ほっとみるくてぃー

あるんだ、それは凄いね。景色も変わってるだろうし、ちょっと面白そう。

俺もイヤフォンで聴いてたから、完全にイヤフォンシェア出来たよ。嬉しいな。

ﾌﾌｯ、うん。恋人がいい。
(抱き締められれば頭を撫でていた手を下ろし目を細め、頬擦りする彼の体温を感じホッとしたような表情になって。「そう。その調子で続けてみて。じゃあ、もう一度流してみようか」彼が顔を上げた事に気付けばﾆｺｯと笑いかけて、理解してもらえたかなと手と体を離し。)

目が覚めたら違う景色でびっくりしたよ。ちなみに、枕ごとね。その日は一日中、いつ逆さになったんだろうって事ばっかり考えてた。

本当！嬉しい。今もまだリピートして聴いてるよ。

そういう意味で言ったんじゃないからね？
（擦り寄せていた顔を上げると誤解が生まれないよう念を押して。「ん、わかった。ありがとう。」彼に教わったポーズのまま静止し、顔だけ彼に向けてお礼を言って。）

枕も寝相悪かったんだ、ますます不思議な体験だな。一日中考えた結果、答えは見つかった？

一緒に聴いてくれてありがとう。思い出が出来て嬉しいよ。あれ、そうだったんだ。俺もまだ再生中、何故か凄く落ち着くよ。

嗚呼、俺も君を子供だと思って接した事は無いよ。
(念押しされれば同じように自分の考えも打ち明け、離れていく体温につられ彼をじっと見つめて。「準備万端だね。流すよ」待ち構えるようなポーズから動かないのがおかしくて気付かれないように写真を撮ってから流すポジションに戻り、一束分の素麺を少しずつ流して。)

答えは見つからなかった。絶対動いてないって思ってるけど、動いたんだろうね。他には、お寿司みたいに布団を下に丸めて敷いてその上に乗ってた事もある。本当だよ？

イヤフォンシェア記念日だね。
聞けば聞くほど、聞きたくなる曲だね。

夢と現実がリンクしたのかな...もしそうだったなら、回転する夢？ﾌﾌｯ。それは、初めて聞いた。寝転がっていない姿勢でも、ちゃんと眠れるんだね。

記念日だね、記録しておかないと。
まさにそんな感じ。束紗君も？
この曲に出会ったのは数日前なんだけど、まさかこんなに虜にさせられるとは。君とこうして一緒に聴ける機会も出来たし...忘れられない曲になりそうだな。

篠宮ごめん！遅くなった。
寂しくさせてるね、ごめんね。

おかえり(ｷﾞｭｰ
平気だよ、今日もいっぱい会えて嬉しかった。
きてくれてありがとう、おやすみ。

ただいま（ぎゅ
ほんと？寂しかったんじゃない？本当の事言ってね？
日付け変わっちゃったけど、また明日ね。
おやすみ。

うん。篠宮はいつも僕を対等に接してくれてるって事、わかってるよ。
（こちらを見つめる彼と視線を合わせれば優しく微笑んで。「今度こそ。」素麺を掬う事に夢中で写真を撮られた事には気付かず、流れてくる素麺に対してお箸を動かしたくなるも堪え、教え貰った通りにお箸は固定したままでいると綺麗に掬う事ができ「わっ綺麗に掬えた！見て、篠宮！」とお箸で掬った素麺を持ち上げて嬉しそうに彼へ報告し。）

おはよう(ｷﾞｭ
本当だよ、沢山会えたから寂しくなかった。次会ったらしたい事とかを考えたりしているうちに時間が過ぎていたよ。

ありがとう。俺も世話を焼きすぎる所は自覚して反省したから、これからは一緒にしよう。
(視線が交差し優しい笑みを向けられれば落ち着いた眼差しになり、これからの行動を見直すと宣言し。「うまくいったね、おめでとう」嬉しそうに報告する彼の姿が視界に入れば素麺を流す手を一瞬止めて「写真、撮っておく？」と尋ねながらスマホを取り出して。)

おはよう（ｷﾞｭｰ
そっか、ならよかった。

あ、そうだ夢の話。
仰向けで布団に重なってたから腰が痛かったよ。今度は篠宮を下敷きにしてたらごめんね。

僕も記念日記録した。
君との思い出の曲になったよ、僕も。

でも、お世話して欲しい時もあるから反省はしなくていいよ。片付けは一緒にするけどね。
（ゆっくりと体を話せばにっと笑って。「写真撮っとく！僕が掬った素麺達と一緒に。」彼から写真を提案されれば目を輝かせ、麺つゆの器から素麺を掬い上げたポーズで笑みを浮かべて待機し。）

心配してくれていたんだね、ありがとう。
束紗君も寂しい時は俺に教えて、抱きしめに来る。

仰向けで？それは痛そうだね。束紗君に下敷きにされるならいいよ、ずっとくっついていたいし。

ほんと？お揃いだ、そう言ってもらえて嬉しいよ。次は、束紗君が教えてくれた曲を一緒に聴こうね。

じゃあ、程々に加減するということで。
(話の終わりが見えれば良かったとホッと息を吐いて、向けられる明るい笑顔に照らされ眩しそうに目を細め。「OK、いい笑顔だ」画面に入るように位置を調節してから何度かシャッターボタンを押し、素麺と共に映る彼を写真に収め。「撮れたよ、食べ終わってからゆっくり見よう」とまだ食事中だという事を考慮しそう提案し、食べるように促して。)

沢山来れると思って居たのに夜あんまり来れなかったから、僕の方が寂しかったかも。…抱き締めて？

ふふっ、想像したら笑っちゃう。ちゃんと元通りの体勢に直してよね。

スマホのカレンダーに登録したよ。
うん！どの曲聞こうか今から楽しみ。

うん！
（彼の返答に納得し頷き。「上手に撮ってくれた？見るの楽しみ！」シャッター音が鳴り終わると彼の方に歩み寄り嬉しそうにし、器に入った素麺を口にし冷たい物が喉を通る心地良さとシンプルな美味しさに目を細め「美味しい。次は僕が流すから、篠宮が掬う番ね。」と。）