アリスは男子高校生(〆)

ありがとう(相手が入れてくれると、嬉しそうにしながらお礼を言っては、勝手に相手の膝に座り)

…んじゃスタートするねぇ（相手が膝に乗ると見えないなぁ…と思いながら相手の背中から覗き込むようにして）

あ、始まった！(相手の手を握りつつ始まるのを待っていて、始まると嬉しそうにしながら見始め)

そうだなぁ（相手の言葉に頷きながら映画を見つめて）

わ、ほんとに不思議の国みたい！(映画が進むと徐々に引き込まれていき、目を輝かせながら呟いて)

んーな（相手の言葉にポテチを出来るだけ静かに食べながら、興味なさげに言うがどこか楽しそうに目を輝かせて）

千咲、あんまり面白くない？(相手の言葉に、そう尋ねつつ、相手を見つつ尋ねて)

んにゃ？別に？（相手の言葉に首を傾げ「普通に楽しいぞぉ」と言って）

そっか、よかった！(相手が楽しいと言うと、嬉しそうに笑いながら言って、ポテトチップスを食べて)

うん、うまい（相手とポテチを食べながら相手が嬉しそうだなぁと眺めながらも映画を見て）

…あ、千咲みたい(映画を見ていれば、主人公の女の子に意地悪をする人が出てきて、相手みたいだと嬉しそうに言い)

にゃぁ？俺はもっとかっけぇよ（相手の言葉にそんなことないと言って「それに俺は好きだからしてるしぃ」と言って）

あの子だって、好きでしてるかもしれないじゃん(相手の方を見つつ、その意地悪をする人も、相手と同じで好きでしているかもと言い)

えぇ…（相手の言葉にじぃっとみながら「じゃあ俺とあいつどっちがタイプ～？」と尋ねて）

…あの子(相手の質問に、相手だと言いかけたが、もし選ばなかったらどんな反応するのだろうと気になり、好奇心から画面を指さしながら言ってみて)

ふぅん（相手の言葉につまらなさそうに返事をし「じゃあ俺ああ言う格好するぅ」と言って）

！…冗談だよ、千咲が一番(相手が格好を真似すると言うとなんだか嬉しく感じ、抱きついては相手が一番好きだと伝えて)

冗談かよぉ（相手の言葉に呆れたようにそう言いながらも、嬉しかったため相手の頭を撫でて「でも映画いいのかぁ」と言って）

だって、千咲が拗ねちゃいそうだったもん(相手が拗ねられたくないからだと言い、再びテレビの方を向き)

まぁなぁ（本心は拗ねていたが、それを言うのも恥ずかしいためそう言いながらまたテレビを眺めて）