匿名さん 2023-06-19 18:54:46 |
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まるでハートの女王サマみたいなやつだぜぇ(相手の言葉に頷きながら部屋に向かって。部屋に着くとマイクを2本置き「お前から歌っていいぞぉ」と言って)
うげ、すげぇやだ(ハートの女王みたいと聞けば、嫌そうな顔になり。相手に、自分から歌っていいと言われると、なんの曲を歌おうかと考えながら曲を入れる機械を操作して)
だろぉ、まぁあいつよりましだけどなぁ(相手の言葉にケラケラと笑いながらましだと言うと、何を選ぶのかと思い相手に近付いて画面を覗き込んで)
千咲、この歌知ってる?(何やら一つ思い浮かんだらしく、その曲の画面を出すと、覗き込んできた相手に見せながら、知ってるか尋ねて、「この歌、すっごくヘンテコで、不思議の国みたいなんだよ」と言い)
じゃあ聞いてて、ほんとにヘンテコだから(自分が初めてこの曲を聴いた時、ヘンテコな感じが不思議の国のようで気に入っており、チェシャ猫だった相手も気に入るかもと思い、その曲を入れて、マイクをひとつ手に取ると歌い始め)
そ、そうかな…ありがとう(そして歌い終わればマイクを置き、相手に上手いと褒められれば恥ずかしそうに笑い、「この歌、俺のお気に入りなんだ」と言い)
いいねぇ、俺は歌はあまり聞かねぇから楽しいな(相手が歌い終わるとパチパチと拍手しながら楽しいと言うと「他は何がお気に入りなんだぁ?」と尋ねて)
次は千咲が歌ってよ、聞いてみたい(相手から他のお気に入り曲を聞かれ、なにがあるだろうと考えては、相手が歌ってるのも見てみたいと思い、強請りながら期待するように見つめて)
えぇ…(相手の目線に負けたようにマイクを持つが何を歌うか迷い、取り敢えずクラスの女子が言ってた流行りの男性アイドルの曲を選ぶと歌って)
…(相手の歌声が心地よく、手拍子をしながらその曲に乗っていたが、ふと自分の携帯が鳴り、見れば母からで、何処にいるのか、何をしているのかという旨のメッセージが何個も送られており、不満そうにして)
おーわりっ…?どうしたぁ?(歌い終わって上機嫌だったが、相手の表情を見て首を傾げてから「女王サマからの通達かぁ?」と揶揄って)
四ノ宮家の女王かもな(相手のからかいに乗るように言っては、相手に携帯の画面を見せながら「一応門限はなくしてもらえたけど、ちゃんと連絡しねぇとヤバいんだよね」と言い)
心配なんだなぁ、お前迷子よくなってたんじゃね?不思議の国の時みたいに(相手の言葉にくすくすと笑いながら、相手の親が心配する理由は相手なんじゃないかと言って)
そんななってな…あ(相手の言葉に、否定しようとしたが、ふと中学の2年に上がる頃まではよく迷子になっていたのを思い出し、恥ずかしそうに目を逸らして)
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