匿名さん 2023-06-06 21:05:31 |
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承知しました笑
ありがたいですー!
(本日も家でのんびりと過して、夜のこの時間に配信を始めようと機材の準備やらを進めていた。ついでに適当なペットボトルのお茶も配信横に置いておこうと冷蔵庫から取り出して机の上に置く。それからパソコン前のゲーミングチェアに座れば配信ボタンをぽち、と押す。今日は質問返答などをする雑談配信の予定だ。)ばんわー!あーあー、声聞こえてますー?
(/長い分には問題ありませんのでお気になさらず!こちらも少々長くなりがちなのでご了承を、、!)
おっ、始まったか
(SNSに今日の夜から配信と書いてあるのを見て、今日だけは仕事をセーブしようなんて考えていた。配信を流し聞きしながら、明日の仕事に備えるのがルーティン化していることろもある。これまた慣れたように「こんばんは」と打ち込んでみて)
(/ありがとうございます!
では一旦、背後は引っ込みますのでまた何かあればよろしくお願いします!(蹴り推奨))
ん、よし、聞こえてるみたいだね、じゃあ早速コメントとか拾って話してくからじゃんじゃんコメントしてねー!(「こんばんは」やら「聞こえてます!」のコメントを流し見してはマイクに向かってそう話した。まぁ独り言と然程変わらないだろうが、配信なんて言うのはそういうものだ。)
(彼女の存在を知ったのはつい3か月前だった、仕事について悩んでいた時に偶然SNSで見つけた。配信者という存在は知っていたが、あまり詳しくなく本当になんとなく、彼女の配信を見た。その時に彼女のトークに魅入ってしまい、気がついたら全ての動画を視聴していた。今じゃ、リアルタイムでおうのは当たり前で、最近は投げ銭までしている。今日も今日とて、10000円の投げ銭をして。コメントはあまり書かずに、いつもありがとうとかその程度のもので)
わ、ひなさん今日もスパチャありがとうございます、!最近いっつもスパチャ投げてくれてますよね、1万円、有難く生活費の足しにします、!(感謝、みたいなポーズを画面前で取るけれど、まぁ特に視聴者に見える訳でもない。とはいえ手を合わせた音は若干マイクに入っていたかもしれないけれど。一応バイトもしてはいるのだけれど、基本的収入源は投げ銭だったりするのでいつも助かっている。)
はは、どういたしまして
(彼女が感謝しているのは画面越しでもよくわかって。自分は彼女の生活を支えたいなんて、そんな大それたことは考えてない。本当に感謝のつもりで投げ銭をしている。彼女の明るいトークには、悩んでいた時何回も助けられた。誰もいないとわかっているのに、小さく笑って呟く)
えーと、それじゃあスパチャの話はこれくらいにして、次の質問答えていこーかな!(あまり話を長引かせても視聴者に申し訳ないと次の話に移る。コメントを軽く見て気になった質問を読み上げて答えて、トークを繋げる。その一連の流れが楽しく思えて、機嫌良さげに話をしていく。)
(見ている人数も多く、読まれないだろうなと考えながらも「最近ハマっているドラマはありますか」とコメントする。自分の職業柄、どんな系統の物が好きなのかが気になって。機嫌良さそうな彼女を見ていると、こちらも元気を貰えるような気がする。)
えーと…、…あ、「最近ハマっているドラマはありますか」だって!えーとね、最近は二階堂真の事件簿っていう刑事もののドラマにハマってますね、!実を言うと好きな俳優さんが主演をやってまして。それで見始めたんですけど普通に話も面白くて!(好きな俳優、大城雲雀が主演を務めているのだ。饒舌に話を続けるのは配信者の性というかなんというか。まぁ、好きなものに対しては誰しも饒舌になるものだろう。)
…!えっ、いや、嘘、だろ
(自分の質問が拾われたことに小さくガッツポーズをして、続きを聞いていると今、自分が主演を務めているドラマの名前が彼女の口から出てきて、思わず飲んでいたお茶を吹き出すところだった。しかも、好きな俳優って言われた事にも、あまり現実感がなく瞬きを何回か繰り返してしまう。饒舌に話される自分のことに頬が軽く赤くなって、気恥しそうにして)
正直その俳優さん、大城雲雀さんっていうんですけど、見た目とか声とか、結構好みで追ってるんですよねー、("皆さんも良ければ見てみてくださいね、!オススメなので!"意気揚々とそう付け足す。自身の好きなものを少しでも共有出来たらな、なんて思ってのことである。彼がこの配信を見ているだなんて思ってもみない様子の彼女だが、多分恐らくその事実を知ったら倒れるかもしれない。まぁ、所謂限界オタク的な部分があるからなのだけれど。)
マジか、びっくりした
(自分の芸名が聞こえてきて思わず零してしまう。よく見ている配信者、もはや推しと言ってもいいようなそんな彼女から、自分を褒められて嬉しいような恥ずかしいような、そんな感情を抱く。正直、ファンとか関係者とかに褒められてもこんなこと思わなかったのに。その質問に対してコメントもできず、流れていくコメント欄を目で追って)
(「今度見てみますね!」や「俺も見てるヤツ!」なんてコメントが見えて、共有出来ていることに喜びを感じる。気づけば時間も1時間ほど経っていて、そろそろ終わろうかな、なんて思いマイクに向かって口を開いた。)それじゃあそろそろ時間も時間だし終わろうかな!本日も配信来てくれてありがとうございました!次回の配信はまたYwitterって告知するね!それじゃあお疲れ様でした~!(マイクを切って画面をエンディングに切り替えた。)
(自分のことについて書かれてあるコメントを眺めながら、自分がやってきた事が認められている気がして、また気恥ずかしくなってしまう。エンディングが流れて、最後くらいはなにか書き込もうと「お疲れさま」という在り来りなコメントを残してPCを閉じる。認知されていることに高なった心臓を抑えてカレンダーを見る。明日は燃えるゴミの日だと気付いて、捨てに行くかとゴミ袋を持って部屋を出る)
(配信を終え、機材などを片付けて、そういえばまだお夕飯を食べていなかったな、なんて思い、取り敢えず近くのコンビニにでも言っておにぎりでも買ってこようと思い立つ。思い立ったら吉日。財布とスマートフォンを持って軽装で住んでいるアパートの扉を開けた。)
今日は…なんかコンビニで買うか
(さっきの配信のことを思い出しながら、ゴミ捨て場へと足を進めて。ゴミ捨てた後、夜ご飯も作る気力もなく、コンビニへ行こうと決めて。自分の住んでるところはセキュリティはしっかりしているものの、顔が世間に知られている以上警戒はしないといけない事に億劫さを感じながらも、有名税ってやつかと諦めて。)
(/そういえば家はどうしましょうか?
同じマンションとかにします?)
歩きでのんびり行こーかな、(別に私は顔バレしている訳でもないので堂々と街中を歩けるのは中々有難い。いや、街中で声掛けられまくって大変みたいな展開も1度くらいは体験してみたかったりするのだけれど。でもそういう体験は大変そうだからなぁなんて考えながらコンビニへの道をのんびり歩いた。)
(ある程度の変装はもう慣れていて、大きめのメガネに帽子がいつものスタイル。たまに声をかけられるが、最低限の対応しかせずファンからどう思われてるんだろうな、とたまに考えてしまう。そうこうしているうちに、コンビニに到着して中へと入って)
(コンビニに到着し、目当てのおにぎりの置いてあるコーナーに向かう。途中、コンビニに入ってきた人が夏にしては随分厳重な装備をしているように見えて、ほんの少しだけ顔が気になった。いや、人の隠している顔を覗くなんて言うのはあまりいい行為ではないのだけれど、気になってしまうのだ。とはいえ方法もないので諦めるのだけれど。)
もしもし、大城です
(何故か後に入ってきた彼女のことが気になり、目で追ってしまう。今はそんなに寒くない季節の為、この重装備は少し目を引くのも分かっている。適当なサラダとおにぎりを手にすると、電話がかかってきていつもの様子で取ってしまう。しかも芸名を口にして、しまったと顔をひきつらせて慌てて口を抑えて)
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