アリスは男子高校生(〆)

なぁんかもらったぜ（相手がやってくるとニコッと笑いながら、自分でも知らない人だったので首を傾げながら特に警戒せずチョコを食べて）

なんかって…よく食えるな(相手の口ぶりから、知らない人なのだろうと思うと、それを食べる様子を見ては、苦笑しつつ言い、相手の隣に座れば、「どんな味なんだ？」と好奇心から尋ねて)

あっちの世界と違ってでっかくなったり小さくなったりしねぇからなぁ（そう言いながら苦い顔をし「甘ったるくて俺は死ぬほど嫌いだなぁ」と言って相手に袋を押し付けて）

ふはっ、確かに(相手の言葉にくすくすと笑って、相手に押し付けられた袋からチョコをひとつ取り出せば食べては、「あ、これちょっと甘いかも」と言うも、チョコは好きなため、表情は嬉しそうで)

じゃあそれはやるよ（そういうと仰向けに寝転がり「にしてもまた来たのかぁ？何か用でもあったかぁ？」と尋ねて）

んぁ？…あ、そう！これ見せたかったんだ(チョコの事ですっかり忘れていたが、何か用かと言われて思い出し、先程描いたページを開き、相手に見せながら「さっき授業中に描いた！こっちが前のお前で、こっちが今のお前」と言い)

…これが俺かぁ（絵が上手いなと思いながら、自分を描いてもらえたのは嬉しく、いつものようなどこか不気味な笑みではなく穏やかに微笑みながら見て）

！…(相手のいつもと違う笑顔を見て、つい見とれてしまっていて、ハッと我に返れば「普段からそうやって笑えばいいのに」と言い)

？なにがだぁ？（無意識に笑っていたため、相手の言葉の意味がわからずすぐにいつものような笑みに戻り「これ気に入ったから写真を…なんだ、あのスマホの中にある便利なメッセージアプリで送ってくれよ」と言って）

別に写真じゃなくても、これやるぞ？(自分でも結構上手くかけたと思っていたため、相手が気に入ってくれた事が嬉しくなり、相手にあげると言い、そのページを切り取って渡して)

…じゃあお礼はそれなぁ（相手が紙をくれると、良いのだろうかと思ったが好意に甘えることにし、そのお礼はチョコだと言ってから紙を両手で持って仰向けのまま眺めて）

これはただお前が嫌いなだけだろ(相手がお礼はチョコだと言うと、苦笑しながら言い、とはいえチョコ自体は比較的好きなため有難く思っておくことにしては、「カップケーキとかじゃなくてよかった」と呟いて)

俺は甘ったるいのが嫌いなだけだ（そう言いながら仰向けから座り直すと「お前はなんで嫌いなんだ？好きだと思ってたなぁ」と言って）

…なるわけないってわかってるけど、カップケーキとかクッキーとかって、おっきくなるもんじゃんか(相手が座り直すと相手の隣に座って、嫌いな理由を聞かれると、前世での体験のせいだと話して)

…あぁ！あれかぁ（相手の言葉に少し首を傾げてから、意味を理解し「そういやぁお前、最後はデカくなって女王に偉そうに言ってから縮んで追いかけられてたなぁ」と懐かしみように言って）

し、仕方ないだろ？！ヘンテコなことばっか言うんだし！(相手の言葉に恥ずかしさから顔を赤くしつつ言い、落ち着かせるようにチョコをまた一口食べ、「お前、またサボるのか？」と尋ねて)

あの後も大変だったなぁ…（思い出すように呟くと、さぼるのかと聞かれて悪戯っぽく笑って、無言でサボることを表明して）

俺が帰ったあと、か…(相手の言葉で、自分が帰ったあとはどうなったのか気になり、そう呟いて。相手の無言の表明を見ては、自分も一緒にサボろうかなと思い、相手の肩に頭を乗せて)

俺が帰ったあと、か…(相手の言葉で、自分が帰ったあとはどうなったのか気になり、そう呟いて。相手の無言の表明を見ては、自分も一緒にサボろうかなと思い、相手の肩に頭を乗せて)

(/すみません、間違えて2回送ってしまいました！
申し訳ないです…！)