、ん?
…皇くんは、この学校出たら何するの。
( 相手が言ってやめたことに僅かに疑問を感じるも、あえて突っ込まず。ふと先程の話が気になり、聞いてみて。 )
>皇
( 心電図の高いフラット音、外にも微かに響いたそれが耳に届くとゆっくり立ち上がって )
>天羽
可愛すぎるのって、割と罪だと思うんだけど。……起きるの?おはよ、いい子だね。
( 寝起きの彼はどこか猫のようで、どろどろに甘やかしたくなってしまう。思わず呟く様に言い、こちらから相手の体が離れると微かに名残惜しさが残るがこつりと軽く額同士を合わせてもう一度挨拶をすればベッドから降りてぐっと伸びをし )
>斎藤くん
…、悠介くん。眠れた?
( 額同士が合わさったところで少しだけ頭が冴えてきた。相手がそばに居ることが夢じゃないということを理解すれば、短く相手の名前を呼び。自分もベッドからおりると未だ眠そうな表情ながら、「朝ごはん食べる?」と長い髪をひとつにまとめて結んで。)
>天羽
!…遠い、所へ行くんだぁ。家族も居ないし、自由になりたいなって。
(困った様に笑いつつ、遠くを見つめて言い)
>斎藤
…この子、家族へ連絡しても拒否されましたし…役場へ連絡するしかないですよね…はい…
(繋がれていた機械類を全部外され、遠くからだと眠っている様にしか見えず。身寄りのない為どうすべきか看護師と医師が話しながら出てきて)
>皇くん
そう、なんだ。
…もし、何かあったら連絡して。海にも会いに来て欲しいし。
( 目を細めて相手の笑顔を見ると。やはり何か自分には言えない事情を抱えていそうだなと推測し。)
(/すみません、中の人です。キャラロスへ方向転換した理由としては、個人的理由で申し訳ないのですが、ここへの参加が難しくなる為、このキャラをいったん終わらす為です。キャラロスしたので、もう話す事も無い為、なにか伝えたい事が無ければ、そのまま返信なしで構いません。)
>天羽
凄く眠れた。いい夢も見れたし…朝ご飯……唯織さんの負担にならないんだったら食べよっかな。…朝飯食べるのとかめっちゃ久々、
( まだ慣れぬ、彼の口から出る自分の名前は表情を緩ませるには十分な理由になり、微笑みながら軽く頷いて。朝食の提案に少し考えるも答え )
>皇
( 医師達の話が聞こえるが、家柄の為に身請け人になる事も葬儀を行ってあげることも出来ない。目を瞑り、暫し黙祷すれば後ろ髪を引かれる想いはあれど歩き出して / 〆 )
>斎藤くん
簡単なものしか作れないけどね。
リビングいこっか。
( 頷くと僅かに微笑み。さっそく、とリビングの方へ下りていき。海はどうやら寝ているようで、猫用ベッドで丸くなっている。冷蔵庫を開き、目玉焼きとウィンナーを作ることに。食パンをトースターに入れ、いつも通りコーヒーを。)
>天羽
全然、ありがとう。
……うっわ、寝癖ついてる。恥ずかし…唯織さん、洗面借りていい?
( ひとつに結ばれて揺れる髪が綺麗だとぼんやり思いながら相手の後に着いてリビングに下りる。眠っている海を見て小さく笑うと起こさぬように隣を通り、朝食を作り出した彼を眺めていたが、ふと消えているテレビに映る自分の後頭部に寝癖を発見すると苦笑いを浮かべて )
>斎藤くん
ん?あぁ、勿論。好きに使って。
( 寝癖が、と言われて彼の方を見ると確かに後ろ髪が跳ねており。なんだかそれが自分的にツボだったのか、可愛いだなんて思ってしまったのは流石に心の中に留めておこう。快く了承して。)
>天羽
…後で唯織さんにスマホも借りなきゃな。
( 許可を得るといそいそと洗面へ向かい、跳ねている髪を再確認する。軽いくせっ毛の為に跳ねやすく慣れっこで、水とドライヤーで落ち着かせればふとスマホがない事を思い出した。押収されている物の他にもう一台家にあるが取りに行くのも面倒で、しかし早目に周りに知らせておかなければ騒ぎになるだろう。軽く溜息を吐くと微かに憂鬱を纏わせてリビングに戻り )
>斎藤くん
ちょうどできたよ。食べようか。
( 彼が寝癖直しに行っている間に、目玉焼きをつくり、ウィンナーを焼いてそれをサラダと共にワンプレートに盛り付けを。ちょうどコーヒーもできたので、テーブルの上に並べれば、焼けた食パンを皿へ。そこへ彼が戻ってきたので、タイミングがいいと微笑して。)
>天羽
はーい……めっちゃ理想的な朝食なんだけど。
…ありがとう、唯織さん。
( 戻った瞬間鼻に掠めるパンやウインナーの焼ける香ばしい匂いとコーヒーのいい香り。そこには恋人の姿があって、幸せな日常を詰め込んだような光景に一瞬止まってしまう。表情を緩めて近付いていけば相手の手を取って、その甲に軽い口付けを落として感謝を伝えると席に着いて )
>斎藤くん
悠介くんって、自然にスキンシップとるの上手いよね。
ちょっと心臓に悪い。
( 手の甲に落とされた口付けと、彼の微笑みに胸が高鳴る。こんなスマートにこういうことができる高校生がいるのか。と驚きつつ席に座るとちらっと相手を見てそんなことを。)
>天羽
…うん、そうだね。何かあったら連絡するわ!
あ、ごめんせんせー。友人に呼ばれちゃった…俺から誘って置いてごめんね。…じゃぁね。バイバイ!
(悲しげに微笑み。スマホが鳴って確認後、そう言って。食堂から出て行った後から姿を消して。遠い場所へと旅立って。/〆)
>皇くん
あ、うん。
じゃあ、またね。
( 友人に呼ばれ去っていった彼の表情がどことなく悲しげで。心配になるも、彼なら大丈夫かと見送ることに。/〆)
>天羽
え、初めて言われたかも。…俺的には唯織さんにドキドキしてもらえるなら喜ばしい特技として伸ばして行きたいとこだな…いただきます。
( 密やかな視線に気がついて目を合わせれば微笑んで冗談半分に言い、手を合わせると朝食を口に運ぶ。昨晩も思ったが身近な人が作った物は別格に美味しく感じて、普段は食欲は無く朝食なんて考えもしなかったがするする入っていくと綺麗に完食し )
…あ、そういえば後でいいからちょっと一本電話させて欲しい。
>斎藤くん
( 朝食を食べ進め、食後のコーヒーを飲む。誰かとこうやって朝食を食べるなんて何年ぶりだろうか。恋人と食べるごはんは美味しく感じる。ふと彼からの申し出に頷くと、スマホを差し出して。)
これ使って。
>天羽
ありがと、助かる。
( 差し出されたスマホを受け取ると食後だとは言え行儀が悪いかもしれないがコーヒーが入ってるカップを片手に持って庭へ出て、直ぐに住吉に電話を掛ける。言葉を交わせば交わす程に見えてくる呆れ返るような状態に頭を抱えたくなるが、受け入れて指示を飛ばし通話を切って戻り、薄目を開けたように見えた海に軽く挨拶をすれば役目を終えた食器を纏め、雑談を交えて通話履歴を削除したスマホを相手に渡して )
おはよ、海。
スマホありがとう、そういえば今日はこれから雨らしい。出掛けるのも良かったけど一緒に映画でも観よっか。
>斎藤くん
( スマホを持って庭へ出ていく相手の後ろ姿を見送って。どこへ連絡するのかは何となく想像がつく。コーヒーを飲み終え織機を纏めていると、戻ってきた相手に「電話大丈夫だった?」とだけ聞き、スマホを受け取る。今日の予定についての雑談を交わしながら一緒に食器類を片付けて。)
映画か。いいね。
悠介くんは普段どんな映画見る?
>天羽
全般的に観るけど特にサスペンスとかホラー、アクションが好きだな…動物系も好きなんだけど人とは観ないようにしてる。製作者側が下手で、泣かせてやるぞ!って意図が透けて見えてるようなものでも泣いちゃうんだよな、情けない事に。
唯織さんはどんな映画みんの?
( 「ん、問題ない」と返事すれば片付いた食器をキッチンへと持って行って洗い出す。映画の話になれば語り始めるが最後は自嘲気味に鼻で笑い、水を止めて手を拭きながら聞き返して )
>斎藤くん
わかる…俺も動物系は苦手でさ。歳のせいか涙腺が脆くて。
普段は洋画が多いかな。アクション系とか、ファンタジー系。何観るか選ぼうか。
( 相手の意見には大きく賛同し。自分も動物のものは確実に泣いてしまう自信があり。自分がよくみる映画について聞かれると少し考えて。リビングに戻るとテレビをつけて。)
>天羽
ファンタジーもいいよな…あ、俺アレ観たい、めっちゃ有名な魔法学校のやつ。友達に"見たことないなんて人生半分損してる"って言われたから興味あって…でも唯織さんが観た事あるんだったら退屈するか。
( 同じくリビングに戻るとテレビをつける彼の後ろから腰に腕を回して抱き締め、肩に顎を乗せればテレビを眺めながら友人とのやり取りを思い出して口にし )
>斎藤くん
…!面白いよ。
あれ大好きだから俺はなんかいみてもいい。
( テレビ画面に気を取られていたからか後ろから気近づく相手の気配に気付かず、驚き。魔法学園ものは何度観ても好きなので、ぜひ相手と一緒に観たいと。)
>天羽
…ふ、びっくりした?
じゃあそれみよっか。
( 驚いた相手に軽く笑って頬同士を擦り寄せればゆっくり離れて、一度観てみたかったが機会がなかった為に一緒にみれるとなれば少しワクワクしながらソファに座り )
>斎藤くん
うん。
これ、実はこの前新作も見に行ったんだ。
( 頬に感じた温もりにまた更に頬を赤くする。頷いて彼の横へ座るとリモコンを操作し、先程言っていた魔法学園ものの映画をみつけ。それを再生して。)
>天羽
…へえ、割と予告とかは見てて面白そうだと思ってたから楽しみ。
( 赤くなって微かに上がった彼の体温に気付いてそちらを見て、また胸がぎゅっと締め付けられれば優しくない自分の欲のままに触れたくなってしまうがそれを抑えると再生された映画に集中する。流石有名なだけあって全編ストーリーがまとまっていて、映画の世界に入り込んでしまうと夢中になって画面を見つめ )
>斎藤くん
( 観るのは3回目ではあるが、シリーズの最初の作品なので久しぶりに観たという感じでこちらも画面に集中して。途中、海がやってきて自分の膝にひょいと乗ってきたことに集中が途切れると、画面を見つめる彼の横顔を見て。綺麗な顔してるな、なんてそちらに意識を取られるが、またふと我に返り画面を見つめて。)
>天羽
( 物語はどんどん進んでいき、ドキドキする様な戦闘もあってあっという間に終盤に。ハッピーエンドで綺麗に締まっているが続編への期待を持たせるような終わり方で、シリーズ化しているのも納得の仕上がりだと思わせる映画だった。エンドロールが流れ始めると自然と目を輝かせてそちらを見て、その時初めて海が相手の膝で寛いでいる事を知れば微笑みながら頭を撫で )
……めっちゃくちゃ面白かった…!確かにこれは見ないと人生半分損してるって言われるのも無理は無いかも。…やば、全部制覇したいけど流石に今日中には時間的に無理か……あ、海おはよう。
>斎藤くん
よかった。
はは、また今度かな?いつでも付き合うから。
この後どうしようか…、あ。悠介くん此の前見せた絵、覚えてる?
( 観終えた後に伸びをして。どうやら気に入ってもらえたらしく、また今度来たときにでも次の話を観ようと提案してから、この後はどうするか尋ね。帰るのであれば送ろうと思いふと、この前の約束を思い出して。高台から眺める街並みを描いた絵。あの場所に連れて行くという約束をした。もし彼に時間があるなら、そこに行くのもありだなと思い。)
>天羽
じゃあまた今度……勿論、覚えてるよ。もしかして連れてってくれんの?
( 提案に乗っかって笑う。絵の話を出されれば、あの時は相手との特別な繋がりを消したくない、また2人で会いたい、と思って"別日に"と咄嗟に持ち掛けたのを思い出して、今振り返ればその時から彼に惹かれていたんだなと最近の出来事なのに少し懐かしくなる。当時は触れられなかった彼の手を優しく握るとゆるりと微笑んで問い掛け )
>斎藤くん
うん。ずっと悠介くんに、見せたいと思ってたから。
( 覚えていてくれた。それが嬉しくて、微笑むと握られた手を自分もやんわり握り返し。絵を見せたあのとき、まさか自分と相手が恋人になるだなんて想像もつかなかったが、2人で見に行きたいと、あの時からずっと思っていた。)
…じゃあ出かけようか?
>天羽
ん、行こっか。…じゃあね海、今度来る時はおやつ持ってくるから楽しみにしてて。
( 握り返してくれる手が愛おしくて堪らない。表情を緩ませて感情のままに頬に口付けを落とし、海に声を掛けて立ち上がれば玄関へと足を向けて )
>斎藤くん
( 頬に落とされた口付けに、やんわりと微笑み。こちらも玄関へ向かうと、戸締まりをして車へ乗り込む。外は天気も良く、きっと高台からは綺麗な眺めが見れることだろう。)
ここからそんなに遠くないんだ。すぐ着くよ。
>天羽
結構楽しみ…実物見て次の機会に唯織さんの絵見たら、また見え方違ったりすんだろうな…
( 助手席に乗るとどこか胸踊る感覚があり、相手の言葉に軽く頷いて返事をすれば外の流れていく景色を見ながら呟くように言って )
>斎藤くん
…ふ、そんな風に俺の絵を見てくれる人なんていないから。嬉しいな。
( 相手の言葉に少し気恥しそうに、しかし嬉しそうに笑うと。車は坂を登り、暫く走らせた場所に車をとめると。「ついたよ」と声をかけて降りて。)
>天羽
そう思ってもらえるのが逆に嬉しい。
( 街中だったのが変わっていく景色を眺める。こんな場所あったんだとぼんやり思っていれば車は停車し、相手の声掛けに反応して車を降り )
>斎藤くん
( 車から降りて少し歩くと、開けた場所からは街が一望でき。晴れていることもあり、陽の光に街が照らされて、その光景は何度観ても綺麗だと思う。)
今日も綺麗だな…。
昼も綺麗だけど、夜景もいいんだ。今度、夏祭りがあるんだけど実はここから見る花火が最高なんだ。
>天羽
…凄く綺麗だ。
夜景もいいだろうな…あー、これだけ見晴らしがいいと花火も綺麗に見えそう。…夏祭りの日、唯織さんは予定ある?無かったら一緒に花火見たいんだけど。
( 綺麗な景色につい息を飲む。澄み渡る空の下にある街は普段生活をしてる場所なのに全く違う場所に見えて、不思議な気持ちが湧いてくる。花火の話が出ると景色から一度目を離して彼を見て )
>斎藤くん
ないよ。俺も今誘おうと思ってた。
( どうやらこの景色が彼にもお気に召したようで。夏祭りの花火のお誘いを受ければ、実は自分も今同じことを言おうと思ってたところだと笑って。)
俺、悠介くんの浴衣見たい。
>天羽
はは、やっぱ気が合う。…浴衣?いいよ。俺も唯織さんの浴衣姿見たいし着て来てよ。
( 浴衣が見たいと言われれば、確か去年着たものがあったはずだと快諾する。言い終えた後に今でも綺麗な彼が浴衣なんて着たら変な虫が寄ってくるんじゃないかと心配になって少し考えるが、そういう虫が飛んできたら潰せばいいだけかと結論を出すと微笑んで )
>斎藤くん
やった。
…え?俺?
浴衣持ってないな。悠介くん、選んでくれる?
( 相手が快諾してくれたのを喜んでいたのも束の間、自分もと言われれば少し考えて。実を言うと生まれてこの方浴衣なるものを着たことがなく。しかしどうせ着るのなら、相手に選んでもらうのもひとつかと思い聞いてみて。)
>天羽
喜んで。唯織さん、どんなのでも似合うだろうからちょっと悩みそう…あ、何だったら今から買いに行く?あんま行ったことは無いんだけど知り合いがやってる呉服屋があって、そこまで遠くないし。
( 好きな人の着る物を選べるのは嬉しい事で、微笑みながら頷くとじっと相手を見つめて無意識に顎に手を当てる。一番彼に似合う物を、とは思うのだが浴衣に詳しい訳では無く誰かの意見も聞きたいと感じた時に知り合いの顔を思い出して )
>斎藤くん
本当?ぜひ。
なんなら着方とかもあんまり知らないから、教えてもらおうかな。
( 快諾してもらえると良かったと微笑んで。呉服屋さんに行くのであれば、着方などもしっかり聞いておかねばと心の中で決めて。そうと決まれば、一旦この景色とはおさらばして車の方へ歩き。)
ちなみに悠介くんは、どんな浴衣持ってるの?
>天羽
多分親切に一から教えてくれると思う。濃紺のシンプルなやつ、俺のもそこで買ったんだよね。
( 名残惜しいがもう一度だけ景色をゆっくり見れば踵を返して車へと向かう。助手席に乗り込めばナビに触れて呉服屋の住所を入れ、持っている浴衣について話し )
>斎藤くん
へぇ。すごいイメージできる。きっと似合ってるんだろうな。
( 濃紺の浴衣をスマートに着こなす姿を想像すると、きっとすごく似合うのだろうと。自分にどんなものが似合うのか少し楽しみに彼の入れてくれたナビの通りに車を走らせ。)
>天羽
どうだろうな…去年一緒に遊びに行った友達にはかなり褒められたけど。
( 笑いながら話をしつつ、相手には何色が似合うだろうかと横顔を見る。これだけ綺麗なのだから女性用の浴衣すら似合いそうだなんて思うがそれは心の中に秘めて、目線を前に戻して )
>斎藤くん
楽しみだなあ。
( 友達からも絶賛されるのならば間違いは無い。それにきっと彼なら何を着ても似合うと思う。車をしばらく走らせると呉服屋付近につき、近くの駐車場に車を停めて。)
ついた、ここで合ってる?
>天羽
ん、ここ。運転ありがとう。
唯織さんって運転上手いよね、安心して乗れる…。
…どうも、店主さんいます?
( 車から降りると少し歩き、呉服屋へと入る。綺麗だが落ち着いた店構えで中には着物や生地がずらりと並べられており、着物を着た女性店員が二人に気付くと「いらっしゃいませ」と微笑んで挨拶し、店主をと言われれば奥へと引いていき )
>斎藤くん
そう?初めて言われた。
素敵なお店だね。
( 運転については人を乗せることもあまりないため、そんなふうに言われたことはないが安全運転だけは心がけているつもりで。相手の後に続いて店に入ると、綺麗な店内にいくつも飾られている着物や生地を見かけ、ほぉっと見とれてしまう。)
>天羽
運転荒いのが周りに多いから、特にそう感じんのかも。…確かに良い店だと思う。
「お待たせしました。…おや、悠介さんじゃあないですか。随分と珍しい…初めてお目にかかります。京極と申します、どうぞよろしくお願いします。」
( 店の奥から現れたのは落ち着いた雰囲気を纏う初老の男でグレーの着物に紺色の羽織を着ており、見覚えのある顔を見付けると少し目を丸くし、だが次には穏やかに微笑めば彼に軽く会釈して )
>斎藤くん
どうも。天羽と言います。
浴衣を探しに来たのですけど、今まで着たことがなくて勝手が分からないので、選ぶついでに教えていただけたら有難いです。
( 車の話にはなるほどと頷いて。そうこうしている内に中から出てきた落ち着いた初老の男性の挨拶に此方も小さくお辞儀をすると、ここを訪問した理由を話し。)
>天羽
「私で宜しければお力添えさせていただきたく存じます。どうぞ、奥へ」
( 着いていけば別部屋に案内される。他に人は居らず先程の店内よりは少し狭いが和装マネキンが綺麗に並べてあり、その奥には畳の敷いてあるスペースが。「どうぞ一度ごゆっくりご覧下さい。」と一言添えれば店主は一歩下がるが質問をされても答えられるように傍には待機していて、軽く礼を言うと見て回る。どれも彼に似合いそうで悩ましく、難しそうな表情になるが黒地に細く白い線が入っている浴衣を見付けるとそこで足を止めて )
ありがとう、………んー…唯織さんは元がかなりいいからシンプルな方が綺麗さが際立つと思うんだよな…あ、こういうのとかどう?
>斎藤くん
へぇ。これだけあったら悩むな。
…ん、いいかも。着てみてもいいですか?
( 別部屋にて、並べられている浴衣を見て悩む。男性ものの浴衣といえどこれだけ色や柄に種類があるのかと思っていれば、相手が立ち止まった視線の先にある浴衣を見て。シンプルだが白い線が綺麗めな印象を与えている。頷いて、実際に着てみようかと店主に聞いてみて。)
>天羽
「ええ、勿論。試着ついでに着方もお教え致します…悠介さんは大丈夫ですかい?きっと貴方の事だから去年以来袖を通していないでしょう。保管のお手伝いはさせてもらったので状態は大丈夫かと思いますが…着付けは…」
大丈夫、一回覚えたら忘れないって…何度言えば分かんの。もう子供じゃないんだから、
「これは失敬。"京ちゃん、京ちゃん"とべったり後を着いて来ていた面影がまだまだ私には見えているもので、浴衣も保管方法をお教えして"覚えた"と仰っていたのに面倒だったのか適当にクローゼットにしまっていたのも記憶に新しく……さあ、あちらへどうぞ。」
( 店主は聞かれれば微笑んでゆるりと頷き、彼の身長や手足の長さを大方把握すれば同じ浴衣を準備する。その最中、口を開くとこちらに話し掛けて来て、相変わらずの心配性に溜息をひとつ零して呆れ顔で返すも見事に返されぐうの音も出ない。それを見て愉しそうに小さく笑った店主は浴衣を手に取ると畳の小上がりへと案内し )
>斎藤くん
ふ、はは。
面白い話が聞けた。
( くすくすと相手たちの話に思わず笑ってしまう。なんだかほっこりするそのやり取りがいいなと思うと、そんなエピソードが知れてよかったと微笑み。案内されるままに畳の上へとあがると、「お願いします」と一言伝えて。)
>天羽
……唯織さんが面白かったならいいけど、
「それでは始めて行きましょう。普通であれば肌着を着用した上に着るのですが、本日は服の上から合わせるのでこのまま参ります。…では始めに…──」
( 相手が笑ってくれたのを見て複雑ではあるが心が温かくなると表情を綻ばせ、畳に上がって邪魔にならぬよう端に座る。一度頭を下げた店主は浴衣の一式を並べて名称を説明した後に全身鏡の前でゆっくり、分かりやすく手順やコツを話しながら着付けをしていく。全て寸分の狂いも無く、完璧に仕上げると「如何でしょう?」と二人に声を掛けて )
……めっちゃくちゃ、似合ってる。本当に綺麗だ。
( 浴衣を身につけた彼の姿は美しく、ひとつの絵の様で。目が離せずに見惚れてしまえば呟くように感想を述べ )
>斎藤くん
…ありがとう。なんか着慣れないからだろうけど、不思議な感じ。
( 着方をひとつひとつ覚えながらどんどん着付けが終わり。やはりプロにやってもらっているだけあってしっくりとくるが、浴衣というのは着慣れないなと思いつつ。それでも相手に褒められるとすこし嬉しそうに笑って。)
そしたら、これ買います。
>天羽
「実に美しい。大変お似合いですよ。
初めてであれば確かに不思議な感覚がするでしょうが、自然とゆっくり馴染んでいくでしょう。…天羽様でしたら踊り桐や草花文様の入った品物も合うかと思いますのでまた機会がございましたら、是非。」
踊り桐………あー、あれは駄目。あんなん着たらみんな唯織さんの事、見ちゃうじゃん。俺以外の前では着させたくない。
( 相手の言葉に「畏まりました。」と言葉を返せば丁寧に帯等を解いていって、折り畳むとたとう紙で包んでいく。そんな中、先程話に出た柄の物を遠目に見付けると顎に手を当て、少し考えた後につい口に出してしまい、しまったと思ってももう遅く、頬を微かに染めつつ店主の方をバッと見れば穏やかに微笑んでいて「お入れする鞄を持って来ますね」とだけ残して表に行ってしまった。もしかしてもう察されていたかもしれないが確定で知られた事への羞恥で赤くなってしまう。しかし、ふと過去の恋愛の記憶が蘇り熱が一気に引けば苦笑いを浮かべて )
…さっきの冗談だから、気にしないで。確かに踊り桐とか綺麗な柄が入ったのめちゃくちゃ似合うと思う。髪もそのままで良いかもだけどハーフアップとかしたら絶対良い。
>斎藤くん
まさかそんなに褒められると思ってなくて少し恥ずかしい。
…模様の入ったものか。確かに綺麗だろうけど、俺は悠介くんの選んでくれたこれが1番好きかな。
( 商売文句かもしれないが、店主にまで似合っているなどと言われると何だかそうなのかもしれないなという気になる。しかし、自身の外見にあまり自信がないこともあるので、店主には「また機会があれば」と流そうとするも、相手にそんな風に言われて恥ずかしそうに。店主が去っていってから、相手の元へ近付くと上記のことを呟くように言い。)
>天羽
唯織さんは、本当に何でも似合うと思う。…ふ、そう言って貰えて結構嬉しいかも。一緒に夏祭り楽しもうね。
( 乱暴に触れると消えてしまいそうな程に綺麗な彼の姿と、今まで自分勝手に振り回しては壊れていった恋人達の姿が重なって、脳裏に焼き付く。過去の人達には失礼に値するが、今回ばかりは自我を出して台無しにしたくはない。近付いて来て呟くように言われた言葉が耳に届けば彼の手首を掴んで引き寄せる。ぐちゃぐちゃに愛してしまいたくなってしまうがそれを飲み込んで緩やかに微笑むと額に口付けを落として )
>斎藤くん
あぁ。そうだね。
( 手首を引かれて抱き寄せられれば、少し驚くも額に落とされた口付けに優しさを感じて笑って。今まで夏祭りとは無縁の世界で生きてきたがため、本当に楽しみに思っている。相手の浴衣も早く見てみたい。 )
いいお店紹介してくれてありがとう。
>天羽
どういたしまして。
口煩いのがいるからどうしようかと思ってたけど、そう言ってもらえてよかった。
「…ほう?まだ小言が足りない様で。」
( 礼を言われれば相手の頬に頬擦りして笑うがいつ戻って来たのか背後からゆるりとした言葉が聞こえるとぱっと離れて苦笑いしながら振り返る。店主は微笑みながら小上がりに上がると包まれた浴衣を着物バッグに入れて差し出し )
「お待たせしました。今回はお代は結構です。その代わりと言っては何ですが、また気が向いた時に悠介さんと一緒にお越しください。」
>斎藤くん
え…いいんですか。
絶対来ます。また色々教えてください。
( また2人のやり取りを聞いてほっこりして。自分は両親が日本にはおらず、母方の親類もいないためそんなやりとりをできる相手がいるというのは羨ましく感じ。浴衣の代金に関しては申し訳なく思うも、次も絶対この店を利用しようと約束して。浴衣を受け取ると店を出る際にはぺこっと頭を下げて。)
>天羽
京極、また連絡する。
( 店主は始終微笑みをたずさえ、退店する二人を見送ると深々と頭を下げる。その姿に声を掛けて車に戻ればシートベルトを付けながら少々不満げに口を開き )
あの人、父さんの知り合いで昔から付き合いあんの。だからかいっつも手のひらで転がされてる感じするんだよな…。
>斎藤くん
そんな感じする。でも凄くいい人だね。
( 相手の話にくすくすと笑いつつ、自分も車に乗り込むとシートベルトを閉めて。「家まで送ればいいかな」と相手に尋ねて。そういえばこの前はマンション付近のコンビニに寄ったので、どんな所に住んでいるかは分からなかったが今日はどうなのだろうか。)
>天羽
まあ、いい人ではある。
…ああうん、この間のコンビニの先にあるタワーマンションまでお願いしたい。運転任せっきりでごめん、免許は持ってるんだけど人の車動かすのはまだ怖いんだよな…。
( 彼の笑いにつられて自然と微笑みながら応え、尋ねられると少し考えるが今日は特に買いたい物も無く寄りたい場所も無い為に頷いて )
>斎藤くん
了解。
わかる。俺、大学時代に免許とったんだけど、絶対しばらく人のせなかったから。大人になってからかな。
免許とるのはやいね。
( この前入れてもらったナビを再入力すれば、車を走らせ。彼も免許を持っているという話を聞くと、自分も昔は人を乗せるだなんてできなかったなと思い。)
>天羽
やっぱそう?
早いって友達からも言われた。個人的に取れる免許は取れる時にとっときたいんだよな、いつ忙しくなるかとか分かんないし。
( 少し怖がっている自分が格好悪いだなんて思っていた為に同意してもらえると微かに表情を明るくする。早くに免許を取得した理由を話していたら"忙しくなる"のワードで受験を思い出して頭を抱えそうになるがその話は学校で、と切り替えて )
>斎藤くん
( 忙しくなる、という言葉にはきっと色々な意味合いが含まれているのだろうと察すれば、その話はまた今度ゆっくり聞こうと頷いて。目的地に到着すると、少し名残おしさもあるが、また学校でも会えるし、週末には夏祭りもあることを思えば笑って送り出すことにして。)
……今日はありがとう。また学校で、かな。
>天羽
こちらこそ、何から何までありがとう。
……好きだよ、唯織さん。また学校で、
…あー…やば、キスってこんなドキドキするもんだっけ…
( あっという間に到着してしまった、離れたくない気持ちを抑えれば礼を。そちらに片手を伸ばして頬に触れるとゆっくり顔を近付け、唇に触れるだけのキスをすれば微笑んで離れ、車を降りる。緩やかに手を振ると踵を返してマンションへと入って行くが途中で立ち止まって染まる頬を隠すように手で口元を押さえればぽつりと呟き、首を左右に振ってから歩いて行き )
>斎藤くん
…!
( 言葉を発する間もなく、車を降りて行ってしまった相手。暫く固まっていると、ふと我に返り。どうやら呼吸をすることさえ忘れていたようで、深く息を吸って吐くと口元を抑えて。本当にこんな歳にもなって口付けのひとつでこんな状態なのが情けない、と思いつつ、雑念を払うように車を発進させて。)
>天羽
( 後日の放課後、文化祭の出し物の準備を早々と終えた我がクラスは使った道具等を片付けている段階で、画材誰が返しにいく?と聞こえた瞬間"軽音部行く途中に行けるし、俺持ってくわ"としれっと手を上げたのは我ながら素晴らしかったと思う。自分の判断を褒め称えつつダンボールを持って廊下を歩いて行けばすぐに美術室に到着し、部活中かもしれないので静かに扉を開けると声のボリュームを下げて声を掛け )
失礼します。天羽先生、3-Aが借りてた画材返しにきました…なんか中身ごっちゃになってるから整頓して返したいんだけど、準備室のスペース借りてもいい?
>斎藤くん
わざわざありがとう。片付け手伝おうか。
( 今日は美術部員も文化祭の模擬店準備に時間をとられているらしく、半分以上の生徒たちは泣く泣くそちらの方へ。美術室にいるのは3人ほど。他の部員も自分たちの展示の作品もあと少しというところだが、それは仕方のないことだ。部員の作品にアドバイスをしていた所に現れた彼の姿を見ると、柔らかく微笑み。どうやら貸し出しの絵の具を返却しに来たらしい。 )
>天羽
こちらこそ。あー、結構量あるし出来たら手伝ってもらいたいかも。
( 今日も恋人が可愛い。いつもはほぼ出席していない一限目、美術だからという理由で来ていたので朝に会ってはいるのだが言葉を交わすのは本日初めてで。授業中に聞く心地良い声も好きだがやはり自分に対して話してくれている声が一番好きだ、なんて考えながらいつもと変わらぬ様子で一度ダンボールの中を確認し、苦笑いを浮かべて )
>斎藤くん
わかった。
( ここにいる部員たちは仕上げの段階のため、自分が見ていなくてもなんら問題は無い。横にある美術準備室の鍵を開ければ、そちらで片付けをするよう促し。自分も準備室に入ると、片付けがしやすいように作業スペースをつくり。)
どう?文化祭の準備はいいかんじ?
>天羽
うーわ、…ごめん先生。後で使った奴叱っとく。
もう順調過ぎて怖い、執事喫茶やるんだけどうちのクラス全員ノリノリで…女子はメイドでって話になってたのにメイド服より燕尾服着たいらしくて男装する事になるし、…衣装合わせしてみたら皆男よりイケメンでさ、それに対抗して男子は技術で勝負だーっつって接客極める為に勉強したり…休み時間執事言動縛りしてんだよな、面倒いけど楽しい。暇があったら見に来て、めっちゃシュール。
( 準備室に入り、ダンボールを置いて改めて中を確認すると絵の具はバラバラで箱から出て迷子になっている子もいて散々で。溜息ひとつ落とせば色を揃えたりと片付けていき、準備について聞かれると手を動かしながらも楽しそうに微笑んで語り )
>斎藤くん
うん、当日絶対見に行く。
…斎藤くんも、執事服着るの?斎藤くんが執事になったら、店の売り上げすごそう。
( 執事喫茶。どうやら彼のクラス全員で執事になって接客するらしい。きっとスーツも似合うんだろうな、と思い、彼に言われなくても店には立ち寄ろうと心に決め。持ってきてもらった絵の具を片付けながら。)
>斎藤
俺も着るよ、調理係は無理そうだし接客メイン。
…そう?ありがと。隣のクラスのアニマルカフェと売上勝負してるからそう言われると自信湧いてくるわ。
…あァ、そういえばさ。
今朝、うちのクラスの授業終わった後に花里と楽しそうに話してたよな。"天羽先生とお話しちゃった~!"ってその後騒いでたから気になったんだけど、…何の話してた?
( 彼が来ずともやる気はあったが来てくれる事が確定すれば更に燃えてきて、完璧な執事を目指そうと変な方向に気合いが入る。片付けは順調に進んでいき、終盤になったところでふと今朝の出来事を思い出せば美術室へ繋がる扉に一度目線を移して確認した後に、絵の具に触れる彼の手の甲を指先でスっとなぞるように撫でれば部員に聞かれても問題がないように普段と変わらぬ声色で話し、最後は目を細めて微かに低い声で問い掛け )
>斎藤くん
アニマルカフェなんてのもあるのか。
……、?
あぁ、この前斎藤くんと行った展覧会に花里さんも行ったみたいで、どの作品が良かったかとか聞かれたけど…何かあった?
( 執事喫茶の次はアニマルカフェか、と今どきの高校の文化祭というのは凝っていると感心する。あともう少しで片づけが済むところで、触れられた指の感触にどきっとして。問われた内容には聞かれるまで全く心当たりがなく。少しずつ蘇ってくる記憶を辿れば、以前彼と行った展覧会に花里さんも訪れ、作品について教えてほしいとか、どれが良かったかとか珍しく聞いてくるものだから、それに対して受け答えをしていただけなのだが。少し様子が違う彼を見て、何かあったのだろうかと心配そうに。)
>天羽
…展示会、そっか。いや、"ちょっと触っちゃった!"だなんて話もしてたから少し気になっただけ。純粋な興味だよ、興味。花里、めちゃくちゃ可愛いじゃん?男子人気も高いし、この話聞きたいの俺以外も結構いると思うよ。隣の席の奴なんて"俺の推しに好きな人が…"て机突っ伏してたし…一応明日教えてやろう。
…よし、これで大丈夫か?
( 想像通りの返答に内心ほっとするがたかがそれだけの話で正直もやついた自分が情けなく、子供っぽく感じてしまう。彼が好きだなんて話は付き合う前から頻繁に色んな人から聞いており、これからもそういう話は沢山出てくるだろうし、実際見る事もあるだろう。それなのにこの有様は宜しくない。微かに目を伏せて息をゆっくり吐いた後に触れていた手を離し、軽く笑いながら話をすると最後の絵の具を綺麗に纏めて )
>斎藤くん
あー…確かに人気ありそうだね。
それは隣の子に悪いことしたな。……俺、悠介くん以外の生徒には特別な感情持ってないから。安心してって言っといて。
( 彼の学年の中でも彼女は人気があるのだろう。確かに名前は聞いたこともあるし、自分の授業を受講しているのだから知ってはいる。しかし可愛いだとか、そういった目で見たことは1度もなく。特になんの意味もなく正直な感想を述べると最後に付け足すように相手の耳元近くで少し小さな声で言うと、小さく笑って。)
ありがとう。助かった。
>天羽
ほんと、この世の終わりみたいな顔してた……、…──ん、言っとく。
どういたしまして。…って、借りといてぐちゃぐちゃにしたのこっちだから…部活中に手借りてごめん、ありがとう。
( 話を聞きつつ、胸ポケットで振動したスマホを取り出すとメッセージを確認する為に目線を落としていたが耳元を掠める様に響いた彼の言葉に微かに肩を揺らせば一気に心拍数が上がるのを感じてゆるりとそちらを見る。綺麗に小さく笑う相手と目が合うと思わず逸らしてしまうがこちらも小さな声で返事をし、顔に集まった熱を逃がす為に制服シャツの襟元を片手でパタつかせながら礼と謝罪を。 )
…さて、そろそろ俺も部活行こっかな。
>斎藤くん
うん。文化祭楽しみにしてる。
( もう部活の方へ行ってしまうのかと少し名残惜しい気持ちもあるが、こちらも部活中だし相手も軽音部で本番があるだろう。彼と一緒にそうやって過ごせる友だちたちが羨ましい。そんなことを思いながらも顔には出さず、上記のように告げて。 )
>天羽
ん、じゃあ先生も部活頑張って。
…また連絡する。
( スマホのメッセージが鳴り止まず、仕方なく確認すると軽音部のグループからのチャットでみんなもうクラスの準備を終えて集まっているらしく"部長なのに遅刻っすか?"だなんて送られて来ているのを見ると思わず笑ってしまう。もう一度彼に触れようとするも、もう一度触れてしまったら離れたくなくなってしまいそうで微笑み、最後は小さな声でスマホを振りながら言えば部室へと向かって )
>斎藤くん
( 数日後。町では夏祭りが行われているせいかいつもより人で賑わい、浴衣姿の人も多く見られる。彼と一緒に選んだ浴衣を無事に着付けることができたが、どういう髪型にしたらいいか悩み。何度か挑戦した結果、髪を後ろでひとつの緩い団子に結い上げすっきり首が見える形に。年甲斐もなく夏祭りが楽しみで、それに加え彼の浴衣姿も一刻も早く見たく待ち合わせ場所にかなり前に着いてしまい。)
>天羽
( 本麻の無地に近い濃紺の浴衣を難なく着付け、緩やかな癖のかかった髪はそのままに前髪はセンターパートで整える。来る途中にピアスをつけたままなのに気付いて外し、袖の袂に入れれば町へと足を向ける。時刻は約束より少し早いくらいか、自分と同じく浮かれている人の波を上手く歩きながら待ち合わせ場所に到着すればもう着いていた彼の姿が。普段とは違う姿の相手が可愛すぎて悶えそうになり、一旦立ち止まってしまうが近く居た男性二人組がそちらを見ながら「やっぱ一人じゃね?声掛ける?」だなんて相談しているのを聞くと、すぐに近付いて先に声を掛け )
唯織さん、ごめん。待たせた?
>斎藤くん
…、悠介くん。
ううん、さっき来たところ。
( 少しばかり気持ちを落ち着けていたところ、声がかかり其方の方を見て息を飲む。濃紺の浴衣がやはりよく似合い、とても美しい。周囲の女性の目がそちらにいくわけだ。先程ここにきたばかりだと首を振ると、改めて相手を見つめて。)
浴衣、すごく似合ってる。
>天羽
ありがとう、唯織さんも似合ってる。…本当に綺麗だ。
…行こっか、
( 褒められ、目を細めて気恥しそうに微笑むと正直な気持ちを伝える。本当に直視するには毒な程に綺麗で、油断すれば飲み込まれて祭りなんてそっちのけで連れ去ってしまいそうになる。さらけ出された首元につい目線が行くのを理性で制止して相手の背中に触れると優しく声を掛け歩き出せば、それとは逆に彼に見られぬように顔だけ振り返り先程の男達と目を合わせ冷たい表情で後ろ手に中指を立てる。それを見た2人組がそそくさと去るのを確認すると彼の方に顔を向けて柔らかな表情で問いかけ )
花火まで結構時間あるから屋台回んない?
>斎藤くん
ありがとう。
うん、賛成。祭りの屋台なんていつぶりだろう。
( 相手に褒められれば、素直に嬉しそうに。屋台をまわるなんて一体いつぶりだろうか。いつからか人混みもあまり好きじゃなくなってしまって、下手をすると祭りに行ったのは中学生ぐらいの時が最後だったかと。しかし今日は相手がいるので、ただただ楽しみな気持ちしかなく。歩みを進めていれば、立ち並ぶ屋台のエリアに辿り着き。)
こんなに屋台があるんだな、祭りって。
( / 背後にて、失礼致します。CP成立後についての規則提示がされていなかったので個トピに移動したいと思っていてもそれが正解なのか分からなかった為に他の方が参加し難い状況にさせてしまって申し訳ありません。天羽さんの背後様が宜しければ、この機会に個トピを作成して移動をさせて頂きたいと思うのですが如何でしょうか? )
(/ありがとうございます。ぜひ引き続き御相手させていただければと思います。宜しくお願いします。申し訳ないのですがトピ作成お任せしてもよろしいでしょうか。)
( / 被ってしまってすみません!やり取りがとても楽しく、続けたいと思っていたので嬉しい限りです。ありがとうございます。 トピ作成しました! "猫と白金の流線 〆"にて、遅筆ですので少々お時間頂きますが当キャラのプロフィールと続きを先に書かせてもらいますのでお時間がある時に覗いて、お返事を頂けたらと思います。素敵なご縁を頂いたこのトピに感謝を。 )
(/トピ建てありがとうございます!斎藤くん背後様が書き込みをした時点で此方も書き込みさせていただきます。ご自分のペースで大丈夫ですよ。
良きご縁を頂きました、このトピに感謝致します。)
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