腐男子くんと人気者くん(〆)

……まぁ、病院は行かないし大丈夫！…これ以上休んだら課題の地獄だし…
（彼から言われると病院に行かないことを伝え。その理由としては大学の課題が終わっていないこと等が原因で。
彼から頭を撫でてもらうと嬉しそうに頬を緩めて。「…ほんと？じゃあ、がんばるわ！」とご褒美を何か考えているのか先ほどとは違いやる気が溢れていて）

…課題、そんな大変なのか？(課題が大変だと聞くと、そんなになのかなと思うも、手伝ってあげたいが、それをしてもいいのかわからない為、提案できずにいて。相手がやる気を出すと、よかったと思いつつ、ご褒美に何を頼むのだろうとワクワクとしながら｢頑張ってね、はるちゃん｣と言い)

……んー、まぁ、大変かなぁ…まぁ、大体は終わったんだけどね（彼から大変か聞かれると今日遥のために休んでいたためそれなりに進んでいたことを伝えて。
彼のワクワクする姿につい笑みが溢れると「うん、ありがとう」と微笑んで）

そっか、俺も手伝える事あったら手伝うから、なんでも言ってくれよ(相手の姉が大体終わったと言うと、自分に出来ることなら手伝うと伝えて、｢じゃあそろそろ琉呼んで帰るわ｣と言い、相手の部屋へ向かい。階段を上る兄の足音が聞こえて、｢あ、兄さん来たかも。じゃあ僕帰るから、無理しないでね｣と鞄を持ちながら言い)

うん、ありがとう。（彼が上に上がっていくとお礼を伝えて。すると遥も部屋から出れるくらいに元気になって彼らと一緒に降りて来て。「琉斗またね、ノートありがとう。」と遥は彼に伝えて。そして、心咲は彼の兄に『……またね、りーちゃん。』少し意識しているのか、ちょっぴり目を背けながら告げて）

うん、またね(笑顔で相手に手を振りながらまたねと言い。兄は、相手の姉の様子を見ては、｢またな、心咲。あんま無理すんなよ。ハルも、お大事にな｣と言い、弟共に相手の家を出て、自宅へと向かい)

（そして次の日遥は体調が良くなっていて。「……ねみぃ…でも起きて学校行かないと…」とベッドから降り、制服に着替えてリビングへと向かって。するといつもいるはずのない姉がいて。そして心なしかいつもよりお洒落な姿でいて『はるちゃんおはよー、体調良くなってよかったー。じゃあ、私大学行ってくるね。』と遥の頭を撫でれば満足したようにしながら家を出ていき）

…あれ、まさにぃ？大学は？(いつもの様に起きると、制服に着替えてからリビングへ降りると、兄がおり、不思議そうに大学はいいのかと尋ねると、今日は午後だけなのだと言われ、そっかと納得すると朝食を食べれば、準備を済ませて)

そうだ、琉斗に連絡しとこ。（姉が大学に行くのを見送ると、自分が今日は彼の家に行こうと思い彼に連絡をいれて）

…あ、来てくれるんだ(そろそろ出ようかと思っていると、携帯が鳴り、見れば相手からで、内容を見れば嬉しさを感じ、『わかった、待ってるね！』と返信して。それを見た兄に｢その顔、大好きなハルが迎えに来てくれんだな？｣とニヤニヤと笑いながらからかわれ、顔を赤くして、)

（彼からの返信を見て身支度を整え自宅を出て。そして彼の家に着くとインターホンを鳴らしながら「琉斗ー準備できたー？」と声をかけて）

あ、来た！
行ってくるね、兄さん(インターホンが鳴ると、相手が来たとわかり、兄にそう言って家を出て。相手を見ると、｢おはよう、はるちゃん。元気になったんだね、よかった｣と嬉しそうな笑顔で話しかけ)

うん、すっかり元気になった！あ、ノートありがとう。無事終わりました！（彼が家から出てくると笑顔になって。そしてそのまま彼と学校へ行く道へと歩き進めて。そして彼から昨夜ノートを借りていたので道のはじの方へより彼にノートを返して）

そっか、役に立ててよかった(相手からノートを受け取り、ふにゃりと笑いながら役に立ててよかったと言い、すぐに鞄にしまって。｢じゃあ、頑張ったはるちゃんに、約束のご褒美あげないとだね！｣と言い)

……ご褒美…あの…さ、…手…繋ぐとか…いい…？（ご褒美のことを言われると少し恥ずかしげにしていて。そして出した答えは『手を繋ぎたい』とのことで。すると恥ずかしくなったのか「…あー、やっぱり…恥ずかしいから…」と顔を赤くしながら取り消そうとして）

？いいよ、はいっ(相手が恥ずかしそうにするのを不思議そうにしては、仮とはいえ、相手と恋人であることを忘れているのか、笑顔で手を差し出していて)

……ありがとう。（彼が不思議そうにする表情を見るとなんとなく彼が自分達が仮でも恋人ということを忘れてそうだなと思い。そしてもしも恋人同士でなければ無理だったんだろうなと考えると少し複雑な笑みを浮かべながらお礼を伝えながら相手の手を握って。）

……ありがとう。（彼が不思議そうにする表情を見るとなんとなく彼が自分達が仮でも恋人ということを忘れてそうだなと思い。そしてもしも恋人同士でなければ無理だったんだろうなと考えると少し複雑な笑みを浮かべながらお礼を伝えながら相手の手を握って。）

…はるちゃん？(相手の複雑そうな笑みを見ては、なぜそんな顔をするのだろうと気になり、相手の名前を呼びつつ首を傾げて)

……ん、？…どうかした？（彼が自分の名前を呼んだ時にすぐに反応出来ずにいて。すると、彼に優しい笑みを浮かべながら尋ねて）