腐男子くんと人気者くん(〆)

何でも…？……本当にいいのか？（彼に『言わないでくれ』と頼まれて内心言うわけないと思いつつも彼の言葉に頷いて。すると彼から予想外の言葉が出てきて、手で口元を覆いながら一応彼に確認を取ってから）

だって、僕だけお願い聞いてもらうのは悪いなって思うから…(相手の反応に、少し首を傾げつつ、言わないでと頼んでいるため、相手にだけ聞いてもらうのは気が引けるため、相手も言っていいと伝えて、「何かあるの？」と尋ねて)

あー…おねがい…嫌だったら断ってくれていいからな？（手で顔を覆っていた手を離すと首元を手で押さえながら『きっとこのことを伝えたら彼は嫌がるかも』そう思い彼に一応念をおして。「俺と、付き合ってほしい…んだよね。」と彼に少し頬を紅く染めながら伝えて）

…っ(相手の念を押す言葉に、何を言われるのだろうと思っていれば、好意を伝えられ、顔を真っ赤にして。他の人に告白されても、その人と仲良くなかったり、付き合うのは違うと思うため断っていたが、相手の場合は嫌な気がせず、「いいよ…？」と小さな声で言い)

え…待って、本当にいいの…？（遥自身、きっと嫌がるだろうと思っていた為、彼からのまさかの返答に驚きを隠さずにいて。そして、緊張をやはりしてたのかあまり人の迷惑にならないところでしゃがむと「やべー…ちょー嬉しいんだけど…」と喜びを隠さずにいて）

他の人は恋人になるの嫌だなって思うけど、遥は嫌じゃないから…(相手がいいのかと言うと、同じ告白でも、相手からと他の人からでは違い、嫌な気が一切しなかったため、そう伝えては、相手と同じようにしゃがみながら「でも、僕はその、恋愛の好きとかわかんないから、一旦お試しってことでもいい？」と尋ねて)

……！やべー…琉斗可愛すぎるんだけど…（自分と同じ様にしゃがむ彼が可愛すぎて、直視出来ないのか少し視線をずらしながら呟いて。「お試しでも、全然いいよ。振り向かせれる様に頑張るし」と少し悪戯っぽい笑みを浮かべながら告げ）

か、かわっ…！？(可愛いと言われると、顔を赤くしながら驚き、相手の悪戯っぽい笑みを見て、「頑張ってね。…そういえば、遥琉なのかな…いや、琉遥？」と頑張ってと言ったかと思えば、自分と相手のカップリングを考え始め)

そーゆーところが、かわいーったら言ってんの。（顔を赤くする彼が愛おしいのか優しく見つめながら優しめのデコピンをして。「そこ、関係あるのか？…俺は琉斗と付き合えれば嬉しいからなんでもいいけど。」彼がカップリングを考え始めると自分は特に気にしていなかった為、関係あるのか?と疑問を抱きながら彼に伝え）

…！もう、可愛くないっ(デコピンされると思い、目を瞑ったが、優しかったため、嬉しくなりつつ、可愛いと伝えてくる事が恥ずかしいため、顔を赤くしたまま可愛くないと言い。相手に関係ないのではと言われるとハッとして、えへへと笑いながら「ご、ごめんね？つい考えちゃった…」と言い)

でも、俺以外にみせちゃだめだよ？琉斗謎にモテるし…（きっとこれ以上言ったら怒られちゃうなーと思いあえて言わなかったが彼がこの姿を他の人に見せたらみんな惚れると思い彼に少し下から目線気味で伝えて。そうすると最後に少し拗ねた様に呟いて。）

わかったから、拗ねないで(相手が拗ねたように呟くと、相手の頭を撫でて、ふと閃いたように「遥、この後予定ある？ないなら、どっか遊びに行かない？」と無意識に目を輝かせながら誘ってみて)

絶対だからな！俺もし見せてたら怒っちゃうからな（彼から撫でて貰えると、先程まで本当に拗ねていたのかと言うくらい笑顔になると『怒る』と言うワードと同時に鬼のツノを生やしたようなポーズをしながら伝え。そして、彼から遊びの誘いを受ければわかりやすいくらいに喜んでいて）

遥怒らせたくないから、気をつけるね(相手が笑顔になると少し驚くも、鬼のポーズで怒るという相手にくすくすと笑いながら気をつけると言い。相手が誘いを受けてくれて、喜んでくれれば嬉しくなりつつ、本屋を出る為にも自分の持つ本を買おうと思ったが、相手はどうなのかわからないため、「そういえば遥、何か本買うの？」と相手に尋ねて)

……あ、忘れてた。母さんに、料理の本買って来いって言われてたんだった（彼に尋ねられるとすっかり忘れてたのか一瞬の間があったが、母親に頼まれていた本のことを思い出すと料理本が売っているコーナーへと向かっていき。「どれがいいんだ…」といろいろな種類のあるのをみると絶望した様な顔をしていて）

…遥のとこ行こう(相手が向かうと、とりあえず自分の分を買おうと思い、レジにて購入し。終わると料理本コーナーへ行き、絶望した顔をしている相手を見て、「遥、大丈夫？」と心配そうに尋ねて)

あー、大丈夫…かな？（彼に声をかけられるとこれは、果たして大丈夫と言っていいのかと思い、疑問文になっていき。「あ、琉斗はお目当てのもの買えたのか？」と相手のことを聞いて。）

うん、好きな作品の新刊が出たから買いに来たんだ(相手の様子に、大丈夫なのかなと思うも、自分の事を聞かれると、嬉しそうに笑いながら漫画を買えたと言い)

そっか、なら、よかった！（嬉しそうに笑う彼にまるで自分もお目当てのものが買えたかのように喜んでいて。そして、母親にどれを買えばいいかと悩んでいて。）

おばさんのだよね、どんなのがいいとか言ってた？(相手が自分の事のように喜んでくれると、それが少し嬉しく感じ。相手の母親に買う本を一緒に探そうと思い、相手に希望があったのか尋ねて)