腐男子くんと人気者くん(〆)

まぁ、一応ね、一回自分の欲しいやつだけ取って来たら『はるちゃん私のないの！？』って文句言われたし…
（過去に自分の欲しいものだけをクレーンゲームでとって、家に帰ったら姉に文句を言われたことがあり何かとゲーセンに行くと姉と兄に何か取ることを決めているらしい。そして、姉に『はるちゃん』呼びされているのを少し照れているのか顔を少し赤くしていて。人が多いのがあんまり嬉しくないのか少し顔が歪ませながら「そうだな…」と多浜焼いて）

…大丈夫？は、はる、ちゃん…(相手の嫌そうな顔を見ては、大丈夫かなと思い、そう尋ねては、相手と出会ったのが中学だったこともあり、『はるちゃん』と呼んだことがなく、呼んでみたいと思い、恥ずかしそうにしつつはるちゃんと呼んでみて)

大丈夫じゃなかったけど、今の琉斗が呼んでくれたお陰で復活したわ（彼からまさか自分の姉から呼ばれている『はるちゃん』というあだ名を呼ばれるとは思ってなかった為、かなり喜んでいて、そして恥ずかしそうに呼ぶそれも追加されるとそれらの破壊力はかなり強かったらしく先程まで嫌そうにしてたがすぐに笑顔になると「はるちゃん呼びも姉ちゃんじゃなければありだな…」と心の中で呟いたつもりが声に出してポロリと呟いていて）

っ…！(相手の呟いた言葉に、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、恥ずかしいからもうやめようと思ったが、相手が喜ぶならと悩み。一旦考えるのを後にしようと思い、クレーンゲームを見ていると、自分の好きな作品のぬいぐるみを見つけ、吸い寄せられるかのようにそこに行くと、「ぬいぐるみ出てたんだ」と呟いて)

ん、？あれ、ほしーの？（彼が照れている姿を見ると自分では心の中で呟いたつもりなので、なんでだろうと思いながら首を傾げていて。すると、彼が吸い寄せられていったのを見れば自分もついていって、そして彼に欲しいのか尋ねてみて）

うん、あの子欲しいんだ(相手に欲しいのかと聞かれると頷いて、指をさして言い、恥ずかしさを誤魔化すように「あの子、遥みたいだから…」と小さい声で言い)

ん、じゃあ、とるか。琉斗欲しいならとる以外選択肢ありえないし。（彼が呟いた最後の小さな一言は聞こえなかったらしく、鞄から財布を取り出すと彼が欲しがっていたクレーンゲームの台の中に入っている人形を見つめていて）

うん、頑張って！(相手の言葉にかっこいいなと思うも、仮とはいえ相手と恋人であることを忘れて、素直に応援して)

……。（彼が欲しがっているため、本気でやろうと思い真剣にクレーンゲームをするとたまたま運が良かったのか人形がアームにいい感じに引っかかり一発で取れて。「……！よっしゃ、琉斗、とれたよ！」と人形を抱えながら彼の元へと走って）

！凄い、凄いよはるちゃん！(一発で取れたこと、相手が取ってくれた事が嬉しく、凄いと言うも、無意識にはるちゃんと読んでおり、嬉しそうに笑いながら相手に抱きついて、「ありがとう、大事にする！」と言い)

わっ…、そんな、喜んでくれるなら取った甲斐あったな。（相手が抱きついて来たことに喜びと驚きでいると、頭を撫でれば嬉しそうに笑顔を見せて。）

実はね、この子片想いしてて、告白して友達から恋人になったんだけど、その相手があの子なんだ(相手に取って貰えた嬉しさから、2人のキャラクターの関係を話し始めて、あの子と言って景品になっているもう一人の子を指さして。相手から離れると、ぬいぐるみを受け取り、大切そうに抱えて)

なに、その可愛い行動、待ってて。（彼が嬉しそうにしている姿を見つめていればもう一つの人形を指さしているのを見ればクスリと笑うと頭をポンと置くとクレーンゲームの台は向い、その人形を一回ではなかったが二回で取れると彼のところへ行き人形を渡して）

え、いいの？！(再び取ってくれるのを見て、目を輝かせて、相手から受け取り、幸せそうに笑いながら二つのぬいぐるみを抱えていて、「お礼に僕も何か取ってあげたいなぁ」と呟いて)

別に、お礼なんていいよ、？俺は、琉斗に喜んでもらえればそれだけで嬉しいんだから、（彼が幸せそうに喜ぶその姿を見るだけで嬉しいと思い彼に正直な気持ちを伝えると姉が好きそうな人形がクレーンゲームに景品として置いてありそれを見つけると「…ごめん、あれやってきてもいい？」と彼に尋ねて）

お姉さんのだよね？
僕が一回だけやりたいんだけど、いい？(相手がやりたいと言うと、頷くも、自分もやりたいなと思い、相手に一度だけしてもいいか了承を得ようと尋ねて)

全然いいよ、琉斗がやるの楽しみだわ。（彼がやりたいならと彼を優先する様にして。そして自分は横で彼のクレーンゲームのやる姿を見ていようと思いクレーンゲームの横に立って彼のやってるやつをみて）

全然いいよ、琉斗がやるの楽しみだわ。（彼がやりたいならと彼を優先する様にして。そして自分は横で彼のクレーンゲームのやる姿を見ていようと思いクレーンゲームの横に立って彼のやってるやつをみて）

ありがとう(相手から了承を得ると、前に立ち財布をとりだして、一枚入れては慎重に操作すると、運良く一回で取れ、嬉しそうに「遥、見て！1回で出来たよ！」と言い)

ふふ、すごいじゃん、琉斗。（彼が無邪気に喜ぶ姿を見るとつい自分も笑顔になると彼のことを褒めて）