天使と悪魔はワルツを踊る(〆)

天使と悪魔はワルツを踊る(〆)

グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-07-02 08:48:30 
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待ってるぜ、クソ天使サマ。

(お相手様決定済)

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  • No.128 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-07-30 00:07:55 



( /いえいえ!
私がただ暇で毎日お返事してるだけですので、背後様は背後様のペースでお返事していただければ…!無理なさらず…! /蹴可 )


、…ジャスティス?

( もう少しで夢の中へ爪先から浸かろうとする頃。鼓膜をくすぐる衣擦れの音にぱち、とエメラルドグリーンを開いては彼女を起こさない程度の小さな声で名前をぽつりと呼べばそのままシャンプーの香りをまといながら彼女が眠っているベッドの方へ。まっさらなクイーンサイズのベッドで眠る彼女はひどく苦しそうで、アリシアはベッドにそっと腰をかければまるで母親が子にそうするように彼女の頬をするりと撫でて。白いシーツに溶けてしまいそうなほど白く滑らかな肌を撫でた後は苦痛に歪む眉と、瞼と、唇。それらを伸ばすように優しく撫でては「 怖いものは何も無いわ。あなたを脅かすものは全て虚像。虚像は全て熔けて、それから無くなるわ。 」といつものような甘ったるいどろりとした蜂蜜の声で言い聞かせるように囁いた後にひとつだけ額にキスを落とし、そのまま彼女の髪をさらりと指先で撫でて。 )


  • No.129 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-07-31 13:56:54 



(額に触れる柔らかな感触。瞳を伏せ、寝苦しそうに呻くジャスティスの表情が心無しか和らいだような様子を見せる。─拷問課に異動してからは、随分と気が楽になった。自分は椅子の上から偉そうに指示を出すより、実地で相手を拷問する方が得意だと気付いたからだ。それに、今は拷問課に気の合う同僚たちもいる。二度とコキュートスに戻る気は無い、無いのだが…まだ、夢を見るなんて─未練があるということなのか、それとも─「…ン"…」ジャスティスはほんの微かに声を出したが、起きる様子はないらしく)

  • No.130 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-07-31 16:51:11 



……。

( 彼女の表情が幾分か和らいだのを見て、アリシアは小さく安堵の息を吐く。少し漏れた彼女の声に起こしてしまったかと覗き込んだ彼女はまだ起きる気配はなく、そのまま母親が子どもにそうするように─── はたまた眠った恋人にそうするように、天使の白魚の手は悪魔の金色の髪の先を弄び、ぼんやりと彼女の寝顔を眺める。「 …ふ。眠っていると随分と可愛らしいこと。 」彼女の寝顔にくすくすと笑ってしまえば、そっと長いまつ毛に覆われたエメラルドを閉じて小さな声でマザーグースを奏でる。…歌の中のハンプティ・ダンプティは元に戻らなかったけれど、彼女の夢が少しでも苦痛なものでないように。 )


  • No.131 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-08-05 12:33:41 


……寝すぎたわ。
(暫く時間の経った後、ジャスティスはふと目を覚まして不機嫌そうに頭を掻き毟り、そう声に出した。眦にはいつの間に流したのか覚えのない涙の跡が筋を描いており、それも彼女の不機嫌を助長させる原因になっているようである。乱暴に眦をごしごしと拭い、虚空に向かって手をひとつ叩いてはいつもの衣装─黒いスーツの上下─に着替えていた。テーブルの上に置いたままだった軽食のパンを手に取り、食いちぎってはもそもそとやけに鈍い動きで咀嚼しており)

  • No.132 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-08-06 12:54:19 



、……ん……。

( いつの間にか先程の状態のまま眠ってしまっていたのだろうか、アリシアは彼女の声に薄らとエメラルドグリーンを開いては眠たそうに何度か瞬きを繰り返した後にまだ覚醒しきってない─── もとい、座ったまま寝てしまったがゆえの睡眠不足か─── ぼんやりとした頭でいつの間にかいつものスーツ姿に戻り軽食を摂っている彼女の方を見つめて。「 …おはよう…、? 」といつもの甘ったるい声とは違う、どこか幼さの残るたどたどしい口調で彼女に声をかけてはまだ眠たいとこちらに信号を出す頭をリセットするようにふるり、と緩く首を横に振って。 )


  • No.133 by 常連さん  2023-08-17 18:36:05 

支援上げ

  • No.134 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-08-31 07:22:32 

(こちらの都合により、大変長らくお返事が出来ず申し訳ありません。まだいらっしゃいますでしょうか?)

ン、おはよ。
(彼女も起きているとはいえまだ完全には覚醒しきっていないのだろうか、赤い瞳はきゅうと細めたまま、どこか寝惚けたような甘い声で答えながらアリシアの頭に手を伸ばし、その髪をくしゃりと乱す。その後は気怠げな欠伸をひとつ、また手を虚空に向けて叩き、空になった自身の皿を下げさせた。普段とは違う銘柄の箱から抜き出したメンソールに火を点け、乱れているネクタイを締め直し、煙を吐き出しながら「で?もう帰ンのか?ま、オレはどっちでもいいンだけどよ」と素っ気なくも、どこか引き留めるようにも聞こえる微妙な声色でアリシアに尋ねて)

  • No.135 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-08-31 19:45:13 



( / お久しぶりです…!私も返事が途中まちまちでしたのでお気になさらず!
またお話できて嬉しいです…、! )

─── ん、ふふ。おはよう。

( まだ若干微睡みの中にいる意識の中で彼女の甘い声と髪を乱す手にふにゃりと微笑めば、くすくすと擽ったそうな笑顔を零しながら改めて挨拶を。ふわりと鼻腔を擽る煙草の匂いは自分が普段よく吸っている細身のメンソールによく似ていて、彼女も気に入ったのかしらなんて柄にもなく嬉しくなってしまう。だんだんと覚醒していく意識に身を任せていれば、ふと告げられた彼女の言葉に─── 正確にはその言葉の温度感や声色に ─── ぱちり、と柔らかなエメラルドグリーンの瞳を丸めたあとにすぐに花が綻ぶような柔らかな笑顔を浮かべて 「 まだ一緒に居たいわ。だめ? 」といつもの甘く蕩けた蜂蜜のような声で強請り。あくまで強請っているのは自分、だけど先程の彼女の声色からはどうしても引き留めるような色が混じっていたような気がしてアリシアは上機嫌そうにこてりと首を傾げて見せて。 )


  • No.136 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-09-01 12:15:25 


好きにしろよ。
(声は素っ気なく聞こえるものの、どこか満更でも無さそうにも見える表情を浮かべながらジャスティスは煙草を灰皿に押し付けた。慣れない味をした煙草の口直しをするかのように水を一気に飲み干し、尻ポケットで着信を告げる携帯を取り、電話越しの同僚と今日の業務の打ち合わせを始める。「あ?5人だ?今日はやけに少ねェな。…ま、いいけどよ。ン、10分で向かうわ」電話で会話をしながらも彼女は乱れたままの髪を整髪剤でセットし、サングラスを磨き、普段の姿へと用意を進めていく。完全に普段の彼女に戻ったところで「オレ、もう出るけどよ…どうすんだ?アリシア」とベッドの上に腰掛けたままのアリシアに声を掛け)

  • No.137 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-09-01 19:22:32 




拷問課の責任者様のお仕事が見たいわ!

( 仕事の電話らしい其れに聞き耳を立てていれば、どうやら今日は仕事量が少ないらしい。職場体験はさせてもらったけれど、実際に責任者である彼女の拷問は見たことがないな…とふと思いつけばアリシアはきらきらとエメラルドグリーンの瞳を輝かせてはひょい、とベッドから立ち上がり、天使らしい美しいブロンドを両サイドから今日に編み込んでいき後頭部の下あたりでクロスし簡単にまとめていく。それからぱちん、と指を鳴らせば真白のギリシャワンピースは全身をすっぽりと隠すほどの黒いローブに早変わり、最後に目元あたりまでフードを被ればまじまじと顔をのぞき込まない限り天使には見えないだろう。「 これなら騒ぎにならないでしょう?罪人みたい? 」アリシアはくい、と軽く両手でフードを上げてはその下からくすくすと悪戯っぽい瞳を覗かせながら笑って。 )


  • No.138 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-09-01 22:43:11 


ハハ、いいぜ。見学させてやンよ。
(アリシアの早着替えに茶化すような口笛を一つ、煙草の箱とライターを尻ポケットに押し込みながらジャスティスはアリシアの手を引いた。玄関を出るなり踵で路地の石畳を何度か叩き、普段の出勤方法である─骸骨の腕を地面から召喚し、職場である地獄へと引きずり込んでもらう、一見するとかなり奇抜な方法―で今日はアリシアを連れて拷問課へと出勤し、適当に同僚に声を掛けつつ3号室へと入っていく。目の前の椅子には天使らしい男が拘束されており、無駄な抵抗を必死に行っていた。ジャスティスは拷問器具を手にし、軽薄な声色で「今日は寒いなァ」と何の意味もない、返答すら求めない世間話をしながらにその男の歯を引っこ抜いて)

  • No.139 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-09-02 01:39:58 



─── 、。

( 骸骨に引きずり込まれて落ちた地獄。その移動方法は流石のアリシアの初めてでちょっと怖かったのかきゅ、と彼女のスーツの裾を軽く掴む。だが到着した地獄は特にいつも通り─── とは言ってもちゃんと見学したのは昨日が初めてだが ─── 悲痛な叫び声や耳の痛くなるほどの悲鳴ばかりに満ち溢れていて。そうして入室した部屋に居たのはアリシアもよく顔を知っている天使、確か彼は最近恋人ができたとかなんとかで幸せそうに笑っていたのを覚えている。なんてことも無いように、世間話の延長として、淡々と行われていく彼女の拷問というのは実にスムーズで、幸せの絶頂だった同胞が痛み苦しんでいる姿よりもよほど目がいってしまう。アリシアは目深に被ったフードからじ、とその様子を見つめては、止める様子などミリもなくただただ眺めて。 )


  • No.140 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-09-02 20:20:32 


あ?何だお前、女いンのか。
(ジャスティスは拷問の片手間に目前の男についての資料に目を通しており、ふとそんなことを口に出す。途端に男は目を見開くと彼女に手を出すな、と叫びながら発狂したかのように暴れ出し、半分程歯を抜かれた口ではあったが彼女の手袋越しの手にぎり、と噛み付いた。だが彼女は「痛ッて、何すンだよ」と然程痛くも無さそうな声色で小さく漏らしただけで、今度は男の脚にナイフの刃を当て、容赦無く脚の筋を切断する。散々嬲った後、ほぼ肉塊と化した男に飽きたかのようにすっくと立ち上がり、煙草の煙をゆったりと燻らせた。噛まれた手からは手袋に吸収される程の僅かな量ではあったが、血が滴っており)

  • No.141 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-09-02 21:55:37 



すごいわ、スプラッタホラーショウを見てるみたいだった。

( 途中、拷問されている身分でありながら彼女に噛み付いた男天使を見て〝こんな子だったかしら〟なんて驚いたものの、人間もそうでない者達も極限まで追い詰められたらああなってしまうのだろう。それが自分の愛する人が関わっているのならば、尚更。アリシアは愛などという尊ぶべきものは知らないしわからないが、きっとそういうものなんだと自分を納得させればフードをぱさりと脱いで彼女に近付きへらりと上記を告げる。そうしてもう既に肉塊となった同胞へ視線を向けることなくそっと先程天使に噛まれていた手を優しく取ればそのままするりと手袋を脱がし、「 痛い? 」と問いかけたあとに唇にルージュのような血が着くことすら厭わずその傷口に唇を落とし。大きな怪我はさすがに天使の力でもどうにもならないが、この程度なら治癒することができるのか軽いリップ音の後に唇を離せば傷跡はきれいさっぱり消え去って。 )


  • No.142 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-09-03 21:19:45 

別に痛くはねェンだけどよ…ま、サンキュ。
(多少見知った相手とはいえ、いきなり手袋を外される上素手に唇を落とされるのは慣れないのか一瞬だけ嫌そうな表情を浮かべるものの、傷の治った手を3号室をぼんやりと照らしている薄暗い明りに翳す。ジャスティスは自身の手から先程の歯型が綺麗さっぱり消えているのを目に留め、「ほお…クソ天使サマの力ってのも偶には役に立つンじゃねえか」と感心したように呟いた。ぞんざいに謝意を述べつつ吸い殻になった煙草を地面に捨て、ブーツのヒールで揉み消した後「ああ、そういや…最近ウチに高等天使どもがよく連れてこられるンだけどよ、今天界で大リストラ祭でもやってんのか?」と軽く問い掛け)

  • No.143 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-09-04 09:30:39 




?嗚呼……そういえば新しく就任した大天使が気難しい男でね。気に入らない天使を片っ端から処分しているらしいわ。

( ふと彼女から問いかけられた質問にきょとん、と瞳を丸くしたあとにまるでどうでもいい事を今思い出したかのようにそう返しては、大変よね。なんて他人事のように零して。最も、その男に謎に気に入られているアリシアにとっては本当に他人事である。むしろその男からの過度なスキンシップやら何やらの方が余程悩みの種だ。「 淹れた紅茶が不味かったから、最近幸せそうで浮き足だっているから、単純に気に食わないから…あとは何だったかしら。自分の〝お誘い〟を断ったから地獄に落としたなんて噂もあったっけ。 」その男が地獄に落とした ─── もといクビを宣言した天使たちの様々な理由を思い出すかのように指折り数えては、アリシアは呆れたように肩を竦めて。 )


  • No.144 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-09-04 18:22:53 

ンだよそれ、下らねェな。"お誘い"ったってそりゃ夜のだろ?女が靡かねェからってのは無ェわ。
(クソ天使サマ─アリシアから話を聞いてみれば、ジャスティスが最近気にしていた『天界大リストラ祭』の事情など至極下らないものであった。思わず気の抜けたような声を出しながら新しい煙草を箱から抜き出し、「気難しいっつーか…ガキだなァ、ソイツ。堕ちてきた高等天使共拷問するよりソイツ連れてきた方が早ェだろ」と投げ遣りな返答を返す。口から吐き出した紫煙をふわりと燻らせ、手袋を嵌め直し、気怠げに壁に凭れ掛かり)

  • No.145 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-09-04 20:38:53 




あっはは、ジャスティスったら大人ね。

( 自分も同じく壁に背を預けながら彼女の言葉に思わず声を上げて笑ってしまえば、天使らしからぬ笑みで唇を釣りあげては「 でもね、そういう悪いことはぜぇんぶ主がご覧になってるわ。 」と懐から取り出したのはそれ自体の毒は微小だが積み重なれば猛毒となり身体にも残らないという毒薬。ご丁寧に水に溶けるタイプ。アリシアはそもそも気軽に身体に触れてくるソイツが気に食わなかったので、就任早々に天界からご退場願おうとしていたのだ。いつもと何ら変わらない、甘ったるい蜂蜜のようなどろりとした声で「 だから悪い子はサヨナラしないとね? 」なんていつもの調子でにっこり微笑み。 )


  • No.146 by グラサンオールバックの悪魔(♀)  2023-09-13 18:41:05 

ふうん。主は見てる、ねェ…随分とアリシアにだねお優しい主じゃねェか。
(ジャスティスは眼の前に差し出された小瓶と微笑みで全てを悟ったらしく、普段はあまり他者に見せない皮肉な笑みを浮かべながら煙草の煙を吐き出した。吸殻を地面に投げ捨て、ブーツのヒールで揉み消そうとした時、新しい罪人が3号室に放り込まれてくる。新たな罪人はどうやら人間のようで、彼女は一瞬硬直した後面倒そうにそちらを見やって舌打ちを一つ、「…ワリ、新しい仕事だわ。良けりゃ見てくか?」とアリシアの方を向いて問いかけ)

  • No.147 by 見た目が良くて性格が終わっている天使(♀)  2023-09-16 20:23:27 



あら、だって私『良い天使』ですもの。

( いけしゃあしゃあと、なんの穢れも知らない柔らかな天使の笑顔を浮かべればアリシアは彼女の吐いた白く揺らめく紫煙をぼんやりと見つめて。そうして新しく運び込まれたのはどうやら人間のようで、本当に種族関係なく拷問するんだなあなんてぱちぱちと瞳を瞬きさせる。「 ええ!貴女がお仕事しているところ見るの、わたし好きよ。 」彼女の問いかけににこやかにそう答えては、どうせすぐ死んでしまう人間ならば隠す必要も無いだろうとフードを外したまま入口付近にある椅子に腰掛けて。 )


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