腐男子くんと人気者くん(〆)

ん、りょうかい！ありがとねー（彼から伝言をもらえば彼にお礼を伝えながら電話を切って。そして遥に『はるちゃん、学校終わったら琉斗くん来てくれるみたいだけど何か欲しいのある？』と彼から頼まれた伝言を伝えて。すると「…琉斗来てくれるの、？……やったぁ…食べたいもの…ゼリーたべたい、」と子供の様に無邪気に笑っていて。それを彼に自分のスマホから彼に伝えて）

やっと終わった…(それから漸く放課後になると、帰り支度を済ませていた鞄を持って学校を出て。相手の家から一番近いコンビニでスポーツドリンクとゼリーを購入してから、相手の家に向かい、着くとインターホンを押して)

お、琉斗くん！上がっていいよー（インターホンがなると急いでドアを開けると彼がいて。そして彼を家にあげると彼の部屋へと案内して『さっき、起きたから多分まだ起きてると思うから、ゆっくりしていってね』と彼に伝えて）

ありがとう、心咲さん(相手の姉が家に上げてくれると、微笑みながらお礼伝え、相手の部屋に着けばノックしてから「体調どう？ゼリーとスポドリ買ってきた」と声をかけながら入り)

……あ、琉斗だー、体調はだいじょーぶだよー、笑（彼が部屋に入ってくるとまだ少し熱があるらしく、頭が働いていないのか少し精神年齢が落ちながら彼に話しかけていて。そして、姉は部屋で『課題…おわんないんだけど…もーむりぃ…』と1人部屋で机に伏せながら苦しんでいて。）

いつもより子供っぽい…(どこかふわふわとした口調で話す相手を見て、子供っぽいなと思っていると、無意識に呟いてしまい、相手の傍に座ると、「ゼリー食べる？欲しいって言ってたから買ってきたよ」と言い、コンビニの袋からゼリーとプラスチックのスプーンを取り出し)

子供っぽくない！いつもとおんなじ！……ゼリー！！たべる！（彼の呟きが聞こえたのかムゥと怒った様にすると、彼がゼリーを取り出すと目をキラキラと輝かせながら、食べるとニコニコしながら答えて）

！は、遥、今のもっかい！(子供っぽいと言われて拗ねたり、ゼリーと聞いて目を輝かせたりする相手が可愛く、すぐに携帯を取り出すと、もっかいと言って勝手に動画で撮影し始め)

んぇ…？ゼリー食べれないの…？（ゼリーを食べる気満々だったのでもう一度と言われるとゼリーが食べれないのかと思い、しゅんとしていて）

さっきの見せてくれたら、ゼリーあげるよ？(相手がしゅんとすれば、内心悶えつつ先程のように拗ね顔や目を輝かせる様子を残したいと思い、もっかいしてくれたらあげると言っては、「あ、なんなら僕が食べさせてあげる」と言い)

…ほんと！ゼリー！やったぁ、！（先ほどの様に少し拗ねた様にしながら、ゼリーをくれると聞いてまた目を輝かせながらワクワクとしていて。そして、あーんしてくれるときくと「りゅーとにあーんされるの！うれしい！」と無邪気に喜んでいて）

と、尊い…！(幼子のような言動をする相手をしっかりと撮影しては、止めると合掌して、「こんな天使な遥を拝めるとか、役得すぎる…」と言い)

…？りゅーともかわいいよ？（彼から天使と言われると首をこてんと傾げながら、彼も可愛いと伝えて。そして「りゅーと！ぜりー！たべよ！」とゼリーが楽しみなのか彼に催促をして）

あ、ありがとう…ほら、食べよ(相手に可愛いと言われると、恥ずかしそうに笑いながらお礼言い、誤魔化すように食べようと言ってゼリーを開け、スプーンで一口分掬うと相手の口元に差し出し、「はい、あーん」と言い)

……ん！美味しい…！りゅーとにあーんしてもらってるからかな？（口元に差し出されるとパクリと食べれば美味しそうにしながらなぜこんなに美味しいのだろうと思うと彼にアーンしてもらってるからなのではと思いそれを呟いて）

ふふ、よかった(相手が美味しそうに食べているのを見ては、微笑ましく思い、「残りは自分で食べる？それとも、僕が食べさせた方がいい？」と尋ね)

んん、りゅーとが食べさせてくれないの…？（彼から尋ねられると彼がもう食べさせてくれないと勘違いをして、しゅんと眉を下げながらしょぼんとしていて）

え、食べさせないなんて言ってないよっ！(相手が勘違いからしょぼくれると、慌てたように勘違いだと言い、ゼリーを掬い、相手の口元に持っていき、「僕があーんしてあげるから、食べて？」と言い)

…ほんと？…やったぁ！（彼からの弁解にちらりと見ながら尋ねると嬉しそうに笑いながら彼からゼリーをもらって）

いつもはかっこいいのに、今日は可愛い(嬉しそうな相手に、ふふっと笑いながら呟いては、相手の食べるペースに合わせて食べさせ)