常連さん 2023-08-11 16:37:06 |
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>斎藤くん
( 頬に落とされた口付けに、やんわりと微笑み。こちらも玄関へ向かうと、戸締まりをして車へ乗り込む。外は天気も良く、きっと高台からは綺麗な眺めが見れることだろう。)
ここからそんなに遠くないんだ。すぐ着くよ。
>天羽
結構楽しみ…実物見て次の機会に唯織さんの絵見たら、また見え方違ったりすんだろうな…
( 助手席に乗るとどこか胸踊る感覚があり、相手の言葉に軽く頷いて返事をすれば外の流れていく景色を見ながら呟くように言って )
>斎藤くん
…ふ、そんな風に俺の絵を見てくれる人なんていないから。嬉しいな。
( 相手の言葉に少し気恥しそうに、しかし嬉しそうに笑うと。車は坂を登り、暫く走らせた場所に車をとめると。「ついたよ」と声をかけて降りて。)
>天羽
そう思ってもらえるのが逆に嬉しい。
( 街中だったのが変わっていく景色を眺める。こんな場所あったんだとぼんやり思っていれば車は停車し、相手の声掛けに反応して車を降り )
>斎藤くん
( 車から降りて少し歩くと、開けた場所からは街が一望でき。晴れていることもあり、陽の光に街が照らされて、その光景は何度観ても綺麗だと思う。)
今日も綺麗だな…。
昼も綺麗だけど、夜景もいいんだ。今度、夏祭りがあるんだけど実はここから見る花火が最高なんだ。
>天羽
…凄く綺麗だ。
夜景もいいだろうな…あー、これだけ見晴らしがいいと花火も綺麗に見えそう。…夏祭りの日、唯織さんは予定ある?無かったら一緒に花火見たいんだけど。
( 綺麗な景色につい息を飲む。澄み渡る空の下にある街は普段生活をしてる場所なのに全く違う場所に見えて、不思議な気持ちが湧いてくる。花火の話が出ると景色から一度目を離して彼を見て )
>斎藤くん
ないよ。俺も今誘おうと思ってた。
( どうやらこの景色が彼にもお気に召したようで。夏祭りの花火のお誘いを受ければ、実は自分も今同じことを言おうと思ってたところだと笑って。)
俺、悠介くんの浴衣見たい。
>天羽
はは、やっぱ気が合う。…浴衣?いいよ。俺も唯織さんの浴衣姿見たいし着て来てよ。
( 浴衣が見たいと言われれば、確か去年着たものがあったはずだと快諾する。言い終えた後に今でも綺麗な彼が浴衣なんて着たら変な虫が寄ってくるんじゃないかと心配になって少し考えるが、そういう虫が飛んできたら潰せばいいだけかと結論を出すと微笑んで )
>斎藤くん
やった。
…え?俺?
浴衣持ってないな。悠介くん、選んでくれる?
( 相手が快諾してくれたのを喜んでいたのも束の間、自分もと言われれば少し考えて。実を言うと生まれてこの方浴衣なるものを着たことがなく。しかしどうせ着るのなら、相手に選んでもらうのもひとつかと思い聞いてみて。)
>天羽
喜んで。唯織さん、どんなのでも似合うだろうからちょっと悩みそう…あ、何だったら今から買いに行く?あんま行ったことは無いんだけど知り合いがやってる呉服屋があって、そこまで遠くないし。
( 好きな人の着る物を選べるのは嬉しい事で、微笑みながら頷くとじっと相手を見つめて無意識に顎に手を当てる。一番彼に似合う物を、とは思うのだが浴衣に詳しい訳では無く誰かの意見も聞きたいと感じた時に知り合いの顔を思い出して )
>斎藤くん
本当?ぜひ。
なんなら着方とかもあんまり知らないから、教えてもらおうかな。
( 快諾してもらえると良かったと微笑んで。呉服屋さんに行くのであれば、着方などもしっかり聞いておかねばと心の中で決めて。そうと決まれば、一旦この景色とはおさらばして車の方へ歩き。)
ちなみに悠介くんは、どんな浴衣持ってるの?
>天羽
多分親切に一から教えてくれると思う。濃紺のシンプルなやつ、俺のもそこで買ったんだよね。
( 名残惜しいがもう一度だけ景色をゆっくり見れば踵を返して車へと向かう。助手席に乗り込めばナビに触れて呉服屋の住所を入れ、持っている浴衣について話し )
>斎藤くん
へぇ。すごいイメージできる。きっと似合ってるんだろうな。
( 濃紺の浴衣をスマートに着こなす姿を想像すると、きっとすごく似合うのだろうと。自分にどんなものが似合うのか少し楽しみに彼の入れてくれたナビの通りに車を走らせ。)
>天羽
どうだろうな…去年一緒に遊びに行った友達にはかなり褒められたけど。
( 笑いながら話をしつつ、相手には何色が似合うだろうかと横顔を見る。これだけ綺麗なのだから女性用の浴衣すら似合いそうだなんて思うがそれは心の中に秘めて、目線を前に戻して )
>斎藤くん
楽しみだなあ。
( 友達からも絶賛されるのならば間違いは無い。それにきっと彼なら何を着ても似合うと思う。車をしばらく走らせると呉服屋付近につき、近くの駐車場に車を停めて。)
ついた、ここで合ってる?
>天羽
ん、ここ。運転ありがとう。
唯織さんって運転上手いよね、安心して乗れる…。
…どうも、店主さんいます?
( 車から降りると少し歩き、呉服屋へと入る。綺麗だが落ち着いた店構えで中には着物や生地がずらりと並べられており、着物を着た女性店員が二人に気付くと「いらっしゃいませ」と微笑んで挨拶し、店主をと言われれば奥へと引いていき )
>斎藤くん
そう?初めて言われた。
素敵なお店だね。
( 運転については人を乗せることもあまりないため、そんなふうに言われたことはないが安全運転だけは心がけているつもりで。相手の後に続いて店に入ると、綺麗な店内にいくつも飾られている着物や生地を見かけ、ほぉっと見とれてしまう。)
>天羽
運転荒いのが周りに多いから、特にそう感じんのかも。…確かに良い店だと思う。
「お待たせしました。…おや、悠介さんじゃあないですか。随分と珍しい…初めてお目にかかります。京極と申します、どうぞよろしくお願いします。」
( 店の奥から現れたのは落ち着いた雰囲気を纏う初老の男でグレーの着物に紺色の羽織を着ており、見覚えのある顔を見付けると少し目を丸くし、だが次には穏やかに微笑めば彼に軽く会釈して )
>斎藤くん
どうも。天羽と言います。
浴衣を探しに来たのですけど、今まで着たことがなくて勝手が分からないので、選ぶついでに教えていただけたら有難いです。
( 車の話にはなるほどと頷いて。そうこうしている内に中から出てきた落ち着いた初老の男性の挨拶に此方も小さくお辞儀をすると、ここを訪問した理由を話し。)
>天羽
「私で宜しければお力添えさせていただきたく存じます。どうぞ、奥へ」
( 着いていけば別部屋に案内される。他に人は居らず先程の店内よりは少し狭いが和装マネキンが綺麗に並べてあり、その奥には畳の敷いてあるスペースが。「どうぞ一度ごゆっくりご覧下さい。」と一言添えれば店主は一歩下がるが質問をされても答えられるように傍には待機していて、軽く礼を言うと見て回る。どれも彼に似合いそうで悩ましく、難しそうな表情になるが黒地に細く白い線が入っている浴衣を見付けるとそこで足を止めて )
ありがとう、………んー…唯織さんは元がかなりいいからシンプルな方が綺麗さが際立つと思うんだよな…あ、こういうのとかどう?
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