銀 時 _ 。 2023-05-06 13:40:34 |
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次の土曜日。
( 頭の中にある自分の非番の日を思い起こし。次の土曜日に、と。届いたビールに口をつけると、ちらっと相手を見て「絶対空けとけよ」と、念を押して。)
当たり前だろ 。銀さん嘘はつかねーから!
( 「 やっべー 、土方くんがそんな事言うなんて . . 」 と本日何度目か分からない心の中で感激の悲鳴を上げている 。そして届いた 生ビールを一口飲むと 念を押してきた貴方に少しからかうようにこう言う )
なに 、土方くん そんなに俺と出かけてぇの?
ち、ちげぇよ。
お前なら平気て約束の日忘れそうだから、言ってやってんだ。
( 彼の言葉には明らかに動揺したように顔を赤くして。視線を逸らせば、いい訳を告げまた誤魔化すようにビールを飲んで。)
そうですかぁ 、いや 、お前の中の俺の印象悪すぎねぇ?
( 貴方の赤く動揺した顔をこれでもかと目に焼きつけると 、思わずそうつっこむ 。そして 、「 好きな子との約束なんだから忘れるわけねぇだろ 」 と内心考えるがそれを口に出す程の勇気はなく )
日頃の行いを自分で振り返ってみろよ。
( 印象は良くない。だけど、こんな相手を自分はどうしようもなく好きなのだという自覚はある。最近になって認めたが、認めただけで、思いは伝えられない。)
ひっでぇ!!
( そんな貴方の気持ちを他所に 、これまた分かりやすく がーん とした顔になると 、思わず机に突っ伏して声のトーンが上がりながらそう叫ぶ 。それは銀時も同じである 。気持ちを認めてもとても告げる勇気はないのだ )
そんな風に落ち込むなら、まともになるこったな。
( 相手の様子に僅かに口元に笑みを浮かべて。僅かに酔いが回ってきたようで、頬を赤らめながらも残りのビールを飲み干し。)
え ー . . いいや 、銀さんは一生この生き方で生きていきます 、
( きりっ と セリフに似合わないキメ顔でそう言う 。
そして 、生ビールをまた一口と飲めば 、酔ってきた貴方を じ ~ と見つめて )
…ンだよ。
何かあんのか。
( 横からの視線があまりに気になるので、此方も相手を見ると。なぜそんなに見てくるのか、気まずそうに聞いてみて。ひくっと僅かに肩を揺らし。)
なぁ土方 もっかい 、笑って 。
( じ ~ とやはり見つめながらそう返す 。先程 、貴方が僅かに口元を緩めたのを見ていたのだろう 。やっぱり銀時も少し酔っているのか 顔を少し赤くしながら 、普段なら絶対に言えないような事を貴方に言って )
…は?
…酔ってんのか。もう。
( 彼の言葉に目をぱちぱちさせ、それから意味を理解するとまた恥ずかしそうに話をそらすように。酒の酔い方は互いによく似ている。そうであれば酔いが回っているのだろう。)
い ~ や 、まだまだいけるね!
( そう言うと ぐび 、と残っていたお酒を一気に飲み干す 。そして 、あ ~ うめぇ と 味わって楽しげに笑えば 、顔を赤くしている貴方をまたもや じっ と見つめる 。これは 見事に酔っているのだろう )
おい、今日の所は酔いが回らないうちに帰るぞ。
どっちも酔い潰れたら介抱できねェからな。
( 未だにこちらを見つめてくる相手に居心地悪そうにして。自分は今日はここまででやめておこうと思っているので、彼が酒を飲み終わるのを待つつもりで。 )
え ~ 、仕方ね ー な
( まぁ 、また土曜日に会えるんだったら今日はいいか 、と大人しく貴方に従いそう返す 。残っていた酒を ぐい と全て飲めば 、ふら とゆっくり立ち上がって )
オイ、大丈夫かよ。
( フラフラしている彼を僅かに気遣い、先に大将に支払いを済ませると先に店の外へ出て。もしあやしかったら万事屋まで送り届けるかと考え。)
ごちになりま ~ す!
( と 、貴方の後に着いていき外に出ると 、見事ポストに元気よく頭を下げている 。感謝する相手は全く違えど 、一応感謝はしているようで )
余裕 、余裕 ~!銀さん舐めんじゃねーぞ 、コラ
( 今度はちゃんと貴方の方を向いて 、親指を立て グッド サインする 。少しふらついてはいるが一人で帰れないこともなさそうだ ))
おう、んじゃ…土曜な。
万事屋の前まで行くから忘れんなよ。
( 彼の様子にひとまず安心すると、土曜日の待ち合わせ場所を確認してから彼に手を振り、自分も帰ると背中を向けて )
お ~!土方くんも忘れんなよ ~ !
( そういう事にきっちりしている貴方が忘れるとはあまり思えないが 、念の為 貴方にそう言うと ひらひら と手を振り貴方に背を向けて )
( 何やら万事屋からバタバタと騒がしい音が聞こえたかと思えば 、神楽と新八の声 、次に銀時の声が聞こえる 。 そして
、ガラガラと戸を開ける音がすれば銀時が出てきて )
悪ぃ 、待った?
…おせェよ。
( やっと出てきた相手を見れば、急いで出てきたのだろう。一言だけそう言うと、タバコの火を消して。「いくか」と歩き始めて。)
いや 、ごめんって 。そんで 、どこ行くの?
( こいつ待ってたのかなぁ 、なんて考えていると 貴方が歩き始めるので慌ててついて行く 。そして 、どこに行くのかと聞いて )
…これ、もらったんだよ。
( どこへ行くのか気になりながらついてくる相手に、懐から2枚のチケットを出すと相手に見せて。映画のチケット。もらったというのは本当で。)
映画?いいじゃね ー の
( 貴方の隣を歩いていると 映画のチケットを出されそう零す 。そして 、からかうような声色で 「 そんないいもんくれる友達 、土方くんにいたんだな 」 と余計な言葉を付け足す 。案外 、ただの嫉妬なのかもしれない )
友達つーか…、うちの大将からもらったんだよ。
( 局長の近藤が、お妙を映画に誘うも失敗しヤケになり自分に渡してきた。友達の発言には眉を寄せて、「うるせー」と不機嫌そうに歩き。)
あ ~ 、なんだゴリラかよ
( と 、変な心配起こして損した 、と密かに思いながらもそう返す 。だが 実際土方に気持ちを向けているものも多いのだ 、気をはらねばと勝手に決心して )
…まァ、友達がいるんなら、お前は誘わねェよな。
有難く思えよ。
( 相手が言うように友達がいないから、彼を誘ったのだ。というのは言い訳で、気になる相手と2人で出かける口実をなんとかつくりたくて近藤さんからチケットを譲ってもらったことは内緒にしておく。)
いや 、失礼なやつだな!オイ 、銀さんモッテモテだからな 。ど ー せ 土方くんも俺と遊びたくなっちゃったんだろ?
( 自分で言いながら 、悲しくなってきた 。もし銀時の言う通りならどれほど良かっただろう 。と見事な程の貴方とのすれ違いをみせ )
…、そーだよ、わりィか。
( 彼の発言にはいつもなら盾を突いて、憎まれ口をたたくところだが、唾を飲み込むと素直にそう言い。絶対に顔を見られまいと顔は彼から背けて。)
へ . . 、ま 、まじでか . .
( ここ最近で一番間抜けな声が出たかもしれない 。そう思うほど 、驚きと嬉しさが混じった間抜けな声がでた 。そんなこと言われると 、もしかして脈アリなのでは 、なんて考えてしまうから勘弁して欲しい )
へ . . 、ま 、まじでか . .
( ここ最近で一番間抜けな声が出たかもしれない 。そう思うほど 、驚きと嬉しさが混じった間抜けな声がでた 。そんなこと言われると 、もしかして脈アリなのでは 、なんて考えてしまうから勘弁して欲しい )
…、オイ。
なんか買うか?
( 相手の反応に、やはり恥ずかしくなってしまう。そうしている間に映画館に着けば、売店を見て。)
あ 、俺の分も買ってくれんの?サンキューな
( 先程のことが忘れられないが 、ひとまずは頭をリセットして落ち着こうと一人深呼吸して )
金ねェって言ってたろ。
( 受け取ったポップコーンを彼へ渡すとついでに飲み物も買って。映画がいつ始まるのかをチェックし。)
いや 何時もはもうちょっと余裕あるんだけどね 、嘘じゃないから
( 相変わらず下手な嘘をつきながら ポップコーンを受け取れば 、そろそろ行くか 、と歩きだして )
つ ー か 、これ何の映画?まさか 、またとなりのペドロとかか?
( 隣に座れば 、たまたま映画館で鉢合わせし貴方が号泣していたのを思い出す 。正直あまり泣き所が分からない作品ではあったが . . )
いや、恋愛映画らしいぞ。
俺もよくしらねェ。
( 近藤さんからもらったチケットのため、どんな映画かは全く知らず。恋愛映画ということだけ知っていて。)
ふ ~ ん 、ゴリラはアイツと恋愛映画見るつもりだったのかねぇ
( アイツ 、とはお妙のことだろう 。まさか恋愛映画だとは思わず 、そう軽く返すが内心少し焦っている 。貴方が隣でいる状態で恋愛映画なんてもの見ても大丈夫だろうか 。更に意識してしまいそうだ 。既に意識しまくりだが )
…たぶんな。
もう始まる。
( 劇場が暗くなるともう始まる感じが出る。こんな男二人で、しかも好きな相手と恋愛映画を見るなんて思いもしなかった。)
. . .
( 「 まじでか!この子!! 」と 、貴方の方をちらりと見る 。割と最初の方から映画より貴方の顔を見ていたので 、話の内容は掴めていないようだ )
ひ 、土方く ~ ん 。映画終わったよ?立てる?
( 「 涙脆い!可愛い!」 と一人心の中で叫んでいると周りの客が帰っていくのを感じ 、貴方にそう声をかけて )
な訳ねぇだろ!じゃなかった 、取り敢えずここ出るぞ
( 周りの客に色々な意味で見られている事に気付いて 、貴方を立たせようと手を取り )
いや 、お前が立たなかったんだからね!?
( 売り言葉に買い言葉でそんな事を言いつつも 、恥じらいを隠すようにすたすたと歩き出して )
…、この後どうする?
( 映画館を出たあたりで心臓のドキドキもおさまり、ようやく少し冷静になれば一応相手にこの後のことを聞き。)
え?あ ~ 、俺は何でもいーけど . . んじゃ何か食うか?
( 少し考えると 、お腹がすいてきたような気がしてそう提案する 。ポップコーンは食べたが後半は貴方を見るのに精一杯でほとんど味がしなかったのだ )
んじゃ適当になんか食うか。
( 映画館を出て、辺りを見渡すとファミレスがあり。気兼ねしなくていいかと、そこでいいか聞き。)
お ー よ 、何食おうかな ー
( 正直食べられのなら何処でもいいし 、ファミレスなら甘いものもあると考え頷けば 、歩き出して )
いや 、普通に飯も食べるから!まぁ 、パフェも食べっけど
( メニューに開けば 、「 あ これ美味しそう 」 と 楽しそうにメニューをぺらぺらとめくりはじめ)
じゃあ俺は 、これとこれと . . これも!
( と 、次々にあなたに言われた通り甘いものを頼んでいく 。パフェ 、アイスクリーム 、ショートケーキ とかなりの量で )
やっぱりあまいもんだらけじゃねェか。
( 相手が頼むものには思わず眉を顰めて。よくそんなに甘いものを食べられるなと思いつつ店員に自分も頼み。)
だってうめぇもん 。なんで甘いもんのよさが分かんねーかなぁ
( こんなに美味しいのに 、と1人で頷く 。流石の甘党っぷりである )
何言ってんだ。
…そういや、こんなふうに俺とでかけてるけど、お前…恋人とか、いねぇのか?
( 何知らぬ顔をして彼の反応には不思議そうに。ふと、隣の席にいるカップルを見て、なんとなく気になっていたことを聞いてみて。 )
恋人ぉ?いや 、銀さんモテねぇから . . うわ 、自分で言ってて悲しくなってきた!
( 貴方の質問にきょとんとした顔になれば 、しょげた顔でそう答える 。モテない . . というかそう言う感情を向けられる度にのらりくらりと交わしているだけだろう )
ひ 、土方こそどうなの?お前こそ 、モテるから居たりすんじゃねぇの?
. . じゃあ 、好きな子. . とかはいねーの?
( 自分で聞いておきながら 、居るなんて言われたら一生へこむ 、と唾を飲み込んで )
好きなやつは…いる。
( 彼の問いにはいないと答えることもできるのだが、なんとなくそう言う気分になれず。正直に。そう伝えて。)
エッ 、フーン . . へぇー . .
( まじか 、俺の恋終わった!ここで終わった!なんて 、心の中で泣き叫んでいる 。顔には出さないように . . しているつもりだ )
副長さんなら 、そんなやつイチコロじゃねーの . .
…イチコロだったらこんな苦労してねェよ。
お前は?好きなやついんのか。
( 相手の返事にため息をつくと、やはり自分など眼中にないのだと分かり、少しショックを受けながら。)
…へぇ。
( やはりいるのかと思うと、落ち込んだ気持ちはさらにどん底へ。その相手は気になるが今は聞きたくないような気持ちもあり。)
え 、何その反応 . . お前から聞いたんじゃん!
( 静かめな貴方の反応に思わず声を張り上げる 。泣きたいのは俺だ!なんて考えながら )
まぁ 、バレねぇようにしてたし
( 貴方にバレていなくて良かった 、と安心する反面 バレてしまっていた方が良かったのかもしれないなんて色々と考えて )
えー?だって墓場まで持っていくつもりだもん
( 本当にそのつもりだったのだ 。我慢出来なくてその気持ちが零れていた時はたまにあったかもしれないが .. )
…隠さなきゃいけねェ相手ってことか。
誰だよ。
( 彼の言い方からして叶わない恋だと分かっているようなそんな感じがする。どういう相手なのか気になって仕方なく。)
教えて欲しい?そうか~、気になるかぁ . . だよなぁ
( お前だよ 、の一言が言えたらいいのだろうが銀時にそんな度胸はあるはずもなく )
じゃあ 、ヒントあげっから 、当ててみろよ
あぁ、上等だ。
つまり、俺も知ってる相手ってことだろ?余裕だな。
( こうなったら何がなんでも知りたいので、クイズだろうが何だろうが受けて立つと乗り気で )
まずね 、黒髪サラサラヘアー
( こいつ 、ほんとに当てれんのかな . . なんて考えながらもヒントを出していき )
それで 、ヘビースモーカーで口が悪い
マヨラー……??
それって…。
( まさか、万が一にもないと思うがその相手というのは自分なのだろうかと言葉を飲みこみ。 )
あと . . あとは 、頭良いけど喧嘩っぱやくて 、たまーに 、笑ってくれる顔がすげー可愛い!
( 恥ずかしいことを言っている自覚があるようで 、少し目を逸らして )
……っ、ま、さかと思うが
それって、俺のことじゃないよな。
( 相手の顔をみて、何て表情してんだ、とこちらまで恥ずかしくなり。おそるおそる聞いてみて。)
ぁ ー . . ぅ ー
( バレてしまった 、と焦る気持ちと 、もう告白してやろうか 、でもこいつ好きな人いるんだよな 、と色々な考えが頭をよぎった末 、勢いよく立ち上がり )
おめーの事ですけど
…っ。
( 立ち上がった相手を見ると、コイツ冗談で言ってるわけではなさそうだと分かるが。なぜ自分のことが、と考えを巡らせ。思い切って口を開き。)
…俺の好きなやつは、天パで、どうしようもなくアホで、万年金欠だし、極度の甘党。…誰だか分かるか?
…お前のことだよ。
( 相手の間抜けな顔には僅かに笑みを浮かべ、もう言ってしまえとこちらも告白を。)
じゃなかったら、こんな貴重な休みの日に出かけねェよ。
は 、えっ 、ま 、え?
( 困惑しすぎて意味のわからない言葉を発していて )
好きぃ . . .
( と 、がたんと音を立てて机に突っ伏して )
あ ~ 、どうすっか . . .
( ふむ 、と考える素振りを見せる 。正直これでもかと言うほど今は幸せだが 、まだ貴方と一緒に入れると思うと自然と笑みが零れ )
…もう腹はいっぱいだしな。
そういや、今日は眼鏡とチャイナ娘は万事屋にいんのか。
( 行く場所もなかなか思いつかずにいると、ふと万事屋にはあの二人はいるのか聞いてみて。)
. .!土方くん 、万事屋行こう!
( 思い出したような顔になれば 、声を大きくする 。どうやら 、万事屋には二人共 居ないようだ )
なんだ、いねェのか。2人とも。
んじゃ、お邪魔する。
( 2人ともいないことがわかると、このままどこかへ行くと言うよりかは2人でゆっくり出来る場所へ行くのがいいということで賛成し。)
. . . な 、なぁ 、告白もう一回やろうぜ 。ファミレスで告白とかだせーじゃん
( 静かに歩いていたと思えば 、いじけたような顔でそんなことを言い出す 。ファミレスで自分の気持ちを伝えたことが気に入らないようだ )
…はぁ?
おま…っ、男子中学生かよ。
( 隣を歩いている相手の言葉におもわず吹き出して。まるで初恋の相手に告白をする男子中学生のような言葉にはツッコミを入れて。)
だ 、だってすげーダサかったじゃん 俺!何笑ってんだ!
( 突然吹き出した貴方に 、俺は真剣なんだぞ!とすこし赤くなった顔で睨んでみるが 、格好は付かず )
だっておま、告白のやり直しって…
とりあえず万事屋についたらな
( 何だかおかしくて笑えば、ひとまず万事屋についたら話をしようと提案し。)
あのなぁ、
モテるモテるって言うが、好きじゃねェ相手にモテても嬉しくねぇんだよ。
( 相手の言葉にはふっと小さく笑った後、少し恥ずかしそうにそんなセリフを投げ捨てて。気がつくと万事屋についており。)
. . ッ ~~ 土方くんかっこいい ッ . . イケメン!
( ほわ 、とした顔で貴方を見れば ぽろりとそう零す 。今度からは周りの人に俺の彼氏だから!と自慢してやろうと密かにか考え )
. . ッ ~~ 土方くんかっこいい ッ . . イケメン!
( ほわ 、とした顔で貴方を見れば ぽろりとそう零す 。今度からは周りの人に俺の彼氏だから!と自慢してやろうと密かにか考え )
え 、なにが?
( 特に気まずいとは思っていないのか 、きょとんとした顔で聞き返す )
てか 、それより 土方くんやっぱ今日帰っちまう?何時くらい?
泊まってけばいいのに
( なんて 、貴方の返事も待たず願望を口にして )
…天然かよ。
急に泊まりって言われても、何も持ってきてねェよ。
( まさか天然かと思うも深堀はせず。泊まりとなると着替えなどもないしと考え)
えー 、それは . . 俺の着流し着ればいいよ 。お 、いいなそれ
( 少し考え 一つ案を出せば 、頭の中で考えうんうんと頷いて )
俺の着流し来てる土方くんとか やべーな 、うん
…なぁ、俺の事いつから好きだったんだ?
( 不意に気になったことを聞いてみるも、言ってから恥ずかしくなり視線は逸らし )
気付いたのはちょっと前 。多分 、お前のこと好きになったのはもうちょっと前だけど 、俺もそういう気持ちって気付かなかったし
( 言い終われば 、思っていたより恥ずかしかったのか 、誤魔化すように後頭部をかいて )
…へぇ。
まぁ。俺も最近気付いたからな。
( 自分も相手と同じようなもの。しかしお互いを想いあっていたとは、全く気づかなかった。)
じゃあ 、土方くんは俺のどこに惚れたの?
( と 、急にグイグイとくる 。逆に全て吹っ切れたのかもしれない 。にまにまと笑みを浮かべて )
…いい加減だけど、やるときはやるところとか
自分の芯をきちんと持ってるところ
( 普段なら絶対こんなこと言わないが、今は酒の勢いもあり。)
くぅぁ ~~ ッ !かわいい . .
( よく分からない呻き声を上げれば 、机に顎を置いて「 俺もうちょっとちゃんとするわ 」と てれ 、とした顔を見せ )
ちょっと抜けてるとことか 、隊士の前でのかっこいい土方くんも好き
( にやにやと嬉しそうに笑いながら貴方の目を見つめ )
後は 、マヨネーズ食べて美味そうにしてるところとかも
いや 、ずっと言わねぇだけで思ってたけど?
( 何言ってんだ 、という顔で返す 。実際貴方を見る度に色々なことを考えていたのだ 。めちゃくちゃヤバいやつに見えてしまうが )
. . ッ ~~ 、すげー似合ってるよ
( 可愛い!最高!と叫びそうになるが引かれそうだな 、とふと頭に過りなんと堪えると控えめに貴方を褒める 。今頃である )
…なんか、変な感じだな。
( 普段相手が着ているものを自分が着ているというのは何だか嬉しいような恥ずかしいようなむず痒い気持ちになり。)
いや 、すんげぇ似合ってるって 。なんなら 、毎日着てくれても . . .
( 今のうちに目に焼き付けておこうと 、じっと見ながらも 、なんて冗談なのか本気なのか分からないことを言い出し )
毎日は着ねぇよ。
…たまになら着てやってもいいけどな。
( 相手の反応には思わず、ツンとした態度をとってしまうも、その後で本音も少し加えて。)
はぁい
( もう少し貴方を愛でたい所だが 、ひとまず大人しく従おう と立ち上がる )
あ 、寂しくても泣かないでちゃんと待っててね
( 手をひらひら言えば軽口を言い風呂場へ向かい )
( ふと、煙草が吸いたくなるも、部屋の中ではさすがに、と外出で吸うかと思えば、着流しに煙草の匂いがつくのもなと思い、やめて。)
…ふーん。
泊まるとは言ったけど、俺の分の布団あんのか?
( いつも通りだと言われるとそうかと納得し。ふと、この後寝るとしても自分の分の布団はあるのか気になり聞いてみて。)
予備の布団があったような気がしないこともねぇな
( やっべー 、あったかな 、なんて記憶を頼りに頭を回す )
まぁ 、最悪 俺がソファで寝るわ
はぁ?いやなんで?俺の布団そんな匂わないから!大丈夫だから!
( だから土方くんは布団で寝ろよ 、と貴方が首を横に振る理由が分からないらしく )
そんなわけじゃなくて、泊まらせてもらう側がソファで寝るのは当然だろ。
( 匂うとかそんなことを気にはしておらず、ただ担に泊まらせてもらうのに主の布団を使う訳にはいかないと伝えて。)
え ~ 、いやでもおめぇをソファで寝させんのはなんというか . .
( と 、やはり納得いかない様子である 。ふむ 、と少し考えた末 、一つ意見を出して )
じゃ 、一緒に寝るか 。おー 、我ながらいい提案じゃね?
大丈夫 、大丈夫 。恋人っつーもんは狭い布団の中一緒に寝るもんなんだよ
( 何が大丈夫なのか 、恋人に対して謎の偏見をさぞ当たり前という顔で述べて )
おう 。んじゃ 、布団用意してくるわ
( よいしょ 、と貴方の気も知らず立ち上がり布団を用意しに行く 。と言いつつ 、ちゃんと寝れるか 、変な寝言とか言ったらどうしよう 、なんて意味のわからない心配をしている )
. . . 抱きつき合えば 、なんとか いけるだろ 、うん
( まぁ本当の目的は貴方と近距離になることなのだが 、言う訳もなく )
いーや 、いけるね 。いけるから
( 本当にこのまま寝るつもりなのか 、いや このまま貴方と寝たいのだけだろう 。貴方の方を向きながら 、距離を近くし )
ちょ 、その可愛い顔やめて 。銀さん紳士だから 、流石に一日目はなんもしないから
( と 、一人でなにやら言い出せば貴方の目を勝手に手で隠す 。そして数秒すれば手を離し )
よーし 、寝るか
んじゃ 、おやすみ
( 電気を消せば 、瞼を閉じ寝ようとする 。だが 、この状況でこの男が寝られるわけなく )
なー 、土方ぁ 。面白い話して
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