文／ス／ト．黒の時代．双黒組

何でもわかってます、…？僕は、中也の事なら、何でも分かっているつもりだよ？ (そう言い、中也の赤面など露知らず中也の顔に顔を近づける

どうせ戦うのは俺、…。そうかもしれないねぇ。
じゃ、僕、異能力使うの辞めてもいい？ふぁ～ぁ。(何の反省の色もなしに、中也を見つめる

んなっ！？近いっつーの！(太宰が近付くとあまりの顔の近さに驚きつつ、少し照れて頬を染め)

何言ってやがる。俺が暴走したら止めろ。あれやると体が暫くいうこときかねーの知ってるだろ

どうしたの？中也、顔が赤くなっているけれど
…熱でも出たの？(確信犯かのように微笑を浮かべそう尋ね)

そうだね。中也は暴走しちゃうと手に負えなくなるから。
僕が君の悪化を咎める。それが相棒たる務めだよ。(手に持っていた包帯を握り締め、覚悟の眼差しで)

う、うるせぇ！なんでもねぇよ(誤魔化すように大声を上げると少し太宰から距離をとり)

悪かったなぁ、手に負えなくて、、(そこに関しては本当なので素直に思った事を言い)

え、なになに、妬いてるの？(そう問えば中也の顔を見つめたまま笑い

中也は昔からこうなんだから。。僕が居ないとやってけないでしょ？ね？(声は平常だが、その目は中也への独占欲で溢れていて

ちげーよ、バーカ！勘違いすんな！テメェが顔なんて近付けるから、びっくりしただけだ！(そう言えばフイッと顔を横に向け)

別にお前なんか居なくても俺は平気だけどな(ホントは居てほしいくせに、あまのじゃくな返答をして)

中也がそんな事言っちゃうなんて、僕悲しいなぁ。(そう言いながら、わざとらしく上目遣いをして

中也…全く、素直じゃないねぇ、でも僕はそういうとこも好きだよ(そう言い、顔を背ける中也を見て反応を面白がり

なにが悲しいだ。嘘つきやがって(太宰の上目遣いに、つい流されそうになるも腕組み我慢し)

す、好き？！な、何、恥ずかしい事言ってんだよ！(頬を染めながら怒鳴り)

だって、僕中也の事好きだもん。本当だよ？(嘘っぽく見えるが、本当に好きだと思っている
恥ずかしいって、何、僕に好きって言われることが、恥ずかしい事だと思ってたの？(ニヤニヤして、相手の反応を見つつ見透かすような目を向け

は、はぁ？おまっ、俺の事からかって遊んでるんだろ(自分だってホントは太宰の事は好きだが、素直になれず背中を向けてしまい)
そりゃそうだろ、俺だって、お前のこと、、(そして小声でゴニョゴニョ話し)

中也が最初に僕のことからかって来たんじゃん。お互い様。(からかっているつもりはなく、中也を可愛がっているつもりだが、ここで本当の事を言うと中也に嫌われると思い、敢えてそう言って
え？…なーに、聞こえなーいっ。(本当は中也にそう思って貰えていた事が嬉しいが、敢えてからかう様な素振りを見せ、小声のその先を期待している

からかってねーだろ！(そんなつもりは微塵もなく心外だと言わんばかりに)

べ、別になんでねーよ！(言うのが恥ずかしいので言わずに)

何でさっきから中也、やたらと怒っているの？(何が中也を困らせているのか、無自覚な太宰、きょとんとして中也を見つめ

別になんでもないって、何でもない事はないでしょ？言ってみ給えよ～。(中也をからかうのが楽しくて、つい怒らせてしまった事を反省しつつも、からかうのが辞められず

別に怒ってねーよ。これが俺の素なんだよ(怒ってはいないと言い太宰の方を向き)

そんな事言われたって言うわけねーだろ。ほら、さっさと行くぞ(無理矢理、話しを逸らし)

それが君の素なのか…。中也って、怒る時口を尖らせる癖があるからさ、そうかと思ってたよ。(中也の事を日頃からよく観察している太宰

分かった。ささっと片付けちゃおうか。中也、暴れすぎないでよ？(そう言い、ご自慢の包帯を振りほどき、腕を鳴らし立ち上がる太宰

だから、怒ってねーっての！(何回言わすんだと思うが、口調が怒ってるようにおもわれるんだろうなと思い)


あぁ、暴走はしねーよ。(帽子を被り直すと、早速言われた場所まで太宰と向かい)

え？怒ってないの？だってすんごい真っ赤な顔してたよ？(顔が赤面していたのは、中也が太宰の言う事に照れていたからだが、あえて確認して

中也の異能は強すぎるからね。…まぁ、僕も中也の異能があるからこそ相棒やってこれてるんだけどさ。(いきなり真剣な表情になり真面目に中也の事を正直に褒めては

そ、それは、怒ってたわけじゃねーし(少し弱々しい感じに言い、急に自分の事を褒め出す相手に恥ずかしくなり)

な、何言ってんだよ。俺だってお前がいるから安心して能力使えてるわけだし(珍しく素直に思った事を言い)

あれ？中也、今日はやけに素直なんだけれど、どうかしたの？(ほんとは素直に照れている中也を見て嬉しいが、中々本音を言えずに揶揄えば

ふーん、ささ、早く任務に戻ろうか。(太宰が照れている様子など、これっぽちも人に見せた事がないので、冷静に取り繕ってはすくっと立ち去り

う、うるせぇな。俺だってたまには素直になろうと思っただけだ(やっぱ、調子狂うと帽子を被り直し)

あ、あぁ(任務に戻ろうかと言われると太宰を見て)
ところで、任務内容知ってるのか？