一見さん 2023-06-23 07:14:57 |
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(/一般人の作成完了しました。雑食マンとしてどの方向に転んでも良いように男女両方作ってきました。もし何か不備や訂正して欲しい箇所がございましたらお好きにお申し付けください!)
名前 / 東雲瑠璃(しののめ るり)
性別 / 女
年齢 / 31
性格 / 誰に対しても優しく、困った人を放っておけないお人好しだが芯が強く、我慢強い。時折本音や本心を悟られないよう飄々した言動を吐くことがある。また自分に厳しく他人に優しくを信条としており自分の事を顧みず他人を優先しがちで自己犠牲も厭わない。故に甘やかすのは得意だか甘えるのは苦手な方。
容姿 /胸の辺りまで伸ばした癖のない黒髪に垂れ目気味の黒い一重の瞳で目元と相まって柔らかい雰囲気の顔立ちをしている。167cmで太りにくい体質なのか細身かつ手足が細長いが病的というほどではなく健康体そのもの。服装は人前やそれなりの場ではきちんとした格好をするが部屋着は奇抜で派手な色合いでなければなんでもいいという割と無頓着な方。
備考 /物心がつく前の小さい頃両親が離婚し父方に引き取られた父子家庭育ち。家庭と仕事の両立させようとした父の苦労していた背を見ていたため、家の家事手伝いからアルバイト等を頑張り今は独り立ちした己に負担にならないため施設に居る父を悲しませぬよう中小企業に勤める会社員として日々を生きている。
名前:藤堂隼人(とうどう はやと)
性別:男
年齢:31
性格:困った人を放っておけないお人好しだが、お人好しが幸いして貧乏籤を引きやすい。あまり目立つことは得意ではなくコミュ障ではないが学校の教室の隅の席で一人でいるようなタイプで交友関係は狭く少なめ。他人の世話を焼くのは好きな方だが気を許し懐に入った人間にしかしない。
容姿:癖っ毛気味の黒髪で長さは首にかかるぐらいだが無造作に髪をセットしており、茶色がかった黒い一重の切れ長で釣り目の瞳。そこそこ綺麗系の中性的な顔立ちだが度が入ってない牛乳瓶の底の様なレンズをした伊達眼鏡で気づかれないことが多い。171cmと一般的な日本男性の平均身長であり体型はガリガリか細マッチョでいえば細マッチョよりだがそこまで鍛えているというわけではなく薄っすら筋肉がついている程度。服装は基本家での仕事が主なため動きやすく着られればいいという感じ。外に出かける際は一応TPOに合わせた服装を着る。
備考:物心つく前に孤児院の前に捨てられ、孤児院で育った過去があり。小中高と孤児院育ちと中性的な顔立ちと声色を弄られたため、小さい頃は明るく活発であったが今の様な見目や性格もなるべく目立たぬようにひっそりと生きるような感じになってしまった。仕事は在宅ワークのプログラマー。
ヤの付く自由業さんの設定が完成いたしましたので、掲載しておきます。此方も男女共取り揃えております。年齢や容姿など変更すべき点などございましたら遠慮なく仰ってください。
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熊谷直哉/Naoya Kumagai 20歳
容姿/若干天然パーマの入ったゆるやかウェーブの黒髪ツーブロックヘア、眉はやや吊り眉気味だが、目尻が垂れて穏やかそうな印象を与える明るい茶色の瞳、右の目元に泣き黒子があり、明るく爽やかな、鬱陶しくない色気を纏っている。肌は色白な方。顔立ちはかなり端正に整い、今どきの爽やかな美青年と言った雰囲気を漂わせている。服装は白のTシャツに黒の七分丈ジャケットを羽織り、ダメージ生地のジーンズと軽いスニーカーを履いている。
性格/明るくて人懐っこくお喋り好き、誰とでも仲良くなれるタイプ。友人は多いがほとんどが表面上の付き合いであり、本心から仲の良い友人はいないに等しい。
備考/表向きは名門私大のキャンパスライフを謳歌中の大学2年生。だが実家はヤの付く自由業であり、一応長男坊兼次期組長なので組員からは「直哉坊ちゃん」と呼ばれている。
熊谷冴子/Saeko Kumagai 25歳
容姿/側頭部の髪を編み込んだ艷やかなストレートの茶髪を胸元辺りまで垂らし、眉は穏やかに垂れているが、目尻は吊り上がって眼光が鋭く、猛禽類のような鋭利さを持つ黒い瞳。肌は手入れに気を遣っているのか色白でハリがあり、顔立ちは少々人相が悪いが気の強そうな美女ではある。服装は黒のタートルネックにジーンズと至ってシンプルではあるが、ブランド物のバッグやアクセサリーで嫌味でない程度に着飾っている。
性格/物言いはストレートで口調も強いが、そこはかとない気遣いは出来る。本心は優しいようだが態度に表すのが苦手らしい。
備考/表向きはアパレルブランドの販売員であり、一切のお世辞なしに似合うと思うものを勧めてくれるので人気があるらしい。実家はヤの付く自由業。組員からは「お嬢」と呼ばれている。
(/わざわざ両方取り揃えてくださって感謝します。直哉君も冴子ちゃんも魅力的過ぎて、変更点は特になしです。むしろどちらか片方を選ぶことがとても難しいです…!組み合わせとしてはどういう風にしましょうか?娘に関しては問題なしですが、息子に関しましてはある程度押しが強いというか強引さが必要かもしれませんし。)
気に入って頂けたようで幸いです。
組み合わせは直哉×隼人様、冴子×瑠璃様などいかがでしょうか。押しが強いのは恐らく冴子より直哉の方ですので…
(/成程。その組み合わせが一番しっくりきますね。あとはそれぞれの出会いというか交流するようになったきっかけですね。娘の方は同性の友人と買い物で冴子ちゃんが働く店に訪れて、一切お世辞なしに似合うものを勧めてくる冴子ちゃんを気に入り常連客になる等と考えられますが、息子の場合はいかがいたしましょうか?ひとまわりぐらいの年齢差かつ在宅ワークのプログラマーと表向きは大学生、裏はヤの付く自由業かつ次期組長という接点が皆無ですから…。)
たまたま隣に直哉が引っ越してきて、「ご飯作りすぎたから食べてください」や「お土産のお裾分け」などの名目で事あるごとに隼人様に絡み、居酒屋の帰りに酔い潰れて部屋を間違え、隼人様の部屋のドアを叩きまくる…などどうてしょうか。あくまでも今考えたものですので、他のシチュエーションが良いなどあればご遠慮なく。
(/それ、良いですね!息子としてはグイグイくる直哉君みたいなタイプは周りにあまりいなかったので最初の方こそなるべく手短に会話を終わらせるようにし直哉君が酔っ払って己の部屋のドアを叩いて来たときは必要最低限の対応をなんてしていたが次第に会話は長く弾むようになり、世話焼きな面が出て酔っ払った直哉君を己の部屋か相手の部屋で介抱するようになってゆく…。なんていう流れはどうでしょうか?)
(/…此処から先は文字が途切れているようだ…。なんてありがちな描写をつづけてすみません(苦笑)
いえいえ、そちらの始まり方が良かったお陰ですよ。で、最終的には直哉君がヤのつく自由業かつ次期組長ということが分かった段階であの手この手で息子が逃げれないように直哉君は手を尽くした後という展開になると。)
(/ましてや息子は孤児院出身の現状天涯孤独の身の上ですからね。外堀を埋めるのは容易いことかと。冴子ちゃんと娘のやり取りも捨てがたいですが、始まりと終わりまで話し合った直哉君と息子で物語を紡ぎましょうか。)
(/そうですね。其方のロルがどのような感じなのか把握したいですし、それによって此方のロルもどのように回したらいいか傾向が分かりますから。始まりはお好きな感じでどうぞ!)
( 了解致しました。
では、背後はこの辺りで一旦失礼を…)
ど~も~!隣に引っ越してきた熊谷です!
(『実家から大学に通うには遠いし、裏社会以外の社会勉強も兼ねて』という名目の元親元を飛び出し、大学の近所にあるアパートに引越した当日のこと。元々荷物は少ない方なので早々に片付けは終了し、手持ち無沙汰にスマートフォンをだらだらと弄っていた時、ふと隣の部屋に表札が掛かっていたことを思い出した。親から持たされた引っ越し挨拶用の手土産を片手に、隣の部屋のインターホンを押して、出来る限り明るく呼びかけてみて)
(/此方の初回ロルが多少長くてすみません…!返しやすいように適宜カットしても構いません。今後のロルはこれより短くなるので其方は無理に此方に合わせないようにしなくて大丈夫ですので。)
…どうも。藤堂です。
(20の頃に育った孤児院から出て、それ以降ずっと一人暮らしを続け、とうとう三十路になったがその間恋人のこの字もなく、己には縁遠い話だと割り切り、今日も今日として黙々とクライアントの要望通りのプログラムを完成させるため、作業に没頭していたがふとインターホンが鳴った音と共に聞こえてきた明るい声色に、作業の手を停めてパソコン用に掛けていたノンフレームのブルーライトカットメガネから牛乳瓶の底の様な瓶底の伊達眼鏡へと掛けなおし、己の服装は長年着続けてくたびれた感じが出ている七分袖の無地のグレーのTシャツに黒のスウェットパンツという格好だが問題ないだろうと、部屋の扉へと向かいながらそういえば空き室だった隣から引っ越しの際の様な物音がしていたことを思い出しつつ、内側のチェーンロックと内側からロックを解除して、ゆっくりと静かに扉を開けると、インターホンを鳴らした人物を短い挨拶と表札に書かれた通りの苗字を名乗りながら出迎えようとして)
(了解致しました。
わざわざお気遣い頂き、感謝致します。)
あっ、ども~!今日から隣の部屋を借りてる、熊谷って言います!つまんないものですけど、これどーぞ!
(ドアを開けて出てきた相手は、直哉が想像していたよりも少し年を食っていた。おそらくは三十路くらいだろうか?とにもかくにも人懐こい営業スマイルを浮かべ、軽く頭を下げる。思い出したように桐箱に入っている素麺を相手に手渡し、それとなく相手の部屋に目を配ってみた。実家のように掛軸も無ければ日本刀もない、ごく普通のカタギの部屋であることに少々ホッとしたらしい)
これはご丁寧にどうも。…俺、隣ですし基本部屋にいるので何かあったら相談位乗りますよ。
(インターホンを鳴らし隣に引っ越してきたのは若者特有の明るい大学生風の青年であり、特筆すべきはかなりのイケメンであること、その相手が人懐っこい笑顔のまま頭を下げたのち、引っ越しの際の挨拶に渡す品物を差し出してきたが、高級感のある桐箱だったので内心本当に大学生か?等と思いつつ爽やかな好青年といったような印象の相手に少しだけ絆されたのか僅かに微笑みを浮かべながら世話焼きな面を出しつつ受け取り、相手が部屋の中へと目配せすれば一人暮らしの男性らしくシンプルな内装や家具で纏められているが、床に座って作業するのに最適な高さのテーブルの上にはシンプルな黒いデザインのディスクトップパソコンとその周りは何か資料や本などが置かれているのが見えるだろう)
あ、じゃお言葉に甘えて~!俺料理とか趣味なんで、ちょいちょいお邪魔するかもです!
(我ながら少々引越しの挨拶で桐箱は大仰すぎないか親父、とハラハラしていたが、無事に桐箱を受け取ってもらえて安心したのもつかの間。相手からの言葉にぺこり、と頭を下げ、営業スマイルの口元を更に緩めて歯を見せてみる。そんなときふと、『近所のカタギと馴染めなければ実家に戻ってこい』と家を飛び出した自分の背に父の投げかけた言葉を思い出し、絶対戻ってやるもんかよ、と内心毒づきながら早速『作りすぎる』今日の夕飯を考えているようで)
料理が趣味なんてすごいですね。…では、そろそろ仕事に戻らないといけないので。
(多少桐箱に引っ掛かりを覚えたものの、初対面で突っ込むべきことでもないし、相手は大学生と思われるのでご近所付き合いはそこまでないだろうと、先程の相談に乗るというは半分は社交辞令のようなもので、そんなことは露知らず笑顔を更に緩ませ歯を見せる相手に、ふとやりかけの仕事の事の納期が頭をよぎり、会話を切り上げようとして)
あっ、仕事中だったんですか?すみませ~ん、わざわざ出てきてもらっちゃって!じゃ!
(相手の言葉に反応し、慌てた様子で再び頭を下げると踵を返し、申し訳無さそうな声で謝罪しつつ部屋へと戻る。自室のドアを閉め、鍵をかけた後は楽しげに鼻歌を歌いつつ夕飯の準備にかかり)
いえ、お気になさずに。
(己の言葉に反応し、慌てた様子で頭を下げ、申し訳ないといったような声で謝罪をしつつ部屋へ戻っていったので、己も自室の扉を閉めると内側のロックとチェーンを掛けてから、キッチンへと立ち相手から貰った桐箱を開けると中身は素麺であり、木箱入りの素麺の保存の仕方等をすぐに電話に出られるようにスマホは肌身離さず持っていたため、調べてその方法通り木箱のまま直射日光に当たらない暗い場所で、できる限り涼しく湿度の低い環境の所へしまうものの、今日の夕飯はいっそのこと素麺にでもしようかと、料理の腕は長年の一人暮らしの経験からある程度は出来るため、スマホで素麺のアレンジレシピを調べていて)
(冴子を直哉の姉という設定に変更致しました。不都合などあれば修正致します)
ん~…なんか上手くやれそうな気はする。
ねーちゃんもそれなりにやってんだろ?ん、それならいーんだけど。
(夕食の準備中、ふと携帯が震えて着信を告げる。表示された名前は『冴姉』、直哉はコンロの火を止めて応答ボタンを押し、明るい声色でその電話に答えた。電話の相手は姉らしく、家を飛び出した弟に上手くやれそうか、体調はどうかなど取り留めのない話を小一時間ほどした後、通話は終了する。携帯を尻ポケットに捩じ込み、再び料理を再開するーしばらくして、ダイニングテーブルには大量の野菜炒めが盛られていた。適当な皿に移し分け、『隣の熊谷ですー!野菜炒め作り過ぎちゃったんで食べてもらえません?多分5人前くらいあるんすよー!』と隣の部屋のインターホンを鳴らして呼びかけ)
(/大丈夫です。娘も何か息子との接点を思い、同い年なので同じ高校に通っていた元クラスメイトかつ唯一息子の事を偏見を持たず接した友人であり今でもちょこちょこ連絡を取り合っている仲だが双方恋愛感情はなし、という感じにしようかなと思っていますがよろしいでしょうか?)
…もしもし?あぁ、こっちは特に変わりはないよ。そうだ、隣にすごいイケメンが越してきてな。こんな俺でも明るく接してくる良い人なんだ。俺が人の事の話すのは珍しい?そうかもな。彼とは良い関係が出来そうだと思っているかもな。
(スマホで素麺のアレンジレシピを調べながら、今日の夕飯になりそうなものを探していたが唐突にスマホが着信を告げる音とバイブレーションに驚きつつ、画面に表示された名前をみてふっと表情を緩ませながら電話に出ると、それは己が高校に通っていた時に己の事を特に弄りもせず普通に接してきたクラスメイトかつ良き友人が、今でもちゃんと生きているか人付き合いは大丈夫かと心配する内容で、此方は変わりがない事を伝えつつ今日あった出来事を語ると、己が人の事ましてや初対面の相手をこうも褒めるのは珍しいと言われて、それを肯定しつつ他愛もない話を少々したのち電話を終えると、ちょうどよくインターホンと先程の明るい声色が聞こえ、その内容にあれは社交辞令ではなかったのかと驚きつつ、部屋の扉の前にいきチェーンを外し内側のロックを外すと、先程と変わりない扉の開け方をし「…わざわざありがとうございます。ちょうど夕飯を何にしようか迷っていたんですよ。」と扉の前に居る相手に作り過ぎたものをわざわざ持ってきてくれたことに感謝するようなことを述べて)
(ご了承頂きありがとうございます。勿論大丈夫ですよ)
いえいえ!俺も昨日まで実家暮らしだったんで、ついつい実家のノリで作っちゃって。
(出てきた相手からの言葉になはは、と眉を下げてはいるが、満更でもなさそうな苦笑いを浮かべつつラップで包まれた野菜炒めの皿を差し出し、『多分食べれないことはないと思うんすけど、実家がむさ苦しいもんで…味、ちょっと濃いかもです』と全体的にソースで茶色になった野菜炒めを見つめながらそう付け加えてみて)
(/そう言ってくださって一安心です。では背後は一旦失礼します。又何かありましたら小さい事でもいいので呼んでください。)
そうでしたか。料理が趣味なのはその名残なんですね。
(己の言葉に眉を下げているものの、何処か満更でもなさそうな苦笑いに引っ越しの挨拶をしてきた相手の言葉を踏まえた返答をし「…大丈夫ですよ。味がある程度濃い方がご飯にも酒のツマミにも会いますから。」と差し出されたラップに包まれた野菜炒めが乗った皿を見れば、全体的にソースで味付けされたであろう茶色に染まった野菜炒めに、あまり味の濃い物は一口二口ぐらい食べればいい方なのだが、折角の相手の好意を無下にはできないと愛想笑いを口元に浮かべつつ差し出されたそれを受け取とるが、それは苦笑が混じった愛想笑いに見えるだろう)
あ、食べられなさそうだったら捨ててもらって大丈夫なんで!
(目聡く相手の反応を伺い、相手が皿を受け取ったところで、軽い調子の声でそう付け加えては夕飯をラップもしないまま放置してきたことを思い出したらしく、『あ!…絶対冷めてる…んじゃ!』と肩を落とした後頭を軽く下げ、慌ただしく自分の部屋へと戻り)
あ、いえ、そういうつもりでは…!
(己の苦笑いが混ざった愛想笑いを見て軽い調子の声だが食べれなければ捨てても言いという発言に、完全な愛想笑いが出来ていなかったことを察し、慌てたように訂正する言葉を述べるものの、恐らく作っていた野菜炒めをそのままにしていたのだろう、料理が冷めていると言い残し慌ただしく部屋に戻っていく相手の背が消えるまでしばし呆然とした様子で見送っていたが、はっと気づいたように己も自身の部屋の中へと戻ってゆき「…何故、俺は満足に愛想笑い一つも出来ないんだろな…。」と貰った野菜炒めと引っ越し祝いに貰った素麺で夕食の準備をしながら先程の相手とのやり取りを思い返し、折角良い関係を築けそうだと友人にも良い報告が出来たというのに、自分自身が情けないと嘲笑うような乾いた声でため息をつきながら呟き)
…あー…やっぱ冷めてんじゃん!最悪!
(相手の顔をろくに見もせず、自室に戻ってみれば案の定、先程まで湯気を立てていた料理はすっかり冷めきっていた。悪態を吐きながらも電子レンジに皿を放り込み、しばらくの間携帯を触っていたが、電子音と共に湯気を立てる料理が出てくれば黙々と食べ始め)
…ん、やっぱり少し濃いな。
(貰った野菜炒めを一口食べ、味の濃さは思った通り濃く感じ、完食するには多少工夫しようと素麺を一人で食べるぐらいの量を茹でてから野菜炒めをしっかりと素麺に味がつくように混ぜ合わせ、試しに一口食べて味の濃さが丁度良くなったのでキッチンに立ったまま手を合わせてから食べ始めて)
ん~…どうしよっかな。
(料理を食べ終わり、皿を雑に洗って乾かすとソファに寝そべり、姉からの連絡に目を通す。『父さんが色々聞いてきてるけど、何も教えてないから安心して』と端的なメッセージに『さんきゅ』と返信をするとスマホをスリープ状態にし)
…ふぅ。ご馳走様でした。
(キッチンで立ったまま黙々と食べ進め、やがて食べ終わったので使った食器や鍋等を丁寧に洗うが、相手から皿ごと貰ったことを思い出し、皿に汚れや水滴等ついていないかどうかを念入りに確かめてから、皿は相手の元に返そうと万が一落として割らないように小さめのコンビニなどで貰える袋に入れて「すみません。隣の藤堂ですけれど。」と部屋を出てインターホンを鳴らす前に小さく深呼吸してから鳴らしてから己がどこの誰なのか名乗って)
あっ、はーい!
(少しの間うたた寝していたらしく、インターホンの音で目を覚ますと慌ててドアチェーンとドアロックを外し、少々眠そうな顔を覗かせる。相手の手にある皿を見ると『わざわざ持ってきてくれたんすか?ど~もです!うおー、俺が洗うのの五倍くらいキレーじゃん!』きれいに洗われた皿について若干オーバーすぎるほどのリアクションを見せる。一通り皿へ反応した後、『藤堂…さん?でしたっけ。絶対仕事とかできる社会人でしょ?』と笑って)
…あ、眠っていたところ起こしてすみません。
(インターホンを鳴らせば、しばらくしてドアチェーン等が外れる音と同時に扉が開けば、部屋の主である相手がどこか眠そうな顔をしていたので起こしてしまった申し訳なさから謝って「はい。そ、そこまで持ち上げなくても…。」相手の問いかけに小さく頷くものの、己が洗った皿の綺麗さに多少オーバーすぎる反応に面と向かって褒められ慣れていたため、少々照れさが混じったような声色で謙遜し「…いえ。俺なんて、ただのしがないプログラマーですよ。」と己の事を過大評価している相手の言葉に、もし相手みたいに明るくいられたら普通に会社勤めの会社員になっていたのかもしれないという考えがよぎり、少し間を置いた後に自分など取るに足らないつまらない人間だと、眉を下げ相手から視線を他へとやりながら己の職を明かし自分の事を卑下し)
プログラマー…?って、あれっすよね?IT関係って奴。
(相手からの謝罪には明るく笑いつつ、『いえいえ、逆に起きれたんで大丈夫っすよ~!』と返す。相手の反応を若干気にしつつも、耳馴染みのない単語を脳内から引っ張り出し、『あ、そういえば俺の友達にもいますよ!IT系志望のやつ!高橋っていうんすけど…』と取り留めのない話を)
まぁ。簡単いえばそうですね。
(己の謝罪に明るく笑いながら大丈夫だと言う相手にほっと胸を撫で下ろし、己の職を明かせば一言でIT関係といっても色々のあるのだがプログラマーはそれに分類させるためこくりと頷いて見せて「今はインターネット社会といっても過言ではないですからね、IT関係の仕事は需要高い方だと思いますよ。」と先程みたいな失敗をしないようにと言葉や表情に気を付けつつ、相手の話は時折適切な相槌をうちながら聞いていて)
んで、その高橋が…って、これ俺ばっかり喋ってます?大丈夫すか、話つまんないとかあったらやめますんで…すぐ言ってください!
(暫く上機嫌に友人の失敗談や人となりを話していたが、ふと気付いたように相手の顔を見ながら苦笑いを浮かべ)
気にしないでください。若者の話を聞くのは好きな方なので。俺の方は大丈夫ですけれど、其方のお時間とか大丈夫なんですか?
(元々話し手より聞き手側に回ることが多かった為、人の話を聞くこと自体は苦ではないため、相手の言葉を否定するように言葉を述べつつ、おそらく大学生だと思われる相手の今後の予定を気にして問いかけて)
若者って。なんか藤堂さんがおじさんみたいじゃないすか!まだまだ若いっすよ!
(相手から『若者』と呼ばれれば面白そうに笑ってみせ、三十路の相手を見つめる。自分の『実家』にいる若手なんて40代がデフォルトで、そんな奴らに比べればまだまだ若い、という言葉は直哉の本心から出たもの。予定を心配されれば『あ、だいじょぶっす!今日は講義ないんで!』と返し)
気を遣わなくていいですよ。貴方から見れば俺のような三十路はおじさんのようなものですから。
(相手の素性なんてわかるわけもなく、ただ本心からでた言葉だと思わず己に気を遣った発言だろうと、自分の事をただのしがないおじさんだという意味合いを苦笑交じりに述べて「そうですか。講義ということは大学生なんですね。大学生活は楽しいですか?」と相手に予定がない事に安心したのち、講義という言葉にやはり見た目通り大学生だと確信し、己は高卒なので今どきの大学生はどういう風に過ごしているのか気になり問いかけて)
大学めっちゃ楽しいっすよ!バイトしたり、飲み行ったりとか…
(大学は楽しいか、と聞かれれば一際楽しそうな笑顔を浮かべてそう答える。親元を離れてのバイトや友人との居酒屋は、直哉にとって初めての経験であるためかどれもこれも楽しくて仕方ないらしい。ふと気になったように『てか逆に、藤堂さんは普段お仕事ない日とか何してるんすか?』と問い返してみて)
楽しいようでなによりです。ですが、お酒は飲んでも飲まれるなといいますから気を付けてくださいね。
(己の問いかけに一際楽しそうと言わんばかりの笑顔を浮かべる相手が己のように日陰を生きてるような者にとってはとても眩しく思え、太陽に焦がれ翼を焼かれたイカロスにならないように、程よい距離を保った方が良さそうだと思いつつお酒の話題が出たので、それで失敗する人は昔から変わっていないため相手に釘を刺して「家で読書していることが多いですね。今は一歩も外に出なくてもスマホやパソコン一つで何でも届きますから。」と今度は己が仕事がないオフの日の過ごし方を聞かれたので基本家にこもっていることが多いため、外に出るときは何かの用事があるときのみなのでインドア派と呼ばれる人達の過ごし方のような事を答えて)
読書っすかー。おすすめの本とかあります?
(相手から釘を刺されると苦笑いしながら頭を掻き、『はーい、気ぃつけまーす』と軽い調子で答える。相手の休日の過ごし方を聞くと直哉自身も読書は嫌いでないためかそう問いかけ、『姉ちゃんが本好きなんすよ』と誤魔化すように笑って)
おすすめですか?色々ありますから一つには絞れないですね。
(酒で失敗しないようにと釘を刺したもの、軽い調子で答える相手に本当に大丈夫だろうか?と世話焼きな面が顔を出しそうになったが、それが表に出ないように抑えつつ話題がお酒から趣味の方へと変わったので乗っかるように本の話題を続けて「そうなんですね。本は良いですよ、本の中でならどんな世界だって自由に行けますし。」と勿論己の想像の中での話だが本の良さを語り、小さい頃に見た目や声を弄られた己の逃げ道はいつも本だった苦い記憶がよぎるが、表情は先程と変わらないままでいて)
そうすか…あ、そういや姉ちゃんミステリー系が好きなんすよね!
(相手の反応に若干目を細め、首を傾げるもののすぐにいつもの表情に戻ると「いっつも実家で読んでて…」と言いかけたところで口を滑らせたことに気付いたか、本当に一瞬だけ嫌そうな表情を浮かべる。が、いつもの明るく軽い笑顔を取り繕うと「姉ちゃんが本読めって俺によく言うんすよー!お前語彙力ないんだから読めって!ひどくないすか?」と先程の発言を掻き消すように冗談めかして問いかけてみて)
ミステリーも良いですね。俺も何冊か持ってますよ。
(推理小説は好きな部類だが、アパート暮らしということもあって本を置くスペースの事を考えある程度買い過ぎないようにセーブしており何冊かという表現をしたものの、相手が実家というワードを出したところでほんの一瞬だか嫌そうな表情になったのをみて、触れられたくない話題なのだと判断し「確かに、本は心を豊かにするだけではなくて語彙力を鍛えるのに丁度良いですからね。弟思いの良いお姉さんだと思いますよ。」と孤児院で生まれ育ち、生みの親の顔さえ知らない己にとっては実の家族がいることが羨ましく、そんな風に思ってくれる家族が居るのは幸せな事だと相手の姉の事を褒めて)
…ミステリーって正直良くわかんないんすよね。面白いんすかね~…
(実家に触れられなかったことに胸を撫で下ろし、ぼんやりとそう呟いた後「そういえば…俺の姉ちゃんめっちゃ美人なんすよ!弟の俺が欲目無しで見ても超美人っす!」と姉の話題に勢い良くシフトし、姉自慢が始まる。先程まで酷い、と言っていたとは思えないほど流暢に姉は何でも出来る、やめちゃくちゃ強くて怒らせると怖い、など楽しそうに語り始めて)
まぁ、読むジャンルは人によって様々ですからね。自分がこれは面白いと思ったものを読めばいいと思いますよ。
(人の好みは千差万別、だから自分が勧めた物が相手の好みに当てはまるかどうか分からないため、相手の呟きにさりげなくアドバイスをおくり「ふふ、そうなんですか。貴方の様な姉思いの弟をもててお姉さんは幸せ者ですね。」と先程姉の事を酷いと文句を言っていたのに、打って変わってぺらぺらと流暢に姉の自慢話を楽しそうに語りだした相手を小さく笑い声を零し、姉弟仲は良さげなようで微笑ましい物をみるような目つきを眼鏡越しで相手を見ながら幸せ者だと相手の事を表現し)
姉おも…そんな事無いっすよ~!姉ちゃんマジで強いし美人なんで!事実っす!
(姉思い、と面と向かって言われると気恥ずかしいのか慌てて否定しつつ、ふとスマホの時計に目を落とすと「あー!なんかすんません、めっちゃ引き止めちゃって!」と謝罪する。次にゴソゴソとポケットを探ったかと思えば、取り出した個包装のチョコレートを渡しながら「これお詫びっす!」と笑って)
事実でもそういうことを言える時点で大切に思っている証拠ですよ。
(己の言葉を否定しつつも姉の事を自慢する相手に、今日初めて会った間柄の人間に対して尚も自慢する相手に笑い声は止んだが穏やかな声色で述べて「気にしないでください。ちょっと仕事で煮詰まっていたので、良い気分転換になりましたから。」と相手がスマホを見て慌てて謝罪してきたのでちらりと己もスマホの時計を見ると思ったより時間が経っていたが、久々に人と話して楽しいと思えたため実際は煮詰まってはいないのだが気分転換になったのは事実なため、半分嘘半分本当の事を述べて「ありがとうございます。では、おやすみなさい。」と相手がポケットの中から個包装のチョコレートを渡してきたのでそれを受け取りつつぺこりと軽く頭を下げてから自分の部屋へと戻っていこうとして)
あ、おやすみなさーい!
(お詫び、という名目で渡したチョコレートを受け取ってもらえると相手からの会釈に片手を上げて元気に答え、自室へ戻っていく。自室へ入ると眠気が襲ってきたのか、ふあ、と大口を開けた大きなあくびを一つ)
(返信が遅れてしまい、申し訳御座いません。少々リアルが多忙でした)
(/本体のみ失礼します。ただいまリアルが多忙なので少々返事が遅れます。なるべく顔出しできるよう時間を確保しますのでゆっくりと気長に待っていただけると幸いです。)
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