通りすがりの監督生 2023-07-20 13:07:25 |
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>エイラはん
わざわざ届けに来てくれはったん?…ふふ、おおきに。
(眼の前の彼から自身のノートを差し出されると、一瞬目を見開いたもののすぐにいつもの柔らかな笑顔に戻り、彼に会釈をして礼を述べる。受け取ったノートは手近にあった小さな机に置き、相変わらず悶え苦しむ─最初の方にユニーク魔法を掛けられた上級生は痙攣を始めている─オスカイソギンチャクたちに横目を投げるとユニーク魔法をようやく解除した。咳き込みながらもひどく怯えた表情で、オスカーに謝罪している彼らを余所に「…そろそろ限界やね。…ああそうや、エイラはん。今日帰るの遅いから、俺が戸締まりしとくって寮長に言うといてくれへん?」相変わらずの柔らかな笑顔でそう頼みつつ、小首を傾げ)
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