常連さん 2023-08-11 16:37:06 |
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>斎藤くん
...ははっ、麗しいだなんて、男の俺には勿体ない言葉ですよ。
?、あぁ、そういえばこの後、斎藤くんと絵の展示会に行くんです。住吉さんも興味があれば一緒に行きますか?
( 目の前の大男が、こんな腰の低い言葉遣いをするのにも、自分相手に「麗しい」だなんて言葉を選ぶ辺りも、ツボに入ったようで吹き出す。彼の言葉が途切れてしまったことには、不思議に思うが「御一緒」と言われ、そういえばこの後斎藤くんと一緒に出かけるということをこの住吉さんは知らないのかもしれないと思うと説明を。よければ、なんて誘ってしまったが、きっと普通の人は絵の個展なんかには興味はないかもしれないなと言ってすぐ後悔し。)
>皇くん
あんまり柵に身を乗り出すと危ないよ。
気に入って貰えてよかった。俺も夜は初めて来たからさ。綺麗だな。
( はしゃぐ相手には怪我もしているのだし落ち着くように声をかけると、今一度夜景を見て目を細める。高台ということもあり風がとても心地よい。)
>天羽
はーいっ…すげぇ綺麗…俺、住んでる町が、こんなに綺麗だなんておもわなかったわ。…ありがとう、せんせー。
(夜景をバックに天羽の方を振り返ると、月明かりに照らされながら、今までの様な無邪気な笑顔とは違い、綺麗な笑顔を見せてお礼を言い。)
>皇くん
どういたしまして。
ぜひ、恋人ができたら連れてきてあげて。
( 彼の綺麗な笑顔が何だか印象的で。こちらも嬉しそうに笑うと。)
>皇
…めっちゃ今の良くなかった?こんだけのクオリティを毎回出せれば……って、皇。大丈夫?
( 曲を終えた後の心地良さがいつもより高く、周りを見て笑みを浮かべて話すが相手の涙が視界に入って思わず駆け寄り、濡れた頬に触れて )
>天羽
「……いえ、とんでもない。それは事実ですので…申し訳ないです。自分は呼ばれただけで、後の予定が入っておりますのでお二人でどうぞごゆっくり。」
( 笑ってくれた相手に微かな癒しを感じつつも柔らかく天使のように見える彼と共に見えるのは正反対の悪魔のような表情をした人物で、個展は大層興味がそそられるが言葉選びをして丁重にお断りをすれば本来の目的である雑誌の袋が差し出されてそれを受け取り、また一礼すると駆け足でその場を後にし )
住吉、予定あるのか…残念だね、先生。
( 袋を持って去っていく背中を眺めながらもわざとらしく残念そうな雰囲気を醸し出して話し )
>斎藤くん
あぁ、それは残念です。では、また。
( どうやらこの後予定が入っているらしく足早に去っていってしまった相手を見て、予定時間が迫っていたのだろうかとこれまた不思議そうに相手の背中を見送り。 )
ん?まぁ、用事があるんじゃ仕方ないね。行こうか。
( 残念だと言われれば、まぁ確かにそうではあるのだが。この手の誘いを断られるのは慣れているので特になんの感情も浮かばず。それよりも早く行こうと、駐車場へ歩いて向かい。少し大きめの黒のSUVのロックを解除すれば、「助手席、どうぞ」とそちらに乗るよう促して。)
>天羽
!…うん。恋人出来たら絶対連れて来る。
(少し目を見開いたあと、好きな人はいるが、その相手の眼中に無いと思っている為、目を伏せながら連れてくる、と言い。)
…凄いなぁ…ここにいたら、嫌な事も怖い事も全部、忘れられる、なぁ…
(もう一度景色を見て小声で呟き。)
>斎藤
…ぇ…?ぁ、なんで…?涙…?先輩達の演奏が、すごくて…ッ、こう、感動という、か…ッ心に、きて…ッうぅ…皆さんの演奏、めっちゃ好きです…っ
(感動して泣き続け、好きだ、と心の底から微笑んで言い)
>皇くん
...嫌なことと怖いこと、か。
なにか悩んでるの?無理に聞くつもりもないから、言いたくなかったらいいよ。
( 相手の呟いた言葉はこちらの耳に届いてしまい。高校生というのは多感な年頃だ。きっと悩み事も辛い事も大人が思っているよりも抱え込んでいる子もいる。勿論無理やり聞き出した所で、自分がいい声掛けをできるとも思わないし、気の利くことも言えないかもしれないが、話すだけでも楽になることはあると思いあえて彼を見ずに景色を眺めながら、彼の隣に立って。)
>天羽
…ありがと…
俺ん違いさ、結構ぐちゃぐちゃと言うか…父親が事故で死んで、母親は海外に仕事行って…で、父親のお母さん、まぁ、ばぁちゃんが、まだ父親が死んだこと認められ無いみたいでさ。…俺を父親と重ねたり、なんでお前が的なこと色々言うんだよ…それ、だけ。…ごめん、こんな話し…
(ぽつりぽつりと目を伏せなが話し。それだけ、と先程とは違ったどこか疲れきったような笑みを浮かべ)
>天羽
はーい……って、先生。車厳つくない?何でこんなん乗ってんの…ちょいギャップ萌えしそうなんだけど。
( 長年傍にいる住吉が戸惑うのも当然だ、いつも通りだと言える先程のやり取りで少々ながら苛立って邪魔をしてしまったのは一番自分が分かっていて、八つ当たりのように大型犬を怖がらせた事について後ほど謝罪をと考えながら相手について行けば予想外の車が待っていて片眉を上げるも大人しく助手席に乗ってシートベルトを着用しながら思っている事を口に出して )
>皇
……そう言ってもらえて凄く嬉しい。ありがと
(涙を指先で拭っても雫が止まる事は無く、泣き続ける相手を抱き寄せて胸元に顔を埋めさせると優しく頭を撫でて )
>皇くん
...そっか。ううん。むしろ辛い事話させちゃったね。ごめん。
今までに他の人に相談とかできてた?このこと。
( 黙って話を聞くと、それは想像より辛い内容で。高校生が背負うには重すぎるな、と真剣な表情で。謝る相手の姿すらなんだか痛々しく。むしろ辛いことを話させた自分の方こそ、と謝り。)
>斎藤くん
よく言われるんだけど、やっぱり違和感ある?
ほら、画材とか作品とか積み込みやすい車がいいかなって思ってたら、丁度この車と巡り会えてさ。まぁ、中古なんだけど距離もそんな走ってなくて状態もよかったから...っていう理由。
( 助手席に座った相手を確認すると自分もシートベルトを着け、エンジンをかける。やはり想像通りの反応に、苦笑すると。「ギャップ萌えは初めて言われたな」と面白いと言った口調のまま買った経緯を説明し。後部座席のシートはフラットに倒してあり、そこには今も画材道具などが積み込まれている。ナビに目的地を設定すると、駐車場から出発して。)
>斎藤
ッ…ぅ゛ん…ッせんっ、ぱいたちのっ…うた、好き…っあり、がとう…
(撫でられ、余計涙を流し。ぎゅぅと軽く服を掴んで泣き続け。)
…ヒクッ…すみ、ません…きゅうに、泣いて…
(気持ちが落ち着き、涙が止まり。濡れた目のまま上目遣いして謝り)
>天羽
んーん、むしろ聞いてくれてありがとう。…一応何人かには伝えてる。中学の時は誰も聞いてくれなかったけどね。
…高校生になったら、何とも思わなくなると思ってたけど、なんか余計辛くなったんだよなー…w弱くなったんかな?w
(にこっと笑い。一応伝えてる人はいると伝え。ただ、あまり相談はせず。高校生になりより父親に似てきたためか祖母の当たりは強くなっていて。戯ける様に笑って弱くなったと言い。)
>天羽
違和感だらけ……って、あー…そう言われたら確かにそっち向けでもあるかもしんない。確かに荷物、…うん、荷物乗りやすいよな、この車。
( 失礼ながら分かりやすく言い表すとしたら美女と野獣のような組み合わせで正直に言うも、振り返って画材等が溢れた後部座席を見れば納得して前を向く。正直この手の車には良い印象が無く、直近の記憶を辿れば画材では無く、己の借金の為に嫁子供を売りさばこうとして失敗したクズが簀巻きされて転がっていたのが印象的で、そんな記憶を飛ばすように外を見て )
>皇
本当に嬉しいし、気にしなくていい。しんどい事とかも全部吐き出して泣いてもいいよ、俺たちにはそれくらいしか出来る事ないし。
( 静まった中で相手の泣き声が小さく響き、その間彼の頭を撫で続けて。落ち着いた様子を見れば一旦撫でる手を止めて涙を拭い )
>皇くん
そっか。とりあえずこうやって少しでも話が出来てる相手がいるならよかったよ。
気の利いた事言えないけどさ、抱え込む前に助け求めないと。自分を苦しめることになると思うから。
( 誰かに相談はできていると聞き少し安心し。しかし、やはり話を聞くだけでは問題解決には至らないのは当たり前のことで。かといえ、家庭事情に土足で足を踏み入れるのもはばかられる。)
>斎藤くん
うーん...そうか。
作品てさ、本当は自分で運搬するようなものじゃないんだけど。自分の作品に関してはそこまでお金をかけずに運びたいと思ってて。
( よく同僚にも言われるが、じゃあなんの車ならば自分に合っているのだろうと考えるとそれも分からず。かっこいいし、広いし最高の車なので気にしてはいないが。作品の運搬の話をしながら、ナビの通り道を進んでいく。隣町なのでそこそこ距離はあるが、そこまで混んでもいないのであと15分ほどあれば着くだろうと言った感じで。 )
>斎藤
ッ…なんっ、で…せっかく、涙止まったの、に…ッあぁ、もう…ッ、せん、ぱいの…ッせい、だ…ッく…ッ
(やっと止まった涙が、斎藤の言葉でまた溢れ。声を押し殺す様に泣き始め。)
>天羽
…なんで…なんで、みんな俺の事気にかけてくれるんだよ…っこんな、めんどくさい事情持ちなんて、無視しちゃえばいいのに…っ!なんで、手を伸ばしてくれるんや…?赤の他人やのに…っ
(高校に入学してから、自分の家庭事情を知った人は優しく、支えてくれる事に対して何故と言う気持ちが大きく。一筋の涙を流しつつ尋ね。)
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