腐男子くんと人気者くん(〆)

いやぁ…それがさ…母さん『はるのセンスにまかせる！』って言って来たんだよ…（彼から希望を聞かれると家を出る前に母親から料理の本のどんなやつがいいかを聞けば自分のセンスに任せられたということを告げて。そして、「……あ、そーいえば、最近お菓子作りハマってたし、お菓子の本でいっか。」と自分の記憶を辿っていくと母親が最近お菓子作りにはまっていることを思い出せばお菓子の本が売っている場所に行き、母親が作りそうな本を選んで）

そうなの？すごいなぁ…(相手から、相手の母親がお菓子作りにハマっている事を聞くと、凄いと思ってしまい、自分も気になったものを手に取りパラパラと見て、「いつか僕がお菓子作ったら、遥に一番にあげるね」と無邪気な笑みを浮かべながら言い)

それなぁ…俺、料理あんまり得意じゃないからなぁ…（遥の母親は料理が好きだが、遥自身は過去に作ったことがあるが失敗した為少しばかりトラウマ気味になっている。そして、彼からの言葉に嬉しそうにしながら「ありがと、楽しみに待ってる」と彼に伝えながらレジへと向かって）

えへへ、頑張るね(相手が嬉しそうに楽しみにしてると言うと、自分は得意という程ではないが、それなりに出来るため、美味しいと思ってもらえるように頑張ろうと思い。相手がレジを終えると、「とりあえずおばさんに渡さなきゃだから、家戻るよね。その後どこで遊ぶ？」と言い)

いや、別にいいよ、多分そんなすぐに使わないと思うし。（彼が気を遣ってくれているのか先に家に戻ると言ってくれると、母親は別に急かさないだろうと思い、大丈夫と言うことを告げて。「琉斗が遊びに行きたいところいこ。」と彼のことを優先する様に言って）

そうなの？(相手が大丈夫と言うならと頷いて、自分を優先するような言葉に、嬉しくなりながら、どこに行こうと考えて、「カラオケも行きたいし、ゲーセンもいいよね」と候補を呟きつつ悩んでいて)

迷うな…どっち行っても琉斗と、一緒で楽しいし（彼が出した候補に遥自身もどちらに行っても楽しいなと考えれば正直な気持ちを嬉しそうに頬をゆるゆるしながら呟いて）

どっちにしようかなぁ…(わくわくとしながらどうしようかと考えて、「あ、でも、どっちかの部屋もいいかも！」と言い)

お互いの家は多分いつでも行けるから今日はゲーセンにする？（彼が『どちらかの部屋もいいかも』と言う言葉にきっと互いの家ならいつでも行けるだろうと思い、彼に自分の意見を伝え。そして彼に尋ねて）

それもそっか、じゃあゲーセンにしよっか(部屋ならいつでも行けると言われ、確かにと納得すると、相手の提案に頷き、ゲーセンに向かい)

よーししゅっぱーつ！（彼と出かけが余程楽しいのか少し子供の様に無邪気に笑いながら歩いていき。「琉斗ってゲームできんの？」とふと、気になったことを彼に伝えて）

うーん、得意って言えるほど上手くないけどね
でも楽しいから好きだよ(相手の楽しそうな様子を微笑ましげに見つつ歩いていれば、相手からゲームについて聞かれ、人並み程度にするものの、人に見せられるほど上手くもないため、苦笑しながら答えては、「遥はどう？すごく上手そうだけど」と相手にも尋ねて)

んー…俺はクレーンゲームしかできない…他のゲームも友達とやったけどわけわかんなかったし…（彼から自分に尋ねられるとクレーンゲームは得意だが、他の音ゲーや、ホラゲなど、様々なゲームがあるがそれらを過去に友達とやった時に酷い結果になったのを思い出し彼に少し伝えると苦笑いをしていて）

わかる、ああいうゲームって難しいよね(他の友達と行くと、よくしているのを見ているため、相手の気持ちが分かり、同意しては、「クレーンゲームなら、ちょっとだけ得意なんだよ。一発とはいかないけど…」と苦笑しながら言い)

クレーンゲームはコツ掴めば出来るけど、母さんには流石にやりすぎって言われてこの前姉ちゃんと、兄ちゃんと整理したな…
（クレーンゲームの話をしていたら思い出したのか、クランゲームで人形やら、お菓子やら、色々ととり過ぎてしまい母親に整理してと言われ最近姉と兄と一緒にやったことを呟いて。すると、「俺も流石に運が良くないと一発じゃ出来ないかな、笑」と運次第ということを告げて）

そうなの？すごいね！(相手の話に、そこまで取れるのは凄いと素直に感心して、目を輝かせながら「遥がしてるとこ見てみたいなぁ」と言い)

じゃあ、琉斗が欲しいやつとかあったらやるわ
（彼が目を輝かせてるのを見ると特にやろうとは思っていなかったが、愛おしの彼の為。そう思うとやりたいなと思い始めて。だが、彼の欲しいやつがあった方が嬉しいのではという考えになると彼に伝えて）

もしあったらお願いしようかな(嬉しそうに笑いながら、うんと頷いて、「もし遥の欲しいの見つかったらやってね」と言い。ゲームセンターに着くと中に入り)

まかせてよ！（彼が嬉しそうにする、そんな笑顔を見ていると胸を張って『まかせて！』と元気よく伝えて。すると、彼から優しい言葉をかけてもらうと「ん、そーするわ、ま、姉ちゃん達のほしいのあったらやるけど」と姉達にも何か有ればやろうと思ってるのかそう呟いて）

お姉さんたちにも取ってあげるんだね(相手の言葉にふふっと笑いながら言っては、休日だからか「結構人多いね」と言うと、何かあるかなとクレーンゲームを見て周ることにして)